JP2016114142A - 油圧駆動システム - Google Patents

油圧駆動システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016114142A
JP2016114142A JP2014252734A JP2014252734A JP2016114142A JP 2016114142 A JP2016114142 A JP 2016114142A JP 2014252734 A JP2014252734 A JP 2014252734A JP 2014252734 A JP2014252734 A JP 2014252734A JP 2016114142 A JP2016114142 A JP 2016114142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
boom
pressure
switching valve
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014252734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6333713B2 (ja
Inventor
真一郎 田中
Shinichiro Tanaka
真一郎 田中
幸宏 志茂
Yukihiro Shimo
幸宏 志茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
KCM Corp
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
KCM Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd, KCM Corp filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2014252734A priority Critical patent/JP6333713B2/ja
Publication of JP2016114142A publication Critical patent/JP2016114142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6333713B2 publication Critical patent/JP6333713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

【課題】作動油の温度が低い場合の応答遅れ等を改善することができる油圧駆動システムを提供する。【解決手段】建設機械1に搭載される油圧駆動システム2Aは、レギュレータ22により傾転角が変更される油圧ポンプ21と、油圧ポンプ21からタンク32へ延びる循環ライン31を含む。循環ライン31における作業回路34と絞り33の間の部分は、パイロットライン51によりレギュレータ22と接続されている。パイロットライン51には切換弁52が設けられ、この切換弁52へは、外部パイロットライン53により、ネガティブコントロール圧の最低値よりも高い外部パイロット圧が導かれる。切換弁52は、ネガティブコントロール圧をレギュレータ22へ導く第1位置と、外部パイロット圧をレギュレータ22へ導く第2位置との間で切り換えられる。【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械に搭載される油圧駆動システムに関する。
複数の車輪を含む産業用車両(例えば、ホイールローダ)やクローラを含む油圧ショベルなどの建設機械には、油圧駆動システムが搭載されている。この油圧駆動システムは、作業用の油圧アクチュエータと可変容量型の油圧ポンプを含み、油圧ポンプの傾転角はレギュレータにより変更される(例えば、特許文献1参照)。
例えば、油圧ポンプの傾転角は、ネガティブコントロールにより調整される。具体的に、油圧ポンプからは、作業用の油圧アクチュエータを駆動するための作業回路のセンターバイパスラインを構成する循環ラインがタンクへ延びており、循環ラインには、作業回路の下流側に絞りが設けられる。そして、レギュレータには、循環ラインにおける絞りの上流側の圧力であるネガティブコントロール圧がパイロットラインを通じて導かれる。
また、産業用車両では、油圧駆動システムが進行方向変更用の一対のステアリングシリンダを含み、このステアリングシリンダには前記循環ラインにおける前記作業回路の上流側から作動油が分配される。
特開平6−117411号公報
ネガティブコントロールでは、通常、操縦者が、作業用の油圧アクチュエータやステアリングシリンダ(産業用車両の場合のみ)を動かすための操作手段(操作レバーやステアリングホイール)を操作していないときは、ネガティブコントロール圧が高くなり、油圧ポンプの吐出流量が小さく抑えられる。一方、操縦者が操作手段を操作すると、ネガティブコントロール圧が低下して油圧ポンプの吐出流量が増大する。これにより、動かそうとした作業用の油圧アクチュエータやステアリングシリンダに多くの作動油が供給される。
しかしながら、寒冷地などで作動油の温度が低い場合には、操縦者が操作手段を操作しても、作業用の油圧アクチュエータやステアリングシリンダが直ちに動かないことがある(いわゆる、応答遅れ)。
そこで、本発明は、作動油の温度が低い場合の応答遅れ等を改善することができる油圧駆動システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の発明者らは、鋭意研究の結果、作動油の温度が低い場合の応答遅れは、作動油の粘度が低いことなどの影響で、操作手段が操作された直後は油圧ポンプの吐出圧が若干低下することに起因することを突き止めた。本発明は、このような観点からなされたものである。
