JP2016125967A - 磁気センサ装置および検出装置 - Google Patents

磁気センサ装置および検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の磁気抵抗素子を直列に接続した複数の磁気センサの中点から検出結果を共通の出力線を介して適正に出力することのできる磁気センサ装置、および当該磁気センサ装置を備えた検出装置を提供すること。【解決手段】磁気センサ装置10のセンサ回路15では、複数の磁気センサ20の第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22との中点25が共通の出力線61に接続されており、複数の磁気センサ20の検出結果は、共通の出力線61を介して出力される。切り換え回路90は、例えば、出力線61aを介して磁気センサ20aの中点25から出力線61aを介して検出結果を出力する際、磁気センサ20aの両端に駆動電位Vddおよびグランド電位GNDを印加するが、同一の出力線61aに中点25が接続された他の磁気センサ20d、20gに接続する給電線66b、67b、66c、67cを出力線61aと同一電位にする。【選択図】図2

Description

本発明は、磁気抵抗素子を備えた磁気センサ装置、および検出装置に関するものである。
紙幣や有価証券等のシート状媒体では、偽造を防止するために磁気インク等を用いた印刷が施されている。かかるシート状媒体は、磁気抵抗素子を備えた磁気センサによって、所定の位置に磁気インク等によって印刷が施されているか否かを検出すれば、シート状媒体の真偽を判定することができる(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−35701号公報 特開2009−3678号公報
シート状媒体全体から磁気インク等による印刷位置等を効率よく検出するには、磁気センサを複数用いる必要がある。その場合、複数の磁気センサの各々から出力線を引き回した構成では、回路構成が複雑になってしまい、磁気センサ装置のコストが増大する。従って、1本の出力線に複数の磁気センサを接続し、出力線から検出結果を時系列的に出力することが好ましい。しかしながら、2つの磁気抵抗素子を直列に接続した磁気センサの場合、その中点から検出結果を出力するため、選択された磁気センサでの検出結果を出力線を介して出力する際、非選択状態にある他の磁気センサでの検出結果が影響してしまうという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、複数の磁気抵抗素子を直列に接続した複数の磁気センサの中点から検出結果を共通の出力線を介して適正に出力することのできる磁気センサ装置、および当該磁気センサ装置を備えた検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る磁気センサ装置は、一方端と他方端との間に第1磁気抵抗素子と第2磁気抵抗素子とが直列に電気的に接続された複数の磁気センサを備えたセンサ回路を有し、当該センサ回路が前記複数の磁気センサの検出結果を時系列的に出力する磁気センサ装置であって、前記複数の磁気センサには、少なくとも第1磁気センサおよび第2磁気センサが含まれており、前記センサ回路は、前記第1磁気センサの前記一方端に電気的に接続された第1給電線と、前記第1磁気センサの前記他方端に電気的に接続された第2給電線と、前記第2磁気センサの前記一方端に電気的に接続された第3給電線と、前記第2磁気センサの前記他方端に電気的に接続された第4給電線と、前記第1磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点、および前記第2磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点に接続された第1出力線と、前記第1給電線、前記第2給電線、前記第3給電線、および前記第4給電線の電位を切り換える切り換え回路と、を有し、前記切り換え回路は、前記第1出力線から前記第1磁気センサの検出結果を出力する第1期間では、前記第1給電線に第1電位を印加し、前記第2給電線に前記第1電位より低電位の第2電位を印加し、前記第3給電線および前記第4給電線を前記第1出力線と同一電位とし、前記第1出力線から前記第2磁気センサの検出結果を出力する第2期間では、前記第3給電線に前記第1電位を印加し、前記第
4給電線に前記第2電位を印加し、前記第1給電線および前記第2給電線を前記第1出力線と同一電位とすることを特徴とする。
本発明における「給電線」「出力線」とは、電気的な経路を意味しており、その形態は、線状に限らず、平面状の導電パターンやブロック状の導電部材でなくてもよい。
