JP2016121437A - 袖瓦 - Google Patents

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朋久 樅山
Tomohisa Momiyama
朋久 樅山
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Abstract

【課題】袖瓦の上下左右方向のずれを抑制する技術を提供する。
【解決手段】 袖瓦10は、瓦本体12と、瓦本体12の左右方向の一端に配置される垂れ部14と、を備える。垂れ部14は、尻頭方向の一方の端に、瓦本体12と左右方向に隙間を有して対向する第1対向部と、尻頭方向の他方の端に、瓦本体と上下方向に隙間を有して対向する第2対向部22と、有している。葺設時に、第1対向部と瓦本体12との隙間に尻頭方向の一方の端に隣接する袖瓦の垂れ部14が配置され、第2対向部22と瓦本体12との隙間に尻頭方向の他方の端に隣接する袖瓦10の瓦本体12が配置される。
【選択図】図3

Description

本明細書によって開示される技術は、瓦本体と垂れ部を備える袖瓦に関する。
特許文献1に、瓦本体と垂れ部を備える袖瓦が開示されている。垂れ部は、瓦本体から下方に伸びている。垂れ部の頭側には、垂れ部の内側面に係合用の凸部が配置されている。葺設時には、凸部と瓦本体との間に、頭側に配置される他の袖瓦の瓦本体の尻側端部が挿入される。これにより、例えば、瓦が強風に晒される場合に、凸部が頭側に配置される他の袖瓦の瓦本体の尻側端部に係合して、瓦がずれたり、浮き上がったりすることが抑制される。
特開2003−90102号公報
上記の技術では、袖瓦の上下方向のずれは抑制されるが、左右方向のずれは考慮されていない。本明細書は、袖瓦の上下左右方向のずれを抑制する技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、袖瓦に関する。袖瓦は、瓦本体と、瓦本体の左右方向の一端に配置される垂れ部と、を備える。垂れ部は、尻頭方向の一方の端に、瓦本体と左右方向に隙間を有して対向する第1対向部と、尻頭方向の他方の端に、瓦本体と上下方向に隙間を有して対向する第2対向部と、有している。葺設時に、第1対向部と瓦本体との隙間に尻頭方向の一方の端に隣接する袖瓦の垂れ部が配置され、第2対向部と瓦本体との隙間に尻頭方向の他方の端に隣接する袖瓦の瓦本体が配置される。
上記の袖瓦(以下では「対象瓦」と呼ぶ)では、葺設時に、第1対向部と瓦本体との隙間に、尻頭方向の一方の端部に隣接する袖瓦の垂れ部が配置される。この構成では、対象瓦が左右方向にずれようとすると、第1対向部と瓦本体との少なくとも一方が隣接する袖瓦の垂れ部に当接する。この結果、対象瓦が隣接する袖瓦に対して左右方向にずれることを抑制することができる。また、葺設時に、第2対向部と瓦本体との隙間に、尻頭方向の他方の端部に隣接する袖瓦の瓦本体が配置される。この構成では、対象瓦が上下方向にずれようとすると、第2対向部と瓦本体との少なくとも一方が尻頭方向の他方の端部に隣接する袖瓦の瓦本体に当接する。この結果、対象瓦が尻頭方向の他方の端部に隣接する袖瓦に対して上下方向にずれることを抑制することができる。この構成によれば、尻頭方向に隣接する瓦に対して、対象瓦が上下左右方向にずれることを抑制することができる。
本明細書に開示される技術によれば、葺設された瓦屋根が強風等によって崩れることを抑制することができる。
袖瓦が葺設されている状態を示す。 第1実施例の袖瓦の上面斜視図を示す。 第1実施例の袖瓦の裏面斜視図を示す。 第1実施例の第1対向部周辺の拡大斜視図を示す。 第1実施例の葺設時の袖瓦を説明するための組立図を示す。 第1実施例の葺設時の袖瓦を説明するための裏面斜視図を示す。 第2実施例の袖瓦の裏面斜視図を示す。 第2実施例の第1対向部周辺の拡大斜視図を示す。 第2実施例の葺設時の袖瓦を説明するための組立図を示す。 第2実施例の葺設時の袖瓦を説明するための裏面斜視図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
