JP2016121624A - インタークーラ冷却用ダクト構造 - Google Patents

インタークーラ冷却用ダクト構造 Download PDF

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小林 利行
Toshiyuki Kobayashi
利行 小林
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】前方の第1のダクトと、後方の第2のダクトに分割されたインタークーラ冷却用ダクト構造において、走行風をより効率的にインタークーラに導くことができるようにする。【解決手段】車体側に固定された第1のダクト110と、エンジン310と一体的なインタークーラ200に接続された第2のダクト120と、を有し、第1のダクト110と第2のダクト120との間にはエンジンの挙動に対応する隙間Sが設けられたインタークーラ冷却用ダクト構造であって、第1のダクト110には、その内壁に沿って当該第1のダクト110の下流側方向に延び、当該第1のダクト110内を流れる空気の一部を流す通路400が設けられており、この通路400は、下流側の断面積が減少している。【選択図】 図1

Description

インタークーラ冷却用ダクト構造に関する。
エンジンルーム内において、エンジンの上部に配置されるインタークーラは、車体前部からダクトを介して導かれる走行風によって冷却される。ダクトは、その前部が車体に支持され、後部がエンジンと一体的なインタークーラに接続されるため、エンジンの振動を吸収するための手段が必要である。たとえば、特許文献1に示される構成では、インタークーラ冷却用ダクトは、エンジンルームの前方側において車体に支持された第1のダクトと、インタークーラに接続された第2のダクトとに2分割され、第1のダクトと第2のダクトとの間には、エンジンの挙動を許容する隙間が設けられる。このような構成であると、エンジンの挙動(振動)がダクトを介して車体に伝わるといった問題は回避される。
図5は、特許文献1に示されたものと同様のインタークーラ冷却用ダクト構造を模式的に示す。同図から分かるように、この構造では、第1のダクト110と第2のダクト120との間に隙間Sが形成されているため、走行風が隙間Sからダクト外に漏れ、走行風を効率的にインタークーラ200のコア210に導くことができず、インタークーラ200の冷却性能が低下する。
とりわけ、図5に示された構成では、第1のダクト110の前部が低位にあり、ここから導入された走行風を水平に近い斜め姿勢としたインタークーラ200のコア210にその上方から注ぐ必要から、ダクト100は全体として上に凸に湾曲させられている。そのため、ダクト100の内面のうち、上に凸な内面(下側内面)では、走行風の剥離が起こりやすい。このような剥離の発生は、渦の発生を伴い、ダクトの流路抵抗を増大させ、このこともインタークーラの冷却性能の低下につながる。
特許第4857008号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、前方の第1のダクトと、後方の第2のダクトに分割されたインタークーラ冷却用ダクト構造において、走行風をより効率的にインタークーラに導くことができるようにすることをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明により提供されるインタークーラ冷却用ダクト構造は、車体側に固定された第1のダクトと、エンジンと一体的なインタークーラに接続された第2のダクトと、を有し、上記第1のダクトと上記第2のダクトとの間にはエンジンの挙動に対応する隙間が設けられたインタークーラ冷却用ダクト構造であって、上記第1のダクトには、その内壁に沿って当該第1のダクトの下流側方向に延び、当該第1のダクト内を流れる空気の一部を流す通路が設けられており、上記通路は、下流側の断面積が減少していることを特徴とする。
上記通路を流れる走行風は、当該通路の下流側断面積が減少していることにより、増速させられる。この増速されられた空気流れは、第1のダクトの出口において、あたかも、エアカーテンのような作用をし、流れの断面の内部を流れる空気が流れの断面の外側に漏れ出ることを防止、ないし抑制する。
また、上記通路内を流れる走行風は、当該通路の下流側断面積が減少していることにより、その内面からの剥離が起こりにくくなる。
したがって、第1のダクトの出口からの走行風を、上記隙間からの漏出や、剥離や渦の発生を抑制しつつ、第2のダクトに効率的に送り込むことができ、その結果、インタークーラの冷却性能が高まる。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかになろう。
本発明の第1の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す模式的断面図である。 従来技術の説明図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るインタークーラ冷却用ダクト構造10を模式的に示す。エンジンフード320の下方空間であるエンジンルームR内に設置されたエンジン310の上方には、インタークーラ200が水平に近い前下がりの傾斜姿勢でエンジン310と一体的に設置されている。インタークーラ冷却用ダクト100は、エンジンルームRの前方のバンパグリル330などの車体前部開口から取り込まれた走行風をインタークーラ200のコア210にその上方から注ぐように導くために設けられる。このインタークーラ冷却用ダクト100は、前方側の第1のダクト110と、後方側の第2のダクト120とに2分割されている。
