JP2016114234A - 軌道輪の耐圧痕性評価方法 - Google Patents

軌道輪の耐圧痕性評価方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016114234A
JP2016114234A JP2014256086A JP2014256086A JP2016114234A JP 2016114234 A JP2016114234 A JP 2016114234A JP 2014256086 A JP2014256086 A JP 2014256086A JP 2014256086 A JP2014256086 A JP 2014256086A JP 2016114234 A JP2016114234 A JP 2016114234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing ring
bearing
distribution
shear stress
rolling element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014256086A
Other languages
English (en)
Inventor
弘樹 小俣
Hiroki Komata
弘樹 小俣
泰弘 岩永
Yasuhiro Iwanaga
泰弘 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2014256086A priority Critical patent/JP2016114234A/ja
Publication of JP2016114234A publication Critical patent/JP2016114234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を簡便且つ安価に評価することができる方法を提供する。【解決手段】転動体2及び軌道輪1を備える転がり軸受に静的荷重が負荷された場合に、転動体2との接触により軌道輪1に生じる静的せん断応力の、軌道輪1の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線と、軌道輪1を構成する材料の強度の、軌道輪1の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線と、を取得する。静的せん断応力は、軌道輪1と転動体2との接触点Oにおける転動体2の接線に対して45°をなす方向に作用する静的せん断応力とする。そして、2つの曲線によって囲まれ、且つ、軌道輪1を構成する材料の強度の分布を表す曲線を静的せん断応力の分布を表す曲線が上回る領域の面積の大きさによって、転動体2との接触により生じる塑性変形に対する軌道輪1の抵抗性である耐圧痕性を評価する。【選択図】図2

Description

本発明は、転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を評価する方法に関する。
転がり軸受が静止時に大きな荷重を受けると、軌道輪と転動体との間にヘルツ接触が生じ、その接触部に永久変形(圧痕)が生じる。この永久変形の量が大きくなると、転がり軸受の音響特性、振動特性が悪化するばかりでなく、場合によっては応力集中源として作用し、剥離などの破損を引き起こすことが懸念される。このため、転がり軸受には、静止時に受けることができる許容荷重(静定格荷重)が定められており、JIS B1519では、4200MPaの接触面圧となるような荷重と定義されている。
一方、環境問題や省エネルギーの観点から、産業機械や自動車の燃費向上が重要視されており、転がり軸受の小型化のニーズは益々大きくなっている。転がり軸受の小型化を可能にするためには、転がり疲れ寿命の観点に加え、4200MPaを超える荷重が負荷されることも想定して、材料の塑性変形抵抗性(耐圧痕性)を向上させることが必須である。このような背景から、例えば特許文献1、2には、高炭素クロム軸受鋼製の軸受部品に浸炭窒化処理及び焼戻しを施して塑性変形抵抗性を向上させる技術が開示されている。
一般的に、鉄鋼材料の塑性変形抵抗性は、材料の降伏強さで評価することができる。降伏強さは硬さ(例えばヴィッカース硬さHV)と良好な相関性があるので、鉄鋼材料の塑性変形抵抗性の評価は硬さ測定で代替することができる。軌道輪等の軸受部品の耐圧痕性においても、硬さは一つの指標となり得る。
しかしながら、転がり軸受が静的負荷を受けた場合に軸受部品に生じる塑性変形(すなわち圧痕)は、ヘルツ接触に伴い材料の内部に働く静的せん断応力(ヘルツ接触する2つの軸受部品の接触点における接線に対して45°方向に働くせん断応力)によってもたらされる。静的せん断応力は一様ではなく3次元的な分布を有し、さらに軸受の形式や大きさによって分布が異なる。また、軸受部品に浸炭処理、浸炭窒化処理、高周波焼入れ等が施されている場合には、硬さ(すなわち降伏強さ)も分布を有する。このため、転がり軸受の軸受部品の耐圧痕性は、硬さだけでは十分な評価はできない。
また、転がり軸受の軸受部品の耐圧痕性の評価方法としては、例えば特許文献1、2に開示されているように、転がり軸受の軌道輪を模擬した平板状の試験片に鋼球を押し付ける試験によって評価する方法がある。
