JP2016111554A - コンピュータで読み取り可能なプログラムおよび音量レベル操作装置 - Google Patents

コンピュータで読み取り可能なプログラムおよび音量レベル操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のオーディオ機器に対する音量レベル操作の操作性を向上させる。【解決手段】ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−1〜1−4の音量レベル操作を個別に受け付けるチャンネルフェーダ26−1〜26−4と、ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−1〜1−4の音量レベル操作を一括して受け付けるマスタフェーダ27と、を有するコントロール画面25を表示する。マスタフェーダ27は、チャンネルフェーダ26−1〜26−4がそれぞれ指示している目盛り値のうちの最小値と同じ目盛り値を指示する位置に最小値側端部271が表示され、かつこれらの目盛り値の最大値と同じ目盛りの値を指示する位置に最大値側端部272が表示され、これにより、これらの目盛り値の最小値および最大値に応じた幅Wを有している。【選択図】図6

Description

本発明は、複数のオーディオ機器の音量レベル操作を受け付ける技術に関する。
従来、複数のオーディオ機器の音量レベルを個別に調整したり、一括して調整したりすることが可能な音量レベル操作装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のマルチゾーンシステムにおいて、コントローラは、ゾーングループに属する複数のマルチメディアプレーヤのそれぞれに対応付けられた複数のチャンネルフェーダ(オーディオボリューム)と、マスタフェーダ(グループオーディオボリューム)と、を有するコントロール画面を、グラフィカルユーザインターフェースに表示する。ここで、チャンネルフェーダは、対応付けられたマルチメディアプレーヤの音量レベル操作を個別に受け付けるためのリニアフェーダである。コントローラは、チャンネルフェーダに対応付けられたマルチメディアプレーヤに、このチャンネルフェーダが指示する目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を出力する。また、マスタフェーダは、ゾーングループに属する複数のマルチメディアプレーヤの音量レベル操作を一括して受け付けるためのリニアフェーダである。コントローラは、マスタフェーダの移動に合わせて、コントロール画面内のすべてのチャンネルフェーダを、これらのチャンネルフェーダが指示する目盛り値の差分(音量レベル差)を維持したまま、マスタフェーダの移動方向と同方向に一括で移動させる。ここで、マスタフェーダは、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示する目盛り値の平均値あるいはその中間値を指示する位置に配置されるように設定されている。
米国特許第7571014号明細書
上述したように、特許文献1に記載のマルチゾーンシステムにおいて、コントローラは、マスタフェーダの移動に合わせて、コントロール画面内のすべてのチャンネルフェーダを、これらのチャンネルフェーダが指示する目盛り値の差分(つまり、これらのチャンネルフェーダの位置関係)を維持したまま、マスタフェーダの移動方向と同方向に一括で移動させる。ここで、マスタフェーダは、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示する目盛り値の平均値あるいは中間値を指示する位置に配置されている。このため、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのなかで最小の目盛り値を指示しているチャンネルフェーダが目盛りの下限値に到達した際にマスタフェーダが指示している目盛り値の位置でマスタフェーダの移動が制限される。同様に、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのなかで最大の目盛り値を指示しているチャンネルフェーダが目盛りの上限値に到達した際にマスタフェーダが指示している目盛り値の位置でマスタフェーダの移動が制限される。
したがって、ユーザは、マスタフェーダが目盛りの下限値または上限値に到達していないにもかかわらず、それ以上、マスタフェーダを、目盛りの下限値または上限値に近づける方向に移動させることができない。このため、目盛りに対するマスタフェーダの可動範囲を直感的に把握し難い。また、マスタフェーダに対する操作では、コントロール画面内のすべてのチャンネルフェーダを目盛りの下限値あるいは上限値まで移動させることができないため、これらのチャンネルフェーダを個別に操作しなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のオーディオ機器に対する音量レベル操作の操作性を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明では、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示している目盛り値のうちの最小値と同じ目盛り値を指示する位置にマスタフェーダの一方の端部である最小値側端部を表示させ、かつコントロール画面内の複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示している目盛り値のうちの最大値と同じ目盛り値を指示する位置にマスタフェーダの他方の端部である最大値側端部を表示させて、マスタフェーダに、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示している目盛り値の最小値および最大値に応じた幅を持たせた。これにより、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、指示する目盛り値が最小のチャンネルフェーダが目盛りの下限値に到達した際に、マスタフェーダの最小値側端部も目盛りの下限値に到達し、かつ、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、指示する目盛り値が最大のチャンネルフェーダが目盛りの上限値に到達した際に、マスタフェーダの最大値側端部も目盛りの上限値に到達する。
