JP2016115581A - 燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減する。【解決手段】固体酸化物形燃料電池を形成する複数のセルスタック101は、一定の間隔を置いて規則的に配列され、中央領域1に並べられる複数の中央セルスタック6と、中央領域1を囲む外側領域3に並べられる複数の外側セルスタック5とを含んでいる。このとき、複数の中央セルスタック6は、中央領域1のうちの間引き部7で間引かれていることにより、中央領域1のうちの間引き部7に酸化性ガスが多く流れ、酸化性ガスにより複数の中央セルスタック6を複数の外側セルスタック5より冷却することができ、複数のセルスタック101の温度差が拡大することを抑制することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池の燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールに関する。
電気化学反応による発電方式を利用した発電装置であり、優れた発電効率及び環境対応等の特性を有する燃料電池が知られている。このうち、固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)は、電解質としてジルコニアセラミックスなどのセラミックスが用いられ、都市ガス、天然ガス、石炭ガス化ガスなどの燃料を改質して生成される水素及び一酸化炭素を用いて発電する。
固体酸化物形燃料電池として、例えば、円筒形状である複数のセルスタックを垂直に並列配置したセルスタック群をカートリッジ内に設置する方式が採用される。固体酸化物形燃料電池では、健全性確保のためセルスタックの過昇温を防止する必要がある。しかし、セルスタック群に生じた水平面内の温度分布が拡大すると、ピーク温度低下のために空気量を増加する等により全体温度を低く抑える操作を行う必要性が生じ、低温部分が発生する。温度の低い領域では、セルの発電性能が低下するため、空気流量の偏分配が生じると、結果的に電池全体としての性能が低下してしまう。
そのため、固体酸化物形燃料電池は、効率低下防止のため、複数のセルスタックが配置される発電室内部の温度分布を均一にすることが望まれている。
特許文献1には、複数のセルスタックと平行な方向に設けた仕切り壁を備えることによりカートリッジ間を仕切り、発電室に配置される複数のセルスタックの周囲を上昇する空気流れの流量を低減し、発電室内部のセルスタック群部に供給される空気流れを増加して局所的な過昇温を防止し温度分布を均一にして効率よく発電することができる燃料電池モジュールが開示されている。さらに、特許文献2には、カートリッジ下部の断熱ボードにセルスタックが通過する孔を施工し、その孔の内面とセルスタック外面からなる狭流路を空気が下側から上側に通過する際の圧力損失により流量の均一化を図る燃料電池モジュールが開示されている。
特開2009−110857号公報 特開2014−67669号公報
円筒型セルスタックを用いた固体酸化物形燃料電池は、出力密度を増加してコンパクト化を図るため、複数のセルスタックをカートリッジ内に密充填することが望まれている。しかしながら、複数のセルスタックを密充填すると、カートリッジ内を下から上に向かって流れる空気流において、カートリッジ内に設置されたセルスタック群の間の隙間を流れる空気の流路面積が減少するため、セルスタック群の周囲(最外周セルスタックとカートリッジの側壁との隙間あるいは隣接するカートリッジ間の隙間)を流れる空気流量が増加する。最外周セルスタックがセルスタック群の周囲を流れる空気により冷却され、中央のセルスタックが外周部に比べ放熱し難いことにより、水平面内の温度分布が拡大するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減する燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールは以下の手段を採用する。
本発明による燃料電池カートリッジは、固体酸化物形燃料電池を形成する複数のセルが形成された筒形状とされたセルスタックと、前記複数のセルスタックの内部に燃料ガスを供給する燃料ガス供給室と、前記複数のセルスタックの外部に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給室とを備えている。前記複数のセルスタックは、前記複数のセルスタックが配置されているセル配置領域のうちの中央領域に並べられる複数の中央セルスタックと、前記セル配置領域のうちの前記中央領域を囲む外側領域に並べられる複数の外側セルスタックとを含み、前記酸化性ガスが前記中央領域を流れる流量の平均が、前記酸化性ガスが前記外側領域を流れる流量の平均より多くなるように、形成されている。
このような燃料電池カートリッジは、中央領域を流れる酸化性ガスの流量が、外側領域を流れる酸化性ガスの流量より多いことにより、酸化性ガスにより中央セルスタックを外側セルスタックよりも冷却することができる。これにより、中央領域と外側領域との温度差が低減され、複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減することができる。中央領域は、たとえば、発電室のうちの複数のセルスタックが並べられている領域の中心から縁を線分で結んだときに、その線分を1:2に内分する点の軌跡の内側である。
前記複数のセルスタックは、前記複数の中央セルスタックが並べられる間隔の平均が、前記複数の外側セルスタックが並べられる間隔の平均より広くなるように、配置されている。
このような燃料電池カートリッジは、複数の中央セルスタックの間隔の平均を複数の外側セルスタックの間隔の平均より広くすることにより、中央領域を流れる酸化性ガスの流量を、外側領域を流れる酸化性ガスの流量より多くし、酸化性ガスにより複数の中央セルスタックを複数の外側セルスタックより冷却することができ、複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減することができる。
