JP2016117258A - ガスバリア性フィルム - Google Patents
ガスバリア性フィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016117258A JP2016117258A JP2014259555A JP2014259555A JP2016117258A JP 2016117258 A JP2016117258 A JP 2016117258A JP 2014259555 A JP2014259555 A JP 2014259555A JP 2014259555 A JP2014259555 A JP 2014259555A JP 2016117258 A JP2016117258 A JP 2016117258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- layer
- mass
- poly
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
Description
(D)平均粒子径1〜300nmの微粒子 5〜100質量部;を含む活性エネルギー線硬化性樹脂組成物からなる第3の発明に記載の積層体である。
(イ)全光線透過率 85%以上。
(ロ)ヘーズ 3.0%以下。
上記(α)ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルム層は、ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルムからなる層である。そのため本発明の積層体は、透明性、色調、耐擦傷性、表面硬度、耐曲げ性、及び表面外観に優れたものになる。
S=P/(L・V)
ここでS:処理量(W・min/m2)、P:放電電力(W)、L:放電電極の長さ(m)、V:ライン速度(m/min)、である。
上記(γ)層は、ガスバリア性を有する透明な薄膜である。(γ)層は、上記(α)層の表層側(積層体をタッチパネル面板として用いる場合に、タッチ面となる側)に形成してもよく、裏面側(積層体をタッチパネル面板として用いる場合に、印刷面となる側)に形成してもよく、両面に形成してもよい。(γ)層は、(α)層の上に直接形成してもよく、アンカーコートを介して形成してもよく、ハードコートを介して形成してもよい。また(γ)層を2層以上積層して形成してもよい。
本発明の積層体は、好ましくは、最表層側に更に(δ)ハードコート層を有する。耐擦傷性、及び表面硬度を向上させることができる。
上記成分Aは、1分子中に2以上の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレートであり、1分子中に2以上の(メタ)アクリロイル基を有するため、紫外線や電子線等の活性エネルギー線により重合・硬化して、ハードコートを形成する働きをする。
上記成分Bは、分子内に(メタ)アクリロイル基を有することにより上記成分Aと、アルコキシシリル基を有することにより上記成分Dと、化学結合ないし強く相互作用することができ、ハードコートの耐擦傷性を大きく向上させる働きをする。また成分Bは上記成分Eとも、分子内に(メタ)アクリロイル基を有することにより、あるいはアルコキシシリル基を有することにより、化学結合ないし強く相互作用し、成分Eがブリードアウトするなどのトラブルを防止する働きもする。ここで(メタ)アクリロイル基は、アクリロイル基又はメタクリロイル基の意味である。なお成分Bは、アルコキシシリル基を有するという点で成分Aとは区別され、アルコキシシリル基と1分子中に2以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、成分Bである。
上記成分Cは、上記成分Bの働きを補助する成分であり、ハードコートの耐擦傷性を大きく向上させる観点において、成分Bと成分Cとは特異的な好相性を示す。また成分C自身も、上記成分Dなどと化学結合ないし強く相互作用し、ハードコートの耐擦傷性を高める働きをする。
上記成分Dは、ハードコートの表面硬度を高める働きをする。一方、上記成分Aとの相互作用は弱く、耐擦傷性を不十分なものにする原因となっていた。そこで、成分Aと成分Dの両方に化学結合ないし強く相互作用することのできる上記成分B、及び成分Bの働きを補助する上記成分Cを用い、この問題を解決したものである。
上記活性エネルギー線硬化性樹脂組成物には、指すべり性、汚れの付着防止性、及び汚れの拭取り性を高める観点から、更に、(E)撥水剤 0.1〜7質量部;を含ませることが好ましい。
(イ)水蒸気透過性:
JIS K7129:2008の附属書B「赤外線センサ法による水蒸気透過度の求め方」に従い、該規格の表B.1中の条件3(透過セルの温度40±0.5℃、相対湿度差90±2%、高温度チャンバの相対湿度90±2%、及び低温度チャンバの相対湿度0%)の条件で、GTRテック株式会社のガス・水蒸気透過率測定装置「GTR−10X/30X(商品名)を使用して測定した。
JIS K7126−1:2006の付属書2「ガスクロマトグラフ法によるガス透過度試験方法」に従い、GTRテック株式会社のガス・水蒸気透過率測定装置「GTR−10X/30X(商品名)を使用し、温度23℃、湿度0%の条件で測定した。
JIS K 7361−1:1997に従い、日本電色工業株式会社の濁度計「NDH2000(商品名)」を用いて測定した。
