JP2016117984A - ローラーカッター用カッターホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータリー方式とウェッジ方式の両機能を備えたローラーカッター用カッターホルダーを提供すること等である。
【解決手段】トンネル掘削機1のカッターヘッド2に装備されるローラーカッター3を支持するカッターホルダー23において、ローラーカッター3の1対の係合軸部3cを支持する1対のホルダー部材25と、各ホルダー部材25に形成された1対の収容凹部26と、1対の収容凹部26の後端に連通し且つ1対の係合軸部3cが通過可能な1対の開放溝27と、各収容凹部26に収納され且つローラーカッター3を固定可能な第1状態とローラーカッター3を固定解除可能な第2状態とに亙って切り換える為に係合軸部3cと共に90度回動可能なロータリー部材32と、各収容凹部26に収納され且つ第1状態のロータリー部材32と協働して係合軸部3cを楔作用を介して固定可能な楔部材33と、各楔部材33を駆動可能なボルト部材34とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明はローラーカッター用カッターホルダーに関し、特にトンネル掘削機の前端部のカッターヘッドに装備されるローラーカッターをカッターヘッドの後方から交換可能なカッターホルダーに関する。
従来、トンネル掘削機においては、胴体の前端側にカッターヘッドが装備され、複数のシールドジャッキにより胴体及びカッターヘッドを前進駆動しながら、カッターヘッドを回転駆動して、前方の地山(切羽)を掘削してトンネルを掘削していく。トンネル掘削機では、固い地盤を掘削するため複数のローラーカッターを前面部に装備したカッターヘッドが適用される。このローラーカッターは、地山に押圧した状態でカッターヘッドを回転させることによって切羽の岩石を圧砕し掘削していく。
ところで、トンネルの掘削途中に、ローラーカッターが磨耗して掘削能力が低下した場合、その磨耗したローラーカッターを新しいローラーカッターに交換する必要が生じる。特に、長距離のトンネルを連続的に掘削するトンネル掘削機では、ローラーカッターを交換する頻度が多くなる。
ここで、カッターヘッドの前方からローラーカッターを着脱可能に固定したものでは、ローラーカッターを交換する場合に、カッターヘッドとその前方の地山(切羽)との間にカッター交換間隙を形成し、そのカッター交換間隙に作業者が入って交換作業を行う必要がある。しかし、こうしたローラーカッターの交換作業の負荷は非常に大きく時間もかかり、出水の発生等の危険を伴う作業となる。そこで、カッターヘッドの後方からローラーカッターを交換する技術が実用に供されている。
例えば、特許文献1には、ロータリーディスクを使用したカッターホルダーが開示されている。このカッターホルダーでは、ロータリーディスクを180度回動させローラーカッターを後方へ移動させて取り外す。ローラーカッターを取り付ける場合は、前記と逆の手順で作業を行う。
また、特許文献2には、楔作用を利用したカッターホルダーが開示されている。ローラーカッターを交換する際には、カッターヘッドの周回方向(スポーク幅方向)へ移動させた後で開放溝を介して後方に移動させて取り外す必要がある。
特開昭58−189497号公報 特開2013−127182号公報
ローラーカッターは非常に重く(例えば、約100〜300kg)、また、これら回転部の隙間への土砂の噛み込み等が発生するため、特許文献1に開示されたカッターホルダーでは、ローラーカッターと1対のロータリーディスクを180度回動させる回動作業に多大の労力と時間がかかる(例えば、1個のローラーカッターにつき1時間程度)。
トンネル掘削機の掘削性能はカッターヘッドの開口率と関係しており、開口率が高いほど掘削性能が良好であることが知られているが、特許文献2の技術(ウェッジ方式)では、ローラーカッターの周回方向への移動分、カッターヘッドのスポーク幅を広く形成する必要があるので、カッターヘッドの開口率が低下して、トンネル掘削機の掘削能力が低下してしまう。
本発明の目的は、カッターヘッドの後方からの操作(作業)でローラーカッターを後方へ取り外す交換作業を簡単化し、交換作業の時間を短縮可能なローラーカッター用カッターホルダーを提供すること、カッターヘッドの開口率の低下を抑制して、掘削能力の低下を防止可能なローラーカッター用カッターホルダーを提供すること、等である。