本発明では、複数の磁気センサ(第1磁気センサおよび第2磁気センサ)の中点が共通の出力線(第1出力線)に接続されており、複数の磁気センサ(第1磁気センサおよび第2磁気センサ)の検出結果は、共通の出力線(第1出力線)を介して出力される。このため、出力線の数が少なく済むので、磁気センサ装置の構成を簡素化することができる。また、切り換え回路は、第1出力線を介して第1磁気センサの中点から検出結果を出力する際、第3給電線および第4給電線を第1出力線と同一電位にするため、第2磁気センサの中点は、第1磁気センサの中点の電位(第1出力線の電位)と同一となる。従って、第1磁気センサの検出結果の出力に第2磁気センサが影響を及ぼしにくい。また、切り換え回路は、第1出力線を介して第2磁気センサの中点から検出結果を出力する際、第1給電線および第2給電線を第1出力線と同一電位にするため、第1磁気センサの中点は、第2磁気センサの中点の電位(第1出力線の電位)と同一となる。従って、第2磁気センサの検出結果の出力に第1磁気センサが影響を及ぼしにくい。それ故、複数の磁気センサの検出結果を共通の出力線(第1出力線)を介して適正に出力することができる。
本発明において、前記複数の磁気センサは、さらに、第3磁気センサおよび第4磁気センサを含み、前記第1給電線は、前記第3磁気センサの前記一方端に電気的に接続され、前記第2給電線は、前記第3磁気センサの前記他方端に電気的に接続され、前記第3給電線は、前記第4磁気センサの前記一方端に電気的に接続され、前記第4給電線は、前記第2磁気センサの前記他方端に電気的に接続され、前記第3磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点、および前記第4磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点に接続された第2出力線を有し、前記切り換え回路は、前記第2出力線から前記第3磁気センサの検出結果を出力する第3期間では、前記第1給電線に前記第1電位を印加し、前記第2給電線に前記第2電位を印加し、前記第3給電線および前記第4給電線を前記第2出力線と同一電位とし、前記第2出力線から前記第4磁気センサの検出結果を出力する第4期間では、前記第3給電線に前記第1電位を印加し、前記第4給電線に前記第2電位を印加し、前記第1給電線および前記第2給電線を前記第2出力線と同一電位とすることが好ましい。かかる構成によれば、第3磁気センサの出力結果に第4磁気センサが影響を及ぼしにくく、第4磁気センサの出力結果に第3磁気センサが影響を及ぼしにくい。それ故、複数の磁気センサの検出結果を共通の出力線(第2出力線)を介して適正に出力することができる。
本発明において、前記センサ回路は、前記第1出力線および前記第2出力線に接続して当該第1出力線の電位および当該第2出力線の電位を選択して共通の出力線に出力する選択回路を備えていることが好ましい。かかる構成によれば、共通の出力線を介して第1磁気センサ、第2磁気センサ、第3磁気センサおよび第4磁気センサの検出結果を出力することができる。
本発明において、前記切り換え回路は、前記第1期間および前記第3期間では、前記第3給電線および前記第4給電線を前記共通出力線と同一電位とし、前記第2期間および前記第4期間では、前記第1給電線および前記第2給電線を前記共通出力線と同一電位とすることが好ましい。
本発明において、前記センサ回路として、第1センサ回路および第2センサ回路を有し、前記第1センサ回路の前記第1磁気センサと前記第2センサ回路の前記第1磁気センサ
との差動出力、および前記第1センサ回路の前記第2磁気センサと前記第2センサ回路の前記第2磁気センサとの差動出力を算出する演算回路を有している構成を採用することができる。
本発明に係る磁気センサ装置は、例えば、シート状媒体識別装置やエンコーダ等、磁性媒体の種類または移動を検出する検出装置に用いることができる。この場合、検出装置は、磁性媒体と前記複数の磁気センサとを対向させた状態で当該複数の磁気センサに対して前記磁性媒体を該磁性媒体の面内方向に沿う方向に相対移動させる移動機構を有していることを特徴とする。
本発明では、複数の磁気センサ(第1磁気センサおよび第2磁気センサ)の中点が共通の出力線(第1出力線)に接続されており、複数の磁気センサ(第1磁気センサおよび第2磁気センサ)の検出結果は、共通の出力線(第1出力線)を介して出力される。このため、出力線の数が少なく済むので、磁気センサ装置の構成を簡素化することができる。また、切り換え回路は、第1出力線を介して第1磁気センサの中点から検出結果を出力する際、第3給電線および第4給電線を第1出力線と同一電位し、第1出力線を介して第2磁気センサの中点から検出結果を出力する際、第1給電線および第2給電線を第1出力線と同一電位にする。このため、複数の磁気センサの検出結果を共通の出力線(第1出力線)を介して適正に出力することができる。