すなわち、本発明の油圧駆動システムは、建設機械に搭載される油圧駆動システムであって、レギュレータにより傾転角が変更される油圧ポンプと、前記油圧ポンプからタンクへ延びる、作業用の油圧アクチュエータを駆動するための作業回路のセンターバイパスラインを構成する循環ラインであって、前記作業回路の下流側に絞りが設けられた循環ラインと、前記循環ラインにおける前記作業回路と前記絞りの間の部分と前記レギュレータとを接続するパイロットラインと、前記パイロットラインに設けられた切換弁と、前記切換弁へ、前記循環ラインにおける前記絞りの上流側の圧力であるネガティブコントロール圧の最低値よりも高い外部パイロット圧を導く外部パイロットラインと、を備え、前記切換弁は、前記ネガティブコントロール圧を前記レギュレータへ導く第1位置と、前記外部パイロット圧を前記レギュレータへ導く第2位置との間で切り換えられる、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、作動油の温度が低いときに切換弁を第2位置に維持しておけば、操縦者が操作手段を操作する前から、油圧ポンプの吐出圧をある程度高く保持することができる。これにより、操縦者が操作手段を操作したときには、作業用の油圧アクチュエータやステアリングシリンダに当初から多くの作動油が供給され、それらが直ちに動くようになる。その結果、作動油の温度が低い場合の応答遅れを改善することができる。
前記建設機械は、複数の車輪を含む産業用車両であり、上記の油圧駆動システムは、進行方向変更用の一対のステアリングシリンダを駆動するためのステアリング回路と、前記切換弁を制御する制御装置と、をさらに備え、前記制御装置は、前記油圧ポンプが稼働している間であって、ステアリング操作および前記油圧アクチュエータを駆動するための特定操作が行われておらず、かつ、作動油の温度が所定温度よりも低いときに、前記切換弁を第2位置に維持してもよい。この構成によれば、作動油の温度が低い場合の応答遅れを改善することができる。
前記制御装置は、前記ステアリング操作または前記特定操作が行われてから所定時間経過後に前記切換弁を第2位置から第1位置に切り換えてもよい。この構成によれば、外部パイロット圧に基づく画一的な制御からネガティブコントロールに切り換えることができる。
前記建設機械はブームを含み、前記油圧アクチュエータは、前記ブームを作動させるブームシリンダであり、前記荷役回路は、前記ブームシリンダ用のコントロールバルブであって、前記ブームを上昇または下降させ続けるデテント操作中に前記ブームが最上昇位置または最下降位置に到達したときに中立位置に戻されるコントロールバルブを含み、上記の油圧駆動システムは、前記切換弁を制御する制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記ブームが最上昇位置または最下降位置に到達する前に、前記切換弁を第1位置から第2位置に切り換えてもよい。
ところで、作業用の油圧アクチュエータがブームシリンダである場合、建設機械によっては、ブームが最上昇位置または最下降位置に到達するまで上昇または下降させ続けるデテント操作が行われることがある。例えば、最上昇位置および最下降位置は、ブームシリンダの機械的ストロークの範囲内で任意に設定可能である。このデテント操作では、ブームが最上昇位置または最下降位置に到達すると、コントロールバルブが直ちに中立位置に戻される。これにより、ブームシリンダへの作動油の供給が急激に停止されて、停止ショックが引き起こされることがある。なお、デテント操作は、ブームを上昇させるときに行われることが多い。
これに対し、上記の構成によれば、ブームが最上昇位置または最下降位置に到達する前に、油圧ポンプの吐出流量を強制的に低減させることができる。その結果、ブームが最上昇位置または最下降位置に到達したときの停止ショックを緩和することができる。
前記外部パイロットラインには、二次圧として前記外部パイロット圧を出力する電磁比例弁が設けられており、前記制御装置は、前記切換弁を第2位置に切り換えてからは、前記外部パイロット圧が徐々に増加するように前記電磁比例弁を制御してもよい。この構成によれば、ブームを最上昇位置または最下降位置に向かって滑らかに停止することができる。
前記油圧ポンプはメインポンプであり、上記の油圧駆動システムは、前記メインポンプと共通のエンジンにより駆動されるアクセサリポンプをさらに備え、前記外部パイロットラインは、前記アクセサリポンプから吐出される作動油を導く供給ラインに接続されていてもよい。この構成によれば、アクセサリポンプの吐出圧を圧力源として合理的に利用することができる。
前記外部パイロットラインは、前記循環ラインにおける前記作業回路の上流側部分に接続されており、前記外部パイロットラインには、上流側から順に、逆止弁およびアキュムレータが設けられていてもよい。この構成によれば、循環ラインでの圧力履歴のうちでの最高圧を圧力源として合理的に利用することができる。
本発明によれば、作動油の温度が低い場合の応答遅れ等を改善することができる。
本発明の一実施形態に係る油圧駆動システムを搭載した建設機械の概略構成を模式的に示す図である。 図1に示す建設機械の側面図である。 ステアリング操作または荷役操作時のメインポンプの吐出圧の経時的変化を示すグラフである。 荷役回路の概略構成図である。 ステアリング操作または荷役操作時の切換弁の制御に関するフローチャートである。 上げデテント操作時の切換弁の制御に関するフローチャートである。 第1変形例の油圧駆動システムを搭載した建設機械の概略構成を模式的に示す図である。 第2変形例の油圧駆動システムを搭載した建設機械の概略構成を模式的に示す図である。 第3変形例の油圧駆動システムを搭載した建設機械の概略構成を模式的に示す図である。 第4変形例の油圧駆動システムを搭載した建設機械の概略構成を模式的に示す図である。
