JP2016121751A - 真空バルブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】真空バルブ1は、バルブプレートと、バルブプレートを駆動してバルブプレートの開度を変化させる駆動モータ21,22とを有するバルブ本体2と、ユーザ操作に基づく指令が入力される入力操作部731と、駆動モータ21,22を駆動する駆動部75,76と、少なくとも駆動部75,76を制御する制御部71とを含み、バルブ本体2と一体的に構成されたコントローラ7とを備える。入力操作部731は、指令を制御部71に出力する。制御部71は、入力操作部731から入力された指令に応じた作業を実行する。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の一の実施形態による真空バルブ1を示した斜視図である。真空バルブ1は、不図示の真空処理装置の真空チャンバと、不図示の真空ポンプとの間に介在される。真空バルブ1は、バルブ本体2と、コントローラ7と、を備えている。
LEDランプ732aは3種類の表示形態が可能であり、図2(a)では、符号G,G1,Yで示した。符号Gは緑色点灯を示しており、緑色点灯(G)は基本機能モードM1であることを示す。符号G1は緑色点滅を示しており、緑色点滅(G1)は校正機能モードM2であることを示す。符号Yは黄色点灯を示しており、黄色点灯(Y)は調圧機能モードM3であることを示す。
LEDアレイ732bの各LED素子は、5つの表示形態が可能である。符号Cは、黄色点灯を示している。符号Dは、黄色点滅を示している。符号Eは、橙色点灯を示している。符号Fは、橙色点滅を示している。符号が示されていない空白のものは、消灯を示している。なお、図5(d)や図5(g)に見られる、1つのLEDに2つの符号が示されているものは、各符号で示される表示を交互に行うことを意味している。図5(g)において符号Dと符号Eとが表示されたLED素子は、黄色点滅と橙色点灯を交互に行う。例えば、「黄色点灯(0.5秒間)+消灯(0.5秒間)」で構成される黄色点滅と、「橙色点灯(1秒間)」で構成される橙色点灯を交互に行うことを意味する。LEDアレイ732bの表示の詳細については、後述する図4の各ステップの説明箇所で説明する。
基本機能モードM1、及び、基本機能モードM1に属するステップS11、S12、S13について説明する。
校正機能モードM2、及び、校正機能モードM2に属するステップS21、S22、S23について説明する。
調圧機能モードM3、及び、調圧機能モードM3に属するステップS31、S32、S33について説明する。
(1)真空バルブ1は、バルブプレート8と、バルブプレート8を駆動してバルブプレート8の開度を変化させる駆動モータ21,22とを有するバルブ本体2と、ユーザ操作に基づく指令が入力される入力操作部731と、駆動モータ21,22を駆動する駆動部75,76と、少なくとも駆動部75,76を制御する制御部71とを含み、バルブ本体2と一体的に構成されたコントローラ7とを備える。
入力操作部731は、指令を制御部71に出力する。
制御部71は、入力操作部731から入力された指令に応じた作業を実行する。
これによって、真空バルブ1は、PCや操作ユニットなどの外部制御装置からの指令によらずに、ローカル操作によって、上記作業(校正作業、調圧作業、θ開度変更作業)を行うことができる。上記作業に外部制御装置を必要としないため、その分のコストを削減できる。また、外部制御装置を配線する手間も省くことができる。また、外部制御装置を周辺に置くためのスペースも不要になり、省スペース化にも貢献できる。
これによって、PCや操作ユニットなどの外部制御装置からの指令によらずに、ローカル操作によって、上記作業(校正作業、調圧作業、θ開度変更作業)を行うことができる。
入力操作部731は、第1の入力操作形態によって、バルブプレート8を駆動させてθ開度と真空チャンバの圧力値との関係を取得する校正作業を実行させる第1の指令を制御部71に出力する。
制御部71は、第1の指令に応じて、校正作業を実行する。
これによって、PCや操作ユニットなどの外部制御装置からの指令によらずに、ローカル操作によって、校正作業を行うことができる。
これによって、ローカル操作を行うユーザ等に、校正作業の作業状況を伝えることができる。その結果、当該ユーザ等が、表示部732の表示を見て、適切な対応を取ることが可能となる。
