以下、図面を用いて本実施形態について説明をする。図1は、本実施形態を実現するためのシステム構成例を示した図である。図1の情報処理システムでは、クライアント端末100とウェブサイトサーバ200とが、ネットワーク1を介して接続可能な状態にある。尚、本実施形態における説明において、クライアント端末100はPCであるものとして扱うが、例えば、スマートデバイス等の携帯端末であってもよい。
本実施形態においてクライアント端末100は、インターネットにアクセスするためのインターネットブラウザを備えている。また、本実施形態においてウェブサイトサーバ200は、クライアント端末100から選択を受け付けてアップロードされる画像を記憶部(例えばHDD)の所定の記憶領域に記憶し、ユーザによって作成されるアルバムのデータテーブルを記憶している。当該データテーブルの構成については、図14の説明にて後述する。
次に、図2を用いて図1に示したクライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、クライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(BaSic Input / Output SyStem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要は後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示機への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示機はCRTだけではなく、液晶ディスプレイ等の他の表示機であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメインコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続、通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。尚、クライアント端末100がスマートデバイス等の携帯端末である場合、例えば、図2に記載のハードウエア構成図の各構成に加えて、カメラ及びGPS座標測定器等が搭載されるものとする。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成について説明する。図3は、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成図である。
クライアント端末100は、マップ表示部301、スライドショー表示指示受付部302、次表示画像特定部303、画像距離算出部304、画面縮尺決定部305、拡大・縮小処理部306、画像データ記憶部307等を備えて構成されている。ウェブサイトサーバ200は、画像データ記憶部311、位置情報対応付け管理部312等を備えて構成されている。マップ表示部301は、クライアント端末100の表示画面に、Google(登録商標)等が提供しているような、不図示のマップ情報提供サーバからマップ情報を受信して表示する表示部である。当該マップ上には、画像のサムネイル(サムネイル画像)が、位置情報またはユーザからの指示に基づいてプロット(配置)される
スライドショー表示指示受付部302は、ユーザから、いずれのアルバムについてのスライドショー表示を実行するかの指示(アルバムの選択、スライドショーの再生ボタンの押下)を受け付ける指示受付部である。次表示画像特定部303はスライドショーにて次に表示する画像を特定する特定部である。
画像距離算出部304は、次表示画像特定部で特定した画像と、例えば現在表示中の画像との位置の情報から、当該2つの画像の間の距離を算出する算出部である。画面縮尺決定部305は、前記画像距離算出部304で算出した距離の情報を用いて、表示画面上に表示されたマップの縮尺を決定する決定部である。
拡大・縮小処理部306は、画面縮尺決定部305で決定された縮尺に応じて、マップの拡大、または縮小の処理を実行する処理部である。画像データ記憶部307は、ウェブサイトサーバ200より受信した、当該マップ上にプロットされる画像データ、また、図14に示すデータテーブルに記載のデータを一時記憶する記憶部である。
ウェブサイトサーバ200の画像データ記憶部311は、当該マップ上にプロットされる画像データ、また、図14に示すデータテーブルに記載のデータを記憶する記憶部である。位置情報対応付け管理部312は、図14の画像位置情報1440を記憶する記憶部である。以上が図3の、本発明の実施形態における、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成についての説明である。
以下、図4を参照して、本発明の実施形態における、各処理の選択受付の概要について説明する。図4は、本発明の実施形態における、各処理の選択受付の概要を示すフローチャートである。
尚、本実施形態の説明においてクライアント端末100のCPUが行う処理は、クライアント端末100のブラウザ機能を用いて実行するものとする。
クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200から提供されるインターネットサイトにアクセスをし、ログイン処理を実行する(ステップS401)。ここでいうログイン処理とは、例えば、クライアント端末100がインターネットブラウザの機能を用いて、HTML情報を読み、表示画面に表示した不図示のログイン画面にて、ユーザからユーザID(例えば、一意の文字列や、メールアドレスなども含む)とパスワードの入力を受け付け、当該ユーザIDとパスワードの情報を、認証機能を有するウェブサイトサーバ200に送信し、ウェブサイトサーバ200のCPU201が、所定の記憶部に記憶しているユーザデータテーブルに、受信したユーザIDがデータテーブルに登録されているか、また当該ユーザIDに紐付いて記憶されているパスワードが受信したパスワードと一致するか否かを確認し、ユーザIDとパスワードが、ユーザデータテーブルに登録されている値と一致すれば、ログイン可として、トップページ(図4)をクライアント端末100に送信する処理である。尚、ここでウェブサイトサーバ200はユーザデータテーブルを必ずしも記憶する必要はなく、別途ユーザ認証用のサーバを用意しても構わない。
クライアント端末100のCPU201は、図7に示すようなトップページを表示画面に表示する(ステップS402)。
以下、図7を参照して、本発明の実施形態における、トップページの構成の一例について説明する。図7は、本発明の実施形態における、トップページの構成の一例を示す図である。
トップページ700は、ウェブサイトサーバ200で提供されるオンラインアルバムの紹介画面である。図7に示す通り、トップページ700は、「アルバムを新規作成」ボタン701、「アルバムを編集」ボタン702、アルバム表示領域703、モデレーターアルバム表示領域704等を備えて構成されている。
「アルバムを新規作成」ボタン701は、ユーザが自身のアルバムを新規作成するためのボタンである。「アルバムを編集」ボタン702は、既に作成済のアルバムを編集するためのボタンである。クライアント端末100のCPU201は、「アルバムを新規作成」ボタン701の押下を受け付けた場合、表示画面を、図8に示すようなアルバム作成画面に移行し、「アルバムを編集」ボタン702の押下を受け付けた場合、表示画面を、図17に示すような画面へと移行させる。
