JP2016112761A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルターのメンテナンスに伴う液体の消費を抑制することができる液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体を噴射する液体噴射部13と、液体供給源14からノズル12に液体を供給する供給流路20と、供給流路20の一部を構成し、内部に第1フィルター33を収容するフィルター収容部34と、フィルター収容部34における第1フィルター33よりも液体供給源14側の上流側空間部35に一端が接続されると共に、供給流路20における第1フィルター33よりも液体供給源14側の位置に他端が接続されることにより、上流側空間部35を含んだ循環流路21を形成する循環流路形成部22と、循環流路21に設けられて駆動することにより循環流路21の液体を流動可能な流動ポンプ30と、流動ポンプ30と協働して第1フィルター33から異物を分離する開閉弁28と、循環流路21に対して着脱可能に配置された第2フィルター46と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの液体噴射装置に関する。
従来から、液体噴射装置の一例として、液体供給源に収容されたインク(液体)を供給
流路を介して液体噴射部に供給し、液体噴射部のノズルから媒体に噴射することで印刷を
行うインクジェット式のプリンターがある。
また、こうしたプリンターの中には、インク中の析出物や気泡などの異物を補足するフ
ィルターを備えると共に、目詰まりしたフィルターのメンテナンスを行うものが知られて
いる(例えば特許文献1)。すなわち、このプリンターでは、インクをノズル側から液体
供給源側に向かって逆流させることでフィルターの目詰まりを低減させていた。
特開2005−131906号公報
ところで、インクを逆流させると、液体噴射部にはノズルから空気が流入する。そのた
め、再び供給流路や液体噴射部内をインクで満たす場合には、ノズルからインクを排出さ
せつつ充填する必要があり、インクが消費されていた。
なお、こうした課題は、フィルターのメンテナンスを行うプリンターに限らず、フィル
ターのメンテナンスを行う液体噴射装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルターのメン
テナンスに伴う液体の消費を抑制することができる液体噴射装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、ノズルから液体を噴射する液体噴射部と、液体供
給源から前記液体噴射部の前記ノズルに前記液体を供給する供給流路と、前記供給流路の
一部を構成し、内部に第1フィルターを収容するフィルター収容部と、該フィルター収容
部における前記第1フィルターよりも前記液体供給源側の空間部に一端が接続されると共
に、前記供給流路における前記第1フィルターよりも前記液体供給源側の位置に他端が接
続されることにより、前記空間部を含んだ循環流路を形成する循環流路形成部と、前記循
環流路に設けられて駆動することにより前記循環流路の液体を流動可能な流動ポンプと、
該流動ポンプと協働して前記第1フィルターから異物を分離する異物分離部と、前記循環
流路に対して着脱可能に配置された第2フィルターと、を備える。
この構成によれば、異物分離部を機能させ、流動ポンプを駆動することにより、第1フ
ィルターに付着していた異物が第1フィルターから分離して液体と共に循環流路を流動す
る。また、循環流路には第2フィルターが配置されているため、第1フィルターから分離
した異物は、第2フィルターにより捕捉される。なお、この第2フィルターは循環流路に
対して着脱可能に配置されているため、第2フィルターに捕捉された異物は第2フィルタ
ーごと循環流路から脱離させることができる。すなわち、供給流路では、第1フィルター
よりもノズル側の液体の流動を抑制しつつ、第1フィルターよりも液体供給源側の液体の
流動によって第1フィルターのメンテナンスを行う。したがって、第1フィルターのメン
テナンスに伴う液体の消費を抑制することができる。
上記液体噴射装置は、前記ノズルが臨む空間を密閉可能なキャップをさらに備え、前記
キャップで前記空間を密閉した状態で前記異物分離部を機能させ、前記流動ポンプを駆動
して前記循環流路内の液体を循環させるのが好ましい。
この構成によれば、ノズルが臨む空間をキャップで密閉した状態で異物分離部を機能さ
せ、さらに流動ポンプを駆動することにより、ノズルから空気が引き込まれてしまう虞を
低減することができる。