(特徴1) 袖瓦において、垂れ部は、第1対向部と第2対向部との間に配置されており、瓦本体の左右方向の一端から下方に伸びる垂れ部本体を、さらに備えていてもよい。第1対向部は、垂れ部本体に沿って上下方向に伸びていてもよい。この構成によれば、尻頭方向の一方の端に隣接する袖瓦の垂れ部が上下方向に伸びる第1対向部に接触することによって、隣接する袖瓦同士の左右方向のずれを適切に抑制することができる。
(特徴2) 袖瓦において、第2対向部は、垂れ部本体の尻頭方向の他方の端から突出していてもよい。第2対向部の上下方向の長さは、垂れ部本体の前記上下方向の長さよりも短くてもよい。第2対向部の下端面は、垂れ部本体の下端面と同一平面上に位置していてもよい。この構成によれば、垂れ部の一部の長さを短くすることによって、垂れ部の下端面に段差を設けることなく、垂れ部に第2対向部を配置することができる。
(特徴3) 袖瓦において、垂れ部は、第2対向部と瓦本体との隙間に配置されており、第2対向部と瓦本体に連結される挿入部を備えていてもよい。挿入部の板厚は、第2対向部の板厚よりも薄くてもよい。葺設時に、挿入部は、尻頭方向の他方の端部に隣接する瓦の第1対向部と瓦本体との隙間に挿入されてもよい。この構成によれば、第2対向部と瓦本体とを挿入部を介して連結することができる。この結果、第2対向部の瓦本体側の端と瓦本体とが離間している場合と比較して、第2対向部が破損することを抑制することができる。
(特徴4) 袖瓦では、尻側の端部に第1対向部が配置されていてもよく、頭側の端部に第2対向部が配置されていてもよい。この構成によれば、尻側に配置される瓦の瓦本体を頭側に配置される瓦の瓦本体よりも上方に配置することができる。この結果、瓦が葺設された場合に、尻側から頭側に流れる水が尻頭方向に並ぶ瓦の隙間から瓦の裏側に流れることを抑制することができる。
図1に示すように、本実施例の袖瓦10は、切妻屋根等の破風部分に用いられる。なお、袖瓦10において、葺設時の上側端及び下側端のそれぞれは「尻」及び「頭」と呼ばれる。本明細書では、尻と頭とを結ぶ方向を「尻頭方向」と呼ぶ。袖瓦10は、屋根の破風部分に沿って、尻頭方向に並べて配置される。袖瓦10の尻頭方向と垂直な方向には、瓦50が葺設される。本明細書では、尻頭方向と垂直に瓦50が並ぶ方向を「左右方向」と呼ぶ。
図2に示すように、袖瓦10は、瓦本体12と垂れ部14とを備える。瓦本体12は、全体的に湾曲した形状を有する。図1に示すように、尻側(即ち屋根の上側)に配置される袖瓦10の瓦本体12の頭側の一部が、頭側(即ち屋根の下側)に配置される袖瓦10の瓦本体12の尻側の一部に上方から重複するように葺設される。図2に戻って、瓦本体12の尻端には、雨水が瓦本体12から尻側に落下しないように突堤部16が配置されている。突堤部16は、瓦本体12の尻端縁に沿って、左右方向に伸びる。
瓦本体12の破風側の端には、瓦本体12から下方に伸びる垂れ部14が配置されている。垂れ部14は、瓦本体12の破風側の端縁と同一平面上に配置されている。図3に示すように、垂れ部14は、垂れ部本体18と、第1対向部20(図4参照)と、第2対向部22と、挿入部24を備える。垂れ部14の頭側の端部には、第2対向部22と挿入部24とが配置されている。第2対向部22は、瓦本体12の裏面12aと対向する対向面22aを有する。第2対向部22の瓦本体12側の端には、対向面22aの面積を拡張するための拡張部26が配置されている。拡張部26は、第2対向部22が瓦本体側に突出することによって構成される。