アルバム表示領域703、モデレーターアルバム表示領域704は、ウェブサイトサーバ200の提供するウェブサイトのオンラインアルバムサービスによって作成されたアルバムを紹介する表示領域である。アルバム表示領域703には、例えば、新規に作成・公開された他ユーザのアルバムや、ウェブサイトで特集を組んでいるトピックに関するアルバムがピックアップされ、表示される。
また、モデレーターアルバム表示領域704には、例えば、各トピックの業界に精通した人物である“モデレーター”と呼ばれるユーザが作成したアルバムが表示される。アルバムごとに、アルバムの表紙のサムネイル画像と、アルバムタイトルと、アルバムの作成者(ウェブサイトの会員ユーザ名)が表示されるものとする。以上が図7の、本発明の実施形態における、トップページの構成の一例についての説明である。
図4の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、アルバムの新規作成の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS403)。つまり、図7のトップページ700における「アルバムを新規作成」ボタン701の押下指示を受け付けたか否かを判定する。
アルバムの新規作成の指示を受け付けたと判定した場合(ステップS403でYES)、処理をステップS407に移行する。アルバムの新規作成の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS403でNO)、処理をステップS404に移行する。
ここで図5を参照して、本発明の実施形態における、アルバム作成処理の流れについて説明する。図5は、本発明の実施形態における、アルバム作成処理の流れを示すフローチャートである。図5は、図4のステップS407の処理の詳細を示す。
クライアント端末100のCPU201は、アルバム作成をするためのアルバム作成画面を取得すべくウェブサイトサーバ200に画面取得要求を含むアルバム作成指示を送信する(ステップS501)。
ウェブサイトサーバ200のCPU201は、クライアント端末100より送信されたアルバム新規作成指示を受信すると、ステップS503においてアルバム作成画面(図8)の画面情報をクライアント端末100に返信する(ステップS503)。
クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム作成画面(図8)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する(ステップS504)。
尚、ここでは、ブラウザの機能を用いて表示部に画面情報を表示するようにしているが、例えば、クライアント端末100に画面表示機能を有するアプリケーションを記憶しておき、当該アプリケーションを起動することにより、画面情報を表示部に表示するようにしてもよい。
ここで図8を参照して、本発明の実施形態における、アルバム作成画面の構成の一例について説明する。図8は、本発明の実施形態における、アルバム作成画面の構成の一例を示す図である。図8のアルバム作成画面800では、オンラインアルバムに掲載するための画像の選択および当該アルバムのアップロードを実行する。
図8に示す通り、アルバム作成画面800は、「ストレージから選択」ボタン801、「パソコンからアップロード」ボタン802、画像登録領域803、アップロードメーター804、アップロード画像表示領域805、「今すぐアップロード」ボタン806、「後でアップロードボタン」807、アルバムタイトル入力受付部808等を備えて構成されている。
「ストレージから選択」ボタン801の押下を受け付けると、現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロード済みであって、所定の記憶部に保存されている画像の一覧がクライアント端末100の表示部に表示され、不図示の画像一覧画面よりアルバム作成のための画像選択を実行する。画像一覧画面では、画像を一枚ずつ選択することも可能であり、また、複数枚選択することも可能である。
なお、ウェブサイトサーバ200にアップロードされた画像は図14に示すように、画像名(ファイル名)と、掲載される(画像が使用されている)アルバム名が紐づいた形式でデータテーブルに記憶される。当該データテーブルの詳細については、図14の説明にて後述する。
ここで図14を参照して、本発明の実施形態における、クライアント端末100、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されるデータのデータテーブルの構成の一例について説明する。図14は、本発明の実施形態における、クライアント端末100、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されるデータのデータテーブルの構成の一例を示す図である。
Exif情報1400は、画像が撮影された場所・位置を示す情報(GPS座標/緯度・経度)の情報、撮影日時の情報等が含まれ、付加データ1410と紐付いて記憶されている。画像データには、画像データを特定するための画像IDが付与されているものとする。
付加データ1410は、画像データがウェブサイトサーバ200にアップロードされた場合に、画像データの画像IDと対応付けて、ウェブサイトサーバ200の記憶領域上に記憶されるデータである。
会員ID(ユーザID)には、当該画像データのアップロードが、いずれのユーザIDに基づいて実行されたかを示す。つまり、当該画像データがいずれのユーザの所有する画像データかを示す。
付加データ1410の公開フラグは、当該画像データをウェブサイトサーバ200の提供するオンラインアルバムサービスにおいて、他ユーザに公開するか否かを設定するフラグである。
アルバムデータ1420には、アルバムIDが付与され、会員IDによって、当該アルバムデータの示すアルバムがいずれのユーザのアルバムなのかを識別する。また、アルバムの更新日の情報を含む。
アルバム公開設定1430は、各種アルバムの公開設定のデータを含む。画像アルバムデータ1450は、いずれの画像データが当該アルバムに含まれるかを、画像IDとアルバムIDとを対応付けることにより管理している。また、当該画像データをスライドショー表示する場合の表示順(並び順)を記憶している。
表示スキップフラグとは、後述するアルバム編集画面において、画像データの選択、画像データの非公開の設定を受け付けた場合に有効になる。当該表示スキップフラグを有効にすることで、スライドショー表示する際に当該画像データを非表示にして、スキップすることが出来る。
画像位置情報1440は、アルバム編集画面において、マップ表示領域上に画像がプロットされ、当該アルバムの情報がウェブサイトサーバ200に送信されて更新されて場合に生成される、画像毎に対応した位置情報である。Exif情報1400内の位置情報に対し、当該画像位置情報1440に含まれる位置情報が優先されて、マップ表示領域上に画像がプロットされる。以上が図14の、本発明の実施形態における、クライアント端末100、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されるデータのデータテーブルの構成の一例についての説明である。
図8の説明に戻る。「パソコンからアップロード」ボタン802の押下を受け付けると、図9に示すような画像のアップロード画面が起動し、ユーザからの操作指示に従って、ウェブサイトサーバ200への画像のアップロードを実行する。
尚、「画像をドラッグ&ドロップ」と記載された領域内(画像登録領域803内)に、クライアント端末100もしくはクライアント端末100と接続している外部記憶装置に記憶されている画像のサムネイルをドラッグ&ドロップで移動させると、選択を受け付けた画像のアップロードを開始させることも可能である。画像登録領域803内にドラッグ&ドロップで画像を移動させた場合は、画像の1データごとにアップロード処理が開始される。