ここで、マスタフェーダの最小値側端部が目盛りの下限値に到達した状態で、マスタフェーダの最大値側端部を目盛りの下限値側に移動させる操作を受け付けた場合、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、目盛りの下限値に到達していないチャンネルフェーダを、マスタフェーダの最大値側端部の移動に合わせて、目盛りの下限値側に移動させてもよい。あるいは、マスタフェーダの最小値側端部が目盛りの下限値に到達した状態で、マスタフェーダに対して所定の操作がなされた場合、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、目盛りの下限値に到達していないすべてのチャンネルフェーダを目盛りの下限値に移動させてもよい。
また、マスタフェーダの最大値側端部が目盛りの上限値に到達した状態で、マスタフェーダの最小値側端部を目盛りの上限値側に移動させる操作を受け付けた場合、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、目盛りの上限値に到達していないチャンネルフェーダを、マスタフェーダの最大値側端部の移動に合わせて、目盛りの上限値側に移動させてもよい。あるいは、マスタフェーダの最大値側端部が目盛りの上限値に到達した状態で、マスタフェーダに対して所定の操作がなされた場合、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち目盛りの上限値に到達していないすべてのチャンネルフェーダを目盛りの上限値に移動させてもよい。
例えば、本発明は、コンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピュータを、
複数のオーディオ機器の音量レベル操作を個別に受け付ける複数のチャンネルフェーダと、前記複数のオーディオ機器の音量レベル操作を一括して受け付けるマスタフェーダと、を有するコントロール画面をグラフィカルユーザインターフェースに表示して、前記複数のオーディオ機器に対する音量レベル操作を受け付ける音量操作受付手段と、
前記チャンネルフェーダ毎に、当該チャンネルフェーダに対応付けられた前記オーディオ機器の音量レベルを、当該チャンネルフェーダが指示する目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を出力する制御信号出力手段と、
を備えた音量レベル操作装置として機能させ、
前記音量操作受付手段は、
前記コントロール画面において、前記複数のチャンネルフェーダを、これらのチャンネルフェーダが指示する目盛り値の差分を維持したまま、前記マスタフェーダの移動に合わせて当該マスタフェーダの移動方向と同方向に移動させ、
前記マスタフェーダは、
前記複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示している目盛り値のうちの最小値および最大値に応じた幅を有し、前記最小値と同じ目盛り値を指示する位置に、前記マスタフェーダの一方の端部である最小値側端部が表示され、かつ前記最大値と同じ目盛り値を指示する位置に、前記マスタフェーダの他方の端部である最大値側端部が表示される。
本発明によれば、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、指示する目盛り値が最小のチャンネルフェーダが目盛りの下限値に到達した際に、マスタフェーダの最小値側端部も目盛りの下限値に到達し、かつ、コントロール画面内の複数のチャンネルフェーダのうち、指示する目盛り値が最大のチャンネルフェーダが目盛りの上限値に到達した際に、マスタフェーダの最大値側端部も目盛りの上限値に到達する。このため、マスタフェーダを、チャンネル間の相対的なバランスを保ったまま、目盛りの下限値および上限値まで移動させることが可能となり、目盛りに対するマスタフェーダの可動範囲を直感的に把握し易い。したがって、本発明によれば、複数のオーディオ機器に対する音量レベル操作の操作性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るオーディオシステムの概略構成図である。 図2は、音量レベル操作端末2の概略機能構成図である。 図3は、音量レベル操作端末2の動作を説明するためのフロー図である。 図4は、図3に示すチャンネルフェーダ更新処理(S4)を説明するためのフロー図である。 図5は、図3に示すマスタフェーダ更新処理(S6)を説明するためのフロー図である。 図6は、コントロール画面25の一例を模式的に表した図である。 図7は、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値に到達した状態のコントロール画面25の一例を模式的に表した図である。 図8は、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値に到達した状態で、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の下限値側に移動操作された場合におけるコントロール画面25の一例を模式的に表した図である。 図9は、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値に到達した状態で、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の下限値まで移動操作された場合におけるコントロール画面25の一例を模式的に表した図である。 図10は、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の上限値に到達した状態のコントロール画面25の一例を模式的に表した図である。 