図2に、本発明の一実施形態に係る油圧駆動システム2Aを搭載した建設機械1を示し、図1に、建設機械1の概略構成を模式的に示す。図2に示す建設機械1は産業用車両の1つであるホイールローダであるが、本発明は、ショベルローダ、フォークリフト、トラッククレーンなどの車輪を含む他の産業用車両にも適用可能であるし、例えばクローラを含む油圧ショベルなどの産業用車両以外の建設機械にも適用可能である。
<構成>
図2に示すように、建設機械1は、互いに水平方向に揺動可能に連結された前側車体10Aおよび後側車体10Bを含む。前側車体10Aには前車輪15Aが取り付けられ、後側車体10Bには後車輪15Bが取り付けられている。なお、図示は省略するが、前側車体10Aと後側車体10Bの間には、進行方向変更用の左右一対のステアリングシリンダ28が配置されている。
後側車体10Bには、運転室17が設けられているとともに、エンジン11が搭載されている。前側車体10Aには、ブーム18が鉛直方向に揺動可能に連結され、ブーム18の先端にはバケット19が鉛直方向に揺動可能に連結されている。また、前側車体10Aには、ブーム18を作動させる左右一対のブームシリンダ24と、バケット19を作動させるバケットシリンダ25が設けられている。ブームシリンダ24およびバケットシリンダ25は、本発明の作業用の油圧アクチュエータに相当する。
ブームシリンダ24、バケットシリンダ25およびステアリングシリンダ28は、図1に示す油圧駆動システム2Aの構成要素である。エンジン11の出力は、走行に利用されるとともに、油圧駆動システム2Aの動力源として利用される。
具体的に、エンジン11は、図1および図2に示すように、トルクコンバータ12、トランスミッション13およびアクスル14A,14Bを介して車輪15A,15Bと連結されている。なお、トランスミッション13は、入力軸と出力軸の速度比を変更することができるとともに、車両の前進と後進を切り換えるために出力軸の回転方向を入力軸と同方向にするか逆方向にするかを切り換えることができる。
図1に示す油圧駆動システム2Aは、トルクコンバータ12に連結されたメインポンプ(油圧ポンプ)21およびアクセサリポンプ23を含む。つまり、メインポンプ21およびアクセサリポンプ23は、共通のエンジン11により駆動される。また、油圧駆動システム2Aは、ブームシリンダ24およびバケットシリンダ25を駆動するための荷役回路(本発明の作業回路に相当)34と、ステアリングシリンダ28を駆動するためのステアリング回路36を含む。
メインポンプ21から吐出される作動油は、荷役回路34およびステアリング回路36に供給される。具体的に、油圧ポンプ21からは循環ライン31がタンク32へ延びている。循環ライン31は、荷役回路34のセンターバイパスライン34aを構成する。また、循環ライン31からは、荷役回路34の上流側で分岐ライン35が分岐しており、この分岐ライン35がステアリング回路36につながっている。
メインポンプ21は、可変容量型のポンプであり、その傾転角はレギュレータ22により変更される。メインポンプ21は、斜板ポンプであってもよいし、斜軸ポンプであってもよい。
荷役回路34は、図4に示すように、ブームシリンダ24用のコントロールバルブ72と、バケットシリンダ25用のコントロールバルブ71を含む。上述したセンターバイパスライン34aは、これらのコントロールバルブ71,72を貫通するように延びている。ブームシリンダ24用のコントロールバルブ72へは、ブーム操作弁82からパイロット圧が出力され、バケットシリンダ25用のコントロールバルブ71へは、バケット操作弁81からパイロット圧が出力される。ブーム操作弁82およびバケット操作弁81は、運転室17内に配置されている。また、ブーム操作弁82およびバケット操作弁81は、操作レバーを含み、その操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を出力する。
本実施形態では、ブーム操作弁82およびバケット操作弁81のそれぞれが、操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を直接的に出力する油圧式パイロット弁である。ただし、ブーム操作弁82およびバケット操作弁81のそれぞれは、コントロールバルブ(72または71)のパイロットポートと接続された一対の電磁比例弁を含み、操作レバーの操作量に応じた電気信号が電磁比例弁へ送給される電気式パイロット弁であってもよい。
ステアリング回路36は、図示は省略するが、ステアリングシリンダ28に対する作動油の給排を制御するステアリングバルブを含む。このステアリングバルブへは、例えば、オービットロール(登録商標)などの操舵信号出力装置から操舵信号(パイロット流)が出力される。操舵信号出力装置は、ステアリングシャフトを介して、運転室17内に配置されたステアリングホイールと連結される。
図1に戻って、循環ライン31には、荷役回路34の下流側に絞り33が設けられている。また、図示は省略するが、循環ライン31には、絞り33をバイパスするバイパスラインが接続されており、このバイパスラインにリリーフ弁が設けられている。そして、循環ライン31における荷役回路34と絞り33の間の部分は、パイロットライン51によりレギュレータ22と接続されている。
ブームシリンダ24およびバケットシリンダ25ならびにステアリングシリンダ28が駆動されていないときには、メインポンプ21から吐出される作動油の全量が絞り33を通過するため、循環ライン31における絞り33の上流側の圧力であるネガティブコントロール圧Pnが高くなる。一方、ブームシリンダ24、バケットシリンダ25およびステアリングシリンダ28の少なくとも1つが駆動されているときは、メインポンプ21から吐出される作動油の一部のみが絞り33を通過するため、ネガティブコントロール圧Pnが低くなる。