ここで図9の、本発明の実施形態における、画像のアップロード画面の構成の一例について説明する。図9は、本発明の実施形態における、画像のアップロード画面の構成の一例を示す図である。
図9に示す通り、画像アップロード画面900は、「画像を追加」ボタン901、画像追加領域902、画像表示領域903、「今すぐアップロード」ボタン904、「後でアップロードボタン」905、アップロードメーター906等を備えて構成されている。
「画像を追加」ボタン901は、ウェブサイトサーバ200にアップロードする画像を選択・追加するためのボタンである。当該「画像を追加」ボタン901の押下を受け付けた場合、不図示の画像一覧画面(例えば、クライアント端末100の記憶領域に記憶された画像ファイルの一覧画面)が表示され、当該画像一覧から画像を選択することで、選択された画像がアップロード対象の画像として追加される。
アップロード対象の画像として追加された画像は、画像表示領域903に表示される。尚、画像追加領域902に対して、画像のサムネイルをドラッグ&ドロップする操作を受け付けることにより、当該ドロップされた画像を、アップロード対象の画像として画像表示領域903に追加することも可能である。
「今すぐアップロード」ボタン904は、アップロード対象の画像として選択・追加された画像を、ウェブサイトサーバ200に対してアップロードするためのボタンである。「後でアップロードボタン」905は、アップロード対象の画像として選択・追加された画像のアップロードを保留するためのボタンである。
当該「後でアップロードボタン」905は、例えば、図14に示すデータテーブルの内、アルバムと画像の対応付けのテーブルをクライント端末が保持しておらず、ブラウザ機能を用いて、ウェブサーバから取得する情報を基に表示画面を表示しているのみの場合、表示しないものとする。
一方、図14に示すデータテーブルの内、アルバムと画像の対応付けのテーブルをクライント端末が保持し(例えば、ウェブサイトサーバ200から受け取って記憶し)、管理するアプリケーション等が記憶されている場合、当該「後でアップロードボタン」905を表示する。
「後でアップロードボタン」905の押下指示を受け付けた場合(画像のアップロードを保留した場合)、当該選択された画像は、アルバム作成画面800で作成中のアルバムの画像として図8のアップロード画像表示領域805に追加されるが、ウェブサイトサーバ200には送信されず、クライアント端末100が保持するものとする。
こうすることで、ウェブサイトサーバ200にアクセスできない場合であっても、クライアント端末100内のアプリケーション上で、ローカルフォルダの画像データとアルバムの対応関係を記憶しておき、当該アプリケーション内のデータを用いて、当該アルバムの画像をマップ上にプロットした画面であるマップビューの画面を表示することが出来る。
また、ウェブサイトサーバ200にアクセス可能になった際に、当該アプリケーションで記憶管理している、アルバムに登録された未アップロードの画像データ、及び、当該画像データとアルバムの対応関係のデータ(図14に記載の各種データ)をウェブサイトサーバ200にアップロードすることで、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されているデータを更新することが出来る。
アップロードメーター906は、画像のアップロードの進捗をユーザに確認させるためのメーターである。「今すぐアップロードボタン」904、「後でアップロードボタン」905のいずれかの押下指示を受け付けた場合、表示画面を図8のアルバム作成画面800に戻す。以上が図9の、本発明の実施形態における、画像のアップロード画面の構成の一例についての説明である。
図8の説明に戻る。アップロードメーター804は、アルバムのアップロードの進捗をユーザに確認させるためのメーターである。アルバムのアップロードとは、いずれの画像(画像ID)が、いずれのアルバム(アルバムID)に、どのような順番で対応付けられているかを示すデータ等(図14の1400〜1450)を、ウェブサイトサーバに登録する処理のことである。
アップロード画像表示領域805は、「ストレージから選択」ボタン801、「パソコンからアップロード」ボタン802、画像登録領域803を用いて、選択・追加された画像のサムネイルを表示する領域である。
「今すぐアップロード」ボタン806は、作成中のアルバムをウェブサイトサーバ200にアップロード(登録・更新)するためのボタンである。「後でアップロードボタン」807は、当該アルバムのアップロードを保留するためのボタンである。
当該「後でアップロードボタン」807は、例えば、図14に示すデータテーブルの内、アルバムと画像の対応付けのテーブルをクライント端末が保持しておらず、ブラウザ機能を用いて、ウェブサーバから取得する情報を基に表示画面を表示しているのみの場合、表示しないものとする。
一方、図14に示すデータテーブルの内、アルバムと画像の対応付けのテーブルをクライント端末が保持し(例えば、ウェブサイトサーバ200から受け取って記憶し)、管理するアプリケーション等が記憶されている場合、当該「後でアップロードボタン」807を表示する。
「後でアップロードボタン」807の押下指示を受け付けた場合、当該アルバム作成画面800で作成したアルバム(アルバムID)と、当該アルバムに登録した画像(画像ID)との対応付けデータ(図14の1400〜1450に含まれるデータ)を、クライアント端末100内のアプリケーションで記憶管理し、ウェブサイトサーバ200には送信しないものとする。
「後でアップロードボタン」807を利用することで、ウェブサイトサーバ200にアクセスできない場合であっても、クライアント端末100内のアプリケーション上で、ローカルフォルダの画像データとアルバムの対応関係を記憶しておき、当該アプリケーション内のデータを用いて、当該アルバムの画像をマップ上にプロットした画面であるマップビューの画面を表示することが出来る。
また、ウェブサイトサーバ200にアクセス可能になった際に、当該アプリケーションで記憶管理している、アルバムに登録された未アップロードの画像データ、及び、当該画像データとアルバムの対応関係のデータ(図14)をウェブサイトサーバ200にアップロードすることで、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されているアルバムと画像データの対応付データを更新することが出来る。
アルバムタイトル入力受付部808は、アルバムのタイトルの入力を受け付ける入力受付部である。以上が図8の、本発明の実施形態における、アルバム作成画面の構成の一例についての説明である。
図5の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、ステップS504において表示画面に表示したアルバム作成画面800において、アルバムに登録する画像を、ウェブサイトサーバ200のストレージに記憶されている画像から選択する指示を受け付けたか、クライアント端末100の記憶領域に記憶されている画像から選択する指示を受け付けたかを判定する(ステップS505)。
アルバムに登録する画像を、ウェブサイトサーバ200のストレージに記憶されている画像から選択する指示を受け付けたと判定した場合、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200に対して、現在ログイン中のユーザIDに対応付けられてウェブサイトサーバ200のストレージ記憶されている画像データの一覧画面の情報を要求する。