制御部71は、第2の指令に応じて、調圧作業を実行する。
これによって、PCや操作ユニットなどの外部制御装置からの指令によらずに、ローカル操作によって、調圧作業を行うことができる。
なお、目標圧力値は、前記の入力操作部731からの入力設定だけではなく、別途通信などで取り込まれて設定された値の場合もあり、ローカル操作によって、あらかじめ設定された目標圧力値への調圧作業も可能である。
これによって、ローカル操作を行うユーザ等に、調圧作業の作業状況を伝えることができる。その結果、当該ユーザ等が、表示部732の表示を見て、適切な対応を取ることが可能となる。
入力操作部731は、バルブプレート8を目標開度へ駆動させる開度変更作業を実行させる第3の指令を制御部71に出力する。
制御部71は、第3の指令に応じて、開度変更作業を実行する。
これによって、PCや操作ユニットなどの外部制御装置からの指令によらずに、ローカル操作によって、開度変更作業を行うことができる。
従来の真空バルブには、PCや操作ユニットなどの外部制御装置が接続されていた。そして、従来の真空バルブは、リモート操作で、すなわち、外部制御装置からの指令に基づいて、校正作業や調圧作業やθ開度変更作業を行っていた。すなわち、従来の真空バルブの制御装置の制御部は、外部制御装置からの指令に従っていただけであった。
2:バルブ本体
3:フランジ
4、11:開口部
6:バルブプレート位置検出部
7:コントローラ
8、8a:バルブプレート(弁体)
10:フランジ
21、22:モータ
71:制御部
73:操作パネル
75、76:モータ駆動部
M1:基本機能モード
M2:校正機能モード
M3:調圧機能モード
502:外部装置
731a、731b、731c:ボタン
732a:LEDランプ
732b:LEDアレイ
74:コネクタ部
741:電力コネクタ
742:通信用コネクタ
CL71:内部時計(タイマ)
Claims (7)
- 真空チャンバと真空ポンプとの間に介在され、前記真空チャンバの圧力を調整する真空バルブであって、
弁体と、前記弁体を駆動して前記弁体の開度を変化させる駆動モータとを有するバルブ本体と、
ユーザ操作に基づく指令が入力される入力操作部と、前記駆動モータを駆動する駆動部と、少なくとも前記駆動部を制御する制御部とを含み、前記バルブ本体と一体的に構成されたコントローラとを備え、
前記入力操作部は、前記指令を前記制御部に出力し、
前記制御部は、前記入力操作部から入力された前記指令に応じた作業を実行する真空バルブ。 - 請求項1に記載の真空バルブにおいて、
前記入力操作部は、切り換え可能な複数の入力操作形態を有し、前記複数の入力操作形態に応じた指令を前記制御部に出力する真空バルブ。 - 請求項2に記載の真空バルブにおいて、
前記制御部には、前記真空チャンバの圧力値が入力され、
前記入力操作部は、第1の前記入力操作形態によって、前記弁体を駆動させて前記開度と前記真空チャンバの圧力値との関係を取得する校正作業を実行させる第1の前記指令を前記制御部に出力し、
前記制御部は、第1の前記指令に応じて、前記校正作業を実行する真空バルブ。 - 請求項3に記載の真空バルブにおいて、
前記コントローラは、前記校正作業の作業状況を表示する表示部を有する真空バルブ。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載の真空バルブにおいて、
第2の前記入力操作形態によって、前記入力操作部は、前記真空チャンバの圧力値が目標圧力値となるように前記弁体を駆動させる調圧作業を実行させる第2の前記指令を前記制御部に出力し、
前記制御部は、第2の前記指令に応じて、前記調圧作業を実行する真空バルブ。 - 請求項5に記載の真空バルブにおいて、
前記コントローラは、前記調圧作業の作業状況を表示する表示部を有する真空バルブ。 - 請求項2〜6のいずれか一項に記載の真空バルブにおいて、
前記入力操作部では、第3の前記入力操作形態によって、目標開度が設定され、
前記入力操作部は、前記弁体を前記目標開度へ駆動させる開度変更作業を実行させる第3の前記指令を前記制御部に出力し、
前記制御部は、第3の前記指令に応じて、前記開度変更作業を実行する真空バルブ。
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