図11は、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の上限値に到達した状態で、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の上限値側に移動操作された場合におけるコントロール画面25の一例を模式的に表した図である。 図12は、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の上限値に到達した状態で、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の上限値まで移動操作された場合におけるコントロール画面25の一例を模式的に表した図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るオーディオシステムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態に係るオーディオシステムは、複数のワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−1〜1−4(以下、単にワイヤレスネットワーク対応スピーカ1とも呼ぶ)と、音量レベル操作端末2と、ネットワーク5に接続されたメディアサーバ3と、を備えて構成される。それぞれのワイヤレスネットワーク対応スピーカ1は、アクセスポイント4を介してネットワーク5に接続されており、メディアサーバ3からオーディオデータを取得して再生出力する。音量レベル操作端末2は、ワイヤレスネットワークに対応しており、ユーザによる音量レベル操作に応じて、アクセスポイント4を介して各ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベルを調整する。
図2は、音量レベル操作端末2の概略機能構成図である。この図に示す音量レベル操作端末2の機能構成は、例えば、CPU、メモリ、SSD等の補助記憶装置、タッチパネル、デイスプレイ、ポインティングデバイス等の入出力装置、および無線LANアダプタ等の通信装置を備えたスマートホン、タブレットPC、PDA、携帯電話機等のコンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現される。
図示するように、音量レベル操作端末2は、ワイヤレスネットワークインターフェース部20と、グラフィカルユーザインターフェース部21と、音量レベル操作受付部22と、制御信号出力部23と、を有する。
ワイヤレスネットワークインターフェース部20は、アクセスポイント4を介してワイヤレスネットワーク対応スピーカ1と通信したり、ネットワーク5に接続されたメディアサーバ3と通信したりするためのインターフェースである。
グラフィカルユーザインターフェース部21は、情報を表示したり、ユーザから各種操作を受け付けたりするためのインターフェースである。
音量レベル操作受付部22は、グラフィカルユーザインターフェース部21を介して、ユーザからワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベル操作を受け付ける。
制御信号出力部23は、ワイヤレスネットワークインターフェース部20を介してワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に音量レベル調整のための制御信号を出力する。
図3は、音量レベル操作端末2の動作を説明するためのフロー図である。このフローは、音量レベル操作受付部22がグラフィカルユーザインターフェース部21を介してユーザから音量レベル操作の開始指示を受け付けることにより開始される。
まず、音量レベル操作受付部22は、ワイヤレスネットワークインターフェース部20を介して各ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1から音量レベルを取得する(S1)。なお、各ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1から音量レベルを取得する代わりに、ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1毎に、音量レベル操作端末2が最後に出力した制御信号により特定される音量レベルを記憶しておくことにより、各ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベルを取得するようにしてもよい。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、各ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベルを用いて、ユーザからワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベル操作を受け付けるためのコントロール画面25を生成し、このコントロール画面25をグラフィカルユーザインターフェース部21に表示する(S2)。
図6は、コントロール画面25の一例を模式的に表した図である。図示するように、コントロール画面25は、対応付けられたワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベル操作を個別に受け付ける複数のチャンネルフェーダ26−1〜26−4(以下、単にチャンネルデータ26とも呼ぶ)と、すべてのワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベル操作を一括して受け付けるマスタフェーダ27と、を有する。ここで、CH1のチャンネルフェーダ26−1は、ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−1に対応付けられ、CH2のチャンネルフェーダ26−2は、ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−2に対応付けられ、CH3のチャンネルフェーダ26−3は、ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−3に対応付けられ、そして、CH4のチャンネルフェーダ26−4は、ワイヤレスネットワーク対応スピーカ1−4に対応付けられているものとする。