レギュレータ22は、パイロットライン51を通じて導かれる圧力が高ければメインポンプ21の傾転角を小さくし、パイロットライン51を通じて導かれる圧力が低ければメインポンプ21の傾転角を大きくする。メインポンプ21の傾転角が小さくなると、メインポンプ21の吐出流量が減少し、メインポンプ21の傾転角が大きくなると、メインポンプ21の吐出流量が増大する。
パイロットライン51には、切換弁52が設けられている。この切換弁52については、後述にて詳細に説明する。
アクセサリポンプ23から吐出される作動油は、供給ライン4を通じて、ファン回路42、走行ブレーキ45およびパーキングブレーキ46に導かれる。アクセサリポンプ23は、本実施形態では固定容量型のポンプであるが、可変容量型のポンプであってもよい。
ファン回路42は、エンジン11用のラジエータ16(図2参照)へ風を送るファンモータ26(図2参照)を駆動するためのものである。すなわち、ファン回路42は、エンジン11の冷却用の回路である。
供給ライン4には、アンローダバルブ41が設けられており、このアンローダバルブ41でアクセサリポンプ23から吐出された作動油がブレーキ45,46側とファン回路42側とに分配される。すなわち、供給ライン4は、アクセサリポンプ23をアンローダバルブ41と接続する主流路4aと、アンローダバルブ41を走行ブレーキ45およびパーキングブレーキ46と接続する第1支流4bと、アンローダバルブ41をファン回路42と接続する第2支流4cを含む。
アンローダバルブ41は、走行ブレーキ45またはパーキングブレーキ46の作動によって第1支流4bの圧力が設定圧Pbを下回ったときは第1支流4bに優先的に作動油を供給し、第1支流4bの圧力が設定圧Pbを上回ったときは第2支流4cに作動油を供給するように構成されている。
第1支流4bには、上流側から順に、逆止弁43およびアキュムレータ44が設けられている。第1支流4bのアキュムレータ44が設けられた位置から下流側部分は、さらに走行ブレーキ45につながる第1末端流路4dとパーキングブレーキ46につながる第2末端流路4eに分かれている。
第2末端流路4eには、パーキングブレーキ46を作動させるか否かを切り換える切換弁47が設けられている。切換弁47は、運転室17内に配置されたパーキングブレーキスイッチ(図示せず)と電気的に接続されている。そして、切換弁47は、パーキングブレーキスイッチがオフのときは第2末端流路4eを開放してパーキングブレーキ46をブレーキ解除状態に保ち、パーキングブレーキスイッチがオンとなったときに第2末端流路4eを遮断してパーキングブレーキ46を作動させる。
なお、供給ライン4からは、上述したブーム操作弁82およびバケット操作弁81にも作動油が導かれる。
上述したパイロットライン51に設けられた切換弁52には、外部パイロットライン53が接続されている。外部パイロットライン53は、切換弁52へ、ネガティブコントロール圧Pnの最低値(例えば、0.8MPa)よりも高い外部パイロット圧Poを導く。本実施形態では、外部パイロットライン53が供給ライン4に接続されている。このように外部パイロットライン53が供給ライン4に接続されていれば、アクセサリポンプ23の吐出圧を圧力源として合理的に利用することができる。
より詳しくは、外部パイロットライン53は、第1支流4bにおける逆止弁43の下流側部分に接続されている。図例では、外部パイロットライン53が第1支流4bのパーキングブレーキ46側の第2末端流路4eに接続されているが、外部パイロットライン53は、走行ブレーキ45側の第1末端流路4dに接続されていてもよいし、第1支流4bにおける逆止弁43とアキュムレータ44の間の部分に接続されていてもよい。
アクセサリポンプ23の吐出圧は、ネガティブコントロール圧Pnの最低値よりも遥かに高く設定されている。このため、本実施形態では、外部パイロットライン53に、アクセサリポンプ23の吐出圧を一次圧とし、上述した外部パイロット圧Poを二次圧として出力する電磁比例弁54が設けられている。ただし、電磁比例弁54の代わりに、固定絞りや減圧弁が設けられていてもよい。
切換弁52は、パイロットライン51の下流側部分を上流側部分と連通する第1位置と、パイロットライン51の下流側部分を外部パイロットライン53と連通する第2位置との間で切り換えられる。すなわち、切換弁52は、第1位置ではネガティブコントロール圧Pnをレギュレータ22へ導き、第2位置では外部パイロット圧Poをレギュレータ22へ導く。
本実施形態では、切換弁52は、通常は第1位置に維持され、ソレノイドが励磁されたときに第2位置に切り換えられる。ただし、切換弁52は、通常は第2位置に維持され、ソレノイドが励磁されたときに第1位置に切り換えられてもよい。
切換弁52および電磁比例弁54は、制御装置6に接続されている。また、制御装置6には、温度センサ61、圧力センサ62および角度センサ63が接続されている。温度センサ61は、作動油の温度を検出するためのものであり、例えばタンク32に設けられる。圧力センサ62は、メインポンプ21の吐出圧を検出するためのものであり、例えば循環ライン31における分岐ライン35の分岐点よりも上流側部分に設けられる。角度センサ63は、ブーム18の角度を検出するためのものである。
制御装置6による切換弁52の制御によって、操縦者による図略のステアリングホイールの操作(以下、ステアリング操作)または操縦者によるブーム操作弁82およびバケット操作弁81の少なくとも一方の操作レバーの操作(以下、荷役操作(本発明の特定操作に相当))が行われたときの、作動油の温度が低い場合の応答遅れを改善することができる。
また、本実施形態の油圧駆動システム2Aは、詳しくは後述するが、ブーム18を上昇させ続ける上げデテント操作と、ブーム18を下降させ続ける下げデテント操作が可能な構成を有する。そして、本実施形態では、制御装置6による切換弁52の制御によって、上げデテント操作中にブーム18が最上昇位置に到達したときの停止ショックを緩和することができる。
