JP2016111799A - 引下線用コネクタ固定金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】引下線用コネクタを高圧線から容易に取り外すことができる引下線用コネクタ固定金具を提供する。【解決手段】コネクタ固定金具10は、絶縁操作棒60を取り付けるための操作棒取付部材16と、操作棒取付部材16に取り付けられた絶縁操作棒60を回すと第2の高圧線接続部512の両側面を挟持して引下線用コネクタ50をコネクタ固定金具10で固定するための引下線用コネクタ挟持手段として機能する固定挟持部材11,収納部材12,可動挟持部材13,圧縮バネ13a、押圧部材14およびネジ15と、固定挟持部材11に取り付けられるとともにコネクタ固定金具10を高圧線1に取り付けるための高圧線保持部材17とを具備する。【選択図】図4
Description
本発明は、電柱間に架設された高圧線から引下線を分岐する際に用いられている引下線用コネクタの締結具を緩めるのに好適な引下線用コネクタ固定金具に関する。
従来、電柱間に架設された高圧線1(絶縁電線)から引下線2を分岐して変圧器に引き込む際には、たとえば図5(a)〜(c)に示す引下線用コネクタ50を用いて引下線2を高圧線1に接続している(下記の特許文献1参照)。
引下線用コネクタ50は、高圧線1を挟持して引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付けるための第1および第2の高圧線接続部511,512と、第1および第2の高圧線接続部511,512を締結するためのボルト52(締結具)と、第1および第2の高圧線接続部511,512を弾性力で締め付けるための第1および第2の弾性材531,532と、上面が第2の高圧線接続部512の下面に固定された板状の把持部54と、把持部54の表面の両端縁部にそれぞれ垂設された第1および第2のガイド材551,552とを備える。
第1および第2の高圧線接続部511,512の上端部には、互いに対向する位置に円弧状の第1および第2の高圧線保持用溝51a1,51a2がそれぞれ形成されており(図5(c)参照)、第1および第2の高圧線保持用溝51a1,51a2によって形成される高圧線保持部51b(第1および第2の高圧線保持用溝51a1,51a2の長手方向に形成される略円柱形状の空間)に高圧線1が挟持(保持)される。
そのため、第1および第2の高圧線保持用溝51a1,51a2は、高圧線1を挟持したときに内面が高圧線1に密着するように形成されている。
そのため、第1および第2の高圧線保持用溝51a1,51a2は、高圧線1を挟持したときに内面が高圧線1に密着するように形成されている。
また、第1および第2の高圧線接続部511,512の下端部には、互いに対向する位置に円弧状の第1および第2の引下線保持用溝51c1,51c2がそれぞれ形成されており(図5(c)参照)、第1および第2の引下線保持用溝51c1,51c2によって形成される引下線挿通部51d(第1および第2の引下線保持用溝51c1,51c2の長手方向に形成される略円柱状の空間)内に引下線2が挿通される。
そのため、第1および第2の引下線保持用溝51c1,51c2は、引下線2を挟持したときに内面が引下線2の被覆の弾性力によって密着するように形成されている。
そのため、第1および第2の引下線保持用溝51c1,51c2は、引下線2を挟持したときに内面が引下線2の被覆の弾性力によって密着するように形成されている。
第1の弾性材531は、針金状のバネであり、中央部が把持部54の表面から裏面まで貫通するとともに、両端部が第1および第2の高圧線接続部511,512の中央部の左右端部にそれぞれ固定されている。
同様に、第2の弾性材532は、針金状のバネであり、中央部が把持部54の表面から裏面まで貫通するとともに、両端部が第1および第2の高圧線接続部511,512の中央部の左右端部にそれぞれ固定されている。
これにより、第1および第2の高圧線接続部511,512は、高圧線保持部51bに挟持された高圧線1を挟む方向に第1および第2の弾性材531,532によって締め付けられている。
同様に、第2の弾性材532は、針金状のバネであり、中央部が把持部54の表面から裏面まで貫通するとともに、両端部が第1および第2の高圧線接続部511,512の中央部の左右端部にそれぞれ固定されている。
これにより、第1および第2の高圧線接続部511,512は、高圧線保持部51bに挟持された高圧線1を挟む方向に第1および第2の弾性材531,532によって締め付けられている。
第2の高圧線接続部512の下端部の第2の引下線保持用溝51c2の上には、凹部51eが形成されており、第1の高圧線接続部511の下端部の第1の引下線保持用溝51c1の上には、凹部51eに嵌合する凸部51fが形成されている(図5(c)参照)。
これにより、第1の高圧線接続部511は、第2の高圧線接続部512に対して凹部51eと凸部51fとの嵌合部を中心にして第1および第2の弾性材531,532の弾性力に抗して略V型に開くように揺動可能とされている。
