JP2016121841A - 空気調和システムおよび植物工場 - Google Patents

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Abstract

【課題】栽培室内の環境を良好に維持すること。【解決手段】空気調和システム(1)は、植物工場(10)の栽培室(11)内の環境が、一定周期で、暗期、明期、および、それぞれの移行期に適した温度および湿度となるように、湿度調整装置(21)および冷暖房装置(25)の運転を制御する制御手段(7)を備える。制御手段(7)は、明期から暗期への移行期において、先に湿度調整装置(21)による除湿運転を行い、栽培室(11)内の湿度が所定湿度に達してから、冷暖房装置(25)による冷房運転を開始する。【選択図】図1

Description

本発明は、植物工場の栽培室内の環境を調整するための空気調和システムおよび植物工場に関する。
植物工場では、栽培室内の環境(温度および湿度を含む)を調整することで、季節や天候に左右されず、品質の良い植物を栽培することができる。空気環境の調整には、一般的に、エアコンや加湿器が用いられる。
たとえば、特開2014−82979号公報(特許文献1)では、加湿器として、送風ファンにより生成された気流を加湿して各植物栽培棚に導く気化フィルター加湿器を用いることが開示されている。また、特開2011−92163号公報(特許文献2)では、温室内の湿度を調整するために、デシカントロータ(除湿ロータ)を用いることが開示されている。
特開2014−82979号公報 特開2011−92163号公報(特許第5325076号)
植物工場における植物の栽培方法の一つに、栽培室内の照度を調整して明期(昼)と暗期(夜)を人工的に作り出し、栽培室内を、それぞれの期間に適した温度・湿度に調整して植物を栽培する方法がある。
この方法の場合、明期から暗期への移行期においては、温度と湿度の双方を下降させる必要があるため、通常は、冷房運転と除湿運転とが同時に行われる。しかし、この場合、同時に発生する空調の負荷が大きく、また、栽培室内に結露が生じるおそれがあった。また、暗期から明期への移行期において、暖房運転による湿度低下を防ぐために加湿器で加湿した場合、水や電力の消費量が大きくなってしまうという課題もあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、栽培室内の環境を良好に維持することができる空気調和システムおよび植物工場を提供することである。
この発明のある局面に従う空気調和システムは、植物工場の栽培室内の環境を調整するためのシステムであって、栽培室内の空気の除湿および加湿を行う湿度調整装置と、栽培室内の温度を調整するための冷暖房装置と、栽培室内の環境が、一定周期で、暗期、明期、および、それぞれの移行期に適した温度および湿度となるように、湿度調整装置および冷暖房装置の運転を制御する制御手段とを備える。制御手段は、明期から暗期への移行期において、先に湿度調整装置による除湿運転を行い、栽培室内の湿度が所定湿度に達してから、冷暖房装置による冷房運転を開始する。
好ましくは、制御手段は、暗期から明期への移行時においては、先に冷暖房装置による暖房運転を行い、栽培室内の温度が所定温度に達してから、湿度調整装置による加湿運転を開始する。
好ましくは、当該空気調和システムは、栽培室近傍にある調整室内に設けられた、外気と栽培室からの還気とを熱交換する熱交換器をさらに備え、湿度調整装置は、調整室内において、熱交換器と栽培室との間に設けられる。この場合、湿度調整装置は、デシカントロータと、熱交換器からデシカントロータへの外気経路上に設けられた第1の加熱手段と、栽培室の吸込み口からデシカントロータへの還気経路上に設けられた第2の加熱手段とを含むことが望ましい。
上記の場合、制御手段は、明期中かつ、暗期への移行準備期間においては、第1および第2の加熱手段をオンにした状態で、デシカントロータを駆動させることによって、デシカントロータの脱水処理を実行することが望ましい。
また、制御手段は、暗期中かつ、明期への移行準備期間においては、第1および第2の加熱手段をオフにした状態で、デシカントロータを駆動させることによって、デシカントロータの保水処理を実行することが望ましい。
好ましくは、栽培室には、デシカントロータを通過した外気を、室内空間に給気するための上部給気口と、栽培棚へ吹出すための棚給気口とが設けられている。この場合、制御手段は、暗期または明期において、冷房運転中に、湿度が目標湿度以下となった場合には、棚給気口から給気することで加湿を行ってから、デシカントロータを用いた加湿運転を開始してもよい。
