JP2016113973A - 内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置 - Google Patents

内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サーモスタットの開異常の誤検出を防止する。【解決手段】内燃機関10が発熱量の少ない運転状態である第1条件と、エアコンヒータが作動状態である第2条件とが成立する場合は、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodをONに設定することで、サーモスタット14の開異常検出を禁止する(S103)。これによって、サーモスタット14が正常に閉じているにもかかわらず冷却水通路11の冷却水温度ECTと第2冷却水循環経路30の冷却水温度RCTとの差(ECT−RCT)が小さくなることによるサーモスタット14の開異常の誤検出を防止することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関冷却系のサーモスタットの異常を検出する装置に関する。
下記特許文献1では、サーモスタットよりもエンジン側の冷却水循環経路にエンジン側冷却水温センサを設けるとともに、ラジエータ側の冷却水循環経路にラジエータ側冷却水温センサを設けている。そして、サーモスタットが正常であれば閉じている温度領域で、エンジン側冷却水温とラジエータ側冷却水温との温度差が判定基準値より小さい場合に、サーモスタットが開き放しで固着する開異常が発生したと判定している。
特開2005−163795号公報 特開2011−111911号公報 特開平10−176534号公報
特許文献1において、エンジンが発熱量の少ない運転状態で且つヒータが作動状態である場合は、エンジンから冷却水に伝わる熱量は少なく、且つエンジン側冷却水循環経路を流れる冷却水の熱がヒータで放出されることで、エンジン側冷却水温が低下する。その場合は、サーモスタットが正常に閉じていたとしても、エンジン側冷却水温とラジエータ側冷却水温との温度差が小さくなる。この温度差が判定基準値より小さくなる場合にサーモスタットの開異常判定を行うと、サーモスタットが正常に閉じているにもかかわらずサーモスタットに開異常が発生したと誤判定してしまうことになる。
本発明は、サーモスタットの開異常の誤検出を防止することを目的とする。
本発明に係る内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置は、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置は、内燃機関冷却水通路の冷却水をヒータコア内を介して循環させるための第1冷却水循環経路であって、ヒータの作動状態において冷却水の熱がヒータコアで放出される第1冷却水循環経路と、内燃機関冷却水通路の冷却水をラジエータ内を介して循環させるための第2冷却水循環経路と、内燃機関冷却水通路と第2冷却水循環経路間を開閉するサーモスタットとを有する内燃機関冷却系において、サーモスタットの異常検出を行う装置であって、内燃機関冷却水通路または第1冷却水循環経路の冷却水の温度を検出する第1冷却水温センサと、第2冷却水循環経路の冷却水の温度を検出する第2冷却水温センサと、第1冷却水温センサで検出された冷却水の温度と第2冷却水温センサで検出された冷却水の温度との差に基づいてサーモスタットの開異常検出を行うサーモスタット異常判定部と、を備え、サーモスタット異常判定部は、内燃機関が発熱量の少ない運転状態である第1条件と、ヒータが作動状態である第2条件とが成立する場合は、サーモスタットの開異常検出を禁止することを要旨とする。
本発明の一態様では、サーモスタット異常判定部は、サーモスタットの開異常検出の禁止後に第1条件と第2条件のいずれか1つ以上が成立しなくなり、さらに、サーモスタットが正常であれば閉じていることを含むサーモスタットモニタ条件の成立後に、設定時間以上経過する第3条件と、第1冷却水温センサで検出された冷却水の温度が設定温度以上上昇する第4条件とのいずれか1つ以上が成立した場合は、サーモスタットの開異常検出を許容することが好適である。
本発明によれば、内燃機関が発熱量の少ない運転状態で且つヒータが作動状態である場合は、サーモスタットの開異常検出を禁止することで、サーモスタットの開異常の誤検出を防止することができる。
本発明の実施形態に係るサーモスタット異常検出装置を備える内燃機関冷却系の構成例を示す図である。 電子制御装置が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーモスタット異常検出装置を備える内燃機関冷却系の概略構成を示す図である。本実施形態における内燃機関冷却系は、例えば車両に搭載される。内燃機関10は、シリンダ内で燃料を燃焼させることで動力を発生し、燃焼による熱が発生する。内燃機関10内には冷却水通路11が形成されており、電動ウォーターポンプ12の駆動により冷却水が冷却水通路11を流れることで、内燃機関10の冷却が行われる。
