JP2016112162A - 車椅子及びリクライニング機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造でリクライニング可能な車椅子を提供する。【解決手段】該車椅子100は、背部フレーム113の後方に配置され、背もたれ体104を初期角度又はリクライニング角度に維持するリクライニング機構120を備える。リクライニング機構120は、背部フレーム113の後方に延びる延出部116に回動可能に軸支され、背もたれ体104を後方から支持する支持部材121を備える。支持部材121が延出部116に載置された第1位置で支持部材121が背もたれ体104に係合して背もたれ体104が初期角度に維持され、且つ、支持部材121が延出部116から垂れ下がった第2位置で支持部材121が背もたれ体104に係合して背もたれ体121がリクライニング角度に維持される。【選択図】図7

Description

本発明は、車椅子及びリクライニング機構に関する。
従来、種々のリクライニング式車椅子が用いられている。
例えば、特許文献1のリクライニング車椅子は、座部フレーム(13)の略中間部を折れ曲がり可能に枢着したチルト支点(16)と、座部フレーム(13)の後端部を背もたれフレーム(17)に回動可能に枢着したリクライニング支点(21)と、背もたれフレーム(17)と下部フレーム(27)の間に伸縮部材(22)を着設したものである。伸縮部材(22)は、背もたれフレーム(17)を支える部材であり、車椅子を正常な使用状態からリクライニングの状態に背もたれの角度を広げて、適当な角度で停止することができる。また、伸縮部材(22)は、車椅子の背もたれフレーム(17)を立てた状態から後方に倒したり、途中で止めたりして車椅子をリクライニングの状態に、さらに元の状態に戻すことができる。例えば、伸縮部材(22)は、ガスダンパー、メカロック機構等である。なお、()内に特許文献1の符号を示した。
特開2006−246990号公報
従来のようなガスダンパーやメカロック機構を採用したリクライニング機構は、耐久性や安定性の点では優れているが、部材が重いので、該機構を採用した車椅子自体の重量が大きくなることが避けられない。さらに、ガスダンパーやメカロック機構はその構造自体が複雑であり、コストが嵩むので、小型軽量の車椅子に採用するには適していない。それ故、より軽量且つより単純な構造を有するリクライニング機構の需要が存在している。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、その目的は、より簡素な構造でリクライニング可能な車椅子及びリクライニング機構を提供することにある。
請求項1に記載の車椅子は、前車輪を支持する前脚フレーム、後車輪を支持する後脚フレーム、背もたれ体を傾動可能に軸支する背部フレーム、及び、座面体が配置される座部フレームを備えるリクライニング式車椅子であって、
背部フレームの後方に配置され、背もたれ体を初期位置又はリクライニング位置に維持するリクライニング機構を備え、
リクライニング機構は、
背部フレームの後方に突出する延出部に回動可能に軸支され、背もたれ体を後方から支持する支持部材を備え、
支持部材が延出部に載置された状態で支持部材が背もたれ体に係合して背もたれ体を初期位置に維持し、且つ、支持部材が延出部から垂れ下がった状態で支持部材が背もたれ体に係合して背もたれ体をリクライニング位置に維持することを特徴とする。
請求項2に記載の車椅子は、請求項1の車椅子において、延出部の突出長さは、支持部材の回動半径よりも大きいことを特徴とする。
請求項3に記載の車椅子は、請求項1又は2の車椅子において、支持部材は、各延出部に軸支される一対のアーム部と、一対のアーム部の間に架設された支持バーとからなり、支持バーが背もたれ体に係合して背もたれ部を支持することを特徴とする。
請求項4に記載の車椅子は、請求項1から3のいずれかの車椅子において、各延出部には、支持バーを収容可能な切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の車椅子は、請求項1から4のいずれかの車椅子において、折り畳み可能なリクライニング式車椅子であって、
前車輪を下端で支持する前脚フレームと、
後方下端で後車輪を支持するとともに前方上端で前脚フレームに回動式に連結された後脚フレームと、
下端で後脚フレームに回動式に連結され、背もたれ体を回動可能に軸支する背部フレームと、
前脚フレームと後脚フレームとの間で回動式に架設された座部フレームと、
下部フレームの上方で後脚フレームと背部フレームとの間に回動式に架設された上部フレームと、
後脚フレームの上端側に固定され、前脚フレーム上端と上部フレーム前端とを軸支する第1連結部材と、