ウェブサイトサーバ200のCPU201は、当該画像データの一覧画面の情報の要求に応じた画面の情報をクライアント端末100に送信する(ステップS507)。クライアント端末100のCPU201はウェブサイトサーバ200より送信されたストレージの画像の一覧画面の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。そして、画像一覧画面から、アルバムに掲載(登録)する画像データの選択を受け付ける(ステップS508)。
当該画像の選択受付が終了すると、表示画面をアルバム作成画面800に戻す。そして、アルバムのアップロード指示を受け付けたか、アップロードを保留する指示を受け付けたかを判定する(ステップS518)。
アルバムのアップロードを保留する指示を受け付けたと判定した場合(ステップS518でYES)、処理をステップS517に移行し、当該アルバムと、ステップS506またはS508で、もしくは両方の方法において選択を受け付けた画像との対応付けデータ(図14の1420、1450)を、クライアント端末100の外部メモリ211等の記憶領域に記憶して(ステップS517)処理を終了する。
アルバムのアップロード指示を受け付けたと判定した場合(ステップS518でNO)、処理をステップS509に移行する。
クライアント端末100のCPU201は、ステップS506またはS508で、もしくは両方の方法において選択を受け付けた画像をオンラインアルバムに掲載する画像として、アルバム作成指示をウェブサイトサーバ200に送信する(ステップS509)。本処理は、図8の「今すぐアップロード」ボタン806の押下を受け付けることにより実行される。このときにクライアント端末100からウェブサイトサーバ200に送信されるデータ構成は、図14(1400〜1450)に示す。
ウェブサイトサーバ200のCPU201はクライアント端末100よりアルバム作成指示を受信すると(ステップS510)、アルバムの作成(アルバムと画像の対応付けデータのアップロード)に成功したか否かを判定する(ステップS513)。作成に成功したと判定した場合(ステップS513でYES)、ウェブサイトサーバ200のCPU201は、アルバムを編集するための画面である編集画面(図17)の情報をクライアント端末100に送信し、クライアント端末100のCPU201はこれを受信して、編集画面を表示画面に表示する。移行の処理については、図4のアルバム編集処理(ステップS408)の詳細説明にて後述する。
アルバムの作成に失敗したと判定した場合(ステップS513でNO/例えば、セッションタイムアウト等による失敗)は、当該失敗を通知するための不図示のエラー画面の情報をクライアント端末100に送信し、クライアント端末100のCPU201はこれを受信して、表示画面に表示して本処理を終了する。
ステップS505において、アルバムに登録する画像を、クライアント端末100の記憶領域に記憶されている画像から選択する指示を受け付けたと判定した場合、クライアント端末100のCPU201は、画像アップロード画面900を表示画面に表示し、当該表示画面から画像の選択指示を受け付ける(ステップS506)。
次に、画像のアップロード指示を受け付けたか、画像のアップロードを保留する指示を受け付けたかを判定し(ステップS516)、画像のアップロードの保留指示を受け付けたと判定した場合(ステップS516でYES)、処理をステップS517に移行する。
ステップS517において、クライアント端末100のCPU201は、アルバムと、ステップS506において選択を受け付けた画像との対応付けデータ(図14の1420、1450)を、クライアント端末100の外部メモリ211等の記憶領域に記憶して(ステップS517)処理を終了する。
一方、画像のアップロード指示を受け付けたと判定した場合(ステップS516でNO)、処理をステップS519に移行する。
クライアント端末100のCPU201は、ステップS506で選択を受け付けた画像データをアップロードすべく、ウェブサイトサーバ200に送信し(ステップS519)、ウェブサイトサーバ200のCPU201は当該画像データを受信して、ウェブサイトサーバ200の外部メモリ211等の記憶領域に記憶する(ステップS511)。
クライアント端末100のCPU201は、画像のアップロードが成功したか否かを判定し(ステップS512)、画像のアップロードが成功したと判定した場合(ステップS512でYES)、処理をステップS518に移行する。画像のアップロードが失敗したと判定した場合(ステップS512でNO)、つまり、ステップS511における画像データの受信、及び記憶に失敗した場合、処理をステップS515に移行して、当該失敗を通知するための不図示のエラー画面の情報をクライアント端末100に送信し、クライアント端末100のCPU201はこれを受信して、表示画面に表示して本処理を終了する。以上が図5の、本発明の実施形態における、アルバム作成処理の流れについての説明である。
図4の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、アルバムの編集指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS404)。アルバムの編集指示の受付とは、例えば、図7の「アルバムを編集」ボタン702の押下を受け付けた後に表示される、ログイン中のユーザのアルバムの選択画面(図16)の中から、アルバムの選択を受け付けることをいう。図16の編集アルバム選択画面の詳細については、図16の説明にて後述する。
クライアント端末100のCPU201は、アルバムの編集指示を受け付けたと判定した場合は(ステップS404でYES)、処理をステップS408に移行して、アルバムの編集処理を開始し(ステップS408)、アルバムの編集指示を受け付けなかったと判定した場合は(ステップS404でNO)、処理をステップS405に移行する。
ここで、図16を参照して、本発明の実施形態における、編集対象のアルバム選択画面の構成の一例について説明する。図16は、本発明の実施形態における、編集対象のアルバム選択画面の構成の一例を示す図である。
図16に示す通り、編集アルバム選択画面1600は、「アルバムを新規作成」ボタン1601、アルバム表示領域1602等を備えて構成されている。「アルバムを新規作成」ボタン1601は、表示画面をアルバム作成画面800に遷移させ、アルバムの作成を開始するためのボタンである。アルバム表示領域1602は、ログイン中のユーザの作成した既存のアルバムの一覧を表示する表示部である。
当該アルバム表示領域1602に表示されたアルバムの選択を受け付けることにより、クライアント端末100のCPU201は、編集対象のアルバムを特定し、表示画面を図17に示すような画面に遷移させて、アルバムの編集操作の受付を開始する。以上が図16の、本発明の実施形態における、編集対象のアルバム選択画面の構成の一例についての説明である。
次に図15を参照して、本発明の実施形態における、アルバムの編集処理の流れについて説明する。図15は、本発明の実施形態における、アルバムの編集処理の流れを示すフローチャートである。
クライアント端末100のCPU201は、編集アルバム選択画面1600において、編集対象のアルバムの選択指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1501)。編集対象のアルバムの選択指示を受け付けなかったと判定した場合は(ステップS1501でNO)、処理をステップS1502に移行し、「アルバムを新規作成」ボタン1601の押下を受け付けたか否かを判定する(ステップS1502)。
