JP2016125459A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸気VVT機構に進角異常が発生した場合であっても排気系の温度を適正に維持できる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】要求トルクに基づいて目標スロットル開度を計算するとともに、その目標スロットル開度での吸入空気量のもとで要求トルクを達成するのに必要な点火時期を計算してスロットル開度および点火時期を調整するトルクデマンド制御を行うエンジンに対し、吸気側VVT機構の進角異常の発生時(ステップST3でYES判定)、点火プラグの最遅角点火時期を、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えるために予め設定されたVVTフェイル時最遅角ガード点火時期に制限する(ステップST5〜ステップST7)。これにより、混合気の着火タイミングが遅くなることに起因する排気系の温度上昇を抑えることがきて、触媒コンバータの保護が図れる。【選択図】図4
Description
本発明は内燃機関の制御装置に係る。
従来、特許文献1にも開示されているように、内燃機関のトルク制御として、出力トルクの要求値(以下、要求トルクという)に基づいてスロットルバルブの開度と点火プラグの点火時期とを協調操作するいわゆるトルクデマンド制御が知られている。
一般に、トルクデマンド制御では、要求トルクの変化に応じて点火プラグの点火時期を制御し、これによって要求トルクの変化に対するレスポンスの向上を図っている。つまり、実測値(エアフロメータの実測値)から求められる現在の吸入空気量が、要求トルクに応じた吸入空気量よりも多くなっている場合には点火時期を遅角側に制御する一方、実測値から求められる現在の吸入空気量が、要求トルクに応じた吸入空気量よりも少なくなっている場合には点火時期を進角側に制御することで、要求トルクに到達するまでのレスポンスを高めている。
ところが、吸気バルブの開閉タイミングを可変とする吸気VVT(Variable Valve Timing)機構を備えた内燃機関において前述の点火時期制御を行った場合、以下の課題がある。
吸気VVT機構に進角異常が発生し、吸気バルブの開タイミングが過進角になった場合、この吸気バルブの開弁期間における筒内ガスの吸気通路内への吹き返し量が多くなる。このため、吸気通路内での脈動が大きく発生し、その影響により、エアフロメータによって検出されている吸入空気量の実測値が大きく変動(ハンチング)することになる。
前記点火時期制御では、吸入空気量の実測値に応じて点火時期を制御しているので、この実測値にハンチングが生じた場合、これに伴って点火時期が遅角側と進角側との間で大きく変動してしまう。つまり、吸入空気量が比較的多くなっていると判断される実測値が取得された際には点火時期を遅角側に制御し、吸入空気量が比較的少なくなっていると判断される実測値が取得された際には点火時期を進角側に制御することになる。このため、前記実測値のハンチングに伴って、点火時期が遅角側と進角側との間で大きく変動することになって、点火時期が大きく遅角側(例えば点火時期制御範囲の最遅角位置)に設定される状態が頻発する可能性がある。点火時期が大きく遅角側に設定される状況では、混合気の着火タイミングが遅くなることに起因して、排気系での排気ガス温度が非常に高くなってしまう。このような状況が頻発すると、排気系の温度が非常に高くなり、この排気系に備えられた機器(例えば触媒コンバータ)への悪影響が懸念される状況を招いてしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気VVT機構に進角異常が発生した場合であっても排気系の温度を適正に維持できる内燃機関の制御装置を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変バルブタイミング機構を備えていると共に、内燃機関の出力トルクが、運転者のアクセル操作量に応じた要求トルクとなるように、吸入空気量の実測値に応じて点火栓の点火時期を制御する点火時期制御を行う内燃機関の制御装置を前提とする。この内燃機関の制御装置に対し、前記吸気バルブの実際の開タイミングが、前記内燃機関の運転状態に応じて設定される目標開タイミングよりも進角側となる前記可変バルブタイミング機構の進角異常発生時に、前記点火栓の点火時期制御範囲の遅角側の限界点火時期である最遅角点火時期が、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えるために予め設定された異常時最遅角ガード点火時期に等しいか、または、より進角側に設定される構成としている。