JIS K 7105:1981に従い、株式会社島津製作所の色度計「SolidSpec−3700(商品名)」を用いて測定した。
(α)ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルム:
(α−1)図1に概念図を示す構成の共押出製膜装置を使用し、エボニック社のポリ(メタ)アクリルイミド「PLEXIMID TT70(商品名)」を押出機1により透明多層フィルムの両外層(α1層とα2層)として、住化スタイロンポリカーボネート株式会社の芳香族ポリカーボネート「カリバー301−4(商品名)」を透明多層フィルムの中間層(β層)として、α1層;β層;α2層;が、この順に直接積層された透明多層フィルムの溶融フィルム4を、2種3層マルチマニホールド方式の共押出Tダイ3から連続的に押出し、α1層が鏡面ロール5側になるように、回転する鏡面ロール5と鏡面ロールの外周面に沿って循環する鏡面ベルト6との間に供給投入し、押圧して、全厚み250μm、α1層の層厚み80μm、β層の層厚み90μm、α2層の層厚み80μmの、良好な表面外観の透明多層フィルムを得た。このとき設定条件は、製膜前の乾燥温度は、(α−1)が150℃、(β−1)が100℃;押出機1の設定温度はC1/C2/C3/C4/C5/AD=260/290〜290℃;押出機2の設定温度はC1/C2/C3/C4/C5/C6/AD=260/280/280/260〜260/270℃;押出機1、2の何れも窒素パージを行い、真空ベントを使用;Tダイ3の設定温度300℃、リップ開度0.5mm;鏡面ロール5の設定温度130℃;鏡面ベルト6の設定温度120℃、押圧1.4MPa;引取速度6.5m/分であった。全光線透過率、ヘーズ、及び黄色度指数を測定した。結果を表1に示す。
上記(α−1)の片面に、低温プラズマ化学気相成長装置を使用し、へキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリウム=1:10:10(単位:slm)の蒸着用混合ガスを用い、真空度6Paの条件で、厚さ100nmの炭素含有酸化珪素蒸着膜からなる(γ)ガスバリア層を形成した。上記試験(イ)〜(二)を行った。結果を表1に示す。
上記(α−1)の替わりに表1又は2に示すポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルムを用いたこと以外は、全て実施例1と同様に行った。結果を表1又は2に示す。
日本ゼオン株式会社の厚さ100μmの環状オレフィン系樹脂フィルム「ゼオノアZF14(商品名)」の片面に、低温プラズマ化学気相成長装置を使用し、へキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリウム=1:10:10(単位:slm)の蒸着用混合ガスを用い、真空度6Paの条件で、厚さ100nmの炭素含有酸化珪素蒸着膜からなる(γ)ガスバリア層を形成した。続いて、上記(α−1)のα2層側(鏡面ベルト側面)と上記で得た(γ)ガスバリア層を有する環状オレフィン系樹脂フィルムの(γ)ガスバリア層側面とを厚さ25μmの光学粘着シートを用いて積層し、積層体を得た。上記試験(イ)〜(二)を行った。結果を表3に示す。
上記(α−1)の替わりに上記(α−14)を用いたこと以外は、全て実施例15と同様に行った。結果を表3に示す。
上記環状オレフィン系樹脂フィルムの替わりに、厚さ100μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルムを用いたこと以外は、全て実施例15と同様に行った。結果を表3に示す。
上記環状オレフィン系樹脂フィルムの替わりに、厚さ100μmのトリアセチルセルロース系樹脂フィルムを用いたこと以外は、全て実施例15と同様に行った。結果を表3に示す。
上記環状オレフィン系樹脂フィルムの替わりに、厚さ100μmのポリメタクリル酸メチル系樹脂フィルムを用いたこと以外は、全て実施例15と同様に行った。結果を表3に示す。
上記環状オレフィン系樹脂フィルムの替わりに、厚さ100μmの芳香族ポリカーボネート系樹脂フィルムを用いたこと以外は、全て実施例15と同様に行った。結果を表3に示す。
(ホ)水接触角:
ハードコート積層フィルムのタッチ面側ハードコート面を、KRUSS社の自動接触角計「DSA20(商品名)」を使用し、水滴の幅と高さとから算出する方法(JIS R 3257:1999を参照。)で測定した。
縦150mm、横50mmの大きさで、ハードコート積層フィルムのマシン方向が試験片の縦方向となるように採取した試験片を、タッチ面側ハードコート面が表面になるようにJIS L 0849の学振試験機に置き、学振試験機の摩擦端子に、4枚重ねのガーゼ(川本産業株式会社の医療用タイプ1ガーゼ)で覆ったステンレス板(縦10mm、横10mm、厚み1mm)を取付け、該ステンレス板の縦横面が試験片と接触するようにセットし、350g荷重を載せ、試験片のタッチ面側ハードコート面を、摩擦端子の移動距離60mm、速度1往復/秒の条件で往復2万回擦った後、上記(ヘ)の方法に従い、当該綿拭箇所の水接触角を測定した。なお水接触角が100度以上であれば、耐擦傷性は良好であると判断される。また2万往復後の水接触角が100度未満のときは、所定の往復回数を1万5千回、及び1万回に変更した測定も行い、以下の基準で評価した。
◎:往復回数2万回後でも水接触角100度以上。
○:往復回数1万5千回後では水接触角100度以上だが、2万回後は100度未満。
