JP2016123709A - 濾過用フィルタ体およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コーヒーなどを抽出するときに用いる濾過用フィルタ体の形状安定性を向上させる。
【解決手段】濾過用フィルタ体10に、フィルタ部20と可撓性板状部材で形成された支持部50とを備える。フィルタ部20は、不織布を袋状に形成したものである。支持部50は、注入側接合部52および排出側接合部54でフィルタ部20に接合している。支持部50は、把持部60と支柱対70と主支柱80と肩部72と腕部73とを有している。把持部60は、注入側接合部52から基準線分57に向かって延びる。支柱対70は、把持部60の両側で注入側接合部52から基準線分57に向かって延びる。主支柱80は、支柱対70から排出側接合部54まで延びる。肩部72は、主支柱80から両側にそれぞれ延びる。腕部73は、肩部72のそれぞれから基準線分57に向かって延びる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コーヒー粉末などの固体に熱湯などの液体を注ぐことにより液体を抽出するときに用いる濾過用フィルタ体およびその製造方法に関する。
コーヒーには、大きく2種類がある。コーヒーの豆を焙煎して所定の粉末に挽いたものを、種々の方法でドリップして抽出されるコーヒー、および、コーヒー抽出物を人工的な粉末としたいわゆるインスタントコーヒーとである。インスタントコーヒーは、改良が進んでいるといえ、その手軽さと簡単さを優先しているので、味としては不十分であることは否めない。
このため、焙煎後に挽かれたコーヒー豆の粉末を種々の手段で、ドリップして、コーヒーを入れることが多く行われる。このようないわゆるレギュラーコーヒーであれば、豆、焙煎、挽き方、入れ方などの要素に依存する以外は、一般的にはコーヒー本来の味が楽しめるので、インスタントコーヒーよりはおいしくなることが多い。ドリップの方式としては、たとえば、サイフォン式、ペーパーフィルター式、ネルドリップ式などがある。
サイフォン式、ペーパーフィルター式、ネルドリップ式などの方法での抽出は、容器や機器をセットした上で、コーヒー豆を挽くか、挽いてあるコーヒー豆の粉末を、これら容器に投入しなければならない。その上で、コーヒー豆の粉末に当てるようにしてお湯を注ぐ必要がある。これらの手順は、非常な手間であるし、使い捨てとなるペーパーフィルター、容器、および、機器を、用意する手間や、必要な場所に移動させたり運搬させたりする面倒がある。
コーヒーは、贈答品として使用されることも多い。しかし、受け取った人が、コーヒー豆を挽く道具やコーヒーを抽出する容器や機器(サイフォン、フィルター、ネルなど)を有していない場合には、かえって迷惑な贈答品となりかねない。この迷惑を確実に予防するには、コーヒーが贈答品に選ばれる場合には、上述のインスタントコーヒーしか選択できない。
このように、コーヒーを楽しむシチュエーションは、贈答も含めて様々にあり、抽出のための特別な容器や機器を必要とせず、十分においしく運搬や保管が容易なレギュラーコーヒーが求められていた。このような要望の中で、フィルターペーパーの内部に予め挽いたコーヒー豆を封入しておき、コーヒーカップなどの飲用容器に取り付ける機構を備えたコーヒー抽出バッグが提案されている。
これらのコーヒー抽出バッグの多くは、コーヒー豆の粉末を封入しているフィルターの上部部分を開封して、コーヒー豆の粉末を露出させてお湯を、コーヒー豆の粉末に注ぎながら抽出を行うものである。このとき、羽根や爪などの部材が、フィルターに備わっており、これらが、飲用容器の縁に引掛けられて、フィルターが固定されるようになっていることが多い。
特許第4105185号公報 特開2004−24763号公報
飲用容器の縁にコーヒー抽出バッグの羽根や爪などの部材を引掛けた状態で、コーヒー液を抽出するためにお湯を注ぐと、お湯の運動量および重さによって、コーヒー抽出バッグが変形したり、傾いたり、あるいは、飲用容器の底の方に落ち込んでしまう可能性がある。コーヒー粉末などの固体に熱湯などの液体を注ぐことにより液体を抽出するときに用いる濾過用フィルタ体の形状が不安定であると、コーヒー粉末などが飛散したり、抽出液の内部に入ってしまう可能性がある。