以下、制御装置6による切換弁52の制御を、ステアリング操作または荷役操作時と上げデテント操作時とに分けて詳しく説明する。
<ステアリング操作または荷役操作時>
制御装置6は、メインポンプ21が稼働している間であって、ステアリング操作および荷役操作が行われておらず、かつ、作動油の温度が所定温度T1よりも低いときに、切換弁52を第2位置に維持する。これにより、レギュレータ22には、電磁比例弁54から出力された外部パイロット圧Poが導かれる。
具体的には、図5に示すように、制御装置6は、作動油の温度が低温であるか否かを判定するために、温度センサ61で検出される作動油の温度を所定温度T1(例えば、0℃)と比較する(ステップS1)。作動油の温度が所定温度T1よりも低い場合には(ステップS1でYES)、ステップS2に進む。一方、作動油の温度が所定温度T1以上である場合には(ステップS1でNO)、制御装置6は、切換弁52のソレノイドを励磁せずに切換弁52を第1位置に保持し、ネガティブコントロール圧Pnをレギュレータ22に導く。すなわち、作動油の温度が低温でない場合には、ステアリング操作または荷役操作が行われたときに、通常のネガティブコントロールで油圧ポンプ21の傾転角が調整される。
ステップS2では、制御装置6は、切換弁52のソレノイドを励磁して切換弁52を第2位置に切り換える。その後、制御装置6は、ステアリング操作または荷役操作が行われるまで、その状態を維持する(ステップS3でNO)。その間に、もし温度センサ61で検出される作動油の温度が所定温度T1以上となれば(ステップS1でNO)、制御装置6は切換弁52のソレノイドを消磁して切換弁52を第1位置に戻す。
ステップS2では、制御装置6は、ステアリングシリンダ28または荷役シリンダ(ブームシリンダ24および/またはバケットシリンダ25)の動き始めに必要な流量を確保し得るポンプ容量となる外部パイロット圧Poを電磁比例弁54が出力するように、電磁比例弁54へ電流を送給する。例えば、外部パイロット圧Poは、ポンプ容量を最大とするネガティブコントロール圧Pnの最低値(例えば、0.8MPa)と、ポンプ容量を最小とするネガティブコントロール圧Pnの最大値(例えば、3.12MPa)との間の範囲を三等分したときの、中央の領域内の値である(例えば、2.2MPa)。
切換弁52が第2位置に維持されている間にステアリング操作または荷役操作が行われると(ステップS3でYES)、制御装置6は、ステアリング操作または荷役操作が行われてから所定時間Δt(例えば、0.7〜1.2秒)経過後に、切換弁52のソレノイドを消磁して切換弁52を第2位置から第1位置に切り換える(ステップS4)。
なお、ステアリング操作または荷役操作が行われたか否かは、図略の操舵信号出力装置とステアリングバルブ間のパイロットラインの圧力を検出するか、ブーム操作弁82とコントロールバルブ72間のパイロットラインの圧力およびバケット操作弁81とコントロールバルブ71間のパイロットラインの圧力を検出することにより判定することができる。あるいは、ステアリングシリンダ28およびブームシリンダ24へ供給される作動油の圧力を検出することによっても、ステアリング操作および荷役操作が行われたか否かを判定することができる。
切換弁52を第2位置から第1位置に切り換えるタイミングは、必ずしもステアリング操作または荷役操作が行われてから所定時間Δt経過後である必要はない。例えば、圧力センサ62で検出されるメインポンプ21の吐出圧が特定圧力となったときに、切換弁52を第2位置から第1位置に切り換えてもよい。また、ステアリング操作または荷役操作が行われた後に、外部パイロット圧Poを変化させてもよい。
図5に示すような制御を行ったときの、メインポンプ21の吐出圧の経時的変化を図3中に実線で示す。
図5に示すような制御を行わずに、切換弁52が第1位置に維持され、かつ、レギュレータ22に常にネガティブコントロール圧Pnが導かれている場合には、作動油の温度が低いと、図3中に一点鎖線で示すように、操作手段(操作弁81,82の操作レバーや図略のステアリングホイール)が操作された直後は、メインポンプ21の吐出圧が若干低下する。
これに対し、図5に示すような制御を行った場合には、作動油の温度が低いときに切換弁52が第2位置に維持されるため、操縦者が操作手段を操作する前から、メインポンプ21の吐出圧をある程度高く保持することができる。これにより、操縦者が操作手段を操作したときには、荷役シリンダ(ブームシリンダ24および/またはバケットシリンダ25)やステアリングシリンダ28に当初から多くの作動油が供給され、それらが直ちに動くようになる。その結果、作動油の温度が低い場合の応答遅れを改善することができる。
また、ステアリング操作または荷役操作が行われてから所定時間Δt経過後には切換弁52が第1位置に戻されるから、外部パイロット圧Poに基づく画一的な制御からネガティブコントロールに切り換えることができる。
<上げデテント操作時>
図4に示すブーム操作弁82は、ブーム操作弁82をブーム上昇操作位置に維持するための上げデテント用コイル83と、ブーム下降操作位置に維持するための下げデテント用コイル84を有する。より詳しくは、ブーム操作弁82は、操作レバーの動作に追従して互いに反対方向に上下動する一対のプッシュロッドを有し、操作レバーが上昇側または下降側に最大限に傾倒されたときには、一方のプッシュロッドに固定されたプレートが上げデテント用コイル83または下げデテント用コイル84に吸着される。