第1のダクト110は、図示しない取付け部材により、エンジンフード320の内面に支持されている。第2のダクト120は、インタークーラ200に接続されている。
第1のダクト110は、樹脂成形によって形成された閉断面構造をしており、その前部開口111から後部開口112まで、やや上に凸に湾曲しつつ延びている。第2のダクト120は、樹脂成形によって形成された閉断面構造をしており、たとえば、エンジンカバーの一部として形成することができ、その前部開口121は、第1のダクト110の後部開口112に対して隙間Sを介して対向している。この隙間Sは、作動中のエンジン310の挙動(振動)に対応し、エンジン310の挙動によって第1のダクト110と第2のダクト120が干渉せず、エンジンフード320の開閉によっても第1のダクト110と第2のダクト120が干渉しないように設定される。第2のダクト120の後部は、インタークーラ200のコア210の上部側に、これを囲むように接続される。なお、第1のダクト110は、ラジエータ340の上方にオーバハングしている。
第1のダクト110には、その内壁に沿って当該第1のダクト110の下流側方向に延び、当該第1のダクト110内を流れる空気の一部を流す通路400が設けられている。本実施形態においてこの通路400は、第1のダクト110の下流側の内部に、下流側に向かうほど拡径する筒状壁410を設けることにより、環状に形成されている。これにより、この通路400は、下流側に向かうほど、断面積が減少する。
通路400を流れる走行風は、当該通路400の下流側断面積が減少していることにより、増速させられる。この増速されられた空気流れは、第1のダクト110の出口において、あたかも、空気流れの断面の周部を囲むエアカーテンのような作用をし、流れの断面の内部を流れる空気が流れの断面の外側に漏れ出ることを抑制ないし防止し、これにより、第1のダクト110の出口からの走行風を効率的に第2のダクト120に送り込むことができる。
また、通路400内を流れる走行風は、当該通路400の下流側断面積が減少していることにより、その内面からの剥離が起こりにくくなる。
したがって、第1のダクト110の出口からの走行風を、上記隙間Sからの漏出や、剥離や渦の発生を抑制しつつ、第2のダクト120に効率的に送り込むことができ、その結果、インタークーラ200の冷却性能を高めることができる。
なお、図1に示す第1の実施形態では、通路400は、第1のダクト110の出口付近において、第1のダクト110の内面と筒状壁410の外面とによって、環状に形成したが、たとえば図2に示すように、第1のダクト110の内面の周方向の一部に壁411を設けることにより形成してもよい。図2に示す例では、第1のダクト110の出口付近のうち、内面が上に凸に湾曲する下側内面に沿うようにして、下流側に向かうほど断面積が減少する通路400を設けている。
このような構成においても、通路400により増速された空気流れにより、第1のダクト110の出口から吹き出す空気が隙間Sから漏れ出るのを防止、ないし抑制することができる。また、凸面に沿って流れる空気の第1のダクト110の内面からの剥離を防止し、渦が発生することによる通風抵抗の増大を効果的に抑制することができる。
また、図3に示すように、第1のダクト110の具体的形状に応じ、通路400を形成するための壁411の上流側端部の位置を、第1のダクト110の周方向の各位置において第1のダクト100の長手方向にずらせてもよい。
さらに、図4に示すように、通路400を形成するための壁411を、第1のダクト110の出口位置に対して上流側に離れた位置に設けてもよい。
いずれにしても、第1のダクト110の内面と、これに対向させて設けた壁411とによって形成される通路400が、下流側ほど断面積が減少していることが本発明の要点である。
さらに、上記した実施形態では、通路400を形成するための壁410,411は、1重であるが、第1の壁410,411の内側にさらに第2の壁(図示略)を形成することにより、2重の通路(図示略)を形成してもよい。
さらに、上記した実施形態では、第1のダクト100は、エンジンフード320に取付けているが、エンジン310もしくはエンジン310と一体的な部材以外の車体構成部材であれば、どの位置に取り付けてもよい。
S 隙間
R エンジンルーム
10 ダクト構造
100 ダクト
110 第1のダクト
111 前部開口
112 後部開口
120 第2のダクト
121 前部開口
200 インタークーラ
210 コア(インタークーラの)
310 エンジン
320 エンジンフード
330 バンパグリル
340 ラジエータ
400 通路
410 筒状壁
411 壁

Claims (1)

  1. 車体側に固定された第1のダクトと、エンジンと一体的なインタークーラに接続された第2のダクトと、を有し、上記第1のダクトと上記第2のダクトとの間にはエンジンの挙動に対応する隙間が設けられたインタークーラ冷却用ダクト構造であって、
    上記第1のダクトには、その内壁に沿って当該第1のダクトの下流側方向に延び、当該第1のダクト内を流れる空気の一部を流す通路が設けられており、
    上記通路は、下流側の断面積が減少していることを特徴とする、インタークーラ冷却用ダクト構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7385634B2 (ja) 2021-08-05 2023-11-22 ダイハツ工業株式会社 吸気構造

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