しかしながら、平板状の試験片と鋼球との接触領域は円形状であるのに対して、実際の転がり軸受における軌道輪と転動体との接触領域は楕円形状又は線状であるので、接触面圧が同等であっても変形を生じさせる静的せん断応力の分布は異なる。したがって、特許文献1、2に開示の評価方法が実際の転がり軸受の耐圧痕性の評価方法として妥当であるかは、不明である。また、耐圧痕性の評価のために試験片の作製作業や試験作業を必要とするので、コスト及び時間を要するという問題を有していた。
特開2012−107675号公報 特開2012−107676号公報
Smith, J. O., Liu, C. K. and III U., "Stress Due to Tangential and Normal Loads on an Elastic Solid with Application to Some Contact Stress Problems", Transaction of the ASME, Journal of Applied Mechanics, Vol. 20(1953), pp. 157-166. 岡本純三,"玉軸受の計算",1999年
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を簡便且つ安価に評価することができる方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の一態様に係る軌道輪の耐圧痕性評価方法は、転動体及び軌道輪を備える転がり軸受に静的荷重が負荷された場合に前記転動体との接触により生じる塑性変形に対する前記軌道輪の抵抗性である耐圧痕性を評価する方法であって、前記転動体との接触により前記軌道輪に生じる静的せん断応力の、前記軌道輪の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線と、前記軌道輪を構成する材料の強度の、前記軌道輪の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線と、を取得し、前記静的せん断応力は、前記軌道輪と前記転動体との接触点における前記転動体の接線に対して45°をなす方向に作用する静的せん断応力とし、前記2つの曲線によって囲まれ、且つ、前記軌道輪を構成する材料の強度の分布を表す曲線を前記静的せん断応力の分布を表す曲線が上回る領域の面積の大きさによって、前記耐圧痕性を評価することを要旨とする。
上記一態様に係る軌道輪の耐圧痕性評価方法においては、前記軌道輪を構成する材料の強度を降伏せん断応力としてもよい。
また、上記一態様に係る軌道輪の耐圧痕性評価方法においては、前記軌道輪を構成する材料の強度は、前記軌道輪の硬さから計算したものであってもよい。
さらに、上記一態様に係る軌道輪の耐圧痕性評価方法においては、前記静的せん断応力の分布を表す曲線は、前記転動体との接触点下の前記軌道輪の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線であってもよい。
本発明の軌道輪の耐圧痕性評価方法は、転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を簡便且つ安価に評価することができる。
(a)は、軌道輪に作用する静的せん断応力を模式的に説明する図であり、(b)は、面積Sを模式的に説明する図である。 面積Sの計算方法を説明する図である。 圧痕深さと面積Sとの関係を示すグラフである。
本発明の軌道輪の耐圧痕性評価方法の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
転動体2及び軌道輪1を備える転がり軸受に静的荷重が負荷されると、転動体2との接触により軌道輪1に塑性変形(圧痕)が生じる場合があるが、その際の塑性変形量(圧痕量)は、軌道輪1を構成する材料の強度と、軌道輪1と転動体2とのヘルツ接触によって軌道輪1の内部(軌道輪1と転動体2との接触点O下の内部)に作用する静的せん断応力との相対関係によって決まると考えられる。
すなわち、図1の(b)に示すように、軌道輪1の表面から内部までの材料の降伏せん断応力(硬さに相当する)の深さ方向(z軸方向)の分布を表す曲線と、軌道輪1の表面から内部までの静的せん断応力の深さ方向の分布を表す曲線と、を比較して、これら2つの曲線によって囲まれ、且つ、材料の降伏せん断応力の分布を表す曲線を静的せん断応力の分布を表す曲線が上回る領域(図1の(b)において斜線が付された部分)の面積Sの大きさによって、塑性変形量(圧痕量)を推定することができる。なお、軌道輪1の内部(軌道輪1と転動体2との接触点O下の内部)に作用する静的せん断応力とは、図1の(a)に示すように、軌道輪1と転動体2との接触点Oにおける転動体2の接線に対して45°をなす方向に作用する静的せん断応力τstである。
ここで、軌道輪1の内部に作用する静的せん断応力τst(単位はMPa)は、その部分に作用する垂直応力σx (単位はMPa)と、その部分に作用する垂直応力σz (単位はMPa)とを用いた下記式(1)で表される。垂直応力σx は、接触点Oにおける転動体2の接線の方向(図1の(a)におけるx軸方向)に作用する応力であり、垂直応力σz は、接触点Oにおける転動体2の接線の法線方向(図1の(a)におけるz軸方向)に作用する応力である。
Figure 2016114234