上記液体噴射装置において、前記循環流路形成部は、前記他端が前記空間部よりも前記
液体供給源側の前記供給流路に接続され該供給流路と協働して前記循環流路を形成し、前
記供給流路において前記循環流路を形成する部分では、前記流動ポンプが液体を循環させ
る循環方向と、前記液体供給源から前記ノズルに液体を供給する供給方向とが同じである
のが好ましい。
この構成によれば、供給流路において、循環流路としても機能する部分における循環方
向と供給方向とが同じである。そのため、第1フィルターから分離すると共に循環方向に
流動して第2フィルターに捕捉された異物が、液体供給源からノズルに液体を供給する際
に第2フィルターから分離してしまう虞を低減することができる。
上記液体噴射装置において、前記異物分離部は、前記第1フィルターを加熱可能な加熱
部であり、前記加熱部により前記第1フィルターを加熱し、前記流動ポンプを駆動して前
記循環流路内の液体を循環させるのが好ましい。
液体から析出した析出物などの異物の中には、加熱されることにより液体に溶解したり
軟化したりするものがある。この構成によれば、第1フィルターを加熱することにより、
第1フィルターに異物として付着した析出物を第1フィルターから分離しやすくすること
ができる。
上記液体噴射装置において、前記異物分離部は、前記循環流路に対して前記液体の循環
を可能とする開弁状態と前記液体の循環を規制する閉弁状態とを切り替え可能に設けられ
た開閉弁であって、閉弁状態で前記流動ポンプを駆動した場合に、前記フィルター収容部
の前記空間部を負圧にすることが可能な位置に配置された開閉弁であり、前記開閉弁を閉
弁した状態で前記流動ポンプを駆動した後、前記開閉弁を開弁させた状態で前記流動ポン
プを駆動して前記循環流路内の液体を循環させるのが好ましい。
この構成によれば、循環流路に設けられた開閉弁を閉弁状態として流動ポンプを駆動し
、フィルター収容部の空間部の負圧を高めた後、同じ開閉弁を開弁状態にすると、負圧を
高めない場合に比べて循環流路内の液体を急速に流すことができる。したがって、第1フ
ィルターに付着した異物を、第1フィルターから分離しやすくすることができる。
上記液体噴射装置において、前記第2フィルターは、前記第1フィルターより異物を捕
捉する能力が高いのが好ましい。
この構成によれば、第1フィルターよりも第2フィルターの方が異物を捕捉する能力が
高いため、着脱可能な第2フィルターに異物を集めやすくすることができる。
第1実施形態のプリンターの模式図。 メンテナンス前のフィルター収容部の模式図。 メンテナンス中のフィルター収容部の模式図。 メンテナンス後のフィルター収容部の模式図。 第2実施形態のプリンターの模式図。 変形例のフィルター収容部の模式断面図。 図6における7−7線矢視断面図。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の液体噴射装置11は、ノズル12から液体(一例とし
てインク)を噴射する液体噴射部13と、液体供給源14に収容された液体を液体噴射部
13に供給可能な供給機構15とを備える。
液体噴射部13は、ノズル形成面に少なくとも1つ(本実施形態では複数)のノズル1
2と、各ノズル12と連通するリザーバー17とを有している。
液体供給源14は、例えば液体を収容可能な収容容器であり、収容容器を交換すること
で液体を補給するカートリッジであってもよいし、装着部18に固定された収容タンクで
あってもよい。装着部18は、液体供給源14がカートリッジである場合には、液体供給
源14を着脱可能に保持する。なお、本実施形態の装着部18は、収容する液体の種類や
色が異なる複数の液体供給源14を保持可能である。
供給機構15は、上流側となる液体供給源14から下流側となる液体噴射部13のノズ
ル12に液体を供給する供給流路20と、供給流路20と協働して循環流路21を形成す
る循環流路形成部22とを備える。そして、供給流路20において、循環流路21を形成
する部分よりも液体供給源14側には、液体供給源14からノズル12に向かう供給方向
Aに液体を流動させる供給ポンプ24と、供給流路20を流れる液体の流れを規制可能な
供給弁25とが設けられている。
さらに、供給流路20において、循環流路21としても機能する部分には、フィルター
ユニット27と、循環流路21内の液体の循環を可能とする開弁状態とその循環を規制す
る閉弁状態とを切替え可能な異物分離部の一例としての開閉弁28と、液体の圧力を調整
する圧力調整弁29とが設けられている。そして、循環流路形成部22には、循環流路2
1に設けられて駆動することにより循環流路21の液体を流動可能な流動ポンプ30が設
けられている。