第2対向部22の瓦本体12側の端(即ち上端)には、挿入部24が連結されている。挿入部24は、瓦本体12側の端(即ち上端)において、瓦本体12の裏面12aに連結されている。言い換えると、挿入部24は、第2対向部22と瓦本体12との隙間に配置されている。挿入部24の尻頭方向の長さは、第2対向部22の尻頭方向の長さと一致する。挿入部24の板厚(即ち左右方向の長さ)は、第2対向部22の板厚よりも薄い。図2に示すように、挿入部24の外側面24aは、第2対向部22の外側面22bと同一平面上に配置されている。図3に示すように、挿入部24の内側面24bは、第2対向部22の内側面22cよりも左右方向外側に位置する。
第2対向部22及び挿入部24の尻側の端には、垂れ部本体18が連結されている。言い換えれば、第2対向部22及び挿入部24は、垂れ部本体18の頭側の端から突出している。垂れ部本体18は、拡張部26を除く第2対向部22と同一の板厚を有する平板形状を有する。垂れ部本体18の下端面(図3の上方の端面)は、第2対向部22の下端面と同一平面上に配置されている。一方、垂れ部本体18の上端面は、第2対向部22の上端面より上方に位置し、瓦本体12と連結している。言い換えると、第2対向部22の上下方向の長さは、垂れ部本体18の上下方向の長さよりも短い。垂れ部本体18の下端面は、頭側から尻側に向かって徐々に瓦本体12側に傾斜している。図4に示すように、垂れ部本体18の尻側の端18aは、瓦本体12の尻側の端よりも頭側に位置する。このため、袖瓦10の尻側の端面は、瓦本体12と垂れ部本体18とによる段差を有する。
垂れ部本体18の尻側の端18aには、第1対向部20が配置されている。第1対向部20は、垂れ部本体18の尻側の端から尻側に突出しており、垂れ部本体18の上下方向に沿って伸びている。第1対向部20の板厚(即ち左右方向の長さ)は、垂れ部本体18の板厚よりも薄い。第1対向部20は、瓦本体12と左右方向に隙間を有して対向している。
図5、図6を参照して、袖瓦10の葺設時の状態を説明する。なお、図5、図6では、理解を容易にするために、尻側(即ち上方)に配置される袖瓦10を「袖瓦10X」と呼び、袖瓦10Xの各部については、符号に「X」を付す。同様に、頭側(即ち下方)に配置される袖瓦10を「袖瓦10Y」と呼び、袖瓦10Yの各部については、符号に「Y」を付す。また、図5、図6では袖瓦10X,10Yは、上下反転している。なお、図6では、袖瓦10Xの尻側に袖瓦10(「袖瓦10Z」と呼ぶ)がさらに配置されている。図5に示すように、葺設時には、尻側の袖瓦10Xの瓦本体12Xが、頭側の袖瓦10Yの瓦本体12Yの上方に重複するように配置される。これにより、尻側から頭側に流れる水が尻頭方向に並ぶ袖瓦10の隙間から袖瓦10の裏側に流れることを抑制することができる。
葺設時には、袖瓦10Yの尻側端部に配置されている第1対向部20Yと瓦本体12Yとの隙間に、挿入部24Xが配置される。この構成によれば、袖瓦10Xが頭側に隣接する袖瓦10Yに対して左右方向にずれようとすると、挿入部24Xが第1対向部20Yと瓦本体12Yの一方に当接して左右方向のずれが抑制される。一方、袖瓦10Yが尻側に隣接する袖瓦10Xに対して左右方向にずれようとすると、第1対向部20Yと瓦本体12Yの一方が挿入部24Xに当接して左右方向のずれが抑制される。また、第1対向部20Yが垂れ部本体18の上下方向に沿って伸びているため、垂れ部14Xは、上下方向の全長に亘って第1対向部20Yと当接する。このため、袖瓦10X,10Yの左右方向のずれが適切に抑制される。
葺設時には、さらに、袖瓦10Xの頭側端部に配置されている第2対向部22Xと瓦本体12Xとの隙間に、袖瓦10Yの瓦本体12Yの尻側端部が配置される。この構成によれば、袖瓦10Xが頭側に隣接する袖瓦10Yに対して上下方向にずれようとすると、第2対向部22Xと瓦本体12Xの一方が瓦本体12Yに当接して上下方向のずれが抑制される。一方、袖瓦10Yが尻側に隣接する袖瓦10Xに対して上下方向にずれようとすると、瓦本体12Yが第2対向部22Xと瓦本体12Xの一方に当接して上下方向のずれが抑制される。