第1冷却水循環経路20は、冷却水通路11の冷却水をエアコンヒータのヒータコア21内を介して循環させるための冷却水経路であり、冷却水通路11の出口11bとヒータコア21内を繋ぐためのヒータコア入口側経路22と、冷却水通路11の入口11aとヒータコア21内を繋ぐためのヒータコア出口側経路23とを有する。図1の冷却系の例では、第1冷却水循環経路20に、ヒータコア21の他に、排気再循環ガスを冷却するためのEGRクーラ24と、内燃機関10の排気熱を回収するための排気熱回収器25がさらに設けられているが、EGRクーラ24及び排気熱回収器25を省略することも可能である。
第2冷却水循環経路30は、冷却水通路11の冷却水をラジエータ31内を介して循環させるための冷却水経路であり、冷却水通路11の出口11bとラジエータ31内を繋ぐためのラジエータ入口側経路32と、冷却水通路11の入口11aとラジエータ31内を繋ぐためのラジエータ出口側経路33とを有する。サーモスタット14は、冷却水通路11と第2冷却水循環経路30間に設けられており、冷却水通路11と第2冷却水循環経路30間を開閉する。図1の冷却系の例では、サーモスタット14は、冷却水通路11の入口11aとラジエータ出口側経路33に設けられており、冷却水通路11の入口11aとラジエータ出口側経路33間を開閉する。冷却水温度が設定温度より高いと、サーモスタット14が開く。一方、冷却水温度が設定温度より低いと、サーモスタット14が閉じる。
電動ウォーターポンプ12の駆動により、冷却水通路11を流れた冷却水は、冷却水通路11の出口11bからヒータコア入口側経路22、ヒータコア21内、及びヒータコア出口側経路23を通って冷却水通路11の入口11aに戻ることで、第1冷却水循環経路20を介して循環する。その際に、エアコンヒータの作動時には、図示しないブロアファンの駆動によりヒータコア21に風が送られることで、ヒータコア21内の冷却水とヒータコア21外の空気との熱交換が促進され、冷却水の熱がヒータコア21で放出される。ヒータコア21での熱交換後の空気は、例えば車室内の暖房に用いられる。一方、エアコンヒータの非作動時には、ブロアファンは停止し、冷却水の熱はヒータコア21ではほとんど放出されない。
さらに、冷却水温度が設定温度より高く、サーモスタット14が開いているときは、冷却水通路11を流れた冷却水は、冷却水通路11の出口11bからラジエータ入口側経路32、ラジエータ31内、及びラジエータ出口側経路33を通って冷却水通路11の入口11aに戻ることで、第2冷却水循環経路30を介して循環する。その際に、冷却水通路11を流れた冷却水の熱がラジエータ31で放出され、さらに、電動ファン35の駆動によりラジエータ31での放熱が促進される。一方、冷却水温度が設定温度より低く、サーモスタット14が閉じているときは、第2冷却水循環経路30における冷却水の流れは滞り、冷却水通路11を流れた冷却水の熱はラジエータ31では放出されない。
冷却水温度が設定温度より低いにもかかわらずサーモスタット14が閉じずに開き放しで固着する開異常が発生すると、ラジエータ31での放熱が過剰に行われることで内燃機関10の冷却が過剰に行われ、内燃機関10の燃費低下や排気エミッション増加の原因となる。そこで、本実施形態では、サーモスタット14の開異常を判定する。そのために、冷却水通路11の冷却水の温度ECTを検出する第1冷却水温センサ61と、第2冷却水循環経路30の冷却水の温度RCTを検出する第2冷却水温センサ62が付設されている。図1の例では、冷却水温度ECTを冷却水通路11の出口11bにて検出しているが、冷却水温度ECTを例えば冷却水通路11の入口11aにて検出することも可能である。さらに、第1冷却水温センサ61により第1冷却水循環経路20の冷却水の温度ECTを検出することも可能であり、例えばヒータコア入口側経路22やヒータコア出口側経路23にて冷却水温度ECTを検出することも可能である。また、図1の例では、冷却水温度RCTをラジエータ入口側経路32にて検出しているが、冷却水温度RCTを例えばラジエータ出口側経路33にて検出することも可能である。第1冷却水温センサ61で検出された冷却水温度ECTを示す信号、及び第2冷却水温センサ62で検出された冷却水温度RCTを示す信号は、電子制御装置(ECU)40に入力される。
電子制御装置40のサーモスタット異常判定部42は、所定のサーモスタットモニタ条件の成立時に、第1冷却水温センサ61で検出された冷却水温度ECTと第2冷却水温センサ62で検出された冷却水温度RCTとの差(ECT−RCT)に基づいて、サーモスタット14の開異常判定を行う。ここでのサーモスタットモニタ条件の例としては、冷却水温度ECTが設定温度(例えば75℃程度)より低い条件、つまりサーモスタット14が正常であれば閉じている条件が含まれる。さらに、サーモスタットモニタ条件として、内燃機関10の始動中の条件、内燃機関10の始動後に冷却水温度ECTが所定温度(例えば1℃程度)以上上昇した条件、冷却水温度ECTの時間変化量が所定量(例えば0.1℃/sec程度)以上である条件、及び内燃機関10の負荷が所定負荷以上(例えば吸入空気流量5g/sec以上)である条件のいずれか1つ以上を含めることも可能である。温度差(ECT−RCT)が判定基準値α以上である場合は、サーモスタット異常判定部42は、サーモスタット14が閉じており正常である(開異常が発生していない)と判定する。一方、温度差(ECT−RCT)が判定基準値αより小さい場合は、サーモスタット異常判定部42は、サーモスタット14が開き放しで固着しており開異常が発生したと判定する。これによって、サーモスタット14の開異常検出を行う。