垂直応力σx 、σz は、最大面圧Pmax と接触楕円の短半径bとから、例えばSmithの弾性理論解(非特許文献1を参照)を用いて計算することができる。静的せん断応力τstが最大となる部分は、軌道輪1の内部のうち軌道輪1と転動体2の接触点O下(すなわちz軸上)に存在する。z軸上(すなわちx=0)において作用する種々の垂直応力σx 、σz は、非特許文献1から下記式(2)、(3)で表される。
Figure 2016114234
Figure 2016114234
転がり軸受に静的荷重を負荷した場合の最大面圧Pmax 及び接触楕円の短半径bは、例えば非特許文献2を参考にして算出することができる。また、軌道輪1の材料の強さ、すなわち降伏せん断応力τy (単位はMPa)は、0.2%耐力をσ0.2 、軌道輪1のヴィッカース硬さをHVとすると、下記式(4)で算出することができる。
Figure 2016114234
以下に、玉軸受に静的荷重を負荷した場合に内輪の軌道面に生じる塑性変形の量の計算方法の一例を示す。図2は、呼び番号6206の深溝玉軸受(内径30mm、外径62mm、転動体の直径9.525mm)に静的荷重を負荷した場合に、内輪に作用する静的せん断応力τstの分布を表す曲線と、測定した材料の硬さ分布から近似的に求めた降伏せん断応力τy の分布を表す曲線である。玉軸受に負荷した静的荷重は、最大面圧が生じる内輪と転動体との接触点において、最大面圧Pmax が4500MPaとなるような荷重とした。
降伏せん断応力τy の分布は、炭素の含有量が0.4質量%である鋼に浸炭窒化処理を施して製造した内輪の硬さ分布から求めたものである(後述する表1の試験No.5に相当する)。図2に示した静的せん断応力τstの分布を表す曲線と、降伏せん断応力τy の分布を表す曲線とに囲まれ、且つ、降伏せん断応力τy の分布を表す曲線を静的せん断応力τstの分布を表す曲線が上回る領域の面積Sの大きさが、塑性変形量(圧痕量)に相当し、面積S(単位はMPa・mm)は下記式(5)により求めることができる。
Figure 2016114234
面積Sは、上記2曲線の2つの交点Z1 、Z2 間にて2曲線の差を積分することによって厳密に求めることができるが、煩雑な計算を避けるため、図2及び式(5)に示すようにして近似的に算出することができる。すなわち、2曲線に囲まれた領域を、同一のΔzを一辺とする複数の矩形により複数の微小区間に分割し、これら微小区間の面積(S1 ・・・Si ・・・)を合計することにより(すなわち区分求積法により)、面積Sを近似的に算出することができる。
このようにして面積Sを求めることにより、塑性変形量(圧痕量)を推定することができるので、転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性(すなわち、転動体との接触により生じる塑性変形に対する軌道輪の抵抗性)を評価することができる。このような本実施形態の軌道輪の耐圧痕性評価方法は、耐圧痕性の評価のために試験片の作製作業や試験作業を行う必要がないので、転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を簡便且つ安価に評価することができる。
なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては転がり軸受として深溝玉軸受を例示して説明したが、本発明の転がり軸受は、他の種類の様々な転がり軸受に対して適用することができる。例えば、アンギュラ玉軸受,自動調心玉軸受,円筒ころ軸受,円すいころ軸受,針状ころ軸受,自動調心ころ軸受等のラジアル形の転がり軸受や、スラスト玉軸受,スラストころ軸受等のスラスト形の転がり軸受である。
〔実施例〕
以下に実施例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。呼び番号6206の深溝玉軸受及び呼び番号6308の深溝玉軸受(内径40mm、外径90mm、転動体の直径15.081mm)を用いて、本実施形態の軌道輪の耐圧痕性評価方法によって転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を評価可能であることを示す試験を行った。内輪を構成する材料は、炭素の含有量が1質量%である軸受鋼SUJ2(以下「材料A」と記す)、又は、炭素の含有量が0.4質量%である軸受用浸炭鋼(以下「材料B」と記す)である。
内輪は、材料A又は材料Bで構成された素材を旋削加工した後、熱処理としてずぶ焼入れ又は浸炭窒化と焼戻しとを施し、続いて研削加工することにより作製した。そして、このように作製した内輪と、内輪と同様に作製した外輪と、軸受鋼SUJ2製の転動体とを組み立てて、深溝玉軸受を得た。深溝玉軸受の種類(呼び番号)、内輪を構成する材料の種類、及び熱処理の種類(ずぶ焼入れ又は浸炭窒化)を表1に示す。
Figure 2016114234
また、内輪の硬さの測定結果を表1に併せて示す。硬さの測定は、マイクロヴィッカース硬さ試験機を用いて行った。なお、熱処理としてずぶ焼入れ及び焼戻しを施した内輪は、硬さは表面から心部まで一定であると見なし、軌道面から0.1mm内部の深さ位置の硬さ(以下「表面硬さ」と記す)を代表値として示す。一方、熱処理として浸炭窒化及び焼戻しを施した内輪は、軌道面から心部まで種々の深さ位置の硬さを測定し、軌道面から0.1mm内部の深さ位置の硬さ(以下「表面硬さ」と記す)、ヴィッカース硬さが650HVとなる深さ(以下「650HV深さ」と記す)、及び心部の硬さを代表値として示す。
