JP2016115604A - 点灯装置 - Google Patents

点灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016115604A
JP2016115604A JP2014254961A JP2014254961A JP2016115604A JP 2016115604 A JP2016115604 A JP 2016115604A JP 2014254961 A JP2014254961 A JP 2014254961A JP 2014254961 A JP2014254961 A JP 2014254961A JP 2016115604 A JP2016115604 A JP 2016115604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
unit
switching
emitting element
external power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014254961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6468421B2 (ja
Inventor
俊雄 辻
Toshio Tsuji
俊雄 辻
岩本 隆志
Takashi Iwamoto
隆志 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2014254961A priority Critical patent/JP6468421B2/ja
Publication of JP2016115604A publication Critical patent/JP2016115604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6468421B2 publication Critical patent/JP6468421B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】出力側の過電圧に対して常時点灯回路を確実に保護しつつ、リレーの切り換わりに対して常時点灯回路を正常に動作させることができる点灯装置を提供する。【解決手段】リレーRyは、外部電源eの停電時と少なくともバッテリBの点検時とで発光素子16に対して非常時点灯回路24を接続するように切り換わり、かつ、外部電源eの停電からの復帰時とバッテリBの点検終了時とのそれぞれで発光素子16に対して常時点灯回路18を接続するように切り換わる切換モードを有する。点検スイッチSW2は、外部電源eからユニット13,14への電力をオンオフする。制御回路25は、非常時点灯ユニット14に設けられ、電力のオフおよびオンを少なくとも含む点検スイッチSW2の所定の操作に基づきリレーRyを通常モードから切換モードに切り換える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、外部電源の停電および非停電に対応して発光素子を常時点灯回路と非常時点灯回路とのいずれか一方に選択的に接続させる切換部を備えた点灯装置に関する。
従来、商用電源(商用交流電源)などの外部電源によって光源を点灯させる常時点灯回路を有する常時点灯ユニットと、外部電源の停電時にバッテリなどのバックアップ電源によって光源を点灯させる非常時点灯回路を備えた非常時点灯ユニットとを備えた点灯装置がある。
このような点灯装置は、外部電源を監視し、この外部電源の停電を検出したときには、光源に対して常時点灯回路から非常時点灯回路へと接続を切り換えることにより、外部電源の停電などの非常時の光源の点灯を可能としている。
また、例えばバックアップ電源の充電状態や寿命を点検するときにも、同様に光源に対して常時点灯回路から非常時点灯回路へと接続を切り換えるようになっている。このとき、例えば常時点灯回路への光源の接続を検出する装着検出回路を常時点灯ユニットに設けることで、動作中の常時点灯回路から非常時点灯回路へと接続が切り換わったときに、装着検出回路が常時点灯回路への光源の非接続を検出することにより、定電流回路である常時点灯回路からの出力を低下または発振停止させる保護動作をする。
しかしながら、常時点灯ユニットは、仕様によって立ち上がりの遅延ばらつきがあり、常時点灯回路や装着検出回路が光源の接続の瞬間的な切り換わりに対応できない場合がある。そのため、例えば点検開始時などの接続の切り換えの際に常時点灯回路を正常に動作させることができる構成が望まれている。
特開2013−229233号公報
本発明が解決しようとする課題は、出力側の過電圧に対して常時点灯回路を確実に保護しつつ、切換部の切り換わりに対して常時点灯回路を正常に動作させることができる点灯装置を提供することである。