その結果、第1の高圧線接続部511を第2の高圧線接続部512に対して略V型に揺動させると、第1および第2の高圧線接続部511,512の上端部間を開いたり閉めたりすることができる。
これにより、第1の高圧線接続部511は、第2の高圧線接続部512に対して凹部51eと凸部51fとの嵌合部を中心にして第1および第2の弾性材531,532の弾性力に抗して略V型に開くように揺動可能とされている。
その結果、第1の高圧線接続部511を第2の高圧線接続部512に対して略V型に揺動させると、第1および第2の高圧線接続部511,512の上端部間を開いたり閉めたりすることができる。
第1および第2のガイド材551,552は、絶縁ヤットコの先端部の横幅よりもやや広い所定の間隔で配置されている。また、第1および第2のガイド材551,552の下端部(第1および第2の高圧線接続部511,512と反対側の端部)は、外方に向かって次第に細くなるテーパー状に形成されている。
ボルト52は、高圧線1を高圧線保持部51bに挟持した状態で引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付けたり高圧線1から取り外したりするためのものである。
すなわち、作業員は、絶縁ヤットコで把持部54を把持して間接ラチェットでボルト52を締め付けたり緩めたりすることにより、引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付けたり高圧線1から取り外したりする。
すなわち、作業員は、絶縁ヤットコで把持部54を把持して間接ラチェットでボルト52を締め付けたり緩めたりすることにより、引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付けたり高圧線1から取り外したりする。
しかしながら、間接ラチェットでボルト52を締め付けて引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付ける際には特に問題はないが、間接ラチェットでボルト52を緩めて引下線用コネクタ50を高圧線1から取り外す際にはボルト52が固く締め付けられていると引下線用コネクタ50を容易に取り外せない場合があり、このような場合には止むを得ず引下線2の縁切りを行ったのちに縁付けを行っているという問題があった。
また、引下線用コネクタ50を高圧線1から取り外す際にボルト52を無理に緩めようとすると高圧線1に無理な張力が掛って高圧線1に不要な癖が付くという問題があった。
また、引下線用コネクタ50を高圧線1から取り外す際にボルト52を無理に緩めようとすると高圧線1に無理な張力が掛って高圧線1に不要な癖が付くという問題があった。
本発明の目的は、引下線用コネクタを高圧線から容易に取り外すことができる引下線用コネクタ固定金具を提供することにある。
本発明の引下線用コネクタ固定金具は、電柱間に架設された高圧線から引下線を分岐する際に用いられている引下線用コネクタ(50)を固定するための引下線用コネクタ固定金具(10)であって、前記引下線用コネクタが、前記高圧線を挟持して該引下線用コネクタを該高圧線に取り付けるための第1および第2の高圧線接続部(511,512)と、該第1および第2の高圧線接続部を締結するための締結具(52)とを備え、前記引下線用コネクタ固定金具が、絶縁操作棒(60)を取り付けるための操作棒取付部材(16)と、該操作棒取付部材に取り付けられた前記絶縁操作棒を回すと前記第2の高圧線接続部(512)の両側面を挟持して前記引下線用コネクタを固定するための引下線用コネクタ挟持手段と、該引下線用コネクタ挟持手段に取り付けられた、かつ、前記引下線用コネクタ固定金具を前記高圧線に取り付けるための高圧線保持手段とを具備することを特徴とする。
ここで、前記引下線用コネクタ挟持手段が、固定挟持部材(11)と、収納部材(12)と、上底面の横幅が下底面の横幅よりも大きくなるように右側面が斜面とされた直角台形板状の可動挟持部材(13)と、圧縮バネ(13a)と、上底面の横幅が下底面の横幅よりも小さくなるように左側面が斜面とされた直角台形板状の押圧部材(14)と、ネジ(15)とを備え、前記固定挟持部材の表面が、前記引下線用コネクタの横幅よりも内面の横幅が大きくされた凹面とされており、前記収納部材の上端部の裏面および右側面が前記固定挟持部材の前記凹面の底面および右側面にそれぞれ固定されており、該収納部材内に前記可動挟持部材、前記押圧部材および前記ネジの上端部を収納するための収納空間が形成されており、該収納部材の左側面の上端部に前記可動挟持部材の左側面部を該収納部材から突出させるための開口部が形成されているとともに、該収納部材の底面部の中央部に前記ネジと螺合する螺合溝が切られたネジ孔が形成されており、前記圧縮バネが、前記可動挟持部材を前記収納部材の前記開口部と反対方向に付勢するように該収納部材の前記収納空間に取り付けられており、前記ネジの上端部が前記押圧部材の下底面の中央部に回転可能に取り付けられているとともに、該ネジの下端部が前記操作棒取付部材の上面の中央部に固定されていてもよい。