そこで、本発明は、コーヒー粉末などの固体に熱湯などの液体を注ぐことにより液体を抽出するときに用いる濾過用フィルタ体において、形状安定性を向上させることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、濾過用フィルタ体において、膜状の第1のフィルタ材と少なくとも一部が前記第1のフィルタ材に重なり合う膜状の第2のフィルタ材とを備え、閉じた封止線に沿って前記第1のフィルタ材および前記第2のフィルタ材が封止されたフィルタ部と、前記封止線で囲まれる封止領域内で前記第1のフィルタ材および前記第2のフィルタ材のそれぞれの外面に注入側接合部と前記封止線上の2点を通る基準線分に対して前記注入側接合部の反対側の排出側接合部とで接合し、前記注入側接合部から前記基準線分に向かって延びる把持部と、前記把持部の両側で前記入側接合部から前記基準線分に向かって延びる支柱対と、前記支柱対から前記排出側接合部まで延びる主支柱と、前記主支柱から両側にそれぞれ延びる一対の肩部と、前記肩部のそれぞれから前記基準線分に向かって延びる一対の腕部と、が可撓性板状部材で形成された一対の支持部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、濾過用フィルタ体の製造方法において、帯状のフィルタ材をその延びる方向に実質的に平行な折畳線で折り畳む折畳工程と、前記折畳工程の後に、前記折畳線に実質的に平行な第1封止線で前記フィルタ材を封止する封止工程と、前記折畳工程の後に、前記折畳線および前記封止線を横切る第1切断線に沿って封止するとともに切断する第1切断工程と、前記折畳工程の後に、前記フィルタ材の延びる方向に前記第1切断線から離れかつ前記折畳線および前記封止線を横切る第2切断線に沿って封止するとともに切断する第2切断工程と、前記折畳線と前記封止線と前記第1切断線と前記第2切断線とからなる封止線で囲まれる封止領域内で前記フィルタ材のそれぞれの外面に注入側接合部と前記封止線上の2点を通る基準線分に対して前記注入側接合部の反対側の排出側接合部とで接合し、前記注入側接合部から前記基準線分に向かって延びる把持部と、前記把持部の両側で前記入側接合部から前記基準線分に向かって延びる支柱対と、前記支柱対から前記排出側接合部まで延びる主支柱と、前記主支柱から両側にそれぞれ延びる一対の肩部と、前記肩部のそれぞれから前記基準線分に向かって延びる一対の腕部と、を可撓性板状部材で形成する支持部形成工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、コーヒー粉末などの固体に熱湯などの液体を注ぐことにより液体を抽出するときに用いる濾過用フィルタ体の形状安定性が向上する。
本発明に係る濾過用フィルタ体の一実施の形態の平面図である。 本発明に係る濾過用フィルタ体の一実施の形態の使用状態における斜視図である。 本発明に係る濾過用フィルタ体の一実施の形態の使用状態をカップおよびコーヒー豆とともに示す斜視図である。 本発明に係る濾過用フィルタ体の一実施の形態の一変形例における平面図である。 本発明に係る濾過用フィルタ体の一実施の形態の製造方法を模式的に示す斜視図である。
本発明に係る濾過用フィルタ体の一実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれに限定されない。同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。

図1は、本実施の形態の濾過用フィルタ体の平面図である。図2は、本実施の形態の濾過用フィルタ体の使用状態における斜視図である。図3は、本実施の形態の濾過用フィルタ体の使用状態をカップおよびコーヒー豆とともに示す斜視図である。