△:往復回数1万回後では水接触角100度以上だが、1万5千回後は100度未満。
×:往復回数1万回後で水接触角100度未満。
ハードコート積層フィルムのタッチ面側ハードコート面を人差し指で上下左右や円状になぞり、思い通りになぞることができたか否かの印象により評価した。試験は10名が各々行い、思い通りになぞれた場合を2点、ほぼ思い通りになぞれた場合を1点、指が引っ掛かるなどして思い通りになぞれなかった場合を0点として各人の点数を集計し、以下の基準で評価した。
◎:16〜20点
△:10〜15点
×:0〜9点
上記(ヘ)の方法に従い、2万往復綿拭した後のハードコート積層フィルムをサンプルとしたこと以外は、上記(ト)指すべり性と同様に試験し、評価した。
ハードコート積層フィルムを、タッチ面側ハードコート面が表面になるようにJIS L 0849の学振試験機に置いた。続いて、学振試験機の摩擦端子に#0000のスチールウールを取り付けた後、500g荷重を載せ、試験片の表面を100往復擦った。上記表面を目視観察し、以下の基準で評価した。
◎:傷がない
○:1〜5本の傷がある
△:6〜10本の傷がある
×:11本以上の傷がある
JIS K 7197:1991に従い測定した。セイコーインスツル株式会社の熱機械的分析装置(TMA)「EXSTAR6000(商品名)」を用いた。試験片は、縦20mm、横10mmの大きさで、フィルムのマシン方向(MD)が試験片の縦方向となるように採取した。試験片の状態調節は、温度23℃±2℃、相対湿度50±5%で24時間とし、フィルムの物性値としての寸法安定性を測定する目的から、測定最高温度における状態調節は行わなかった。チャック間距離は10mm、温度プログラムは、温度20℃で3分間保持した後、昇温速度5℃/分で温度270℃まで昇温するプログラムとした。線膨張係数は、得られた温度−試験片長さ曲線から、低温側温度30℃、高温側温度250℃として計算した。
JIS−K6902の曲げ成形性(B法)を参考とし、温度23℃±2℃、相対湿度50±5%にて24時間状態調節した試験片について、曲げ温度23℃±2℃、折り曲げ線はハードコート積層フィルムのマシン方向と直角となる方向とし、ハードコート積層フィルムのタッチ面側ハードコート面が外側となるように折り曲げて曲面が形成されるようにして行った。クラックが発生しなかった成形ジグのうち正面部分の半径の最も小さいものの正面部分の半径を最小曲げ半径とした。
コンピュータにより自動制御を行うルーター加工機を使用し、ハードコート積層フィルムに、半径0.5mmの真円形の切削孔と半径0.1mmの真円形の切削孔を設けた。このとき使用したミルは刃先の先端形状が円筒丸型の超硬合金製4枚刃、ニック付きのものであり、刃径は加工箇所に合わせて適宜選択した。続いて半径0.5mmの切削孔について、その切削端面を目視又は顕微鏡(100倍)観察し、以下の基準で評価した。同様に半径0.1mmの切削孔について、その切削端面を目視又は顕微鏡(100倍)観察し、以下の基準で評価した。表には前者の結果−後者の結果の順に記載した。
◎:顕微鏡観察でもクラック、ヒゲは認められない
○:顕微鏡観察でもクラックは認められない。しかしヒゲは認められる。
△:目視でクラックは認められない。しかし顕微鏡観察ではクラックが認められる。
×:目視でもクラックが認められる。
JIS K 5600−5−4に従い、750g荷重の条件で、三菱鉛筆株式会社の鉛筆「ユニ(商品名)」を用い、ハードコート積層フィルムのタッチ面側ハードコート面について測定した。
(A)多官能(メタ)アクリレート:
(A−1)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート。6官能。
(A−2)エトキシ化トリメチロールプロパンアクリレート。3官能。
(B−1)信越化学工業株式会社の「信越シリコーンKR−513(商品名)」、Rはメトキシ基、R’はアクリロイル基、R”はメチル基。
(B−2)信越化学工業株式会社の「信越シリコーンX−40−2655A(商品名)」、Rはメトキシ基、R’はメタクリロイル基、R”はメチル基。
(B’−1)信越化学工業株式会社の「信越シリコーンKBM−403(商品名)」、アルコキシシリル基とエポキシ基を有する化合物。(メタ)アクリロイル基を有しない。
(B’−2)信越化学工業株式会社の「信越シリコーンKBM−903(商品名)」、アルコキシシリル基とアミノ基を有する化合物。(メタ)アクリロイル基を有しない。
(C−1)日本曹達株式会社のチタニウム−i−プロポキシオクチレングリコレート「TOG(商品名)」。
(C−2)日本曹達株式会社のテトラキス(2−エチルヘキシルオキシ)チタン「TOT(商品名)」。
(C−3)日本曹達株式会社のジ−i−プロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チタン「T−50(商品名)」。
(C’−1)日本曹達株式会社のテトラ−n−プロポキシジルコニウム「ZAA(商品名)」。
(D−1)平均粒子径20nmのシリカ微粒子。
(E−1)信越化学工業株式会社のアクリロイル基含有フルオロポリエーテル系撥水剤「KY−1203(商品名)」。
(E−2)ソルベイ(Solvay)社のメタクリロイル基含有フルオロポリエーテル系撥水剤「FOMBLIN MT70(商品名)」。
(F−1)双邦實業股分有限公司のフェニルケトン系光重合開始剤(1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)「SB−PI714(商品名)」。