棚給気口は、栽培棚の養液中に位置する給気口を含んでもよい。
この発明の他の局面に従う植物工場は、植物を栽培する栽培室と、栽培室近傍にある調整室とを有しており、熱交換器と、湿度調整装置と、冷暖房装置と、制御装置とを備えている。熱交換器は、調整室内に設けられ、外気と栽培室からの還気とを熱交換する。湿度調整装置は、調整室内において熱交換器と栽培室との間に設けられ、栽培室内の空気の除湿および加湿を行う。冷暖房装置は、栽培室内の温度を調整する。制御装置は、栽培室内の環境が、一定周期で、暗期、明期、および、それぞれの移行期に適した温度および湿度となるように、湿度調整装置および冷暖房装置の運転を制御する。具体的には、制御装置は、明期から暗期への移行期において、先に湿度調整装置による除湿運転を行い、栽培室内の湿度が所定湿度に達してから、冷暖房装置による冷房運転を開始する。
本発明によれば、栽培室内の結露を防止することができる。その結果、栽培室内の環境を良好に維持することができる。
本発明の実施の形態に係る植物工場の構成を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和システムの制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る植物工場の栽培室内における環境の遷移を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和処理を示すフローチャートである。 暗期(主要期)における空調処理を示すフローチャートである。 暗期内の移行準備期における空調処理を示すフローチャートである。 暗期から明期への移行期における空調処理を示すフローチャートである。 明期(主要期)における空調処理を示すフローチャートである。 明期内の移行準備期における空調処理を示すフローチャートである。 明期から暗期への移行期における空調処理を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
<植物工場の構成について>
はじめに、図1を参照して、本実施の形態に係る植物工場10の構成について説明する。
植物工場10は、少なくとも1つの栽培棚13が設けられた栽培室11と、栽培室11の近傍にある調整室、たとえば天井裏空間(天井裏部屋)12とを有している。栽培棚13において栽培される植物は、典型的には、水耕栽培によって育つ葉菜類である。天井裏空間12は栽培室11に隣接している。
天井裏空間12には、熱交換器20と、湿度調整装置21とが設けられている。また、栽培室11内に、エアコン(冷暖房装置)25の室内機25aと、温度センサ26と、湿度センサ27とが設けられている。なお、栽培室11内には、照度を調整するために、LED(発光ダイオード)などの照明器具(図示せず)も設けられている。
熱交換器20は、外気と栽培室11からの還気とを熱交換する。熱交換器20は、いわゆる全熱交換器であってもよい。全熱交換器は、換気によって失われる空調エネルギーの全熱、すなわち顕熱(温度)と潜熱(湿度)を交換回収する省エネルギー装置である。
湿度調整装置21は、熱交換器20と栽培室11との間に設けられている。湿度調整装置21は、栽培室11への給気湿度を下げたり上げたりすることで、栽培室11内の空気の除湿および加湿を行う。本実施の形態では、湿度調整装置21は、デシカントロータ22と、加熱手段としての2つのヒータ23,24とを含む。
デシカントロータ22は、公知の除湿装置であり、たとえばシリカゲルなどの吸着材が塗布されている。デシカントロータ22は、熱交換器20から栽培室11へ向かう外気経路部5と、栽培室11から熱交換器20へ向かう排気経路部(還気経路部)6とに跨って配置されている。これにより、外気経路部5は、デシカントロータ22を境として、熱交換器20側の上流区間51と、栽培室11側の下流区間52とに区分される。また、排気経路部6は、デシカントロータ22を境として、栽培室11側の上流区間61と、熱交換器20側の下流区間62とに区分される。
第1のヒータ23は、外気経路部5のうちの上流区間51に設けられている。第1のヒータ23の熱によって外気を温め、デシカントロータ22に加熱空気を供給することで、デシカントロータ22を通過して栽培室11内に供給される外気が加湿される。第2のヒータ24は、排気経路部6のうちの上流区間61上に設けられている。第2のヒータ24によって栽培室11からの還気を温めることで、デシカントロータ22を通過して熱交換器20へ戻る還気が加湿される。また、第1のヒータ23および第2のヒータ24がON状態のときでかつ、デシカントロータ22が乾燥状態であるとき、デシカントロータ22内の水分が蒸発する。一方、第1のヒータ23および第2のヒータ24がOFF状態のとき、デシカントロータ22によって、OFF状態のヒータが位置する経路上を通過する空気が除湿される。なお、ヒータ23,24は、デシカントロータ22の手前に位置しているが、デシカントロータと一体化されて、直接デシカントロータ22を加熱する機構としてもよい。