第1連結部材の下方で後脚フレームにスライド可能に装着され、背部フレーム下端と下部フレーム後端を軸支する第2連結部材と、
第2連結部材を後脚フレームの所定位置にロックするロック部と、
背部フレームの後方に配置され、背もたれ体を初期位置又はリクライニング位置で支持するリクライニング機構と、を備え、
リクライニング機構は、背部フレームの後方に突出する延出部に回動可能に軸支され、背もたれ体を後方から支持する支持部材を備え、
支持部材が延出部に載置された状態で支持部材が背もたれ体に係合して背もたれ部を初期位置に維持し、
支持部材が延出部から垂れ下がった状態で支持部材が背もたれ体に係合して背もたれ部をリクライニング位置に維持することを特徴とする。
請求項6に記載の車椅子は、請求項5の車椅子において、折り畳み時に該車椅子を自立させる自立機構をさらに備え、自立機構は、第2連結部材の下方の連結部で後脚フレームに回動式に連結された支持脚と、支持脚の央部に回動式に連結されるとともに第2連結部に連結された牽引リンクとを備えることを特徴とする。
請求項7に記載のリクライニング機構は、
背もたれ体を傾動可能に軸支する背部フレームの後方に突出する延出部と、
延出部に回動可能に軸支され、背もたれ体を後方から支持する支持部材と、を備え、
支持部材が延出部に載置された状態で支持部材が背もたれ体に係合して背もたれ部を初期位置に維持し、且つ、支持部材が延出部から垂れ下がった状態で支持部材が背もたれ体に係合して背もたれ部をリクライニング位置に維持することを特徴とする。
本発明の車椅子(リクライニング機構)によれば、支持部材を延出部に対して折り畳むように回動させることにより、支持部材が延出部上に載置された第1位置をとり得る。この載置(折り畳み)状態の第1位置で支持部材が背もたれ体に係合して、背もたれ体がリクライニングしていない初期角度に維持される。他方、支持部材を延出部から展開するように回動させることにより、該支持部材が該延出部から垂れ下がった第2位置に移行する。この垂れ下がった第2位置で、初期角度から後方に傾動させた背もたれ体が支持部材によって後方から支持され、背もたれ体がリクライニング角度に維持される。つまり、支持部材が異なる位置(第1位置、第2位置)でそれぞれ背もたれ体に係合することにより、異なる傾動角度(初期角度、リクライニング角度)で背もたれ体を後方から支持することができる。すなわち、本発明のリクライニング機構は簡易な構造で背もたれ体を初期角度又はリクライニング角度に選択的に維持することが可能である。
本発明の一実施形態の車椅子(カバー部材装着)の概略斜視図。 図1の車椅子の概略側面図。 図1の車椅子からカバー部材を省略した走行可能な形態の車椅子の概略斜視図。 図3の車椅子の概略側面図。 図3の車椅子のロック部付近の概略斜視図であって、(a)ロック状態、(b)ロック解除状態を示す。 図5の車椅子のロック部付近の概略側面図であって、(a)ロック状態、(b)ロック解除状態を示す。 図4の車椅子のリクライニング形態時の概略側面図。図3の車椅子のリクライニング機構付近の部分拡大斜視図。 図3の車椅子のリクライニング機構を示す部分拡大斜視図。 図3の車椅子のリクライニング機構を示す部分拡大斜視図。 図4の車椅子が走行形態から折り畳む形態へと移行する形態を示す概略側面図。 図10の部分拡大側面図。 図4の車椅子の折り畳み形態を示す概略側面図。 本発明の一変形例の車椅子の概略斜視図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本発明は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
図1及び図2は、本発明の一実施形態の車椅子100の概略斜視図及び側面図である。本実施形態の車椅子100は、折り畳み可能であり、且つ、リクライニング機構を備えてなる。また、該車椅子100は、前車輪101を浮き上がらせて走行可能なバギーである。
図1及び図2に示すとおり、該車椅子100は、フレーム体110と、該フレーム体110の前側に取着された前車輪101と、後側に取着された後車輪102と、該フレーム体110を覆うカバー部材103と、該フレーム体110に支持されてシートを構成する背もたれ体104及び座面体105と、後車輪102の回転を制動するためのブレーキ106と、座面体105の下方に設けられた荷物収容体107と、を備える。そして、該車椅子100には、背もたれ体104を初期位置又はリクライニング位置に維持するリクライニング機構120と、折り畳み時に該車椅子を自立させる自立機構130とが設けられている。