なお、対応するチャンネルフェーダ26がコントロール画面25に表示されるワイヤレスネットワーク対応スピーカ1を、オーディオシステムを構成するワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の中からユーザが1つずつ選択あるいは複数まとめて一括選択できるようにしてもよい。または、オーディオシステムを構成する複数のワイヤレスネットワーク対応スピーカ1を1つ以上のグループにグルーピングしたグループ設定を保存できるようにしておき、このグループ設定に規定されたグループの中から、ユーザにより選択されたグループを構成するワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に対応するチャンネルフェーダ26がコントロール画面25に表示されるようにしてもよい。
コントロール画面25において、各チャンネルフェーダ26は、そのチャンネルフェーダ26が指示する対応目盛り260上の目盛り値の位置に配置され、そのチャンネルフェーダ26またはマスタフェーダ27に対する操作に応じて、対応目盛り260の目盛り範囲(上限値〜下限値)で、この目盛り260に沿ってスライドする。一方、マスタフェーダ27は、対応目盛り270上の位置に配置され、マスタフェーダ27またはいずれかのチャンネルフェーダ26に対する操作に応じて、対応目盛り270の目盛り範囲(上限値〜下限値)で、この目盛り270に沿ってスライドまたは伸縮する。このマスタフェーダ27は、各チャンネルフェーダ26が指示している目盛り値のなかの最小値および最大値に応じた幅Wを有しており、この最小値と同じ目盛り値の位置に一方の端部(以下、最小値側端部と呼ぶ)271が表示され、かつこの最大値と同じ目盛り値の位置に他方の端部(以下、最大値側端部と呼ぶ)272が表示される。図6では、チャンネルフェーダ26−4が指示している目盛り値「30」が最小値であり、チャンネルフェーダ26−2が指示している目盛り値「60」が最大値であるため、マスタフェーダ27の最小値側端部271は目盛り値「30」を指示し、最大値側端部272は目盛り値「60」を指示している。
ここで、各チャンネルフェーダ26の目盛り260およびマスタフェーダ27の目盛り270は、共通の上限値から共通の下限値までの同じ目盛り範囲(図6では下限値0〜上限値100)および同じ目盛り間隔Dを有し、かつ、すべての目盛り260、270の同じ目盛り値が所定の方向(図6では水平方向)に一列に並ぶように配置される。なお、本実施の形態では、各チャンネルフェーダ26の目盛り260およびマスタフェーダ27の目盛り270として、同じ目盛り値が水平方向に一列に並ぶように配置された上下方向の目盛りを用いているが、同じ目盛り値が上下方向に一列に並ぶように配置された水平方向の目盛り、または、同じ目盛り値が同じ中心角の位置に配置された円周方向の目盛り(回転ノブ)等を用いてもよい。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、グラフィカルユーザインターフェース部21を介してユーザから何らかの操作がなされるのを待つ(S3)。そして、コントロール画面25のいずれかのチャンネルフェーダ26が操作されたならば(S3でYES)、後述のチャンネルフェーダ更新処理を実施し(S4)、マスタフェーダ27が操作されたならば(S5でYES)、後述のマスタフェーダ更新処理を実施する(S6)。
また、音量レベル操作受付部22は、グラフィカルユーザインターフェース部21を介してユーザから音量レベル操作の終了指示を受け付けた場合(S7でYES)、このフローを終了する。
図4は、図3に示すチャンネルフェーダ更新処理(S4)を説明するためのフロー図である。
まず、音量レベル操作受付部22は、グラフィカルユーザインターフェース部21を介してユーザにより操作されたチャンネルフェーダ(以下、操作対象チャンネルフェーダと呼ぶ)26の目盛り260に対する表示位置を、ユーザの操作内容(移動方向および移動量)に従って更新する(S40)。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、操作対象チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値を特定し、この目盛り値を、操作対象チャンネルフェーダ26に対応付けられたワイヤレスネットワーク対応スピーカ1のアドレス情報とともに制御信号出力部23に通知する。これを受けて、制御信号出力部23は、音量レベル操作受付部22より受け取った目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を生成する。そして、この制御信号を、音量レベル操作受付部22より受け取ったアドレス情報により特定されるワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に、ワイヤレスネットワークインターフェース部20を介して送信する(S41)。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、操作対象チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値が、各チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値のうちの最小値ならば(S42でYES)、目盛り270におけるマスタフェーダ27の最小値側端部271の表示位置を、操作対象チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値と同じ目盛り値の位置に更新して、マスタフェーダ27の幅Wを変更する(S43)。その後、図3のS7へ進む。