請求項1のローラーカッター用カッターホルダーは、トンネル掘削機の前端部のカッターヘッドに装備されるローラーカッターを支持するローラーカッター用カッターホルダーにおいて、前記カッターヘッドのカッタースポークに固定され且つ前記ローラーカッターのローラー軸の端部の1対の係合軸部を支持する為の1対のホルダー部材と、前記1対のホルダー部材の対向側の壁部に夫々形成された前方に開放状の1対の収容凹部と、前記1対の収容凹部の後端に連通し且つ前記1対の係合軸部が通過可能な1対の開放溝と、前記各収容凹部に収納され且つ前記ローラーカッターを固定可能な第1状態と前記ローラーカッターを固定解除可能な第2状態とに亙って切り換える為に前記ローラーカッターの係合軸部と共に90度回動可能なロータリー部材と、前記各収容凹部に収納され且つ前記第1状態の前記ロータリー部材と協働して前記係合軸部を楔作用を介して固定可能な楔部材と、前記各楔部材を前記ローラーカッターの後方から締結方向へ駆動可能なボルト部材と、を備えたことを特徴としている。
請求項2のローラーカッター用カッターホルダーは、請求項1の発明において、前記各収容凹部に前記開放溝に連続する開放隙間を空けて収納され且つ前記ロータリー部材を後方から受け止める断面視円弧状の座面が夫々形成された第1,第2の受座形成部材と、これら受座形成部材を前記各ホルダー部材に固定する為の1対のボルトとを備えたことを特徴としている。
請求項3のローラーカッター用カッターホルダーは、請求項2の発明において、前記第1,第2の受座形成部材のうちの前記楔部材とは反対側の受座形成部材の先端部は、前記カッタースポークを水平姿勢にした状態で前記係合軸部の軸心を含む鉛直面より前方に位置することを特徴としている。
請求項4のローラーカッター用カッターホルダーは、請求項1の発明において、前記ロータリー部材は、前記ローラーカッターを取り外す際に前記楔部材の前方への移動を規制する為のストッパー部を備えていることを特徴としている。
請求項5のローラーカッター用カッターホルダーは、請求項1の発明において、前記ロータリー部材は、前記ローラーカッターの軸心方向への移動を規制する為の鍔部を備えたことを特徴としている。
請求項6のローラーカッター用カッターホルダーは、請求項1の発明において、前記ロータリー部材は、着脱用の工具が係合可能な増厚部を備えたことを特徴としている。
請求項1の発明(ローラーカッター用カッターホルダー)によれば、ローラーカッターの固定状態と固定解除状態とを回動により切換え可能なロータリー部材と、楔作用を利用してローラーカッターの係合軸部を固定可能な楔部材とが協働してローラーカッターの係合軸部を1対のホルダー部材に固定するので、ローラーカッターの掘削反力を、楔部材に作用させずに、第1状態のロータリー部材を介してホルダー部材で受け止めることができ、ローラーカッターの後方への抜け落ちを防止することができる。この結果、従来のロータリー方式とウェッジ方式との機能を併せ持ったローラーカッター用カッターホルダーを提供することができる。
即ち、ローラーカッターを交換する場合は、カッターヘッドの後方からボルト部材を操作して楔部材による固定を解除して、第1状態のロータリー部材をローラーカッターの係合軸部と共に90度回動して第2状態に切り換え、その後、ローラーカッターの係合軸部を開放溝を通過させて、ローラーカッターを後方へ移動させて取り外すことができる。
そして、新たなローラーカッターの係合軸部を後方から開放溝を通過させて、ローラーカッターを前方へ移動させ、ローラーカッターの係合軸部を第2状態のロータリー部材に係合させてから、ロータリー部材をローラーカッターの係合軸部と共に90度回動することで第1状態に切り換え、ボルト部材によって楔部材を締結方向へ駆動し、ロータリー部材と楔部材とが協働してローラーカッターを固定状態にすることで、ローラーカッターをホルダー部材に取り付けることができる。
この結果、特許文献1のロータリー方式のようにロータリー部材を180度回動する必要がなく、特許文献2のウェッジ方式のようにローラーカッターと共に楔部材やロック部材等の他の部材を取り外す必要がないので、ローラーカッターの交換作業が簡単化し、交換作業の時間を著しく短縮することができ、トンネル掘削工期を短縮することが可能になる。楔作用を介してローラーカッターの係合軸部を固定することで、従来のウェッジ方式と同等の拘束力を確保することができるので、従来のロータリー方式と比較して、掘削反力に対する強度を改善できる。また、従来のウェッジ方式のようにカッターヘッドのスポーク幅を広げる必要が無いので、カッターヘッドの開口率の低下を抑制して、掘削能力が低下するのを防止することができる。