図3及び図4は、説明の便宜上、図1及び図2の車椅子100からカバー部材103及び荷物収容体107を省略したものである。図3及び図4を参照して、本車椅子100のフレーム体110、リクライニング機構120及び自立機構130を説明する。
図3及び図4に示すとおり、フレーム体110は、前車輪101を下端で支持する前脚フレーム111と、後方下端で後車輪102を支持するとともに前方上端で前脚フレーム111に回動式に連結された後脚フレーム112と、下端で後脚フレーム112に回動式に連結された背部フレーム113と、前脚フレーム111と後脚フレーム112との間で回動式に架設された座部フレーム114と、該座部フレーム114の上方で後脚フレーム111と背部フレーム113との間に回動式に架設された上部フレーム115と、を備える。
そして、第1連結部材117が後脚フレーム112の略上端に固定され、前脚フレーム111上端と上部フレーム115前端とを軸支している。他方、第2連結部材118が、第1連結部材117の下方で後脚フレーム112にスライド可能に装着され、背部フレーム113下端と座部フレーム後端を軸支する。また、第2連結部材118は、後述する自立機構130の牽引リンク132の上端を回動可能に軸支する。さらに、第2連結部材1118には、ピンロック式のロック部118が装着されている。そして、この第2連結部材118は、該車椅子100を走行形態又は折り畳み形態に維持すべく、ロック部119によって後脚フレームの上方位置(走行形態)又は下方位置(折り畳み形態)に固定される。
前脚フレームは111は、前方斜め下方向に傾斜しており、その下端でキャスターである前車輪101を旋回可能に保持している。該前脚フレーム111は、座部フレーム114の上方に延びており、その上端に第1連結部材117が回動式に連結されている。より具体的には、前脚フレーム111上端が第1連結部材117の前側突出片に回動可能に挟まれている。また、前脚フレーム111の央部(上端と下端の間)には、連結軸111aが設けられている。そして、該連結軸111aを介して、前脚フレーム111央部と座部フレーム114の前端近傍とが回動式に連結されている。
後脚フレーム112は、後方斜め下方向に傾斜しており、その下端で後車輪102を回転可能に軸支している。該後車輪102は固定式キャスターである。該後脚フレーム112は、座部フレーム114の上方に延びており、その上端に第1連結部材117が固定されている。より具体的には、第1連結部材117の中央の孔を後脚フレーム112上端が貫通した状態で第1連結部材117が後脚フレーム112にボルトで固定されている。また、後脚フレーム112には、第1連結部材117の下方で第2連結部材118が該後脚フレーム112に沿ってスライド可能に保持されている。つまり、第2連結部材118の中央の孔を後脚フレーム112が貫通しているが、両者は相対移動可能である。そして、後脚フレーム112の外方側面には、第2連結部材118を上方位置でロックするための上方固定孔112aと、第2連結部材118を下方位置でロックするための(長孔状の)下方固定孔112bとが穿設されている。これら上方固定孔112a及び下方固定孔112bには、第2連結部118に装着されたロック部119のロックピンが進入可能である。そして、ロック部119によって第2連結部材118が後脚フレーム112の上方位置又は下方位置に選択的に固定(ロック)される。なお、該第2連結部材118は、上方固定孔112aと下方固定孔112bとの間の範囲でスライド移動可能である(図11参照)。そして、第2連結部材118が上方固定孔112aでロックされたとき、座部フレーム114が略水平に維持されて車椅子100が走行形態をとる。他方、第2連結部材118が上方固定孔112aでロックされたとき、座部フレーム114後端が下方に傾動して車椅子100が折り畳み形態をとる。
背部フレーム113は、正面視においてコ字状を有し、上端が閉塞し、ハンドル部113aが設けられている。また、背部フレーム113の下端は、第2連結部材118を介して、座部フレーム114後端及び後脚フレーム112央部に連結されている。より具体的には、背部フレーム113下端がスライド可能な第2連結部材118の後側突出片に回動可能に挟まれている。すなわち、ロック解除状態では、背部フレーム113下端が第2連結部材118とともに後脚フレーム112に沿って移動可能である。そして、背部フレーム113の内側に背もたれ体104が前後に傾動可能に軸支されている。本実施形態の背もたれ体104は、カバー部材103を取着していない場合はフレーム状であるが、パネル状のものであってもよい。