前記引下線用コネクタの前記締結具が、ボルト(52)を備え、前記引下線用コネクタ固定金具の前記固定挟持部材の下端部に、前記引下線用コネクタを前記コネクタ固定金具で固定する際に前記ボルトのボルト軸を前記固定挟持部材の表面から裏面に通すためのボルト軸通し用切欠き(11a)が形成されていてもよい。
前記高圧線保持手段が、矩形板状の本体部と、該本体部の左側面の下端部および右側面の上端部に前記固定挟持部材側に向けて突出するようにそれぞれ取り付けられた高圧線下方部支持部材(17a)および高圧線上方部支持部材(17b)とを備え、前記本体部が、固定ネジ(18)によって前記固定挟持部材の後面に取り付けられており、前記高圧線下方部支持部材の先端部が、前記高圧線を前記高圧線上方部支持部材と共に挟持したときに内面が該高圧線の下方部に密着するような円弧凹面とされており、前記高圧線上方部支持部材の先端部が、前記高圧線を前記高圧線下方部支持部材と共に保持したときに内面が該高圧線の上方部に密着するような円弧凹面とされていてもよい。
ここで、前記引下線用コネクタ挟持手段が、固定挟持部材(11)と、収納部材(12)と、上底面の横幅が下底面の横幅よりも大きくなるように右側面が斜面とされた直角台形板状の可動挟持部材(13)と、圧縮バネ(13a)と、上底面の横幅が下底面の横幅よりも小さくなるように左側面が斜面とされた直角台形板状の押圧部材(14)と、ネジ(15)とを備え、前記固定挟持部材の表面が、前記引下線用コネクタの横幅よりも内面の横幅が大きくされた凹面とされており、前記収納部材の上端部の裏面および右側面が前記固定挟持部材の前記凹面の底面および右側面にそれぞれ固定されており、該収納部材内に前記可動挟持部材、前記押圧部材および前記ネジの上端部を収納するための収納空間が形成されており、該収納部材の左側面の上端部に前記可動挟持部材の左側面部を該収納部材から突出させるための開口部が形成されているとともに、該収納部材の底面部の中央部に前記ネジと螺合する螺合溝が切られたネジ孔が形成されており、前記圧縮バネが、前記可動挟持部材を前記収納部材の前記開口部と反対方向に付勢するように該収納部材の前記収納空間に取り付けられており、前記ネジの上端部が前記押圧部材の下底面の中央部に回転可能に取り付けられているとともに、該ネジの下端部が前記操作棒取付部材の上面の中央部に固定されていてもよい。
前記引下線用コネクタの前記締結具が、ボルト(52)を備え、前記引下線用コネクタ固定金具の前記固定挟持部材の下端部に、前記引下線用コネクタを前記コネクタ固定金具で固定する際に前記ボルトのボルト軸を前記固定挟持部材の表面から裏面に通すためのボルト軸通し用切欠き(11a)が形成されていてもよい。
前記高圧線保持手段が、矩形板状の本体部と、該本体部の左側面の下端部および右側面の上端部に前記固定挟持部材側に向けて突出するようにそれぞれ取り付けられた高圧線下方部支持部材(17a)および高圧線上方部支持部材(17b)とを備え、前記本体部が、固定ネジ(18)によって前記固定挟持部材の後面に取り付けられており、前記高圧線下方部支持部材の先端部が、前記高圧線を前記高圧線上方部支持部材と共に挟持したときに内面が該高圧線の下方部に密着するような円弧凹面とされており、前記高圧線上方部支持部材の先端部が、前記高圧線を前記高圧線下方部支持部材と共に保持したときに内面が該高圧線の上方部に密着するような円弧凹面とされていてもよい。
本発明の引下線用コネクタ固定金具は、引下線用コネクタの第2の高圧線接続部の両側面を挟持して引下線用コネクタを固定することにより、引下線用コネクタの締結具が固く締め付けられていても、間接ラチェットで締結具を容易に緩めることができるため、引下線用コネクタを高圧線から容易に取り外すことができるという効果を奏する。
上記の目的を、操作棒取付部材に取り付けられた絶縁操作棒を回すと引下線用コネクタの第2の高圧線接続部の両側面を挟持して引下線用コネクタを固定することにより実現した。
以下、本発明の引下線用コネクタ固定金具の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の一実施例による引下線用コネクタ固定金具10(以下、「コネクタ固定金具10」と称する。)は、図1(a)〜(c)に示すように、固定挟持部材11と、収納部材12と、可動挟持部材13と、押圧部材14と、ネジ15と、操作棒取付部材16と、高圧線保持部材17と、固定ネジ18とを具備する。
本発明の一実施例による引下線用コネクタ固定金具10(以下、「コネクタ固定金具10」と称する。)は、図1(a)〜(c)に示すように、固定挟持部材11と、収納部材12と、可動挟持部材13と、押圧部材14と、ネジ15と、操作棒取付部材16と、高圧線保持部材17と、固定ネジ18とを具備する。