従来技術にあっては、可変バルブタイミング機構の進角異常が発生した場合、前述したように、吸気バルブの開弁期間における筒内ガスの吸気通路内への吹き返し量が多くなって、吸入空気量の実測値が大きくハンチングし、それに伴って、点火時期が大きく遅角側に設定される状態が頻発する可能性がある。この場合、排気系での排気ガス温度が非常に高くなり、この排気ガス温度が排気系の許容上限温度を超えてしまう可能性がある。
本解決手段では、可変バルブタイミング機構の進角異常発生時には、点火栓の最遅角点火時期を、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えるために予め設定された異常時最遅角ガード点火時期に等しいか、または、より進角側に設定する。これにより、点火時期が大きく遅角側に設定される状態が発生することを回避できて、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができ、排気系の温度を適正に維持できる。
また、前記排気系の許容上限温度は、この排気系に備えられた触媒コンバータの溶損温度未満の値に設定することが好ましい。
これにより、可変バルブタイミング機構の進角異常発生時に、排気ガス温度が触媒コンバータの溶損温度に達してしまうことを回避でき、触媒コンバータの保護を図ることができる。
本発明では、可変バルブタイミング機構の進角異常発生時に、点火栓の最遅角点火時期を、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えるために予め設定された異常時最遅角ガード点火時期に等しいか、または、より進角側に設定するようにしている。これにより、前記進角異常発生時であっても、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができ、排気系の温度を適正に維持できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、吸気系および排気系それぞれに可変バルブタイミング機構が備えられたエンジン(内燃機関)に本発明を適用した場合について説明する。
−エンジン−
図1は本実施形態に係るエンジン1の概略構成を示す図である。なお、図1はエンジン1の1気筒の構成のみを示している。
図1は本実施形態に係るエンジン1の概略構成を示す図である。なお、図1はエンジン1の1気筒の構成のみを示している。
エンジン1は、車両に搭載されるポート噴射型4気筒ガソリンエンジンであって、シリンダブロック1a内にピストン1cが設けられている。ピストン1cはコネクティングロッド16を介してクランクシャフト15に連結されている。
また、シリンダブロック1aの上端にはシリンダヘッド1bが取り付けられており、このシリンダヘッド1bとピストン1cとの間に燃焼室1dが形成されている。エンジン1の燃焼室1dには点火プラグ(点火栓)3が配置されている。点火プラグ3の点火タイミングはイグナイタ4によって調整される。
エンジン1のシリンダブロック1aの下部にはオイルパン18が設けられている。このオイルパン18に貯留された潤滑油は、エンジン1の運転時に、オイルストレーナ20(図2参照)を介してオイルポンプ19によって汲み上げられて、エンジン1内の各部の潤滑・冷却等に使用される。また、この潤滑油は、後述する可変バルブタイミング機構(以下、VVT機構という)100in,100exの作動油としても利用される。なお、オイルポンプ19は、エンジン1のクランクシャフト15の回転によって駆動される機械式ポンプである。
前記クランクシャフト15に取り付けられているシグナルロータ17の近傍にはクランクポジションセンサ37が配置されている。このクランクポジションセンサ37は、クランクシャフト15が所定角度だけ回転する際にパルス状の信号を出力する。また、エンジン1のシリンダブロック1aには冷却水温を検出する水温センサ31が配置されている。
エンジン1の燃焼室1dには吸気通路11および排気通路12が接続されている。吸気通路11には、エアクリーナ7、エアフロメータ32、吸気温センサ33、および、吸入空気量を調整するための電子制御式のスロットルバルブ5などが配置されている。スロットルバルブ5はスロットルモータ6によって駆動される。スロットルバルブ5の開度はスロットル開度センサ36によって検出される。排気通路12には、排気ガス中の酸素濃度を検出するO2センサ34および触媒コンバータ(三元触媒)8が配置されている。
吸気通路11と燃焼室1dとの間には吸気バルブ13が、排気通路12と燃焼室1dとの間には排気バルブ14がそれぞれ設けられている。これら吸気バルブ13および排気バルブ14の開閉駆動は、クランクシャフト15の回転がタイミングベルト等を介して伝達される吸気カムシャフト21および排気カムシャフト22の各回転によって行われる。吸気カムシャフト21の端部には吸気バルブ13のバルブタイミングを可変とする吸気側VVT機構100inが、排気カムシャフト22の端部には排気バルブ14のバルブタイミングを可変とする排気側VVT機構100exがそれぞれ設けられている。これら吸気側VVT機構100inおよび排気側VVT機構100exについては後述する。
