JP2016123062A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】原稿の地肌の検出を正確に実施することができ、原稿の地肌情報に基づいた最適な有彩無彩の判定閾値を設定することができる画像処理装置を提供する。【解決手段】原稿を読み取り、画像データを取得する読取手段と、読取手段によって取得した画像データの地肌情報を検出する地肌情報検出手段と、前記画像データが有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定する有彩無彩判定手段と、を備え、有彩無彩判定手段は、地肌情報検出手段によって検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更する。【選択図】図5

Description

本発明は、有彩色と無彩色の判定を行う画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
複写機、ファクシミリ、複合機などの画像処理装置の多くは、読取った原稿がカラーであるのかモノクロであるのかを自動的に判定する機能を有する。このような画像処理装置では、通常、読取った原稿の画像を構成する各画素の彩度、明度などを規定の閾値と比較することにより、原稿がカラーであるかモノクロであるかを自動的に判定し、フルカラーモードで印刷するかモノクロモードで印刷するかを切り替えている。
ACS(オートカラーセレクション)アルゴリズムは、例えば、原稿のスキャンデータのそれぞれの画素を有彩色と無彩色とに分離し、有彩色の画素数が一定領域以上続いた場合、原稿はカラーであると判定してカラー判定を行う。
スキャンデータの特定の画素が有彩色であるか無彩色であるかの判定は、スキャンデータの各画素のRGBデータがRGBデータの値が概ね同等の値をとっていれば、その画素はモノクロ画像であると判定を行い、RGBデータに隔たりがある場合はカラー画素と判定を行う。
特許文献1には、新聞などの紙質が悪い原稿に対しても原稿中の文字などの判定を正確に実施する目的で、原稿の先端のラインから地肌情報を抽出して、地肌情報を文字判定パラメータなどにフィードバックする技術が開示されている。
特許文献2には、コピー実施前に原稿のサイズ、原稿のプレビューイメージを事前に把握してユーザがコピー出力の仕上がりの編集を可能にすることを目的として、第二のエリアセンサで原稿のサイズ、イメージを事前に取得する技術が開示されている。
しかし、今までのACS判定アルゴリズムでは原稿の用紙自身が色身を若干帯びていた場合にモノクロデータのみ印字された原稿であるのにも関わらず、カラー判定されてしまうという問題があった。MFPやプリンタで使用されている白紙の色は厳密には完全に無彩色ではなく、幾分か地肌に色味を帯びている紙も存在する。
また、色味に関しても青みを帯びているもの、黄色みを帯びているもの、紫がかっているものなど多種多様となっているのが実情となっており、あらゆる紙種に対してモノクロ判定が可能となるようにするには、ACSにおける有彩色の判定パラメータをRGBデータに大きく隔たりがあっても無彩色であると判定できるような有彩無彩の判定閾値を設ける必要がある。
しかし、上記のような有彩無彩の判定閾値を設けると、地肌が無彩色の用紙の原稿中に実際に有彩色で印字されているデータも無彩色であると判定をしてしまい、本来のカラー判定するべき原稿もモノクロであると判定するリスクが存在する。
つまり、地肌の色味を帯びた紙種をモノクロ判定のように有彩無彩の判定閾値を設定すると、地肌が無彩色の原稿に対する自動カラー判定性能を低下させてしまうという問題があった。
また、特許文献1に開示された技術では、原稿のスキャンに使用するラインセンサを使用して、地肌の読み取りを行うため、コピー動作中にACS判定を実施する必要があるため、原稿の最初の数ラインから地肌情報を判定する必要があるため、原稿の端部に画像が印字されている場合やショックジターなどが発生している場合は、地肌情報を正確に抽出することができないという問題があった。
さらに、特許文献2に開示された技術では、エリアセンサの情報を有彩色と無彩色とに活用する技術および構成は開示されていないので、地肌が無彩色の原稿に対する自動カラー判定性能を低下させてしまうという問題は解消できていない。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、原稿の地肌の検出を正確に実施することができ、原稿の地肌情報に基づいた最適な有彩無彩の判定閾値を設定することができる画像処理装置を提供することである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係る画像処理装置は、原稿を読み取り、画像データを取得する読取手段と、該読取手段によって取得した前記画像データの地肌情報を検出する地肌情報検出手段と、前記画像データが有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定する有彩無彩判定手段と、を備え、該有彩無彩判定手段は、前記地肌情報検出手段によって検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更することを特徴とする。
