JP2016121583A - 真空ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベーンの交換頻度を抑制することのできる真空ポンプを提供する。【解決手段】真空ポンプは、複数のベーン73を有するロータ72と、ロータ72を収容するシリンダ61が設けられたボディとを備える。シリンダ61は、空気を取り込むボディ入口20に接続され、シリンダ61内に空気を取り込む入口側連通孔62aと、シリンダ61内から空気を排出する出口側連通孔64とを備える。入口側連通孔62aは、ボディ入口20の少なくとも一部と連通し、ボディ入口20に対してロータ72の少なくとも回転方向と反対方向に延びた長孔である。【選択図】図6

Description

本発明は、回転体の回転により空気を排出する真空ポンプに関する。
従来、ベーンポンプ等の真空ポンプとしては、モータ等の駆動機に取り付けられるケーシング(ボディ)と、このケーシングのシリンダ室内に駆動機により回転する回転体とを備える真空ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の真空ポンプは、駆動機により回転する回転体をシリンダ室内で駆動することによって、真空ポンプに接続された装置内にある空気を排出して、その装置内を減圧する。
特許文献1に記載の真空ポンプの回転体には、円柱状のロータと、ロータに形成されたガイド溝から出没自在に設けられる複数の板状のベーンとが備えられている。ベーンは、シリンダ室を区画して、ロータの回転に伴って発生する遠心力によりガイド溝から突出してシリンダ室の内周面に当接しながらロータともに回転する。
特開2012−167590号公報
上記のような真空ポンプにおいては、ベーンがシリンダ室の内周面に常に摺動するため、ベーンが摩耗することは避けられないが、ベーンの交換頻度を低減するためにベーンの寿命を長くすることが求められている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ベーンの寿命を長くすることのできる真空ポンプを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決する真空ポンプは、複数のベーンを有する回転体と、前記回転体を収容するシリンダ部が設けられたボディと、を備える真空ポンプにおいて、前記シリンダ部は、空気を取り込むボディ入口に接続され、前記シリンダ部内に空気を取り込むシリンダ部入口と、前記シリンダ部内から空気を排出するシリンダ部出口と、を備え、前記シリンダ部入口は、前記ボディ入口の少なくとも一部と連通し、前記ボディ入口に対して前記回転体の少なくとも回転方向と反対方向に延びた長孔であることをその要旨としている。
ベーンによって区画される複数の圧縮室は、回転体の回転方向に回転しながらその容積が変更される。発明者は、シリンダ部入口を含む位置に形成される圧縮室はシリンダ部入口から空気が取り込まれた状態であり、シリンダ部入口を含む位置の前に形成される圧縮室には空気を排出した状態であるので、ベーンの前後の圧力差が最も大きくなり、ベーンに対する負荷荷重も大きいことを発見した。そこで、上記構成では、シリンダ部入口をボディ入口の少なくとも一部と連通し、ボディ入口に対して回転体の少なくとも回転方向と反対方向に延びた長孔とした。このため、従来シリンダ部入口から空気が取り込まれなかったシリンダ部入口を含む位置の前に形成される圧縮室にもシリンダ部入口から空気が取り込まれるので、シリンダ部入口付近におけるベーンの前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーンに掛かる負荷荷重を低減することができる。よって、ベーンの摩耗量を低減することができるので、ベーンの寿命を長くすることができるようになる。
上記真空ポンプについて、前記シリンダ部入口は、前記複数のベーンのうち隣り合うベーンの間隔以内の範囲に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、隣り合うベーンの間隔以内の範囲にシリンダ部入口を設ける。このため、シリンダ部入口の前後に位置する隣り合う圧縮室の圧力差のみを抑制することができ、シリンダ部入口の前後に位置する隣り合う圧縮室以外の圧力に変更がないので、従来の圧縮効率を維持しつつ、ベーンに対する負荷荷重を抑制して、ベーンの寿命を延ばすことができるようになる。