前記複数のセルスタックは、平面上に一定の間隔を置いて規則的に仮想的に配列された複数の仮想格子点のうちの前記外側領域に配置される複数の外側領域格子点の全部に前記複数の外側セルスタックがそれぞれ重なるように、かつ、前記複数の仮想格子点のうちの前記中央領域に配置される複数の中央領域格子点の少なくとも1つの間引格子点に重ならないように、かつ、前記複数の中央領域格子点のうちの前記間引中央領域格子点を除く複数のセル配置格子点にそれぞれ前記複数の中央セルスタックが重なるように、配置されている。
このような燃料電池カートリッジは、一定の間隔を置いて規則的に配列された複数のセルスタックのうちの少なくとも1つが中央領域で間引かれていることにより、中央領域のうちの中央セルスタックが間引かれた領域に酸化性ガスが多く流れ、酸化性ガスにより複数の中央セルスタックを間引かない場合よりも冷却することができる。
本発明による燃料電池カートリッジは、前記複数のセルスタックがそれぞれ挿通される複数の孔が形成される断熱ボードをさらに備えている。前記複数のセルスタックの外部には、前記複数の孔の内面と前記複数のセルスタックの外面との間に形成された酸化性ガス供給隙間を介して前記酸化性ガスが供給されている。このとき、前記複数の孔のうちの前記複数の中央セルスタックが挿入される複数の中央孔の前記酸化性ガス供給隙間は、前記複数の孔のうちの前記複数の外側セルスタックが挿入される複数の外側孔の前記酸化性ガス供給隙間より広い。
このような燃料電池カートリッジは、複数の中央セルスタックが挿入される複数の中央孔の酸化性ガス供給隙間が複数の外側セルスタックが挿入される複数の外側孔の酸化性ガス供給隙間より広くすることにより、複数の中央孔の酸化性ガス供給隙間を酸化性ガスが流れる圧力損失を、複数の外側孔の酸化性ガス供給隙間を酸化性ガスが流れる圧力損失より小さくすることができる。このため、このような燃料電池カートリッジは、中央領域を流れる酸化性ガスの流量を、外側領域を流れる酸化性ガスの流量より多くすることができ、酸化性ガスにより中央セルスタックを外側セルスタックよりも冷却することができ、端部から遠く高温となり易い中央部の冷却を強化することで、複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減することができる。なお、中央部と外周部で、セルスタックの外径は基本的に同じであり、断熱材貫通部でのセルスタックは円筒状、断熱材貫通孔は円柱状である。
本発明による燃料電池カートリッジは、前記複数のセルスタックがそれぞれ挿通される複数の孔が形成される断熱ボードをさらに備えている。このとき、前記複数のセルスタックの外部には、前記複数の孔の内面と前記複数のセルスタックの外面との間に形成された酸化性ガス供給隙間を介して前記酸化性ガスが供給されている。前記断熱ボードのうちの前記複数の中央セルスタックが挿通される複数の中央孔が形成される部分の厚さは、前記断熱ボードのうちの前記複数の外側セルスタックが挿通される複数の外側孔が形成される部分の厚さより薄い。
このような燃料電池カートリッジは、断熱ボードのうちの複数の中央セルスタックが挿通される複数の孔が形成される部分の厚さを、断熱ボードのうちの複数の外側セルスタックが挿通される複数の孔が形成される部分の厚さよりも薄くすることにより、複数の中央孔の酸化性ガス供給隙間を酸化性ガスが流れる圧力損失を、複数の外側孔の酸化性ガス供給隙間を酸化性ガスが流れる圧力損失より小さくすることができる。このため、このような燃料電池カートリッジは、中央領域を流れる酸化性ガスの流量を、外側領域を流れる酸化性ガスの流量より多くすることができ、酸化性ガスにより中央セルスタックを外側セルスタックよりも冷却することができ、複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減することができる。なお、中央部と外周部で、セルスタックの外径及び孔の内径は基本的にそれぞれ同じであり、断熱材貫通部でのセルスタックは円筒状、断熱材貫通孔は円柱状である。
本発明による燃料電池モジュールは、本発明による燃料電池カートリッジを備えている。
このような燃料電池モジュールは、燃料電池カートリッジが複数のセルスタックの温度分布の拡大を抑制することが可能となり、高効率に発電することができる。
本発明による燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールは、複数のセルスタックからなるセルスタック群全体の温度分布を低減することができる。
燃料電池モジュールを示す分解斜視図である。 SOFCカートリッジを示す断面図である。 セルスタックを示す断面図である。 第1実施形態の燃料電池カートリッジにおける発電室を示す横断面図である。 図4の発電室を示す縦断面図であり、酸化性ガスの流量分布と複数のセルスタックの温度分布とを示す図である。 比較例の発電室を示す縦断面図であり、比較例の発電室の酸化性ガスの流量分布と比較例の発電室に配置される複数のセルスタックの温度分布とを示す図である。 第2実施形態の燃料電池カートリッジにおける発電室を示す横断面図である。 第3実施形態の燃料電池カートリッジにおける発電室を示す横断面図である。 第4実施形態の燃料電池カートリッジにおける下部断熱体を拡大して示した縦断面図である。 第5実施形態の燃料電池カートリッジにおける下部断熱体を拡大して示した縦断面図である。 第6実施形態の燃料電池カートリッジにおける下部断熱体を拡大して示した縦断面図である。
以下に、本発明の実施形態にかかる燃料電池カートリッジについて図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態の燃料電池カートリッジ(以下、「SOFCカートリッジ」と記載される)は、燃料電池モジュール201に設けられている。燃料電池モジュール201は、図1に示すように、例えば、複数のSOFCカートリッジ203と、これら複数のSOFCカートリッジ203を収納する圧力容器205とを有する。また、燃料電池モジュール201は、燃料ガス供給管207と複数の燃料ガス供給枝管207aとを有する。また燃料電池モジュール201は、燃料ガス排出管209と複数の燃料ガス排出枝管209aとを有する。また、燃料電池モジュール201は、さらに、図示されていない酸化性ガス供給管と複数の酸化性ガス供給枝管と酸化性ガス排出管と複数の酸化性ガス排出枝管とを備える。