実施形態の点灯装置は、常時点灯ユニットと、バックアップ電源と、非常時点灯ユニットと、切換部と、点検スイッチと、制御回路とを備える。常時点灯ユニットは、外部電源の非停電時にこの外部電源によって発光素子を点灯させるとともに、動作中に出力電圧が所定の電圧以上になると出力電流の出力を低下または停止する保護動作をする常時点灯回路を備える。非常時点灯ユニットは、外部電源の停電時にバックアップ電源によって発光素子を点灯させる非常時点灯回路を備える。切換部は、外部電源の非停電時に発光素子に対して常時点灯回路を接続する通常モードを有する。また、この切換部は、外部電源の停電時と少なくともバックアップ電源の点検時とのそれぞれで発光素子に対して非常時点灯回路を接続するように切り換わり、かつ、外部電源の停電からの復帰時とバックアップ電源の点検終了時とのそれぞれで発光素子に対して常時点灯回路を接続するように切り換わる切換モードを有する。点検スイッチは、外部電源から常時点灯ユニットおよび非常時点灯ユニットへの電力をオンオフする。制御回路は、非常時点灯ユニットに設けられ、電力のオフおよびオンを少なくとも含む点検スイッチの所定の操作に基づき切換部を通常モードから切換モードに切り換える。
本発明によれば、動作中の常時点灯回路の出力側の電圧が所定の電圧以上になると電流の出力を低下または停止するので、過電圧に対して確実に保護できるとともに、点検開始時に点検スイッチをオフしたときには常時点灯ユニットが停止して常時点灯回路が動作することがなく、点検スイッチをオンして常時点灯回路が動作を再開したときには制御回路により切換部が切換モードに切り換わっているので、常時点灯回路の立ち上がりなどの遅延ばらつきにより常時点灯回路の正常動作への復帰が妨げられず、常時点灯回路を正常に動作させることが期待できる。
一実施形態の点灯装置を示すブロック図である。 同上点灯装置の点検移行時の点検スイッチの操作タイミングを模式的に示すタイミングチャートである。
以下、一実施形態の構成を図1を参照して説明する。
図1において、11は点灯装置であり、この点灯装置11は、誘導灯、あるいは非常灯などの非常用または防災用照明器具に用いられるものである。
そして、この点灯装置11は、光源としての光源モジュール12が着脱可能であり、この光源モジュール12を商用電源(商用交流電源)などの外部電源eの非停電時に点灯させる常時点灯ユニット13と、バックアップ電源であるバッテリBと、光源モジュール12を外部電源eの停電時に点灯させる非常時点灯ユニット14とを備えた、いわゆる併用型の非常用点灯装置である。
光源モジュール12は、例えばLED光源であり、LEDである複数の発光素子16を直列に接続して構成されている。また、この光源モジュール12は、ソケット17を介して非常用器具(常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14)に対して着脱可能となっている。すなわし、この光源モジュール12は、ソケット17の端子間に発光素子16を備えている。さらに、この光源モジュール12は、図示しないが、発光素子16に対して検出素子が並列に接続されている。
また、バッテリBは、複数の直流電源を直列に接続したバッテリパックであり、満充電状態で、外部電源eの停電時に、光源モジュール12(発光素子16)を所定の光束で所定の時間以上点灯状態を維持できる容量を有している。
また、常時点灯ユニット13は、外部電源eの非停電時にこの外部電源eによって光源モジュール12(発光素子16)を点灯させるものである。そして、この常時点灯ユニット13は、外部電源eによって光源モジュール12(発光素子16)を所定の光束で点灯させることができれば、任意の回路構成とすることができるが、例えば図示しない制御手段としてのマイコンなどを備えた常時点灯回路18と、光源モジュール12の接続の有無を検出する接続検出回路としての着脱検出回路19とを備えている。さらに、この常時点灯ユニット13(点灯装置11)は、外部電源eに対して電源スイッチSW1および点検用切換手段としての点検スイッチSW2を介して電気的に接続されている。
常時点灯回路18は、例えばスイッチング素子を備え出力する定電流を可変設定可能なインバータ回路などの定電流回路であり、光源モジュール12(発光素子16)を点灯させるための定電流を出力するように構成されている。
着脱検出回路19は、図示しないが、複数の抵抗器の直列回路と、これら抵抗器の接続点に接続された電圧検出回路とを備えている。そして、この着脱検出回路19は、一の抵抗器の両端間に光源モジュール12(発光素子16)が並列に接続されるようになっており、抵抗器間に供給された所定の電圧が分圧された電圧を検出部により読み取ることで、光源モジュール12(発光素子16)の接続の有無(着脱)を検出可能となっている。
電源スイッチSW1は、例えば壁面などに設置されており、手動によって動作し、常時点灯ユニット13への外部電源eからの電力のオンオフを切り換えることで、光源モジュール12(発光素子16)の点灯、消灯を切り換え可能となっている。
また、点検スイッチSW2は、バッテリBの充電状態および寿命などを点検するときに用いるものである。この点検スイッチSW2は、常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14への外部電源eからの電力をオンオフする、強電系のスイッチであり、非常用器具などに設けられ手動によって動作する常閉のスイッチであり、バッテリBの点検時に所定の操作をすることで、自動点検モードに移行する際のトリガとなる。