なお、供給ポンプ24及び流動ポンプ30は、例えばギヤポンプやダイヤフラムポンプ
とすることができる。そして、液体噴射装置11は、供給ポンプ24、供給弁25、開閉
弁28、流動ポンプ30の駆動を制御する制御部31を備える。
圧力調整弁29は、供給流路20の一部を構成し、内部に第1フィルター33を収容す
るフィルター収容部34を有している。このフィルター収容部34は、第1フィルター3
3よりも液体供給源14側の空間部の一例としての上流側空間部35と、第1フィルター
33よりもノズル12側の下流側空間部36とを備える。
さらに、圧力調整弁29は、下流側空間部36と連通孔38を介して連通する圧力室3
9と、圧力室39と下流側空間部36との間に設けられた弁体40と、弁体40を閉弁方
向に付勢する付勢部材41とを備える。すなわち、弁体40は、連通孔38に挿通され、
付勢部材41に付勢された弁体40が連通孔38を塞ぐように設けられている。
上流側空間部35及び圧力室39は、壁面の一部が撓み変形可能な上流側ダイヤフラム
43及び下流側ダイヤフラム44により構成されている。これらの上流側ダイヤフラム4
3及び下流側ダイヤフラム44は、上流側空間部35及び圧力室39内の圧力の変化に応
じて撓み変位する。
すなわち、上流側空間部35に設けられた上流側ダイヤフラム43は、外面側(図1で
は右面側)に大気圧を受ける一方で、内面側(図1では左面側)に上流側空間部35内の
液体の圧力を受け、上流側空間部35の容積を変化させるように撓み変形する。一方、圧
力室39に設けられた下流側ダイヤフラム44は、外面側(図1では左面側)に大気圧を
受ける一方で、内面側(図1では右面側)に圧力室39内の液体の圧力と付勢部材41の
付勢力とを受け、付勢部材41の付勢方向に沿って撓み変形する。
また、フィルター収容部34は、液体供給源14から加圧されて送られてくる液体によ
って加圧状態に保持される。そして、圧力室39内の圧力と外面側に受ける圧力との差圧
が所定の圧力より低くなると、弁体40が付勢部材41の付勢力によって圧力室39と下
流側空間部36との連通を規制した状態から圧力室39と下流側空間部36とを連通した
状態とする。さらに、圧力室39内の圧力と外面側に受ける圧力との差圧が所定の圧力に
なると、弁体40が圧力室39と下流側空間部36との連通を規制する。このようにして
、圧力調整弁29は、ノズル12の背圧となる液体噴射部13内の圧力を調整するために
、供給流路20を介して液体供給源14から供給される液体の圧力を調整する。
フィルターユニット27は、供給流路20及び循環流路21の一部を構成し、内部に第
2フィルター46を収容する収容部47を有している。この収容部47は、供給流路20
において第2フィルター46よりも液体供給源14側の上流室48と、第2フィルター4
6よりもノズル12側の下流室49とを備えている。また、フィルターユニット27は、
循環流路21に対して着脱可能に設けられている。すなわち、第2フィルター46は、フ
ィルターユニット27ごと循環流路21に対して着脱可能に配置されている。さらに、第
2フィルター46は、第1フィルター33より異物を捕捉する能力が高い。
供給流路20は、複数(本実施形態では6つ)の第1接続流路51〜第6接続流路56
を有している。具体的には、第1接続流路51は、液体供給源14と供給ポンプ24とを
接続し、第2接続流路52は、供給ポンプ24と供給弁25とを接続する。さらに、第3
接続流路53は、供給弁25とフィルターユニット27の上流室48とを接続し、第4接
続流路54は、フィルターユニット27の下流室49と開閉弁28とを接続する。そして
、第5接続流路55は、開閉弁28と圧力調整弁29の上流側空間部35とを接続し、第
6接続流路56は、圧力調整弁29の圧力室39と液体噴射部13のリザーバー17とを
接続する。
また、循環流路形成部22は、圧力調整弁29の上流側空間部35と流動ポンプ30と
を接続する第1分岐流路58と、流動ポンプ30と第3接続流路53とを接続する第2分
岐流路59とにより構成されている。すなわち、循環流路形成部22は、フィルター収容
部34における第1フィルター33よりも液体供給源14側の上流側空間部35に一端が
接続されると共に、供給流路20における第1フィルター33よりも液体供給源14側に
位置する第3接続流路53に他端が接続されている。換言すると、循環流路形成部22は
、他端が上流側空間部35よりも液体供給源14側の供給流路20に接続され、上流側空
間部35を含んだ循環流路21を形成する。
さて、供給流路20は、液体供給源14とノズル12との間に位置する流路である。す
なわち、供給流路20は、第1接続流路51〜第6接続流路56、フィルターユニット2