燃料ガス供給管207は、圧力容器205の外部に設けられ、燃料電池モジュール201の発電量に対応して所定ガス組成と所定流量の燃料ガスを供給する燃料ガス供給部(図示しない)に接続されると共に、複数の燃料ガス供給枝管207aに接続されている。この燃料ガス供給管207は、上述の燃料ガス供給部から供給される所定流量の燃料ガスを、複数の燃料ガス供給枝管207aに分岐して導くものである。また、燃料ガス供給枝管207aは、燃料ガス供給管207に接続されると共に、複数のSOFCカートリッジ203に接続されている。この燃料ガス供給枝管207aは、燃料ガス供給管207から供給される燃料ガスを複数のSOFCカートリッジ203に略均等の流量で導き、複数のSOFCカートリッジ203の発電性能を略均一化する。
燃料ガス排出枝管209aは、複数のSOFCカートリッジ203に接続されると共に、燃料ガス排出管209に接続される。この燃料ガス排出枝管209aは、SOFCカートリッジ203から排出される排燃料ガスを燃料ガス排出管209に導く。また、燃料ガス排出管209は、複数の燃料ガス排出枝管209aに接続されると共に、一部が圧力容器205の外部に配置される。この燃料ガス排出管209は、燃料ガス排出枝管209aから略均等の流量で導出される排燃料ガスを圧力容器205の外部に導く。
圧力容器205は、内部の圧力が0.1MPa〜約1MPa、内部の温度が大気温度〜約550℃で運用されるので、耐力性と酸化性ガス中に含まれる酸素などの酸化剤に対する耐食性を保有する材質が利用される。例えばSUS304などのステンレス系材が好適である。
SOFCカートリッジ203は、図2に示されているように、複数のセルスタック101と、発電室215と、燃料ガス供給室217と、燃料ガス排出室219と、酸化性ガス供給室221と、酸化性ガス排出室223を有する。また、SOFCカートリッジ203は、上部管板225aと、下部管板225bと、上部断熱体227aと、下部断熱体227bとを有する。
発電室215は、上部断熱体227aと下部断熱体227bとの間に形成された領域である。この発電室215は、複数のセル105が形成されたセルスタック101が複数配置され、燃料ガスと酸化性ガスとを電気化学的に反応させて発電を行う領域である。また、この発電室215の複数のセルスタック101の長手方向の中央部付近での温度は、燃料電池モジュール201の定常運転時に、およそ700℃〜1000℃の高温雰囲気となる。
燃料ガス供給室217は、SOFCカートリッジ203の上部ケーシング229aと上部管板225aとに囲まれた領域である。また、燃料ガス供給室217は、上部ケーシング229aに形成された燃料ガス供給孔231aによって、燃料ガス供給枝管207aと連通される。また、燃料ガス供給室217には、複数のセルスタック101の一方の端部が配置され、複数のセルスタック101の一方の端部を介してセルスタック101の内部が燃料ガス供給室217に対して開放されている。この燃料ガス供給室217は、燃料ガス供給枝管207aから燃料ガス供給孔231aを介して供給される燃料ガスを、セルスタック101の内部に略均一流量で導き、複数のセルスタック101の発電性能を略均一化させる。
燃料ガス排出室219は、SOFCカートリッジ203の下部ケーシング229bと下部管板225bとに囲まれた領域である。また、燃料ガス排出室219は、下部ケーシング229bに形成された燃料ガス排出孔231bによって、燃料ガス排出枝管209aと連通される。また、燃料ガス排出室219には、複数のセルスタック101の他方の端部が配置され、複数のセルスタック101の他方の端部を介してセルスタック101の内部が燃料ガス排出室219に対して開放されている。この燃料ガス排出室219は、複数のセルスタック101の内部を通過して燃料ガス排出室219に排出される排燃料ガスを集約して、燃料ガス排出孔231bを介して燃料ガス排出枝管209aに導く。
酸化性ガス供給管には、外部から酸化性ガスが供給され、燃料電池モジュール201の発電量に対応して所定ガス組成と所定流量の酸化性ガスを複数の酸化性ガス供給枝管へと分岐して、複数のSOFCカートリッジ203へ供給する。酸化性ガス供給室221は、SOFCカートリッジ203の下部ケーシング229bと下部管板225bと下部断熱体227bとに囲まれた領域である。また、酸化性ガス供給室221は、下部ケーシング229bに備えられた酸化性ガス供給孔233aによって、複数の酸化性ガス供給枝管と連通される。この酸化性ガス供給室221は、複数の酸化性ガス供給枝管から酸化性ガス供給孔233aを介して供給される所定流量の酸化性ガスを、酸化性ガス供給隙間235aを介して発電室215に導く。
酸化性ガス排出室223は、SOFCカートリッジ203の上部ケーシング229aと上部管板225aと上部断熱体227aとに囲まれた領域である。また、酸化性ガス排出室223は、上部ケーシング229aに備えられた酸化性ガス排出孔233bによって、複数の酸化性ガス排出枝管と連通される。この酸化性ガス排出室223は、発電室215から、後述する酸化性ガス排出隙間235bを介して酸化性ガス排出室223に供給される排酸化性ガスを、酸化性ガス排出孔233bを介して複数の酸化性ガス排出枝管に導く。複数の酸化性ガス排出枝管は、酸化性ガス排出管に連通している。酸化性ガス排出管は、複数の酸化性ガス排出枝管から排出される排酸化性ガスを外部に排気する。
上部管板225aは、上部ケーシング229aの天板と上部断熱体227aとの間に、上部管板225aと上部ケーシング229aの天板と上部断熱体227aとが略平行になるように、上部ケーシング229aの側板に固定される。また上部管板225aは、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応した複数の孔を有し、該孔には複数のセルスタック101が挿入される。この上部管板225aは、複数のセルスタック101の一方の端部をシール部材及び接着部材のいずれか一方又は両方を介して気密に支持すると共に、燃料ガス供給室217と酸化性ガス排出室223とを隔離する。
下部管板225bは、下部ケーシング229bの底板と下部断熱体227bとの間に、下部管板225bと下部ケーシング229bの底板と下部断熱体227bとが略平行になるように下部ケーシング229bの側板に固定される。また下部管板225bは、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応した複数の孔を有し、該孔には複数のセルスタック101が挿入される。この下部管板225bは、複数のセルスタック101の他方の端部をシール部材及び接着部材のいずれか一方又は両方を介して気密に支持すると共に、燃料ガス排出室219と酸化性ガス供給室221とを隔離する。