上記真空ポンプについて、複数のベーンを有する回転体と、前記回転体を収容するシリンダ部が設けられたボディと、を備える真空ポンプにおいて、前記シリンダ部は、前記シリンダ部内に空気を取り込むシリンダ部入口と、前記シリンダ部内から空気を排出するシリンダ部出口と、前記シリンダ部の内周面に設けられ、前記シリンダ部の軸方向において前記シリンダ部入口が位置する部分を含み、前記シリンダ部の周方向に沿って少なくとも前記回転体の回転方向と反対方向に延びる凹部と、を備えることが好ましい。
通常、隣り合うベーンと回転体とシリンダ部とによって圧縮室が形成される。発明者は、シリンダ部入口を含む位置に形成される圧縮室はシリンダ部入口から空気が取り込まれた状態となり、シリンダ部入口を含む位置の前に形成される圧縮室には空気を排出した状態となるので、圧縮室内の圧力差が最も大きくなり、ベーンに対する負荷荷重が大きいことを発見した。そこで、上記構成では、シリンダ部の内周面にシリンダ部の周方向に沿って少なくとも回転体の回転方向と反対方向に延びる凹部を設けた。このため、従来シリンダ部入口から空気が取り込まれなかったシリンダ部入口を含む位置の前に形成される圧縮室にも凹部を介して空気が取り込まれるので、シリンダ部入口付近におけるベーンの前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーンに掛かる負荷荷重を低減することができる。よって、ベーンの摩耗量を低減することができるので、ベーンの寿命を長くすることができるようになる。
上記真空ポンプについて、前記凹部は、前記複数のベーンのうち隣り合うベーンの間隔以内の範囲に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、隣り合うベーンの間隔以内の範囲に凹部を設ける。このため、シリンダ部入口の前後に位置する隣り合う圧縮室の圧力差のみを抑制することができ、シリンダ部入口の前後に位置する隣り合う圧縮室以外の圧力に変更がないので、従来の圧縮効率を維持しつつ、ベーンに対する負荷荷重を抑制して、ベーンの寿命を延ばすことができるようになる。
上記真空ポンプについて、複数のベーンを有する回転体と、前記回転体を収容するシリンダ部が設けられたボディと、を備える真空ポンプにおいて、前記シリンダ部は、前記シリンダ部内に空気を取り込むシリンダ部入口と、前記シリンダ部内から空気を排出するシリンダ部出口と、前記シリンダ部の外周面に設けられ、前記シリンダ部の軸方向において前記シリンダ部入口が位置する部分を含み、前記シリンダ部の周方向に沿って少なくとも前記回転方向と反対方向に延びる凹部と、前記回転方向における前記シリンダ部入口よりも手前側に設けられ、前記凹部と連通し、前記シリンダ部を貫通する貫通孔と、を備えることが好ましい。
通常、隣り合うベーンと回転体とシリンダ部とによって圧縮室が形成される。発明者は、シリンダ部入口を含む位置に形成される圧縮室はシリンダ部入口から空気が取り込まれた状態となり、シリンダ部入口を含む位置の前に形成される圧縮室には空気を排出した状態となるので、圧縮室内の圧力差が最も大きくなり、ベーンに対する負荷荷重が大きいことを発見した。そこで、上記構成では、シリンダ部の外周面にシリンダ部の周方向に沿って少なくとも回転体の回転方向と反対方向に延びる凹部と貫通孔とを設けた。このため、従来シリンダ部入口から空気が取り込まれなかったシリンダ部入口を含む位置の前に形成される圧縮室にも凹部と貫通孔とを介して空気が取り込まれるので、シリンダ部入口付近におけるベーンの前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーンに掛かる負荷荷重を低減することができる。よって、ベーンの摩耗量を低減することができるので、ベーンの寿命を長くすることができるようになる。
上記真空ポンプについて、前記凹部及び前記貫通孔は、前記複数のベーンのうち隣り合うベーンの間隔以内の範囲に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、隣り合うベーンの間隔以内の範囲に凹部及び貫通孔を設ける。このため、シリンダ部入口の前後に位置する隣り合う圧縮室の圧力差のみを抑制することができ、シリンダ部入口の前後に位置する隣り合う圧縮室以外の圧力に変更がないので、従来の圧縮効率を維持しつつ、ベーンに対する負荷荷重を抑制して、ベーンの寿命を延ばすことができるようになる。