請求項2の発明によれば、各収容凹部に開放溝に連続する開放隙間を空けて収納され且つロータリー部材を後方から受け止める断面視円弧状の座面が夫々形成された第1,第2の受座形成部材と、これら受座形成部材を各ホルダー部材に固定する為の1対のボルトとを備えたので、ホルダー部材より硬度の高い材料で形成した受座形成部材をボルトでホルダー部材に強力に固定することで、掘削反力により塑性変形(へたり)しにくくなり、カッターホルダーの耐久性が向上する。
請求項3の発明によれば、第1,第2の受座形成部材のうちの楔部材とは反対側の受座形成部材の先端部は、カッタースポークを水平姿勢にした状態で係合軸部の軸心を含む鉛直面より前方に位置するので、ローラーカッターを交換する際に、ロータリー部材が前方へ飛び出すのを防止することで、ローラーカッター交換の作業性が向上する。
請求項4の発明によれば、ロータリー部材は、ローラーカッターを取り外す際に楔部材の前方への移動を規制する為のストッパー部を備えているので、ローラーカッターを交換する際に、楔部材が前方へ飛び出すのを防止することで、ローラーカッター交換の作業性が向上する。
請求項5の発明によれば、ロータリー部材は、ローラーカッターの軸心方向への移動を規制する為の鍔部を備えたので、ローラーカッターを交換する際に、ロータリー部材が落下するのを防止することで、ローラーカッター交換の作業性が向上する。
請求項6の発明によれば、ロータリー部材は、着脱用の工具が係合可能な増厚部を備えたので、ローラーカッターを交換する際に、増厚部に着脱用の工具を係合することでスムーズにロータリー部材を回動させてローラーカッターを容易に着脱することができる。
本発明の実施例に係るトンネル掘削機の縦断面図である。 カッターヘッドの正面図である。 ローラーカッター用カッターホルダーの前方からの正面図である。 ローラーカッター用カッターホルダーの断面図である。 ローラーカッター用カッターホルダーの後方からの背面図である。 ローラーカッター用カッターホルダーの周回方向からの側面図である。 図6の要部拡大図である。 ロータリー部材の斜視図である。 ローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 ローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 ローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 ローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 ローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 着脱用の工具の側面図である。 着脱用の工具の平面図である。 着脱用の工具を使用したローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 着脱用の工具を使用したローラーカッターの取り外し状況を示す説明図である。 着脱用の工具を使用したローラーカッターの取り付け状況を示す説明図である。 着脱用の工具を使用したローラーカッターの取り付け状況を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
本実施例は、カッターヘッド2に複数のローラーカッター3を装備したトンネル掘削機1に本発明を適用した場合の例である。尚、図1,図4,図6の矢印Aが示す方向をトンネル掘削機1の前方とし、図2〜図5の矢印Bが示す方向をローラーカッター3の周回方向(カッターヘッド2の軸心を中心としたローラーカッター3の周回方向)とし、図2,図3,図5,図6の矢印Cが示す方向をカッターヘッド2の径方向(カッターヘッド2の中心から外側に延びる放射方向、ローラーカッター3のローラー軸方向)として説明する。
先ずは、トンネル掘削機1の全体構造について簡単に説明する。
図1、図2に示すように、トンネル掘削機1は、複数のローラーカッター3が装備されたカッターヘッド2と、チャンバー4の後端を仕切る隔壁5と、前胴6a及び後胴6bと、カッターヘッド2を回転自在に支持する機構および複数のカッター駆動モータ7と、ロータリージョイント8、複数のシールドジャッキ9及び複数の中折れジャッキ10と、送水管11及び排泥管12と、複数のグリッパー13と、回転自在に支持された回転リング部材14及びこの回転リング部材14を回転駆動する回転駆動手段15と、回転リング部材14に装備され且つセグメント16をトンネル内面に覆工するエレクタ装置17と、後部プラットフォーム18等を備えた一般的な構造のものである。
