JP2013096300A - 内燃機関用吸気冷却装置及びその水漏れ検出方法 - Google Patents

内燃機関用吸気冷却装置及びその水漏れ検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水漏れを検出できる、内燃機関用の水冷式の吸気冷却装置を低コストで提供する。
【解決手段】車両用内燃機関の吸気を冷却する水冷式の冷却装置10が、冷却水と吸気との間で熱交換を行う第1熱交換器11と、冷却水と周囲空気との間で熱交換を行う第2熱交換器12と、冷却水を貯めるリザーブタンク13と、冷却水を循環させる電動ポンプ14とを具備するとともに冷却水の循環回路を形成している。冷却装置10は、電子制御ユニット17を更に具備しており、電動ポンプ14はそれ自身の回転数を検出して電子信号で出力する機能を有し、電動ポンプ14から出力される回転数に基づいて、電子制御ユニット17が循環回路中の水漏れの有無の判定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用内燃機関の吸気を冷却する水冷式の冷却装置及びその水漏れ検出方法に関するものである。
過給機付き内燃機関では、過給機を通過して圧縮されて高温となった吸気を冷却するために空冷式あるいは水冷式冷却装置が用いられている。水冷式の冷却装置として、例えば特許文献1に示されているような冷却装置が知られている。吸気を冷却するためのこのような水冷式の冷却装置は、通常は内燃機関本体の冷却系とは独立した冷却系として構成されていて、インタークーラーと呼ばれる吸熱側の熱交換器と、エンジン室内の周囲空気に放熱するための放熱側の熱交換器と、冷却水用のリザーブタンクと、電動のウォータポンプと、冷却水循環回路を形成するために前記構成要素を接続する管路等を一般的に備えている。
特開昭57−5514号公報
水冷式のインタークーラーは、内燃機関本体に近接した吸気経路内に配置されることが多く、このためインタークーラーに水漏れが発生すると内燃機関に修復不能な損傷を与えるという危険性を有している。そのため従来、水漏れの発生を検出するために、リザーブタンクの液面レベルを検知するレベルセンサをリザーブタンクに配設していた。但し、インタークーラーからの水漏れ発生は稀な事象であることもあって、より費用のかからない液漏れ検出手段が求められていた。
本発明は前述した従来技術の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、水漏れを検出できる、内燃機関用の水冷式の吸気冷却装置及びその水漏れ検出方法を低コストで提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、車両用内燃機関(20)の吸気を冷却する水冷式の冷却装置(10)を提供するものであり、冷却装置(10)は、冷却水と前記吸気との間で熱交換を行う第1熱交換器(11)と、冷却水と周囲空気との間で熱交換を行う第2熱交換器(12)と、冷却水を貯めるリザーブタンク(13)と、冷却水を該冷却装置(10)内で循環させる電動ポンプ(14)と、を具備するとともに冷却水の循環回路を形成し、電子制御ユニット(17)を更に具備しており、電動ポンプ(14)は、それ自身の回転数を検出し電子信号で出力する機能を持ち、電動ポンプ(14)から出力される回転数に基づいて、電子制御ユニット(17)が循環回路中の水漏れの有無の判定を行うことを特徴とするものである。
これによれば、循環回路中に水漏れが発生すると必ず水量が減少して電動ポンプ(14)の空転に至るので、ポンプの回転数の増加の有無をポンプ回転数と電子制御ユニット(17)とを使って判定することにより、循環回路に発生するどんな水漏れも検知することが可能になる。また、ポンプ回転数検出機能は従来電動ポンプ(14)自体の保護のために備えられていることが多く、また電子制御ユニット(17)の機能を従来用いられているECUに含ませることも通常は可能であるので、水漏れ検知のための新たな構成要素は不要であり、その結果水漏れ検知ができる冷却装置(10)を低コストで提供することが可能になる。
本発明では、電子制御ユニット(17)は、内燃機関(20)の運転中に、電動ポンプ(14)から出力される回転数に基づいて、循環回路中の水漏れの有無の判定を行うことができる。