また、非常時点灯ユニット14は、外部電源eに対して常時点灯ユニット13と並列に接続されるものであり、外部電源eと点検スイッチSW2を介して電気的に接続される入力側回路21と、この入力側回路21に対して電気的に接続され外部電源eの状態、すなわち停電および非停電、換言すれば外部電源eと点灯装置11との接続(点検スイッチSW2のオンオフ)を監視する電源監視回路22と、この電源監視回路22に対して電気的に接続されバッテリBを充電する充電回路23と、この充電回路23に対して電気的に接続され光源モジュール12を点灯させる非常時点灯回路24と、この非常時点灯回路24と常時点灯ユニット13の常時点灯回路18とのいずれか一方を光源モジュール12に対して選択的に電気的に接続する切換部としてのリレーRyと、電源監視回路22、充電回路23、非常時点灯回路24およびリレーRyと電気的に接続された制御回路25とを備えている。なお、例えば電源監視回路22と充電回路23との間には、図示しないが、平滑用のコンデンサが接続されている。そして、この非常時点灯ユニット14は、本実施形態では、常時点灯ユニット13よりも電圧監視レベルが低く、この常時点灯ユニット13よりも小さい電圧レベルで始動するようになっている。
入力側回路21は、図示しないが、例えば外部電源e側からのノイズを除去するフィルタ回路(雑音防止回路)、および、外部電源eを(全波)整流する整流回路を備えている。
電源監視回路22は、外部電源eの状態を監視して、制御回路25に出力するように構成されている。
また、充電回路23は、外部電源eによりバッテリBを充電するように構成されている。この充電回路23は、制御回路25により動作が制御される。
また、非常時点灯回路24は、外部電源eの停電時にバッテリBを電源として光源モジュール12(発光素子16)を点灯させるものである。そして、この非常時点灯回路24は、バッテリBによって光源モジュール12(発光素子16)を所定の光束で所定の時間以上点灯させることができれば、任意の回路構成とすることができるが、例えばスイッチング素子を備え出力する定電流を可変設定可能なインバータ回路などの定電流回路であり、制御回路25により動作が制御される。
リレーRyは、2極の切換接点Ry1,Ry2を有する、いわゆる2c接点型のものであり、光源モジュール12(発光素子16)を、常時点灯回路18と非常時点灯回路24とのいずれかに対して選択的に切り換え可能となっている。すなわち、このリレーRyは、常時点灯回路18と光源モジュール12(発光素子16)とを電気的に接続する通常モードと、非常時点灯回路24と光源モジュール12(発光素子16)とを電気的に接続する切換モードとを有している。そして、このリレーRyは、制御回路25によってコイルの通電および非通電が切り換えられて切換接点Ry1,Ry2の動作が切り換えられるように設定されている。
そして、制御回路25は、例えばマイコンなどを備えており、電源監視回路22による外部電源eの監視結果、および、点検スイッチSW2の閉成、すなわち点検スイッチSW2のオンオフの切り換わりの検出結果に基づいて、充電回路23、非常時点灯回路24およびリレーRyの動作を切り換えるようになっている。また、この制御回路25は、バッテリBの電圧を監視する電圧監視回路の機能を備えている。
次に、上記一実施形態の動作を説明する。
電源スイッチSW1をオンするとともに点検スイッチSW2がオンされた通常状態で外部電源eが供給されているとき、すなわち非停電時には、外部電源eは常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14のそれぞれに電力を供給する。電源監視回路22がこの非停電状態を検出することで、制御回路25はリレーRyを通常モードとし、すなわち常時点灯回路18に対して光源モジュール12(発光素子16)を接続した状態とするため、常時点灯回路18により光源モジュール12(発光素子16)に定電流を供給して、この光源モジュール12(発光素子16)を所定の光束で点灯させる(通常点灯)。また、非常時点灯ユニット14では、外部電源eからの電力は入力側回路21により高周波成分などのノイズが除去されるとともに整流され、コンデンサにより平滑されて充電回路23に供給され、この充電回路23がバッテリBを充電する。このとき、制御回路25では、充電中のバッテリBの電圧を監視し、この電圧に基づいてバッテリBの充電状態を監視して充電回路23の動作を制御することで、バッテリBの過充電などを防止する。
一方、外部電源eの停電時、すなわち電源監視回路22によって外部電源eの停電を検出したときには、制御回路25がリレーRyの切換接点Ry1,Ry2を切り換え(図中の想像線に示す)、光源モジュール12に対して、常時点灯ユニット13から非常時点灯回路24へと接続が切り変わる。そして、バッテリBが非常時点灯回路24および制御回路25に電力を供給し、この制御回路25により動作制御された非常時点灯回路24により光源モジュール12(発光素子16)に定電流を供給して、この光源モジュール12(発光素子16)を所定の光束で点灯させる(非常点灯)。
なお、常時点灯ユニット13の接続検出回路としての着脱検出回路19では、リレーRyを介して光源モジュール12(発光素子16)の着脱を監視している。光源モジュール12(発光素子16)がソケット17に接続されていると、光源モジュール12の検出素子が着脱検出回路19の一の抵抗器と電気的に並列に接続された状態となるため、検出部により検出する電圧が相対的に低下することとなり、光源モジュール12(発光素子16)の接続が検出される。また、光源モジュール12(発光素子16)がソケット17に接続されていないと、検出部により検出する電圧が相対的に上昇することとなり、光源モジュール12(発光素子16)の非接続が検出される。