このトンネル掘削機1では、カッターヘッド2と胴部材(前胴6aと後胴6b)を複数のシールドジャッキ9により覆工済のセグメント16に反力をとって前進駆動しながら、複数のカッター駆動モータ7によりカッターヘッド2を回転駆動して、前方の地山(切羽)を掘削してトンネルを掘削し、掘削した岩石片を含む泥水を排泥管12から排出し、トンネル内面にエレクタ装置17によりセグメント16を覆工していく。
次に、カッターヘッド2について説明する。
図1,図2に示すように、カッターヘッド2は、例えば、ヘッド中央部20と、このヘッド中央部20から半径方向へ延びる複数のカッタースポーク21と、これらカッタースポーク21の外周端に連結された外周リング22と、チャンバー4内に配設され且つ正面視一字状で且つ閉断面部材からなる接続アーム2aとを有する。
各カッタースポーク21は、ローラーカッター3の外径よりもやや大きな間隔を空けて平行に対向状に配置された1対のスポーク板21aからなり、各カッタースポーク21には、複数のローラーカッター3が径方向に適当間隔おきに装備されている。外周部のローラーカッター3以外の大多数のローラーカッター3はその軸心Xをカッタースポーク21と平行方向(カッターヘッド2の径方向)に向けて配置されている。
本発明のローラーカッター用カッターホルダー23(以下、カッターホルダ23という)が上記1対のスポーク板21aに装着されている。
次に、ローラーカッター3について説明する。
図3〜図6に示すように、各ローラーカッター3は、1対のスポーク板21aに固定されたカッターホルダー23に後方から夫々着脱可能に装着されている。ローラーカッター3は、ローラー軸3aと、このローラー軸3aに回転自在に装着されたローラーカッター本体3bと、ローラー軸3aの両端部に形成された係合軸部3cを有している。
係合軸部3cは、ほぼ四角形の台形的形状に形成されている。図4に示すように、ローラーカッター3がカッターホルダー23に固定された状態において、係合軸部3cには、前面3fと、後面3rと、前面3f及び後面3rと直交状の直交側面3nと、この直交側面3nと反対側の傾斜側面3d(楔部材33側端面)とが形成されている。傾斜側面3dは、後端側程軸心Xから離隔するように傾斜している。
次に、カッターホルダー23について説明する。
図3〜図6に示すように、カッターホルダー23は、カッターヘッド2にローラーカッター3を回転可能に支持する為のものであり、1対のホルダー部材25と、この1対のホルダー部材25に夫々形成された収容凹部26及び開放溝27と、各収容凹部26に夫々装着された第1,第2の受座形成部材28,29及び1対のボルト31a,31bと、各収容凹部26に夫々収納されたロータリー部材32及び楔部材33と、各楔部材33に対応するボルト部材34等を備えている。
次に、1対のホルダー部材25について説明する。
1対のホルダー部材25は、ローラーカッター3の1対の係合軸部3cを支持するものである。1対のホルダー部材25は、1対のスポーク板21aの間においてスポーク板21aと直交するように且つローラーカッター3の軸心X方向幅よりも僅かに大きな間隔を隔てて対面状に平行に且つ対称に配設されている。
各ホルダー部材25は、軸心X方向から視て略矩形の形状に形成され、係合軸部3cの長さの約1.5倍程度の厚さを有する。各ホルダー部材25の周回方向の両端部が1対のスポーク板21aの内側面に溶接接合されると共に、1対のスポーク板21aに固定されたブロック部材21bにボルト部材21cで固定されている。
1対のホルダー部材25の対向側の壁部のうち、内面側から係合軸部3cの長さと略同じ厚さ部分には、前方に開放状の1対の収容凹部26と、この1対の収容凹部26の後端中央部に夫々連通し且つ1対の係合軸部3c(傾斜面3dを後方に向けた姿勢の係合軸部3c)が通過可能な1対の開放溝27とが夫々形成されている。各収容凹部26は、軸心X方向から視て略矩形の形状に形成されている。各開放溝27の溝幅は、係合軸部3cの前面3fと後面3r間の幅より僅かに大きく且つ直交側面3nと傾斜側面3dの間の最大幅より僅かに小さく形成されている。