本発明では、電子制御ユニット(17)は、内燃機関(20)の運転中に、循環回路中に水漏れが生じていると判定した場合、内燃機関(20)の出力を所定の値に制限することができる。
本発明では、電子制御ユニット(17)は、内燃機関(20)及び電動ポンプ(14)の停止中に、予め定められた条件が満たされたとき、電動ポンプ(14)を一定時間作動させ、その間に検出された電動ポンプ(14)の回転数に基づいて、循環回路中の水漏れの有無の判定を行うことができる。
本発明では、前記予め定められた条件は、内燃機関(20)の停止から所定の時間が経過することであってよい。これにより、内燃機関の運転中は検出できなかった微少量の水漏れが、時間経過と共に多量の水漏れに至った場合でも内燃機関(20)の停止から所定の時間経過後に検知することが可能となる。
本発明では、電子制御ユニット(17)は、内燃機関(20)の停止中に、循環回路中の水漏れの有無の判定を、所定のインターバルで繰り返し行ってよい。
本発明では、前記予め定められた条件は、車両のドアロックが解除されること、又はイグニッションスイッチがONにされることであってよい。これにより、内燃機関の運転中は検出できなかった微少量の水漏れが、時間経過と共に多量の水漏れに至った場合でも内燃機関(20)の運転前に検知されることが可能となる。
本発明では、電子制御ユニット(17)は、内燃機関(20)の停止中に、循環回路中に水漏れが生じていると判定した場合、内燃機関(20)の始動を阻止することができる。
本発明では。電動ポンプ(14)は、リザーブタンク(13)の冷却水流入口(13a)と実質的に同一のレベルで、リザーブタンク(13)の上流側に隣接して配設されてよい。これにより、水漏れ発生から検知に至る時間を短縮することができる。
本発明では、電動ポンプ(14)はリザーブタンク(13)の冷却水流入口(13a)に直結されてよい。
さらに、本発明は、車両用内燃機関(20)の吸気を冷却するための冷却水循環回路を形成する冷却装置(10)の水漏れ検出方法であって、冷却装置(10)は冷却水を該冷却装置(10)内で循環させる電動ポンプ(14)を具備するものであり、電動ポンプ(14)の回転数を検出する段階と、前記検出する段階で検出した電動ポンプ(14)の回転数に基づいて、循環回路中の水漏れの有無の判定を行う段階とを含むことを特徴とする冷却装置(10)の水漏れ検出方法を提供する。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の実施形態による冷却装置の構成を示す模式的な図である。 前記冷却装置の流体回路図である。 前記冷却装置の作動を示す制御フロー図である。 前記冷却装置のリザーブタンクの液面とポンプとの関係を示す模式的な図である。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態による冷却装置10について説明する。
図1は本冷却装置10を模式的に表す図であり、図2は本冷却装置10の流体回路図である。本発明の実施形態の冷却装置10は、過給機(図示せず)付きの車両用内燃機関(以下「エンジン」と呼ぶ)20の吸気を、循環する冷却水によって冷却するものであって、エンジン本体の冷却系とは独立した冷却系として構成されている。この冷却装置10は、インタークーラーと呼ばれる吸熱側の第1熱交換器11と、エンジン室内の周囲空気に放熱するための放熱側の第2熱交換器12と、冷却水を貯めるリザーブタンク13と、冷却水を循環させるための、図示されない電動モータによって駆動される電動ポンプ14とを具備し、管路15によって前記構成要素を接続することにより冷却水循環回路を形成している。また、図示されないが、第2熱交換器12の熱交換を促進するためのクーリングファンがエンジン室内に設けられている。
本実施形態では、第1熱交換器11の下流側に電動ポンプ14が接続され、電動ポンプ14の下流側に隣接してリザーブタンク13が接続され、リザーブタンク13の下流側に第2熱交換器12が接続されている。また、リザーブタンク13が鉛直方向で最も高位に配置されており、そのリザーブタンク13の冷却水流入口13aと同一レベルに電動ポンプ14が配置されている。