7の収容部47、圧力調整弁29のフィルター収容部34、連通孔38、及び圧力室39
、液体噴射部13のリザーバー17により構成されている。さらに、循環流路21は、第
3接続流路53〜第5接続流路55、フィルター収容部34の上流側空間部35、第1分
岐流路58及び第2分岐流路59により構成されている。
この循環流路21には、フィルターユニット27から循環方向Bに開閉弁28、上流側
空間部35、流動ポンプ30の順に設けられている。さらに、開閉弁28は、循環流路2
1において、開閉弁28が閉弁状態で流動ポンプ30を駆動した場合に、フィルター収容
部34の上流側空間部35を負圧にすることが可能な位置に配置されている。すなわち、
開閉弁28と流動ポンプ30との間に上流側空間部35が位置し、開閉弁28と上流側空
間部35と流動ポンプ30とを接続する第5接続流路55や第1分岐流路58には、他の
流路が接続されていない。
なお、循環方向Bとは、流動ポンプ30が循環流路21の液体を循環させる方向である
。そして、流動ポンプ30は、液体を循環させる循環方向Bが、液体供給源14からノズ
ル12に液体を供給する供給方向Aと同じになるように液体を流動させる。
次に、以上のように構成された液体噴射装置11の第1フィルター33をメンテナンス
する場合の作用について、供給機構15の作用に着目して説明する。
さて、ノズル12から図示しないターゲット(例えば用紙)に液体を噴射する場合には
、制御部31は、供給弁25を開弁すると共に供給ポンプ24を駆動する。すると、弁体
40と供給ポンプ24との間に位置する第2接続流路52〜第5接続流路55、第1分岐
流路58、第2分岐流路59、フィルター収容部34、収容部47の液体が加圧される。
そして、ノズル12から液体が噴射されて、弁体40よりもノズル12側が負圧になる
と、弁体40がフィルター収容部34側に移動してフィルター収容部34から圧力室39
に液体が供給される。このように液体が通過するのに伴って第1フィルター33及び第2
フィルター46には異物が捕捉される。
図2に示すように、上流側空間部35及び下流側空間部36には、異物の一例としての
気泡が存在し、第1フィルター33には液体から析出した析出物などの異物が付着して目
詰まりしているものとする。
さて、第1フィルター33のメンテナンスを行う場合、制御部31は、供給ポンプ24
の駆動を停止し、供給弁25を閉弁する。さらに、制御部31は、開閉弁28を閉弁した
状態で流動ポンプ30を駆動した後、開閉弁28を開弁させた状態で流動ポンプ30を駆
動して循環流路21内の液体を循環させる。
すなわち、制御部31は、まず開閉弁28を閉弁し、循環流路21における開閉弁28
よりも循環方向Bの上流側と下流側とを非連通とした状態で流動ポンプ30を駆動する。
すると、開閉弁28と流動ポンプ30との間に位置する第5接続流路55、上流側空間部
35、下流側空間部36、第1分岐流路58には負圧が蓄圧される。すなわち、制御部3
1は、下流側空間部36の負圧が弁体40を移動させない程度の負圧になるように流動ポ
ンプ30を駆動する。したがって、圧力室39よりもノズル12側の圧力の変化は抑制さ
れた状態で、弁体40よりも液体供給源14側の負圧が高まる。
図3に示すように、上流側空間部35の負圧が高まると、上流側空間部35では、上流
側ダイヤフラム43が第1フィルター33に近づくように撓み変形し、上流側空間部35
の容積が減少する。さらに、負圧が高まる上流側空間部35及び下流側空間部36では、
気泡が膨張する。すると、第1フィルター33に付着した析出物などの異物は、第1フィ
ルター33から分離したり、分離しやすい状態となったりする。また、このとき上流側空
間部35と下流側空間部36内の気泡のサイズが大きかった場合には、膨張した気泡同士
が繋がることもある。
図4に示すように、続いて制御部31は、開閉弁28を開弁する。すなわち、制御部3
1は、循環流路21における開閉弁28よりも循環方向Bの上流側と下流側とを連通させ
た状態で流動ポンプ30を駆動して循環流路21内の液体を循環させる。すると、負圧が
高まっていた上流側空間部35には、第5接続流路55から勢いよく液体が流入すると共
に、上流側空間部35内の気泡などの異物は第1分岐流路58へ流出する。また、このと
き下流側空間部36の気泡も上流側空間部35の気泡につられて第1分岐流路58に流出
する。したがって、開閉弁28は、流動ポンプ30と協働して第1フィルター33から異
物を分離する。
そして、図1に示すように、第1フィルター33から分離した気泡や析出物などの異物
は、液体と共に循環流路21を流動してフィルターユニット27に流入し、第2フィルタ