ここで、固定挟持部材11は、図1(a)に示すように表面が凹面とされた上面視コの字状の形状を有する矩形板状の部材であり、引下線用コネクタ50をコネクタ固定金具10で固定する際に可動挟持部材13と共に引下線用コネクタ50の第2の高圧線接続部512の両側面を左右方向(横方向)から挟持するためのものである(図4(a)〜(d)参照)。そのため、固定挟持部材11の凹面の内面の横幅は引下線用コネクタ50の横幅よりも大きくされている。
固定挟持部材11の下端部の中央左寄りの部分には、図1(c)に示すように、引下線用コネクタ50をコネクタ固定金具10で固定する際にボルト52のボルト軸を固定挟持部材11の表面から裏面に通すための矩形状のボルト軸通し用切欠き11aが形成されている(図4(a)〜(d)参照)。
固定挟持部材11の下端部の中央左寄りの部分には、図1(c)に示すように、引下線用コネクタ50をコネクタ固定金具10で固定する際にボルト52のボルト軸を固定挟持部材11の表面から裏面に通すための矩形状のボルト軸通し用切欠き11aが形成されている(図4(a)〜(d)参照)。
収納部材12は、上端部の裏面および右側面が固定挟持部材11の凹面の底面および右側面にそれぞれ固定された矩形板状の部材である。収納部材12の上端部の左側面と固定挟持部材11のボルト軸通し用切欠き11aの右側面とは同一平面上となるようにされている。
収納部材12内には、図2(a),(b)に示すように、可動挟持部材13、圧縮バネ13a、押圧部材14およびネジ15の上端部を収納するための収納空間が形成されている。
収納部材12の左側面の上端部には、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12から突出させるための開口部が形成されている。また、収納部材12の底面部の中央部には、ネジ15と螺合する螺合溝が切られたネジ孔が形成されている。
収納部材12内には、図2(a),(b)に示すように、可動挟持部材13、圧縮バネ13a、押圧部材14およびネジ15の上端部を収納するための収納空間が形成されている。
収納部材12の左側面の上端部には、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12から突出させるための開口部が形成されている。また、収納部材12の底面部の中央部には、ネジ15と螺合する螺合溝が切られたネジ孔が形成されている。
可動挟持部材13は、上底面の横幅が下底面の横幅よりも大きくなるように右側面が斜面とされた直角台形板状の部材である。
収納部材12の収納空間には、図2(a),(b)に示すように可動挟持部材13を右方向(収納部材12の開口部と反対方向)に付勢するように一端が可動挟持部材13の右側面の上端部に固定されるとともに他端が収納部材12の右側面の内面に固定された圧縮バネ13aが取り付けられている。
収納部材12の収納空間には、図2(a),(b)に示すように可動挟持部材13を右方向(収納部材12の開口部と反対方向)に付勢するように一端が可動挟持部材13の右側面の上端部に固定されるとともに他端が収納部材12の右側面の内面に固定された圧縮バネ13aが取り付けられている。
押圧部材14は、上底面の横幅が下底面の横幅よりも小さくなるように左側面が斜面とされた直角台形板状の部材である。
ネジ15の上端部は押圧部材14の下底面の中央部に回転可能に取り付けられており、ネジ15の下端部は操作棒取付部材16の上面の中央部に固定されている。
コネクタ固定金具10に絶縁操作棒60(図3参照)を取り付ける前は、図2(a)に示すようにネジ15の中央部よりも上端部側を収納部材12のネジ孔の螺合溝と螺合させて、押圧部材14の斜面(左側面)の上端部を可動挟持部材13の斜面(右側面)の下端部と密着させておく。
コネクタ固定金具10に絶縁操作棒60(図3参照)を取り付ける前は、図2(a)に示すようにネジ15の中央部よりも上端部側を収納部材12のネジ孔の螺合溝と螺合させて、押圧部材14の斜面(左側面)の上端部を可動挟持部材13の斜面(右側面)の下端部と密着させておく。
操作棒取付部材16は、図3に示す絶縁操作棒60の挿入部材61bを挿入するための挿入穴が下面に形成されているとともに、絶縁操作棒60の挿入部材61bの外周面に互いに対向するように突設された2つの矩形棒状の突起61cをそれぞれ引っ掛けて絶縁操作棒60を操作棒取付部材16に取り付けるための2つのT字状の切欠き16aが外周面に形成されている。
これにより、突起61cが操作棒取付部材16の切欠き16aの縦線部を通って切欠き16aの横線部に当接するまで絶縁操作棒60の挿入部材61bを操作棒取付部材16の挿入穴に挿入し、突起61cが操作棒取付部材16の切欠き16aの横線部の右端または左端に当接するまで絶縁操作棒60をその中心軸を回転軸として左回りまたは右回りに回し、絶縁操作棒60を突起61cが操作棒取付部材16の切欠き16aの横線部の右端部または左端部の下端に当接するまで絶縁操作棒60を下方に引いたのち、絶縁操作棒60を操作棒取付部材16にロックすることにより、図2(a)に示すようにコネクタ固定金具10に絶縁操作棒60を取り付けることができる。