また、音量レベル操作受付部22は、操作対象チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値が、各チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値のうちの最大値ならば(S44でYES)、目盛り270におけるマスタフェーダ27の最大値側端部272の表示位置を、操作対象チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値と同じ目盛り値の位置に更新して、マスタフェーダ27の幅Wを変更する(S45)。その後、図3のS7へ進む。
また、音量レベル操作受付部22は、操作対象チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値が、各チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値のうちの最小値でなく(S42でNO)、かつ最大値でもないならば(S44でNO)、マスタフェーダ27の幅Wを変更することなく、図3のS7に進む。
図5は、図3に示すマスタフェーダ更新処理(S6)を説明するためのフロー図である。
まず、音量レベル操作受付部22は、グラフィカルユーザインターフェース部21を介してユーザにより操作されたマスタフェーダ27の移動方向を解析する(S600)。マスタフェーダ27の移動方向が、目盛り270の下限値側ならば(S600で「下限値側」)、S610に進み、チャンネルフェーダ26−1〜26−4のなかに、対応目盛り260の下限値の位置に到達しているチャンネルフェーダ26があるか否かを調べ、一方、マスタフェーダ27の移動方向が目盛り270の上限値側ならば(S600で「上限値側」)、S620に進み、チャンネルフェーダ26−1〜26−4のなかに、対応目盛り260の上限値の位置に到達しているチャンネルフェーダ26があるか否かを調べる。
S610において、いずれのチャンネルフェーダ26も対応目盛り260の下限値の位置に到達していない場合(S610でNO)、あるいは、S620において、いずれのチャンネルフェーダ26も、対応する目盛り260の上限値の位置に到達していない場合(S620でNO)、音量レベル操作受付部22は、目盛り270におけるマスタフェーダ27の表示位置を、ユーザの操作内容(移動方向および移動量)に従って更新する(S630)。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、各チャンネルフェーダ26の表示位置を、マスタフェーダ27の移動方向に、マスタフェーダ27の移動量だけ移動する(S631)。その結果、各チャンネルフェーダ26は、各チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値の差分(チャンネルフェーダ26−1〜26−4の位置関係)を維持したまま、マスタフェーダ27の移動に合わせてマスタフェーダ27の移動方向に移動する。
それから、音量レベル操作受付部22は、各チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値を特定する。そして、チャンネルフェーダ26毎に、目盛り値と、チャンネルフェーダ26に対応付けられたワイヤレスネットワーク対応スピーカ1のアドレス情報とを制御信号出力部23に通知する。これを受けて、制御信号出力部23は、チャンネルフェーダ26毎に、音量レベル操作受付部22より受け取った目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を生成し、この制御信号を、音量レベル操作受付部22より受け取ったアドレス情報により特定されるワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に、ワイヤレスネットワークインターフェース部20を介して送信する(S632)。その後、図3のS7に進む。
一方、S610において、図7に示すように、チャンネルフェーダ26−1〜26−4のなかに、対応目盛り260の下限値に到達済みのチャンネルフェーダ26(図7ではチャンネルフェーダ26−4)があり、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値に到達している場合(S610でYES)、音量レベル操作受付部22は、マスタフェーダ27の操作がマスタフェーダ27の最大値側端部272を選択されてなされたものであるか否かを判断する(S611)。なお、いずれかのチャンネルフェーダ26が目盛り260の下限値に到達している場合、目盛り270の下限値に向かうマスタフェーダ27の移動が制限されることをユーザが直感的に把握できるように、例えば、マスタフェーダ27、マスタフェーダ27の最大値側端部272等の表示形態(色等)を変え、ユーザにマスタフェーダ27の最大値側端部272の操作を促すようにしてもよい。
S611において、マスタフェーダ27の操作がマスタフェーダ27の最大値側端部272を選択されてなされたものでない場合は(S611でNO)、各チャンネルフェーダ26およびマスタフェーダ27の表示を変更することなく、図3のS7に進む。一方、マスタフェーダ27の操作がマスタフェーダ27の最大値側端部272を選択されてなされたものである場合(S611でYES)、音量レベル操作受付部22は、目盛り270におけるマスタフェーダ27の最大値側端部272の表示位置を、ユーザの操作内容(移動方向および移動量)に従って更新する(S612)。その結果、マスタフェーダ27の幅Wが狭くなる。また、対応目盛り260の下限値に到達済みのチャンネルフェーダ26−1以外のすべてのチャンネルフェーダ26−1〜26−3、つまり、対応目盛り260の下限値の位置に到達していないチャンネルフェーダ26−1〜26−3の表示位置を、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動方向に、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動量だけ移動する(S613)。なお、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動量分の移動が完了するまでの間に、いずれかチャンネルフェーダ26−1〜26−3が対応目盛り260の下限値の位置に到達した場合、対応目盛り260の下限値の位置に未到達の他のチャンネルフェーダのみ移動を継続する。