座部フレーム114は、前端が閉塞した平面視コ字状のフレームであり、シート状の座面体105を張設して保持する。該座部フレーム114は、その前端近傍で連結軸111aを介して前脚フレーム111に回動式に軸支され、且つ、その後端で第2連結部材118に回動式に保持されている。より具体的には、座部フレーム114後端がスライド可能な第2連結部材118の前側突出片に回動可能に挟まれている。そして、ロック解除状態では、座部フレーム114後端が第2連結部材118とともに後脚フレーム112に沿って移動可能である。すなわち、該座部フレーム114は、車椅子100の走行形態において略水平に維持され、折り畳み形態において後端が下方に傾動する。
上部フレーム115は、アームレストとして機能する位置で前後に延びている。上部フレーム115前端は、固定式の第1連結部材117を介して後脚フレーム112上端及び前脚フレーム111上端に対して回動可能に連結されている。より具体的には、上部フレーム115前端が第1連結部材117の後側突出片に回動可能に挟まれている。また、該上部フレーム115は、背部フレーム113の後方に突出するように延びている。そして、上部フレーム115と背部フレーム113とが交差する連結軸113bで互いに回動可能に連結されている。
上部フレーム115の背部フレーム113後方に延び出る部分が延出部116として定められる。換言すると、延出部116が上部フレーム115に一体的に形成されている。該延出部116の先端には、後述するリクライニング機構120が取着されている。該延出部116の基端には、支持バー123を収容可能な切り欠き部116a(図7参照)が形成されている。切り欠き部116aは、背部フレーム113に隣接した位置で、円断面を有する支持バー123の形状に対応する半円状に切り欠かれている。
ロック部119は、ピンロック機構を採用したものである。より具体的には、図5、6に示すように、第2連結部材118に固定されたロック部118のロックピンが上方又は下方固定孔112a,112bを貫通することにより、第2連結部材118が後脚フレーム112の所定の上方位置又は下方位置にロックされる。そして、ロック状態から、つまみを手前に引いて捻ることによって、上方又は下方固定孔112a,112bからロックピンが離脱し、第2連結部材118がスライド可能なロック解除状態が維持される。なお、ロック部の形態は本実施形態に限定されず、当業者であれば種々の形態を採用可能である。例えば、ボルトやクランプで留める形態を採用してもよい。
リクライニング機構120は、背もたれ体104を後方から支持し、そのリクライニング角度を2段階に変更可能とするものであり、上部フレーム115の延出部116に取着されている。リクライニング機構120は、背部フレーム113の後方に延びる延出部116に回動可能に軸支され、背もたれ体104を後方から支持する支持部材121を備えてなる。該支持部材121は、左右の延出部116にそれぞれ軸支される一対のアーム部122と、該一対のアーム部122の間に架設された支持バー123と、一対のアーム部122を貫通する支持バー123の両端に取着されたハンドル状の操作部124と、を備える。なお、背もたれ体104の背部には、係合部104aがアーチ状に張り出し形成されており、リクライニング姿勢で該係合部104aと支持バー123とが係合する。
アーム部122は、細長い板片からなり、その基端で延出部116先端に回動可能に連結されている。すなわち、アーム部122の長さが支持部材121の回動半径に対応する。延出部116の突出長さは、支持部材121の回動半径よりも僅かに大きい。支持部材121の回転半径と延出部116の突出長さが近い程、背もたれ体104を高角に支持することができる。本実施形態では、走行形態で背もたれ体104の初期角度が背部フレーム113の傾斜角(約100°)と合致するようにアーム部122の長さが定められている。なお、初期角度及びリクライニング角度を含む背もたれ体104の傾斜角は、座面体105(座部フレーム114)に対する角度であり、製品の目的や用途に応じて任意に設計可能である。そして、アーム部122の先端部を支持バー123が貫通して固定されている。
支持バー123は、車椅子100の幅方向に延びるバー材であり、背もたれ体104の後面に係合又は当接可能に構成されている。該支持バー123は、一対のアーム部122を側方に貫通し、その両端に操作部124が螺着されることによって固定されている。支持バー123の長さは、上部フレーム115の間隔よりも大きい。