また、吸気カムシャフト21および排気カムシャフト22の近傍にはそれぞれカムポジションセンサ38,39が配置されている。各カムポジションセンサ38,39は、各カムシャフト21,22が回転する際にパルス状の信号を出力する。
吸気通路11には燃料噴射用のインジェクタ(燃料噴射弁)2が配置されている。このインジェクタ2から噴射された燃料は吸入空気と混合されて混合気となって燃焼室1dに導入される。燃焼室1dに導入された混合気は点火プラグ3にて点火されて燃焼・爆発する。この混合気の燃焼・爆発によりピストン1cが往復運動してクランクシャフト15が回転する。以上のエンジン1の運転状態はECU(Electronic Control Unit)400によって制御される。
−VVT機構−
吸気側VVT機構100inおよび排気側VVT機構100exは略同一の構成であるため、ここでは吸気側VVT機構100inについて説明する。図2に示すように、吸気側VVT機構100inは、略中空円盤状のハウジング101と、このハウジング101内に回動自在に収容されたベーンロータ104とを備えている。ベーンロータ104には複数のベーン105が一体形成されている。ベーンロータ104はセンタボルト106によって吸気カムシャフト21に固定されている。
吸気側VVT機構100inおよび排気側VVT機構100exは略同一の構成であるため、ここでは吸気側VVT機構100inについて説明する。図2に示すように、吸気側VVT機構100inは、略中空円盤状のハウジング101と、このハウジング101内に回動自在に収容されたベーンロータ104とを備えている。ベーンロータ104には複数のベーン105が一体形成されている。ベーンロータ104はセンタボルト106によって吸気カムシャフト21に固定されている。
ハウジング101の前面側は図示しないフロントカバーによって覆われている。これらハウジング101およびフロントカバーはボルト108によってタイミングプーリ109に固定されている。タイミングプーリ109は、図示しないタイミングベルトを介してクランクシャフト15に連結されている。
ハウジング101の内部には、ベーンロータ104のベーン105と同数の凸部102が形成されており、これらベーン105と凸部102とによって、ハウジング101の内部空間は、進角側油圧室111と遅角側油圧室112とに区画されている。これら進角側油圧室111内の油圧と遅角側油圧室112内の油圧とに応じてベーンロータ104がハウジング101に対して相対的に回動する。すなわち、進角側油圧室111内の油圧を遅角側油圧室112内の油圧よりも高くすると、吸気カムシャフト21の回転位相はクランクシャフト15の回転位相に対して進められる(進角)。これとは逆に、遅角側油圧室112内の油圧を進角側油圧室111の油圧よりも高くすると、吸気カムシャフト21の回転位相はクランクシャフト15の回転位相に対して遅らされる(遅角)。そして、このような回転位相の調整によって吸気バルブ13のバルブタイミングが可変となる。
吸気側VVT機構100inには、進角側油圧室111と遅角側油圧室112とに供給する作動油の油圧を制御するオイルコントロールバルブ(以下、OCVという)200inが接続されている。
OCV200inには、オイルポンプ19によってオイルパン18から汲み上げられた潤滑油(作動油)がオイル供給通路131を介して供給される。また、OCV200inには2つのオイル排出通路132,133が接続されている。OCV200inは電磁駆動式の流量制御弁であり、前記ECU400によって制御される。
OCV200inは、4ポート弁であって、ケーシング201の内部に往復移動可能に配設されたスプール202と、スプール202に弾性力を付勢する圧縮コイルばね203と、電磁ソレノイド204とを備えており、電磁ソレノイド204に電圧が印加されたときにスプール202が圧縮コイルばね203の弾性力に抗してケーシング201内を移動するようになっている。電磁ソレノイド204に印加する電圧は、ECU400によってデューティ制御される。電磁ソレノイド204が発生する作動力は印加電圧のデューティ比に応じて変化する。この電磁ソレノイド204が発生する作動力と圧縮コイルばね203の付勢力との釣り合いによってスプール202の位置が決定される。
そして、スプール202が移動することによって、進角側通路121および遅角側通路122と、オイル供給通路131およびオイル排出通路132,133との連通量が変化し、進角側通路121および遅角側通路122に対して供給される作動油の量、あるいは、これら進角側通路121および遅角側通路122から排出される作動油の量が変化する。このようにして進角側油圧室111および遅角側油圧室112内の油圧を調整することにより、ベーンロータ104の回転位相(クランクシャフト15に対する吸気カムシャフト21の回転位相)を調整することができ、これによって吸気バルブ13のバルブタイミングを任意に調整することができる。