上部断熱体227aは、上部ケーシング229aの下端部に、上部断熱体227aと上部ケーシング229aの天板と上部管板225aとが略平行になるように配置され、上部ケーシング229aの側板に固定される。また、上部断熱体227aには、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応して、複数の孔が設けられる。この孔の直径は複数のセルスタック101の外径よりも大きく設定される。上部断熱体227aは、この孔の内面と、上部断熱体227aに挿通された複数のセルスタック101の外面との間に形成された酸化性ガス排出隙間235bを有する。
この上部断熱体227aは、発電室215と酸化性ガス排出室223とを仕切るものであり、上部管板225aが高温化することによる強度低下を抑制し、上部管板225aが高温化することにより酸化性ガス中に含まれる酸化剤による腐食が上部管板225aに発生しやすくなることを抑制する。
本実施形態によれば、上述したSOFCカートリッジ203の構造により、燃料ガスと酸化性ガスとが複数のセルスタック101の内側と外側とを対向して流れる。このことにより、排酸化性ガスは、セルスタック101の内部を通って発電室215に供給される燃料ガスとの間で熱交換され、上部管板225a等が座屈などの変形をしない温度に冷却されて酸化性ガス排出室223に排出される。また、燃料ガスは、発電室215から排出される排酸化性ガスとの熱交換により昇温され、発電室215に供給される。その結果、ヒーター等を用いず、発電に適した温度に昇温した燃料ガスを発電室215に供給できる。
下部断熱体227bは、下部ケーシング229bの上端部に、下部断熱体227bと下部ケーシング229bの底板と下部管板225bとが略平行になるように配置され、下部ケーシング229bの側板に固定される。また、下部断熱体227bには、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応して、複数の孔が設けられる。この孔の直径は複数のセルスタック101の外径よりも大きく設定される。下部断熱体227bは、この孔の内面と、下部断熱体227bに挿通された複数のセルスタック101の外面との間に形成された酸化性ガス供給隙間235aを有する。
この下部断熱体227bは、発電室215と酸化性ガス供給室221とを仕切るものであり、下部管板225bが高温化することによる強度低下を抑制し、下部管板225bが高温化することにより酸化性ガス中に含まれる酸化剤による腐食が下部管板225bに発生しやすくなることを抑制する。
本実施形態によれば、上述したSOFCカートリッジ203の構造により、燃料ガスと酸化性ガスとが複数のセルスタック101の内側と外側とを対向して流れる。このことにより、セルスタック101の内部を通って発電室215を通過した排燃料ガスは、発電室215に供給される酸化性ガスとの間で熱交換がなされ、下部管板225b等が座屈などの変形をしない温度に冷却されて燃料ガス排出室219に供給される。また、酸化性ガスは排燃料ガスとの熱交換により昇温され、発電室215に供給される。その結果、ヒーター等を用いることなく発電に必要な温度に昇温された酸化性ガスを発電室215に供給できる。
複数のセルスタック101は、図3に示されるように、円筒形状の基体管103と、基体管103の外周面に複数形成された燃料電池セル105と、隣り合う燃料電池セル105の間に形成されたインターコネクタ107とを有する。燃料電池セル105は、燃料極109と固体電解質111と空気極113とを積層して形成される。また、複数のセルスタック101は、基体管103の外周面に形成された複数の燃料電池セル105の内、基体管103の軸方向において最も端に形成された燃料電池セル105の空気極113に、インターコネクタ107を介して電気的に接続されたリード膜115を有する。
基体管103は、多孔質材料からなり、例えば、CaO安定化ZrO(CSZ)、又はY安定化ZrO(YSZ)、又はMgAlとされる。この基体管103は、燃料電池セル105とインターコネクタ107とリード膜115とを支持すると共に、基体管103の内周面に供給される燃料ガスを基体管103の細孔を介して基体管103の外周面に形成される燃料極109に拡散させる。
燃料極109は、Niとジルコニア系電解質材料との複合材の酸化物で構成され、例えば、Ni/YSZが用いられる。この場合、燃料極109は、燃料極109の成分であるNiが燃料ガスに対して触媒作用を有する。この触媒作用は、基体管103を介して供給された燃料ガス、例えば、メタンCHと水蒸気HOとの混合ガスを反応させ、水素Hと一酸化炭素COに改質する。また、燃料極109は、改質により得られる水素H及び一酸化炭素COと、固体電解質111を介して供給される酸素イオンO2−とを固体電解質111との界面付近において電気化学的に反応させて水HO及び二酸化炭素COを生成する。なお、燃料電池セル105は、この時、酸素イオンO2−から放出される電子によって発電する。
固体電解質111は、ガスを通しにくい気密性と、高温で高い酸素イオン導電性とを有するYSZが主として用いられる。この固体電解質111は、空気極で生成される酸素イオンO2−を燃料極に移動させる。
空気極113は、例えば、LaSrMnO系酸化物、又はLaCoO系酸化物で構成される。この空気極113は、固体電解質111との界面付近において、供給される空気等の酸化性ガス中の酸素を解離させて酸素イオンO2−を生成する。
インターコネクタ107は、SrTiO系などのM1−xTiO(Mはアルカリ土類金属元素、Lはランタノイド元素)で表される導電性ペロブスカイト型酸化物から構成され、燃料ガスと酸化性ガスとが混合しないように緻密な膜となっている。また、インターコネクタ107は、酸化雰囲気と還元雰囲気との両雰囲気下で安定した電気導電性を有する。このインターコネクタ107は、隣り合う燃料電池セル105において、一方の燃料電池セル105の空気極113と他方の燃料電池セル105の固体電解質111とを電気的に接続し、隣り合う燃料電池セル105同士を直列に接続する。リード膜115は、電子伝導性を有すること、及び複数のセルスタック101を構成する他の材料との熱膨張係数が近いことが必要であることから、Ni/YSZ等のNiとジルコニア系電解質材料との複合材で構成されている。このリード膜115は、インターコネクタにより直列に接続される複数の燃料電池セル105で発電された直流電力を複数のセルスタック101の端部付近まで導く。