本発明を適用したシート状媒体識別装置の説明図である。 本発明を適用した磁気センサ装置の回路構成を示す説明図である。 本発明を適用した磁気センサ装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明を適用した別の磁気センサ装置の説明図である。
以下、図面を参照して、本発明を適用した磁気センサ装置、および磁気センサ装置を備えたシート状媒体識別装置(検出装置)を説明する。
(シート状媒体識別装置の構成)
図1は、本発明を適用したシート状媒体識別装置の説明図であり、図1(a)、(b)は、シート状媒体識別装置全体のブロック図、およびシート状媒体識別装置に用いた磁気センサの説明図である。
図1(a)において、シート状媒体識別装置100は、紙幣や有価証券等のシート状媒体1の種類や真偽を識別するための検出装置である。シート状媒体1は、所定位置に磁気インクによって印刷が施された磁性媒体である。シート状媒体識別装置100は、投入されたシート状媒体1を矢印Aで示す方向に搬送するベルトコンベア等の搬送機構110(移動機構)と、シート状媒体1の搬送経路においてシート状媒体1に対向する磁気センサ装置10を有している。本形態において、磁気センサ装置10は、シート状媒体1の搬送方向Aに交差する方向(矢印Bで示す方向)に延在するセンサヘッド11と、センサヘッド11を制御する制御部12とを有している。
センサヘッド11は、複数の磁気センサ20と、複数の磁気センサ20を保持するホルダ30と、複数の磁気センサ20に対してシート状媒体1とは反対側に設けられた磁石40と、磁石40および複数の磁気センサ20を覆うキャップ50とを有している。キャップ50は、ホルダ30と固定されている。本形態において、磁気センサ20は、センサヘッド11の延在方向(シート状媒体1の搬送方向Aに交差する方向B)に複数配置されて
いる。制御部12は、回路基板121に実装された電子部品(図示せず)等によって構成されており、複数の磁気センサ20に対する給電や、複数の磁気センサ20での検出結果の出力を制御している。かかる構成のシート状媒体識別装置100において、搬送機構110(移動機構)は、シート状媒体1と磁気センサ装置10の磁気センサ20とを対向させたまま、シート状媒体1の面内方向に沿う方向にシート状媒体1と磁気センサ装置10の磁気センサ20とを相対移動させる。
シート状媒体識別装置100は、例えば、磁気センサ装置10の制御部12から磁気センサ20での検出結果が出力される増幅回路120と、増幅回路120から増幅された信号が出力されるサンプルホールド回路130と、サンプルホールド回路130から所定のタイミングで信号が出力されるA/D変換回路140とを有している。A/D変換回路140で生成されたデジタル信号は、マイクロコンピュータ150の判別回路160に出力される。マイクロコンピュータ150は、シート状媒体1の種類や真偽を判定するための判別データ等が格納されたメモリ170と、サンプリング信号回路180とを備えている。サンプルホールド回路130およびA/D変換回路140は、サンプリング信号回路180から出力された信号に基づいて、所定のタイミングで判別回路160に信号を出力する。
図1(b)に示すように、磁気センサ20では、一方端28と他方端29との間に第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22とが直列に接続されており、第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22との中点25から検出結果をアナログ信号として出力する。ここで、一方端28は、第1磁気抵抗素子21の第2磁気抵抗素子22とは反対側の端部からなり、他方端29は、第2磁気抵抗素子22の第1磁気抵抗素子21とは反対側の端部からなる。
(磁気センサ装置10の構成)
図2は、本発明を適用した磁気センサ装置10の回路構成を示す説明図である。なお、本発明に係る磁気センサ装置10において、磁気センサ20の数は複数であれば、その数は限定されることがないが、図2には、磁気センサ20の数が9個の場合を例示してある。また、図2では、複数の磁気センサ20がマトリクス状に配置されているが、図1を参照して説明したように、複数の磁気センサ20は、シート状媒体1の搬送方向Aに対して交差する方向Bに配列されている。