また、コネクタ固定金具10に取り付けた絶縁操作棒60を左回りに回すことにより、図2(b)に矢印で示すようにネジ15を介して押圧部材14を上方に移動させ、押圧部材14により可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力に抗して左方向に移動させて、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12の開口部から突出させることができるとともに、コネクタ固定金具10に取り付けた絶縁操作棒60を右回りに回すことにより、ネジ15を介して押圧部材14を下方に移動させ、可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力によって右方向に移動させて、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12の収納空間内に収納させることができる。
また、コネクタ固定金具10に取り付けた絶縁操作棒60を左回りに回すことにより、図2(b)に矢印で示すようにネジ15を介して押圧部材14を上方に移動させ、押圧部材14により可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力に抗して左方向に移動させて、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12の開口部から突出させることができるとともに、コネクタ固定金具10に取り付けた絶縁操作棒60を右回りに回すことにより、ネジ15を介して押圧部材14を下方に移動させ、可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力によって右方向に移動させて、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12の収納空間内に収納させることができる。
高圧線保持部材17は、矩形板状の本体部と、本体部の左側面の下端部および右側面の上端部に固定挟持部材11側に向けて突出するようにそれぞれ取り付けられた高圧線下方部支持部材17aおよび高圧線上方部支持部材17bとを備える。
高圧線保持部材17の本体部は、固定ネジ18によって固定挟持部材11の後面に取り付けられている。
高圧線保持部材17の高圧線下方部支持部材17aの先端部は、図4(b)に破線で示す高圧線1を高圧線上方部支持部材17bと共に挟持(保持)したときに内面が高圧線1の下方部に密着するような円弧凹面とされている。
同様に、高圧線保持部材17の高圧線上方部支持部材17bの先端部は、高圧線1を高圧線下方部支持部材17aと共に保持したときに内面が高圧線1の上方部に密着するような円弧凹面とされている。
高圧線保持部材17の本体部は、固定ネジ18によって固定挟持部材11の後面に取り付けられている。
高圧線保持部材17の高圧線下方部支持部材17aの先端部は、図4(b)に破線で示す高圧線1を高圧線上方部支持部材17bと共に挟持(保持)したときに内面が高圧線1の下方部に密着するような円弧凹面とされている。
同様に、高圧線保持部材17の高圧線上方部支持部材17bの先端部は、高圧線1を高圧線下方部支持部材17aと共に保持したときに内面が高圧線1の上方部に密着するような円弧凹面とされている。
次に、コネクタ固定金具10の使用方法について、図4(a)〜(d)を参照して説明する。
なお、図面を見易くするため、図4(a)〜(d)では絶縁操作棒60を省略しているとともに、図4(b),(d)では高圧線1および引下線2を破線で示している。
なお、図面を見易くするため、図4(a)〜(d)では絶縁操作棒60を省略しているとともに、図4(b),(d)では高圧線1および引下線2を破線で示している。
まず、引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付ける際に引下線用コネクタ50をコネクタ固定金具10で固定するときの手順について説明する。
(手順1)間接ラチェットでボルト52を締め付けて、引下線2が挟持された引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付ける。
(手順2)絶縁操作棒60をコネクタ固定金具10に取り付ける。
(手順3)絶縁操作棒60を操作して、図4(a),(b)に示すように、引下線用コネクタ50のボルト52のボルト頭部がコネクタ固定金具10の裏面側になるように引下線用コネクタ50の上端部を固定挟持部材11の凹面内に位置させる。
(手順4)絶縁操作棒60を操作して、高圧線保持部材17の高圧線下方部支持部材17aおよび高圧線上方部支持部材17bで高圧線1を挟持(保持)させて、コネクタ固定金具10を高圧線1に取り付ける。