制御装置6は、上げデテント操作が行われたときに上げデテント用コイル83を励磁し、上げデテント操作中にブーム18が最上昇位置に到達したときに、上げデテント用コイル83を消磁する。これにより、ブームシリンダ24用のコントロールバルブ72が直ちに中立位置に戻される。また、制御装置6は、下げデテント操作が行われたときに下げデテント用コイル84を励磁し、下げデテント操作中にブーム18が最下降位置に到達したときに、下げデテント用コイル84を消磁する。これにより、ブームシリンダ24用のコントロールバルブ72が直ちに中立位置に戻される。
制御装置6には、ブーム18の最上昇位置および最下降位置が、ブーム18の角度として予め格納されている。なお、最上昇位置および最下降位置は、ブームシリンダ24の機械的ストロークの範囲内で任意に設定可能である。
上述したように、本実施形態では、制御装置6による切換弁52の制御によって、上げデテント操作中にブーム18が最上昇位置に到達したときの停止ショックが緩和される。すなわち、制御装置6は、ブーム18が最上昇位置に到達する前に、切換弁52を第1位置から第2位置に切り換える。
より詳しくは、図6に示すように、制御装置6は、上げデテント操作が行われるまで待機する(ステップS11でNO)。上げデテント操作が行われると(ステップS11でYES)、制御装置6は、角度センサ63で検出されるブーム角度が、最上昇位置よりも小さな所定角度θ以上となるまでは(ステップS12でNO)、切換弁52のソレノイドを励磁せずに切換弁52を第1位置に保持する。所定角度θは、最上昇位置を示す最大角度θmaxに一定の比率を掛けて算出してもよいし、最大角度θmaxから一定の値を差し引いて算出してもよい。
角度センサ63で検出されるブーム角度が所定角度θ以上になると(ステップS12でYES)、制御装置6は、切換弁52のソレノイドを励磁して切換弁52を第2位置に切り換える(ステップS13)。このとき、制御装置6は、例えば、ネガティブコントロール圧Pnと等しい外部パイロット圧Poを電磁比例弁54が出力するように、電磁比例弁54へ電流を送給する。
切換弁52を第2位置に切り換えてからは、制御装置6は、外部パイロット圧Poが徐々に増加するように電磁比例弁54を制御する(ステップS14)。ステップS14は、ブーム18が最上昇位置に到達する(すなわち、角度センサ63で検出されるブーム角度が最大角度θmaxとなる)まで継続される(ステップS15でNO)。例えば、外部パイロット圧Poは、ブーム18が最上昇位置に到達したときにポンプ容量が最小となるように増加される。
ブーム18が最上昇位置に到達すると(ステップS15でYES)、制御装置6は、切換弁52のソレノイドを消磁して切換弁52を第1位置に戻す。
図6に示すような制御を行えば、ブーム18が最上昇位置に到達する前に、メインポンプ21の吐出流量を強制的に低減させることができる。その結果、ブーム18が最上昇位置に到達したときの停止ショックを緩和することができる。
また、切換弁52が第2位置に切り換えられてからは、外部パイロット圧Poが徐々に増加するように電磁比例弁54が制御されるため、ブーム18を最上昇位置に向かって滑らかに停止することができる。
なお、図6に示す制御を下げデテント操作時に適用すれば、下げデテント操作中にブーム18が最下降位置に到達したときの停止ショックを緩和することもできる。具体的には、制御装置6が、ブーム18が最下降位置に到達する前に、切換弁52を第1位置から第2位置に切り換えればよい。
ブーム操作弁82が一対の電磁比例弁を含む電気式パイロット弁である場合は、デテント用コイル83,84の代わりに、操作レバーが上昇側または下降側に所定の角度以上(例えば、操作レバーの最大操作角度の80%以上)に傾倒されたときに、ブーム18が最上昇位置または最下降位置に到達するまで電磁比例弁へ送給する電気信号を維持するプログラムを採用すればよい。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、図7に示す第1変形例の油圧駆動システム2Bのように、外部パイロットライン53は、供給ライン4の第2支流4cに接続されていてもよい。あるいは、図8に示す第3変形例の油圧駆動システム2Cのように、外部パイロットライン53は、供給ライン4の主流路4aに接続されていてもよい。この場合、外部パイロットライン53には、上流側から順に、逆止弁55およびアキュムレータ56が設けられることが望ましい。
さらに、外部パイロットライン53は、必ずしもアクセサリポンプ23から延びる供給ライン4に接続されている必要はない。例えば、図9に示す第4変形例の油圧駆動システム2Dのように、外部パイロットライン53は、循環ライン31における荷役回路34の上流側部分に接続されていてもよい。この場合、外部パイロットライン53には、上流側から順に、逆止弁55およびアキュムレータ56が設けられる。
循環ライン31の圧力は変動するが、外部パイロットライン53には逆止弁55およびアキュムレータ56が設けられているため、アキュムレータ56には、循環ライン31の最も高い圧力が蓄積される。これにより、循環ライン31での圧力履歴のうちでの最高圧を圧力源として合理的に利用することができる。
また、図10に示す第5変形例の油圧駆動システム2Eのように、油圧駆動システム2Eが、メインポンプ21およびアクセサリポンプ23に加えて、補助ポンプ27を含み、外部パイロットライン53が補助ポンプ27に接続されていてもよい。
図10に示す構成では、外部パイロットライン53からリリーフライン57が分岐しており、このリリーフライン57にリリーフ弁58が設けられている。リリーフ弁58の設定圧は、ネガティブコントロール圧Pnの最低値よりも高く設定されている。
図10に示す構成では、補助ポンプ27の吐出圧をある程度小さく設定することができるので、外部パイロットライン53に必ずしも電磁比例弁54が設けられている必要はない。
本発明の油圧駆動システムは、種々の建設機械に有用である。
1 建設機械
2A〜2E 油圧駆動システム
21 メインポンプ(油圧ポンプ)