また、図2に示す複数の磁気センサ20のうち、例えば、磁気センサ20aが本発明における「第1磁気センサ」に相当し、磁気センサ20dが本発明における「第2磁気センサ」に相当し、磁気センサ20bが本発明における「第3磁気センサ」に相当し、磁気センサ20eが本発明における「第4磁気センサ」に相当する。また、複数の給電線66、67のうち、給電線66aが本発明における「第1給電線」に相当し、給電線67aが本発明における「第2給電線」に相当し、給電線66bが本発明における「第3給電線」に相当し、給電線67bが本発明における「第4給電線」に相当する。また、複数の出力線61のうち、出力線61aが本発明における「第1出力線」に相当し、出力線61bが本発明における「第2出力線」に相当する。また、複数の磁気センサ20はいずれも同一の構成を有していることから、図2では、磁気センサ20a、20bに対してのみ、第1磁気抵抗素子21、第2磁気抵抗素子22、中点25、一方端28、および他方端29の符号を付し、他の磁気センサ20については、これらの符号を省略する。
図2に示すように、磁気センサ装置10のセンサ回路15は、一方端28と他方端29との間に第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22とが直列に電気的に接続された複数の磁気センサ20(磁気センサ20a、20b・・、20i)と、複数の磁気センサ20(磁気センサ20a、20b・・、20i)の一方端28に電気的に接続された複数の
給電線66(給電線66a、66b、66c)と、複数の磁気センサ20の他方端29に電気的に接続された複数の給電線67(給電線67a、67b、67c)と、複数の磁気センサ20(磁気センサ20a、20b・・、20i)の中点25に電気的に接続された複数の出力線61(出力線61a、61b、61c)とを有している。
より具体的には、複数の磁気センサ20のうち、磁気センサ20a(第1磁気センサ)の一方端28には給電線66a(第1給電線)が接続され、磁気センサ20aの他方端29には給電線67a(第2給電線)が接続されている。給電線66aは、磁気センサ20b(第3磁気センサ)および磁気センサ20cの一方端28に電気的に接続され、給電線67aは、磁気センサ20bおよび磁気センサ20cの他方端29に電気的に接続されている。
磁気センサ20d(第2磁気センサ)の一方端28には給電線66b(第3給電線)が接続され、磁気センサ20dの他方端29には給電線67b(第4給電線)が接続されている。給電線66bは、磁気センサ20e(第4磁気センサ)および磁気センサ20fの一方端28に電気的に接続され、給電線67bは、磁気センサ20eおよび磁気センサ20fの他方端29に電気的に接続されている。
磁気センサ20g、20h、20iの一方端28には給電線66cが接続され、磁気センサ20g、20h、20iの他方端29には給電線67cが接続されている。
磁気センサ20a、20d、20gの中点25には出力線61a(第1出力線)が接続されている。磁気センサ20b、20e、20hの中点25には出力線61b(第2出力線)が接続されている。磁気センサ20c、20f、20iの中点25には出力線61cが接続されている。
給電線66は、電源線68から供給された駆動電位Vdd(第1電位)を磁気センサ20に供給するための配線であり、給電線67は、グランド線69から供給されたグランド電位(第2電位)を磁気センサ20に供給するための配線である。ここで、駆動電位Vddは正の定電位であり、グランド電位(第2電位)は、駆動電位Vdd(第1電位)より低い電位である。
本形態の磁気センサ装置10において、複数の出力線61は、マルチプレクサ等からなる選択回路70に接続されている。また、選択回路70からは、図1(a)に示す増幅回路120に信号を出力する共通の出力線80が延在しており、出力線80の途中位置にバッファ回路85が挿入されている。
また、磁気センサ装置10には、図1(a)を参照して説明したサンプリング信号回路180から出力された信号に基づいて、給電線66、67に印加する電位を切り換える切り換え回路90が設けられている。
切り換え回路90は、複数の給電線66と電源線68との各間に設けられた複数のスイッチ91(スイッチ91a、91b、91c)と、複数の給電線67とグランド線69との各間に設けられたスイッチ92(スイッチ92a、92b、92c)とからなるスイッチ部93(スイッチ部93a、93b、93c)を複数、有している。複数のスイッチ部93(スイッチ部93a、93b、93c)の各々において、スイッチ91、92は、同時に開閉動作を行う。また、切り換え回路90は、共通の出力線80に接続されたフィードバックアンプ95を有しており、フィードバックアンプ95の出力線96は、共通の出力線80と同一電位となる。
このように構成した切り換え回路90において、スイッチ91、92は、複数の磁気センサ20のうち、出力線61を介して検出結果を出力する磁気センサ20(選択された磁気センサ20)に接続する給電線66、67については電源線68およびグランド線69に導通させ、選択された磁気センサ20の両端(一方端28および他方端29)に駆動電位Vddおよびグランド電位GNDを印加する。その際、スイッチ91、92は、選択されていない他の磁気センサ20に接続する給電線66、67については、フィードバックアンプ95の出力線96と導通させて給電線66、67を出力線96を介して短絡させ、選択されていない磁気センサ20の両端(一方端28および他方端29)に共通の出力線80と同一の電位を印加する。