本発明によれば、原稿の地肌の検出を正確に実施することができ、原稿の地肌情報に基づいた最適な有彩無彩の判定閾値を設定することができる。
本実施形態に係る画像システムを示すブロック図である。 本実施形態に係る画像システムを示す概略図である。 本実施形態に係る画像システムの画像処理部の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るカラーモノクロ判定方法の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係るカラーモノクロ判定方法の処理手順を示す図である。 本実施形態に係る有彩無彩判定手段を示すフローチャートである。 通常の有彩無彩判定閾値を示す図である。 地肌読取装置における地肌色検出手段を示すフローチャートである。 エリアセンサによる原稿読み取りのイメージを示す図である。 地肌読取装置で検出した画像領域のRGB信号のヒストグラムを示す図である。 地肌検出手段を用いた場合の有彩無彩判定閾値を示す図である。
以下、本実施形態について図面により詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像システムを示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る画像システムを示す概略図である。図3は、本実施形態に係る画像システムの画像処理部の構成を示すブロック図である。
図1〜3を用いて、本実施形態の全体構成を説明する。本実施形態の画像形成装置は、原稿の地肌の色味を原稿読取装置とは異なるエリアセンサで取得して原稿の地肌を基にACS判定パラメータを変更する。
図1,図2に示すように、本実施形態の画像形成システム1は、原稿供給装置2、地肌読取装置(エリアセンサ)3、画像読取装置4、およびスキャナ・画像処理制御装置5、画像書込装置6を有している。
原稿供給装置2は、読み取り対象となる読み取り原稿を画像読取装置4に供給して、画像書込装置6は画像読取装置4により読み込まれ、スキャナ・画像処理装置5によって画像処理を実施された画像データを紙への印字を行うこと、印刷を実行する。本実施形態における画像書込装置6は従来の画像書込装置と同様の構成、機能を有するので詳しい説明を省略する。
原稿供給装置2は、読み取り原稿を画像読取装置4に供給する。本実施形態では、読み取り原稿7は、予め原稿供給装置2の所定の位置に置かれており、原稿供給装置2は原稿7を一枚ずつ順に画像読取装置4に供給する。本実施形態の原稿供給装置2は一般的なADFであるので、詳しい説明を省略する。
画像読取装置4は、原稿7を光学的に読取り、複数色に色分解された画像(たとえばRGB画像)を取得する。画像読取装置4は、制御部11、画像読取部12、画像処理部13、操作部14、表示部15を有する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)16、ROM(Read Only Memory)17、RAM(Random Access Memory)18、通信I/F部19を有する。
地肌読取装置3は原稿の地肌の色を読み取り、画像読取装置4内の記録部に格納されている自動カラー判定に使用する有彩無彩の判定閾値を更新する。画像読取装置4は原稿7を光学的に読取り、複数色に色分解された画像(たとえばRGB画像)を取得する。
本実施形態では、読取られた原稿7がカラーであるのか、あるいはモノクロであるのかを判定するカラーモノクロ判定方法の手順が記述された画像処理プログラムをCPU16が実行することにより原稿7がカラーであるのか、モノクロであるのかを判定する。CPU16は、色ずれ認識手段、カラーモノクロ判定用パラメータ設定手段、およびカラーモノクロ判定手段として機能する。カラーモノクロ判定方法の詳細については後述する。
CPU16は、記憶部のROM17に記憶されたカラーモノクロ判定プログラムを記憶部のRAM18にロードし、当該プログラムにしたがって、モノクロ原稿のカラー画像取得、原稿画像取得、カラーモノクロ判定用パラメータ設定、およびカラーモノクロ判定の各処理を実行する。
また、CPU16は、読取られた原稿の画像データから印刷画像データを生成して、通信I/F部19を介して画像書込装置6へ出力する。また、CPU16は、LAN(Local Area Network)を介してクライアントPC(Personal Computer)から受信した印刷データから印刷画像データを生成して、通信I/F部19を介して画像書込装置6へ出力する。
