JP2016123221A - 配電系統監視制御装置 - Google Patents

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弘樹 佐々木
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義宏 市村
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Abstract

【課題】重要設備の復旧を優先しつつ融通送電を行うことで電力供給サービスのレベルを向上させた配電系統監視制御装置を提供する。
【解決手段】他の配電線からの融通送電を必要とする重要設備B1に関する設備情報を記憶する設備情報記憶部1と、配電系統Bの監視情報を記憶する監視情報記憶部2と、設備情報と監視情報とに基づいて、重要設備B1の配電系統情報を作成する設備状態把握部3と、監視情報に基づいて、重要設備B1の位置情報を把握する位置確認部42と、配電系統情報と位置情報とに基づいて、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを検索する優先送電ルート検索部43と、優先送電ルート検索部43が設定した送電ルートについて、設備情報と監視情報とに基づいて融通送電を行う融通手順を作成する融通手順作成部5と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、配電系統において指定した送電箇所へ融通送電を行う配電系統監視制御装置に関する。
従来、配電系統における系統供給電源は、通常配電用変電所からの配電線遮断器(Feeder Circuit Breaker、以下FCBとする)を通じた供給電源である。系統事故時においては、事故点を有する区間以外であっても、事故の影響を受けて停電する場合がある。事故点を有さない停電区間である健全停電区間への送電は、FCBからの電力供給に基づく系統切替により実現される。このような健全停電区域への送電は、停電区域に対してより広域な範囲で電源を供給することを目的としている。
配電系統には、通常、配電系統監視制御装置が設けられている。配電系統監視制御装置は、事故発生時において、事故および事故区間を検出し、優先的に送電を行うべき融通対象区間を判断する。そして、判断された融通対象区間に対して、他の配電盤から融通送電を行うよう制御する。配電系統監視制御装置は、その他にも、任意の配電区間を作業停電させる場合に融通送電を行う制御や、過負荷状態となった配電盤に他の配電盤から過負荷解消に見合う負荷を融通送電する制御を行う。
以上のような融通送電を行う場合において、複数の送電ルートの中から送電損失が最小となる送電ルートを選択し、選択された送電ルート上の各開閉器に対して開閉操作指示を出力する技術が提案されている。この技術は、融通対象区間である健全停電区間へ電力を供給する際に、送電ルートの送電損失が少なくなるように設定することで、経済性と配電盤の運用効率を向上させていた。
特開平09−023583号公報
しかしながら、従来の配電系統監視制御装置による復旧作業は、融通対象区間に送電を行いながら、徐々に停電区間を狭めていくような制御がなされていた。そのため、変電所事故等の広域事故において、病院等の重要設備が停電した場合であっても、重要設備の復旧までに時間を要する場合があった。従って、停電による被害が甚大となる可能性が高い重要設備については、優先的に復旧を行うことが求められていた。
本発明の実施形態は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。その目的は、重要設備の復旧を優先しつつ融通送電を行うことで電力供給サービスのレベルを向上させた配電系統監視制御装置を提供することである。
上記のような目的を達成するための実施形態の配電系統監視制御装置は、他の配電線からの融通送電を必要とする重要設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶部と、配電系統の監視情報を記憶する監視情報記憶部と、前記設備情報と前記監視情報とに基づいて、前記重要設備の配電系統情報を作成する設備状態把握部と、前記監視情報に基づいて、前記重要設備の位置情報を把握する位置確認部と、前記配電系統情報と前記位置情報とに基づいて、前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索する優先送電ルート検索部と、前記優先送電ルート検索部が設定した送電ルートについて、前記設備情報と前記監視情報とに基づいて融通送電を行う融通手順を作成する融通手順作成部と、を有する。