エアコン(冷暖房装置)25は、栽培室11内の空気の温度を調整する。エアコン25は、栽培室11内に配置される室内機25aと、屋外に配置される室外機(図示せず)とを含む。
温度センサ26は、栽培室11内の温度を検知する。湿度センサ27は、栽培室11内の湿度を検知する。
栽培室11には、外気経路部5を通過した外気の給気口40と、室内の空気の吸込み口44とが設けられている。吸込み口44は、たとえば栽培室11の天井部に位置しており、吸込み口44から吸い込まれた空気は、還気経路440を介して、排気経路部6の上流区間61に送られる。
本実施の形態では、給気口40は、室内空間全体に給気するための上部給気口41と、栽培棚13に給気するための棚給気口42,43とを有している。上部給気口41は、たとえば栽培室11の天井部に位置している。上部給気口41は、外気経路部5(下流区間52)と連通する給気経路410に設けられている。なお、上部給気口41の設置位置は、天井部に限定されず、栽培室11の上部であれば、側壁などであってもよい。あるいは、室内空間に給気できれば、栽培室11の上部でなくてもよい。
棚給気口42,43のうち、栽培棚13の養液上に給気するための給気口を、棚上給気口42という。また、これらのうち、栽培棚13の養液中に給気する給気口を、水中給気口43という。
水中給気口43は、棚給気経路421に設けられている。棚上給気口42は、たとえば、この棚給気経路421から分岐する分岐経路422に設けられている。本実施の形態では、棚給気経路421は、上部給気用の給気経路410から分岐しているが、この給気経路410から独立して外気経路部5(下流区間52)と連通していてもよい。
給気経路410と棚給気経路421との接続部には、切替バルブV1が設けられており、棚給気経路421と分岐経路422との接続部には、切替バルブV2が設けられている。切替バルブV1は、たとえば二方弁であり、切替バルブV2は、たとえば三方弁である。
棚上給気口42および水中給気口43の少なくとも一方から給気されることにより、栽培棚13の養液を利用して加湿を促すことができる。本実施の形態では、棚上給気口42からの給気による加湿を「棚上加湿」、水中給気口43からの給気による加湿を「バブリング加湿」と表現する。なお、水中給気口43から養液中への給気は、植物の成長を促進するために一般的に行われる溶存酸素供給を兼ねることもできる。
上述のような植物工場10の栽培室11内の環境は、制御装置7によって調整される。制御装置7は、たとえば天井裏空間12に設けられる。
<システムの制御構成について>
次に、図2を参照して、植物工場10に採用される空気調和システム1の制御構成について説明する。空気調和システム1は、制御装置7を備えている。
制御装置7は、各種演算および処理を行う制御部71と、各種データおよびプログラムを記憶する記憶部72と、計時動作を行う計時部73とを含む。
制御部71は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置により実現される。記憶部72には、栽培室11内の環境を調整するための制御プログラムが予め記憶されている。記憶部72は、たとえば、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置により実現される。計時部73は、常に日時を計測するクロックである。なお、計時部73は、制御部71からの指示に応じて時間を計測するタイマであってもよい。
制御部71は、デシカントロータ22の駆動モータ220、第1のヒータ23,24と、エアコン25、温度センサ26、湿度センサ27、および切替バルブV1,V2のそれぞれと、電気的に接続されている。
制御部71は、温度センサ26から得られる栽培室11内の温度に基づいて、エアコン25の運転/停止を制御する。また、制御部71は、少なくとも、湿度センサ27から得られる栽培室11内の湿度(相対湿度または絶対湿度)に基づいて、駆動モータ220の作動、第1のヒータ23,24のON/OFF、および、切替バルブV1,V2の切替えを制御する。
