JP2016123753A - 鞄 - Google Patents

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Abstract

【課題】リッドを備えた鞄において、リッドの損傷や鞄自体の損傷を回避できるような構造の鞄を提供することを課題とする。【解決手段】後シェル40と前シェル20とは第1ヒンジ41、41で繋がれ、第1錠前機構25に第1フック42、42が係止されることで、施錠される。加えて、後シェル40に第3フック43が設けられており、この第3フック43が第2錠前機構50に係止される。すなわち、リッド23が開けられると、第3フック43の連結作用により、前シェル20を開けることができない。【効果】リッドが閉じているときに、初めて後シェルに対して前シェル本体を開くことができるため、リッドの損傷及び鞄自体の損傷を回避できる。【選択図】図3

Description

本発明は、旅行カバン、スーツケース、トランク、アタッシュケースとして使用される鞄に関する。
鞄には、書類、本、衣装、衣類、生活用品など諸々の物品が詰められる。これらの物品の出し入れを考慮して、種々の構造のカバンが提案されてきた(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
特許文献1の図1に示されるように、鞄本体(1)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)は、鞄全体を開放することなく、必要は収納物を簡単に取り出せるようにしたものである。
すなわち、鞄本体(1)は、側壁部(3)に、蝶番(6、6)で連結された蓋扉(5)を備えていることを構造的な特長とする。
蓋扉(5)は、止着部(10)で止着されているため、この止着部(10)を分離状態にすることで、蓋扉(5)を開放して、必要な収納物を収納室(7)に出し入れすることができる。
又は、錠(12、12)を開錠することで、鞄本体(1)へ物品を出し入れすることができる。
ある収納物(以下、特定収納物と記す。)が、収納室(7)と鞄本体(1)の何れに収納されているかは、鞄使用者の記憶力に委ねられる。
長い時間が経過した後に、特定収納物を探す場合に、先ず、蓋扉(5)を開け、見つからなければ、錠(12、12)を開錠して鞄本体(1)を開く。
急いでいる場合に、蓋扉(5)を戻さないまま(蓋扉(5)を開放したまま)で、鞄本体(1)を開くことがある。すると、開放状態の蓋扉(5)の角が床に当たり、蓋扉(5)自体や蝶番(6、6)が損傷することがある。
蓋扉(5)を備えた鞄本体(1)において、蓋扉(5)の損傷を回避できるような構造が求められる。
実開平6−17519号公報
本発明は、蓋扉に相当するリッドを備えた鞄において、リッドの損傷や鞄自体の損傷を回避できるような構造の鞄を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、六面のうち一面が開口している後シェルと、六面のうち一面が開口している前シェルと、前記後シェルに前記前シェルを開閉自在に連結する第1ヒンジと、前記後シェルに前記前シェルを施錠する第1錠前機構とを備える鞄であって、
前記前シェルは、前記第1錠前機構で前記後シェルに施錠される前シェル本体と、この前シェル本体に第2ヒンジを介して開閉自在に取付けたリッドと、このリッドを前記前シェル本体に施錠する第2錠前機構とを備え、
この第2錠前機構は、前記リッドが開放状態にあるときに、前記前シェル本体を前記後シェルに機械的に連結し、前記リッドが閉じ状態にあるときに、前記機械的な連結を解除する連結機構を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、第1錠前機構は、後シェルから延びる第1フックを係止する機構であり、
第2錠前機構は、リッドから延びる左右の第2フックを係止する機構であって、左の第2フックに係合する左の縦壁部を有する左の移動部材と、右の第2フックに係合する右の縦壁部を有する右の移動部材と、左右の移動部材間に介在させる第1圧縮ばねとを備え、