第一の実施形態の配電系統監視制御装置の構成の一例を示す構成図である。 第一の実施形態における設備情報の一例を示す表である。 第一の実施形態における配電系統情報の一例を示す表である。 第一の実施形態における配電系統監視制御装置の送電ルートを決定するフローの一例を示すフローチャートである。 第一の実施形態において選択される送電ルートを示す配電線路図である。 第二の実施形態の配電系統監視制御装置の構成の一例を示す構成図である。 第二の実施形態において選択される送電ルートを示す配電線路図である。 第三の実施形態の配電系統監視制御装置の構成の一例を示す構成図である。 第三の実施形態において選択される送電候補開閉器および送電ルートを示す配電線路図である。 第四の実施形態の配電系統監視制御装置の構成の一例を示す構成図である。
[第一の実施形態]
[1.構成]
以下、本発明の第一の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、配電系統監視制御装置において、他の配電線からの融通送電を行う構成について重点的に説明し、事故区間を検出するための構成等、その他の構成については省略する。図1は、本実施形態の配電系統監視制御装置Aの一例を示す構成図である。配電系統監視制御装置Aは、配電系統Bに接続されている。配電系統Bは、重要設備B1を有する。なお、配電系統Bは、重要設備B1を複数含んでいても良い。
重要設備B1は、配電系統Bにおいて、停電による被害が甚大となる可能性がある設備である。重要設備B1としては、病院、消防署、警察署、学校等がある。また、病院の医療設備や消防署における防災関連設備など、特定の設備を重要設備B1としてもよい。すなわち、事故発生時等に、融通送電が必要であると判断される設備を、重要設備B1とすることができる。
配電系統監視制御装置Aは、具体的には、入力部20や出力部30が接続された、CPUやメモリを含み所定のプログラムで動作するコンピュータや専用の電子回路で構成されている。入力部20には、オペレータからの情報入力を受け入れる入力装置と、入力された情報を配電系統監視制御装置Aに通知するインターフェースが含まれる。この入力部20は、例えばオペレータが配電系統監視制御装置Aへの操作要求や、設定値の変更を入力する手段である。入力装置としては、例えば、タッチパネル(出力部30の表示装置に設置されているものを含む)、マウス、およびキーボードなどを用いることができる。
出力部30には、配電系統監視制御装置Aからの情報を出力するインターフェースと、出力された情報に基づいてオペレータに操作内容の確認や選択をさせる画面を表示する表示装置が含まれる。この出力部30は、例えば配電系統監視制御装置Aが設定した送電ルートを示したり、システムやオペレータの操作に対する警報を表示する手段である。表示装置としては、例えば、液晶表示パネルなどの表示画面を持つディスプレイを用いることができる。
配電系統監視制御装置Aは、設備情報記憶部1、監視情報記憶部2、設備状態把握部3、優先送電ルート設定部4、融通手順作成部5、融通手順記憶部6、を含む。
(1)設備情報記憶部
設備情報記憶部1は、設備情報を記憶する記憶部である。設備情報は、例えば、ある重要設備B1について、送電の優先順位や必要電力量等に関する情報を含む。具体的には、図2に示す通り、優先順位、重要設備、およびその重要設備が融通送電により必要とする電力量等を設備情報として記憶しても良い。
(2)監視情報記憶部
監視情報記憶部2は、配電系統Bの監視情報を記憶する処理部である。監視情報は、重要設備B1が停電しているか、または充電しているかの情報を含む。監視情報は、後述する位置確認部42にも出力される。
(3)設備状態把握部
設備状態把握部3は、配電系統Bの状態の把握を行う処理部である。設備状態把握部3には、設備情報記憶部1に記憶されている設備情報と、監視情報記憶部2に記憶されている監視情報とが入力される。設備状態把握部3は、設備情報記憶部1の設備情報と、監視情報記憶部2の監視情報とに基づいて、重要設備B1の配電系統情報を作成する。
具体的には、図3に示す通り、優先順位、重要設備、その重要設備が融通送電により必要とする電力量、およびその重要設備が充停電のいずれの状態にあるか等の情報を、配電系統情報として作成しても良い。設備状態把握部3により作成された配電系統情報は、優先送電ルート設定部4に出力される。
(4)優先送電ルート設定部
優先送電ルート設定部4は、重要設備B1に対して送電ルートを設定する処理部である。優先送電ルート設定部4は、送電ルート記憶部41、位置確認部42、優先送電ルート検索部43、優先送電ルート記憶部44を有する。
(a)送電ルート記憶部