次に、第1,第2の受座形成部材28,29について説明する。
第1,第2の受座形成部材28,29は、ロータリー部材32を支持する為のものであり、開放溝27の両側において開放溝27に連続する開放隙間27aを空けて収容凹部26に収納されている。第1,第2の受座形成部材28,29は、収容凹部26に着脱可能に夫々装着されている。第1,第2の受座形成部材28,29は、例えば、クロムモリブデン鋼からなる材料で製作されている。
第1の受座形成部材28の内側面(第2の受座形成部材29に対向する側面)には、軸心Xを中心とする断面視円弧状の座面28aが形成され、第2の受座形成部材29の内側面(第1の受座形成部材28に対向する側面)には、座面28aより短い軸心Xを中心とする断面視円弧状の座面29aが形成されている。第1,第2の受座形成部材28,29の座面28a,29aは、夫々、ロータリー部材32の外周の部分円筒面37を後方から受け止め可能な曲面状に構成されている。第1,第2の受座形成部材28,29の座面28a,29aの曲率半径は、ロータリー部材32の曲率半径と同じに設定されている。
第1の受座形成部材28は、第2の受座形成部材29の前後方向の長さの約1.5倍程度の長さを有する。第1,第2の受座形成部材28,29の座面28a,29aの長さは、1/4円周,1/8円周程度の長さに夫々設定されている。第1,第2の受座形成部材28,29のうちの楔部材33とは反対側の第1の受座形成部材28の先端部28bは、カッタースポーク21を図9のように水平姿勢にした状態で、軸心Xを含む鉛直面V(カッタースヘッド2の周回面と平行な面)より前方まで延びている。
第1,第2の受座形成部材28,29は、ホルダー部材25の後側から操作可能な1対のボルト31a,31bによりホルダー部材25に固定されている。
次に、ロータリー部材32について説明する。
ロータリー部材32は、半円の一部を切り欠いたような形状に形成され、ローラーカッター3を固定可能な第1状態(図4,図9,図10参照)とローラーカッター3を固定解除可能な第2状態(図11,図12参照)とに亙って切り換える為に、ローラーカッター3のローラー軸3a及び係合軸部3cと共に90度回動可能に収容凹部26に収納されている。
ロータリー部材32は、係合軸部3cの長さと同程度の厚さを有する。ロータリー部材32は、前面36aと、係合軸部3cの直交側面3nが当接する軸受側面36bと、この軸受側面36bの後端からスポーク板21aと直交方向へ延び且つ係合軸部3cの後面3rが当接する軸受後面36cと、この軸受後面36cに連続状に軸受側面36bと反対側への延びる後面36dと、第1,第2の受座形成部材28,29に密着状に当接する外周側の部分円筒面37とを有する。
ロータリー部材32は、さらに、ローラーカッター3を取り外す際に楔部材33の前方への移動を規制するストッパー部32aと、軸心X方向への移動を規制する鍔部38と、着脱用の工具51が係合可能な増厚部39等を備えている。
ストッパー部32aは、ロータリー部材32の前端部に前面36aより前方に突出するように形成されている。ストッパー部32aの先端は、ロータリー部材32が第1状態のときには第1の受座形成部材28の前端と同じ前後位置になる。
図7に示すように、鍔部38は、部分円筒面37のうちのローラーカッター本体3bと反対側の端部の全長に亙って且つ部分円筒面37から外側に僅かに突出するように形成されている。この鍔部38は、第1,第2の受座形成部材28,29とホルダー部材25との間の隙間38aに係合され、ロータリー部材32の軸心X方向への移動を規制している。
増厚部39は、収容凹部26に収容された状態のロータリー部材32の外側に膨張するようにロータリー部材32に形成されている。増厚部39は、第1状態のロータリー部材32におけるローラーカッター側の端面のうちの、第2の受座形成部材29の座面29aに当接する部分から係合軸部3cが当接する部分に対応するように形成されている。この増厚部39は、ロータリー部材32を第1状態から第2状態に切り換える際に着脱用の工具51が係合される第1係合部39aと、第2状態から第1状態に切り換える際に着脱用の工具51が係合される第2係合部39bとを有する。
次に、楔部材33について説明する。