連結機構は、先端に左右の切り欠き溝を有し後リッドから延びる第3フックと、左の移動部材に設けられ左の切り欠き溝に係合する左の第1片と、右の移動部材に設けられ右の切り欠き溝に係合する右の第1片とからなり、
左右の第2フックが左右の縦壁部から外れたときに左右の第1片が切り欠き溝に係合するようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、連結機構は、第1フックが第1施錠機構から外れる動作に伴って第3フックが左右の第1片から離れるときに左右の第1片間に進入して、左右の移動部材が互いに接近するように移動することを防止する第3ストッパを備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、リッドを前シェル本体に施錠する第2錠前機構を備え、この第2錠前機構は、リッドが開放状態にあるときに、前シェル本体を後シェルに機械的に連結する。すなわち、リッドが開いているときには、後シェルに対して前シェル本体を開くことができない。リッドが閉じているときに、初めて後シェルに対して前シェル本体を開くことができる。結果、リッドを備えた鞄において、リッドの損傷及び鞄自体の損傷を回避できるような構造の鞄が提供される。
請求項2に係る発明では、連結機構は、後リッドから延びる第3フックと、左の移動部材に設けられ左の切り欠き溝に係合する左の第1片と、右の移動部材に設けられ右の切り欠き溝に係合する右の第1片とからなる。左右の第1片は、第2錠前機構に常備する左右の移動部材に一体形成されるため、格別に部品を追加することなく、構成できる。第3フックは単純な舌状部材とすることができる。よって、本発明によれば、連結機構が単純であり、連結機構によるコスト上昇を抑制することができる。
請求項1、2では、後シェルに対して前シェルを閉じた状態の他、開いた状態でも、リッドの開閉が可能となる。後シェルに対して前シェルが閉じているときにだけ、リッドの開閉が行えるようにしたい。
そこで、請求項3に係る発明は、第3ストッパを連結機構に追加して、後シェルに対して前シェルが閉じているときにだけ、リッドの開閉が行えるようにした。
本発明に係る鞄の正面図である。 リッドが開かれているときの鞄の斜視図である。 後シェルに対して前シェルが開かれているときの鞄の斜視図である。 前シェルの背面図である。 図4の5−5線断面図である。 第2錠前機構の平面図である。 フックが外れた状態の第2錠前機構の平面図である。 第2錠前機構の分解斜視図である。 ダイヤルと第1ストッパの平面図である。 図9の10−10線断面図である。 第2ストッパの作用図である。 第2錠前機構の作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、鞄10は、底面にキャスター(自在車輪)11を備え、右面に第1ハンドル12を備え、上面に第2ハンドル13を備え、左面に脚14を備え、前シェル20の高さ方向途中に第2ヒンジ21、21を備え、角部(隅部、コーナー部)にコーナー補強部材16を備えている。第2ヒンジ21は、布ヒンジであってもよいが、保安性を考えると、金属製蝶番が好ましい。なお、第2ヒンジ21は、樹脂等により前シェル20に一体成形されていてもよい。
図2に示すように、鞄10は、後シェル40に前シェル20を合わせることで、収納空間を形成する箱型の容器である。
前シェル20は、前シェル本体22と、この前シェル本体22に開閉自在に取付けられたリッド23とからなる。このリッド23は、第2ヒンジ(図1、符号21、21)で前シェル本体22に連結されている。さらに、リンク24、24でリッド23は全開位置が決められる。
前シェル20は、第1ハンドル12の近傍位置に第1錠前機構25を備え、第2ハンドル13の近傍位置に第2錠前機構50を備えている。リッド23には、第2錠前機構50に係止される第2フック26L、26R(後シェル40から見て左のパーツに「L」、右のパーツに「R」を添える。以下同様。)が設けられている。
図3に示すように、後シェル40は、六面のうち一面が開口しているボックスであり、前シェル20も、六面のうち一面が開口しているボックスである。なお、前シェル20の開口はメッシュ状の仕切壁33で閉じられている。
後シェル40と前シェル20は第1ヒンジ41、41で連結されている。