本発明によれば、ベーンの寿命を長くすることができる。
真空ポンプの第1の実施形態についてその全体を示す斜視図。 同実施形態の真空ポンプについて概略構成を示す分解斜視図。 同実施形態の真空ポンプについてその内部構造を示す断面図。 同実施形態の真空ポンプについてその内部構造を示す外カバー及びポンプカバーを省略した上面図。 同実施形態の真空ポンプのシリンダの構造を示す斜視図。 (a)及び(b)は同実施形態の真空ポンプのシリンダとロータに設けられるベーンとの位置関係を示す上面図。 (a)及び(b)は従来の真空ポンプのシリンダとロータに設けられるベーンとの位置関係を示す上面図。 同実施形態及び従来の真空ポンプのベーンの回転位置におけるベーンの負荷荷重を示す図。 真空ポンプの第2の実施形態におけるシリンダの構造を示す斜視図。 真空ポンプの変形例におけるシリンダの構造を示す斜視図。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図8を参照して、真空ポンプの第1の実施形態について説明する。
まず図1及び図2を参照して、真空ポンプの全体構成について詳述する。
図1に示すように、真空ポンプは、モータ11と、モータ11の開口部を閉蓋するボディ12と、ボディ12に組み付けられる外カバー13とを備える。この真空ポンプは、ポンプ室に潤滑油を使用しないことで、内部に取り込んだ空気と油とを接触させないドライポンプである。
ボディ12は、アルミニウム等の金属から形成された部品であり、モータ11の出力軸側に設けられる。即ち、ボディ12は、モータ11のケースを閉蓋する蓋としても機能する。ボディ12には、ボディ12内に空気を取り込むボディ入口と、ボディ12から空気を排出するボディ出口21とが設けられている。ボディ入口には、減圧対象となるタンク等に接続される接続管14が挿入されている。
外カバー13は、樹脂製であって、円筒状の円筒部81と、円筒部81の一方の端部を閉塞する天井部80とを備えている。外カバー13は、ボディ12に取り付けられ、シリンダ61を覆う。円筒部81の外周の4箇所には、ボルト16a〜16dを貫通させるためのボルト貫通部50が設けられている。ボルト16a〜16dは、例えば六角穴付ボルトである。外カバー13は、その開口端を、ボディ12の一面である上面24に当接させた状態でボディ12に対して組み付けられる。ボルト16a〜16dがボルト貫通部50に貫通されるとともに、ボディ12に形成された螺子孔12a〜12dに螺着されることにより、外カバー13がボディ12に固定される。
ボディ12は、円筒状の外壁部12fと底部12eとを備える。外壁部12fには、真空ポンプを外部装置等に取り付けるための取付部12gが備えられている。なお、外壁部12fがボディ12の円筒部に相当する。ボディ12の外壁部12fのさらに内側には、ポンプとして機能するポンプ部60を収容する円筒状の収容壁25が設けられている。収容壁25の内側は、ポンプ室27に相当する。収容壁25の先端面は、上面24の先端面と同一面上に形成されている。ポンプ部60の高さは、ポンプ室27の高さよりも高くなっている。このため、ポンプ部60の一部は、収容壁25の先端よりも突出する状態でポンプ室27に収容されている。
図2を参照して、真空ポンプを構成する各部品について詳述する。図2では、外カバー13を除く部品について、モータ11の出力軸15の延出方向に並べた状態を示している。
ボディ12の底部12eの中央には、モータ11の出力軸15が貫通する貫通孔28が形成されている。この貫通孔28は、ポンプ室27の底部26における中心からずれた位置に形成されている。
収容壁25には、ポンプ室27に空気を取り込むためのポンプ室入口30と、ポンプ室27から空気を排出するためのポンプ室出口31とが貫通形成されている。ポンプ室入口30は、ボディ入口20に連通されている。