送電ルート記憶部41は、重要設備B1ごとに、融通送電の際に用いる送電ルートを記憶する記憶部である。記憶される送電ルートは、送電ルート上の全ての開閉器を記憶していても良いし、重要設備B1までの経由点となる開閉器としても良い。送電ルートまたは開閉器は、オペレータが入力部20を介して予め送電ルート記憶部41に記憶させておけば良い。
送電ルートおよび開閉器は、ひとつの重要設備B1に対して複数記憶させても良い。各重要設備B1に対して複数の送電ルートを記憶する場合には、例えば送電が行える可能性が高い送電ルートの順位とともに記憶することができる。すなわち、送電ルートに優先順位を設けておいても良い。記憶されている送電ルートは、優先送電ルート検索部43に出力されるように構成されている。
送電ルートとしては、重要設備B1が所属する配電線以外の配電線から、重要設備B1に至るルートを記憶しても良い。例えば、配電線Aの開閉器1→開閉器2→開閉器3→開閉器4→重要設備B1というように、重要設備B1に至るまでの開閉器を全て記憶することができる。また、例えば、開閉器2、開閉器4というように、重要設備B1に至るのに最低限必要な経由点だけを記憶することもできる。他にも、所定の経由点を通過する複数の送電ルートを記憶しておいても良い。経由点は、1つの配電線と他の配電線を接続する部分に設けられた開閉器としても良い。
(b)位置確認部
位置確認部42は、配電系統Bに接続されている重要設備B1の位置情報を把握する処理部である。位置確認部42は、優先送電ルート検索部43からの取得要求に基づいて、重要設備B1について、入力された監視情報を基に位置情報を把握する。なお、重要設備B1の位置情報が予め記憶されている構成としても良い。把握された位置情報は、優先送電ルート検索部43に出力される。
位置情報とは、重要設備B1が、どの配電線に位置するか、どの送電ルートに接続されているか等の情報を含む。位置情報としては、例えば、FCB1上において開閉器1の後に重要設備B1があるというような情報でも良いし、ノードの番号とすることもできる。開閉器1と開閉器2の接続点に重要設備B1が位置するという情報でも良い。
(c)優先送電ルート検索部
優先送電ルート検索部43は、重要設備B1に対する送電ルートを決定する処理部である。優先送電ルート検索部43は、設備状態把握部3から入力された配電系統情報と、位置確認部42から入力された位置情報に基づいて、送電ルート記憶部41に記憶されている送電ルートから最も適切な送電ルートを検索する。優先送電ルート検索部43は、配電系統情報に含まれる優先順位が高い重要設備B1から順に、送電ルートを検索する構成とする。また、配電系統情報に含まれる監視情報が充電である重要設備B1については、送電ルートを検索しない構成としても良い。
優先送電ルート検索部43は、例えば最優先の重要設備B1である病院について、送電ルートを検索する。優先送電ルート検索部43は、位置確認部42から入力された病院が開閉器1と開閉器2の接続点に位置するという実際の位置情報と、送電ルート記憶部41に記憶されている経由点を開閉器1とするという情報から、充電状態の配電線から開閉器1を経由し病院まで送電する送電ルートを検索する。
なお、優先送電ルート検索部43には、例えば検出された事故点および事故区間に関する情報や、融通送電の対象となる区間に関する情報が不図示の処理部から入力されている。これらの情報に基づいて、優先送電ルート検索部43は、例えば停電区間外の配電線から、重要設備B1に至る送電ルートを検索する。検索された送電ルートは、優先送電ルート記憶部44に記憶される。
(d)優先送電ルート記憶部
優先送電ルート記憶部44は、優先送電ルート検索部43が決定した送電ルートを記憶する記憶部である。優先送電ルート検索部43が求めた重要設備B1に対する送電ルートは、例えば病院:ルートX、学校:ルートYというように、重要設備ごとに記憶されている。優先送電ルート記憶部44は、記憶された送電ルートを、融通手順作成部5に出力する。
(5)融通手順作成部
融通手順作成部5は、優先送電ルート記憶部44から入力された送電ルートに基づいて、設備情報記憶部1に記憶されている設備情報と、監視情報記憶部2に記憶されている監視情報とを参照し、融通送電を行う融通手順を作成する処理部である。融通手順とは、送電ルートにおいて、開閉器を開閉する順番等、重要設備B1に対して送電するための手順である。融通手順作成部5は、決定された送電ルートによって重要設備B1へ送電可能か否かを判断する機能を有する。
融通手順作成部5は、例えば設備情報に含まれる必要電力量を参照し、決定された送電ルートで必要電力量を満たすことができるかを確認する構成を有する。配電線を複数またぐ等、送電範囲が広い場合、負荷が大きくなり必要電力量を満たすことができないことがあるからである。また、融通手順作成時の監視情報を参照し、決定された送電ルートで送電を行うことが可能か否かを確認する構成を有する。送電ルート決定後に停電が拡大し、決定した送電ルートでは送電することができないことがあるからである。