従って、選択された磁気センサ20は、中点25から出力線61を介して選択回路70に検出結果を出力する。そして、選択回路70は、出力線61を介して出力された信号を時間をずらして共通の出力線80に出力する。その間、選択されていない磁気センサ20の中点25の電位は、共通の出力線80の電位と等しい。ここで、共通の出力線80の電位(出力線96の電位)は、各期間において、選択された磁気センサ20に接続する出力線61の電位と同一である。
(磁気センサ装置10の動作)
図3等を参照して、本発明を適用した磁気センサ装置10における動作を説明する。図3は、本発明を適用した磁気センサ装置10の動作を示すタイミングチャートであり、図3(a)、(b)、(c)、(d)は、給電線66a、67aの電位変化を示す説明図、給電線66b、67bの電位変化を示す説明図、給電線66c、67cの電位変化を示す説明図、および出力線80、97の電位変化を示す説明図である。なお、図3(a)、(b)、(c)において、給電線66a、66b、66cの電位変化を太い実線で示し、給電線67a、67b、67cの電位変化を太い破線で示してある。また、図3(a)、(b)、(c)において、給電線66、67の電位が同一となった場合でも、電位の変化が分かりやすいように、実線と破線とをわずかにずらしてある。
図2および図3に示すように、磁気センサ装置10においては、まず、切り換え回路90において、スイッチ91a、92aによって、給電線66aと電源線68とを導通させ、給電線67aとグランド線69とを導通させ、給電線66aに駆動電位Vddを印加し、給電線67aにグランド電位GNDを印加する。この状態で、磁気センサ20aの検出結果(電位Va)、磁気センサ20bの検出結果(電位Vb)、および磁気センサ20cの検出結果(電位Vc)を選択回路70を介して共通の出力線80に順に出力する。その間、スイッチ91b、92b、91c、92cは、給電線66b、67b、66c、67cを出力線96と導通させる。このため、磁気センサ20aの検出結果(電位Va)を出力する期間(第1期間)では、出力線61a、80、96の電位が電位Vaになっているので、給電線66b、67b、66c、67cは電位Vaになっている。また、磁気センサ20bの検出結果(電位Vb)を出力する期間(第3期間)では、出力線61b、80、96の電位が電位Vbになっているので、給電線66b、67b、66c、67cは電位Vbになっている。同様に、磁気センサ20cの検出結果(電位Vc)を出力する期間では、出力線61c、80、96の電位が電位Vcになっているので、給電線66b、67b、66c、67cは電位Vcになっている。
次に、切り換え回路90において、スイッチ91b、92bは、給電線66bと電源線68とを導通させ、給電線67bとグランド線69とを導通させ、給電線66bに駆動電位Vddを印加し、給電線67bにグランド電位GNDを印加する。この状態で、磁気センサ20dの検出結果(電位Vd)、磁気センサ20eの検出結果(電位Ve)、および磁気センサ20fの検出結果(電位Vf)を選択回路70を介して共通の出力線80に順に出力する。その間、スイッチ91a、92a、91c、92cは、給電線66a、67
a、66c、67cを出力線96と導通させる。このため、磁気センサ20dの検出結果(電位Vd)を出力する期間(第2期間)では、出力線61a、80、96の電位が電位Vdになっているので、給電線66a、67a、66c、67cは電位Vdになっている。また、磁気センサ20eの検出結果(電位Ve)を出力する期間(第4期間)では、出力線61b、80、96の電位が電位Veになっているので、給電線66a、67a、66c、67cは電位Veになっている。同様に、磁気センサ20fの検出結果(電位Vf)を出力する期間では、出力線61c、80、96の電位が電位Vfになっているので、給電線66a、67a、66c、67cは電位Vfになっている。