図8は、図7に示すコントロール画面25において、チャンネルフェーダ26−1が指示する目盛り値が対応目盛り260の下限値となるまでマスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の下限値側に移動操作された状態を模式的に表している。図7に比べて、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動量分、マスタフェーダ27の幅Wが狭くなっている。また、対応目盛り260の下限値に未到達のチャンネルフェーダ26−1〜26−3のみが、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動量分、対応目盛り260の下限値側に移動し、指示する目盛り値が移動量分だけ減少している。
図9は、図8に示すコントロール画面25において、チャンネルフェーダ26−2が指示する目盛り値が対応目盛り260の下限値となるまで、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の下限値側に移動操作された状態を模式的に表している。チャンネルフェーダ26−1〜26−4のなかで最大の目盛り値を指示しているチャンネルフェーダ26−2が対応目盛り260の下限値の位置に到達するまでマスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の下限値側に移動操作されたことにより、すべてのチャンネルフェーダ26−1〜26−4が指示する目盛り値が対応目盛り260の下限値となっている。また、マスタフェーダ27の最大値側端部272と最小値側端部271とが重なって目盛り270の下限値の位置に表示されている。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、各チャンネルフェーダ26が対応目盛り260上で指示する目盛り値を特定する。そして、チャンネルフェーダ26毎に、目盛り値と、チャンネルフェーダ26に対応付けられたワイヤレスネットワーク対応スピーカ1のアドレス情報とを制御信号出力部23に通知する。これを受けて、制御信号出力部23は、チャンネルフェーダ26毎に、音量レベル操作受付部22より受け取った目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を生成し、この制御信号を、音量レベル操作受付部22より受け取ったアドレス情報により特定されるワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に、ワイヤレスネットワークインターフェース部20を介して送信する(S632)。この際、音量レベルに変更のないワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に対しては、制御信号を送信しなくてもよい。その後、図3のS7に進む。
また、S620において、図10に示すように、指示する目盛り値が目盛り260の最大値に到達済みのチャンネルフェーダ26(図10ではチャンネルフェーダ26−2)がある場合(S620でYES)、音量レベル操作受付部22は、マスタフェーダ27の操作がマスタフェーダ27の最小値側端部271を選択されてなされたものであるか否かを判断する(S621)。なお、いずれかのチャンネルフェーダ26−1〜26−4が目盛り260の上限値に到達している場合、目盛り270の上限値に向かうマスタフェーダ27の移動が制限されることをユーザが直感的に把握できるように、例えば、マスタフェーダ27、マスタフェーダ27の最小値側端部271等の表示形態(例えば色)を変え、ユーザにマスタフェーダ27の最小値側端部271の操作を促すようにしてもよい。
S621において、マスタフェーダ27の操作がマスタフェーダ27の最小値側端部271を選択されてなされたものでない場合は(S621でNO)、各チャンネルフェーダ26およびマスタフェーダ27の表示を変更することなく、図3のS7に進む。一方、マスタフェーダ27の操作がマスタフェーダ27の最小値側端部271を選択されてなされたものである場合(S621でYES)、音量レベル操作受付部22は、目盛り270におけるマスタフェーダ27の最小値側端部271の表示位置を、ユーザの操作内容(移動方向および移動量)に従って更新する(S622)。その結果、マスタフェーダ27の幅Wが狭くなる。また、対応目盛り260の上限値に到達済みのチャンネルフェーダ26−2以外のすべてのチャンネルフェーダ26−1、26−3、26−4、つまり、対応目盛り260の上限大値の位置に到達していないチャンネルフェーダ26−1、26−3、26−4の表示位置を、マスタフェーダ27の最小値側端部271の移動方向に、マスタフェーダ27の最小値側端部271の移動量だけ移動する(S623)。なお、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動量分の移動が完了するまでの間に、いずれかチャンネルフェーダ26−1、26−3、26−4が対応目盛り260の上限値の位置に到達した場合には、対応目盛り260の上限値に未到達の他のチャンネルフェーダのみ移動を継続する。
図11は、図10に示すコントロール画面25において、チャンネルフェーダ26−3が指示する目盛り値が対応目盛り260の上限値となるまでマスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の上限値側に移動操作された状態を模式的に表している。図10に比べて、マスタフェーダ27の最小値側端部271の移動量分、マスタフェーダ27の幅Wが狭くなっている。また、対応目盛り260の上限値に未到達のチャンネルフェーダ26−1、26−3、26−4のみが、マスタフェーダ27の最小値側端部271の移動量分、対応目盛り260の上限値側に移動し、指示する目盛り値が移動量分だけ増加している。