融通手順作成部5において、融通手順が作成可能であった場合には、作成された融通手順は融通手順記憶部6に記憶される。なお、融通手順が作成不可能であった場合には、より優先順位の低い送電ルートを優先送電ルート検索部43が検索し、融通手順の作成を行う構成としてもよい。また、オペレータが送電ルート記憶部41に予め記憶した送電ルートが全て使用できない場合には、オペレータが入力部20を介して他のルートを選択するか配電系統監視制御装置Aが自動検索したルートを使用する構成としても良い。
(6)融通手順記憶部
融通手順記憶部6は、融通手順作成部5において作成された融通手順を記憶する記憶部である。融通手順記憶部6に記憶された融通手順は、出力部30に出力され、表示部に表示される。
[2.作用]
以上のような本実施形態の配電系統監視制御装置Aにおける、融通送電を行う送電ルートを設定するフローを、図4および5を参照して説明する。なお、例えば事故発生時において、事故及び事故区間を検出するフロー、および融通対象区間を判断するフローについては、周知の機能であることから説明を省略する。以下の説明では、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを決定するフローについて重点的に説明する。
本実施形態では、図5に示す通り、停電配電線であるFCB2からFCB5が融通対象区間であるとし、FCB3上の重要設備B1に送電を行うルートを決定する例について説明する。また、設備情報記憶部1に記憶されている設備情報は、図2に示す設備情報とし、病院、警察、学校に関する情報を含む。
事故が検出されると、設備状態把握部3は、設備情報記憶部1に記憶されている設備情報と、監視情報記憶部2に記憶されている監視情報に基づいて、重要設備B1の配電系統情報を作成する(ステップS01)。図5に示す重要設備B1は、設備情報において優先順位が1位である病院である。従って、設備状態把握部3が作成する配電系統情報には、病院の必要電力量および充停電状態が配電系統情報に含まれる。ここでは、病院は停電状態であり、必要電力量は200kWhである。作成された配電系統情報は、優先送電ルート検索部43に出力される。
優先送電ルート検索部43は、重要設備B1の位置情報の取得要求を位置確認部42に出力する。位置確認部42は、監視情報記憶部2に記憶されている監視情報から、重要設備B1である病院の位置情報を把握する。把握された位置情報は、優先送電ルート検索部43に出力される(ステップS02)。図5の例では、重要設備B1の位置情報としては、病院はFCB3上にあり、開閉器SW3−2と、開閉器SW3−2と開閉器SW2−4の接続点の間にあるという情報が含まれる。
優先送電ルート検索部43は、入力された位置情報を基に、送電ルート記憶部41に記憶されている送電ルートから、重要設備B1に送電を行う送電ルートを検索する(ステップS03)。優先送電ルート検索部43は、例えば、融通対象区間外の充電配電線であるFCB6から重要設備B1に至る送電ルートを、送電ルート記憶部41から検索する。図5に示す通り、送電ルート記憶部41に、FCB6→開閉器SW6−1→開閉器SW5−4→開閉器SW5−2→開閉器SW4−4→開閉器SW3−4→開閉器SW3−2→重要設備B1という送電ルートが記録されていた場合、優先送電ルート検索部43は、この送電ルートを選択する。
または、送電ルート記憶部41に、経由点となる開閉器SW5−4、開閉器SW4−4、開閉器SW3−4が記憶されている場合、優先送電ルート検索部43は、FCB6から開閉器SW5−4、開閉器SW4−4、開閉器SW3−4を介して重要設備B1に至る送電ルートを検索しても良い。以上のようにして決定された送電ルートは、優先送電ルート記憶部44に出力される。
融通手順作成部5は、優先送電ルート記憶部44に記憶された送電ルートに基づいて、設備情報と監視情報とを参照し、融通送電を行う融通手順を作成する(ステップS04)。例えば必要電力量の不足や事故範囲の拡大により融通手順が作成できなかった場合には(ステップS04のNO)、ステップS03に戻り、優先送電ルート検索部43が新たな送電ルートを検索する。以上のようにして、重要設備B1について融通手順が作成されるまで、ステップS03およびS04を繰り返す。
一方、優先送電ルート検索部43が決定した送電ルートについて、融通手順を作成できた場合には(ステップS04のYES)、作成された融通手順が融通手順記憶部6に保存され、出力部30において表示される(ステップS05)。オペレータは、出力部30に表示された融通手順を確認し、融通送電の操作を行う。