ここで、植物工場10では、栽培室11内の照度が調整されることによって、一定周期(典型的には24時間)で、明期(昼)と暗期(夜)とが人工的に作り出される。制御部71は、栽培室11内が、それぞれの期間に適した温度・湿度となるように、各部を制御する。なお、栽培室11内の照度の調整は、制御装置7によって行われてもよいし、他の制御装置によって行われてもよい。
したがって、制御部71は、一定周期(典型的には24時間)で、栽培室11内の環境を、暗期、明期、および、それぞれの移行期に適した温度および湿度となるように、調整制御を行う。このことについて、図3を参照して具体的に説明する。
図3に示されるように、栽培室11内は、24時間単位で、暗期、暗期から明期への移行期(移行期A)、明期、明期から暗期への移行期(移行期B)が繰り返される。明期は、温度および湿度ともに、暗期よりも高い。具体的な温度条件としては、たとえば、暗期が15℃程度、明期が25℃程度である。具体的な湿度条件としては、たとえば、暗期が相対湿度80%(絶対湿度8.5g/kgDA)程度、明期が相対湿度80%(絶対湿度16g/kgDA)程度である。なお、図3は、それぞれの期間の遷移を示すための図であり、各期の時間配分は図3に示すような割合でなくてよい。
制御部71は、暗期に適した空調処理、移行期Aに適した空調処理、明期に適した空調処理、移行期Bに適した空調処理を実行する。さらに、制御部71は、暗期の最後の所定期間(たとえば1時間)、移行期Aへの準備期(準備期A)に適した空調処理を実行し、明期の最後の所定期間(たとえば1時間)、移行期Bへの準備期(準備期B)に適した空調処理を実行する。
制御部71が実行する各期における空調処理については、以下に説明するシステム1の動作において、詳細に説明する。なお、以下では、説明を容易にするために、暗期および明期のうち、移行準備期を除いた期間を「主要期」という。
<システムの動作について>
次に、システム1の動作について説明する。システム1の動作は、制御装置7の制御部71が図4に示す空気調和処理を実行することによって実現される。
図4は、本実施の形態に係る空気調和処理を示すフローチャートである。この調整処理は、制御装置7の制御部71が、記憶部72に予め記憶された制御プログラムを読出して実行することで実現される。
制御部71は、たとえば、計時部73より得られる現在日時に応じて、暗期用の空調処理(ステップS1)、移行準備期A用の空調処理(ステップS2)、移行期A用の空調処理(ステップS3)、明期用の空調処理(ステップS4)、移行準備期B用の空調処理(ステップS5)、移行期B用の空調処理(ステップS6)を順に実行する。ステップS1〜S6の処理は、24時間を1周期として繰り返される。なお、実際の屋外の環境(昼、夜)と栽培室11内の環境とは、一致していなくてもよい。以下に、各期における空調処理について説明する。
(暗期の空調処理)
図5は、暗期の主要期における空調処理を示すフローチャートである。
図5を参照して、はじめに、制御部71は、温度センサ26からの信号に基づき、室温が暗期上限温度TDaよりも高いか否かを判断する(S102)。室温が暗期上限温度TDaよりも高い場合(S102にてYES)、エアコン25の冷房運転を開始し(S104)、ステップS108に進む。冷房運転の設定温度は、たとえば暗期の目標温度(たとえば15℃)である。
一方、室温が暗期上限温度TDaよりも低く(S102にてNO)、さらに暗期下限温度TDbよりも低い場合には(S106にてYES)、エアコン25の暖房運転を開始し(S130)、ステップS132に進む。暖房運転の設定温度も、暗期の目標温度であってよい。
室温が暗期上限温度TDaよりも低く(S102にてNO)かつ、暗期下限温度TDbよりも高い場合には(S106にてNO)、エアコン25を運転することなく、ステップS108に進む。
ステップS108では、制御部71は、湿度センサ27からの信号に基づき、栽培室11内の湿度と目標湿度RDとを比較する。栽培室11内の湿度が、目標湿度RDよりも高い場合、ステップS110に進み、栽培室11内の湿度が、目標湿度RD以下の場合、ステップS116に進む。
ステップS110において、制御部71は、除湿運転を行う。具体的には、第2のヒータ24をONし、駆動モータ220にデシカントロータ22の回転を開始させる。なお、第1のヒータ23はOFF状態である。これにより、栽培室11へ供給される空気が除湿される一方、栽培室11からの還気が、第2のヒータ24により加熱され、デシカントロータ22内に溜まる水分が蒸発する。この場合、デシカントロータ22から熱交換器20へは、加湿された空気が供給される。