本実施形態では、記憶部のROM17には、カラーモノクロ判定を実施する画像処理プログラムと、画像処理プログラムで使用されるカラーモノクロ判定用パラメータなどの各種パラメータが記憶されている。
通信I/F部19は、画像読取装置4をたとえばLANなどのネットワークに接続し、ネットワークの規格に応じてデータを送受信する。また、通信I/F部19は、例えば、クライアントPCからの印刷ジョブを受信する。受信した印刷ジョブは、CPU16を介して記憶部のRAM18に記憶される。
画像読取部12は、画像取得手段として、原稿7を光学的に読取り、画像データ信号を取得する。画像読取部12は、光源、光学系、イメージセンサ、およびアナログ・ディジタル変換回路を有する。画像読取部12において、光源は、(R,G,B)各色の光を原稿に順次照射する。光学系は、複数のミラーおよび結像レンズを有しており、原稿からの反射光は光学系のミラーおよび結像レンズを通じてイメージセンサに結像される。
イメージセンサは、(R,G,B)各色に対応する反射光をラインごとに読取り、原稿からの反射光強度に応じて電気信号を生成する。生成された電気信号は、アナログ・ディジタル変換回路において、アナログ信号からディジタル信号に変換され、画像データ信号として画像処理部13に伝達される。
画像処理部13は、画像データ信号に対して各種の画像処理を実施する。図3に示すように、画像処理部13は、シェーディング補正部21、ガンマ補正部22、ライン間補正部23、拡大・縮小処理部24、色変換処理部25、画像補正部26、像域識別処理部27を有する。
シェーディング補正部21は、画像読取部12における、光源の光量の不均一および各画素に対するイメージセンサの出力特性のばらつきを補正し、主走査方向の均一性を確保する。
ガンマ補正部22は、後段の画像処理に適するように階調特性を調整する。また、ガンマ補正部22は、機器間の個体差を吸収するため、(R,G,B)各々について、独立したルックアップテーブル(Lookup Table)を用いて階調値を変換する。
ライン間補正部23は、(R,G,B)各色の発光タイミングに基づく位置の違いを補正する。(R,G,B)各色の位置の違いは、(R,G,B)各色の発光タイミング(1/3ラインずつ)の違いによって生じる。
拡大・縮小処理部24は、画像を拡大または縮小する。具体的には、拡大・縮小処理部24は、読取り画像の解像度の変換が必要な場合に、画像を拡大または縮小する。
色変換処理部25は、画像書込装置6の色空間の色値に適した画像データに画像データの形式を変換する。具体的には、画像書込装置6において色材としてCMYKのトナーを使用している場合には、RGB形式からCMYK形式に画像データの形式を変換する。
また、画像読取部12で読取ったデータを例えば、PDF(Portable Document Format)ファイル形式でクライアントPCにファイル送信するときには、sRGB形式などのモニタの特性に適した画像データの形式に変換する。
画像補正部26は、画像の特徴に即して画像を補正する。具体的には、画像補正部26は、文字領域に対してシャープネス処理を実施し、網点領域に対してスムージング処理を実施する。画像補正部26からの出力信号は、通信I/F部19に伝達される。
像域識別処理部27は、画素ごとの特徴を解析し、画像補正部26の補正に必要な各種の属性を識別して出力する。属性としては、たとえばエッジ領域、色画素/黒画素、網点などが挙げられる。色画素として判定された画素が規定数以上多い場合はカラーであると判定を行い、色画素が一定以下で合った場合はモノクロであると判定を行う。
操作部14は、制御部11に対するユーザからの操作を受け付ける。具体的には、操作部14は、タッチパネル、コピー枚数などの数値を入力するためのテンキー、動作の開始を指示するためのスタートキー、動作の停止を指示するためのストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキーなどを備える。
表示部15は、画像形成システム1の状態および設定値の内容などを表示する。具体的には、表示部15は、液晶パネルディスプレイを備えており、操作部14を介して入力された数値、入力操作を促すメッセージ、警告メッセージなどを表示する。
以下、図4を参照して、本実施形態の画像形成システム1が実行する画像処理方法としてのカラーモノクロ判定方法について説明する。図4は、第1の実施形態に係るカラーモノクロ判定方法の処理手順を示すフローチャートである。
まず、図1の地肌読取装置3により原稿の地肌の色味取得を行う(ステップS1)。原稿の地肌の色味RGB値を読み取り、読み取った原稿の地肌のRGB値に基づきカラーモノクロ判定用パラメータを設定する(ステップS2)。その後、原稿供給装置2より画像読取装置4に原稿供給を行い(ステップS3)、画像処理部13にてカラーモノクロ判定を行う(ステップS4)。