ポンプ室出口31は、収容壁25の外側に設けられた排気溝40に連通している。排気溝40は、収容壁25の外周面に沿って円環状に形成されている。排気溝40には、排気溝40を区画する第1区画壁41、第2区画壁42、第3区画壁43が設けられている。排気溝40は、これら第1区画壁41〜第3区画壁43により、ポンプ室入口30側から順に、第1排気溝45、第2排気溝46、第3排気溝47に区画されている。第1区画壁41〜第3区画壁43の高さは、収容壁25の高さよりも低くなっている。なお、ポンプ室出口31から排出された空気は、ボディ12と外カバー13とによって形成される空間を通過して、ボディ出口21から外部に排出される。
収容壁25の開口端側には、ボルト34a,34b,34cを取り付けるためのボルト取付部33が3個形成されている。ボルト取付部33は、収容壁25の周方向において第1区画壁41〜第3区画壁43と同じ位置に形成されている。収容壁25の外周面には、段差部48が設けられている。ボルト取付部33は、この段差部48に連続する状態で設けられている。
ボディ12の第3排気溝47内であって第1区画壁41の近傍には、ボディ出口21と連通路17を介して連通する排気出口49(図4参照)が設けられている。
ポンプ室27に収容されるポンプ部60は、回転体であるロータ72と、ロータを収容するシリンダ61とを備える。ロータ72は、上方から見て、反時計回りに回転される。なお、シリンダ61がシリンダ部に相当し、ボディ12と別体となっている。シリンダ61は、鉄等の金属製であり、円筒状に形成されている。シリンダ61には、ポンプ室27のポンプ室入口30に対応する位置に入口側連通孔62aが形成されている。つまり、入口側連通孔62aは、ボディ入口20と連通している。シリンダ61には、ポンプ室27のポンプ室出口31に対応する位置に出口側連通孔64が形成されている。ポンプ室出口31と出口側連通孔64とは同心軸上に位置している。なお、入口側連通孔62aがシリンダ部入口に相当し、出口側連通孔64がシリンダ部出口に相当する。
図5に示すように、入口側連通孔62aは、ポンプ室入口30(ボディ入口20)の全部と連通し、ポンプ室入口30(ボディ入口20)に対してロータ72の回転方向と反対方向に延びた長孔である。すなわち、入口側連通孔62aは、ポンプ室入口30(ボディ入口20)に対して時計回りに延びた長孔である。また、入口側連通孔62aの開口部には、ポンプ室入口30(ボディ入口20)の開口部が全て含まれている。言い換えると、ポンプ室入口30(ボディ入口20)の開口部の直径Dは、入口側連通孔62aの開口部の長手方向の長さD1よりも小さくなっている。
図2に示すように、シリンダ61の外周上端部には、シリンダ61の回転を規制するボルト嵌挿溝65が3個設けられている。ボルト嵌挿溝65は、ボルト34a,34b,34cが嵌挿されることで、シリンダ61の回転が規制される。
図3に示すように、シリンダ61は、ボディ12に圧入されるとともに、ボディ12に螺子止めされることでボディ12に取り付けられる。すなわち、シリンダ61は、ボディ12の収容壁25の内側に圧入される。また、シリンダ61の一部は、ロータ72の軸方向においてボディ12の収容壁25から突出している。シリンダ61の外カバー13側の一端開口部は、ポンプカバー77によって閉塞されている。シリンダ61のボディ12側の他端開口部は、ボディ12の底部26によって閉塞されている。
図2に示すように、シリンダ61の内側には、ベーン73を出没可能に収容したロータ72が回動可能に収容される。ロータ72は、鉄等の金属製であり、軸孔74と、5つのベーン収容溝75とが形成されている。軸孔74には、モータ11の出力軸15の先端に圧入されて、出力軸15の先端を軸孔74の内周面に押し付ける圧入ピン76が貫挿されている。ロータ72の軸孔74に出力軸15を挿入した状態で、出力軸15の先端に圧入ピン76が圧入される(図3参照)。ベーン収容溝75には、カーボン製の板状のベーン73がそれぞれ収容される。
また、図6(a)に示すように、入口側連通孔62aは、複数のベーン73のうち隣り合うベーン73の間隔B以内の範囲に設けられている。すなわち、入口側連通孔62aの開口部の長手方向の長さD1は、隣り合うベーン73の間隔B以下に設定されている。なお、隣り合うベーン73の間隔Bは、隣り合うベーン73が入口側連通孔62aの近傍において、ベーン73の先端がシリンダ61の内周面61aに当接した部分同士のシリンダ61の内周面61aに沿った長さである。