また、優先送電ルート検索部43は、設備状態把握部3の配電系統情報において、融通送電を行う必要がある他の重要設備が存在するか否かを確認する(ステップS06)。他の重要設備が存在する場合には(ステップS06のYES)、例えば優先順位の順番で他の重要設備についてステップS02〜S05の手順を行う。一方、他の重要設備が存在しない場合には(ステップS06のNO)、処理を終了する。
[3.効果]
以上のような本実施形態の作用効果を以下に説明する。
(1)本実施形態の配電系統監視制御装置Aは、他の配電線からの融通送電を必要とする重要設備B1に関する設備情報を記憶する設備情報記憶部1と、配電系統Bの監視情報を記憶する監視情報記憶部2と、設備情報と前記監視情報とに基づいて、重要設備の配電系統情報を作成する設備状態把握部3と、監視情報に基づいて、重要設備B1の位置情報を把握する位置確認部42と、配電系統情報と位置情報とに基づいて、重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索する優先送電ルート検索部43と、優先送電ルート検索部43が設定した送電ルートについて、設備情報と監視情報とに基づいて融通送電を行う融通手順を作成する融通手順作成部5と、を有する。従って、重要設備B1への送電経路を確保することが可能となり、重要設備B1への迅速な優先送電が実現される。そのため、重要設備B1の復旧を優先しつつ融通送電を行うことで電力供給サービスのレベルを向上させることが可能となる。
(2)送電ルートが予め記憶されている送電ルート記憶部41を有し、優先送電ルート検索部43は、送電ルート記憶部41に記憶されている送電ルートから、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを検索する。従って、オペレータが予め設定した送電ルートから、迅速に送電ルートを決定することが可能となる。
(3)設備情報記憶部1は、複数の重要設備B1に関する設備情報を記憶する記憶部であり、設備情報は、複数の重要設備について融通送電を行う優先順位に関する情報を含み、優先送電ルート設定部43は、優先順位の順に、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを設定する。従って、例えば停電によってより大きな影響を受けることが想定される重要設備の優先順位を高く設定することで、優先度が高い重要設備B1に対する融通送電を優先的に行うことができる。
(4)配電系統情報は、重要設備B1が充停電のいずれの状態にあるかに関する情報を含み、優先送電ルート設定部4は、停電状態にある重要設備B1について重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを設定する。従って、停電状態の重要設備B1について優先的に送電ルートを設定することができるため、電力供給サービスのレベルを向上させることが可能となる。
(5)予め記憶されている送電ルートが、重要設備B1への経由点とした場合には、経由点を介した複数の送電ルートが検索可能となる。従って、優先送電ルート検索部43において柔軟性のある送電ルートの検索が可能となるため、電力供給サービスのレベルを向上させることが可能となる。
[第二の実施形態]
第二の実施形態の配電系統監視制御装置Aの構成は、基本的には第一の実施形態と同じである。ただし、図6に示す通り、優先送電ルート設定部4は、検索条件記憶部45を有する。検索条件記憶部45は、優先送電ルート検索部43が送電ルート記憶部41から送電ルートを検索するときに用いられる、検索条件を記憶する記憶部である。記憶されている検索条件は、優先送電ルート検索部43に出力される。
検索条件は、配電線の段数および距離とすることができる。配電線の段数とは、重要設備B1を原点として指定するものであり、重要設備B1に送電する際に経由する配電線の数を示す。配電線の段数は、例えば2段以下とすることができる。距離は、充電配電線から重要設備B1に至るまでの距離であり、例えば10km以下とすることができる。段数や距離の値が小さい程、電圧降下量が少なくなる。
また、検索条件として、電圧降下量を用いても良い。電圧降下量は、充電配電線の電圧が重要設備に至るまでに降下する量であり、例えば10V以下とすることができる。他にも、検索条件として、設備情報として記憶されている重要設備の必要電力量を用いても良い。例えば、重要設備B1の必要電力量が200Kwhである場合には、200Kwh以上の電力量とすることができる。