次に、切り換え回路90において、スイッチ91c、92cは、給電線66cと電源線68とを導通させ、給電線67cとグランド線69とを導通させ、給電線66cに駆動電位Vddを印加し、給電線67cにグランド電位GNDを印加する。この状態で、磁気センサ20gの検出結果(電位Vg)、磁気センサ20hの検出結果(電位Vh)、および磁気センサ20iの検出結果(電位Vi)を選択回路70を介して共通の出力線80に順に出力する。その間、スイッチ91a、92a、91b、92bは、給電線66a、67a、66b、67bを出力線96と導通させる。このため、磁気センサ20gの検出結果(電位Vg)を出力する期間では、出力線61a、80、96の電位が電位Vgになっているので、給電線66a、67a、66b、67bは電位Vgになっている。また、磁気センサ20hの検出結果(電位Vh)を出力する期間では、出力線61b、80、96の電位が電位Vhになっているので、給電線66a、67a、66b、67bは電位Vhになっている。同様に、磁気センサ20iの検出結果(電位Vi)を出力する期間では、出力線61c、80、96の電位が電位Viになっているので、給電線66a、67a、66b、67bは電位Vfになっている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、複数の磁気センサ20の中点25が共通の出力線61に接続されており、複数の磁気センサ20の検出結果は、共通の出力線61を介して出力される。このため、出力線61の数が少なく済むので、磁気センサ装置10の構成を簡素化することができる。
また、切り換え回路90は、例えば、磁気センサ20aの中点25から出力線61aを介して検出結果を出力する際、磁気センサ20aの両端に駆動電位Vddおよびグランド電位GNDを印加するが、同一の出力線61aに中点25が接続された他の磁気センサ20d、20gに接続する給電線66b、67b、66c、67cを出力線61aと同一電位にする。このため、他の磁気センサ20d、20gの中点25は、磁気センサ20aの中点25の電位(出力線61aの電位)と同一となる。従って、磁気センサ20aの検出結果の出力に他の磁気センサ20d、20gが影響を及ぼしにくい。従って、出力線61に複数の磁気センサ20a、20d、20gが電気的に接続されている場合でも、磁気センサ20a、20d、20gの検出結果を出力線61を介して適正に出力することができる。また、他の磁気センサ20から検出結果を出力する場合でも、給電線66、67の電位を同様に変化させるため、磁気センサ20の検出結果の出力に他の磁気センサ20が影響を及ぼしにくい。
また、本形態では、複数の出力線61を選択回路70に接続したため、複数の出力線61から出力される検出結果を1本の共通の出力線80を介して出力することができる。このため、磁気センサ装置10の回路構成を簡素化することができる。
(別の実施の形態)
図4は、本発明を適用した別の磁気センサ装置10の説明図であり、図4(a)、(b)は、4つの磁気抵抗素子によって構成されたブリッジ回路の説明図、および前記ブリッ
ジ回路を備えた磁気センサ装置10の回路構成を示す説明図である。
上記実施の形態では、一方端28と他方端29との間に第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22とが直列に接続されたブリッジが構成されていた。これに対して、本形態では、図4(a)に示すように、一方端28と他方端29との間に第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22とが直列に接続されているとともに、一方端28′と他方端29′との間に別の第1磁気抵抗素子21′と第2磁気抵抗素子22′とが直列に接続されている。また、第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22との中点25、および第1磁気抵抗素子21′と第2磁気抵抗素子22′との中点25′からの出力は、差動増幅アンプからなる演算回路16に入力されており、第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22との中点25からの出力と、第1磁気抵抗素子21′と第2磁気抵抗素子22′との中点25′からの出力との差動出力outが演算回路16から出力される。このため、出力信号が大きいので、S/N比を大きくすることができる等の利点がある。
このような構成を採用した場合、磁気センサ装置10は、図4(b)に回路構成を示すように、図2を参照して説明したセンサ回路を2つ有しているとともに、演算回路16を有している。ここで、2つのセンサ回路(第1センサ回路および第2センサ回路)は、同一の構成を有していることから、一方のセンサ回路15(第1センサ回路)については、図2に示す各構成と同一の符号を付し、他方のセンサ回路15′(第2センサ回路)については、図2に示す各構成と同一の符号に「′」を付して、それらの説明を省略する。
図4(b)に示すように、磁気センサ装置10において、センサ回路15は、一方端28と他方端29との間に第1磁気抵抗素子21と第2磁気抵抗素子22とが直列に接続された複数の磁気センサ20を有している。磁気センサ20の一方端28には給電線66が電気的に接続され、磁気センサ20の他方端29には給電線67が電気的に接続されている。磁気センサ20a、20d、20gの中点25には出力線61a(第1出力線)が接続され、磁気センサ20b、20e、20hの中点25には出力線61b(第2出力線)が接続され、磁気センサ20c、20f、20iの中点25には出力線61cが接続されている。複数の出力線61は、マルチプレクサ等からなる選択回路70に接続されている。また、センサ回路15には、給電線66、67に印加する電位を切り換える切り換え回路90が設けられている。