−ECU−
ECU400は、図3に示すように、CPU401、ROM402、RAM403およびバックアップRAM404などを備えている。これらCPU401、ROM402、RAM403、および、バックアップRAM404はバス407を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース405および出力インターフェース406と接続されている。
ECU400は、図3に示すように、CPU401、ROM402、RAM403およびバックアップRAM404などを備えている。これらCPU401、ROM402、RAM403、および、バックアップRAM404はバス407を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース405および出力インターフェース406と接続されている。
入力インターフェース405には、前記水温センサ31、エアフロメータ32、吸気温センサ33、O2センサ34、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ35、スロットル開度センサ36、クランクポジションセンサ37、カムポジションセンサ38,39、および、車速センサ30などの各種センサが接続されている。
出力インターフェース406には、インジェクタ2、イグナイタ4、スロットルモータ6、吸気側OCV200in,および、排気側OCV200exなどが接続されている。
そして、ECU400は、前記各種センサの出力信号に基づいて、スロットルモータ6の駆動制御(スロットル開度制御)、インジェクタ2の燃料噴射制御および点火プラグ3の点火時期制御などを含むエンジン1の各種制御を実行する。また、ECU400は、エンジン1の運転状態(例えばエンジン回転速度・エンジン負荷等)に基づいて、各VVT機構100in,100exに対しそれぞれ個別に設定されたマップを参照して、これらVVT機構100in,100exの作動(バルブタイミングの調整)を制御する。つまり、ECU400は、エンジン1の運転状態に基づいて目標バルブタイミングを設定し、実際のバルブタイミングが、この目標バルブタイミングとなるようにVVT機構100in,100exの作動を制御する。そして、各バルブ13,14のバルブタイミングが目標バルブタイミングとなった際には、これらバルブ13,14の開タイミングが目標開タイミングとなり、且つ閉タイミングが目標閉タイミングとなる。
ECU400によるエンジン1の制御として具体的には、アクセル開度センサ35によって検出されたアクセル操作量および車速センサ30によって検出された車速などに基づいてエンジン1に対する要求トルクを設定するとともに、その要求トルクを実現するように(エンジン1の出力トルクが要求トルクとなるように)エンジン1の運転状態を制御するいわゆるトルクデマンド制御を実行する。このトルクデマンド制御は、公知の制御であり(例えば、特開2013−217255号公報を参照)、要求トルクを実現するように、スロットルモータ6の駆動制御、および、イグナイタ4による点火プラグ3の点火時期制御などを実行するものである。つまり、要求トルクに基づいて目標スロットル開度を計算するとともに、その目標スロットル開度での吸入空気量のもとで要求トルクを達成するのに必要な点火時期を計算するものとなっている。すなわち、前記吸入空気量のもとで点火時期を最適点火時期(MBT(Minimum Advance for Best Torque))に設定したならば得られるトルクを推定し、その推定トルクに対する要求トルクの比率に応じて点火時期の遅角量(MBTからの遅角量)を計算し、これら計算された目標スロットル開度および点火時期の遅角量(目標点火時期)が得られるように、スロットルモータ6の駆動制御、および、イグナイタ4による点火プラグ3の点火時期制御を実行し、これによってエンジン1から出力されるトルクが要求トルクとなるように制御している(以下、この制御を通常トルクデマンド制御という)。
−吸気側VVT異常発生時の点火時期制御−
次に、本実施形態の特徴である吸気側VVT機構100inに異常(進角異常)が発生した際の点火時期制御について説明する。
次に、本実施形態の特徴である吸気側VVT機構100inに異常(進角異常)が発生した際の点火時期制御について説明する。