本実施の形態の濾過用フィルタ体10は、たとえばコーヒー粉末などの固体に熱湯などの液体を注ぐことにより液体を抽出するときに用いる。この濾過用フィルタ体10は、フィルタ部20と支持部50とを有している。
フィルタ部20は、たとえば1枚の長方形の膜状の不織布を長辺の中点を通る折畳線21で折り畳んだ形状をしている。フィルタ部20の折畳線21で折り畳んだときに重なり合う辺22,23,24は、接合されている。つまり、フィルタ部20は、折畳線21と辺23と辺22と辺24とからなる閉じた封止線で封止されて、閉じた袋状になっている。折畳線21を境として、フィルタ部20の一方を第1のフィルタ材、他方を第2のフィルタ材と呼ぶこととする。ここでは、フィルタ部20を不織布製としたが、抽出する液体の種類に応じて適宜選択してもよい。
支持部50は、平面状のフィルタ部20の両面にそれぞれ接合している。図1においては、説明のため、支持部50とフィルタ部20との接合部をハッチングで示している。また、説明のため、折畳線21の一方の端点56と、この端点56の対角に位置する点55とを結ぶ線分を基準線分57と呼ぶこととする。端点56の対角に位置する点55は、折畳線21の対辺22と、点56とは異なる折畳線21の端点と接する辺23との交点である。
支持部50とフィルタ部20との接合部には、注入側接合部52と排出側接合部54とが含まれる。排出側接合部54は、注入側接合部52に対して、基準線分57の反対側に位置している。排出側接合部54は、たとえば辺22と辺24との交点の近傍に位置している。排出側接合部54および注入側接合部52は、たとえば、フィルタ部20の基準線分57が延びる方向における中央部に位置している。
支持部50は、把持部60と支柱対70と主支柱80と肩部72と腕部73とを有している。把持部60は、注入側接合部52から基準線分57に向かって延びている。支柱対70は、把持部60の基準線分57が延びる方向の両側で、それぞれ注入側接合部52から基準線分57に向かって延びている。支柱対70の注入側接合部52に対して反対側のそれぞれ端部は、互いに結合している。主支柱80は、支柱対70の注入側接合部52に対して反対側の端部から排出側接合部54まで延びている。
肩部72は、支柱対70と主支柱80との結合部から基準線分57の延びる方向の両側にそれぞれ延びている。肩部72の支柱対70および主支柱80との結合部の反対側の端部からは、それぞれ腕部73が延びている。腕部73の肩部72とは反対側の端部は、結合腕74で結合している。
支持部50は、可撓性板状部材で形成されている。支持部50は、たとえば正方形の厚紙で形成されていて、注入側接合部52、排出側接合部53、把持部60、支柱対70、主支柱80、肩部72、腕部73などの部分は、この厚紙に形成された切り込み(スリット)によって、形成されている。肩部72および腕部73の外側の領域には、注入側接合部52からつながる貼付部53が形成されている。
この濾過用フィルタ体10は、たとえば円形の開口が形成されたカップ90の縁92に載置して用いる。フィルタ部20の両面に接合した支持部50の把持部60のそれぞれを、たとえば親指と人差し指で把持して、フィルタ部20の法線方向に広げることにより、封止線のうち、把持部60に近い辺22,24で両側の第1のフィルタ材と第2のフィルタ材は引き裂かれて、開口が形成される。また、この際、結合腕74の端部に小指などを引掛けてフィルタ部20から結合腕74を引き離すように引っ張っておく。その状態のまま、濾過用フィルタ体10をカップ90の開口に挿入していく。これにより、濾過用フィルタ体10は、肩部72の下側(基準線分57側)がカップ90の縁92に載る。
このようにして濾過用フィルタ体10をカップ90に載置した状態では、フィルタ部20の下部は略円錐状となる。この状態で、フィルタ部20の上面に粉末状のコーヒー豆94を投下する。さらに、たとえば熱湯を注ぐことによりコーヒー液がフィルタ部20を透過してカップ90内に抽出される。
図4は、本実施の形態の濾過用フィルタ体の一変形例における平面図である。
この変形例は、肩部72および腕部73の主支柱80側の辺の形状が異なる。この変形例では、肩部72および腕部73の主支柱80側の辺が3つの円弧の組み合わせになっている。