また、センサ回路15′は、一方端28′と他方端29′との間に第1磁気抵抗素子21′と第2磁気抵抗素子22′とが直列に接続された複数の磁気センサ20′を有している。磁気センサ20′の一方端28′には給電線66′が電気的に接続され、磁気センサ20′の他方端29′には給電線67′が電気的に接続されている。磁気センサ20a′、20d′、20g′の中点25′には出力線61a′(第1出力線)が接続され、磁気センサ20b′、20e′、20h′の中点25′には出力線61b′(第2出力線)が接続され、磁気センサ20c′、20f′、20i′の中点25′には出力線61c′が接続されている。複数の出力線61′は、マルチプレクサ等からなる選択回路70′に接続されている。また、センサ回路15′には、給電線66′、67′に印加する電位を切り換える切り換え回路90′が設けられている。
ここで、切り換え回路90、90′は、2つのセンサ回路15、15′において差動出力を得るための磁気センサ20、20′を同時に選択する。例えば、切り換え回路90がセンサ回路15の磁気センサ20a(第1磁気センサ)を選択した際、切り換え回路90′は、センサ回路15の磁気センサ20a′(第1磁気センサ)を選択する。このため、演算回路16は、磁気センサ20a、20a′(第1磁気センサ)の差動出力outを算出し、出力する。また、切り換え回路90がセンサ回路15の磁気センサ20d(第2磁気センサ)を選択した際、切り換え回路90′は、センサ回路15の磁気センサ20d′
(第2磁気センサ)を選択する。このため、演算回路16は、磁気センサ20d、20d′(第2磁気センサ)の差動出力outを算出し、出力する。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、選択されていない磁気センサ20に電気的に接続された給電線66、67の電位を出力線61と同一の電位にするにあたって、給電線66、67を電源線68およびグランド線69から切り離して出力線96と導通させたが、給電線66、67を電源線68およびグランド線69から切り離して給電線66、67同士を短絡させてもよい。この場合でも、選択されていない磁気センサ20の中点25が出力線61と同一の電位であるので、給電線66、67を出力線96と導通させなくても、給電線66、67の電位を出力線61と同一の電位とすることができる。
上記実施の形態では、磁気センサ装置10を備えた検出装置として、紙幣や有価証券等のシート状媒体1(磁性媒体)の種類や真偽を識別するためシート状媒体識別装置100を例示したが、モータ等の移動機構によって、磁気センサ20と対向した状態で回転移動や直線移動する磁石(磁性媒体)の移動や位置を検出するエンコーダに用いる磁気センサ装置10に本発明を適用してもよい。
1・・シート状媒体(磁性媒体)、10・・磁気センサ装置、11・・センサヘッド、12・・制御部、15、15′・・センサ回路、16・・演算回路、20、20′・・磁気センサ、20a、20a′・・磁気センサ(第1磁気センサ)、20b、20b′・・磁気センサ(第3磁気センサ)、20d、20d′・・磁気センサ(第2磁気センサ)、20e、20e′・・磁気センサ(第4磁気センサ)、21・・第1磁気抵抗素子、22・・第2磁気抵抗素子、25、25′・・中点、28、28′・・一方端、29、29′・・他方端、40・・磁石、61、61′、62、62′・・出力線、61a、61a′・・出力線(第1出力線)、61b、61b′・・出力線(第2出力線)、62a、62a′・・出力線(第3出力線)、62b、62b′・・出力線(第4出力線)、66、66′、67、67′・・給電線、66a、66a′・・給電線(第1給電線)、66b、66b′・・給電線(第3給電線)、67a、67a′・・給電線(第2給電線)、67b、67b′・・給電線(第4給電線)、68、68′・・駆動線、69、69′・・グランド線、70、70′・・選択回路、80、80′・・共通の出力線、90、90′・・切り換え回路、91、91′、92、92′・・スイッチ、95、95′・・フィードバックアンプ、96、96′・・フィーバックアンプの出力線、100・・シート状媒体識別装置(検出装置)、110・・搬送機構(移動機構)、120・・増幅回路、130・・サンプルホールド回路、140・・A/D変換回路、150・・マイクロコンピュータ、160・・判別回路、170・・メモリ、180・・サンプリング信号回路、GND・・グランド電位、Vdd・・駆動電位