ー46によって捕捉される。
このように第1フィルター33のメンテナンスを1回もしくは複数回行った後、制御部
31は、図示しない報知部を駆動してフィルターユニット27の交換の必要性をユーザー
に報知する。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)開閉弁28を開閉し、流動ポンプ30を駆動することにより、第1フィルター3
3に付着していた異物が第1フィルター33から分離して液体と共に循環流路21を流動
する。また、循環流路21には第2フィルター46が配置されているため、第1フィルタ
ー33から分離した異物は、第2フィルター46により捕捉される。なお、この第2フィ
ルター46は循環流路21に対して着脱可能に配置されているため、第2フィルター46
に捕捉された異物は第2フィルター46ごと循環流路21から脱離させることができる。
すなわち、供給流路20では、第1フィルター33よりもノズル12側の液体の流動を抑
制しつつ、第1フィルター33よりも液体供給源14側の液体の流動によって第1フィル
ター33のメンテナンスを行う。したがって、第1フィルター33のメンテナンスに伴う
液体の消費を抑制することができる。
(2)供給流路20において、循環流路21としても機能する第3接続流路53〜第5
接続流路55における循環方向Bと供給方向Aとが同じである。そのため、第1フィルタ
ー33から分離すると共に循環方向Bに流動して第2フィルター46に捕捉された異物が
、液体供給源14からノズル12に液体を供給する際に第2フィルター46から分離して
しまう虞を低減することができる。
(3)循環流路21に設けられた開閉弁28を閉弁状態として流動ポンプ30を駆動し
、フィルター収容部34の上流側空間部35の負圧を高めた後、同じ開閉弁28を開弁状
態にすると、負圧を高めない場合に比べて循環流路21内の液体を急速に流すことができ
る。したがって、第1フィルター33に付着した異物を、第1フィルター33から分離し
やすくすることができる。
(4)第1フィルター33よりも第2フィルター46の方が異物を捕捉する能力が高い
ため、着脱可能な第2フィルター46に異物を集めやすくすることができる。
(5)例えば、第1フィルター33のメンテナンスのためにノズル12から液体供給源
14側に向かって液体を逆流させた後、液体を液体噴射部13に再充填する場合には、ノ
ズル12から流入した空気が気泡として残ってしまうことがある。特に、このような気泡
がノズル12周辺に残ると、所謂ノズル抜けと言われる噴射不良に繋がる虞がある。その
点、供給流路20では、第1フィルター33よりもノズル12側の液体の流動を抑制しつ
つ、第1フィルター33よりも液体供給源14側の液体の流動によって第1フィルター3
3のメンテナンスを行う。したがって、噴射不良の虞を低減しつつ第1フィルター33の
メンテナンスを行うことができる。
(6)例えばフィルター収容部34に気泡が存在している状態でフィルター収容部34
内の負圧が高まると気泡は膨張する。一方、フィルター収容部34の正圧が高まると気泡
は収縮する。したがって、開閉弁28と流動ポンプ30とにより、循環流路21内の液体
の圧力を変化させて第1フィルター33のメンテナンスをすることにより、フィルター収
容部34に滞留する気泡の膨張収縮を利用して第1フィルター33に付着した異物を分離
しやすくさせることができる。さらに、上流側空間部35は、一部が可撓性を有する上流
側ダイヤフラム43により構成されているため、負圧になると容積が減少する。したがっ
て、効率よく気泡を膨張させることができる。
(第2実施形態)
次に、液体噴射装置の第2実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第
2実施形態は、圧力室39や弁体40を備えない点で第1実施形態の場合とは異なってい
る。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については
同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図5に示すように、液体噴射装置11は、ノズル12が臨む空間を密閉可能なキャップ
61と、キャップ61を液体噴射部13に対して相対移動させる移動機構62とを備える
。キャップ61は、開口部を有する有底箱状をなし、移動機構62の駆動に基づいて液体
噴射部13に近づく方向に移動して、ノズル12が臨む空間を囲むことが可能である。そ
して、本実施形態において、キャップ61がこのようにノズル12を臨む空間を密閉する