(手順5)図4(c),(d)に示すように、絶縁操作棒60を左回りに回して押圧部材14を上方に移動させ、押圧部材14によって可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力に抗して左方向に移動させて、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12の開口部から突出させる。これにより、引下線用コネクタ50の第2の高圧線接続部512の右側面が可動挟持部材13によって左方向に押されて、引下線用コネクタ50の第2の高圧線接続部512の両側面が固定挟持部材11の凹面の左側面および可動挟持部材13の左側面によって挟持されることにより、第1の高圧線接続部511の下面に把持部54が取り付けられていて上下方向から挟持して固定することが難しい引下線用コネクタ50でも容易に固定することができる。
(手順1)間接ラチェットでボルト52を締め付けて、引下線2が挟持された引下線用コネクタ50を高圧線1に取り付ける。
(手順2)絶縁操作棒60をコネクタ固定金具10に取り付ける。
(手順3)絶縁操作棒60を操作して、図4(a),(b)に示すように、引下線用コネクタ50のボルト52のボルト頭部がコネクタ固定金具10の裏面側になるように引下線用コネクタ50の上端部を固定挟持部材11の凹面内に位置させる。
(手順4)絶縁操作棒60を操作して、高圧線保持部材17の高圧線下方部支持部材17aおよび高圧線上方部支持部材17bで高圧線1を挟持(保持)させて、コネクタ固定金具10を高圧線1に取り付ける。
(手順5)図4(c),(d)に示すように、絶縁操作棒60を左回りに回して押圧部材14を上方に移動させ、押圧部材14によって可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力に抗して左方向に移動させて、可動挟持部材13の左側面部を収納部材12の開口部から突出させる。これにより、引下線用コネクタ50の第2の高圧線接続部512の右側面が可動挟持部材13によって左方向に押されて、引下線用コネクタ50の第2の高圧線接続部512の両側面が固定挟持部材11の凹面の左側面および可動挟持部材13の左側面によって挟持されることにより、第1の高圧線接続部511の下面に把持部54が取り付けられていて上下方向から挟持して固定することが難しい引下線用コネクタ50でも容易に固定することができる。
次に、引下線用コネクタ50を高圧線1から取り外す際の手順について説明する。
(手順1)絶縁ヤットコで引下線用コネクタ50の把持部54を把持したのち、間接ラチェットでボルト52を少し緩める。このとき、引下線用コネクタ50はコネクタ固定金具10によって固定されているため、ボルト52が固く締め付けられていても作業員は間接ラチェットでボルト52を容易に緩めることができる。
(手順2)絶縁操作棒60をコネクタ固定金具10に取り付けたのち、絶縁操作棒60を右回りに回して押圧部材14を下方に移動させて、可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力によって右方向に移動させて収納部材12内に収納させる。
(手順3)高圧線保持部材17の高圧線下方部支持部材17aおよび高圧線上方部支持部材17bを高圧線1から外したのち、コネクタ固定金具10を引下線用コネクタ50から取り外す。
(手順4)絶縁ヤットコで引下線用コネクタ50の把持部54を把持したのち、間接ラチェットでボルト52を完全に緩めることにより、引下線用コネクタ50を高圧線1から取り外す。
(手順1)絶縁ヤットコで引下線用コネクタ50の把持部54を把持したのち、間接ラチェットでボルト52を少し緩める。このとき、引下線用コネクタ50はコネクタ固定金具10によって固定されているため、ボルト52が固く締め付けられていても作業員は間接ラチェットでボルト52を容易に緩めることができる。
(手順2)絶縁操作棒60をコネクタ固定金具10に取り付けたのち、絶縁操作棒60を右回りに回して押圧部材14を下方に移動させて、可動挟持部材13を圧縮バネ13aの付勢力によって右方向に移動させて収納部材12内に収納させる。
(手順3)高圧線保持部材17の高圧線下方部支持部材17aおよび高圧線上方部支持部材17bを高圧線1から外したのち、コネクタ固定金具10を引下線用コネクタ50から取り外す。
(手順4)絶縁ヤットコで引下線用コネクタ50の把持部54を把持したのち、間接ラチェットでボルト52を完全に緩めることにより、引下線用コネクタ50を高圧線1から取り外す。
以上では、締結具としてボルト52のみを備えた引下線用コネクタ50を例として説明したが、締結具としてボルトおよびナットを備えるとともに間接ラチェットでナットを締め付けたり緩めたりして引下線用コネクタを高圧線に取り付けるような引下線用コネクタにおいても、コネクタ固定金具10によって引下線用コネクタを固定することにより、ナットを容易に緩めることができる。