発電室215で発電された直流電力は、複数の燃料電池セル105に設けたNi/YSZ等からなるリード膜115により複数のセルスタック101の端部付近まで導出した後に、SOFCカートリッジ203の集電棒(不図示)に集電板(不図示)を介して集電して、各SOFCカートリッジ203の外部へと取り出される。前記集電棒によってSOFCカートリッジ203の外部に導出された電力は、各SOFCカートリッジ203の発電電力を所定の直列数および並列数へと相互に接続され、燃料電池モジュール201の外部へと導出されて、図示しないインバータなどにより所定の交流電力へと変換されて、電力負荷へと供給される。インバータは、燃料電池モジュール201から外部に流れる電流を所定の電流に、出力制御する。
複数のセルスタック101は、図4に示されるように、水平面上で格子状に規則的に配置され、複数のセルスタック101の各々が、水平面上に一定の間隔を置いて規則的に仮想的に配列された複数の仮想格子点のいずれかに複数のセルスタック101の各々が重なるように、配置されている。ここで、水平面とは、各セルスタック101の長手方向に直交する平面を意味する。詳細には、その複数の仮想格子点は、水平面上に一定の間隔を置いて配列された複数の平行線と、その平行線に垂直であり、かつ、その平行線の間隔と等しい一定の間隔を置いて配列された他の複数の平行線とが交差する複数の点から形成されている。
発電室215は、セルスタック101の長手方向に平行な面により分割された中央領域1とセル周囲領域2と外側領域3とから形成されている。中央領域1は、発電室215の中心を含み、複数のセルスタック101のうちの定常運転時に高温となりやすいセルスタックが配置される領域であり、たとえば、発電室215のうちの複数のセルスタック101が配置されているセル配置領域の中心線と縁とを結ぶ線分を1:2に内分する点の軌跡の内側を示している。セル周囲領域2は、発電室215の縁に沿って配置される領域であり、発電室215のうちの複数のセルスタック101が配置されていない領域である。外側領域3は、中央領域1とセル周囲領域2とに挟まれ、セル配置領域のうちの中央領域1を囲む領域であり、セル周囲領域2に囲まれるように形成されている。
複数のセルスタック101は、複数の外側セルスタック5と複数の中央セルスタック6とを含んでいる。複数の外側セルスタック5は、複数のセルスタック101のうちの外側領域3に配置されたものであり、発電室215に配列された前述の複数の仮想格子点のうちの外側領域3に配置された複数の外側領域格子点の全部にそれぞれ重なるように配置されている。複数の中央セルスタック6は、複数のセルスタック101のうちの中央領域1に配置されたものである。複数の中央セルスタック6の各々は、発電室215に配列された前述の複数の仮想格子点のうちの中央領域1に配置された複数の中央領域格子点のいずれかに配置されている。このとき、複数の中央セルスタック6は、複数の中央領域格子点のうちのいくつかの間引格子点に重ならないように、かつ、複数の中央領域格子点のうちの間引格子点を除く複数のセル配置格子点の全部にそれぞれ重なるように、配置されている。すなわち、中央領域1は、図5に示されるように、複数の中央セルスタック6が欠落している複数の間引き部7が分散されて配置されている。このとき、複数の間引き部7は、互いに隣り合わないように配置されている。
次いで、燃料電池モジュール201の動作を説明する。
燃料電池モジュール201は、燃料ガス供給管207と複数の燃料ガス供給枝管207aとを介して燃料ガスと水蒸気との混合ガスを燃料ガス供給室217に供給することにより、複数のセルスタック101の基体管103の内側の流路に混合ガスを供給する。燃料電池モジュール201は、さらに、酸化性ガス供給管と複数の酸化性ガス供給枝管とを介して酸化性ガス供給室221に酸化性ガスを供給することにより、複数のセルスタック101の基体管103の外側の発電室215に酸化性ガスを供給する。
複数のセルスタック101は、燃料ガスと水蒸気との混合ガスを基体管103の内部に供給することにより、基体管103の上部部分で、次の化学反応式:
CH+HO→3H+CO
により表現される改質反応を主に進行させ、水素Hと一酸化炭素COとを生成する。この改質反応は、吸熱反応であるので、基体管103の上部部分の温度上昇が抑制される。
複数のセルスタック101は、改質反応により得られる水素H及び一酸化炭素COと、発電室215に供給される酸素イオンO2−を電気化学的に反応させて水HO及び二酸化炭素COを生成し、発電する。基体管103は、この反応が発熱反応であることにより温度上昇する。基体管103から排出された排燃料ガスは、燃料ガス排出室219に供給され、複数の燃料ガス排出枝管209aと燃料ガス排出管209とを介して燃料ガス排出室219から排出される。
発電室215を流れた排酸化性ガスは、複数のセルスタック101の基体管103のうちの上部部分において、基体管103を介して混合ガスと熱交換し、排酸化性ガスの顕熱低下は、混合ガスの改質吸熱と顕熱上昇に変換される。基体管103の上部部分で温度低下した排酸化性ガスは、酸化性ガス排出室223に供給される。酸化性ガス排出室223に供給された排酸化性ガスは、複数の酸化性ガス排出枝管と酸化性ガス排出管とを介して排出される。
基体管103は、温度上昇することにより、放射熱により隣接する他の基体管103を加熱する。このため、複数のセルスタック101のうちの発電室215の中央に配置されるセルスタックの基体管103は、周辺の他のセルスタックから放射加熱されるので、発電室215の端部に配置されるセルスタックの基体管103より温度上昇する。
図5は、発電室215を流れる酸化性ガスの水平面内における流量分布を示している。流量分布11は、発電室215の外側領域3を流れる酸化性ガスの流量の分布に偏りがなく、外側領域3のうちの各位置を流れる酸化性ガスの流量が概ね等しいことを示している。流量分布11は、さらに、発電室215のセル周囲領域2を流れる酸化性ガスの流量が、外側領域3を流れる酸化性ガスの流量より大きいことを示している。流量分布11は、さらに、中央領域1のうちの間引き部7を流れる酸化性ガスの流量が、外側領域3を流れる酸化性ガスの流量より大きいことを示し、中央領域1のうちの間引き部7を除く領域を流れる酸化性ガスの流量が、外側領域3を流れる酸化性ガスの流量と概ね等しいことを示している。