(F−2)1−メトキシ−2−プロパノール。
(F−3)ビッグケミー・ジャパン株式会社の表面調整剤「BYK−399(商品名)」。
(ε−1)上記(A−1)65質量部、上記(A−2)35質量部、上記(B−1)1.4質量部、上記(C−1)0.7質量部、上記(D−1)35質量部、上記(F−1)5.3質量部、上記(F−2)95質量部、及び上記(F−3)0.5質量の配合組成比で混合・攪拌して得た塗料。
(α’−1)三菱樹脂株式会社の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系フィルム「ダイヤホイル(商品名)」、厚み125μm。
実施例15で得た積層体の両面にコロナ放電処理を行った後、上記(α−1)側の面にはタッチ面側ハードコート形成用塗料として表4に示す配合組成(質量部)の塗料を、ダイ方式の塗工装置を使用して、硬化後厚みが25μmとなるように塗布し;上記環状オレフィン系樹脂フィルム側の面には印刷面側ハードコート形成用塗料として上記(ε−1)を、ダイ方式の塗工装置を使用して、硬化後厚みが25μmとなるように塗布して、表面にうねりや傷がなく、間近に光を透かし見ても、曇感のない、表面外観の良好なハードコート積層フィルムを得た。上記試験(イ)〜(ワ)を行った。結果を表4に示す。
タッチ面側ハードコート形成用塗料の配合組成を表4〜7の何れか1に示すように変更したこと以外は、全て実施例21と同様に行い、表面にうねりや傷がなく、間近に光を透かし見ても、曇感のない、表面外観の良好なハードコート積層フィルムを得た。上記試験(イ)〜(ワ)を行った。結果を表4〜7の何れか1に示す。
実施例15で得た積層体の替わりに、実施例16で得た積層体を用いたこと以外は、全て実施例21と同様に行った。結果を表7に示す。
上記(α−1)の替わりに上記(α’−1)を用いたこと以外は全て実施例15と同様にして得た積層体を、実施例15で得た積層体の替わりに用いたこと以外は、全て実施例21と同様に行った。結果を表7に示す。
上記(α−1)の替わりに上記(α’−2)を用いたこと以外は全て実施例15と同様にして得た積層体を、実施例15で得た積層体の替わりに用いたこと以外は、全て実施例21と同様に行った。結果を表7に示す。
上記(α−1)の替わりに上記(α’−3)を用いたこと以外は全て実施例15と同様にして得た積層体を、実施例15で得た積層体の替わりに用いたこと以外は、全て実施例21と同様に行った。結果を表7に示す。
2:押出機2
3:2種3層マルチマニホールド方式の共押出Tダイ
4:溶融フィルム
5:鏡面ロール
6:鏡面ベルト
7:一対のベルトローラー
Claims (10)
- (α)ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルム層と、(γ)ガスバリア層とを有し、全光線透過率が80%以上である積層体。
- 上記(γ)ガスバリア層が、金属酸化物、金属炭化物、金属窒化物、及び金属オキシナイトライドからなる群から選択される1種以上を含む請求項1に記載の積層体。
- 最表層側に更に(δ)ハードコート層を有する請求項1又は2に記載の積層体。
- 上記(δ)ハードコート層が、
(A)多官能(メタ)アクリレート 100質量部;
(B)アルコキシシリル基と(メタ)アクリロイル基を有する化合物 0.2〜4質量部;
(C)有機チタン 0.05〜3質量部;及び
(D)平均粒子径1〜300nmの微粒子 5〜100質量部;
を含む活性エネルギー線硬化性樹脂組成物からなる請求項3に記載の積層体。
- 上記活性エネルギー線硬化性樹脂組成物が、更に、(E)撥水剤 0.1〜7質量部;を含む請求項4に記載の積層体。
- 上記(E)撥水剤が、(メタ)アクリロイル基含有フルオロポリエーテル系撥水剤を含む請求項5に記載の積層体。
- 上記(α)ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルムが、下記特性(イ)、及び(ロ)を満たす請求項1〜6の何れか1項に記載の積層体。
(イ)全光線透過率 85%以上。
(ロ)ヘーズ 3.0%以下。
- 上記(α)ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂フィルムが、第一ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂層(α1);芳香族ポリカーボネート系樹脂層(β);第二ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂層(α2);が、この順に直接積層された透明多層フィルムである請求項1〜7の何れか1項に記載の積層体。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載の積層体の、画像表示装置部材としての使用。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載の積層体を含む画像表示装置部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014259555A JP6506018B2 (ja) | 2014-12-23 | 2014-12-23 | ガスバリア性フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014259555A JP6506018B2 (ja) | 2014-12-23 | 2014-12-23 | ガスバリア性フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016117258A true JP2016117258A (ja) | 2016-06-30 |