前述した通常トルクデマンド制御を行う場合、吸気側VVT機構100inに進角異常が発生して吸気バルブ13の開タイミングが過進角になった場合(吸気バルブ13の実際の開タイミングが、エンジン1の運転状態に応じて設定される目標開タイミングよりも進角側となった場合)、吸気バルブ13の開弁期間における筒内ガスの吸気通路11内への吹き返し量が多くなる。このため、吸気通路11内での脈動が大きく発生し、その影響により、エアフロメータ32によって検出されている吸入空気量の実測値が大きく変動(ハンチング)することになる。トルクデマンド制御における点火時期制御では、吸入空気量の実測値(エアフロメータ32によって検出されている吸入空気量の実測値)に応じて点火プラグ3の点火時期を制御している。このため、前記吸入空気量の実測値にハンチングが生じた場合、これに伴って点火時期が遅角側と進角側との間で大きく変動してしまう。つまり、吸入空気量が比較的多くなっていると判断される実測値が取得された際には点火時期を遅角側に制御し、吸入空気量が比較的少なくなっていると判断される実測値が取得された際には点火時期を進角側に制御することになる。このため、前記実測値のハンチングに伴って、点火時期が遅角側と進角側との間で大きく変動することになって、点火時期が大きく遅角側に設定される状態が頻発する可能性がある。点火時期が大きく遅角側に設定される状況では、混合気の着火タイミングが遅くなることに起因して、排気系での排気ガス温度が非常に高くなってしまう。このような状況が頻発すると、排気系の温度が非常に高くなり、この排気系に備えられた機器(例えば触媒コンバータ8)への悪影響が懸念される状況を招いてしまう。
本実施形態では、この点に鑑み、吸気側VVT機構100inに進角異常が発生した場合であっても排気系の温度を適正に維持できる点火時期制御が行われるようになっている。以下、この点火時期制御の概略について説明する。
前記吸気バルブ13の実際の開タイミングが、エンジン1の運転状態に応じて設定される目標開タイミングよりも進角側となる吸気側VVT機構100inの進角異常が発生した場合、前記点火プラグ3の点火時期制御範囲の遅角側の限界点火時期である最遅角点火時期(後述する最終失火ガード点火時期)を、排気ガス温度を排気系の許容上限温度(触媒コンバータ8の溶損温度未満の値)以下に抑えるために予め設定された異常時最遅角ガード点火時期(後述するVVTフェイル時最遅角ガード点火時期)に等しいか、または、この異常時最遅角ガード点火時期よりも進角側に設定するようにしている。つまり、吸気側VVT機構100inの進角異常が発生した場合には、点火プラグ3の点火時期が、異常時最遅角ガード点火時期に等しいか、または、この異常時最遅角ガード点火時期よりも進角側に設定されるようにしている。これにより、点火時期が大きく遅角側に設定される(排気ガス温度が排気系の許容上限温度を超える程度まで遅角側に設定される)状態が発生することを回避できて、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができ、排気系の温度を適正に維持できるようにしている。その結果、排気系に備えられた機器(例えば触媒コンバータ8)への悪影響を抑制できることになる。
以下、この点火時期制御の具体的な手順について図4のフローチャートに沿って説明する。このフローチャートは、エンジン1の運転中、前記ECU400において所定時間毎に繰り返し実行される。
先ず、ステップST1において、各センサ等からの各種情報を取得する。例えば、エアフロメータ32からの吸入空気量情報、クランクポジションセンサ37からのクランクシャフト回転位置情報、カムポジションセンサ38,39からのカムシャフト回転位置情報、スロットル開度センサ36からのスロットル開度情報、アクセル開度センサ35からのアクセル操作量情報等を取得する。
その後、ステップST2に移り、ECU400のRAM403に格納されているVVTフェイルフラグが「1」となっているか否かを判定する。このVVTフェイルフラグは、前述した吸気側VVT機構100inの進角異常が発生した場合に「1」とされる(後述するステップST4で「1」とされる)フラグである。
ここで、吸気側VVT機構100inの進角異常の発生の有無の判断手法について説明する。エンジン1の運転状態(例えばエンジン回転速度およびエンジン負荷等)に基づいて設定された吸気バルブ13の目標バルブタイミング(吸気バルブ13の開タイミングの目標値;目標開タイミング)を取得する。また、クランクポジションセンサ37からのパルス信号と、吸気側カムポジションセンサ38からのパルス信号とを読み込み、これらパルス信号同士の相対回転角により吸気バルブ13の実バルブタイミング(吸気バルブ13の実際の開タイミング)を算出する。そして、吸気バルブ13の目標バルブタイミングに対して実バルブタイミングが進角側にあり(実際の開タイミングが目標開タイミングよりも進角側に乖離しており)、且つ実バルブタイミングが最進角位置(吸気側VVT機構100inによるバルブタイミングの調整範囲において最も進角した位置)にある場合には、吸気側VVT機構100inに進角異常が発生していると判断する。なお、この進角異常の発生原因としては、前記OCV200inの故障や吸気側VVT機構100inの油圧制御系でのオイル漏れ等が挙げられる。