それぞれの深溝玉軸受に、内輪の最大面圧が4000、4500、又は5000MPaとなるような荷重を負荷した後に、深溝玉軸受を分解し、内輪に形成された圧痕の深さを測定した。圧痕深さの測定は、テーラーホブソン社製の表面形状・粗さ測定機フォームタリサーフを用いて行った。結果を表1に示す。表1には、内輪に形成された圧痕の中で最も深い圧痕の圧痕深さを示した。
さらに、それぞれの深溝玉軸受の内輪の硬さ分布の測定結果から、上記式(4)を用いて降伏せん断応力を計算し、降伏せん断応力の分布を表す曲線を得た。さらに、それぞれの深溝玉軸受の軸受形式及び最大面圧条件から、上記式(1)、(2)、(3)を用いて内輪に作用する静的せん断応力を計算し、静的せん断応力の分布を表す曲線を得た。そして、これら2曲線を用いて、上記のような区分求積法により面積Sを求めた。
なお、面積Sを算出する際のΔzは0.01mmとした。面積Sをより正確に計算するためには、Δzは小さいほど好ましいが、最大の静的せん断応力が発生する深さの1/10程度以下とすれば十分である。Δzをそれ以上小さくしても、算出される面積Sの差は無視できるほど小さい。
図3のグラフに示すように、算出した面積Sと測定した圧痕深さには良好な相関性が認められた。このことから、耐圧痕性の評価のために試験片を作製したり、試験片を用いて耐圧痕性の評価を行ったりすることなく、軌道輪の硬さの測定及び簡易的な計算のみで、転がり軸受の軌道輪の耐圧痕性を評価可能であることが分かる。よって、本実施形態の軌道輪の耐圧痕性評価方法は、簡便且つ安価に評価を行うことが可能である。
1 軌道輪
2 転動体

Claims (4)

  1. 転動体及び軌道輪を備える転がり軸受に静的荷重が負荷された場合に前記転動体との接触により生じる塑性変形に対する前記軌道輪の抵抗性である耐圧痕性を評価する方法であって、
    前記転動体との接触により前記軌道輪に生じる静的せん断応力の、前記軌道輪の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線と、前記軌道輪を構成する材料の強度の、前記軌道輪の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線と、を取得し、
    前記静的せん断応力は、前記軌道輪と前記転動体との接触点における前記転動体の接線に対して45°をなす方向に作用する静的せん断応力とし、
    前記2つの曲線によって囲まれ、且つ、前記軌道輪を構成する材料の強度の分布を表す曲線を前記静的せん断応力の分布を表す曲線が上回る領域の面積の大きさによって、前記耐圧痕性を評価することを特徴とする軌道輪の耐圧痕性評価方法。
  2. 前記軌道輪を構成する材料の強度は降伏せん断応力である請求項1に記載の軌道輪の耐圧痕性評価方法。
  3. 前記軌道輪を構成する材料の強度は前記軌道輪の硬さから計算したものである請求項1又は請求項2に記載の軌道輪の耐圧痕性評価方法。
  4. 前記静的せん断応力の分布を表す曲線は、前記転動体との接触点下の前記軌道輪の表面から内部までの深さ方向の分布を表す曲線である請求項1〜3のいずれか一項に記載の軌道輪の耐圧痕性評価方法。
JP2014256086A 2014-12-18 2014-12-18 軌道輪の耐圧痕性評価方法 Pending JP2016114234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014256086A JP2016114234A (ja) 2014-12-18 2014-12-18 軌道輪の耐圧痕性評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014256086A JP2016114234A (ja) 2014-12-18 2014-12-18 軌道輪の耐圧痕性評価方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016114234A true JP2016114234A (ja) 2016-06-23

Family

ID=56139951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014256086A Pending JP2016114234A (ja) 2014-12-18 2014-12-18 軌道輪の耐圧痕性評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016114234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021220749A1 (ja) * 2020-04-30 2021-11-04 日本精工株式会社 耐圧痕性の測定方法、転がり軸受の耐圧痕性の予測方法、機械加工条件の選定方法、軸受材料品質の選定方法、バニシング加工条件の選定方法及び軸受製造方法
CN113670606A (zh) * 2021-08-17 2021-11-19 安徽中际精密机械有限公司 一种轴承套圈合格检测方法及检测装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021220749A1 (ja) * 2020-04-30 2021-11-04 日本精工株式会社 耐圧痕性の測定方法、転がり軸受の耐圧痕性の予測方法、機械加工条件の選定方法、軸受材料品質の選定方法、バニシング加工条件の選定方法及び軸受製造方法