JP6506018B2 JP6506018B2 (ja) | 2019-04-24 |
Family
ID=56243577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014259555A Active JP6506018B2 (ja) | 2014-12-23 | 2014-12-23 | ガスバリア性フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6506018B2 (ja) |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63234002A (ja) * | 1986-01-23 | 1988-09-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂組成物およびその製法 |
JPH035761A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-11 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用感光体 |
JPH04356507A (ja) * | 1991-07-19 | 1992-12-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法 |
JPH06166714A (ja) * | 1993-07-19 | 1994-06-14 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法 |
JPH10330915A (ja) * | 1997-05-29 | 1998-12-15 | Reiko Co Ltd | 透明なバリアフィルムとその製造方法 |
JP2004276564A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | ガスバリア性積層材およびその製造方法 |
JP2004299230A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Dainippon Printing Co Ltd | ガスバリア性基板 |
JP2004346228A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Mitsubishi Chemicals Corp | 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム |
JP2005112900A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Tdk Corp | ハードコート剤組成物及びこれを用いた光情報媒体 |
JP2005126453A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Tdk Corp | ハードコート剤組成物及びこれを用いた光情報媒体 |
JP2005179613A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Tdk Corp | ハードコート剤組成物及びこれを用いた光情報媒体 |
JP2008200975A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 多層構造体の製造方法 |
JP2009248416A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 耐擦傷性樹脂板及びその用途 |
JP2011131407A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Toyobo Co Ltd | 成型用ハードコートフィルム |
JP2016074878A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | リケンテクノス株式会社 | 粘着フィルム |
-
2014
- 2014-12-23 JP JP2014259555A patent/JP6506018B2/ja active Active
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63234002A (ja) * | 1986-01-23 | 1988-09-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂組成物およびその製法 |
JPH035761A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-11 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用感光体 |
JPH04356507A (ja) * | 1991-07-19 | 1992-12-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法 |