以上のような閾値の設定に代えて、より段数が少ない、より距離が短い、より電圧降下量が少ない、というような検索条件を設けても良い。検索条件は、1つ1つを独立して用いても良いし、複数の条件を組み合わせても良い。例えば、配電線の段数を2段以下に設定しても、配電線間の距離が大きい場合には電圧降下が大きくなる。このような場合には、配電線の段数を2段以下、距離を10km以下とする検索条件としても良い。このような検索条件は、入力部20を介して予めオペレータが入力しておけば良い。
以上のような構成を有する本実施形態では、優先送電ルート検索部43は、検索条件を満たす送電ルートを検索する。ここでは、検索条件として、「より段数が少ない」送電ルートを選択するという条件が記憶されているものとする。優先送電ルート検索部43は、入力された重要設備の位置情報を基に、送電ルート記憶部41に記憶されている送電ルートから、重要設備B1に送電を行う送電ルートを検索する。
送電ルート記憶部41に2つの送電ルートが記憶されていた場合の例を、図7を用いて説明する。送電ルート記憶部41には、以下の2つの送電ルートが記憶されている。
(1)FCB6→開閉器SW6−1→開閉器SW5−4→開閉器SW5−2→開閉器SW4−4→開閉器SW3−4→開閉器SW3−2→重要設備B1
(2)FCB1→開閉器SW1−1→開閉器SW1−3→開閉器SW2−2→開閉器SW2−4→重要設備B1
優先送電ルート検索部43は、検索条件記憶部45に記憶されている「より段数が少ない」という検索条件を満たす送電ルートを、送電ルート記憶部41に記憶されている送電ルートのから選択する。すなわち、図7の例では、より配電線の段数が少ない上記送電ルート(2)が選択され、優先送電ルート記憶部44に記憶される。
以上のような本実施形態では、上記実施形態に加えて以下の効果を得ることができる。本実施形態では、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを検索する条件が記憶されている検索条件記憶部45を有し、優先送電ルート設定部4は、検索条件を満たす送電ルートを、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートとして設定する。従って、送電ルート記憶部41に記憶されている送電ルートが複数ある場合でも、検索条件に該当する送電ルートを抽出することができる。従って、重要設備B1への迅速な融通送電が実現される。
また、本実施形態では、配電線の段数、距離、電力降下量、電力必要量などの検索条件を用いて送電ルートを設定している。このような検索条件を用いて設定された送電ルートの場合、融通手順作成部5において送電可能と判断される可能性が高くなる。従って、融通手順が作成されず、再度送電ルートを設定する必要が生じる可能性が低くなる。従って、重要設備B1への迅速な融通送電が実現される。
[第三の実施形態]
第三の実施形態の配電系統監視制御装置Aは、基本的には第一の実施形態と同じである。ただし、図8に示す通り、配電系統監視制御装置Aは、充停電情報記憶部7を有する。充停電情報記憶部7は、配電系統Bの充停電情報を記憶する処理部である。充停電情報は、配電系統Bの各開閉器等が充電しているか、停電しているかの情報を含む。充停電情報は、優先送電ルート設定部4に出力される。充停電情報は、融通手順作成部5に出力され、送電の可否の判断に用いることができる。
以上のような構成を有する本実施形態では、優先送電ルート検索部43は、充停電情報を用いて送電ルートを検索する。なお、本実施形態では、送電ルートが予め送電ルート記憶部41に記憶されていない重要設備B1に対して、送電ルートを設定する例に作用効果を説明する。優先送電ルート検索部43は、入力された充停電情報を基に、開閉器の両端に接続しているノードのうち、片方が充電状態である開閉器を検索する。
例えば、図9の例では、FCB2からFCB5が停電配電線となっている。そのため、充電配電線のFCB1と停電配電線のFCB2の間にある開閉器SW1−3に接続されているノードのうち、FCB1側のノードが充電状態となる。また、停電配電線のFCB5と充電配電線のFCB6の間にある開閉器SW5−4に接続されているノードのうち、FCB6側のノードが充電状態となる。従って、優先送電ルート検索部43は、開閉器SW1−3と開閉器SW5−4を送電候補開閉器とする。優先送電ルート検索部43は、入力された位置情報を基に、送電候補開閉器を介して重要設備B1に至る送電ルートを検索する。
従って、本実施形態では、以下の2つの送電ルートが検出される。
(1)FCB6→開閉器SW6−1→開閉器SW5−4→開閉器SW5−2→開閉器SW4−4→開閉器SW3−4→開閉器SW3−2→重要設備B1
(2)FCB1→開閉器SW1−1→開閉器SW1−3→開閉器SW2−2→開閉器SW2−4→重要設備B1