楔部材33は、第1状態のロータリー部材32と協働してローラーカッター3の係合軸部3cを楔作用を介して固定する為のものである。即ち、楔部材33は、係合軸部3cを介して第1状態のロータリー部材32を第1,第2の受座形成部材28,29との間で回動不能となるように拘束するためのもので、収容凹部26に収納されている。楔部材33は、ボルト部材34によってローラーカッター3の後方から締結方向又は締結解除方向へ駆動可能であり、楔部材33が締結方向へ駆動された際には、係合軸部3cと収容凹部26の側壁面26aとの間に嵌合される。
楔部材33は、軸心X方向から視て台形に形成されている。楔部材33の係合軸部3cの傾斜側面3dに対向する側面には、傾斜側面3dと同方向に傾斜したテーパ面33aが形成されている。楔部材33には、前後方向に延びるボルト穴33bが形成され、このボルト穴33bに対応するように第2の受座形成部材29にボルト挿通孔29bが形成され、ホルダー部材25にボルト挿通孔25bが形成されている。
ボルト部材34の後端のダブルナット41とホルダー部材25の後側壁面25aとの間にはスペーサ42が設けられ、ボルト穴33bの開口部近傍にはロックナット43が設けられている。
次に、ローラーカッター3の着脱方法について図9〜図13に基づいて説明する。
図9に示すように、トンネルを掘削可能な使用状態では、ローラーカッター3の係合軸部3cは、第1状態のロータリー部材32の軸受側面36bと軸受後面36cとに当接され、楔部材33がボルト部材34で後方(締結方向)に駆動されて、楔部材33のテーパ面33aと係合軸部3cの傾斜側面3dとが係合され、楔部材33が係合軸部3cの傾斜側面3dと収容凹部26の側壁面26aとの間に嵌合されている。
こうして、係合軸部3cが、楔部材33と軸受側面36b及び軸受後面36cとの間に挟着されるので、係合軸部3cの前後方向への移動が規制される。このため、楔部材33によって係合軸部3cが第1状態のロータリー部材32に固定保持されるので、ローラーカッター3の掘削反力は、ロータリー部材32を介して第1,第2の受座形成部材28,29で受け止められる。
次に、ローラーカッター3を交換する場合は、図10に示すように、ボルト部材34を僅かに弛め、ボルト部材34からスペーサ42を取り外し、カッターヘッド2の後方からボルト部材34を操作して、楔部材33をダブルナット41がホルダー部材25の後側壁面25aに当接するまで前方に移動させ、楔部材33による係合軸部3cの固定を解除する。このとき、楔部材33の後端部が収容凹部26から外側に突出しないようにボルト部材34やスペーサ42の長さが予め調整されている。
次に、図11に示すように、第1状態のロータリー部材32を、前面36aが楔部材33に当接するまで、着脱用の工具51等を用いてローラーカッター3のローラー軸3b及び係合軸部3cと共に90度回動させて第2状態に切り換える。このとき、ロータリー部材32の軸受後面36c及び後面36dと第1の受座形成部材28の開放隙間27a側の壁部と開放溝27の壁部とが直線状になる。
次に、図12に示すように、1対のホルダー部材25の後方にレール部材45を取り付け、ローラーカッター3の1対の係合軸部3cを開放溝27を夫々通過させ、1対の係合軸部3cをレール部材45上を摺動させてローラーカッター3を後方へ移動させて、ローラーカッター3を搬出する。
新規のローラーカッター3は、上記の逆の手順にて装着することができる。即ち、新たなローラーカッター3の係合軸部3cを後方から開放溝27を通過させて、ローラーカッター3を前方へ移動させ、係合軸部3cを第2状態のロータリー部材32に係合させてから、ロータリー部材32をローラー軸3b及び係合軸部3cと共に90度回動させることで第1状態に切り換え、ボルト部材34によって楔部材33を締結方向へ駆動することで、ロータリー部材32と楔部材33が協働してローラーカッター3を固定状態にするように、ローラーカッター3を1対のホルダー部材25に取り付ける。
尚、ロータリー部材32が座面28a,29aに強力に係合している場合、図13に示すように、第1の受座形成部材28を固定しているボルト31aを取り外し、大径ボルト孔25aに適したボルト46を螺合して、このボルト46の先端で第1の受座形成部材28を前方に強力に押圧することで、ロータリー部材32を座面から離し、ローラーカッター3の交換作業を行うことができる。
次に、着脱用の工具51及びその使用方法について図14〜図19に基づいて説明する。
図14,図15に示すように、着脱用の工具51は、1対のスパナ部54と、この1対のスパナ部54を互いに連結する連結板部55と、この連結部板55からスパナ部54とは反対側に延びるハンドル部56とを備え、ローラーカッター3の着脱の両方に使用可能に構成されている。