また、高圧線1が水平に架設されている場合を例として説明したが、高圧線1が斜めに架設されている場合には、高圧線下方部支持部材17aおよび高圧線上方部支持部材17bが高圧線1と平行にように高圧線保持部材17を斜めにして固定挟持部材11の裏面に固定ネジ18で取り付けるようにしてもよい。
1 高圧線
2 引下線
10 コネクタ固定金具
11 固定挟持部材
11a ボルト軸通し用切欠き
12 収納部材
13 可動挟持部材
13a 圧縮バネ
14 押圧部材
15 ネジ
16 操作棒取付部材
17 高圧線保持部材
17a 高圧線下方部支持部材
17b 高圧線上方部支持部材
18 固定ネジ
50 引下線用コネクタ
511,512 第1および第2の高圧線接続部
51a1,51a2 第1および第2の高圧線保持用溝
51b 高圧線保持部
51c1,51c2 第1および第2の引下線保持用溝
51d 引下線挿通部
51e 凹部
51f 凸部
52 ボルト
531,532 第1および第2の弾性材
54 把持部
551,552 第1および第2のガイド材
60 絶縁操作棒
61a 棒部材
61b 挿入部材
61c 突起
2 引下線
10 コネクタ固定金具
11 固定挟持部材
11a ボルト軸通し用切欠き
12 収納部材
13 可動挟持部材
13a 圧縮バネ
14 押圧部材
15 ネジ
16 操作棒取付部材
17 高圧線保持部材
17a 高圧線下方部支持部材
17b 高圧線上方部支持部材
18 固定ネジ
50 引下線用コネクタ
511,512 第1および第2の高圧線接続部
51a1,51a2 第1および第2の高圧線保持用溝
51b 高圧線保持部
51c1,51c2 第1および第2の引下線保持用溝
51d 引下線挿通部
51e 凹部
51f 凸部
52 ボルト
531,532 第1および第2の弾性材
54 把持部
551,552 第1および第2のガイド材
60 絶縁操作棒
61a 棒部材
61b 挿入部材
61c 突起
Claims (4)
- 電柱間に架設された高圧線から引下線を分岐する際に用いられている引下線用コネクタ(50)を固定するための引下線用コネクタ固定金具(10)であって、
前記引下線用コネクタが、前記高圧線を挟持して該引下線用コネクタを該高圧線に取り付けるための第1および第2の高圧線接続部(511,512)と、該第1および第2の高圧線接続部を締結するための締結具(52)とを備え、
前記引下線用コネクタ固定金具が、
絶縁操作棒(60)を取り付けるための操作棒取付部材(16)と、
該操作棒取付部材に取り付けられた前記絶縁操作棒を回すと前記第2の高圧線接続部(512)の両側面を挟持して前記引下線用コネクタを固定するための引下線用コネクタ挟持手段と、
該引下線用コネクタ挟持手段に取り付けられた、かつ、前記引下線用コネクタ固定金具を前記高圧線に取り付けるための高圧線保持手段とを具備する、
ことを特徴とする、引下線用コネクタ固定金具。 - 前記引下線用コネクタ挟持手段が、固定挟持部材(11)と、収納部材(12)と、上底面の横幅が下底面の横幅よりも大きくなるように右側面が斜面とされた直角台形板状の可動挟持部材(13)と、圧縮バネ(13a)と、上底面の横幅が下底面の横幅よりも小さくなるように左側面が斜面とされた直角台形板状の押圧部材(14)と、ネジ(15)とを備え、
前記固定挟持部材の表面が、前記引下線用コネクタの横幅よりも内面の横幅が大きくされた凹面とされており、
前記収納部材の上端部の裏面および右側面が前記固定挟持部材の前記凹面の底面および右側面にそれぞれ固定されており、該収納部材内に前記可動挟持部材、前記押圧部材および前記ネジの上端部を収納するための収納空間が形成されており、該収納部材の左側面の上端部に前記可動挟持部材の左側面部を該収納部材から突出させるための開口部が形成されているとともに、該収納部材の底面部の中央部に前記ネジと螺合する螺合溝が切られたネジ孔が形成されており、
前記圧縮バネが、前記可動挟持部材を前記収納部材の前記開口部と反対方向に付勢するように該収納部材の前記収納空間に取り付けられており、
前記ネジの上端部が前記押圧部材の下底面の中央部に回転可能に取り付けられているとともに、該ネジの下端部が前記操作棒取付部材の上面の中央部に固定されている、
ことを特徴とする、請求項1記載の引下線用コネクタ固定金具。 - 前記引下線用コネクタの前記締結具が、ボルト(52)を備え、
前記引下線用コネクタ固定金具の前記固定挟持部材の下端部に、前記引下線用コネクタを前記コネクタ固定金具で固定する際に前記ボルトのボルト軸を前記固定挟持部材の表面から裏面に通すためのボルト軸通し用切欠き(11a)が形成されている、
ことを特徴とする、請求項1または2記載の引下線用コネクタ固定金具。 - 前記高圧線保持手段が、矩形板状の本体部と、該本体部の左側面の下端部および右側面の上端部に前記固定挟持部材側に向けて突出するようにそれぞれ取り付けられた高圧線下方部支持部材(17a)および高圧線上方部支持部材(17b)とを備え、