図2に示すように、シリンダ61のボディ12側の開口は、ボディ側プレート70によって閉塞される。ボディ側プレート70は、ボディ12の底部26とロータ72との間に設置され、ロータ72が摺動可能である。なお、ボディ側プレート70が第1プレートに相当する。シリンダ61の外カバー13側の開口は、カバー側プレート71によって閉塞される。カバー側プレート71は、ロータ72とポンプカバー77との間に設置され、ロータ72が摺動可能である。なお、カバー側プレート71が第2プレートに相当する。ボディ側プレート70及びカバー側プレート71は、ベーン73に対する摩擦係数が小さいカーボン等の材料製であって、円板状に形成されている。ボディ側プレート70は、モータ11の出力軸15を貫挿する孔70aを備えている。
シリンダ61は、ボディ側プレート70がポンプ室27の底部26に設置された後に、ボディ12の収容壁25に圧入される。なお、ボディ側プレート70は、孔70aが偏心しているので、ポンプ室27の底部26に対して位置決めされる。
また、ポンプ部60は、円板状に形成されたポンプカバー77を備える。ポンプカバー77は、金属製であって、ボルト34a,34b,34cを貫挿するためのボルト貫挿孔77aが形成されている。ボディ12の収容壁25内にボディ側プレート70が設置された後に、シリンダ61が収容壁25に圧入される。続いて、複数のベーン73が取り付けられたロータ72が挿入され、ロータ72がモータ11の出力軸15に固定される。続いて、シリンダ61の外カバー13側の開口部にカバー側プレート71が載置され、更にポンプカバー77が載置される。この状態で、ボルト34a,34b,34cをポンプカバー77のボルト貫挿孔77aとボルト嵌挿溝65とに貫挿させるとともに、ボルト34a,34b,34cをボディ12のボルト取付部33に螺着することにより、これらの部材がボディ12に組み付けられる。
次に図4を参照して、ポンプ部60の動作について説明する。
図4に示すように、ポンプ室27には、ポンプ室27内に偏心させて取り付けられたロータ72によって、略三日月状の空間78が形成される。
モータ11の駆動によりロータ72が回転すると、ベーン73が遠心力によりベーン収容溝75に沿ってロータ72の径方向外側へ突出し、その先端をシリンダ61の内周面61aに当接させる。これにより、ポンプ室27内の略三日月状の空間78が、5枚のベーン73と、ロータ72の外周面と、シリンダ61の内周面61aとによって囲まれる5つの圧縮室に区画される。
これらの圧縮室は、ロータ72の回転に伴って同一方向に移動する。圧縮室が移動する際、圧縮室の容積は、ポンプ室入口30近傍で大きくなり、ポンプ室出口31で小さくなる。つまり、ポンプ室入口30から圧縮室に吸入された空気は、ロータ72の回転に伴って圧縮されて、ポンプ室出口31から吐出される。ポンプ部60では、ロータ72及びベーン73がシリンダ61内を回転することにより空気を圧縮しているため、ポンプ室出口31から圧縮空気が間欠的に吐出される。
続いて、図6〜図8を参照して、上記のポンプ部60における入口側連通孔62aの作用について説明する。なお、本実施形態のシリンダ61(入口側連通孔62a)を図6に示し、従来のシリンダ61(入口側連通孔62b)を図7に示す。図8は、ベーン73の各回転位置P1〜P10におけるベーン73にかかる負荷荷重を示し、本実施形態の負荷荷重を実線で示し、従来の負荷荷重を破線で示している。回転位置P1〜P10は、ロータ72の回転中心とベーン73の先端がシリンダ61の内周面61aに当接した部分とを結んだ線の位置で示している。
図6(a)に示すように、回転位置P1は、ベーン73が入口側連通孔62aを通過してすぐの位置である。図6(b)に示すように、回転位置P10は、ベーン73が入口側連通孔62aの開口部に含まれる位置である。
一方、図7(a)に示すように、回転位置P1は、ベーン73が入口側連通孔62aを通過してすぐの位置である。図7(b)に示すように、従来のシリンダ61では、回転位置P10は、ベーン73が入口側連通孔62bを通過する前の位置である。