図5は、本実施形態に係るカラーモノクロ判定方法の処理手順を示す図である。カラーモノクロ判定手段31においては、原稿の読み取り画像データの各画素に対して、有彩色/無彩色であるかの判定を用いる。有彩色/無彩色か否かの判定に関して、有彩無彩判定手段32はROM17に保存してある有彩無彩判定閾値33との比較を行い、有彩色/無彩色であるか否かの判定を行う。
次に、有彩無彩領域判定手段34は、有彩色であると判定され画素が連続している領域を判定する。その後、連続画素の領域と有彩無彩領域判定閾値35との比較を行い、閾値以上の領域に有彩色が連続している場合は、カラー判定を行う。これは、スキャナ読み取り時のノイズや色ずれなどによる誤判定を防ぐためである。
図6は、本実施形態に係る有彩無彩判定手段32を示すフローチャートである。有彩無彩判定手段32では各画素に対して|R−G|,|G−B|,|B−R|を計算し(ステップS11〜S13)、次にこれらの差分の最大値を求め、最大のRGB差を算出する(ステップS14)。最大のRGB差を持つ|R−G|,|G−B|,|B−R|を求めたのち、R,G,B信号のいずれの信号が大きいかを判定する(ステップS15)。
ここで、Rが最大ならば対象画素はR色相であると判定し(ステップS16)、Gが最大ならば対象画素はG色相であると判定し(ステップS17)、Bが最大ならば対象画素はB色相であると判定する(ステップS18)。
図7は、通常の有彩無彩判定閾値33を示す図である。色相判定後、各色相判定結果に基づき、予め設定されている有彩無彩判定閾値33と最大のRGB差を比較し(ステップS19)、RGB差が有彩無彩判定閾値33より大きいかを判定する(ステップS20)。
RGB差が閾値より大きい場合(ステップS20、Yes)、有彩色である(ステップS21)。RGB差が閾値より小さい場合(ステップS20、No)、無彩色である(ステップS22)。本実施形態では、有彩無彩判定閾値33を地肌読取装置3で読み取った結果に基づき設定する。
図8は、地肌読取装置3における地肌色検出手段を示すフローチャートである。図9は、エリアセンサによる原稿読み取りのイメージを示す図である。図10は、地肌読取装置3で検出した画像領域のRGB信号のヒストグラムを示す図である。図11は、地肌検出手段を用いた場合の有彩無彩判定閾値41を示す図である。
図8〜11で本実施形態における地肌読取装置3における地肌読み取り方法、ACS閾値判定パラメータの設定方法を説明する。図9に示すように、エリアセンサにて原稿画像の取得を行い(ステップS21)、画像のエッジの検出を行うことで(ステップS22)、エッジ成分の特徴量から原稿領域を検出する(ステップS23)。図9はエリアセンサの読み取りイメージであるが、エッジ判定を行うことにより原稿部分のみを検出する(ステップS24)。
本実施形態におけるエリアセンサは原稿の地肌を読み取ることのみを目的としているので、実際に原稿を読み取るラインセンサよりも遥かに低解像度のセンサを用いることができるため、低コストで自動カラー判定性能を確実に向上することができる。また、原稿全面から地肌を検出することが可能になるので、端部に画像が印字されている場合やショックジターが発生している場合でも地肌を確実に検出することができる。
図10に示すように、原稿領域の色画素のヒストグラムの取得を行い(ステップS25)、ヒストグラムの低濃度側のピーク値を地肌として検出して、このピーク値をRGBごとに算出して地肌読み取り値とする(ステップS26)。原稿側の地肌の色を特定することができる。また、エリアセンサを設けて撮影することの効果は、エリアセンサを用いることで原稿全体のRGB信号値からピーク値を算出して地肌情報を取得できる。
この地肌読み取り結果のRGB差を基に有彩無彩判定閾値41を設定する(ステップS27)。原稿の地肌を考慮していない場合は、図7に示すようなテーブルになる。しかし、地肌のRGB値の色相判定結果が赤色相であり、かつRGB差が10であった場合、図11に示すように、赤色相の判定閾値に10を足して20とする。地肌が赤めの原稿であった場合でも、確実に地肌を無彩色であると判定でき、原稿の地肌に応じた最適なACS判定が可能となる。原稿の色味を有彩色であると判定することを防ぐことができる。
本実施形態によれば、原稿を読み取るラインセンサとは異なるエリアセンサで地肌情報を読み取り、自動カラー判定パラメータにフィードバックするので、原稿の地肌の検出を正確に実施することができ、原稿の地肌情報に基づいた最適な有彩無彩の判定閾値を設定することができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1 画像形成システム
2 原稿供給装置
3 地肌読取装置
4 画像読取装置
5 スキャナ・画像処理制御装置
6 画像書込装置