「アルバムを新規作成」ボタン1601の押下を受け付けたと判定した場合(ステップS1502でYES)、処理をステップS1511(図5に詳細記載)に移行して処理を終了し、「アルバムを新規作成」ボタン1601の押下を受け付けていないと判定した場合(ステップS1502でNO)、当該編集処理の終了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1503)。
当該編集処理の終了指示とは、例えば、ブラウザのウインドウ上部に表示されたバツマーク等、表示画面を終了するためのボタンの押下指示や、不図示のログアウトボタンの押下指示等のことである。
当該編集処理の終了指示を受け付けたと判定した場合(ステップS1503でYES)、処理を終了し、当該編集処理の終了指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS1503でNO)、処理をステップS1501の前に戻す。
クライアント端末100のCPU201は、ステップS1501において、編集対象のアルバムの選択指示を受け付けたと判定した場合(ステップS1501でYES)、当該選択指示の選択対象となったアルバムに含まれる画像データのサムネイルを、当該画像データに対応した位置情報に対応したマップ上の位置にプロットして表示した画面であって、アルバムへの画像データの追加、プロットされた画像データのプロット位置の変更、当該アルバムをスライドショー表示する際の表示順の変更、位置情報を持たない画像データをマップ上に配置して位置情報を付与する処理、等の編集処理を受け付けるための画面(図17)を表示画面に表示する(ステップS1504)。この際、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より、当該編集対象のアルバム(アルバムID)に対応した画像データ、及び、アルバムンの設定データ等のデータを取得する(図14の1400〜1450)。
ここで図17を参照して、本発明の実施形態における、アルバム編集画面、及びアルバム編集の様子について説明する。図17は、本発明の実施形態における、アルバム編集画面、及びアルバム編集の様子を示す図である。
図17に示す通り、アルバム編集画面1700及びアルバム編集画面1710は、「追加」ボタン1701、「完了」ボタン1702、プロット画像1703(サムネイル画像)、アルバム画像表示領域1704、ライン1705、「終了」ボタン1706等を備えて構成されている。
「追加」ボタン1701は、当該編集中のアルバムに新しい画像データを追加するためのボタンである。「追加」ボタン1701の押下を受け付けた場合、図9の画像アップロード画面900のような画面を表示画面に表示し、「画像を追加」ボタン901の代わりに、図8の「ストレージから選択」ボタン801、「パソコンからアップロード」ボタン802のようなボタンを表示して、アルバムに追加する画像の選択・アップロードの操作を受け付ける。
当該画像の選択・アップロードの処理を終了した場合、画面をアルバム編集画面1700に戻す。この時、アルバムに追加された画像データは、アルバム画像表示領域1704の最右部に追加されるものとする。
例えば、画像アップロード画面900において、画像Dが選択され、アルバムに追加された場合、アルバム編集画面1700のアルバム画像表示領域1704に示すように、画像Dが追加表示される。画像Dが撮影位置情報(図14/1400の緯度・経度)を保持している場合、アルバム画像表示領域1704に追加されると共に、当該撮影位置情報に基づいて、マップ上にプロット画像としてプロットされる。
「完了」ボタン1702は、当該編集処理を完了して、ウェブサイトサーバ200に対してアルバムと画像データの対応付けを含むデータ(図14の1400〜1450)を送信し、アップロードするためのボタンである。
プロット画像1703はサムネイル画像であって、サムネイル画像に対応する画像データの撮影位置情報(図14/1400の緯度・経度)、または、アルバム画像表示領域1704に表示されるサムネイル画像がドラッグ&ドロップ等の操作によりマップ情報にプロットされることで生成される、画像データに対応する位置情報(図14/1440の緯度・経度)に基づいて、マップ上にプロットされた画像である。
例えば、画像Dが撮影位置情報を保持していなかった場合、アルバム編集画面1700に示すように、ユーザの操作によって、画像Dが画像Bの右隣にドラッグ&ドロップされることで、ドロップされた点の示す位置の情報を、当該画像Dに対応する位置情報として対応付ける(図14/1440の緯度経度)。
アルバム画像表示領域1704は、編集中のアルバムに登録されている画像データのサムネイル画像の表示領域であって、当該編集中のアルバムの画像をスライドショー表示する際の表示順を編集するための領域である。当該表示順は、アルバム作成時の場合、例えば、画像データの撮影日時(図14/1400の撮影日時)順とする。こうすることで、スライドショー表示を行う場合に、時系列順に画像を表示することができる。
例えば、アルバム編集画面1700の表示によれば、スライドショーは画像A、B、C、Dの順に再生される。画像Cのドラッグ操作を受け付け、画像Bの前にドロップする操作を受け付けた場合は、サムネイル画像の表示順を、A、C、B、Dに変更し、スライドショーの表示順も、当該アルバム画像表示領域1704におけるサムネイル画像の表示順に応じて変更する(画像A、C、B、Dの順にスライドショー表示するよう、表示順を変更する)。
ライン1705は、プロット画像のプロットされた点を、アルバム画像表示領域1704のサムネイル画像の表示順に結ぶラインである。こうすることで、スライドショー表示における画像同士の表示順の関係を明確化することが出来る。
また、当該ライン1705は、新しい画像がマップ上にプロットされた場合、アルバム画像表示領域1704において当該プロットされた画像が表示されている順に応じてラインの結合先、結合元を変更して表示される。また、アルバム画像表示領域1704において、画像の順番が変更された場合においても、当該変更された画像の順番に応じて、ラインの結合先、結合元を変更して表示する。
アルバム編集画面1700、1710においては、画像Bと画像Cの順番が変更されたことに応じて、ライン1705の結合先(例えばプロット画像C及びプロット画像B)、結合元(例えばプロット画像A及びプロット画像C)が変更されている。また、画像Dが新たにマップ上にプロットされることにより、結合元を画像B、結合先を画像Dとする新たなライン1705が追加されている。以上が図17の、本発明の実施形態における、アルバム編集画面、及びアルバム編集の様子についての説明である。
図15の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、新規画像の追加指示(「追加」ボタン1701の押下指示)を受け付けたか否かを判定し(ステップS1505)、新規画像の追加指示を受け付けたと判定した場合(ステップS1505でYES)、処理をステップS1512に移行し、新規画像の追加指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS1505でNO)、処理をステップS1506に移行する。