自立機構130は、車椅子100を折り畳み形態に変形させたときに、自立可能とするように後脚フレーム112上に設けられている。該自立機構130は、第2連結部材118(下方固定孔112b)の下方の連結部112cで後脚フレーム112に回動式に連結された支持脚131と、該支持脚131央部(先端と基端の間の領域)の連結軸131aに回動式に連結されるとともに第2連結部材118に回動式に(又は固定式であってもよい)連結された牽引リンク132とを備える。この自立機構130は、車椅子100の走行形態で支持脚131先端が地面から浮上するように維持される。このとき、支持脚131は略水平に維持され、図2に示すように、支持脚131上面に荷物収容体107の底部が当接する。すなわち、荷物収容体107に荷物を収容して生じた荷重を支持脚131が下支えし、荷物収容体107の耐荷重を向上させる。他方、後述するとおり、車椅子100の折り畳み形態で支持脚131先端が接地して前車輪101を浮き上がらせる。
次に、図7乃至図9を参照して、リクライニング機構により、背もたれ体104をリクライニングさせる機構を説明する。
図7は、リクライニング機構120により、背もたれ体104が後方に傾動した姿勢で維持された車椅子100を示している。図7に示すとおり、背もたれ体104が背部フレーム113に対して所定のリクライニング角度(本実施形態では傾斜角130°)に傾動している。本実施形態では、図4に示した走行形態の車椅子100では、支持部材121が延出部116に載置された第1位置で支持部材121が背もたれ体104に係合して該背もたれ体104が初期角度(約100°)に維持される。他方、図7に示したリクライニング形態の車椅子100では、支持部材121が延出部116から垂れ下がった第2位置で支持部材121が背もたれ体104に係合して背もたれ体104がリクライニング角度(約130°)に維持される。
図8及び図9は、該リクライニング機構120を詳細に示す部分拡大斜視図である。図8及び図9を参照して、該リクライニング機構120の動作をより詳細に説明する。
図8の仮想線のように、背もたれ体104がリクライニングしていないとき、支持部材121が延出部116に対して折り畳まれ、支持バー123が切り欠き部116aに収容されるように支持部材121が延出部116上に載置される。この支持部材121の位置を第1位置と定める。この第1位置で支持部材121の支持バー123が背もたれ体104の背面に係合して、背もたれ体104がリクライニングしていない初期角度に維持される。そして、図8に示すように、背もたれ体104を僅かに前方に回動させて支持バー123から離隔させ、支持部材121のアーム部122を延出部116から展開するように後方に回動させることにより、リクライニング姿勢に移行させることができる。
図9に示すとおり、該支持部材121が該延出部116から垂れ下がった第2位置に移行する。この垂れ下がった第2位置で、初期角度から後方に傾動させた背もたれ体104が支持部材121の支持バー123によって後方から支持され、背もたれ体104がリクライニング角度に維持される。より詳細には、背もたれ体104が支持バー123に当接すると、支持バー材123が重力で垂れ下がった位置から若干上方に回動して、アーム部122と背もたれ体104とが直交する位置に移動する。そして、アーム部122の延伸方向と背もたれ体104からの力の方向とがほぼ合致する。さらに、支持バー123が背もたれ体104の係合部104aに係合し、支持バー123の上方へのさらなる回動が規制される。これにより、背もたれ体104が安定的に所定のリクライニング角度で支持される。
次に、図10及び図11を参照して、車椅子100の折り畳み形態への変形について説明する。図10は、車椅子100を走行形態から折り畳み形態へと移行させる途中の形態を示す。図11は、第2連結部材118のスライド動作を示す部分拡大図である。図12は、完全に折り畳み形態へと変形した車椅子100の概略側面図である。
図10及び図11に示すように、図4の走行形態から車椅子100を折り畳むには、ロック部119によるロックを解除するとともに、後脚フレーム112を垂直に維持するように前車輪101を浮き上がらせる。この状態で、第2連結部材118を後脚フレーム112の下方位置にスライドさせ、ロック部119で第2連結部材118を下方固定孔112bに固定する。より詳細には、第2連結部材118を下方にスライドさせると、フレーム体110が傘の骨組みが閉じるように変形する。すなわち、第1連結部材117を支点(頂点)として、後脚フレーム112に対して前脚フレーム111及び上部フレーム115が近接するように回動し、且つ、第2連結部材118を支点(頂点)として、後脚フレーム112に対して座部フレーム114及び背部フレーム113が近接するように回動する。このとき、上記折り畳み動作に連動して、第2連結部材118が上方位置から下方位置にスライドするときに牽引リンク132が支持脚131を下方に回動させる。なお、上述した折り畳み方法は一例にすぎず、最初に前車輪101を浮き上がらせなくてもよい。