図8には、真空ポンプが大気解放状態、実使用領域の下限圧状態、実使用領域の上限圧状態のそれぞれにおいて、ベーン73の各回転位置の負荷荷重を示している。本実施形態の回転位置P10におけるベーン73の負荷荷重は、従来の回転位置P10におけるベーン73の負荷荷重に比べて小さくなっており、ほぼ0(N)となっている。すなわち、本実施形態では、入口側連通孔62aが長孔に形成されているので、図7(b)に示す円状の入口側連通孔62bであれば空気が取り込まれなかった吸気が開始される手前の圧縮室に、図6(b)に示すように、入口側連通孔62aを介して空気が取り込まれるようになる。このため、図6(b)に示すベーン73の回転位置P10におけるベーン73の前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーン73にかかる負荷荷重を低減することができるようになっている。よって、ベーン73の寿命を長くすることができるようになる。
次に図4を参照して、真空ポンプの作用について説明する。
図4に示すように、モータ11の駆動によりロータ72が回転すると、矢印F1に示すように、接続管14を介して、ボディ入口20、ポンプ室入口30、及び入口側連通孔62aを通過してポンプ室27内へ空気が取り込まれる。ベーン73等によって区画される圧縮室に吸入された空気は、矢印F2に示すように、圧縮されて、矢印F3に示すように、ポンプ室出口31から排気溝40へ排出される。
排気溝40の第1排気溝45へ排出された空気は、矢印F4に示すように、第1排気溝45から第2排気溝46へ流入する。第1区画壁41と外カバー13とで形成される隔壁(図示略)によって、第1排気溝45と第3排気溝47とは、直接的に連通していない状態となっている。また、第2排気溝46へ流入した空気は、矢印F5に示すように、第2排気溝46から第3排気溝47へ流入する。そして、第3排気溝47に流入した空気は、矢印F6に示すように、排気出口49から連通路17に流入し、ボディ出口21から排出される。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)入口側連通孔62aをポンプ室入口30(ボディ入口20)と連通し、ポンプ室入口30(ボディ入口20)に対してロータ72の回転方向と反対方向に延びた長孔とした。このため、従来入口側連通孔62aから空気が取り込まれなかった、入口側連通孔62aを含む位置の前に形成される圧縮室にも入口側連通孔62aから空気が取り込まれるので、入口側連通孔62a付近におけるベーン73の前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーン73に掛かる負荷荷重を低減することができる。よって、ベーン73の摩耗量を低減することができるので、ベーン73の寿命を長くすることができるようになる。
(2)隣り合うベーン73の間隔B以内の範囲に入口側連通孔62aを設ける。このため、入口側連通孔62aの前後に位置する隣り合う圧縮室の圧力差のみを抑制することができ、入口側連通孔62aの前後に位置する隣り合う圧縮室以外の圧力に変更がないので、従来の圧縮効率を維持しつつ、ベーン73に対する負荷荷重を抑制して、ベーン73の寿命を延ばすことができるようになる。
(第2の実施形態)
以下、図9を参照して、真空ポンプの第2の実施形態について説明する。この実施形態の真空ポンプは、入口側連通孔62aを長孔ではなく円状の孔とした点、及び長孔の代わりに凹部を設けた点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図9に示すように、シリンダ61には、ポンプ室27のポンプ室入口30に対応する位置に入口側連通孔62bが形成されている。つまり、入口側連通孔62bは、ボディ入口20と連通している。なお、入口側連通孔62bがシリンダ部入口に相当する。
シリンダ61の内周面61aには、ロータ72の軸方向において入口側連通孔62bが位置する部分を含み、シリンダ61の周方向に沿って少なくともロータ72の回転方向と反対方向に延びる凹部66が設けられている。すなわち、シリンダ61の径方向において、入口側連通孔62bの直径D2の範囲を含むように凹部66が位置している。シリンダ61の周方向における凹部66の長さW1は、入口側連通孔62bの直径D2よりも長くなるように設定されている。また、凹部66は、第1の実施形態と同様に、複数のベーン73のうち隣り合うベーン73の間隔B以内の範囲に設けられている。すなわち、凹部66の長さW1は、隣り合うベーン73の間隔B以下に設定されている。