そして、上記の停電時において、リレーRyの切換接点Ry1,Ry2によって、発光素子16の接続が常時点灯回路18から非常時点灯回路24へと切り変わると、着脱検出回路19から見て、光源モジュール12(発光素子16)が常時点灯回路18の出力側に対して接続されていない状態と同等の状態となり、常時点灯回路18からの出力電圧が上昇する。そこで、着脱検出回路19の検出部がこの出力電圧の上昇を検出する(出力電圧が予め設定された所定の電圧以上となったことを検出する)、換言すれば過電圧を検出すると、着脱検出回路19では常時点灯回路18に信号を出力し、常時点灯回路18が例えばスイッチング素子のスイッチング周波数を低下させるなど、出力電流を強制的に低下(停止)させる、または出力電圧を停止させるためにスイッチング素子の発振停止を強制的に行うことにより保護動作を行う。常時点灯回路18が保護動作をすると、例えば電源スイッチSW1を操作(オフからオン)するか、点検スイッチSW2を操作して常時点灯回路18あるいは着脱検出回路19をリセットするなどの所定の動作を検出しなければ、常時点灯回路18は動作を行わず、発光素子16は点灯しない。
この後、外部電源eが停電から復帰した場合には、電源監視回路22が復帰することにより制御回路25がコイルの通電を解除してリレーRyの切換接点Ry1,Ry2を切り換えて通常モードとする。そこで、外部電源eから電力が供給された常時点灯ユニット13では、常時点灯回路18あるいは着脱検出回路19がリセットされ、保護動作が解除されるとともに、光源モジュール12(発光素子16)の接続を検出することで、発光素子16を通常点灯可能とする。
また、使用者が点検スイッチSW2を操作してバッテリBの充電状態および寿命などの点検を指示した場合(自動点検モード時)にも、電源監視回路22および制御回路25が点検スイッチSW2のオンオフの切り換わりを検出すると、この制御回路25がリレーRyの切換接点Ry1,Ry2を強制的に切り換えて切換モードとし(図1中の想像線(破線)に示す)、発光素子16の接続を、常時点灯回路18から非常時点灯回路24へと切り変えて擬似的な停電状態(擬似停電状態)を作り出すとともに、充電回路23を停止させる。
ここで、点検スイッチSW2の操作としては、少なくともオンオフを含む所定の操作が点検を指示するトリガとなる。具体的には、図2も参照しながら説明すると、制御回路25は、電源監視回路22により点灯装置11と外部電源eとの接続状態を検出することで点検スイッチSW2のオンオフを間接的に検出し、点検スイッチSW2をオフしたタイミングT1から、第1所定時間(例えば3〜10秒)以内のタイミングT2に点検スイッチSW2がオンされると、このオンのタイミングから自動点検モードへの指示待ち状態が第2所定時間(例えば5.5秒)継続する。そして、この指示待ち状態中に再度点検スイッチSW2のオフ(タイミングT3)およびオン(タイミングT4)が操作されると、自動点検モードに移行する。
なお、上記の第1所定時間以内に点検スイッチSW2のオンが検出されない場合には、外部電源eの停電状態と判断し、上記の動作を行う。また、第1所定時間以内のタイミングT2に点検スイッチSW2がオンされたものの、第2の所定時間以内の操作がない場合には点検モードに移行せず、外部電源eの通電状態と判断し、上述の外部電源eの通電状態における動作をする。
制御回路25では、上記の点検スイッチSW2の操作に対応し、最初に点検スイッチSW2をオフした後、再度点検スイッチSW2をオンしたタイミングT1にてリレーRyを通常モードから切換モードに切り換える。このため、タイミングT2の段階においては、点検スイッチSW2をオンしているので、常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14には外部電源eが供給されている。また、タイミングT2の段階においては、常時点灯回路18には光源モジュール12(発光素子16)が接続されていない状態となるので、外部電源eから電力が供給された常時点灯ユニット13では、着脱検出回路19が発光素子16の非接続状態を検出することで、常時点灯回路18は上記の通り保護動作を行うので動作しない。また、制御回路25は、タイミングT1から第1所定時間以内のタイミングT2で点検スイッチSW2がオンされた場合、自動点検モードの指示待ち状態となるため、点検スイッチSW2のオンに拘らずリレーRyを切換モードに維持する。さらに、制御回路25は、タイミングT2から第2所定時間以内のタイミングT3,T4で点検スイッチSW2がオフおよびオンされた場合、自動点検モードに移行するのでリレーRyを切換モードに維持する。一方、制御回路25は、タイミングT2から第2所定時間以内に点検スイッチSW2がオフ(タイミングT3)およびオン(タイミングT4)されない場合、短時間の停電状態と同等の判断として、リレーRyを通常モードに切り換える。