このとき、切替バルブV1は、給気経路410側が開となり、棚給気経路421側が閉となるように制御される。これにより、デシカントロータ22によって除湿された外気は、上部給気口41から給気される(S112)。その後、一定時間(たとえば2分)経過すると(S114)、ステップS146に進む。
一方、ステップS116では、制御部71は、デシカントロータ22および第1のヒータ23を用いた加湿運転を停止したまま、栽培棚13への給気を行う(S118)。具体的には、切替バルブV1は、給気経路410側が閉となり、棚給気経路421側が開となるように制御され、切替バルブV2は、棚給気経路421の先端部と分岐経路422とのうちの少なくとも一方が開となるように制御される。これにより、棚上給気口42および水中給気口43の少なくとも一方から給気される。すなわち、棚上加湿およびバブリング加湿の少なくとも一方が行われる。
その後、一定時間経過すると(S120)、再度、栽培室11内の湿度が目標湿度RD以下か否かを判断する(S122)。加湿により湿度が目標湿度RDよりも高くなっていれば(S122にてNO)、ステップS146に進む。
一方、一定時間経過しても未だ、栽培室11内の湿度が目標湿度RD以下であれば(S122にてYES)、この段階で加湿運転を開始する(S124)。具体的には、第1のヒータ23をONし、駆動モータ220にデシカントロータ22の回転を開始させる。なお、第2のヒータ24はOFF状態である。これにより、栽培室11へ供給される空気が加湿される。この場合、栽培室11からの還気は除湿されて、熱交換器20に供給される。
加湿運転を開始した場合においても、ステップS116と同様に、栽培棚13への給気が行われてよい(S126)。その後、一定時間経過すると(S128)、ステップS146に進む。
暖房中の処理であるステップS132においても、栽培室11内の湿度と目標湿度RDとが比較される。栽培室11内の湿度が、目標湿度RDよりも高い場合、上記ステップS110に進み、除湿運転が実行される。一方、栽培室11内の湿度が、目標湿度RD以下の場合、ステップS134に進む。
ステップS134では、制御部71は、すぐに、デシカントロータ22および第1のヒータ23を用いた加湿運転を開始する。また、このときの栽培室11への給気は、上部給気口41から行われる(S136)。
その後、一定時間経過すると(S138)、再度、栽培室11内の湿度が目標湿度RD以下か否かが判断される(S140)。加湿運転により湿度が目標湿度RDよりも高くなっていれば(S140にてNO)、ステップS146に進む。
一方、未だ、栽培室11内の湿度が目標湿度RD以下であれば(S140にてYES)、加湿運転を継続したまま、外気の吹き出し口を、上部給気口41から栽培棚13側の給気口42,43へ切替える(S142)。その後、一定時間経過すると(S144)、ステップS146に進む。
ステップS146では、暗期の主要期の終了時刻となったか否かが判断される。まだ終了時刻となっていなければ(S146にてNO)、ステップS102に戻り、上記処理を繰り返す。一方、終了時刻になったと判断されると(S146にてYES)、処理はメインルーチンに戻される。なお、処理の途中で終了時刻となった場合には、実行中の処理が中断されてもよい。以降の空調処理においても同様であるものとする。
上述のように、本実施の形態では、冷房運転中において栽培室11内の空気の加湿が必要な場合、すぐに第1のヒータ23およびデシカントロータ22を用いた加湿運転を開始せずに、栽培棚13への給気により加湿が行われる。これにより、システム1の省エネルギー化を図ることができる。一方、暖房運転中において栽培室11内の空気の加湿が必要な場合には、すぐに第1のヒータ23およびデシカントロータ22を用いた加湿運転を開始する。これにより、暖房により乾燥する空気を、効果的に加湿することができる。
なお、冷房中に、ステップS124において加湿運転を開始した後、再度、ステップS108において湿度が目標湿度RD以下と判断された場合には、栽培棚13への給気による加湿に関する処理(S116〜S120)をスキップして、ステップS124へ進んでもよい。つまり、一度、デシカントロータ22および第1のヒータ23を用いた加湿運転が開始されると、目標湿度RDを越えるまでは、栽培棚13への給気による加湿に切り替えることなく加湿運転を継続させてもよい。
また、ステップS108とステップS122とは、比較対象の湿度値が、共通の値(暗期目標湿度RD)であったが、これらは共通でなくてもよい。この場合、ステップS122における比較対象の湿度値の方が低くてもよい。同様に、ステップS132とステップS140とは、比較対象の湿度値が、共通の値(暗期目標湿度RD)であったが、これらは共通でなくてもよい。この場合、ステップS140における比較対象の湿度値の方が高くてもよい。