各スパナ部54は、ロータリー部材32の増厚部39の第1,第2係合部39a,39bに係合可能な第1,第2爪部54a,54bと、第1爪部54aと第2爪部54bとに連なる湾曲部54cとを夫々有している。第1爪部54aと第2爪部54bは、互いに接近するようにスパナ部54の先端部に形成されている。
ローラーカッター3を取り外す際は、図16に示すように、先ず、第1状態のロータリー部材32の増厚部39の第1係合部39aに、着脱用の工具51のスパナ部54の第1爪部54aを夫々引っ掛け、湾曲部54cを増厚部39の外周に夫々当接させ(図16の実線参照)、着脱用の工具51を下方に回動操作することで、1対のロータリー部材32をローラーカッター3のローラー軸3b及び係合軸部3cと共に45度回動させる。
次に、着脱用の工具51を逆向き姿勢にし、増厚部39の第1係合部39aに、スパナ部54の第2爪部54bを引っ掛け、湾曲部54cを増厚部39の外周に当接させ(図17の2点破線参照)、着脱用の工具51を下方に回動操作することで、ローラーカッター3のローラー軸3b及び係合軸部3cと共に45度回動させ、1対のロータリー部材32を第2状態に切り換える。
新規のローラーカッター3を取り付ける際は、図18に示すように、第2状態のロータリー部材32の増厚部39の第2係合部39bに、着脱用の工具51のスパナ部54の第1爪部54aを引っ掛け、湾曲部54cを増厚部39に当接し、着脱用の工具51を上方に回動操作することで、1対のロータリー部材32をローラーカッター3のローラー軸3b及び係合軸部3cと共に45度回動させる。
次に、着脱用の工具51を逆向き姿勢にし、ロータリー部材32の増厚部39の第2係合部39bに、着脱用の工具51のスパナ部54の第2爪部54bを引っ掛け、湾曲部54cを増厚部39の外周に当接させ、着脱用の工具51を上方に回動操作することで、ロータリー部材32を第2状態に切り換える。
次に、本発明のカッターホルダー23の効果について説明する。
本実施形態に係るカッターホルダー23によれば、ローラーカッター3の固定状態と固定解除状態とを回動により切換え可能なロータリー部材32と、楔作用を利用してローラーカッター3の係合軸部3cを固定可能な楔部材33とが協働してローラーカッター3の係合軸部3cを1対のホルダー部材25に固定するので、ローラーカッター3の掘削反力を、楔部材33に殆ど作用させずに、第1状態のロータリー部材32を介してホルダー部材25で受け止めることができ、ローラーカッター3の後方への抜け落ちを防止することができる。この結果、従来のロータリー方式とウェッジ方式との機能を併せ持ったカッターホルダー23を提供することができる。
また、ロータリー部材32を180度回動する必要がなく、ローラーカッター3以外の他の部材を取り外す必要がないので、ローラーカッター3の交換作業が簡単化し、交換作業の時間を著しく短縮することができ、トンネル掘削工期を短縮することが可能になる。楔作用を介してローラーカッター3の係合軸部3cを固定することで、従来のウェッジ方式と同等の拘束力を確保することができるので、従来のロータリー方式と比較して、掘削反力に対する強度を改善できる。また、従来のウェッジ方式のようにカッターヘッド2のスポーク幅を広げる必要が無いので、カッターヘッド2の開口率の低下を抑制して、掘削能力が低下を防止することができる。
さらに、各収容凹部26に開放溝27に連続する開放隙間27aを空けて収納され且つロータリー部材32を後方から受け止める断面視円弧状の座面が夫々形成された第1,第2の受座形成部材28,29と、これら受座形成部材28,29を各ホルダー部材25に固定する為の1対のボルト31a,31bとを備えたので、ホルダー部材25より硬度の高い材料から形成した受座形成部材28,29をボルトボルト31a,31bでホルダー部材25に強力に固定することで、掘削反力により塑性変形(へたり)しにくく、カッターホルダー23の耐久性が向上する。
第1,第2の受座形成部材28,29のうちの楔部材33とは反対側の受座形成部材28の先端部28bは、係合軸部3cの軸心を含む鉛直面Vより前方に位置するので、ローラーカッター3を交換する際に、ロータリー部材32が前方へ飛び出すのを防止する。ロータリー部材32は、ローラーカッター3を取り外す際に楔部材33の前方への移動を規制する為のストッパー部32aを備えているので、ローラーカッター3を交換する際に、楔部材33が前方へ飛び出すのを防止する。ロータリー部材32は、ローラーカッター3の軸心方向への移動を規制する為の鍔部38を備えたので、ローラーカッター3を交換する際に、ロータリー部材32が落下するのを防止する。つまり、これらの構造によって、ローラーカッター交換の作業性が向上する。