図5は、さらに、複数のセルスタック101からなるセルスタック群の水平面内における温度分布を示している。温度分布12は、発電室215の外側領域3に配置される複数の外側セルスタック5の温度が発電室215の中央に近づくほど高くなっていることを示し、複数の外側セルスタック5の温度がセル周囲領域2に近づくほど低くなっていることを示している。温度分布12は、さらに、中央領域1に配置される複数の中央セルスタック6の温度が間引き部7に間引き部7に近づくほど低くなっていることを示している。温度分布12は、さらに、複数のセルスタック101の最高温度から最低温度を減算した温度差ΔTが比較的小さいことを示している。
図6は、比較例の燃料電池カートリッジにおける発電室を示している。比較例の発電室301は、セル配置領域302とセル周囲領域303とを含んでいる。セル配置領域302は、比較例の発電室301の中心を含む領域であり、複数のセルスタック304が間引かれず格子状に規則的に配置される領域である。セル周囲領域303は、セル配置領域302を囲むように発電室301の縁に沿って配置される領域であり、複数のセルスタック304が配置されていない領域である。
図6は、さらに、比較例の発電室301を流れる酸化性ガスの水平面内における流量分布を示している。流量分布311は、発電室301のセル配置領域302を流れる酸化性ガスの流量の分布に偏りがなく、セル配置領域302のうちの各位置を流れる酸化性ガスの流量が概ね等しいことを示している。セル周囲領域303を流れる酸化性ガスの流量が、セル配置領域302を流れる酸化性ガスの流量より大きいことを示している。
図6は、さらに、比較例の燃料電池カートリッジにおける複数のセルスタック304からなるセルスタック群の水平面内における温度分布を示している。温度分布312は、複数のセルスタック304の温度が発電室301の中央に近づくほど高くなっていることを示し、複数のセルスタック304の温度がセル周囲領域303に近づくほど低くなっていることを示している。
図5の温度分布12と図6の温度分布12とは、さらに、第1実施形態の複数のセルスタック101の最高温度から最低温度を減算した温度差ΔTが、比較例の複数のセルスタック304の最高温度から最低温度を減算した温度差ΔTより小さいことを示している。以上のことから、SOFCカートリッジ203は、複数のセルスタック101のうちの発電室215の中央領域1に配置されるセルスタックのいくつかを間引くことにより、中央領域1を流れる酸化性ガスの流量を多くして、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制することができ、複数のセルスタック101の温度分布を低減し、効率よく発電することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の燃料電池カートリッジは、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203における複数のセルスタック101が、図7に示されるように、千鳥状に配列されている。複数のセルスタック101は、さらに、既述の第1実施形態の複数のセルスタック101と同様にして、外側領域3では間引かれないで並べられ、中央領域1では複数の間引き部7に配置されないように間引かれて並べられている。このため、第2実施形態の燃料電池カートリッジは、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203と同様にして、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制することができ、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。すなわち、複数のセルスタック101は、格子状と異なる規則性で並べられた場合でも、中央領域1にセルスタックが間引かれて配置されることにより、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制することができ、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態の燃料電池カートリッジは、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203における複数のセルスタック101が、図8に示されるように、中央領域1と外側領域3とに格子状に並べられ、中央領域1に配列された複数の中央セルスタック6のピッチが外側領域3に配列された複数の外側セルスタック5のピッチより大きくなるように、並べられている。このため、複数のセルスタック101は、中央領域1を流れる酸化性ガスの流量を大きくすることができる。このとき、複数のセルスタック101は、複数の中央セルスタック6のピッチの平均を、複数の外側セルスタック5のピッチの平均より例えば10〜20%程度大きくすることにより、複数の中央セルスタック6が複数の外側セルスタック5より効果的に冷却されるように、酸化性ガスを中央領域1と外側領域3とに流すことができる。第3実施形態の燃料電池カートリッジは、複数の中央セルスタック6の間隔を複数の外側セルスタック5の間隔より大きくし、酸化性ガスにより複数の中央セルスタック6を複数の外側セルスタック5より効果的に冷却することにより、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制することができ、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。