JP2016126278A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、変倍比が高く、且つ、ズーム全域において高い結像性能を実現すると共に、迅速なフォーカシングを可能とし、フォーカス制御性の良好なズームレンズ及び撮像装置を提供することを目的とする。
1−1.ズームレンズの光学構成
本件発明に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、負の屈折力を有する第5レンズ群とを備え、フォーカシングの際、少なくとも当該第5レンズ群が光軸上を移動し、以下の条件式(1)から条件式(3)を満足することを特徴とする。
本件発明に係るズームレンズは、第5レンズ群をフォーカス群としている。当該ズームレンズにおいて、第5レンズ群は、全系で最も径の小さいレンズで構成することが容易であり、フォーカス群の軽量化を図ることができ、迅速なフォーカシングを実現することができる。このとき、第5レンズ群は、正レンズ及び負レンズの接合レンズからなることが好ましい。このようにフォーカス群を上記接合レンズにより構成することで、フォーカス群の一層の軽量化を図ることができ、より迅速なフォーカシングを実現することができる。また、正レンズ及び負レンズの接合レンズにより第5レンズ群を構成することにより、物体距離によらずズーム全域において、諸収差、特に、球面収差及び軸上収差を良好に補正することができ、フォーカス全域において良好な結像性能を得ることができる。
本件発明に係るズームレンズにおいて、第3レンズ群及び第4レンズ群のうちいずれか一方のレンズ群は、負の屈折力を有し、且つ、光軸と垂直な方向に移動させることにより像を移動させる防振群としての部分レンズ群VCを備えることが好ましい。但し、光軸と垂直な方向には、部分レンズ群VCの移動方向が光軸に対して垂直である場合に加えて、部分レンズ群VCの移動方向に光軸に対して垂直成分を含む場合も含まれるものとする。この部分レンズ群VCを設けることで、撮像時の手振れ等の振動に起因して像ブレが生じたときに、部分レンズ群VCを光軸と垂直な方向に移動させることにより、像ブレを補正することができる。部分レンズ群VCは、第3レンズ群及び第4レンズ群のいずれか一方に設けられればよく、その具体的な態様は特に限定されるものではないが、例えば、次の形態が好ましい。
本件発明に係るズームレンズにおいて、第2レンズ群は、少なくとも3枚以上の負レンズと、1枚以上の正レンズとを含むことが好ましい。当該ズームレンズの変倍比を高くする上で、第2レンズ群は少なくとも3枚以上の負レンズで構成し、第2レンズ群に強い負の屈折力を配分することが好ましい。このとき、第2レンズ群に少なくとも1枚の正レンズを配置することで、ズーム全域において良好に収差補正を行うことができる。この場合、第2レンズ群は、物体側から順に、正レンズ及び負レンズからなる接合レンズと、負レンズ及び正レンズからなる接合レンズと、負レンズとを少なくとも含む構成とすることが好ましい。当該レンズ構成を採用することにより、上記効果をより確実なものとすることができる。
本件発明に係るズームレンズにおいて、第5レンズ群の像側に、正の屈折力を有する最終レンズ群を設けることが好ましい。本件発明に係るズームレンズは、物体側から順に、正・負・正・正・負のパワー配列を有し、少なくとも5つのレンズ群を備える。このとき、第5レンズ群の像側に、正の屈折力を有する最終レンズ群を設けることで、第5レンズ群に強い負の屈折力を配分させることができ、フォーカシングの際の第5レンズ群の移動量を小さくすることができ、全長の小型化を図ることができる。
本件発明に係る光学系において、絞りの配置は特に限定されるものではない。絞りが光学系内のどの位置に配置された場合であっても、本件発明に係る光学的効果を得ることができる。また、当該絞りは、像面に対して固定であってもよいし、移動可能に構成されてもよい。いずれの場合であっても、本件発明に係る光学的効果を得ることができる。
次に、変倍時の各レンズ群の動作について説明する。本件発明に係るズームレンズにおいて、変倍時における各レンズ群の動作は特に限定されるものではなく、移動群の数等も特に限定されるものではない。しかしながら、物体側から順に配置される正・負・正・正・負の5つのレンズ群のうち、少なくとも3つのレンズ群を移動させることが好ましい。少なくとも3つのレンズ群を移動させることにより、高変倍比を実現しやすく、且つ、ズーム全域において収差を良好に補正することができる。以下、各レンズ群毎に好ましい形態について述べる。
次に、各条件式について説明する。上述したとおり、本件発明に係るズームレンズは、上記構成を採用すると共に、下記条件式(1)〜条件式(3)を満足することを特徴とする。
条件式(1)は、第2レンズ群の変倍比、すなわち第2レンズ群の望遠端における横倍率と広角端における横倍率の比を規定する式である。条件式(1)を満足させることにより、所定の変倍比を得る上で、第2レンズ群の変倍比を適切な値に設定することができる。
条件式(2)は、第3レンズ群以降のレンズ群による合成変倍比、すなわち第3レンズ群以降の望遠端の合成横倍率と広角端における合成横倍率の比を規定する式である。条件式(2)を満足させることで、所定の変倍比を得る上で、第3レンズ群以降のレンズ群による合成変倍比を適切な値に設定することができる。
1.10 < | Zb | < 1.35 ・・・(2’’)
条件式(3)は、フォーカス群の移動量に対する像面の移動量の比を規定する式である。条件式(3)を満足させることにより、フォーカス群の位置敏感度を適切に設定することができ、フォーカシングの際のフォーカス群の移動量を適切な範囲内にすることができ、フォーカス制御性が良好になる。
2.75 < |(1−β5t2)×βmt2| < 7.0 ・・・(3’’)
本件発明に係るズームレンズは、上記条件式(1)から条件式(3)と共に、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
本件発明に係るズームレンズにおいて、第4レンズ群が下記条件式(5)を満足することが好ましい。
本件発明に係るズームレンズにおいて、第5レンズ群が下記条件式(6)を満足することが好ましい。
本件発明に係るズームレンズが、第3レンズ群又は第4レンズ群のいずれかに負の屈折力を有する上記部分レンズ群VCを有する場合、下記条件式(7)を満足することが好ましい。
次に、本件発明に係る撮像装置について説明する。本件発明に係る撮像装置は、ズームレンズと、当該ズームレンズによって形成される像を受光する撮像素子とを備えたことを特徴とする。ここで、ズームレンズとして、上述した本件発明に係るズームレンズを用いることができる。一方、撮像素子等に特に限定はなく、CCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子等も用いることができ、本件発明に係る撮像装置は、デジタルカメラやビデオカメラ等のこれらの固体撮像素子を用いた撮像装置に好適である。また、当該撮像装置は、レンズが筐体に固定されたレンズ固定式の撮像装置であってもよいし、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ等のレンズ交換式の撮像装置であってもよいのは勿論である。
図1は、本件発明に係る実施例1のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表1に当該ズームレンズのレンズデータを示す。表1において、「面番号」は物体側から数えたレンズ面の順番(面番号)、「S」は開口絞り、「r」はレンズ面の曲率半径、「d」はレンズ面の光軸上の間隔、「nd」はd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率、「νd」はd線に対するアッベ数をそれぞれ示している。
図5は、実施例2のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例2のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、負の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表3は、当該ズームレンズのレンズデータである。表4(4−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表4(4−2)は、表3に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表4(4−3)は、表3に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図6、図7及び図8はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