前記本体部が、固定ネジ(18)によって前記固定挟持部材の後面に取り付けられており、
前記高圧線下方部支持部材の先端部が、前記高圧線を前記高圧線上方部支持部材と共に挟持したときに内面が該高圧線の下方部に密着するような円弧凹面とされており、
前記高圧線上方部支持部材の先端部が、前記高圧線を前記高圧線下方部支持部材と共に保持したときに内面が該高圧線の上方部に密着するような円弧凹面とされている、
ことを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載の引下線用コネクタ固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014246545A JP2016111799A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 引下線用コネクタ固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014246545A JP2016111799A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 引下線用コネクタ固定金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016111799A true JP2016111799A (ja) | 2016-06-20 |
Family
ID=56125177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014246545A Pending JP2016111799A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 引下線用コネクタ固定金具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2016111799A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109066130A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-12-21 | 国网江苏省电力有限公司镇江供电分公司 | 自适应电动可旋转伸缩接地线装置 |
CN112332291A (zh) * | 2020-09-23 | 2021-02-05 | 安徽华希电力科技有限公司 | 一种带电接引线作业用的可拆卸式线夹 |
CN112600116A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-04-02 | 国网浙江宁波市鄞州区供电有限公司 | 一种高压带电作业用伸缩式组合绝缘撑杆 |
CN113991510A (zh) * | 2021-09-27 | 2022-01-28 | 国网河南省电力公司沁阳市供电公司 | 一种方便快速组装架设的电力架线用跨线器 |
CN114792894A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-07-26 | 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司南宁局 | 接地线夹持装置 |
CN115064990A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-09-16 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种高压输电线路绝缘操作杆用支撑装置 |
-
2014
- 2014-12-05 JP JP2014246545A patent/JP2016111799A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109066130A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-12-21 | 国网江苏省电力有限公司镇江供电分公司 | 自适应电动可旋转伸缩接地线装置 |
CN109066130B (zh) * | 2018-09-20 | 2023-10-13 | 国网江苏省电力有限公司镇江供电分公司 | 自适应电动可旋转伸缩接地线装置 |
CN112332291A (zh) * | 2020-09-23 | 2021-02-05 | 安徽华希电力科技有限公司 | 一种带电接引线作业用的可拆卸式线夹 |
CN112600116A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-04-02 | 国网浙江宁波市鄞州区供电有限公司 | 一种高压带电作业用伸缩式组合绝缘撑杆 |
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