すなわち、複数のセルスタック101は、規則的に並べられたものから間引かれない場合でも、中央領域1に配置されるセルスタックのピッチの平均が、外側領域3に配置されるセルスタックのピッチの平均より大きくなるように、配置されることにより、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制することができ、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態の燃料電池カートリッジは、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203における下部断熱体227bが他の下部断熱体21(断熱ボード)に置換されており、それ以外は、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203と同様に形成されている。下部断熱体21は、下部断熱体227bと同様にして、発電室215と酸化性ガス供給室221とを隔てている。下部断熱体21は、図9に示されるように、外側領域3に面する外側部分22と、中央領域1に面する中央部分23とを備えている。外側部分22には、複数の外側セルスタック5がそれぞれ挿入される複数の孔24が形成されている。孔24の直径は、外側セルスタック5の外径よりも大きくなるように設定され、外側セルスタック5の外面と孔24の内面との間に外側酸化性ガス供給隙間25が形成されている。中央部分23には、複数の中央セルスタック6がそれぞれ挿入される複数の孔26が形成されている。孔26の直径は、中央セルスタック6の外径よりも大きくなるように設定され、中央セルスタック6の外面と孔26の内面との間に中央酸化性ガス供給隙間27が形成されている。このとき、下部断熱体21は、中央酸化性ガス供給隙間27の幅が外側酸化性ガス供給隙間25の幅より大きくなるように、形成されている。
第4実施形態の燃料電池カートリッジは、中央酸化性ガス供給隙間27の幅が外側酸化性ガス供給隙間25の幅より大きくなるように下部断熱体21が形成されていることにより、酸化性ガスが中央酸化性ガス供給隙間27を流れる圧力損失を酸化性ガスが外側酸化性ガス供給隙間25を流れる圧力損失より小さくすることができる。第4実施形態の燃料電池カートリッジは、中央酸化性ガス供給隙間27の圧力損失を外側酸化性ガス供給隙間25の圧力損失より小さくすることにより、中央領域1を流れる酸化性ガスの流量の平均を、外側領域3を流れる酸化性ガスの流量の平均より多くすることができる。このとき、下部断熱体21は、中央酸化性ガス供給隙間27の幅を外側酸化性ガス供給隙間25の幅より例えば1.3〜2倍程度に大きくすることにより、複数の中央セルスタック6が複数の外側セルスタック5より効果的に冷却されるように、酸化性ガスを中央領域1と外側領域3とに供給することができる。第4実施形態の燃料電池カートリッジは、中央酸化性ガス供給隙間27の幅を外側酸化性ガス供給隙間25の幅より多くして、複数の中央セルスタック6を複数の外側セルスタック5より効果的に冷却することにより、中央領域1に配置される複数の中央セルスタック6の温度上昇を抑制することができる。第4実施形態の燃料電池カートリッジは、さらに、外側領域3を流れる酸化性ガスの流量の平均を比較的遅くすることにより、セル周囲領域2と外側領域3とを流れる酸化性ガスの流量の平均を遅くすることができ、セル周囲領域2と外側領域3とを流れる酸化性ガスにより複数の外側セルスタック5の温度低下を抑制することができる。このため、第4実施形態の燃料電池カートリッジは、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制し、外側領域3に配置されるセルスタックの温度低下を抑制することにより、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。
[第5実施形態]
第5実施形態の燃料電池カートリッジは、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203における下部断熱体227bが他の下部断熱体31(断熱ボード)に置換されており、それ以外は、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203と同様に形成されている。下部断熱体31は、下部断熱体227bと同様にして、発電室215と酸化性ガス供給室221とを隔て、図10に示されるように、外側領域3に面する外側部分32と、中央領域1に面する中央部分33とを備えている。外側部分32には、複数の外側セルスタック5がそれぞれ挿入される複数の孔34が形成されている。孔34の直径は、外側セルスタック5の外径よりも大きくなるように設定され、外側セルスタック5の外面と孔34の内面との間に外側酸化性ガス供給隙間35が形成されている。中央部分33には、複数の中央セルスタック6がそれぞれ挿入される複数の孔36が形成されている。孔36の直径は、中央セルスタック6の外径よりも大きくなるように設定され、中央セルスタック6の外面と孔36の内面との間に中央酸化性ガス供給隙間37が形成されている。このとき、下部断熱体31は、中央酸化性ガス供給隙間37の幅が外側酸化性ガス供給隙間35の幅と等しくなるように、形成されている。
第5実施形態の燃料電池カートリッジは、中央部分33の厚さが外側部分32の厚さより薄くなるように下部断熱体31が形成されていることにより、酸化性ガスが中央酸化性ガス供給隙間37を流れる圧力損失を酸化性ガスが外側酸化性ガス供給隙間35を流れる圧力損失より小さくすることができる。第5実施形態の燃料電池カートリッジは、中央酸化性ガス供給隙間37の圧力損失を外側酸化性ガス供給隙間35の圧力損失より小さくすることにより、中央酸化性ガス供給隙間37を介して中央領域1に供給される酸化性ガスの流量を、外側酸化性ガス供給隙間35を介して外側領域3に供給される酸化性ガスの流量より大きくすることができる。このとき、下部断熱体31は、中央部分33の厚さを外側部分32の厚さより例えば50〜75%程度に薄くすることにより、複数の中央セルスタック6が複数の外側セルスタック5より効果的に冷却されるように、酸化性ガスを中央領域1と外側領域3とに供給することができる。このため、第5実施形態の燃料電池カートリッジは、中央部分33の厚さを外側部分32の厚さより薄くして、複数の中央セルスタック6を複数の外側セルスタック5より効果的に冷却することにより、中央領域1に配置される複数の中央セルスタック6の温度上昇を抑制することができる。第5実施形態の燃料電池カートリッジは、さらに、外側領域3に供給される酸化性ガスの流量を比較的小さくすることにより、セル周囲領域2と外側領域3とを流れる酸化性ガスの流量を低減することができ、セル周囲領域2と外側領域3とを流れる酸化性ガスにより複数の外側セルスタック5の温度低下を抑制することができる。このため、第5実施形態の燃料電池カートリッジは、中央領域1に配置されるセルスタックの温度上昇を抑制し、外側領域3に配置されるセルスタックの温度低下を抑制することにより、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。
[第6実施形態]
第6実施形態の燃料電池カートリッジは、既述の第5実施形態の燃料電池カートリッジにおける下部断熱体31(断熱ボード)に形成される複数の孔34が他の複数の孔44に置換されており、それ以外は、既述の第5実施形態の燃料電池カートリッジと同様に形成されている。孔44は、外側セルスタック5の外面と孔24の内面との間に外側酸化性ガス供給隙間45の幅が中央酸化性ガス供給隙間37の幅より小さくなるように、形成されている。
第6実施形態の燃料電池カートリッジは、中央部分33の厚さが外側部分32の厚さより薄くなるように、かつ、中央酸化性ガス供給隙間37の幅が外側酸化性ガス供給隙間45の幅より大きくなるように、下部断熱体21が形成されていることにより、酸化性ガスにより複数の中央セルスタック6が複数の外側セルスタック5より効果的に冷却されるように、酸化性ガスを中央領域1と外側領域3とに供給することができる。第6実施形態の燃料電池カートリッジは、複数の中央セルスタック6を複数の外側セルスタック5より効果的に冷却することにより、中央領域1に配置される複数の中央セルスタック6の温度上昇を抑制することができ、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。
なお、第3〜6実施形態の燃料電池カートリッジでは、複数のセルスタック101が規則的に並べられたものから間引かれないで、複数のセルスタック101の全部が一定の間隔を置いて規則的に配列されてもよい。第3〜6実施形態の燃料電池カートリッジは、複数のセルスタック101が間引かれないで一定の間隔を置いて規則的に配列された場合でも、中央領域1を流れる酸化性ガスの流量の平均を、セル周囲領域2と外側領域3とを流れる酸化性ガスの流量の平均より多くすることにより、複数のセルスタック101の温度分布を低減することができる。
1 :中央領域
2 :セル周囲領域
3 :外側領域
5 :外側セルスタック
6 :中央セルスタック
11 :流量分布
12 :温度分布
21 :下部断熱体(断熱ボード)
22 :外側部分
23 :中央部分
24 :孔
25 :外側酸化性ガス供給隙間
26 :孔
27 :中央酸化性ガス供給隙間
31 :下部断熱体(断熱ボード)
32 :外側部分
33 :中央部分
34 :孔
35 :外側酸化性ガス供給隙間
36 :孔
37 :中央酸化性ガス供給隙間
44 :孔
45 :外側酸化性ガス供給隙間
101:セルスタック
103:基体管
201:燃料電池モジュール
203:SOFCカートリッジ
215:発電室

Claims (6)

  1. 固体酸化物形燃料電池を形成する複数のセルが形成された筒形状とされた複数のセルスタックと、
    前記複数のセルスタックの内部に燃料ガスを供給する燃料ガス供給室と、
    前記複数のセルスタックの外部に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給室とを備え、
    前記複数のセルスタックは、
    前記複数のセルスタックが配置されているセル配置領域のうちの中央領域に並べられる複数の中央セルスタックと、
    前記セル配置領域のうちの前記中央領域を囲む外側領域に並べられる複数の外側セルスタックとを含み、
    前記酸化性ガスが前記中央領域を流れる流量の平均が、前記酸化性ガスが前記外側領域を流れる流量の平均より多くなるように、形成される燃料電池カートリッジ。
  2. 前記複数のセルスタックは、前記複数の中央セルスタックが並べられるピッチの平均が、前記複数の外側セルスタックが並べられるピッチの平均より広くなるように、配置される請求項1に記載される燃料電池カートリッジ。
  3. 前記複数のセルスタックは、平面上に一定の間隔を置いて規則的に配列された複数の仮想格子点のうちの前記外側領域に配置される複数の外側領域格子点の全部に前記複数の外側セルスタックがそれぞれ重なるように、かつ、前記複数の仮想格子点のうちの前記中央領域に配置される複数の中央領域格子点の少なくとも1つの間引格子点に重ならないように、かつ、前記複数の中央領域格子点のうちの前記間引格子点を除く複数のセル配置格子点に前記複数の中央セルスタックがそれぞれ重なるように、配置される請求項2に記載される燃料電池カートリッジ。
  4. 前記複数のセルスタックがそれぞれ挿通される複数の孔が形成される断熱ボードをさらに備え、
    前記複数のセルスタックの外部には、前記複数の孔の内面と前記複数のセルスタックの外面との間に形成された酸化性ガス供給隙間を介して前記酸化性ガスが供給され、
    前記複数の孔のうちの前記複数の中央セルスタックが挿入される複数の中央孔の前記酸化性ガス供給隙間は、前記複数の孔のうちの前記複数の外側セルスタックが挿入される複数の外側孔の前記酸化性ガス供給隙間より大きい請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載される燃料電池カートリッジ。
  5. 前記複数のセルスタックがそれぞれ挿通される複数の孔が形成される断熱ボードをさらに備え、
    前記複数のセルスタックの外部には、前記複数の孔の内面と前記複数のセルスタックの外面との間に形成された酸化性ガス供給隙間を介して前記酸化性ガスが供給され、
    前記断熱ボードのうちの前記複数の中央セルスタックが挿通される複数の中央孔が形成される部分の厚さは、前記断熱ボードのうちの前記複数の外側セルスタックが挿通される複数の外側孔が形成される部分の厚さより薄い請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載される燃料電池カートリッジ。
  6. 請求項1から5のうちのいずれか一項に記載される燃料電池カートリッジを備える燃料電池モジュール。
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