サーモスタット14が正常に閉じている場合は、冷却水通路11を流れる冷却水は、第2冷却水循環経路30を介さずに第1冷却水循環経路20を介して循環するため、冷却水温度RCTは上昇せずに冷却水温度ECTが内燃機関10の発熱により上昇することで、温度差(ECT−RCT)が大きくなる。一方、サーモスタット14に開異常が発生すると、冷却水通路11を流れる冷却水が、第1冷却水循環経路20及び第2冷却水循環経路30の両方を介して循環することで、温度差(ECT−RCT)が小さくなる。そこで、温度差(ECT−RCT)を判定基準値αと比較することで、サーモスタット14の開異常判定を行うことが可能となる。
ただし、内燃機関10が発熱量の少ない運転状態で且つエアコンヒータが作動状態である場合は、内燃機関10から冷却水通路11の冷却水に伝わる熱量は少なく、且つ第1冷却水循環経路20を流れる冷却水の熱がヒータコア21で放出されることで、冷却水温度ECTが低下する。その場合は、サーモスタット14が正常に閉じていたとしても、温度差(ECT−RCT)が小さくなる。冷却水温度ECTの低下によって温度差(ECT−RCT)が判定基準値αより小さくなる場合にサーモスタット14の開異常判定を行うと、サーモスタット14が正常に閉じているにもかかわらずサーモスタット14に開異常が発生したと誤判定してしまうことになる。なお、発熱量の少ない内燃機関10の運転状態の例としては、内燃機関10の運転停止中、内燃機関10の燃料カット中、内燃機関10のアイドリング運転中、あるいは内燃機関10の低負荷運転中(例えば吸入空気流量が5g/secより少ない)等の運転状態が挙げられる。
そこで、本実施形態では、サーモスタット異常判定部42は、内燃機関10が発熱量の少ない運転状態である第1条件と、エアコンヒータが作動状態である第2条件とが成立する場合は、サーモスタット14の開異常検出を禁止する。そして、サーモスタット異常判定部42は、サーモスタット14の開異常検出の禁止後に第1条件と第2条件のいずれか1つ以上が成立しなくなり、さらに、所定のサーモスタットモニタ禁止解除条件が成立した場合は、サーモスタット14の開異常検出を許容して禁止を解除する。サーモスタットモニタ禁止解除条件の具体例については後述する。以下、サーモスタット14の開異常検出の禁止及びその解除を行う場合に、電子制御装置40が実行する処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
図2のフローチャートのステップS101では、内燃機関10が発熱量の少ない運転状態である第1条件と、エアコンヒータが作動状態である第2条件の両方が成立するか否かが判定される。内燃機関10の運転停止中、内燃機関10の燃料カット中、内燃機関10のアイドリング運転中、あるいは内燃機関10の低負荷運転中(例えば吸入空気流量5g/secより少ない)である場合は、内燃機関10の発熱量が少なく、第1条件が成立すると判定する。一方、内燃機関10の負荷が所定負荷以上(例えば吸入空気流量5g/sec以上)である場合は、内燃機関10の発熱量が多く、第1条件が成立しないと判定する。第1条件及び第2条件のいずれか1つ以上が成立しない場合(ステップS101の判定結果がNOの場合)は、ステップS102において、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodがOFFに設定される。そして、ステップS101に戻る。一方、第1条件及び第2条件の両方が成立する場合(ステップS101の判定結果がYESの場合)は、ステップS103において、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodがONに設定される。そして、ステップS104に進む。
ステップS104では、第1条件と第2条件のいずれか1つ以上が成立しなくなった後に、サーモスタットモニタ条件の成立時から設定時間(例えば10sec程度)以上経過する第3条件と、サーモスタットモニタ条件の成立時から冷却水温度ECTが設定温度(例えば5℃程度)以上上昇する第4条件の両方が成立するか否かが判定される。第3条件及び第4条件のいずれか1つ以上が成立しない場合(ステップS104の判定結果がNOの場合)は、サーモスタットモニタ禁止解除条件が成立しないと判定し、ステップS105において、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodがONに設定される。そして、ステップS104に戻る。一方、第3条件及び第4条件の両方が成立する場合(ステップS104の判定結果がYESの場合)は、サーモスタットモニタ禁止解除条件が成立したと判定し、ステップS106において、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodがOFFに設定される。そして、ステップS101に戻る。