以上のように送電ルートが複数検索された場合には、オペレータが手動で選択するか、優先送電ルート検索部43が自動で選択したルートを使用する。
以上のような本実施形態では、上記実施形態に加えて以下の作用効果を得ることができる。本実施形態の配電系統監視制御装置Aは、配電系統の充停電情報を記憶する充停電情報記憶部7を有し、優先送電ルート検索部43は、開閉器の両端に接続しているノードのうち、片方が充電状態である開閉器を検索し、当該開閉器を経由する、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを検索する。従って、送電ルート記憶部41に予め送電ルートが記憶されていない重要設備B1についても、送電候補開閉器を検索することで、送電ルートの設定が可能となる。そのため、重要設備B1の復旧を優先しつつ融通送電を行うことで、電力供給のサービスのレベルを向上させることができる。
[第四の実施形態]
第四の実施形態の配電系統監視制御装置Aは、基本的には第三の実施形態と同じである。ただし、図10に示す通り、優先送電ルート設定部4は、検索条件記憶部45を有する。検索条件記憶部45は、優先送電ルート検索部43が送電ルート記憶部41から送電ルートを検索するときに用いられる、検索条件を記憶する記憶部である。記憶されている検索条件は、優先送電ルート検索部43に出力される。すなわち、本実施形態は、第二の実施形態と第三の実施形態を組み合わせた構成を有する。
本実施形態では、検索条件を送電候補開閉器の条件とすることができる。具体的には、検索条件として、1段配電線に所属する片側充電の開閉器、という条件を用いることができる。同様に、距離が10km以下の片側充電の開閉器、電圧降下量が10V以下の片側充電の開閉器、という条件を用いても良い。
以上のような構成を有する本実施形態では、優先送電ルート検索部43は、検索された片側充電の開閉器から、検索条件を満たす片側充電の開閉器を選択する。ここでは、検索条件として、「2段または1段配電線に所属する片側充電の開閉器」を経由する送電ルートを選択する検索条件が記憶されているものとする。
第三の実施形態では、図9の例において、片側充電の開閉器として、開閉器SW1−3と開閉器SW5−4が送電候補開閉器とされそれぞれについて送電ルートが検索されていた。ただし、本実施形態では、検索条件を満たす開閉器は開閉器SW1−3であり、3段配電線に所属する開閉器SW5−4は、送電候補対象外となる。従って、優先送電ルート検索部43は、重要設備B1を原点とし、開閉器SW1−3を経由する送電ルートを検索する。
以上のような本実施形態では、上記実施形態に加えて以下の効果を得ることができる。本実施形態の配電系統監視制御装置Aは、配電系統の充停電情報を記憶する充停電情報記憶部7を有し、優先送電ルート検索部43は、開閉器の両端に接続しているノードのうち、片方が充電状態である開閉器を検索し、当該開閉器を経由する、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを検索する。また、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートを検索する条件が記憶されている検索条件記憶部45を有し、優先送電ルート設定部4は、検索条件を満たす送電ルートを、重要設備B1に対して送電を行う送電ルートとして設定する。従って、送電ルート記憶部41に予め送電ルートが記憶されていない重要設備B1についても、送電候補開閉器を検索することで、送電ルートの設定が可能となる。また、検索された送電候補開閉器が複数ある場合でも、検索条件に該当する送電ルートを抽出することができる。従って、重要設備B1への迅速な融通送電が実現される。
[他の実施形態]
(1)電力系統監視制御装置Aは、CPU等を含むコンピュータを所定のプログラムで制御することによって実現できる。この場合のプログラムは、コンピュータのハードウェアを物理的に活用することで、上記のような各部の処理を実現するものである。
上記の各部の処理を実行する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体も、実施形態の一態様である。また、ハードウェアで処理する範囲、プログラムを含むソフトウェアで処理する範囲をどのように設定するかは、特定の態様には限定されない。たとえば、上記の各部のいずれかを、それぞれの処理を実現する回路として構成することも可能である。また、上記の各処理部、記憶部等は、共通のコンピュータにおいて実現してもよい。