同様に、袖瓦10Xと袖瓦10Xの尻側に配置される袖瓦10Zとによって、袖瓦10X、10Zの上下左右方向のずれが抑制される。
上記の構成によれば、葺設され、尻頭方向に複数の袖瓦10が隣接配置されている状態では、袖瓦10Xは、尻側において尻側に隣接する袖瓦10Zによって、上下左右方向のずれが規制されるとともに、頭側において頭側に隣接する袖瓦10Yによって、上下左右方向のずれが規制される。
また、第1対向部20の板厚は、垂れ部本体18の板厚よりも薄い。この構成によれば、第1対向部20の外側面と垂れ部本体18の外側面とに段差が生じることなく、第1対向部20と瓦本体12とを隙間を有して対向させることができる。また、第2対向部22の上下方向の長さは、垂れ部本体18の上下方向の長さよりも短い。これにより、垂れ部本体18の下端面と第2対向部22の下端面と同一平面上に配置させた状態で、第2対向部20と瓦本体12とを隙間を有して対向させることができる。これにより、垂れ部14の外観を損なわずに、第1対向部20、第2対向部22を垂れ部14に配置することができる。
さらに、挿入部24を配置することによって、第2対向部22と瓦本体12とが離間している構成と比較して、第2対向部22が破損することを抑制することができる。
(第2実施例)
図7,8を参照して、第1実施例と異なる点を説明する。図7に示すように、袖瓦100は、瓦本体112と垂れ部114とを備える。瓦本体112は、後で説明する箇所を除いて、瓦本体12と同様の構成を有する。
瓦本体112の破風側の端には、瓦本体112から下方に伸びる垂れ部114が配置されている。垂れ部114は、瓦本体112の破風側の端縁と同一平面上に配置されている。垂れ部114は、垂れ部本体118と、第1対向部120と(図8参照)、第2対向部122を備える。垂れ部114の頭側の端部には、第2対向部122が配置されている。第2対向部122は、瓦本体112の裏面112aと対向する対向面122aを有する。裏面112aと対向面122aとの間は、左右方向に貫通している。
第2対向部122の尻側の端には、平板形状の垂れ部本体118が連結されている。垂れ部本体118の下端面(図7の上方の端面)は、第2対向部122と同一平面上に配置されている。垂れ部本体118の下端面は、頭側から尻側に向かって徐々に瓦本体112側に傾斜している。
図8に示すように、垂れ部本体118の尻側の端118aは、瓦本体112の尻側の端よりも頭側に位置する。垂れ部本体118の尻側の端118aには、第1対向部120が配置されている。第1対向部120は、垂れ部本体118の尻側の端から尻側に突出しており、垂れ部本体118の上下方向に沿って伸びている。第1対向部120の板厚(即ち左右方向の長さ)は、垂れ部本体118の板厚よりも薄い。垂れ部本体118の尻側の端118aには、さらに、瓦本体112の挿入部124が配置されている。挿入部124は、尻側の端118aから尻側に伸びる。挿入部124の尻頭方向の長さは、第1対向部120の尻頭方向の長さよりも短い。第1対向部120は、挿入部124よりも尻側において、瓦本体112と左右方向に隙間を有して対向している。
図9、図10に示すように、袖瓦100の葺設時には、尻側の袖瓦100(以下では尻側の袖瓦100の符号に「X」を付す)の瓦本体112Xが、頭側の袖瓦100(以下では頭側の袖瓦100の符号に「Y」を付す)の瓦本体112Yの上方に重複するように配置される。なお、図9、図10では袖瓦100X,100Yは、上下反転している。
袖瓦100Yの尻側端部に配置されている第1対向部120Yと瓦本体112Yとの隙間に、垂れ部本体118Xが配置される。なお、第1対向部120Yは、垂れ部114Xの外側に当接する。この構成によれば、垂れ部本体118Xと第1対向部120Yあるいは瓦本体112Yとが当接することによって、袖瓦100X,100Yの左右方向のずれが抑制される。