ことを、「キャッピングする」という。また、制御部31は、移動機構62の駆動も制御
する。
さらに、液体噴射部13は、第1フィルター33を加熱可能な異物分離部の一例として
の加熱部63を備える。そして、第6接続流路56の上流端は、フィルター収容部34の
下流側空間部36に接続されている。なお、制御部31は、加熱部63の駆動も制御する
次に、以上のように構成された液体噴射装置11の第1フィルター33をメンテナンス
する場合の作用について説明する。
さて、制御部31は、移動機構62を駆動して液体噴射部13をキャッピングすること
により、キャップ61でノズル12が臨む空間を密閉する。さらに、制御部31は、供給
弁25及び開閉弁28を閉弁すると共に、加熱部63により第1フィルター33を加熱す
る。続いて制御部31は、流動ポンプ30を駆動して循環流路21内の液体を循環させる
すなわち、第1フィルター33が加熱されると、第1フィルター33に付着している析
出物などの異物が軟化もしくは溶解し、第1フィルター33から分離しやすい状態となる
そして、流動ポンプ30が駆動されると、第5接続流路55、及び第1分岐流路58に
加え、フィルター収容部34の上流側空間部35、下流側空間部36、第6接続流路56
、液体噴射部13のリザーバー17には負圧が蓄圧される。しかし、液体噴射部13はキ
ャッピングされているため、ノズル12からの空気の流入は抑制される。
したがって、第1実施形態と同様に、制御部31が開閉弁28を開弁し、流動ポンプ3
0を駆動すると、負圧が高まっていた上流側空間部35には、第5接続流路55から勢い
よく液体が流入すると共に、上流側空間部35の異物は第1分岐流路58へ流出する。
また、このとき液体噴射部13はキャッピングされているため、供給流路20における
第1フィルター33よりもノズル12側の液体の流動は抑制される。そのため、第1フィ
ルター33から分離した異物は、液体と共に循環流路21を流動してフィルターユニット
27に流入し、第2フィルター46によって捕捉される。
上記第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)〜(6)の効果に加えて以下の
ような効果を得ることができる。
(7)ノズル12が臨む空間をキャップ61で密閉した状態で開閉弁28及び加熱部6
3を機能させ、さらに流動ポンプ30を駆動することにより、ノズル12から空気が引き
込まれてしまう虞を低減することができる。
(8)液体から析出した析出物などの異物の中には、加熱されることにより液体に溶解
したり軟化したりするものがある。そのため、第1フィルター33を加熱することにより
、第1フィルター33に異物として付着した析出物を第1フィルター33から分離しやす
くすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図6,図7に示すように、フィルター収容部34は、上流側空間部35に設けられた
異物分離部の一例としてのブラシ66を備えてもよい(変形例)。なお、ブラシ66は、
第5接続流路55から上流側空間部35に流れ込む液体の流れに応じて軸67を中心とし
て回転するブレード68に設けられ、ブレード68と共に回転することで第1フィルター
33に付着した異物を掻き取る。さらに、流動ポンプ30を駆動して循環流路21の液体
を循環させると、第1フィルター33から掻き取られた異物が第1分岐流路58に流出す
ると共に、循環流路21を流動して第2フィルター46に捕捉される。
ところで、例えば第1フィルター33として不織布などの繊維で構成されたフィルター
を用いる場合には、ブラシ66の摺接に伴って繊維がほつれ、ほつれた繊維が異物になっ
てしまう虞がある。そのため、本変形例の第1フィルター33は、耐性に優れた金属製の
メッシュフィルターやセラミックフィルターとするのが好ましい。
この変形例によれば、流動ポンプ30が駆動して循環流路21の液体を循環させると、
ブレード68と共にブラシ66が回転して第1フィルター33に付着した異物を掻き取る
ことができる。すなわち、流動ポンプ30を駆動することにより、ブラシ66を機能させ
ることができる。
・上記各実施形態において、開閉弁28は、供給流路20における開閉弁28よりも供
給方向Aの上流側と下流側の連通状態を切り替えると共に、供給流路20と大気とを連通
させることが可能な三方弁としてもよい。開閉弁28を三方弁にする場合には、まず制御
部31は、供給流路20を大気と連通させた状態で流動ポンプ30を駆動し、続いて第4
接続流路54と第5接続流路55とを連通させて大気とは非連通の状態で流動ポンプ30
を駆動する。なお、供給流路20と大気の連通と非連通の切り替えは複数回行ってもよい