ステップS1512の新規画像の追加処理では、図9の画像アップロード画面900のような画面を表示画面に表示し、「画像を追加」ボタン901の代わりに、図8の「ストレージから選択」ボタン801、「パソコンからアップロード」ボタン802のようなボタンを表示して、アルバムに追加する画像の選択・アップロードの操作を受け付ける。当該画像の選択・アップロードの処理を終了した場合、画面をアルバム編集画面1700に戻す。この時、アルバムに追加された画像データは、アルバム画像表示領域1704の最右部に追加されるものとする。当該新規画像の追加処理は、図5のステップS505〜S518の処理とほぼ同じであるため、詳細な説明は割愛する。
クライアント端末100のCPU201は、図17のアルバム画像表示領域1704に表示されたサムネイル画像の選択を受け付けたか否かを判定し(ステップS1506)、サムネイル画像の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS1506でNO)、処理をステップS1514に移行する。
クライアント端末100のCPU201は、編集の終了指示(例えば、図17の「終了」ボタン1706の押下指示)を受け付けたか否かを判定し(ステップS1514)、編集の終了指示を受け付けたと判定した場合(ステップS1514でYES)、処理を終了し、編集の終了指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS1514でNO)、処理をステップS1505の前に戻す。
クライアント端末100のCPU201は、ステップS1506で選択されたと判定したサムネイル画像の並びかえ指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1507)。並びかえ指示とは、例えば、選択されたサムネイル画像をドラッグ&ドロップ等の操作によって、アルバム画像表示領域1704上で並び替える指示のことをいう。
サムネイル画像の並びかえ指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS1507でNO)、当該選択された画像がマップの中心になるよう、マップの画像を表示制御して、処理をステップS1505の前に戻す。
サムネイル画像の並びかえ指示を受け付けたと判定した場合(ステップS1507でYES)、アルバム画像表示領域1704上での並びかえの表示制御を実行し(ステップS1508)、当該並び替えに応じて、図17のアルバム編集画面1700、1710に示すようにライン1705の結合元、結合先を変更して表示する(ステップS1509)。この際、ステップS1504にてウェブサイトサーバ200から取得した図14に示すデータの内、画像アルバムデータ1450の並び順のデータを変更する。
クライアント端末100のCPU201は、アルバム内容の更新指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1510)。ここでいうアルバム内容の更新指示とは、例えば、図17の「完了」ボタン1702の押下指示のことであり、当該アルバム編集画面1700、1710で編集した画像データの追加、画像データに対応する位置情報の編集・追加、スライドショー表示する際の画像の表示順(アルバム画像表示領域1704上での画像の順番)を、ウェブサイトサーバ200に対してアップロードして、更新するための指示のことである。
アルバム内容の更新指示を受け付けたと判定した場合は(ステップS1510でYES)、更新内容のデータをウェブサイトサーバ200に送信して(ステップS1511)、処理を終了する。ここで送信するデータは、ステップS1504でウェブサイトサーバ200から取得したデータに対して、クライアント端末100におけるステップS1505〜S1509の処理において変更が加えられたデータである。
アルバム内容の更新指示を受け付けていないと判定した場合は(ステップS1510でNO)、処理をステップS1514に移行する。以上が図15の、本発明の実施形態における、アルバムの編集処理の流れについての説明である。
図4の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、アルバムの選択指示(アルバムの表示指示)を受け付けたか否かを判定する(ステップS405)。アルバムの選択指示を受け付けたと判定した場合(ステップS405でYES)、処理をステップS409に移行して、アルバムの表示処理(詳細は図6に記載)を実行した後、処理をステップS402に戻す。
アルバムの選択指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS405でNO)、処理をステップS406に移行して、当該トップページ700の終了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS407)。ここでいう終了指示とは、例えば、ブラウザのウインドウ上部に表示されたバツマーク等、表示画面を終了するためのボタンの押下指示や、不図示のログアウトボタンの押下指示等のことである。
トップページ700の終了指示を受け付けたと判定した場合(ステップS407でYES)、処理を終了し、トップページ700の終了指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS407でNO)、処理をステップS403の前に戻す。以上が図4の、本発明の実施形態における、各処理の選択受付の概要についての説明である。
次に図6を参照して、本発明の実施形態における、スライドショーの実行処理の流れについて説明する。図6は、本発明の実施形態における、スライドショーの実行処理の流れを示すフローチャートである。
クライアント端末100のCPU201は、図4のステップS405にて選択されたアルバムに含まれる全ての画像データと、画像データの表示順のデータ等、当該画像データに対応してウェブサイトサーバ200の記憶領域に記憶されているデータ(図14の1400〜1450)を取得する(ステップS601)。
クライアント端末100のCPU201は、当該画像データと共に、当該画像データのサムネイルをマップ上にプロットして表示するマップビュー表示画面1000(図10)の情報をウェブサイトサーバ200から受信し、当該マップビュー表示画面1000を表示画面に表示する(ステップS602)。
ここで図10を参照して、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー再生時のマップの縮尺変更の様子について説明する。図10は、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー再生時のマップの縮尺変更の様子の一例を示す図である。
図10に示す通り、マップビュー表示画面1000は、中心点1001、プロット画像1002、中間点1003、拡大後マップ縮尺1004、拡大後マップ1005、アルバム画像1006、「再生」ボタン1007、「一時停止」ボタン1008、「停止」ボタン1009、「終了」ボタン1010、マップ表示領域1011等を備えて構成されている。
中心点1001は、マップ上にプロットされたプロット画像全てのマップ上の位置(緯度経度の示す点)から算出される、前記プロット画像全てのマップ上の位置の中心点である。
プロット画像1002はサムネイル画像であって、サムネイル画像に対応する画像データの撮影位置情報(図14/1400の緯度・経度)、または、アルバム画像1006がドラッグ&ドロップ等の操作によりマップ情報にプロットされることで生成される、画像データに対応する位置情報(図14/1440の緯度・経度)に基づいて、マップ上にプロットされた画像である。