図12に示すように、第2連結部材118が下方位置に固定されることにより、後脚フレーム112が垂直に立設し、且つ、後脚フレーム112と他のフレーム(前脚フレーム111、背部フレーム113、座部フレーム114、上部フレーム115)との角度が小さくなって車椅子100が前後に折り畳まれる。本実施形態の車椅子100のフレーム体110において、前脚フレーム111、背部フレーム113、座部フレーム114及び上部フレーム115が平行四辺形を形成し、その対角線上に後脚フレーム112が延在している。該平行四辺形のリンクの一頂点を構成する第2連結部材118がスライドすることにより、平行四辺形の角度が変動するようにフレーム体110が折り畳み方向又は展開方向に変形する。該折り畳み形態では、支持脚131の代わりに前車輪101が浮上することにより、後車輪102及び支持脚131先端が地面に接地した状態で維持される。
他方、図12の折り畳み形態から車椅子100を展開するには、逆の操作を行えばよい。すなわち、ロック部119によるロックを解除し、第2連結部材118を上方位置にスライドさせると、フレーム体110が傘の骨組みが開くように変形する。より具体的には、第1連結部材117を支点(頂点)として、後脚フレーム112に対して前脚フレーム111及び上部フレーム115が離隔するように回動し、且つ、第2連結部材118を支点(頂点)として、後脚フレーム112に対して座部フレーム114及び背部フレーム113が離隔するように回動する。そして、第2連結部材118が下方位置から上方位置にスライドするときに牽引リンク132が支持脚131を上方に牽引して回動させる。続いて、第2連結部材118が上方固定孔112aに固定されることにより、支持脚131先端が地面から浮上した形態が維持され、前車輪101及び後車輪102が接地する。
なお、本実施形態のフレーム構造110の各フレームは、SUS製の中空パイプで構成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、フレーム構造に他の金属材料、硬質な合成樹脂、木材等の材料を選択してもよい。
以下、本実施形態の車椅子100及びリクライニング機構120の作用効果について説明する。
本実施形態の車椅子100及びリクライニング機構120によれば、支持部材121を延出部116に対して折り畳むように回動させることにより、支持部材121が延出部116上に載置された第1位置をとり得る。この載置(折り畳み)状態の第1位置で支持部材121が背もたれ体104に係合して、背もたれ体104がリクライニングしていない初期角度に維持される。他方、支持部材121を延出部116から展開するように回動させることにより、該支持部材121が該延出部116から垂れ下がった第2位置に移行する。この垂れ下がった第2位置で、初期角度から後方に傾動させた背もたれ体104が支持部材121によって後方から支持され、背もたれ体104がリクライニング角度に維持される。つまり、支持部材121が異なる位置(第1位置、第2位置)でそれぞれ背もたれ体104に係合することにより、異なる傾動角度(初期角度、リクライニング角度)で背もたれ体104を後方から支持することができる。すなわち、本実施形態の車椅子100のリクライニング機構120は簡易な構造で背もたれ体104を初期角度又はリクライニング角度に選択的に維持することが可能である。そして、支持部材121を回動させるという簡単な操作で支持部材121を第1位置から第2位置へ又は第2位置から第1位置へと簡単に移行させることが可能である。これにより、使用者は車椅子100を簡単にリクライニング形態に変形させ、且つ、該リクライニング形態を解除することが可能となる。
[変形例]
本発明の車椅子は、上記実施形態に限定されずに、例えば、以下のように変形可能である。
(1)上記実施形態では、車椅子100が大車輪を有しないバギーであるが、本発明の車椅子は当該構成に限定されない。例えば、図13に示すように、リクライニング機構を通常の大車輪を有する車椅子に採用してもよい。あるいは、本発明の車椅子は折り畳み式でなくてもよい。
(2)上記実施形態では、延出部116が上部フレーム115に一体的に設けられているが、本発明は当該形態に限定されない。例えば、延出部は上部フレームとは別の位置で背部フレームから後方に突出形成されてもよい。
本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
100 車椅子
101 前車輪
102 後車輪
103 カバー部材
104 背もたれ体
104a 係合部
105 座面体
106 ブレーキ
107 荷物収容体
110 フレーム体
111 前脚フレーム
111a 連結軸
112 後脚フレーム
112a 上方固定孔
112b 下方固定孔