。そして、このように開閉弁28と流動ポンプ30とを駆動すると、循環流路21には気
泡が取り込まれる。したがって、この状態で制御部31が開閉弁28を駆動して供給流路
20における開閉弁28よりも供給方向Aの上流側と下流側を非連通とし、流動ポンプ3
0を駆動すると、取り込んだ気泡が膨張する。そのため、続いて制御部31が供給流路2
0を連通させると、気泡が収縮する分、循環流路21を流れる液体の流速が速くなり、第
1フィルター33に付着した異物を分離させやすくすることができる。
・上記各実施形態において、供給弁25と上流側空間部35とを接続流路によって直接
接続してもよい。すなわち、循環流路21と供給流路20は、上流側空間部35以外の部
分が共通していなくてもよい。換言すると、循環流路形成部22の上流端と下流端を上流
側空間部35にそれぞれ接続し、循環流路形成部22と上流側空間部35とによって循環
流路21を構成してもよい。なお、この場合には、フィルターユニット27、開閉弁28
、流動ポンプ30が循環流路形成部22に設けられる。
・上記各実施形態において、供給方向Aと直交するフィルター収容部34の断面積は、
第5接続流路55の断面積よりも大きな必要はなく、例えば同じでもよい。すなわち、接
続流路の途中に第1フィルター33を設け、第1フィルター33よりも上流側を第5接続
流路55、第1フィルター33よりも下流側を第6接続流路56としてもよい。そして、
循環流路形成部22の一端は、循環流路21において液体を循環させた際に、第1フィル
ター33と接する液体を流動させることが可能な位置に接続することができる。この場合
には、第1フィルター33から循環流路形成部22の一端が接続された位置までが第1フ
ィルター33よりも液体供給源14側の空間部の一例となる。
・上記各実施形態において、第2フィルター46の面積を第1フィルター33の面積よ
り大きくしてもよい。
・上記各実施形態において、第1フィルター33と第2フィルター46の異物を捕捉す
る能力は、同じであってもよい。また第1フィルター33は、第2フィルター46より異
物を捕捉する能力が高くてもよい。
・上記第2実施形態において、開閉弁28を設けない構成としてもよい。すなわち、加
熱部63により第1フィルター33を加熱し、第1フィルター33に付着した異物が分離
しやすい状態になったところで循環流路21の液体を循環させてもよい。
・上記第2実施形態において、加熱部63は、第1フィルター33よりも上流側の液体
を加熱し、液体を介して第1フィルター33を加熱してもよい。すなわち、第1フィルタ
ー33は、加熱された液体の熱伝導や、加熱された液体が第1フィルター33まで流動す
ることにより加熱される。
・上記第2実施形態において、加熱部63を設けない構成としてもよい。
・上記各実施形態において、供給流路20における供給方向Aと循環方向Bは、逆方向
であってもよい。
・上記各実施形態において、第1フィルター33は、液体噴射部13内の供給流路20
に設けてもよい。例えばリザーバー17にフィルターを設けてもよい。
・上記各実施形態において、フィルターユニット27は、循環流路21であれば任意の
位置に設けることができる。例えば、開閉弁28と上流側空間部35の間の位置や、循環
流路形成部22にフィルターユニット27を設けてもよい。
・上記実施形態において、液体噴射装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出し
たりする液体噴射装置であってもよい。なお、液体噴射装置から微小量の液滴となって吐
出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また
、ここでいう液体は、液体噴射装置から噴射させることができるような材料であればよい
。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体
、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)
のような流状体を含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したよ
うな液体や液晶等が挙げられる。ここで、液体とは一般的な水性液体及び油性液体並びに
ジェル液体、ホットメルト液体等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置
の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディ
スプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等
の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオ
チップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いら
れ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であっ
てもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴
射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために
紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、
基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装
置であってもよい。
11…液体噴射装置、12…ノズル、13…液体噴射部、14…液体供給源、20…供
給流路、21…循環流路、22…循環流路形成部、28…開閉弁(異物分離部の一例)、
30…流動ポンプ、33…第1フィルター、34…フィルター収容部、35…上流側空間
部(空間部の一例)、46…第2フィルター、61…キャップ、63…加熱部(異物分離
部の一例)、66…ブラシ(異物分離部の一例)、A…供給方向、B…循環方向。

Claims (6)

  1. ノズルから液体を噴射する液体噴射部と、
    液体供給源から前記液体噴射部の前記ノズルに前記液体を供給する供給流路と、
    前記供給流路の一部を構成し、内部に第1フィルターを収容するフィルター収容部と、
    該フィルター収容部における前記第1フィルターよりも前記液体供給源側の空間部に一
    端が接続されると共に、前記供給流路における前記第1フィルターよりも前記液体供給源
    側の位置に他端が接続されることにより、前記空間部を含んだ循環流路を形成する循環流
    路形成部と、
    前記循環流路に設けられて駆動することにより前記循環流路の液体を流動可能な流動ポ
    ンプと、
    該流動ポンプと協働して前記第1フィルターから異物を分離する異物分離部と、
    前記循環流路に対して着脱可能に配置された第2フィルターと、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記ノズルが臨む空間を密閉可能なキャップをさらに備え、
    前記キャップで前記空間を密閉した状態で前記異物分離部を機能させ、前記流動ポンプ
    を駆動して前記循環流路内の液体を循環させることを特徴とする請求項1に記載の液体噴
    射装置。
  3. 前記循環流路形成部は、前記他端が前記空間部よりも前記液体供給源側の前記供給流路
    に接続され該供給流路と協働して前記循環流路を形成し、
    前記供給流路において前記循環流路を形成する部分では、前記流動ポンプが液体を循環
    させる循環方向と、前記液体供給源から前記ノズルに液体を供給する供給方向とが同じで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記異物分離部は、前記第1フィルターを加熱可能な加熱部であり、
    前記加熱部により前記第1フィルターを加熱し、前記流動ポンプを駆動して前記循環流
    路内の液体を循環させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の
    液体噴射装置。
  5. 前記異物分離部は、前記循環流路に対して前記液体の循環を可能とする開弁状態と前記
    液体の循環を規制する閉弁状態とを切り替え可能に設けられた開閉弁であって、閉弁状態
    で前記流動ポンプを駆動した場合に、前記フィルター収容部の前記空間部を負圧にするこ
    とが可能な位置に配置された開閉弁であり、
    前記開閉弁を閉弁した状態で前記流動ポンプを駆動した後、前記開閉弁を開弁させた状
    態で前記流動ポンプを駆動して前記循環流路内の液体を循環させることを特徴とする請求
    項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記第2フィルターは、前記第1フィルターより異物を捕捉する能力が高いことを特徴
    とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
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