ただし、ステップS104では、第1条件と第2条件のいずれか1つ以上が成立しなくなった後に、第3条件または第4条件が成立するか否かを判定することも可能である。第3条件及び第4条件の両方が成立しない場合(ステップS104の判定結果がNOの場合)は、サーモスタットモニタ禁止解除条件が成立しないと判定し、ステップS105において、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodをONに設定する。一方、第3条件または第4条件が成立する場合(ステップS104の判定結果がYESの場合)は、サーモスタットモニタ禁止解除条件が成立したと判定し、ステップS106において、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodをOFFに設定する。
サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodがOFFに設定されている場合は、サーモスタット14の開異常判定の実行が許容される。その場合は、サーモスタットモニタ条件の成立時にサーモスタット14の開異常判定が実行される。一方、サーモスタットモニタ禁止フラグexinhthrmodがONに設定されている場合は、サーモスタット14の開異常判定の実行が禁止される。その場合は、サーモスタットモニタ条件の成立時であってもサーモスタット14の開異常判定が実行されない。なお、exinhthrmod=ONの情報は、車両のイグニッションスイッチがオフになってもクリアされないものとする。
以上説明した本実施形態によれば、内燃機関10が発熱量の少ない運転状態である第1条件と、エアコンヒータが作動状態である第2条件とが成立する場合に、サーモスタット14の開異常検出を禁止する。これによって、サーモスタット14が正常に閉じていても冷却水温度ECTが低下する状況で、サーモスタット14の開異常判定が行われるのを防止することができる。したがって、サーモスタット14が正常に閉じているにもかかわらず温度差(ECT−RCT)が小さくなることによるサーモスタット14の開異常の誤検出を防止することができる。
そして、サーモスタット14の開異常検出の禁止後に第1条件と第2条件のいずれか1つ以上が成立しなくなり、さらに、サーモスタットモニタ条件の成立後に、設定時間以上経過する第3条件と冷却水温度ECTが設定温度以上上昇する第4条件とのいずれか1つ以上が成立した場合は、サーモスタット14の開異常検出を許容する。これによって、サーモスタット14が正常に閉じていれば冷却水温度ECTが上昇して温度差(ECT−RCT)が小さくならないと想定される状況で、サーモスタット14の開異常判定を行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
10 内燃機関、11 冷却水通路、11a 入口、11b 出口、12 電動ウォーターポンプ、14 サーモスタット、20 第1冷却水循環経路、21 ヒータコア、22 ヒータコア入口側経路、23 ヒータコア出口側経路、24 EGRクーラ、25 排気熱回収器、30 第2冷却水循環経路、31 ラジエータ、32 ラジエータ入口側経路、33 ラジエータ出口側経路、35 電動ファン、40 電子制御装置、42 サーモスタット異常判定部、61 第1冷却水温センサ、62 第2冷却水温センサ。

Claims (2)

  1. 内燃機関冷却水通路の冷却水をヒータコア内を介して循環させるための第1冷却水循環経路であって、ヒータの作動状態において冷却水の熱がヒータコアで放出される第1冷却水循環経路と、内燃機関冷却水通路の冷却水をラジエータ内を介して循環させるための第2冷却水循環経路と、内燃機関冷却水通路と第2冷却水循環経路間を開閉するサーモスタットとを有する内燃機関冷却系において、サーモスタットの異常検出を行う装置であって、
    内燃機関冷却水通路または第1冷却水循環経路の冷却水の温度を検出する第1冷却水温センサと、
    第2冷却水循環経路の冷却水の温度を検出する第2冷却水温センサと、
    第1冷却水温センサで検出された冷却水の温度と第2冷却水温センサで検出された冷却水の温度との差に基づいてサーモスタットの開異常検出を行うサーモスタット異常判定部と、
    を備え、
    サーモスタット異常判定部は、内燃機関が発熱量の少ない運転状態である第1条件と、ヒータが作動状態である第2条件とが成立する場合は、サーモスタットの開異常検出を禁止する、内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置であって、
    サーモスタット異常判定部は、サーモスタットの開異常検出の禁止後に第1条件と第2条件のいずれか1つ以上が成立しなくなり、さらに、サーモスタットが正常であれば閉じていることを含むサーモスタットモニタ条件の成立後に、設定時間以上経過する第3条件と、第1冷却水温センサで検出された冷却水の温度が設定温度以上上昇する第4条件とのいずれか1つ以上が成立した場合は、サーモスタットの開異常検出を許容する、内燃機関冷却系のサーモスタット異常検出装置。
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