12 画像読取部
13 画像処理部
21 シェーディング補正部
22 ガンマ補正部
23 ライン間補正部
24 拡大・縮小処理部
25 色変換処理部
26 画像補正部
27 像域識別処理部
31 カラーモノクロ判定手段
32 有彩無彩判定手段
33 有彩無彩判定閾値
34 有彩無彩領域判定手段
35 有彩無彩領域判定閾値
特開平5−63973号公報 特開2005−167934号公報

Claims (9)

  1. 原稿を読み取り、画像データを取得する読取手段と、
    該読取手段によって取得した前記画像データの地肌情報を検出する地肌情報検出手段と、
    前記画像データが有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定する有彩無彩判定手段と、を備え、
    該有彩無彩判定手段は、前記地肌情報検出手段によって検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更することを特徴とする画像処理装置。
  2. 平面状に並んだ複数の受光素子によって原稿を撮影し、第一の画像データを取得する第一の読取手段と、
    直線状に並んだ複数の受光素子によって原稿を読み取り、第二の画像データを取得する第二の読取手段と、
    前記第一の読取手段によって取得された前記第一の画像データの地肌情報を検出する地肌情報検出手段と、
    前記第二の読取手段によって取得された前記第二の画像データが、有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定する有彩無彩判定手段と、を備え、
    前記有彩無彩判定手段は、前記地肌情報検出手段によって検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記地肌情報検出手段は、前記画像データにおける原稿領域の色相毎の信号値を画素毎に検出し、色相毎に最も多い信号値を地肌情報として検出することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記地肌情報検出手段は、前記第一の画像データにおける原稿領域の色相毎の信号値を画素毎に検出し、色相毎に最も多い信号値を地肌情報として検出することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記有彩無彩判定手段は、前記地肌情報が最も高い色相の信号値の閾値を高くすることを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取り、画像データを取得するステップと、
    取得した前記画像データの地肌情報を検出するステップと、
    前記画像データが有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定するステップと、
    前記検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 原稿を読み取り、画像データを取得する処理と、
    取得した前記画像データの地肌情報を検出する処理と、
    前記画像データが有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定する処理と、
    前記検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 平面状に並んだ複数の受光素子によって原稿を撮影し、第一の画像データを取得するステップと、
    直線状に並んだ複数の受光素子によって原稿を読み取り、第二の画像データを取得するステップと、
    前記取得された前記第一の画像データの地肌情報を検出するステップと、
    前記取得された前記第二の画像データが、有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定するステップと、
    前記検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 平面状に並んだ複数の受光素子によって原稿を撮影し、第一の画像データを取得する処理と、
    直線状に並んだ複数の受光素子によって原稿を読み取り、第二の画像データを取得する処理と、
    前記取得された前記第一の画像データの地肌情報を検出する処理と、
    前記取得された前記第二の画像データが、有彩画像であるかまたは無彩画像であるかを判定する処理と、
    前記検出された地肌情報に基づいて、判定に用いる色相毎の信号値の閾値を変更する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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