図5は、本実施の形態の濾過用フィルタ体の製造方法を模式的に示す斜視図である。
まず、支持部50よりも大きな厚紙にたとえば金属製の型を押し付けて、複数の支持部50を形成する。このとき、支持部50の内部、あるいは、隣り合う支持部50との間に、取り除く部分が生じないように支持部50の構造、および、型を形成しておくと、厚紙の無駄がなくなる。また、このようにしておくことにより、取り除かれるべき厚紙が異物として製品中に混入する可能性をなくすことができる。ここでは、支持部50を厚紙で形成するとしたが、可撓性板状部材であれば、他の材料を用いてもよい。たとえば樹脂製としてもよい。
次に、たとえば帯状の不織布32に支持部50をたとえば接着剤で貼り付ける(支持部形成工程)。このとき、不織布32が延びる方向に実質的に平行な線34を挟んで対称に支持部50を貼り付けておく。不織布32が延びる方向に実質的に平行な線34が、折畳線21となる。帯状の不織布32は、たとえばロール状にしておく。
その後、帯状の不織布32をその幅方向の中央で折り畳み(折畳工程)、支持部50を挟んで折り畳んだ線に平行な線34に沿って超音波にて切断しつつ、接合していく(封止工程)。さらに、支持部50を挟んで、不織布32が延びる方向の両側で、支持部50を挟んで折り畳んだ線に平行な線34を横切る方向の線35に沿って、不織布32を超音波にて切断しつつ、接合していく(第1切断工程および第2切断工程)。切断および封止の方法としては、ここで説明した方法に限定されない。たとえば、圧着した後、刃物などで切断してもよい。封止工程、第1切断工程および第2切断工程の順番は、この順でなくてもよい。また、封止工程、第1切断工程および第2切断工程の後に、支持部形成工程を行ってもよい。
コーヒー豆などをフィルタ部20の内部に予め封入しておく場合には、たとえば折畳工程、封止工程および第1切断工程を行った後、コーヒー豆を不織布32で形成された一方に開口が形成された袋に投入した後、第2切断工程によってフィルタ体20を封止する。
コーヒー液は、主として、略円錐状のフィルタ部20の頂点近傍から排出されるため、このような濾過用フィルタ体10を用いることにより、液体がコーヒー豆94と接している時間が長くなり、コーヒー液の味がよくなる。抽出の後半では、コーヒー液などの抽出物にフィルタ部20の頂点近傍が浸漬していてもよい。
注入側接合部52と排出側接合部54とが支柱対70および主支柱80で結合しているため、濾過用フィルタ体10をカップ90などに載置した状態では、フィルタ部20の上側は外側に引っ張られて、液体を注ぐために十分な開口が自然に形成される。このため、濾過用フィルタ体10の内部にコーヒー豆を封入しておいた場合でも、過度な引張によってコーヒー豆が飛散してしまうおそれが小さくなる。
また、カップ90に引掛かる肩部72は、支柱対70および主支柱80で上に位置する注入側接合部52および排出側接合部54に結合しているため、過度にフィルタ部20から離れることがなく、意図しない変形をするおそれが小さく、液体を注いだときにも安定している。つまり、形状安定性が向上する。
この濾過用フィルタ体10は、使用者の手を把持部72および結合腕74以外に触れないようにして、カップ90に載置することができる。したがって、コーヒー豆94あるいはコーヒー液が触れる部分に、人の手を触れないようにして用いることができるため、衛生的である。
濾過用フィルタ体10の封止線で封止された袋状のフィルタ部20の内部に、予め、粉末状のコーヒー豆などを封入しておいてもよい。この場合には、濾過用フィルタ体10をカップ90などに載置した後、コーヒー豆をフィルタ部20に透過することなく、お湯などを注入することができる。
また、腕部73の主支柱80側の辺は、肩部72から結合腕74に向かって、一旦、主支柱80側に広がるように形成されていてもよい。このように形成しておくことにより、カップ90の縁92に引っ掛る肩部72と腕部73との連結部の主支柱80側の辺が、カップ90の縁92からあまり離れることなく挟み込むこととなり、安定性が向上する。