後シェル40には、第1錠前機構25に係止される第1フック42、42が設けられると共に上部に第2錠前機構50に係止される第3フック43が設けられている。
図4に示すように、仕切壁33にインナファスナー37、38が設けられている。インナファスナー37、38を開くことで、前シェル20内の物品を取り出すことができる。仕切壁33は、ネット、布キャンバス、樹脂板の何れでもよい。
図5に示すように、仕切壁33の上部に多段ポケット34を設け、仕切壁33の下部に大きなポケット35を設ける。大きなポケット35には、いわゆるパソコン36を入れることができ、上も多段ポケット34には、小物や軽い書類などを入れることができる。
想像線で示す位置にリッド23を開けると、正面から書類の出し入れ、パソコンの出し入れができきる。すなわち、図2に示すように、リッド23だけを開けることができ、物品の出し入れが極めて容易に行える。
図6に示すように、第2錠前機構50は、複数(この例では3個)のダイヤル51と、左右一対の指掛け52L、52Rを備えている。このような第2錠前機構50は、後シェル40とリッド23とで挟まれる前シェル本体22に設けられている。なお、第2錠前機構50の詳細は後述するが、ダイヤル51が所定の数字列になると解錠される構造であり、ダイヤル51部は通常のダイヤルロック機構であり詳細説明は省略する。
図7に示すように、第2フック26L、26Rは矢印のように移動して第2錠前機構50に係止される。また、第3フック43は矢印のように移動して第2錠前機構50に係止される。
第2錠前機構50は、図8に示す構成要素と、図9に示す構成要素で構成される。
すなわち、図8に示すように、第2錠前機構50は、第1圧縮ばね53で左右へ付勢される左右の移動部材60L、60Rを備えている。
左の移動部材60Lは、金属板のブレス成形品であり、第3フック43側へ延びた後に下へ折り曲げられる第1片61Lと、第2フック26L側の部位で上へ折り曲げられた第2片62Lと、第2フック26Lの進行方向に延びる縦壁部63Lと、上へ折り曲げられ指掛け(図6、符号52L)が嵌められる第3片64Lとを備える。第1片61L、第2片62L、縦壁部63L及び第3片64Lは、第1圧縮ばね53から離れる方向へこの順で並べられている。
右の移動部材60Rは、金属板のブレス成形品であり、第3フック43側へ延びた後に下へ折り曲げられる第1片61Rと、第2フック26R側の部位で上へ折り曲げられた第2片62Rと、第2フック26Rの進行方向に延びる縦壁部63Rと、上へ折り曲げられ指掛け(図6、符号52R)が嵌められる第3片64Rとを備える。第1片61R、第2片62R、縦壁部63R及び第3片64Rは、第1圧縮ばね53から離れる方向へこの順で並べられている。
加えて、第2錠前機構50は、左右の第3片64L、64Rに対応して配置される第2ストッパ65L、65Rと、左右の第1片61L、61Rに対応して配置される第3ストッパ67を備えている。
左右の第2フック26L、26Rはコ字金具68に一体形成され、このコ字金具68は、リッド(図2、符号23)にビスで固定され、第3フック43はT字金具69に一体形成され、このT字金具69は、後シェル(図3、符号40)にビスで固定される。
分解斜視図であるため、分離して示したが、第2ストッパ65L、65Rは、第2フック26L、26Rの先端に当接可能とされ、また、第3ストッパ67は、第3フック43の先端に当接可能とされる。
第2ストッパ65L、65Rは、第2圧縮ばね66L、66Rで付勢され、第2フック26L、26Rで押されたときに、第2圧縮ばね66L、66Rが縮んで後退する。第2フック26L、26Rが戻されると、第2圧縮ばね66L、66Rが伸びて、第2ストッパ65L、65Rは前進する。
第3ストッパ67は、第3圧縮ばね71、71で付勢され、第3フック43で押されたときに、第3圧縮ばね71、71が縮んで後退する。第3フック43が戻されると、第3圧縮ばね71、71が伸びて、第3ストッパ67は前進する。
本発明では、従来の錠前機構に、枠で囲った要素群からなる連結機構70を付加したことを構造的な特長とする。すなわち、連結機構70は、左右の第1片61L、61Rと、第3ストッパ67と、第3圧縮ばね71、71と、第3フックを備えるT字金具69とからなる。なお、左右の第1片61L、61Rと第3フックを備えるT字金具69は必須であるが、連結機構70から第3ストッパ67と第3圧縮ばね71、71とを省くことはできる。