このように、シリンダ61の内周面61aに凹部66が形成されているので、図7(b)に示す円状の入口側連通孔62bであれば空気が取り込まれなかった吸気が開始される手前の圧縮室に、凹部66を介して空気が取り込まれるようになる。このため、第1の実施形態と同様に、ベーン73の回転位置P10におけるベーン73の前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーン73にかかる負荷荷重を低減することができるようになっている。よって、ベーン73の寿命を長くすることができるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)及び(2)の効果を奏することができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもができる。
・上記第1の実施形態では、入口側連通孔62aがポンプ室入口30(ボディ入口20)と全部と連通したが、ポンプ室入口30(ボディ入口20)の一部とだけ連通してもよい。
・上記第1の実施形態では、入口側連通孔62aがロータ72の回転方向と反対方向にのみ延びた長孔としたが、入口側連通孔62aがロータ72の回転方向にも延びた長孔としてもよい。
・上記第2の実施形態では、凹部66がロータ72の回転方向と反対方向にのみ延びたが、凹部66がロータ72の回転方向にも延びてもよい。
・上記第2の実施形態では、シリンダ61の内周面61aに凹部66を設けたが、凹部66に代えて、シリンダ61の外周面に入口側連通孔62bと連通する凹部と、凹部と連通するとともに、シリンダ61を貫通する貫通孔とを備えてもよい。例えば、図10に示すように、ロータ72の軸方向において入口側連通孔62bが位置する部分を含み、シリンダ61の周方向に沿って少なくともロータ72の回転方向と反対方向に延びる凹部67と、ロータ72の回転方向における入口よりも手前側に設けられ、凹部67と連通し、シリンダ61を貫通する貫通孔68とを備える。すなわち、シリンダ61の周方向において、入口側連通孔62bの直径D3の範囲を含むように凹部67が位置している。シリンダ61の周方向における凹部67の長さW2は、入口側連通孔62bの直径D3よりも長くなるように設定されている。また、凹部67は、第1の実施形態と同様に、複数のベーン73のうち隣り合うベーン73の間隔B以内の範囲に設けられている。すなわち、凹部66の長さW1は、隣り合うベーン73の間隔B以下に設定されている。また、貫通孔68は、貫通孔68の直径D4が凹部67の長さW2に含まれるように位置している。
このように、シリンダ61の外周面に凹部67と貫通孔68とが形成されているので、図7(b)に示す円状の入口側連通孔62bであれば空気が取り込まれなかった吸気が開始される手前の圧縮室に、凹部67と貫通孔68とを介して空気が取り込まれるようになる。このため、第1の実施形態と同様に、ベーン73の回転位置P10におけるベーン73の前後の圧力差がほとんどなくなり、ベーン73にかかる負荷荷重を低減することができるようになっている。よって、ベーン73の寿命を長くすることができるようになる。
・上記各実施形態では、樹脂製の外カバー13を採用したが、樹脂以外の、例えば金属製の外カバー13を採用してもよい。なお、金属製の外カバー13の場合、外カバー13の天井部80とポンプ部60との間に、振動を吸収する吸収材等が設けられることが好ましい。
・上記実施形態では、排気溝40を設けたが、ポンプ室出口31からボディ出口21に直接連通してもよい。また、このような場合には、外カバー13を省略してもよい。
・上記実施形態では、ボディ側プレート70及びカバー側プレート71を設けたが、ロータ72が摺動して回転することができるならば、ボディ側プレート70及びカバー側プレート71を省略してもよい。
・上記実施形態では、外壁部12fのさらに内側に収容壁25を設けたが、外壁部12fと収容壁25とを一体としてもよい。この場合、排気溝40が省略される。
・上記実施形態では、シリンダ61にボルト嵌挿溝65を設けたが、圧入とボルト34a,34b,34cによる螺子止めとによって固定できれば、ボルト嵌挿溝65を省略してもよい。
・上記実施形態では、シリンダ61をボディ12に対して圧入して螺子止めしたが、シリンダ61とボディ12との組み付け方法はこれに限らず、例えばボディを鋳造する際にシリンダを一緒に鋳込んでもよい。