本実施形態の冷却装置10の第1熱交換器11は、過給機(図示せず)とエンジン本体との間の吸気経路、より詳しくはスロットル21と吸気マニホールド22の上流端との間の吸気経路に配置されており、内部を流れる比較的低温の冷却水と過給機によって高温にされた、図1中矢印Aで示される空気(吸気)との間で熱交換を行うことにより吸気を冷却する。
冷却装置10はこのように構成されているので、第1熱交換器11で高温に温められた冷却水が電動ポンプ14を経由してリザーブタンク13に至り、そこから第2熱交換器12に流れ込み、第2熱交換器12を流通する間に比較的低温の周囲空気との間で熱交換を行い低温にされて、第1熱交換器11に流れ込み、その結果エンジン20の吸気を冷却することができる。
また、本発明の実施形態の冷却装置10は、上述の構成要素に加えて、電子制御ユニット17を更に具備している。また、電動ポンプ14は、それ自身の回転数を検出して出力する機能を有している。電動ポンプ14からのポンプ回転数情報は、一般的にはパルス出力で、検出データを電気信号として電子制御ユニット17に常に供給している。なお、本実施形態では、ポンプ回転数検出機能は、従来電動ポンプ14それ自体を保護するために電動ポンプ14に付属されているものが利用されている。
電子制御ユニット17は、電動ポンプ14から供給された回転数情報に基づいて、電動ポンプ14の回転数が正常か又は異常かを判断するとともに、回転数の状態に応じて後述する様々な制御を行う。また、本実施形態の電子制御ユニット17は、冷却装置10専用のものではなく、エンジンコントロールユニット(ECU)としてエンジン20に関連する従来行われている他の様々な制御も実行するものである。
本発明の実施形態の冷却装置10は、循環回路に発生した水漏れが検知されるように構成されているが、水漏れの検知がどのように行われるかについて以下に説明する。
冷却装置10の循環回路に水漏れが生じて水量が減少すると、循環回路に侵入した空気によって電動ポンプ14が空転し、その結果ポンプの回転数が増加する。電動ポンプ14の回転数は常に電子制御ユニット17に送られているので、ポンプの増加した回転数が上限許容値を超えていれば電子制御ユニット17により異常と判断され、その結果水漏れ発生が検出される。電動ポンプ14の空転時の回転数の増加は通常10%程度であるが、この10%程度の変動量は、電子制御ユニット17が異常の有無を判断するのに十分な量である。こうして、水漏れが発生すると必ず水量が減少して電動ポンプ14の空転に至るので、ポンプの回転数の増加から、循環回路に発生する水漏れを検知することができる。
次に、実施例の電子制御ユニット17によって実行される処理動作を示すフローチャートである図3を参照して、冷却装置10の動作についてより詳しく説明する。なお、図3における「スタート」から「エンド」に至るルーチンは所定時間毎、例えば数十msec毎、又は数百msec毎に実行される。
図3のルーチンがスタートすると、ステップS100において、電子制御ユニット17はポンプの回転数異常フラグが立っている(ON)か否(OFF)かを判定する。前記フラグがONの場合、冷却装置10の循環回路中に水漏れが発生していると判断して、ステップS110においてエンジン20の出力制限制御を実行して「エンド」へ進む。
一方、ステップS100で回転数異常フラグがOFFの場合には、ステップS120へ進み電動ポンプ14が運転中か否かを判定する。電動ポンプ14が運転されていない場合、ステップS130へ進みエンジン20が運転中か否かを判定する。ここで、エンジン20が運転中であれば何も実行しないで「エンド」へ進み、エンジン20が停止しているならステップS140へ進み、後述する所定の条件を満たしているか否かを判定する。前記所定の条件を満たしていない場合は何も実行しないで「エンド」へ進むが、満たしている場合はステップS150に進む。
ステップS150では、電動ポンプ14を始動させるのと同時にポンプ短時間稼働フラグをONにし、次に「エンド」に進む。なおステップS150で始動された電動ポンプ14は、短時間だけ、例えば10秒間運転される。