自動点検モードでは、制御回路25により動作制御された非常時点灯回路24は、バッテリBから供給された電流を定電流などに変換して発光素子16に供給し、この発光素子16を所定の光束で点灯させる(点検点灯)。この状態で、制御回路25は、バッテリBの電圧を監視し、所定の時間(例えば30分)が経過したときにバッテリBの電圧が予め設定された所定の閾値以上であるかどうかを判断することで、点検点灯において発光素子16が所定の光束を維持して所定の時間以上点灯したかどうか、すなわちバッテリBが寿命でないかどうかを検査できる。この検査条件を満たさない場合には、バッテリBは寿命であるから交換が必要になる。
そして、この自動点検モードが終了して通常動作に復帰する場合には、制御回路25がコイルの通電を解除してリレーRyの切換接点Ry1,Ry2を切り換えて通常モードとする。このとき、光源モジュール12がソケット17に接続されていれば、着脱検出回路19から見て、常時点灯回路18の出力側に光源モジュール12(発光素子16)が再接続された状態と同等の状態となる。そこで、常時点灯ユニット13では、着脱検出回路19が光源モジュール12(発光素子16)の接続を検出すると、常時点灯回路18を動作させて発光素子16を通常点灯可能とする。
以上説明した一実施形態によれば、動作中の常時点灯回路18の出力側の電圧が所定の電圧以上になると電流の出力を低下または停止するので、過電圧に対して常時点灯回路18を確実に保護できるとともに、制御回路25が、点検スイッチSW2の操作により常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14への電力がオフからオンになると同時にリレーRyを通常モードから切換モードに切り換えるので、点検開始の操作時に点検スイッチSW2をオフしたときには常時点灯ユニット13(常時点灯回路18および着脱検出回路19)が停止して動作することがなく、点検スイッチSW2をオンして常時点灯ユニット13に外部電源eが供給されて常時点灯ユニット13(常時点灯回路18および着脱検出回路19)が動作を再開したときには、制御回路25によりリレーRyが切換モードに既に切り換わった後であるため、常時点灯回路18および着脱検出回路19の動作が立ち上がった段階で光源モジュール12(発光素子16)が既に取り外された状態となっており、常時点灯ユニット13(常時点灯回路18)の立ち上がりなどの遅延ばらつきにより常時点灯回路18の正常動作への復帰を妨げにくく、常時点灯回路18を正常に動作させることができる。
すなわち、点検スイッチSW2を外部電源eから常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14(点灯装置11)への電力をオンオフするスイッチとすることで、点検スイッチSW2による自動点検モードへの移行操作の一部が、そのまま常時点灯回路18(常時点灯ユニット13)への電源をオフする操作となるので、この操作による常時点灯回路18(常時点灯ユニット13)の停止のタイミングを有効に利用して制御回路25によってリレーRyを切換モードに切り換えることで、常時点灯ユニット13(常時点灯回路18)の立ち上がりなどの遅延ばらつきにより常時点灯回路18の正常動作への復帰を妨げにくい。
しかも、点検スイッチSW2は、単に外部電源eからの点灯装置11への電力をオンオフするスイッチであるため、点灯装置11は従来の蛍光灯を用いた非常用点灯装置と形状などを共通化でき、非常用器具の器具形状を標準化できる。
また、常時点灯ユニット13に設けた着脱検出回路19により動作中の常時点灯回路18の出力側に発光素子16が接続されていない非接続状態を検出すると常時点灯回路18を保護動作させることで、過電圧に対して常時点灯回路18を確実に保護できる。
さらに、非常時点灯ユニット14は、その制御回路25が、常時点灯ユニット13よりも低い電圧レベルで始動するので、例えば常時点灯ユニット13および非常時点灯ユニット14がそれぞれ停電などから復帰する際に、外部電源eからの電圧が徐々に上昇したとき、非常時点灯ユニット14の制御回路25などが、常時点灯ユニット13の着脱検出回路19の動作前にリレーRyを確実に通常モード切り換える。そのため、例えば着脱検出回路19が動作の立ち上がりに時間を要する場合でも常時点灯回路18の出力側に対する発光素子16の接続の有無の検出が不安定になることがなく、常時点灯回路18を確実に通常の状態に復帰させて発光素子16を確実に点灯させることができる。すなわち、着脱検出回路19の再起動時の立ち上がり時間のばらつきに起因する発光素子16の装着検出の不安定さを抑制できる。
なお、上記一実施の形態において、制御回路25が、リレーRyを切換モードから通常モードに切り換えるタイミングを、リレーRyを通常モードから切換モードに切り換えるタイミングに対して所定時間遅延させることもできる。この場合には、例えば常時点灯回路18や着脱検出回路19が動作の立ち上がりに時間を要するときでも、これらが確実に立ち上がったタイミングでリレーRyを切換モードから通常モードに切り換えるように設定することで、着脱検出回路19の再起動時の立ち上がり時間のばらつきに起因した常時点灯回路18の出力側に対する発光素子16の接続の有無の検出が不安定になることがなく、常時点灯回路18を確実に通常の状態に復帰させて発光素子16を確実に点灯させることができる。
また、光源モジュール12は複数の発光素子16を直列に接続したものとしたが、例えば1つの発光素子16を用いてもよい。
さらに、光源モジュール12は、非常時点灯回路24に対して必ずしも着脱可能なものとしなくてもよい。