・上記実施形態では、シリンダ61とボディ12とを別体としたが、同じ材料で所望の性能が得られるならば、シリンダ61とボディ12とを一体成型してもよい。
・上記実施形態の真空ポンプは、ドライポンプであり、多用な装置の真空源として用いることができる。例えば、車両のブレーキシステムの倍力装置に用いられる真空源、包装機械の真空源、印刷機、製本機、又はラベル貼りの真空源、ロボットの真空源等に用いることもできる。
11…モータ、12…ボディ、12a〜12d…螺子孔、12e…底部、12f…外壁部、13…外カバー、14…接続管、15…出力軸、16a,16b,16d…ボルト、17…連通路、20…ボディ入口、21…ボディ出口、24…上面、25…周壁部、26…底部、27…ポンプ室、28…貫通孔、30…ポンプ室入口、31…ポンプ室出口、33…ボルト取付部、34a〜34c…ボルト、40…排気溝、41〜43…第1区画壁〜第3区画壁、45〜47…第1排気溝〜第3排気溝、48…段差部、49…排気出口、50…ボルト貫通部、60…ポンプ部、61…シリンダ、61a…内周面、62a,62b…入口側連通孔、64…出口側連通孔、65…ボルト嵌挿溝、66…凹部、67…凹部、68…貫通孔、70…ボディ側プレート、70a…孔、71…カバー側プレート、73…ベーン、74…軸孔、75…ベーン収容溝、76…圧入ピン、72…ロータ、77…ポンプカバー、77a…ボルト貫挿孔、78…空間、80…天井部、81…円筒部、B…間隔、D,D2,D3,D4…直径、F1,F2,F3,F4,F5,F6…矢印、D1,W1,W2…長さ。

Claims (6)

  1. 複数のベーンを有する回転体と、前記回転体を収容するシリンダ部が設けられたボディと、を備える真空ポンプにおいて、
    前記シリンダ部は、
    空気を取り込むボディ入口に接続され、前記シリンダ部内に空気を取り込むシリンダ部入口と、
    前記シリンダ部内から空気を排出するシリンダ部出口と、を備え、
    前記シリンダ部入口は、前記ボディ入口の少なくとも一部と連通し、前記ボディ入口に対して前記回転体の少なくとも回転方向と反対方向に延びた長孔である
    ことを特徴とする真空ポンプ。
  2. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、
    前記シリンダ部入口は、前記複数のベーンのうち隣り合うベーンの間隔以内の範囲に設けられる
    ことを特徴とする真空ポンプ。
  3. 複数のベーンを有する回転体と、前記回転体を収容するシリンダ部が設けられたボディと、を備える真空ポンプにおいて、
    前記シリンダ部は、
    前記シリンダ部内に空気を取り込むシリンダ部入口と、
    前記シリンダ部内から空気を排出するシリンダ部出口と、
    前記シリンダ部の内周面に設けられ、前記シリンダ部の軸方向において前記シリンダ部入口が位置する部分を含み、前記シリンダ部の周方向に沿って少なくとも前記回転体の回転方向と反対方向に延びる凹部と、を備える
    ことを特徴とする真空ポンプ。
  4. 請求項3に記載の真空ポンプにおいて、
    前記凹部は、前記複数のベーンのうち隣り合うベーンの間隔以内の範囲に設けられる
    ことを特徴とする真空ポンプ。
  5. 複数のベーンを有する回転体と、前記回転体を収容するシリンダ部が設けられたボディと、を備える真空ポンプにおいて、
    前記シリンダ部は、
    前記シリンダ部内に空気を取り込むシリンダ部入口と、
    前記シリンダ部内から空気を排出するシリンダ部出口と、
    前記シリンダ部の外周面に設けられ、前記シリンダ部の軸方向において前記シリンダ部入口が位置する部分を含み、前記シリンダ部の周方向に沿って少なくとも前記回転方向と反対方向に延びる凹部と、
    前記回転方向における前記シリンダ部入口よりも手前側に設けられ、前記凹部と連通し、前記シリンダ部を貫通する貫通孔と、を備える
    ことを特徴とする真空ポンプ。
  6. 請求項5に記載の真空ポンプにおいて、
    前記凹部及び前記貫通孔は、前記複数のベーンのうち隣り合うベーンの間隔以内の範囲に設けられる
    ことを特徴とする真空ポンプ。
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