前回のルーチンにおいて吸気側VVT機構100inに進角異常が発生しておらず、VVTフェイルフラグが「0」となっている場合には、ステップST2でNO判定されてステップST3に移る。ステップST3では、前述した判断手法により、吸気側VVT機構100inの進角異常が発生したか否かを判定する。
吸気側VVT機構100inに進角異常が発生しておらず、ステップST3でNO判定された場合には、異常発生時の点火時期制御は実施せず、前述した通常トルクデマンド制御での点火時期制御が継続されてリターンされる。
一方、吸気側VVT機構100inに進角異常が発生し、ステップST3でYES判定された場合には、ステップST4に移り、前記VVTフェイルフラグを「1」に設定する。
その後、ステップST5に移り、ECU400のROM402に記憶されているVVTフェイル時最遅角ガード点火時期(異常時最遅角ガード点火時期)を読み込む。このVVTフェイル時最遅角ガード点火時期は、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができる点火時期の遅角側の限界を規定するものであって、実験またはシミュレーションによって予め設定されてROM402に記憶された固定値となっている。つまり、このVVTフェイル時最遅角ガード点火時期は、このVVTフェイル時最遅角ガード点火時期によって規定される点火時期、および、この点火時期よりも進角側に点火時期が設定されておれば、混合気の着火タイミングが遅くなることに起因する排気系での排気ガス温度の上昇を抑えることができ、この排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができて、排気系に備えられた機器(例えば触媒コンバータ8)への悪影響を抑えることができる値として設定されている。
VVTフェイル時最遅角ガード点火時期を読み込んだ後、ステップST6に移り、このVVTフェイル時最遅角ガード点火時期を反映した最終失火ガード点火時期(最遅角点火時期)の算出を行う。
図5は、この最終失火ガード点火時期を算出するための構成を示すブロック図である。この最終失火ガード点火時期の算出にあたっては、先ず、ベース失火限界点火時期を各種補正係数によって進角側へ補正することにより得られる失火限界点火時期STmfが求められる。この失火限界点火時期STmfの情報は、最終失火ガード点火時期演算部500に送信される。
前記ベース失火限界点火時期は、現在のエンジン運転状態(例えば吸入空気量(実測値)やエンジン回転速度等)において、燃焼行程での失火を招くことのない遅角限界のベース値となる点火時期である。ECU400のROM402には、吸入空気量やエンジン回転速度等の各パラメータとベース失火限界点火時期との関係を規定するマップが記憶されており、このマップに従ってベース失火限界点火時期が求められる。
また、各種補正係数は、吸気温度、冷却水温度、スロットル開度等のパラメータに基づいて、ベース失火限界点火時期を補正することにより失火限界点火時期STmfを算出するための係数として与えられる。ECU400のROM402には、吸気温度、冷却水温度、スロットル開度等の各パラメータと補正係数との関係を規定する複数のマップが記憶されており、これらマップに従って各種補正係数は求められる。
また、前記最終失火ガード点火時期演算部500には、前記VVTフェイルフラグが「1」となっている場合に、前記ROM402からVVTフェイル時最遅角ガード点火時期が読み込まれる。
最終失火ガード点火時期演算部500では、前記失火限界点火時期STmfに対してVVTフェイル時最遅角ガード点火時期によるガードを行うことにより、最終失火ガード点火時期が求められることになる。つまり、失火限界点火時期STmfよりもVVTフェイル時最遅角ガード点火時期が進角側であった場合には、最終失火ガード点火時期としてはVVTフェイル時最遅角ガード点火時期が適用される。一方、失火限界点火時期STmfよりもVVTフェイル時最遅角ガード点火時期が遅角側であった場合には、最終失火ガード点火時期としては失火限界点火時期STmfが適用される。
このようにして最終失火ガード点火時期を求めた後、ステップST7において、点火時期の算出を行う。ここでは、現在の吸入空気量のもとで要求トルクを達成するのに必要な点火時期(以下、基準点火時期という)に対して前記最終失火ガード点火時期によるガードを行うことにより点火時期の算出が行われる。つまり、基準点火時期よりも最終失火ガード点火時期が進角側であった場合には、点火時期としては最終失火ガード点火時期が適用される。一方、基準点火時期よりも最終失火ガード点火時期が遅角側であった場合には、点火時期としては基準点火時期が適用される。