図9は、実施例3のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例3のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表5は、当該ズームレンズのレンズデータである。表6(6−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表6(6−2)は、表5に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表6(6−3)は、表5に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図10、図11及び図12はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
図13は、実施例4のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例4のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表7は、当該ズームレンズのレンズデータである。表8(8−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表8(8−2)は、表7に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表8(8−3)は、表7に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図14、図15及び図16はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
図17は、実施例5のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例5のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表9は、当該ズームレンズのレンズデータである。表10(10−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表10(10−2)は、表9に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表10(10−3)は、表9に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図18、図19及び図20はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
図21は、実施例6のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例6のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表11は、当該ズームレンズのレンズデータである。表12(12−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表12(12−2)は、表11に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表12(12−3)は、表11に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図22、図23及び図24はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
図25は、実施例7のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例7のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表13は、当該ズームレンズのレンズデータである。表13においてレンズ面が非球面である場合には、面番号の次に「ASP」を付し、曲率半径rの欄には近軸曲率半径を示している。表14(14−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表14(14−2)は、表13に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表14(14−3)は、表13に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。表14(4−4)は、表13に示した非球面について、その形状を次式で表した場合の非球面係数及び円錐定数を示す。
z=ch2/[1+{1-(1+k)c2h2}1/2]+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10・・・
(但し、cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、kは円錐係数、A4、A6、A8、A10・・・は、各次数の非球面係数とする。)
図29は、実施例8のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例8のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表15は、当該ズームレンズのレンズデータである。表16(16−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表16(16−2)は、表15に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表16(16−3)は、表15に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図30、図31及び図32はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
図33は、実施例9のズームレンズの光学系の構成を示すレンズ断面図である。実施例9のズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、負の屈折力を有する第6レンズ群G6と、正の屈折力を有する第7レンズ群G7とから構成される。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例について説明する。表17は、当該ズームレンズのレンズデータである。表18(18−1)は、当該ズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端におけるそれぞれの焦点距離(f)、F値(Fno)、半画角(ω)であり、表18(18−2)は、表17に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における無限遠合焦時の間隔を示す。表18(18−3)は、表17に示したレンズ面の光軸上の可変間隔であって、広角端、中間焦点距離、望遠端における近距離合焦時の間隔を示す。また、図34、図35及び図36はそれぞれ広角端、中間焦点距離及び望遠端における当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。
G2・・・第2レンズ群
G3・・・第3レンズ群
G4・・・第4レンズ群
G5・・・第5レンズ群
GB・・・最終レンズ群
VC・・・部分レンズ群(防振群)
S ・・・開口絞り
IP・・・像面
Claims (13)
- 前記第1レンズ群は変倍時、固定であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 前記第5レンズ群の像側に、変倍時及び合焦時に固定の最終レンズ群を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍時、像側に移動する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 変倍時、少なくとも3つのレンズ群が移動する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群は、少なくとも3枚以上の負レンズと、1枚以上の正レンズとを含む請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 前記第5レンズ群は正レンズ及び負レンズの接合レンズからなる請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 広角端から望遠端への変倍時、ズームの中間位置における前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との光軸上の間隔は、広角端及び望遠端における当該間隔よりも大きい請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のズームレンズ。
- 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のズームレンズと、当該ズームレンズによって形成される像を受光する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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