図9に示すように、第2錠前機構50の構成要素の1つであるブラケット54から左右の壁55L、55Rが立てられ、これらの壁55L、55Rに丸棒56が渡され、この丸棒56に回転自在にダイヤル51が取付けられている。加えて、左右の壁55L、55Rに、突起73L、73Rを介して板状の第1ストッパ74が上下動自在に取付けられている。
図10(a)に示すように、丸棒56に、カム57が取付けられており、ダイヤル(図9、符号51)の数字列が解錠番号に合致したときに、カム溝57aに第1ストッパ74の一部が進入する。
第1ストッパ74は付勢ばね75で上へ付勢されている。カム溝57aへ第1ストッパ74の一部が進入すると、第1ストッパ74は上昇して、第2片62Lから離れる。この状態では、第1ストッパ74に妨げられることなく、移動部材60L、60Rが図面表裏方向へ移動し得る。
一方、ダイヤル(図9、符号51)が解錠番号に合致していないときには、図10(b)に示すように、第1ストッパ74はカム溝57aから外れる。結果、第1ストッパ74は突起73Lを回転中心にして図面時計方向に回って下降し、第2片62Lの移動を妨げる。すなわちこの状態では、第1ストッパ74に妨げられ、移動部材60L、60Rの図面表裏方向へ移動が制限される。
すなわち、図9において、第1ストッパ74が上がっているときには、左右の第2片62L、62Rは、第1ストッパ74の下を通るため、左右の移動部材60L、60Rは、互いに接近する方向へ移動し得る。
第1ストッパ74が下がっているときには、左右の移動部材60L、60Rは、接近し得ない。
次に、第3ストッパ67の作用を説明する。
図11(a)に示すように、第3フック43は、左右に切り欠き溝44L、44Rを有する。第3ストッパ67から第3フック43が離れているときには、第3ストッパ67は、左右の第1片61L、61Rの間に挟まっている。すなわち、第3ストッパ67の存在により、左右の第1片61L、61Rの間隔は、これ以上狭くならない。
図11(a)は、後シェルに対して前シェルが開いている状態に相当し、第3ストッパ67の存在により、左右の移動部材の移動が制限される。結果、リッドが開放される心配はなくなる。
次に、第3フック43が第3ストッパ67に接近し、第3ストッパ67を押すと、第3圧縮ばね71、71が縮んで第3ストッパ67は後退し始める。代わりに第3フック43が左右の第1片61L、61Rの間に進入する。
さらに、第3フック43が前進すると、図11(b)に示すように、左右に切り欠き溝44L、44Rへ左右の第1片61L、61Rが進入し得る。すなわち、第3ストッパ67が無くなったため、左右の第1片61L、61Rの間隔が狭くなり得る。
図11(b)は、後シェルに対して前シェルが閉じられている状態に相当し、左右の切り欠き溝44L、44Rに左右の第1片61L、61Rが嵌合しているため、T字金具69が拘束され、後シェルに対して前シェルが開放される心配はなくなる。
以上の構成からなる第2錠前機構50の作用を次に説明する。
図12(a)では、縦壁部63L、63Rに、第2フック26L、26Rが係止されている。一方、第3フック43には、第1片61L、61Rが係合していないため、第3フック43は、第2錠前機構50から外し得る。結果、図3に示すように、第1錠前機構25を用いて、後シェル40に対して前シェル20を開くことができる。
図12(a)に示す第2片62L、62Rは、図9に示す第1ストッパ74で、互いに接近することができないようになっている。従って、図3に示すリッド23が開けられることはない。
図9に示すダイヤル51が所定の数字列になると、第1ストッパ74が開放位置へ移動し、移動部材60L、60Rが移動可能となる。
そこで、指で移動部材60L、60Rを互いに接近するように移動する。すると、図12(b)に示すように、第1片61L、61Rが第3フック43へ進入すると共に縦壁部63L、63Rが第2フック26L、26Rから外れる。これで、第2フック26L、26Rを第2錠前機構50から外すことができる。