このようにして点火時期の算出が行われた後、ステップST8に移り、点火制御が実行される。つまり、次に燃焼行程を迎える気筒の点火プラグ3の点火制御として、前記ステップST7で算出された点火時期に達した時点でその点火プラグ3の点火が実行される。ここで実行される点火プラグ3の点火時期は、前記最終失火ガード点火時期(前記VVTフェイル時最遅角ガード点火時期でガードされた値)でガードされたものとなっている。つまり、実行される点火時期としては、VVTフェイル時最遅角ガード点火時期に一致しているか、または、このVVTフェイル時最遅角ガード点火時期よりも進角されたものとなっている。このため、混合気の着火タイミングとして、排気ガス温度が排気系の許容上限温度を超えるタイミングよりも早いタイミングに設定されることになる。従って、排気系での排気ガス温度が非常に高くなってしまうことがなく、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができて、排気系に備えられた機器(例えば触媒コンバータ8)への悪影響が抑制できることになる。
このような吸気側VVT機構100inの進角異常が発生していることに応じた点火時期制御が行われている場合、次回のルーチンでは、VVTフェイルフラグが「1」となっているのでステップST2ではYES判定され、ステップST9に移る。このステップST9では、吸気側VVT機構100inの進角異常が解消したか否かを判定する。つまり、前記吸気側VVT機構100inの進角異常が一時的なものであって、その後、この吸気側VVT機構100inの進角異常が解消したか否かを判定する。
吸気側VVT機構100inの進角異常が継続しており、ステップST9でNO判定された場合には、前述した最終失火ガード点火時期の算出(ステップST6)、点火時期の算出(ステップST7)、点火制御の実行(ステップST8)が行われる。吸気側VVT機構100inの進角異常が継続している間は、この動作が繰り返される。つまり、点火プラグ3の点火時期をVVTフェイル時最遅角ガード点火時期によってガードすることによる排気ガス温度の上昇を抑えた制御が繰り返される。
一方、吸気側VVT機構100inの進角異常が解消し、ステップST9でYES判定された場合には、ステップST10に移り、点火プラグ3の点火時期をVVTフェイル時最遅角ガード点火時期によってガードする状態を解除し、前述した通常トルクデマンド制御での点火時期制御に移行すると共に、前記VVTフェイルフラグを「0」に設定する。
このような点火時期制御が行われるため、前記ECU400によって本発明に係る内燃機関の制御装置が構成される。この制御装置は、エアフロメータ32、クランクポジションセンサ37、カムポジションセンサ38、スロットル開度センサ36、アクセル開度センサ35等からの各信号を入力信号として受信する構成となっている。また、この制御装置は、イグナイタ4への点火時期指令信号を出力信号として出力する構成となっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、吸気側VVT機構100inの進角異常発生時に、点火プラグ3の最遅角点火時期を、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えるために予め設定されたVVTフェイル時最遅角ガード点火時期に等しいか、または、このVVTフェイル時最遅角ガード点火時期よりも進角側に設定するようにしている。これにより、点火時期が大きく遅角側に設定される状態が発生することを回避できて、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えることができ、排気系の温度を適正に維持できる。その結果、排気系に備えられた機器(例えば触媒コンバータ8)への悪影響(例えば触媒コンバータ8の溶損)を抑制できる。
−他の実施形態−
以上説明した実施形態は、吸気系および排気系それぞれにVVT機構100in,100exが備えられたエンジン1に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、吸気系のみにVVT機構100inが備えられたエンジンに対しても適用が可能である。また、VVT機構としては電動式のものであってもよい。
以上説明した実施形態は、吸気系および排気系それぞれにVVT機構100in,100exが備えられたエンジン1に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、吸気系のみにVVT機構100inが備えられたエンジンに対しても適用が可能である。また、VVT機構としては電動式のものであってもよい。
また、前記実施形態では、ポート噴射型のガソリンエンジン1に本発明を適用した場合について説明したが、筒内直噴型のガソリンエンジンにも適用可能である。また、直列多気筒ガソリンエンジンのほか、V型多気筒ガソリンエンジン等に対しても本発明は適用可能である。
また、吸気側VVT機構100inの進角異常の発生の有無の判断手法としては、前述したものには限定されない。例えば、吸気バルブ13の目標バルブタイミングに対して実バルブタイミングが進角側にある状態が所定時間継続した場合に、吸気側VVT機構100inに進角異常が発生していると判断するようにしてもよい。また、吸気バルブ13の目標バルブタイミングに対して実バルブタイミングが進角側にあり、その偏差が所定量を超えている場合に、吸気側VVT機構100inに進角異常が発生していると判断するようにしてもよい。