ところで、前記「所定の条件」とは、エンジン停止中にポンプの回転数異常をチェックするためにポンプを短時間稼働させるための条件であり、この条件を例えば「内燃機関の停止から所定の時間、例えば3時間が経過すること」としてよい。この条件が満たされて電動ポンプ14が短時間稼働されることにより、エンジン運転中は検出されなかった微少量の水漏れが、エンジン停止から例えば3時間経過後に検出可能な水漏れになり得る。また、この場合例えば3時間経過後に1回だけ電動ポンプ14を稼働させるのではなく、所定のインターバルで繰り返し短時間稼働させて水漏れの有無をチェックすることが好ましい。
また、車両のドアロックが解除されること、又はイグニッションスイッチがONにされることを前記「所定の条件」としてもよい。この条件が満たされて、停止中であったエンジン20が始動される前に電動ポンプ14が短時間稼働されることにより、エンジン運転中は検出されなかった微少量の水漏れが、時間の経過と共にエンジン20の運転前に検知可能な水漏れになり得る。
再び図3に戻って説明すると、ステップS120で電動ポンプ14が運転中の場合、ステップS160に進み、ポンプ短時間稼働フラグがONであるかOFFであるかを判定する。ポンプ短時間稼働フラグがOFFである場合、ステップS170へ進み、電動ポンプ14の回転数の異常の有無を、回転数が予め定められた上限許容値を超えているか否かで判定する。ここで、前記上限許容値を超えていなければ何もせず「エンド」へ進み、超えていれば回転数異常と判定してステップS180へ進んで水漏れアラームランプを点灯させると共に回転数異常フラグをONにしてから「エンド」へ進む。
このようにして、電動ポンプ14の通常運転中に回転数がチェックされ、もし異常があると判定されると回転数異常フラグがONにされるので、その結果エンジン20の出力制限制御が行われてエンジン20が保護される。また車両の運転者は、水漏れアラームランプの点灯により、冷却装置10に水漏れが発生したことを知ることができる。
また本実施例では、前述したとおり、エンジン停止中にも、所定の条件を満たした場合にはステップS150でポンプ短時間稼働のフラグがONにされるので、電動ポンプ14が短時間稼働されてその回転数に異常があるか否かがチェックされる。このルーチンは、ステップS160から、ステップS190へ進みそこからステップS200又はステップS210を経由してステップS170へ至る流れで処理される。もしステップS170で電動ポンプ14の回転数が予め定められた上限許容値を超えていれば、電子制御ユニット17は、ポンプ回転数異常と判定し、ステップS180へ進んで水漏れアラームランプを点灯させると共に回転数異常フラグをONにする。
具体的には、ステップS160でポンプ短時間稼働フラグがONである場合、ステップS190へ進み、電動ポンプ14の短時間稼働の積算時間Tが所定の時間α(例えば10秒)より長いか否かを判定する。ここで、短時間稼働の積算時間Tが所定の時間αより長い場合はステップS200へ進みポンプ短時間稼働フラグをOFFにした後ステップS170へ進み、そこで電動ポンプ14の回転数が予め定められた上限許容値を超えているか否かを判定する。また、積算時間Tが所定の時間αより短い場合はステップS210へ進み積算時間TをT+βに更新した後、同様にステップS170へ進む。このようにして、エンジン停止中にも、所定の条件を満たした場合には、電動ポンプ14が短時間稼働されてその回転数に異常があるか否かがチェックされる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態の冷却装置10の制御フローは、図3を参照して説明したものをベースにして様々に変更することが可能である。例えば、エンジン停止中に回転数異常フラグがONにされた場合は、エンジン20の始動を阻止するように制御してもよい。また、回転数異常と判定された場合に、電動ポンプ14を保護するためにそれを停止する制御を追加してもよい。
また、前述の実施形態では、電動ポンプ14は第1熱交換器11とリザーブタンク13との間に配設されたが、電動ポンプ14を例えば第2熱交換器12と第1熱交換器11との間に配設してもよい。この場合、電動ポンプ14に対しては、流れる冷却水の温度が低いという利点が生じる反面、電動ポンプ14が通常はリザーブタンク13より相当低い位置に配置されることとなるので、水漏れの発生から検出までの時間が長くなる。