ロータリー部材32は、着脱用の工具51が係合可能な増厚部39を備えたので、ローラーカッター3を交換する際に、増厚部39に着脱用の工具51を係合することでスムーズにロータリー部材32を回動させてローラーカッター3を容易に着脱することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した形態について説明する。
[1]前記実施例において、ロータリー部材32の増厚部39の形状や着脱用の工具51の形状は、ほんの一例を示したに過ぎず、ロータリー部材32を回動可能な構造であれば、増厚部39の形状や着脱用の工具の形状は適宜変更可能である。
[2]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例の種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 トンネル掘削機
2 カッターヘッド
3 ローラーカッター
3c 係合軸部
21 カッタースポーク
23 ローラーカッター用カッターホルダー
25 ホルダー部材
26 収容凹部
27 開放溝
27a 開放隙間
28 第1の受座形成部材
29 第2の受座形成部材
31a,31b 1対のボルト
32 ロータリー部材
33 楔部材
34 ボルト部材
37 ストッパー部
38 鍔部
39 増厚部
51 着脱用の工具

Claims (6)

  1. トンネル掘削機の前端部のカッターヘッドに装備されるローラーカッターを支持するローラーカッター用カッターホルダーにおいて、
    前記カッターヘッドのカッタースポークに固定され且つ前記ローラーカッターのローラー軸の端部の1対の係合軸部を支持する為の1対のホルダー部材と、
    前記1対のホルダー部材の対向側の壁部に夫々形成された前方に開放状の1対の収容凹部と、
    前記1対の収容凹部の後端に連通し且つ前記1対の係合軸部が通過可能な1対の開放溝と、
    前記各収容凹部に収納され且つ前記ローラーカッターを固定可能な第1状態と前記ローラーカッターを固定解除可能な第2状態とに亙って切り換える為に前記ローラーカッターの係合軸部と共に90度回動可能なロータリー部材と、
    前記各収容凹部に収納され且つ前記第1状態の前記ロータリー部材と協働して前記係合軸部を楔作用を介して固定可能な楔部材と、
    前記各楔部材を前記ローラーカッターの後方から締結方向へ駆動可能なボルト部材と、
    を備えたことを特徴とするローラーカッター用カッターホルダー。
  2. 前記各収容凹部に前記開放溝に連続する開放隙間を空けて収納され且つ前記ロータリー部材を後方から受け止める断面視円弧状の座面が夫々形成された第1,第2の受座形成部材と、これら受座形成部材を前記各ホルダー部材に固定する為の1対のボルトとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のローラーカッター用カッターホルダー。
  3. 前記第1,第2の受座形成部材のうちの前記楔部材とは反対側の受座形成部材の先端部は、前記カッタースポークを水平姿勢にした状態で前記係合軸部の軸心を含む鉛直面より前方に位置することを特徴とする請求項2に記載のローラーカッター用カッターホルダー。
  4. 前記ロータリー部材は、前記ローラーカッターを取り外す際に前記楔部材の前方への移動を規制する為のストッパー部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のローラーカッター用カッターホルダー。
  5. 前記ロータリー部材は、前記ローラーカッターの軸心方向への移動を規制する為の鍔部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のローラーカッター用カッターホルダー。
  6. 前記ロータリー部材は、着脱用の工具が係合可能な増厚部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のローラーカッター用カッターホルダー。
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