(暗期内における移行準備期の空調処理)
図6は、暗期内の移行準備期における空調処理を示すフローチャートである。
図3に示した移行準備期Aに入ると、制御部71は、栽培室11の現状の湿度に関わらず、デシカント保水処理を開始する(S202)。具体的には、第1のヒータ23,24をOFFしたまま、駆動モータ220にデシカントロータ22の回転を開始させる。
一方、移行準備期Aにおいても、室温の制御は、上述の暗期(主要期)の空調処理と同様に行われる。すなわち、室温が暗期上限温度TDaよりも高い場合(S204にてYES)、エアコン25の冷房運転を開始し(S206)、ステップS210に進む。室温が暗期上限温度TDaよりも低く(S204にてNO)、さらに暗期下限温度TDbよりも低い場合には(S208にてYES)、エアコン25の暖房運転を開始し(S209)、ステップS210に進む。ステップS206,S209のいずれにおいても、エアコン25の設定温度は、たとえば明期の目標温度(たとえば25℃)である。
室温が暗期上限温度TDaよりも低く(S204にてNO)かつ、暗期下限温度TDbよりも高い場合には(S208にてNO)、エアコン25を運転することなく、ステップS210に進む。
ステップS210では、湿度が暗期の目標湿度RD以下か否かが判断される。湿度が目標湿度RD以下であれば(S210にてYES)、栽培棚13への給気が行われる(S212)。つまり、棚上給気口42および水中給気口43の少なくとも一方から給気される。一方、湿度が暗期の目標湿度RDよりも高ければ(S210にてNO)、上部給気口41からの給気が行われる(S216)。その後、一定時間経過すると(S214,S218)、ステップS220に進む。
ステップS220では、移行準備期Aの終了時刻となったか否かが判断される。まだ終了時刻となっていなければ(S220にてNO)、ステップS204に戻り、上記処理を繰り返す。一方、終了時刻になったと判断されると(S220にてYES)、処理はメインルーチンに戻される。
このように、移行準備期Aにおいては、次に始まる移行期Aにおける加湿運転に備えて、デシカントロータ22内に水分が蓄えられる。したがって、移行期Aにおいて、デシカントロータ22が能力不足となることを防止することができる。
(暗期から明期への移行期の空調処理)
図7は、暗期から明期への移行期における空調処理を示すフローチャートである。
図3に示す移行期Bにおいては、まず、栽培室11内の温度が、所定温度、すなわち明期下限温度TLbを越えるまで、エアコン25の暖房運転を実行する(S302、S304にてNO)。このときのエアコン25の設定温度は、たとえば明期下限温度TLbである。すなわち、所定温度は、典型的には、エアコン25の設定温度である。
暖房運転により栽培室11内の温度が、明期下限温度TLbに達すると(S304にてYES)、制御部71は、デシカントロータ22および第1のヒータ23を用いた加湿運転を開始する(S306)。また、デシカントロータ22を通過した外気は、栽培棚13へ給気される(S308)。
その後、移行期Aの終了時刻となったか否かが判断される(S310)。まだ終了時刻となっていなければ(S310にてNO)、加湿運転を継続して行う。一方、終了時刻になったと判断されると(S310にてYES)、処理はメインルーチンに戻される。
なお、加湿運転が開始され、栽培室11内の空気の湿度が、明期の目標湿度RLに達した場合には、加湿運転を停止して、栽培棚13への給気のみを継続して行ってもよい。
このように、暗期から明期への移行期Aにおいては、先に暖房運転によって栽培室11内の相対湿度を下げてから、加湿運転を開始することで、加湿運転の効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、室温が明期下限温度TLbを越えるまで、加湿運転を開始しないこととした。しかしながら、室温が、明期下限温度TLbよりも低く、かつ、暗期上限温度TDaよりも高い所定温度となった時点で、加湿運転を開始してもよい。つまり、ステップS304における比較対象の温度値(所定温度)は、明期下限温度TLbと異なっていてもよい。
(明期空調処理)
図8は、明期の主要期における空調処理を示すフローチャートである。
明期の空調処理の基本的な流れは、図5に示した暗期の空調処理の流れと同様である。したがって、ここでは、暗期の空調処理と異なる処理のみ説明する。なお、図8では、図5の100番台のステップ番号が、400番台に置き換えられている。