JPH06166714A (ja) * | 1993-07-19 | 1994-06-14 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法 |
JPH10330915A (ja) * | 1997-05-29 | 1998-12-15 | Reiko Co Ltd | 透明なバリアフィルムとその製造方法 |
JP2004276564A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | ガスバリア性積層材およびその製造方法 |
JP2004299230A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Dainippon Printing Co Ltd | ガスバリア性基板 |
JP2004346228A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Mitsubishi Chemicals Corp | 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム |
JP2005112900A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Tdk Corp | ハードコート剤組成物及びこれを用いた光情報媒体 |
JP2005126453A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Tdk Corp | ハードコート剤組成物及びこれを用いた光情報媒体 |
JP2005179613A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Tdk Corp | ハードコート剤組成物及びこれを用いた光情報媒体 |
JP2008200975A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 多層構造体の製造方法 |
JP2009248416A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 耐擦傷性樹脂板及びその用途 |
JP2011131407A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Toyobo Co Ltd | 成型用ハードコートフィルム |
JP2016074878A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | リケンテクノス株式会社 | 粘着フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6506018B2 (ja) | 2019-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6181803B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、及びこれを用いたハードコート積層フィルム | |
US10696861B2 (en) | Actinic-ray-curable resin composition, layered film including hardcoat formed therefrom, and layered transparent resin product | |
CN107405901B (zh) | 防眩性硬涂层层叠膜 | |
JP6153977B2 (ja) | 粘着フィルム | |
JP6338903B2 (ja) | ポリ(メタ)アクリルイミド系積層体からなる物品 | |
JP5999818B2 (ja) | 易接着性ポリ(メタ)アクリルイミドフィルムの製造方法 | |
JP6644534B2 (ja) | ハードコート積層フィルム | |
WO2018096921A1 (ja) | ハードコート積層フィルム | |
JP6605908B2 (ja) | ハードコート積層フィルム | |
JP2016172424A (ja) | ハードコート積層フィルム | |
JP2016172422A (ja) | ハードコート積層フィルム | |
JP6133966B2 (ja) | ハードコート積層フィルム | |
JP2017138626A (ja) | 防眩性ハードコート積層フィルム | |
JP2017095641A (ja) | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、及びこれを用いたハードコート積層フィルム | |
TWI735505B (zh) | 硬塗層積層膜 | |
JP6506018B2 (ja) | ガスバリア性フィルム | |
JP6146833B1 (ja) | 防眩性ハードコート積層フィルム | |
JP2016177259A (ja) | ハードコート積層フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180710 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6506018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |