JP2016115096A - 寝台管理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、施設管理システム - Google Patents

寝台管理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、施設管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】施設が有する寝台の稼働率向上を図ることができる寝台管理装置を提供する。【解決手段】寝台管理装置100は、利用者毎に施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する登録部102を有する。また、管理情報DB101に格納された管理情報に基づき施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定部103を有する。また、決定された空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別部104を有する。決定部103は、一の利用者における施設の退所日が他の一の利用者における施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして空寝台数を決定する。【選択図】図1

Description

この発明は、施設に入所する患者、要介護者などの施設利用者、あるいは、寝台(利用者等が臥すための病床、ベッド)を移動する移動患者等に対して、空寝台(未使用のベッド)を管理するための技術に関する。
介護施設、あるいは病院などの各種施設においては、施設が有する設備、施設職員、施設の利用者などを管理するための施設管理システムが広く導入されている。特に、施設に入所する患者、要介護者などの施設利用者に対して寝台を割り振るために、空寝台を管理するシステムが必要とされる。また、施設を運営する上では、寝台の稼働率を高めるような管理・運用方法が求められている。
例えば、特許文献1に開示された空床管理プログラムでは、病棟・フロア等の物理的な区域単位や、看護グループ等の組織単位、担当医師等の人員単位など病床が属する単位毎に、看護師の看護負荷を考慮して空床情報を提供する、としている。
また、特許文献2に開示された空床管理装置では、医療スタッフが新規入院患者と周囲の既入院患者との相性を考慮して空床を割り振れるように、空床の周囲の病床を使用する患者の特性(疾患名、病状、嗜好、性格、家族構成など)を画面表示する、というものである。
特開2007−179346号公報 特開平09−153097号公報
しかしながら、これらの空寝台の割り振り方法では、寝台の稼働率を高めて効率よく当該寝台を管理する、ということは考慮されていない。
例えば、施設利用者は施設への入所日から退所日までの入所期間の間に自身が使用する寝台が確保できた場合に当該施設に入所できる、つまり入所が許可されることになる。このように、通常、ある施設利用者の使用を前提に入所日から退所日までの期間において一の寝台が固定的に確保される。しかし、施設の利用者が一日中寝台を使用しているとは限らず、その結果、このような寝台管理では寝台の稼働率を低下させてしまう、という課題が残る。
本発明は、上記の課題を解消し、施設が有する寝台の稼働率向上を図ることができる寝台管理装置を提供することを、主たる目的とする。また、寝台の管理を含む施設管理システムを提供する。
本発明の寝台管理装置は、施設の利用者が使用する寝台を管理する装置であって、前記利用者毎に前記施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する記録手段と、前記管理情報に基づき前記寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段と、前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段と、を有し、前記決定手段は、一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記空寝台数を決定することを特徴とする。
また、本発明の寝台管理装置の制御方法は、施設の利用者が使用する寝台を管理する寝台管理装置の制御方法であって、当該寝台管理装置が、前記利用者毎に前記施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する工程と、一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記管理情報に基づき前記施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する工程と、前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータを寝台管理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、施設の利用者毎に当該施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する記録手段、一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記管理情報に基づき前記施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段、前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明の施設管理システムは、施設の利用者毎に当該施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する記録手段と、一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記管理情報に基づき前記施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段と、前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、施設が有する寝台の稼働率の向上を図ることができる。
本実施形態に係る寝台管理装置の機能構成の一例を示す図。 (a)は、表示画面に管理情報DBに格納された栄養食事管理に関する管理情報を表示画面に表示した場合の一例図。(b)は、施設で提供する食事等の内容を登録する際の入力画面の一例図。 (a)は、利用者スケジュールに関する管理情報を表示画面に表示した場合の一例図。(b)は、利用者スケジュールのうち日毎の生活パターンに関する管理情報を表示画面に表示した場合の一例図。 寝台管理に関する管理情報の一例を説明するための図。 寝台管理装の処理手順の一例を示すフローチャート。 空寝台を利用者に割り当てるための表示画面の一例を示す図。 寝台稼働率を確認するための表示画面の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。なお、本実施形態においては、介護施設等の運営管理に利用される施設管理システムにおいて、特に施設の利用者が使用する寝台の割り振り(割り当て)を管理する機能を中心に説明する。また、寝台管理においては、一の利用者に対して入所期間中に一の寝台を固定的に割り当ることなく、当該入所期間中には空寝台の状況に応じてランダムに寝台を割り当てるものとして説明を進める。
このように、本発明者らは、鋭意検討を進めた結果、寝台(ベッド)をシェアすることでその稼働率を向上させるという手法に至った。
図1は、本実施形態に係る寝台管理装置の機能構成の一例を示す図である。本実施形態の寝台管理装置100は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレットPC、スマートフォンなどの情報処理機能を備えた装置である。なお、寝台管理装置100は、施設管理システムの一機能として実装することもできる。
寝台管理装置100は、管理情報DB(データベース)101、登録部102、決定部103、判別部104、格納部105、I/F(インタフェース)106、媒体収容機構107、入力部108、出力部109、主制御部110を含んで構成される。さらに、寝台割当部111、稼働率算出部112を有する。以下、それぞれの機能構成を詳細に説明する。
管理情報DB101は、施設が有する寝台の総数を始め、施設の運営・管理に必要な各種情報、並びに、当該施設の利用者に関する各種情報などが管理情報として格納される。
例えば、施設の利用者に関する管理情報は、その利用者の入所日、退所日(退所予定日)、レクリエーション活動、リハビリ活動、食事の提供など施設内で実施されたケア内容などを含んだ情報がそれぞれ利用者毎に関連付けられて格納された情報である。
登録部102は、施設への入所を希望する利用者の情報、例えば施設への入所日(入所希望日)、退所日(退所予定日)、施設内で実施を希望するケア内容などの各種情報を格納部105に格納する。なお、格納部105は、例えばRAM(Random Access Memory)などを用いることができる。
登録部102は、また、寝台管理装置100の操作者(以下、ユーザと称す)の指示に従い、格納部105に格納された情報を管理情報として管理情報DB101に格納する。この場合、入所希望者は施設への入所が許可されたことになる。このように、登録部102は、施設への入所日、並びに、退所日を含む管理情報を記録する記録手段として機能する。
決定部103は、管理情報DB101に格納された管理情報に基づき寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する。具体的には、決定部103は、一の利用者における施設の退所日が他の一の利用者における施設の入所日である場合には、1つの寝台が使用されるものとして空寝台数を決定する。
例えば、施設の利用者Aは、12月1日から12月3日までの3日間の利用であるとする。また、利用者Bは、12月3から12月5日かでの3日間の利用であるとする。この場合、従来一般の寝台管理においては、12月1日は寝台を1台使用、12月2日は寝台を1台使用、12月3日は寝台を2台使用、12月4日は寝台を1台使用、12月5日は寝台を1台使用と判断し、これに応じて空寝台数を決定している。これに対し、本実施形態に係る寝台管理装置100では、利用者Aが退所する12月3日と、利用者Bが入所する12月3日では、その日において利用者A、Bで1台の寝台の使用とカウントする。これは、寝台の使用状況を特定するタイミングを夜(例えば、午後9時)とした場合、利用者Aは日中に既に退所しており、利用者Bが当該寝台を使用でき得る状況になっているためである。
さらに、例えば健康増進、生活パターン改善のために施設内での活動が推奨されていることなどから、施設の利用者が1日中寝台を使用するケースは少ない。そのような点から、退所日を迎えた利用者が既にその日は寝台を使用していないことが多い。この様な場合においても、一の利用者における施設の退所日が他の一の利用者における施設の入所日である場合には1つの寝台の使用としてカウントすることができる。
決定部103は、管理情報DB101に格納された情報に基づき、例えば2014年12月1日の空寝台数が7台、12月2日の空寝台数が2台などと日毎の空寝台数を決定する。このように、決定部103は、管理情報に基づき寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段として機能する。なお、決定された空寝台数は、管理情報DB101に空寝台数に関する情報として格納される。
判別部104は、決定部103が決定した空寝台数に応じてその利用者の施設への受け入れが可能か否かを判別する。
ここで、入所を希望する利用者が12月1日から12月3日までの3日間の利用を希望したとする。例えば、決定部103により12月1日、2日、3日それぞれに空寝台があると決定された場合、判別部104は、その利用者は施設への受け入れが可能であると判別する。つまり、この利用者は、施設への受け入れが許可される。また、12月1日、2日、3日の中で少なくとも空寝台が無い日があれば、その利用者は施設への受け入れが不可であると判別する。このように、判別部104は、決定部103が決定した空寝台数に応じてその利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段として機能する。なお、判別結果は、管理情報DB101に情報として格納される。
I/F106は、例えば、インターネット回線Nを介した情報の授受、あるいは無線通信による情報の授受を制御する。また、ユーザは、I/F106を介して、インターネット回線Nに接続された図示しないサーバ装置に格納された管理情報のダウンロードを指示し、ダウンロードした管理情報を利用することもできる。
媒体収容機構107は、管理情報が記録された媒体(例えば、DVD:Digital Versatile Disc、カード状記録媒体)を読み取り可能に格納する。媒体収容機構109に格納された媒体に記録された管理情報は、ユーザの指示に応じて読み出しが開始される。
入力部108は、例えばキーボード、あるいはポインティングディバイス等の入力装置であり、ユーザからの入力操作を受け付ける。
出力部109は、例えばディスプレイ等の表示装置、記録された音声を出力するスピーカなどである。出力部112は、また、判別部104による判別結果を表示画面に表示する。表示画面への各種情報の表示例は後述する。
主制御部110は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、寝台管理装置100が有する各構成機器を制御する。なお、主制御部による各種制御は、寝台管理装置100が有するロセッサ及び内部メモリを有するコンピュータ装置のハードウエア資源と所定のコンピュータプログラムとの協働により実現される。なお、情報処理装置100は、年月日を表す時刻データと制御動作の同期クロックとを出力するRTC(Real Time Clock)モジュールを有する。
なお、入力部108及び出力部109は、寝台管理装置100との間において双方向の通信が可能な携帯情報端末(例えば、スマートフォン、タブレットPC)などと連携させる形態であっても良い。
さらに、寝台割当部111は、判別部104が利用者の施設への受け入れが可能であると判別した場合、その利用者が使用する寝台を空寝台の中から選択して割り当てる。このように、寝台割当部111は、空寝台を利用者に割り当てる割当手段として機能する。なお、施設への受け入れを許可した利用者に対する寝台の割り当ては、寝台割当部111を介して割り当てることの他に、施設職員が利用者の症状、これまでの利用履歴などに基づき任意に寝台の割り当てが可能なように構成することもできる。なお、寝台の割り当て結果は、管理情報DB101に情報として格納される。
稼働率算出部112は、例えば、施設が有する総寝台数を基準にして日毎の寝台使用状況に応じて寝台の稼働率を算出する。なお、寝台の稼働率は、所定時刻(例えば、午後9時)における日毎、月毎、年毎など算出の条件を任意に設定することができる。さらに、予め設定された目標値に対する実績値を寝台の稼働率として算出するように構成することもできる。なお、算出結果は、管理情報DB101に情報として格納される。
図2〜図4は、管理情報DB101に格納される各種情報を説明するための図である。なお、施設の運営・管理に必要な各種情報として、例えば施設が有する寝台を個別に特定するための情報(フロア別の管理番号など)、総寝台数、施設職員に関する情報などは予め管理情報DB101に格納されているものとして説明を進める。なお、以下に説明するように、寝台管理装置100を、寝台の管理を含む利用者へのサービス実績を管理するためのシステム(施設管理システム)として構成することもできる。
図2は、管理情報DB101に格納された管理情報の確認、並びに、修正の様子を説明するための図である。図2(a)は、表示画面に管理情報DB101に格納された栄養食事管理に関する管理情報を表示した場合の一例図である。図2(b)は、施設で提供する食事等の内容を登録する際の入力画面の一例図である。これらの入力画面などを介して、利用者毎の管理情報の確認・修正などが行われる。
図2(a)に示す栄養食事管理画面200では、施設職員は、利用者名、生年月日などの基本情報のほか、食事以外に当該利用者に対して提供する食品(追加食品)の量(数)、提供タイミング(食事区分)、提供期間(適用期間)などの管理情報を画面上で確認することができる。また、必要に応じて登録されている情報の修正、並びに、情報の新規追加が可能に構成される。例えば、図2(b)に示す修正画面201を介して追加食品の追加、修正等を行うことにより、随時、管理情報のメンテナンスを行うことができる。
図3は、利用者毎の施設利用履歴に関する管理情報の一例を説明するための図である。図3(a)は、管理情報DB101に格納された利用者スケジュールに関する管理情報を表示画面に表示した場合の一例図である。図3(b)は、利用者スケジュールのうち、日毎の生活パターンに関する管理情報を表示画面に表示した場合の一例図である。
図3(a)に示す施設利用履歴画面300では、例えば利用者「山田一郎」の10月1日から27日までの施設利用実績を画面上で確認することができる。例えば、長期滞在あるいは短期滞在などの利用パターン、フロア及び部屋番号、入所日及び退所日、食事の提供状況などが確認することができる。
また、生活パターン確認画面301は、施設利用履歴画面300の表示内容をさらに詳細に確認するための画面である。生活パターン確認画面301では、1日単位で時間帯別の利用者の活動履歴、例えば睡眠時間、食事の時間、リハビリの時間などを画面を介して確認することができる。
施設職員は、これらの画面を介して表示される管理情報の内容を確認しながら、利用者に対して適切なサービスを提供するとともに、必要に応じて情報の追加・修正を適宜行うことができる。
図4は、管理情報DB101に格納された寝台管理に関する管理情報の一例を説明するための図である。
図4に示す寝台管理画面400では、部屋番号、寝台番号(ベッド番号)別の使用状況、つまり、既に利用者に割り当てられている寝台であるか、あるいは、空寝台であるかを確認することができる。例えば、部屋201のベッド1は、10月1日、2日、9日、10日、20日から23日が空寝台であることが見て取れる。また、部屋201のベッド2は、10月1日から10月15日まで空寝台であることが見て取れる。このように、施設職員は、これらの画面を介して管理情報DB101に格納された寝台管理に関する管理情報を確認することができる。
また、仮に寝台管理画面400に表示される部屋番号201から205まで、総数11台の寝台のみ有する施設であったとする。この場合、決定部103は、10月1日は空寝台が6台、10月3日は空寝台が5台であると空寝台数を決定することになる。
また、10月6日の部屋番号203・ベッド1、10月16日の部屋番号201・ベッド1などのように画面上で「退/入」と表示されているものは、一の利用者における施設の退所日が他の一の利用者における施設の入所日である場合であることを示している。この場合、決定部10は、先述したように1つの寝台が使用されるものとして、これに応じて空寝台数を決定する。なお、画面上における「退/入」の表示はあくまでも施設職員の利便性を考慮した場合の表示の一例である。
図5は、寝台管理装置100の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下に説明する各処理は、主制御部110と寝台管理装置100が有する各機能部が協働することにより実現される。
主制御部110は、ユーザが入力した利用予定者の入所日(入所希望日)、退所日(退所希望日)を含む情報を受け付ける(S501)。主制御部110は、受け付けた情報を格納部105に格納する(S502)。この様にして、利用者の施設の入所期間(入所希望期間)を特定することができる。
主制御部110は、決定部103を介して管理情報DB101に格納された管理情報に基づき、ステップS501の処理に基づく入所期間内における寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する(S503)。決定された空寝台数は、例えば格納部105に一時的に格納する。
主制御部110は、判別部104を介して入所期間内で寝台が確保可能か否か、つまりその利用予定者の施設への受け入れが可能か否かを判別する(S504)。寝台が確保可能と判別した場合(S504:Yes)、主制御部110は、利用予定者の入所を許可する。その後、主制御部110は、格納部105に格納された利用予定者に関する情報を管理情報として管理情報DB101に格納する(S506)。また、そうでない場合(S504:No)、利用予定者の入所を不許可とする。このようにして、一連の処理を終了する。
図6は、空寝台を利用者に割り当てるための表示画面の一例を示す図である。なお、ここでは、部屋番号別に一台の寝台を有するものとして説明を進める。
図6に示す寝台割当画面600では、一例として、施設職員が利用者「山田太郎」の7月16日の寝台割り当てる画面(領域A)と、既に割り当て済みの寝台の確認画面(領域B)が表示されていることが見て取れる。このように、割り当て済みの寝台を確認しながら、施設職員が利用者に対して空寝台を割り当てることができる。この場合、利用者の状況、例えば病状、個室あるいは多床室の希望の別、施設の利用履歴などに応じてその利用者により適した寝台を割り当てることが可能になる。
なお、図6に示す寝台割当画面600上では、7月16日における部屋番号201の寝台は既に利用者「山田花子」に割り当てられているため、当該表示画面上には「満床」が表示されていることが見て取れる。
また、空寝台を利用者に割り当てる処理は、寝台割当部111を介して、一の利用者における施設の退所日と他の一の利用者における施設の入所日とが同日である場合には、空寝台を当該他の一の利用者に割り当てるように構成することもできる。これにより、施設職員の作業負担が軽減される。
また、寝台割当部111を介した割り当てにおいては、空寝台のうち一の利用者に対して日毎に異なる寝台を割り当てることもできる。例えば、図6に示す寝台割当画面600の表示領域Bには、利用者「山田花子」が7月15日から17日まで部屋番号201の寝台が割り当てられていることが見て取れる。このように、一の利用者が入所期間中に同じ寝台を継続使用するように割り当てを行う他に、例えば7月15日は部屋番号201の寝台、7月16日は部屋番号211の寝台などとランダムな寝台の割り当てを実施することも可能である。
このように、空寝台を利用者に割り当てる際に、入所期間に対して同一の寝台を確保できるか否かにかかわらず、空寝台を基準にして利用者を割り当てることで寝台の稼働率向上を図ることができる。
図7は、寝台稼働率を確認するための表示画面の一例を示す図である。
図7に示す稼働率確認画面700では、一例として2014年10月31日から11月1日の実績に対する、各目標値(画面上の領域701の各表示項目)との差異が表示画面上の領域702に表示されていることが見て取れる。このようにして、予め各項目に対して目標値を入力しておき、これに対する実績値との比較結果を随時確認することができる。また、画面上の領域703に示すグラフとして比較結果を表示するように構成することもできる。
施設職員は、各表示画面を介して管理情報DB101に格納される管理情報を含む各種情報を入力及び修正などを行い情報のメンテナンスを実施することができる。これにより、施設職員の作業負担を軽減するとともに、効率よく施設の運営・管理を実施することが可能になる。また、利用者に提供するサービス等を個別に管理することもできる。
このように、本実施形態に係る寝台管理装置100によれば、一の利用者における施設の退所日が他の一の利用者における施設の入所日である場合には、1つの寝台が使用されるものとして管理される。そのため、施設が有する寝台の稼働率向上を図ることができる。
また、一の利用者に対して入所期間中一の寝台を固定的に割り当ることなく、当該入所期間中ではランダムに空寝台を割り当てることができる。そのため、施設が有する寝台の稼働率がさらに向上する。さらに、寝台管理を含む施設管理システムとして構成することもできる。
本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現することができる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現することができる。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。
100・・・寝台管理装置、101・・・管理情報DB、102・・・登録部、103・・・決定部、104・・・判別部、105・・・格納部、106・・・I/F、107・・・媒体収容機構、108・・・入力部、109・・・出力部、110・・・主制御部、111・・・寝台割当部、112・・・稼働率算出部、N・・・インターネット回線。

Claims (7)

  1. 施設の利用者が使用する寝台を管理する装置であって、
    前記利用者毎に前記施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する記録手段と、
    前記管理情報に基づき前記寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段と、
    前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段と、を有し、
    前記決定手段は、一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記空寝台数を決定することを特徴とする、
    寝台管理装置。
  2. 前記空寝台を利用者に割り当てる割当手段をさらに有し、
    前記一の利用者における施設の退所日と前記他の一の利用者における施設の入所日とが同日である場合には、前記空寝台を当該他の一の利用者に割り当てることを特徴とする、
    請求項1に記載の寝台管理装置。
  3. 前記割当手段は、前記決定された空寝台のうち一の利用者に対して日毎に異なる寝台を割り当てることを特徴とする、
    請求項2に記載の寝台管理装置。
  4. 所定時刻において前記決定手段が決定した空寝台数に基づき前記施設が有する寝台の稼働率を算出する算出手段をさらに有することを特徴とする、
    請求項1、2又は3に記載の寝台管理装置。
  5. 施設の利用者が使用する寝台を管理する寝台管理装置の制御方法であって、当該寝台管理装置が、
    前記利用者毎に前記施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する工程と、
    一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記管理情報に基づき前記施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する工程と、
    前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する工程と、を有することを特徴とする、
    寝台管理装置の制御方法。
  6. コンピュータを寝台管理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    施設の利用者毎に当該施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する記録手段、
    一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記管理情報に基づき前記施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段、
    前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段、として機能させることを特徴とする、
    コンピュータプログラム。
  7. 施設の利用者毎に当該施設への入所日、並びに、退所日を含む情報を管理情報として記録する記録手段と、
    一の利用者における前記施設の退所日が他の一の利用者における前記施設の入所日である場合には1つの寝台が使用されるものとして前記管理情報に基づき前記施設が有する寝台の使用状況を導出して空寝台数を決定する決定手段と、
    前記空寝台数に応じて利用者の受け入れが可能か否かを判別する判別手段と、を有することを特徴とする、
    施設管理システム。
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