112c 連結部
113 背部フレーム
113a ハンドル部
113b 連結軸
114 座部フレーム
115 上部フレーム
116 延出部
116a 切り欠き部
117 第1連結部材
118 第2連結部材
119 ロック部(ピンロック)
120 リクライニング機構
121 支持部材
122 アーム部
123 支持バー
124 操作部
130 自立機構
131 支持脚
131a 連結軸
132 牽引リンク

Claims (7)

  1. 前車輪を支持する前脚フレーム、後車輪を支持する後脚フレーム、背もたれ体を傾動可能に軸支する背部フレーム、及び、座面体が配置される座部フレームを備えるリクライニング式車椅子であって、
    前記背部フレームの後方に配置され、前記背もたれ体を初期角度又はリクライニング角度に維持するリクライニング機構を備え、
    前記リクライニング機構は、
    前記背部フレームの後方に延びる延出部に回動可能に軸支され、前記背もたれ体を後方から支持する支持部材を備え、
    前記支持部材が前記延出部に載置された第1位置で前記支持部材が前記背もたれ体に係合して前記背もたれ体が初期角度に維持され、且つ、前記支持部材が前記延出部から垂れ下がった第2位置で前記支持部材が前記背もたれ体に係合して前記背もたれ体がリクライニング角度に維持されることを特徴とする車椅子。
  2. 前記延出部の突出長さは、前記支持部材の回動半径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 前記支持部材は、前記各延出部に軸支される一対のアーム部と、前記一対のアーム部の間に架設された支持バーとからなり、前記支持バーが前記背もたれ体に係合して前記背もたれ部を支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の車椅子。
  4. 前記各延出部には、前記支持バーを収容可能な切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車椅子。
  5. 折り畳み可能なリクライニング式車椅子であって、
    前車輪を下端で支持する前脚フレームと、
    後方下端で後車輪を支持するとともに前方上端で前記前脚フレームに回動式に連結された後脚フレームと、
    下端で前記後脚フレームに回動式に連結され、背もたれ体を回動可能に軸支する背部フレームと、
    前記前脚フレームと前記後脚フレームとの間で回動式に架設された座部フレームと、
    前記座部フレームの上方で前記後脚フレームと前記背部フレームとの間に回動式に架設された上部フレームと、
    前記後脚フレームの上端側に固定され、前記前脚フレーム上端と前記上部フレーム前端とを軸支する第1連結部材と、
    前記第1連結部材の下方で前記後脚フレームにスライド可能に装着され、前記背部フレーム下端と前記座部フレーム後端を軸支する第2連結部材と、
    前記第2連結部材を前記後脚フレームの所定位置にロックするロック部と、
    前記背部フレームの後方に配置され、前記背もたれ体を初期角度又はリクライニング角度で支持するリクライニング機構と、を備え、
    前記リクライニング機構は、前記背部フレームの後方に突出する延出部に回動可能に軸支され、前記背もたれ体を後方から支持する支持部材を備え、
    前記支持部材が前記延出部に載置された第1位置で前記支持部材が前記背もたれ体に係合して前記背もたれ体が初期角度に維持され、且つ、前記支持部材が前記延出部から垂れ下がった第2位置で前記支持部材が前記背もたれ体に係合して前記背もたれ体がリクライニング角度に維持されることを特徴とする車椅子。
  6. 折り畳み時に該車椅子を自立させる自立機構をさらに備え、
    前記自立機構は、前記第2連結部材の下方の連結部で前記後脚フレームに回動式に連結された支持脚と、前記支持脚の央部に回動式に連結されるとともに前記第2連結部に連結された牽引リンクとを備えることを特徴とする請求項5に記載の車椅子。
  7. 背もたれ体を傾動可能に軸支する背部フレームの後方に突出する延出部と、
    前記延出部に回動可能に軸支され、前記背もたれ体を後方から支持する支持部材と、を備え、
    前記支持部材が前記延出部に載置された第1位置で前記支持部材が前記背もたれ体に係合して前記背もたれ体が初期角度に維持され、且つ、前記支持部材が前記延出部から垂れ下がった第2位置で前記支持部材が前記背もたれ体に係合して前記背もたれ部がリクライニング角度に維持されることを特徴とするリクライニング機構。
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