また、吸気側VVT機構100inの進角異常が発生した場合、車室内のメータパネル上のMIL(警告灯)を点灯させて運転者に警告を促すと共に、ECU400に備えられたダイアグノーシスに異常情報を書き込むようにしてもよい。
また、前記ECU400としては、複数種類のエンジン1に対応可能となるように、コンパイル機能を備え、搭載されるエンジンの種類に応じてVVTフェイル時最遅角ガード点火時期を切り替える構成となっていることが好ましい。例えば、吸気カムシャフトの本数に応じ、コンパイルスイッチによってVVTフェイル時最遅角ガード点火時期を切り替える構成が挙げられる。例えば、吸気カムシャフトが1本である直列エンジンに対して設定されるVVTフェイル時最遅角ガード点火時期に対し、吸気カムシャフトが2本であるV型エンジンに対して設定されるVVTフェイル時最遅角ガード点火時期が遅角側に設定される。これは、V型エンジンの場合、一方のバンクにおける吸気側VVT機構に進角異常が発生していたとしても、他方のバンクにおける吸気側VVT機構には進角異常が発生していない可能性が高く、直列エンジンにおいて吸気側VVT機構に進角異常が発生している場合に比べて排気ガスの温度は低くなっている可能性が高い。このため、VVTフェイル時最遅角ガード点火時期を遅角側に設定し、吸気バルブ13の開タイミングの遅角側への移行を許容する(直列エンジンで設定される開タイミングよりも遅角側への移行を許容する)ものである。
本発明は、トルクデマンド制御を行うエンジンの点火時期制御に適用可能である。
1 エンジン(内燃機関)
13 吸気バルブ
100in 吸気側VVT機構(可変バルブタイミング機構)
32 エアフロメータ
35 アクセル開度センサ
3 点火プラグ
400 ECU
13 吸気バルブ
100in 吸気側VVT機構(可変バルブタイミング機構)
32 エアフロメータ
35 アクセル開度センサ
3 点火プラグ
400 ECU
Claims (2)
- 吸気バルブのバルブタイミングを可変とする可変バルブタイミング機構を備えていると共に、内燃機関の出力トルクが、運転者のアクセル操作量に応じた要求トルクとなるように、吸入空気量の実測値に応じて点火栓の点火時期を制御する点火時期制御を行う内燃機関の制御装置において、
前記吸気バルブの実際の開タイミングが、前記内燃機関の運転状態に応じて設定される目標開タイミングよりも進角側となる前記可変バルブタイミング機構の進角異常発生時に、前記点火栓の点火時期制御範囲の遅角側の限界点火時期である最遅角点火時期が、排気ガス温度を排気系の許容上限温度以下に抑えるために予め設定された異常時最遅角ガード点火時期に等しいか、または、より進角側に設定されることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1記載の内燃機関の制御装置において、
前記排気系の許容上限温度は、この排気系に備えられた触媒コンバータの溶損温度未満の値に設定されていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002094A JP2016125459A (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015002094A JP2016125459A (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 内燃機関の制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016125459A true JP2016125459A (ja) | 2016-07-11 |
Family
ID=56357664
Family Applications (1)
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JP2015002094A Pending JP2016125459A (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016125459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020008941A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関の制御システム及びその制御装置 |
-
2015
- 2015-01-08 JP JP2015002094A patent/JP2016125459A/ja active Pending
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