そして、光源モジュール12としては、LEDに代えて、例えば有機EL素子、あるいは半導体レーザなどの各種半導体発光素子を用いることができる。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 点灯装置
13 常時点灯ユニット
14 非常時点灯ユニット
16 発光素子
18 常時点灯回路
19 接続検出回路としての着脱検出回路
24 非常時点灯回路
25 制御回路
B バックアップ電源であるバッテリ
e 外部電源
Ry 切換部としてのリレー
SW2 点検スイッチ

Claims (4)

  1. 外部電源の非停電時にこの外部電源によって発光素子を点灯させるとともに、動作中に出力電圧が所定の電圧以上になると出力電流の出力を低下または停止する保護動作をする常時点灯回路を備えた常時点灯ユニットと;
    バックアップ電源と;
    外部電源の停電時にバックアップ電源によって発光素子を点灯させる非常時点灯回路を備えた非常時点灯ユニットと;
    外部電源の非停電時に発光素子に対して常時点灯回路を接続する通常モードと、外部電源の停電時と少なくともバックアップ電源の点検時とのそれぞれで発光素子に対して非常時点灯回路を接続するように切り換わり、かつ、外部電源の停電からの復帰時とバックアップ電源の点検終了時とのそれぞれで発光素子に対して常時点灯回路を接続するように切り換わる切換モードとを有する切換部と;
    外部電源から常時点灯ユニットおよび非常時点灯ユニットへの電力をオンオフする点検スイッチと;
    非常時点灯ユニットに設けられ、電力のオフおよびオンを少なくとも含む点検スイッチの所定の操作に基づき切換部を通常モードから切換モードに切り換える制御回路と;
    を具備していることを特徴とする点灯装置。
  2. 常時点灯ユニットは、常時点灯回路の出力側に対する発光素子の接続の有無を検出し、動作中の常時点灯回路の出力側に対して発光素子が非接続状態になると常時点灯回路に保護動作をさせる接続検出回路を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 非常時点灯ユニットの制御回路は、常時点灯ユニットよりも低い電圧レベルで始動する
    ことを特徴とする請求項2記載の点灯装置。
  4. 制御回路は、切換部を切換モードから通常モードに切り換えるタイミングを、切換部を通常モードから切換モードに切り換えるタイミングに対して所定時間遅延させる
    ことを特徴とした請求項2記載の点灯装置。
JP2014254961A 2014-12-17 2014-12-17 点灯装置 Active JP6468421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014254961A JP6468421B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014254961A JP6468421B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016115604A true JP2016115604A (ja) 2016-06-23
JP6468421B2 JP6468421B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=56140167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014254961A Active JP6468421B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6468421B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101938822B1 (ko) * 2018-11-12 2019-01-17 주식회사 에피룩스 정전 시 비상용 배터리 기능을 가지는 교직겸용 광원 제어 장치 및 교직겸용 광원 제어 장치 원격 모니터링 시스템
JP2020161504A (ja) * 2017-01-25 2020-10-01 東芝ライテック株式会社 照明装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960987A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 東芝ライテック株式会社 非常用照明装置
JP2009295449A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2011233637A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 光源モジュール、点灯装置およびそれを用いた照明器具
JP2012022944A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Mitsubishi Electric Corp 誘導灯及び誘導灯制御システム
US20130127362A1 (en) * 2011-12-12 2013-05-23 John J. Trainor Emergency lighting systems and methods for solid state lighting apparatus