(2)上記の第三の実施形態では、優先送電ルート検索部43が送電候補開閉器を検索し、検索した送電候補開閉器を介して重要設備B1に至る送電ルートを検索するものとした。すなわち、第三の実施形態においては、送電ルート記憶部41は、必須の構成要素ではない。ただし、優先送電ルート検索部43が検索した送電候補開閉器を介する送電ルートを、送電ルート記憶部41に記憶された送電ルートより検索する構成としても良い。
(3)実施形態に用いられる情報の具体的な内容、値は自由であり、特定の内容、数値には限定されない。実施形態において、情報が示す値に対する過不足、大小判断、一致不一致の判断等において、以上、以下、として値を含めるように判断するか、より大きい、より小さい、超える、超えない、上回る、下回る、足りない、未満として値を含めないように判断するかも自由である。
(4)上記実施形態は、適宜組み合わせることが可能である。すなわち、実施形態の全てを組み合わせることにより、その全ての作用効果を得ることができる。
(5)本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
A…配電系統監視制御装置
B…配電系統
B1…重要設備
1…設備情報記憶部
2…監視情報記憶部
3…設備状態把握部
4…優先送電ルート設定部
41…送電ルート記憶部
42…位置確認部
43…優先送電ルート検索部
44…優先送電ルート記憶部
45…検索条件記憶部
5…融通手順作成部
6…融通手順記憶部
7…充停電情報記憶部
20…入力部
30…出力部

Claims (7)

  1. 他の配電線からの融通送電を必要とする重要設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶部と、
    配電系統の監視情報を記憶する監視情報記憶部と、
    前記設備情報と前記監視情報とに基づいて、前記重要設備の配電系統情報を作成する設備状態把握部と、
    前記監視情報に基づいて、前記重要設備の位置情報を把握する位置確認部と、
    前記配電系統情報と前記位置情報とに基づいて、前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索する優先送電ルート検索部と、
    前記優先送電ルート検索部が設定した送電ルートについて、前記設備情報と前記監視情報とに基づいて融通送電を行う融通手順を作成する融通手順作成部と、
    を有することを特徴とする配電系統監視制御装置。
  2. 送電ルートが予め記憶されている送電ルート記憶部を有し、
    前記優先送電ルート検索部は、前記送電ルート記憶部に記憶されている送電ルートから、前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索すること、を特徴とする請求項1記載の配電系統監視制御装置。
  3. 前記設備情報記憶部は、複数の重要設備に関する設備情報を記憶する記憶部であり、
    前記設備情報は、複数の重要設備について前記融通送電を行う優先順位に関する情報を含み、
    前記優先送電ルート検索部は、前記優先順位の順に、前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索することを特徴とする請求項1又は2記載の配電系統監視制御装置。
  4. 前記配電系統情報は、前記重要設備が充停電のいずれの状態にあるかに関する情報を含み、
    前記優先送電ルート検索部は、停電状態にある前記重要設備について前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索することを特徴とする請求項1から3いずれか一項記載の配電系統監視制御装置。
  5. 前記予め記憶されている送電ルートが、重要設備への経由点であることを特徴とする請求項1から4いずれか一項記載の配電系統監視制御装置。
  6. 配電系統の充停電情報を記憶する充停電情報記憶部を有し、
    前記優先送電ルート検索部は、開閉器の両端に接続しているノードのうち、片方が充電状態である開閉器を検索し、当該開閉器を経由する前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索することを特徴とする請求項1から5いずれか一項記載の配電系統監視制御装置。
  7. 前記重要設備に対して送電を行う送電ルートを検索する条件が記憶されている検索条件記憶部を有し、
    前記優先送電ルート検索部は、前記検索条件を満たす送電ルートを、前記重要設備に対して送電を行う送電ルートとして設定することを特徴とする請求項1から6いずれか一項記載の配電系統監視制御装置。

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