さらに、袖瓦100Xの頭側端部に配置されている第2対向部122Xと瓦本体112Xとの隙間に、袖瓦100Yの瓦本体112Yの挿入部124Yが配置される。この構成によれば、挿入部124Yと第2対向部122Xあるいは瓦本体112Xとが当接することによって、袖瓦100X,100Yの上下方向のずれが抑制される。
同様に、袖瓦100Xと袖瓦100Xの尻側に配置される袖瓦100Zとによって、袖瓦100X、100Zの上下左右方向のずれが抑制される。
上記の構成によれば、葺設され、尻頭方向に複数の袖瓦100が隣接配置されている状態では、袖瓦100Xは、尻側において尻側に隣接する袖瓦100Zによって、上下左右方向のずれが規制されるとともに、頭側において頭側に隣接する袖瓦100Yによって、上下左右方向のずれが規制される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、本明細書に開示される「袖瓦」は、袖瓦10,100のように瓦本体12,112が湾曲している形状以外にも、瓦本体が平板形状を有する袖瓦(いわゆる平板瓦)であってもよいし、瓦本体の一部が湾曲し他の一部が平板である袖瓦であってもよい。
また、上記の各実施例では、袖瓦10,100は、尻側の端部に第1対向部20,120を有し、頭側の端部に第2対向部22,122を有する。しかしながら、第1対向部20,120が頭側の端部に配置され、第2対向部22,122が尻側の端部に配置されていてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10,100:袖瓦
12,112:瓦本体
14,114:垂れ部
16:突堤部
18:垂れ部本体
20,120:第1対向部
22,122:第2対向部
24,124:挿入部
26:拡張部

Claims (5)

  1. 瓦本体と、
    前記瓦本体の左右方向の一端に配置される垂れ部と、を備え、
    前記垂れ部は、
    尻頭方向の一方の端に、前記瓦本体と左右方向に隙間を有して対向する第1対向部と、
    尻頭方向の他方の端に、前記瓦本体と上下方向に隙間を有して対向する第2対向部と、有しており、
    葺設時に、前記第1対向部と前記瓦本体との前記隙間に尻頭方向の前記一方の端に隣接する袖瓦の垂れ部が配置され、前記第2対向部と前記瓦本体との前記隙間に尻頭方向の前記他方の端に隣接する袖瓦の前記瓦本体が配置される、袖瓦。
  2. 前記垂れ部は、前記第1対向部と前記第2対向部との間に配置されており、前記瓦本体の左右方向の前記一端から下方に伸びる垂れ部本体を、さらに備え、
    前記第1対向部は、前記垂れ部本体に沿って上下方向に伸びている、請求項1に記載の袖瓦。
  3. 前記第2対向部は、前記垂れ部本体の尻頭方向の前記他方の端から突出しており、
    前記第2対向部の前記上下方向の長さは、前記垂れ部本体の前記上下方向の長さよりも短く、
    前記第2対向部の下端面は、前記垂れ部本体の下端面と同一平面上に位置する、請求項2に記載の袖瓦。
  4. 前記垂れ部は、さらに、前記第2対向部と前記瓦本体との前記隙間に配置されており、前記第2対向部と前記瓦本体に連結される挿入部を備え、
    前記挿入部の板厚は、前記第2対向部の板厚よりも薄く、
    葺設時に、前記挿入部は、前記尻頭方向の前記他方の端部に隣接する前記袖瓦の前記第1対向部と前記瓦本体との前記隙間に配置される、請求項1から3のいずれか一項に記載の袖瓦。
  5. 前記一方の端部は、尻側の端部であり、
    前記他方の端部は、頭側の端部である、請求項1から4のいずれか一項に記載の袖瓦。
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