肩部72と腕部73との連結部の主支柱80側の辺は、肩部72から基準線分57に向かうほど主支柱80側に近づくような弧を描いている。このように形成しておくことにより、肩部72と腕部73との連結部の幅をより広くすることができ、カップ90の縁92に引っ掛る肩部72と腕部73との連結部の強度を向上させることができる。
10…濾過用フィルタ体、20…フィルタ部、21…折畳線、22…辺、23…辺、24…辺、32…不織布、34…線、35…線、50…支持部、52…注入側接合部、53…貼付部、54…排出側接合部、55…点、56…点、57…基準線分、60…把持部、70…支柱対、72…肩部、73…腕部、74…結合腕、80…主支柱、90…カップ、92…縁、94…コーヒー豆

Claims (6)

  1. 膜状の第1のフィルタ材と少なくとも一部が前記第1のフィルタ材に重なり合う膜状の第2のフィルタ材とを備え、閉じた封止線に沿って前記第1のフィルタ材および前記第2のフィルタ材が封止されたフィルタ部と、
    前記封止線で囲まれる封止領域内で前記第1のフィルタ材および前記第2のフィルタ材のそれぞれの外面に注入側接合部と前記封止線上の2点を通る基準線分に対して前記注入側接合部の反対側の排出側接合部とで接合し、前記注入側接合部から前記基準線分に向かって延びる把持部と、前記把持部の両側で前記入側接合部から前記基準線分に向かって延びる支柱対と、前記支柱対から前記排出側接合部まで延びる主支柱と、前記主支柱から両側にそれぞれ延びる一対の肩部と、前記肩部のそれぞれから前記基準線分に向かって延びる一対の腕部と、が可撓性板状部材で形成された一対の支持部と、
    を有することを特徴とする濾過用フィルタ体。
  2. 前記腕部と前記肩部との接続部の前記主支柱側は前記肩部から前記基準線分に向かうほど前記主支柱側に近づくような弧を描いていることを特徴とする請求項1に記載の濾過用フィルタ体。
  3. 前記封止線は前記基準線分の端点を対頂点とする四辺形であり、前記支持部は対角線が実質的に前記基準線分に平行なひし形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の濾過用フィルタ体。
  4. 前記第1のフィルタ材と前記第2のフィルタ材とは前記封止線の前記排出側接合部に近い一辺で折り畳まれていることを特徴とする請求項3に記載の濾過用フィルタ体。
  5. 前記第1のフィルタ材および前記第2のフィルタ材は不織布で形成されていて、前記支持部は紙で形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の濾過用フィルタ体。
  6. 帯状のフィルタ材をその延びる方向に実質的に平行な折畳線で折り畳む折畳工程と、
    前記折畳工程の後に、前記折畳線に実質的に平行な第1封止線で前記フィルタ材を封止する封止工程と、
    前記折畳工程の後に、前記折畳線および前記封止線を横切る第1切断線に沿って封止するとともに切断する第1切断工程と、
    前記折畳工程の後に、前記フィルタ材の延びる方向に前記第1切断線から離れかつ前記折畳線および前記封止線を横切る第2切断線に沿って封止するとともに切断する第2切断工程と、
    前記折畳線と前記封止線と前記第1切断線と前記第2切断線とからなる封止線で囲まれる封止領域内で前記フィルタ材のそれぞれの外面に注入側接合部と前記封止線上の2点を通る基準線分に対して前記注入側接合部の反対側の排出側接合部とで接合し、前記注入側接合部から前記基準線分に向かって延びる把持部と、前記把持部の両側で前記入側接合部から前記基準線分に向かって延びる支柱対と、前記支柱対から前記排出側接合部まで延びる主支柱と、前記主支柱から両側にそれぞれ延びる一対の肩部と、前記肩部のそれぞれから前記基準線分に向かって延びる一対の腕部と、を可撓性板状部材で形成する支持部形成工程と、
    を有することを特徴とする濾過用フィルタ体の製造方法。

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