図12(c)に示すように、第2フック26L、26Rを第2錠前機構50から外す。これで、図2に示すように、前シェル本体22からリッド23を開くことができる。このときには、第2ストッパ65L、65Rが前進し、縦壁部63L、63Rに当たるため、移動部材60L、60Rが互いに離れる方向へ移動することはなく、図12(c)の状態が維持される。
リッド23を閉じる場合は、図12(c)に示す第2フック26L、26Rが第2ストッパ65L、65Rを押して、図12(b)のようになる。第1圧縮ばね53の作用で、移動部材60L、60Rが互いに離れる方向へ移動し、図12(a)に示すように、第2フック26L、26Rに縦壁部63L、63Rが係合する。
ところで、図12(a)で第3フック43が第2錠前機構50から離れると、図11(a)に示すように、第1片61L、61Rは、第3ストッパ67で互いに接近することが阻止される。この第3ストッパ67のストッパ作用により、図3のように前シェル20を開いた状態では、リッド23を開くことができない。前シェル20を閉じることが、リッド23の開放条件となる。
以上により、後シェルに対して前シェルが閉じていることを条件に、リッドの開閉が可能となる。よって、不用意にリッドが開けられ、リッドが痛むということは無くなる。
第3フック43は必須ではないが、第3フック43が備えられていれば、リッドが閉じていることを条件に、後シェルに対して前シェルを開閉することができる。結果、リッドが損傷することや鞄本体が損傷することを回避することができる。
尚、本発明の鞄は、いわゆる、旅行カバン、スーツケース、トランク、アタッシュケースであれば種類は問わない。
本発明は、旅行鞄に好適である。
10…鞄、20…前シェル、21…第2ヒンジ、22…前シェル本体、23…リッド、25…第1錠前機構、26L、26R…左右の第2フック、40…後シェル、41…第1ヒンジ、42…第1フック、43…第3フック、44L、44R…左右の切り欠き溝、50…第2錠前機構、53…第1圧縮ばね、60L、60R…左右の移動部材、61L、61R…左右の第1片、63L、63R…左右の縦壁部、67…第3ストッパ、70…連結機構。

Claims (3)

  1. 六面のうち一面が開口している後シェルと、六面のうち一面が開口している前シェルと、前記後シェルに前記前シェルを開閉自在に連結する第1ヒンジと、前記後シェルに前記前シェルを施錠する第1錠前機構とを備える鞄であって、
    前記前シェルは、前記第1錠前機構で前記後シェルに施錠される前シェル本体と、この前シェル本体に第2ヒンジを介して開閉自在に取付けたリッドと、このリッドを前記前シェル本体に施錠する第2錠前機構とを備え、
    この第2錠前機構は、前記リッドが開放状態にあるときに、前記前シェル本体を前記後シェルに機械的に連結し、前記リッドが閉じ状態にあるときに、前記機械的な連結を解除する連結機構を備えていることを特徴とする鞄。
  2. 前記第1錠前機構は、前記後シェルから延びる第1フックを係止する機構であり、
    前記第2錠前機構は、前記リッドから延びる左右の第2フックを係止する機構であって、前記左の第2フックに係合する左の縦壁部を有する左の移動部材と、前記右の第2フックに係合する右の縦壁部を有する右の移動部材と、前記左右の移動部材間に介在させる第1圧縮ばねとを備え、
    前記連結機構は、先端に左右の切り欠き溝を有し前記後リッドから延びる第3フックと、前記左の移動部材に設けられ前記左の切り欠き溝に係合する左の第1片と、前記右の移動部材に設けられ前記右の切り欠き溝に係合する右の第1片とからなり、
    前記左右の第2フックが前記左右の縦壁部から外れたときに前記左右の第1片が前記切り欠き溝に係合するようにしたことを特徴とする請求項1記載の鞄。
  3. 前記連結機構は、前記第1フックが前記第1施錠機構から外れる動作に伴って前記第3フックが前記左右の第1片から離れるときに前記左右の第1片間に進入して、前記左右の移動部材が互いに接近するように移動することを防止する第3ストッパを備えていることを特徴とする請求項2記載の鞄。
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