中間点1003は、前記中心点1001とプロット画像1002とを結ぶ直線上の中間の点である。ここでは、中心点1001とプロット画像1002とから等分の距離の位置の点であるものとする。当該中間点1003は、アルバム内の画像データをスライドショー表示する際に変更されるマップの縮尺を決定するための基準点である。
拡大後マップ縮尺1004は、アルバム内の画像データであって、スライドショーの1枚目に表示する画像データを拡大表示する前に、拡大表示するマップの縮尺を示す。当該拡大後マップ縮尺1004は、スライドショー表示する1枚目の画像データを示すプロット画像をマップの中心とし、前記中間点1003を、マップ表示領域1011の端に配置することで、クライアント端末100のCPU201により決定される。画像の表示順は、図14の画像アルバムデータ1450の並び順から特定する。
拡大後マップ1005は、拡大後マップ縮尺1004に基づいて拡大されたマップである。アルバム画像1006は、アルバムに含まれる画像データのサムネイル画像である。アルバム画像1006は、例えば時系列順等、スライドショー表示される順番に、表示画面上に表示されている。当該標準は図14の画像アルバムデータ1450の並び順から特定する。
「再生」ボタン1007は、スライドショーの再生を開始するためのボタンである。「一時停止」ボタン1008、スライドショーを一時停止するためのボタンである。「停止」ボタン1009はスライドショーの再生を停止するためのボタンである。「終了」ボタン1010は、マップビュー表示画面1000を終了するためのボタンである。以上が図10の、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー再生時のマップの縮尺変更の様子についての説明である。
図6の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、スライドショーの再生指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS603)。スライドショーの再生指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS603でNO)、処理をステップS616に移行する。スライドショーの再生指示を受け付けたと判定した場合(ステップS603でYES)、処理をステップS604に移行し、マップ上にプロットされたプロット画像の全ての位置の情報から、図10のマップビュー表示画面1000の中心点1001の位置を算出する(ステップS604/中心点の位置を特定する)。
次に、スライドショー表示する画像を、14の1450に記憶されている並び順(表示順)のデータから特定し(ステップS605)、当該特定した画像の位置情報を特定する(ステップS606)。
次に、当該特定した画像データが、スライドショー表示する最初の画像か否かを判定する(ステップS607)。当該特定した画像データが、スライドショー表示する最初の画像であると判定した場合(ステップS607でYES)、ステップS604で特定した中心点1001と、ステップS606で特定した位置の情報とを用いて、マップの縮尺を決定し、縮尺を変更する(ステップS608、ステップS609)。
ここでは、ステップS604で特定した中心点1001と、ステップS606で特定した位置の情報の示す点とを結ぶ直線状の点であって、中心点1001とステップS606で特定した位置の情報の示す点とから等分の距離の位置にある点が、マップ表示領域の端に位置するように、且つ、ステップS606で特定した位置の情報の示す点がマップの中心に位置するようにマップの縮尺を決定し(ステップS608)、変更するものとする(ステップS609、図10の1004、1005)。
その後、ステップS605で特定した画像データを表示画面に拡大表示する(ステップS610)。当該拡大表示の様子については、図11を参照して後述する。
クライアント端末100のCPU201は、画像データの拡大表示後、一定時間が経過したか否かを判定し(ステップS611)、一定時間が経過していないと判定した場合は(ステップS611でNO)、処理をステップS611の前に戻し、一定時間が経過したと判定した場合は(ステップS611でYES)、画像データの拡大表示を終了し、処理をステップS612に処理を移行する。
クライアント端末100のCPU201は、スライドショーの停止指示(終了指示)を受け付けた、または、スライドショー表示する画像データの内、最後に表示する画像データの表示が終了したか否かを判定し(ステップS612)、スライドショーの停止指示を受け付けた、または、スライドショー表示する画像データの内、最後に表示する画像データの表示が終了したと判定した場合(ステップS612でYES)、処理をステップS602の前に戻して、表示画面の表示を、図10のマップビュー表示画面1000の表示に戻す。
スライドショーの停止指示を受け付けていない、または、スライドショー表示する画像データの内、最後に表示する画像データの表示が終了していないと判定した場合(ステップS612でNO)、処理をステップS605の前に戻して、スライドショー表示を継続する。
クライアント端末100のCPU201は、ステップS607で、当該特定した画像データが、スライドショー表示する最初の画像でないと判定した場合(ステップS607でNO)、例えば、次にスライドショー表示する画像が、2枚目の画像データであった場合、1枚目にスライドショー表示した画像データのプロット画像がプロットされた点1と、当該2枚目の画像データのプロット画像がプロットされた点2とを結ぶ直線上の点であって、前記点1と点から等分の距離の位置にある点が、マップ表示領域の端に位置するように、且つ、2枚目のプロット画像の位置(点2)がマップの中心に位置するようにマップの縮尺を決定して変更する(ステップS613、図12)。
ここで図12を参照して、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー表示する画像の拡大表示の様子について説明する。図12は、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー表示する画像の拡大表示の様子を示す図である。マップビュー表示画面上に配置される各種ボタン等の構成については、図10のマップビュー表示画面1000とほぼ同一であるため、詳しい説明は割愛する。
中間点1201は、プロット画像1204とプロット画像1205とを結ぶ直線上の中間の点である。ここでは、プロット画像1204とプロット画像1002とのそれぞれの配置位置から等分の距離の位置の点であるものとする。当該中間点1201は、アルバム内の画像データをスライドショー表示する際に変更されるマップの縮尺を決定するための基準点である。
変更後マップ縮尺1202は、スライドショー表示する画像データを拡大表示した後であって、マップの表示を、次にスライドショー表示する画像データのプロット画像がマップの中心に位置するような表示(図13のマップ1300)に移行する前のマップの拡縮である。
当該変更後マップ縮尺1202は、プロット画像1204のプロットされている点をマップの中心に配置し、前記中間点1201をマップ表示領域の端に配置することで、クライアント端末100のCPU201により決定される。つまり、当該縮尺は、スライドショー表示した画像データと、次にスライドショー表示する画像データとの位置関係に応じて決定されるものである。当該位置関係は、画像データの表示が遷移する度変わるため、変更後マップ縮尺1202は、常に同一の縮尺ではなく、前記位置関係によって変化するものである。