Claims (6)

  1. 一方端と他方端との間に第1磁気抵抗素子と第2磁気抵抗素子とが直列に電気的に接続された複数の磁気センサを備えたセンサ回路を有し、当該センサ回路が前記複数の磁気センサの検出結果を時系列的に出力する磁気センサ装置であって、
    前記複数の磁気センサには、少なくとも第1磁気センサおよび第2磁気センサが含まれており、
    前記センサ回路は、
    前記第1磁気センサの前記一方端に電気的に接続された第1給電線と、
    前記第1磁気センサの前記他方端に電気的に接続された第2給電線と、
    前記第2磁気センサの前記一方端に電気的に接続された第3給電線と、
    前記第2磁気センサの前記他方端に電気的に接続された第4給電線と、
    前記第1磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点、および前記第2磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点に接続された第1出力線と、
    前記第1給電線、前記第2給電線、前記第3給電線、および前記第4給電線の電位を切り換える切り換え回路と、
    を有し、
    前記切り換え回路は、
    前記第1出力線から前記第1磁気センサの検出結果を出力する第1期間では、前記第1給電線に第1電位を印加し、前記第2給電線に前記第1電位より低電位の第2電位を印加し、前記第3給電線および前記第4給電線を前記第1出力線と同一電位とし、
    前記第1出力線から前記第2磁気センサの検出結果を出力する第2期間では、前記第3給電線に前記第1電位を印加し、前記第4給電線に前記第2電位を印加し、前記第1給電線および前記第2給電線を前記第1出力線と同一電位とすることを特徴とする磁気センサ装置。
  2. 前記複数の磁気センサは、さらに、第3磁気センサおよび第4磁気センサを含み、
    前記第1給電線は、前記第3磁気センサの前記一方端に電気的に接続され、
    前記第2給電線は、前記第3磁気センサの前記他方端に電気的に接続され、
    前記第3給電線は、前記第4磁気センサの前記一方端に電気的に接続され、
    前記第4給電線は、前記第2磁気センサの前記他方端に電気的に接続され、
    前記第3磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点、および前記第4磁気センサの前記第1磁気抵抗素子と前記第2磁気抵抗素子との中点に接続された第2出力線を有し、
    前記切り換え回路は、
    前記第2出力線から前記第3磁気センサの検出結果を出力する第3期間では、前記第1給電線に前記第1電位を印加し、前記第2給電線に前記第2電位を印加し、前記第3給電線および前記第4給電線を前記第2出力線と同一電位とし、
    前記第2出力線から前記第4磁気センサの検出結果を出力する第4期間では、前記第3給電線に前記第1電位を印加し、前記第4給電線に前記第2電位を印加し、前記第1給電線および前記第2給電線を前記第2出力線と同一電位とすることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ装置。
  3. 前記センサ回路は、前記第1出力線および前記第2出力線に接続して当該第1出力線の電位および当該第2出力線の電位を選択して共通の出力線に出力する選択回路を備えていることを特徴とする請求項2に記載の磁気センサ装置。
  4. 前記切り換え回路は、前記第1期間および前記第3期間では、前記第3給電線および前記第4給電線を前記共通出力線と同一電位とし、前記第2期間および前記第4期間では、
    前記第1給電線および前記第2給電線を前記共通出力線と同一電位とすることを特徴とする請求項3に記載の磁気センサ装置。
  5. 前記センサ回路として、第1センサ回路および第2センサ回路を有し、
    前記第1センサ回路の前記第1磁気センサと前記第2センサ回路の前記第1磁気センサの差動出力、および前記第1センサ回路の前記第2磁気センサと前記第2センサ回路の前記第2磁気センサの差動出力を算出する演算回路を有していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の磁気センサ装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の磁気センサ装置を備え、磁性媒体の種類または移動を検出する検出装置であって、
    磁性媒体と前記複数の磁気センサとを対向させた状態で当該複数の磁気センサに対して前記磁性媒体を該磁性媒体の面内方向に沿う方向に相対移動させる移動機構を有していることを特徴とする検出装置。
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