ステップS402では、栽培室11内の室温と明期上限温度TLaとが比較され、ステップS406では、栽培室11内の室温と明期下限温度TLbとが比較される。また、ステップS404,430では、エアコン25の設定温度は、たとえば明期の目標温度である。また、ステップS408,S422,S432,S440では、栽培室11内の湿度と明期の目標湿度RLとが比較される。
このように、明期においても、冷房運転時と暖房運転時とで、加湿方法を変えることで、システム1の省エネルギー化、および、加湿効率の向上を図ることができる。
(明期内における移行準備期の空調処理)
図9は、明期内の移行準備期における空調処理を示すフローチャートである。
図3に示した移行準備期Bに入ると、制御部71は、栽培室11の現状の湿度に関わらず、デシカント脱水処理を開始する(S502)。具体的には、第1のヒータ23および第2のヒータ24の双方をONにし、駆動モータ220にデシカントロータ22の回転を開始させる。
ステップS504以降の処理は、基本的に、図6に示した移行準備期Aにおける空調処理のS204以降の処理と同様である。したがって、ここでは、移行準備期Aにおける空調処理と異なる処理のみ説明する。なお、図9では、図6の200番台のステップ番号が、500番台に置き換えられている。
ステップS504では、栽培室11内の室温と明期上限温度TLaとが比較され、ステップS508では、栽培室11内の室温と明期下限温度TLbとが比較される。また、ステップS506,509では、エアコン25の設定温度は、たとえば明期の目標温度である。また、ステップS510では、栽培室11内の湿度と明期の目標湿度RLとが比較される。
このように、移行準備期Bにおいては、次に始まる移行期Bにおける除湿運転に備えて、デシカントロータ22内の水分が除去される。したがって、移行期Bにおいても、デシカントロータ22が能力不足となることを防止することができる。
(明期から暗期への移行期の空調処理)
図10は、明期から暗期への移行期における空調処理を示すフローチャートである。
図3に示す移行期Bにおいては、まず、デシカントロータ22および第2のヒータ24を用いた除湿運転を実行し(S602)、上部給気口41から給気する(S604)。栽培室11内の湿度が、所定湿度、すなわち暗期の目標湿度RD以下となるまで(S608にてNO)、栽培室11内の空気の湿度調整のみが行われる。
栽培室11内の湿度が、目標湿度RDに達すると(S608にてYES)、制御部71は、この段階でエアコン25の冷房運転を開始する(S610)。冷房運転の設定温度は、たとえば暗期下限温度TDbである。
冷房運転が開始されると、移行期Bの終了時刻となるまで、除湿運転が継続される(S612にてNO)。
このように、明期から暗期への移行期Bにおいては、先に栽培室11内の湿度を下げてから冷房運転を開始することで、栽培室11内の結露を防止することができる。
なお、冷房運転を開始する際に、除湿運転を停止してもよい。
また、本実施の形態では、室内の湿度が暗期の目標湿度RD以下となるまで、冷房運転を開始しないこととした。しかしながら、室内の湿度が、明期の目標湿度RLよりも低く、かつ、目標湿度RDよりも高い所定湿度となった時点で、冷房運転を開始してもよい。つまり、ステップS608における比較対象の湿度値(所定湿度)は、暗期の目標湿度RDと異なっていてもよい。
上述のように、本実施の形態に係るシステム1によれば、デシカントロータ22を含む湿度調整装置21とエアコン25とを連動制御することにより、それぞれの期間に適した空調制御を行うことができる。したがって、栽培室11内の環境を良好に維持することができる。また、デシカントロータ22を利用した湿度調整を、効率良く行うことができる。
また、熱交換器20と栽培室11との間にデシカントロータ22を配置することで、別途、加湿装置を設ける必要がない。したがって、植物工場10全体の省エネルギー化を図ることができる。また、ヒータ23,24の熱源を太陽光などの自然エネルギーとして、さらなる省エネルギー化を図ってもよい。
なお、本実施の形態のデシカントロータ22は、回転方式のものであったが、たとえば経路切替え方式のものであっても上記と同様の機能を実現できる。
また、本実施の形態では、湿度調整装置21が、デシカントロータ22および2つのヒータ23,24によって実現されることとしたが、他の公知の装置によって実現されてもよい。この場合、湿度調整装置は、天井裏空間12などの調整室ではなく、栽培室11に設けられてもよい。また、この場合、熱交換器20は、単なる換気装置であってもよい。