JP6969712B1 (ja) * 2020-04-30 2021-11-24 日本精工株式会社 転がり軸受の耐圧痕性の予測方法、機械加工条件の選定方法、軸受材料品質の選定方法、バニシング加工条件の選定方法及び軸受製造方法
EP4145103A4 (en) * 2020-04-30 2023-11-01 NSK Ltd. INPRESSION RESISTANCE MEASURING METHOD, INPRESSION RESISTANCE PREDICTION METHOD FOR ROLLING BEARINGS, METHOD FOR SELECTING BEARING MATERIAL QUALITY, METHOD FOR SELECTION
US11965556B2 (en) 2020-04-30 2024-04-23 Nsk Ltd. Indentation resistance measurement method, indentation resistance prediction method for rolling bearings, machining condition selection method, bearing material quality selection method, burnishing condition selection method, and bearing manufacturing method
CN113670606A (zh) * 2021-08-17 2021-11-19 安徽中际精密机械有限公司 一种轴承套圈合格检测方法及检测装置
CN113670606B (zh) * 2021-08-17 2023-12-22 安徽中际精密机械有限公司 一种轴承套圈合格检测方法及检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Dengo et al. Experimental analysis of bending fatigue strength of plain and notched case-hardened gear steels
Göncza et al. Fatigue behaviour of 42CrMo4 steel under contact loading
JP6408222B2 (ja) 転がり支持装置や動力伝達装置用構成部品の疲れ寿命予測方法
Allison et al. Influence of initial residual stress on material properties of bearing steel during rolling contact fatigue
JP2016148393A (ja) 転がり軸受ならびに転がり軸受の耐圧痕性および音響劣化度の評価方法
JP2014055941A (ja) 転がり軸受の疲労進行度または残存寿命の予測方法
JP2006329319A (ja) 転がり摺動部品、転がり軸受、カムフォロア及び転がり摺動部品の表面改質方法
JP2014088893A (ja) 転がり軸受及びその製造方法
JP2016114234A (ja) 軌道輪の耐圧痕性評価方法
US9878396B2 (en) Bearing component and its manufacturing method
JP2010025311A (ja) 転がり軸受及びその製造方法
JP2015218746A (ja) 転動軸
JP2013238274A (ja) ラジアル転がり軸受用内輪およびその製造方法
CN105043909B (zh) 一种碳氮共渗后的高碳铬长寿命轴承零件的检测方法
WO2018155588A1 (ja) 軸受部品の製造方法
JP2004116569A (ja) 転がり軸受
CN104328373A (zh) 一种高碳铬轴承钢碳氮共渗有效硬化层深度检测方法
Seki et al. Rolling contact fatigue life of steel rollers treated by cavitation peening and shot peening
Göncz et al. Rolling contact fatigue life assessment of induction hardened raceway
Koga et al. Investigation of wear in induction-heated AISI E 52100 steel bars under reciprocating motion
JP5311719B2 (ja) 高周波焼入方法、機械部材、転動部材および機械部材の製造方法
Kida et al. Crack initiation from micro surface holes in bearings under rolling contact fatigue
CN107254658B (zh) 轴承部件和滚动轴承
JP2015068749A (ja) 転がり軸受の試験方法、並びにそのための試験装置
Popescu et al. Micro-plastic material model and residual fields in rolling contacts