JP2013229233A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 非常用点灯装置
JP2015216009A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 東芝ライテック株式会社 非常用点灯装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960987A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 東芝ライテック株式会社 非常用照明装置
JP2009295449A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2011233637A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 光源モジュール、点灯装置およびそれを用いた照明器具
JP2012022944A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Mitsubishi Electric Corp 誘導灯及び誘導灯制御システム
US20130127362A1 (en) * 2011-12-12 2013-05-23 John J. Trainor Emergency lighting systems and methods for solid state lighting apparatus
JP2013229233A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 非常用点灯装置
JP2015216009A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 東芝ライテック株式会社 非常用点灯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020161504A (ja) * 2017-01-25 2020-10-01 東芝ライテック株式会社 照明装置
KR101938822B1 (ko) * 2018-11-12 2019-01-17 주식회사 에피룩스 정전 시 비상용 배터리 기능을 가지는 교직겸용 광원 제어 장치 및 교직겸용 광원 제어 장치 원격 모니터링 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP6468421B2 (ja) 2019-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6468421B2 (ja) 点灯装置
JP6332620B2 (ja) 非常用点灯装置
GB2542424A (en) Operating device for a light-emitting means and method of controlling an operating device
US20200084856A1 (en) Solid-State Lighting With Complementary Controls
EP2741580A1 (en) Direct current power supply device and lighting apparatus
JP5212639B2 (ja) 非常用点灯装置
JP2015041539A (ja) 非常用照明制御装置及び非常用照明装置
JP2007234401A (ja) 非常用照明装置
CN108200702A (zh) 消防应急照明设备和消防应急照明控制方法
JP6128304B2 (ja) 非常用点灯装置
JP6273100B2 (ja) 照明装置
JP2015216010A (ja) 非常用点灯装置
JP2010129210A5 (ja)
JP2014035943A (ja) 光源点灯装置及び照明器具
KR101587646B1 (ko) 조명 시스템 및 그 구동 방법
JP2013242970A (ja) 非常用点灯装置
CN207869464U (zh) 消防应急照明设备
KR20110042801A (ko) 다중 전원라인 인입형 비상등 겸용 조명장치
JP2017016979A (ja) 活線挿抜保護回路、及び定電流電源装置
JP2018055824A (ja) 照明装置
CN108235540A (zh) 消防应急照明设备和消防应急照明控制方法
KR101587634B1 (ko) 조명 시스템 및 그 구동 방법
JP3193100U (ja) 無停電電源検知装置
JP2014041773A (ja) 照明用電源装置、照明装置および照明用電源装置のバッテリ寿命判断方法
TWI672976B (zh) Led日光燈管停電照明裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190101

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6468421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151