つまり、例えば、プロット画像1204のプロット位置とプロット画像1205のプロット位置とが近ければ近いほど、マップは拡大(ズームイン)され、当該2つの位置間の距離が遠ければ遠いほど、マップは縮小表示(ズームアウト)されるものである。
変更後マップ1203は、変更後マップ縮尺1202に基づいて縮尺が変更されたマップである。以上が図12の、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー表示する画像の拡大表示の様子についての説明である。
図6の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、図12の変更後マップ1203のようなマップの情報をマップ表示領域上に表示し(ステップS613)、次にスライドショー表示する画像データのプロット画像(例えば図12のプロット画像1205)のプロット位置がマップの中心にくるように、マップ表示領域上の表示を遷移させる。
例えば、表示中のマップの中心の点(プロット画像1203のプロット位置)から、プロット画像1204のプロット位置に向けて、マップをスライドさせるように表示を遷移させる。マップの情報は、適宜、前述したマップ情報提供サーバから受信して、表示画面に表示する。尚、当該表示の遷移は、アルバム毎に予め設定されている、所定の時間内に行われるものとする。
この際、マップの表示の遷移に応じて、前述した2つのプロット位置を結ぶ線を、マップ上に表示していくことで、プロット画像1203とプロット画像1204との位置関係を、ユーザに視覚的に認識させることが出来る。以上が図12の、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー表示する画像の拡大表示の様子についての説明である。
図6の説明に戻る。クライアント端末100のCPU201は、図12の説明で前述したように、マップの表示を、次にスライドショー表示する画像データのプロット画像のプロット位置がマップ中心にくるように、マップ表示の遷移を開始する。(ステップS614)。
クライアント端末100のCPU201は、次の画像データのプロット画像が、マップの中心に位置する状態になったか否か、つまり、マップ表示の遷移が完了したか否かを判定し(ステップS615)、マップ表示の遷移が完了していないと判定した場合(ステップS615でNO)、処理をステップS615の前に戻して、マップ表示の遷移を継続する。
マップ表示の遷移が完了したと判定した場合(ステップS615でYES)、処理をステップS610に移行する。
クライアント端末100のCPU201は、ステップS603で、スライドショーの再生指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS603でNO)、アルバム画像1006の選択指示を受け付けたか否かを判定し(ステップS616)、選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS616でNO)、当該マップビュー表示画面1000の終了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS620)。
当該マップビュー表示画面1000の終了指示を受け付けたと判定した場合(ステップS620でYES)、マップビュー表示画面1000の表示を終了して、本処理を終了する。マップビュー表示画面1000の終了指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS620でNO)、処理をステップS603の前に戻す。
一方、ステップS616で、アルバム画像1006の選択指示を受け付けたと判定した場合(ステップS616でYES)、選択されたアルバム画像に対応するプロット画像がマップの中心に位置するように、マップ表示領域のマップ表示の遷移・移動を開始する(ステップS617)。
次に、ステップS616で選択されたと判定された、前記アルバム画像に対応するプロット画像がマップの中心に位置するよう、マップ表示の遷移が完了したか否かを判定し(ステップS618)、マップ表示の遷移が完了していないと判定した場合は(ステップS618でNO)、遷移を継続して、マップ表示の遷移が完了したと判定した場合は(ステップS618でYES)、ステップS616で選択されたと判定された、前記アルバム画像に対応する画像データを拡大表示する(ステップS619)。そして、処理をステップS620に移行する。以上が図6の、本発明の実施形態における、スライドショーの実行処理の流れについての説明である。
最後に、図10〜13を参照して、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー表示する画像の拡大表示の様子について説明する。図11、及び図13は、本発明の実施形態における、マップビュー表示画面、及び、スライドショー表示する画像の拡大表示の様子を示す図である。尚、図11のマップ1100は、図10の拡大後マップ1005と同じものである。
クライアント端末100のCPU201は、スライドショー開始の指示を受け付けると、マップ表示領域1011の表示を、図10の拡大後マップ1005(=図11のマップ1100)の表示に切り替える。次にスライドショーで1枚目に表示する画像を、画像拡大表示画面1101に示すように拡大表示する。
前記拡大表示実施後、所定の時間が経過した場合は、画像データの拡大表示を終了し、マップ表示領域1011の表示を、図12の変更後マップ1203の表示に切り替える。その後、次にスライドショー表示する画像データのプロット画像がマップの中心に位置するような、図13のマップ1300のような表示に、マップの表示を遷移させる。
マップの表示の遷移は、次にスライドショー表示する画像データのプロット画像に向けて、マップ上をスライドするように行うものとする。この際、変更後マップ1203で中心に表示されているプロット画像と、図13のマップ1300の中心に表示されているプロット画像とを結ぶ線を、マップの表示の遷移に伴って、マップ上に表示していくことで、プロット画像同士の位置関係を、ユーザに視覚的に認識させる。
マップ表示の遷移が完了し、マップ表示領域にマップ1300の表示がなされた場合、マップ1300の中心に表示されているプロット画像に対応する画像データを、画像拡大表示画面1302に示すように拡大表示する。
当該拡大表示後、所定の時間が経過した場合であって、当該拡大表示した画像データが、スライドショー表示する最後の画像データである場合は、当該拡大表示を終了した後、表示画面を、マップビュー表示画面1000の状態に戻す。
当該拡大表示後、所定の時間が経過した場合であって、当該拡大表示した画像データの次にスライドショー表示する画像データがある場合は(3枚目に表示すべき画像データがある場合は)、図12の説明にて前述した方法を用いてマップの縮尺を決定し、当該決定した縮尺に応じて縮小、または拡大されたマップをマップ表示領域に表示して、スライドショー表示する最後の画像データの拡大表示が終了するまで、当該処理を繰り返す。
以上、本発明によれば、マップの縮尺を調整することで、マップ上の画像データの配置関係を視覚的にわかりやすく表示させるための仕組みを提供することが可能となる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、各装置が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また上記のソフトウェアで実現する各処理を、ファームウェアやハードウエア構成にして、各処理を各手段として実現することも可能であり、本発明の技術的範囲はこのようなファームウェアやハードウエア構成による実現も含むものである。