一方、水漏れの発生から検出までの時間を短縮するという観点からは、図1に示されるように、高い位置に配置されているリザーブタンク13の冷却水流入口13aと同じレベルに電動ポンプ14を配置することが望ましい。図1の配置により、リザーブタンク13の冷却水流出口13bまで液面が低下しなくとも電動ポンプ14は、図4に示されるように空気層に位置することとなるので早期の水漏れ検知が可能となる。さらに、リザーブタンク13の冷却水流入口13aに電動ポンプ14を直結してもよい。
10 冷却装置
11 第1熱交換器
12 第2熱交換器
13 リザーブタンク
14 電動ポンプ
15 管路
17 電子制御ユニット
20 内燃機関
21 スロットル

Claims (11)

  1. 車両用内燃機関(20)の吸気を冷却する、水冷式の冷却装置(10)であって、
    冷却水と前記吸気との間で熱交換を行う第1熱交換器(11)と、
    冷却水と周囲空気との間で熱交換を行う第2熱交換器(12)と、
    冷却水を貯めるリザーブタンク(13)と、
    冷却水を該冷却装置(10)内で循環させる電動ポンプ(14)と、を具備するとともに冷却水の循環回路を形成している冷却装置(10)であり、
    電子制御ユニット(17)を更に具備しており、
    前記ポンプ(14)は、それ自身の回転数を検出し出力する機能を持ち、
    前記電動ポンプ(14)から出力される回転数に基づいて、前記電子制御ユニット(17)が前記循環回路中の水漏れの有無の判定を行うことを特徴とする、冷却装置(10)。
  2. 前記電子制御ユニット(17)は、前記内燃機関(20)の運転中に、前記電動ポンプ(14)の回転数に基づいて、前記循環回路中の水漏れの有無の判定を行うことを特徴とする、請求項1に記載の冷却装置(10)。
  3. 前記電子制御ユニット(17)は、前記循環回路中に水漏れが生じていると判定した場合、前記内燃機関(20)の出力を所定の値に制限することを特徴とする、請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記電子制御ユニット(17)は、前記内燃機関(20)及び前記電動ポンプ(14)の停止中に、予め定められた条件が満たされたとき、前記電動ポンプ(14)を一定時間作動させ、その間に前記電動ポンプ(14)から出力される回転数に基づいて、前記循環回路中の水漏れの有無の判定を行うことを特徴とする、請求項1に記載の冷却装置(10)。
  5. 前記予め定められた条件が、前記内燃機関(20)の停止から所定の時間が経過することである、請求項4に記載の冷却装置(10)。
  6. 前記電子制御ユニット(17)が、前記内燃機関(20)の停止中に、前記循環回路中の水漏れの有無の判定を、所定のインターバルで繰り返し行うことを特徴とする、請求項5に記載の冷却装置(10)。
  7. 前記予め定められた条件が、車両のドアロックが解除されること、又はイグニッションスイッチがONにされることである、請求項4に記載の冷却装置(10)。
  8. 前記電子制御ユニット(17)は、前記内燃機関(20)の停止中に、前記循環回路中に水漏れが生じていると判定した場合、前記内燃機関(20)の始動を阻止することを特徴とする、請求項4〜7のいずれか一項に記載の冷却装置。
  9. 前記電動ポンプ(14)が、前記リザーブタンク(13)の冷却水流入口(13a)と実質的に同一のレベルで、前記リザーブタンク(13)の上流側に隣接して配設されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の冷却装置(10)。
  10. 前記電動ポンプ(14)が前記リザーブタンク(13)の冷却水流入口(13a)に直結されていることを特徴とする、請求項9に記載の冷却装置(10)。
  11. 車両用内燃機関(20)の吸気を冷却するための冷却水循環回路を形成する冷却装置(10)の水漏れ検出方法であって、
    前記冷却装置(10)は冷却水を該冷却装置(10)内で循環させる電動ポンプ(14)を具備するものであり、
    前記電動ポンプ(14)の回転数を検出する段階と、
    前記検出する段階で検出した前記電動ポンプ(14)の回転数に基づいて、前記循環回路中の水漏れの有無の判定を行う段階と、を含むことを特徴とする冷却装置(10)の水漏れ検出方法。
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