22 レギュレータ
23 アクセサリポンプ
24 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ)
25 バケットシリンダ(油圧アクチュエータ)
28 ステアリングシリンダ
31 循環ライン
32 タンク
33 絞り
34 荷役回路(作業回路)
34a センターバイパスライン
4 供給ライン
51 パイロットライン
52 切換弁
53 外部パイロットライン
54 電磁比例弁
55 逆止弁
56 アキュムレータ
6 制御装置
61 温度センサ
62 圧力センサ
63 角度センサ

Claims (7)

  1. 建設機械に搭載される油圧駆動システムであって、
    レギュレータにより傾転角が変更される油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプからタンクへ延びる、作業用の油圧アクチュエータを駆動するための作業回路のセンターバイパスラインを構成する循環ラインであって、前記作業回路の下流側に絞りが設けられた循環ラインと、
    前記循環ラインにおける前記作業回路と前記絞りの間の部分と前記レギュレータとを接続するパイロットラインと、
    前記パイロットラインに設けられた切換弁と、
    前記切換弁へ、前記循環ラインにおける前記絞りの上流側の圧力であるネガティブコントロール圧の最低値よりも高い外部パイロット圧を導く外部パイロットラインと、を備え、
    前記切換弁は、前記ネガティブコントロール圧を前記レギュレータへ導く第1位置と、前記外部パイロット圧を前記レギュレータへ導く第2位置との間で切り換えられる、油圧駆動システム。
  2. 前記建設機械は、複数の車輪を含む産業用車両であり、
    進行方向変更用の一対のステアリングシリンダを駆動するためのステアリング回路と、
    前記切換弁を制御する制御装置と、をさらに備え、
    前記制御装置は、前記油圧ポンプが稼働している間であって、ステアリング操作および前記油圧アクチュエータを駆動するための特定操作が行われておらず、かつ、作動油の温度が所定温度よりも低いときに、前記切換弁を第2位置に維持する、請求項1に記載の油圧駆動システム。
  3. 前記制御装置は、前記ステアリング操作または前記特定操作が行われてから所定時間経過後に前記切換弁を第2位置から第1位置に切り換える、請求項2に記載の油圧駆動システム。
  4. 前記建設機械はブームを含み、
    前記油圧アクチュエータは、前記ブームを作動させるブームシリンダであり、
    前記荷役回路は、前記ブームシリンダ用のコントロールバルブであって、前記ブームを上昇または下降させ続けるデテント操作中に前記ブームが最上昇位置または最下降位置に到達したときに中立位置に戻されるコントロールバルブを含み、
    前記切換弁を制御する制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記ブームが最上昇位置または最下降位置に到達する前に、前記切換弁を第1位置から第2位置に切り換える、請求項1に記載の油圧駆動システム。
  5. 前記外部パイロットラインには、二次圧として前記外部パイロット圧を出力する電磁比例弁が設けられており、
    前記制御装置は、前記切換弁を第2位置に切り換えてからは、前記外部パイロット圧が徐々に増加するように前記電磁比例弁を制御する、請求項4に記載の油圧駆動システム。
  6. 前記油圧ポンプはメインポンプであり、
    前記メインポンプと共通のエンジンにより駆動されるアクセサリポンプをさらに備え、
    前記外部パイロットラインは、前記アクセサリポンプから吐出される作動油を導く供給ラインに接続されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の油圧駆動システム。
  7. 前記外部パイロットラインは、前記循環ラインにおける前記作業回路の上流側部分に接続されており、前記外部パイロットラインには、上流側から順に、逆止弁およびアキュムレータが設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の油圧駆動システム。
JP2014252734A 2014-12-15 2014-12-15 油圧駆動システム Active JP6333713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252734A JP6333713B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 油圧駆動システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252734A JP6333713B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 油圧駆動システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016114142A true JP2016114142A (ja) 2016-06-23
JP6333713B2 JP6333713B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=56141370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014252734A Active JP6333713B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 油圧駆動システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6333713B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017219338A1 (zh) * 2016-06-24 2017-12-28 邵正国 一种污水固废液压机的液压系统