また、本実施の形態では、栽培棚13への給気口を2つ設けたが、いずれか1つであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 空気調和システム、5 外気経路部、6 排気経路部、7 制御装置、10 植物工場、11 栽培室、13 栽培棚、12 天井裏空間(調整室)、20 熱交換器、21 湿度調整装置、22 デシカントロータ、23 第1のヒータ、24 第2のヒータ、25 エアコン、26 温度センサ、27 湿度センサ、40 給気口、41 上部給気口、42 棚上給気口、43 水中給気口、44 吸込み口、71 制御部、72 記憶部、73 計時部、220 駆動モータ、410 給気経路、421 棚給気経路、422 分岐経路、440 還気経路、V1,V2 切替バルブ。

Claims (8)

  1. 植物工場の栽培室内の環境を調整するためのシステムであって、
    前記栽培室内の空気の除湿および加湿を行う湿度調整装置と、
    前記栽培室内の温度を調整するための冷暖房装置と、
    前記栽培室内の環境が、一定周期で、暗期、明期、および、それぞれの移行期に適した温度および湿度となるように、前記湿度調整装置および前記冷暖房装置の運転を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、明期から暗期への移行期において、先に前記湿度調整装置による除湿運転を行い、前記栽培室内の湿度が所定湿度に達してから、前記冷暖房装置による冷房運転を開始する、空気調和システム。
  2. 前記制御手段は、暗期から明期への移行時においては、先に前記冷暖房装置による暖房運転を行い、前記栽培室内の温度が所定温度に達してから、前記湿度調整装置による加湿運転を開始する、請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 当該空気調和システムは、前記栽培室近傍にある調整室内に設けられた、外気と前記栽培室からの還気とを熱交換する熱交換器をさらに備え、
    前記湿度調整装置は、前記調整室内において、前記熱交換器と前記栽培室との間に設けられており、
    前記湿度調整装置は、デシカントロータと、前記熱交換器から前記デシカントロータへの外気経路上に設けられた第1の加熱手段と、前記栽培室の吸込み口から前記デシカントロータへの還気経路上に設けられた第2の加熱手段とを含む、請求項1または2に記載の空気調和システム。
  4. 前記制御手段は、明期中かつ、暗期への移行準備期間においては、前記第1および第2の加熱手段をオンにした状態で、前記デシカントロータを駆動させることによって、前記デシカントロータの脱水処理を実行する、請求項3に記載の空気調和システム。
  5. 前記制御手段は、暗期中かつ、明期への移行準備期間においては、前記第1および第2の加熱手段をオフにした状態で、前記デシカントロータを駆動させることによって、前記デシカントロータの保水処理を実行する、請求項3または4に記載の空気調和システム。
  6. 前記栽培室には、前記デシカントロータを通過した外気を、室内空間に給気するための上部給気口と、栽培棚へ吹出すための棚給気口とが設けられており、
    前記制御手段は、暗期または明期において、冷房運転中に、湿度が目標湿度以下となった場合には、前記棚給気口から給気することで加湿を行ってから、前記デシカントロータを用いた加湿運転を開始する、請求項3〜5のいずれかに記載の空気調和システム。
  7. 前記棚給気口は、前記栽培棚の養液中に位置する給気口を含む、請求項6に記載の空気調和システム。
  8. 植物を栽培する栽培室と、前記栽培室近傍にある調整室とを有する植物工場であって、
    前記調整室内に設けられ、外気と前記栽培室からの還気とを熱交換する熱交換器と、
    前記調整室内において前記熱交換器と前記栽培室との間に設けられ、前記栽培室内の空気の除湿および加湿を行う湿度調整装置と、
    前記栽培室内の温度を調整するための冷暖房装置と、
    前記栽培室内の環境が、一定周期で、暗期、明期、および、それぞれの移行期に適した温度および湿度となるように、前記湿度調整装置および前記冷暖房装置の運転を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、明期から暗期への移行期において、先に前記湿度調整装置による除湿運転を行い、前記栽培室内の湿度が所定湿度に達してから、前記冷暖房装置による冷房運転を開始する、植物工場。
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