WO2019188049A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 日立建機株式会社 作業車両
JP2020007883A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 株式会社小松製作所 作業車両
WO2023080108A1 (ja) * 2021-11-08 2023-05-11 川崎重工業株式会社 産業車両の油圧システム
WO2023095739A1 (ja) * 2021-11-24 2023-06-01 川崎重工業株式会社 産業車両の油圧システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005265062A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械の油圧制御装置
JP2009097722A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Volvo Construction Equipment Ab 建設機械用油圧回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005265062A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械の油圧制御装置
JP2009097722A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Volvo Construction Equipment Ab 建設機械用油圧回路

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017219338A1 (zh) * 2016-06-24 2017-12-28 邵正国 一种污水固废液压机的液压系统
WO2019188049A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 日立建機株式会社 作業車両
JP2020007883A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 株式会社小松製作所 作業車両
JP7133376B2 (ja) 2018-07-12 2022-09-08 株式会社小松製作所 作業車両
WO2023080108A1 (ja) * 2021-11-08 2023-05-11 川崎重工業株式会社 産業車両の油圧システム
WO2023095739A1 (ja) * 2021-11-24 2023-06-01 川崎重工業株式会社 産業車両の油圧システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6333713B2 (ja) 2018-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6333713B2 (ja) 油圧駆動システム
US10392781B2 (en) Wheel loader
US7770697B2 (en) Energy recovering method and system in hydraulic lift device of battery operated industrial trucks
EP2573042A2 (en) Device for controlling rising velocity of actuator in heavy equipment
US20160290367A1 (en) Hydraulic load sensing system
CN103502698A (zh) 作业车辆及作业车辆的控制方法
JP2015024921A (ja) 荷役車両の油圧駆動装置
JP7188349B2 (ja) 産業車両の油圧システム
KR20160079815A (ko) 유압 회로 및 작업 기계
CN112424429B (zh) 装卸作业车辆
US7753455B2 (en) Working machine
WO2017099063A1 (ja) 作業機械
JP5092059B1 (ja) 作業車両及び作業車両の制御方法
JP6943223B2 (ja) 産業車両のブレーキシステム
KR102411520B1 (ko) 유압 시스템용 저 소음 제어 알고리즘
JP2014506662A (ja) 過負荷時に待機モードとなる負荷検知制御
JP6455405B2 (ja) 荷役車両の油圧駆動装置
JP6535871B2 (ja) 産業用車両
JP7231014B2 (ja) 電気式産業車両における油圧回路
JP2017174218A (ja) 電流制御装置
JP5543127B2 (ja) フォークリフト用油圧回路制御システム
JP2008303053A (ja) 産業車両の油圧制御装置
KR101971237B1 (ko) 건설기계의 유압 제어 시스템
KR20130002463A (ko) 전동지게차의 유압펌프시스템을 제어하기 위한 방법
JP2018012576A (ja) 産業車両

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160714

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6333713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350