図12は、図11に示すコントロール画面25において、チャンネルフェーダ26−4が指示する目盛り値が対応目盛り260の上限値となるまでマスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の上限値側に移動操作された状態を模式的に表している。チャンネルフェーダ26−1〜26−4のなかで最小の目盛り値を指示しているチャンネルフェーダ26−4が対応目盛り260の上限値の位置に到達するまでマスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の上限値側に移動操作されたことにより、すべてのチャンネルフェーダ26−1〜26−4が指示する目盛り値が対応目盛り260の上限値となっている。また、マスタフェーダ27の最小値側端部271と最大値端部272とが重なって目盛り270の上限値の位置に表示される。
つぎに、音量レベル操作受付部22は、各チャンネルフェーダ26が指示する目盛り値を特定する。そして、チャンネルフェーダ26毎に、目盛り値と、チャンネルフェーダ26に対応付けられたワイヤレスネットワーク対応スピーカ1のアドレス情報とを制御信号出力部23に通知する。これを受けて、制御信号出力部23は、チャンネルフェーダ26毎に、音量レベル操作受付部22より受け取った目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を生成し、この制御信号を、音量レベル操作受付部22より受け取ったアドレス情報により特定されるワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に、ワイヤレスネットワークインターフェース部20を介して送信する(S632)。この際、音量レベルに変更のないワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に対しては、制御信号を送信しなくてもよい。その後、図3のS7に進む。
以上、本発明の一実施の形態について説明した。
本実施の形態では、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26がそれぞれ指示している目盛り値のうちの最小値と同じ目盛り値を指示する位置にマスタフェーダ27の最小値側端部271を表示させ、かつこれらのチャンネルフェーダ26がそれぞれ指示している目盛り値のうちの最大値と同じ目盛りの値を指示する位置にマスタフェーダ27の最大値側端部272を表示させて、マスタフェーダ27に、これらのチャンネルフェーダ26が指示している目盛り値の最小値および最大値に応じた幅Wを持たせている。これにより、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のなかで最小の目盛り値を指示しているチャンネルフェーダ26が対応目盛り260の下限値の位置に到達した際に、マスタフェーダ27の最小値側端部271も目盛り270の下限値の位置に到達し(図7参照)、かつ、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のなかで最大の目盛り値を指示しているチャンネルフェーダ26が対応目盛り260の上限値の位置に到達した際に、マスタフェーダ27の最大値側端部272も目盛り270の上限値の位置に到達する(図10参照)。このため、マスタフェーダ27を目盛り270の下限値および上限値の位置まで移動させることが可能となり、目盛り270に対するマスタフェーダ27の可動範囲を直感的に把握し易い。したがって、複数のワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に対する音量レベル操作の操作性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値の位置に到達した状態で、マスタフェーダ27の最大値側端部272を目盛り270の下限値側に移動させる操作を受け付けた場合、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のうち、対応目盛り260の下限値の位置に到達していないチャンネルフェーダ26を、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動に合わせて、対応目盛り260の下限値側に移動させている(図8、図9参照)。このため、マスタフェーダ27に対する操作のみで、コントロール画面25内のすべてのチャンネルフェーダ26を対応目盛り260の下限値の位置まで移動させることができ、これらのチャンネルフェーダ26を個別に操作する必要がない。したがって、複数のワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に対する音量レベル操作の操作性をさらに向上させることができる。
さらに、本実施の形態では、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の上限値に到達した状態で、マスタフェーダ27の最小値側端部271を目盛り270の上限値側に移動させる操作を受け付けた場合、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のうち、対応目盛り260の上限値の位置に到達していないチャンネルフェーダ26を、マスタフェーダ27の最小値側端部271の移動に合わせて、対応目盛り260の上限値側に移動させている(図11、図12参照)。このため、マスタフェーダ27に対する操作のみで、コントロール画面25内のすべてのチャンネルフェーダ26を対応目盛り260の上限値まで移動させることができ、これらのチャンネルフェーダ26を個別に操作する必要がない。したがって、複数のワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に対する音量レベル操作の操作性をさらに向上させることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値に到達した状態で、マスタフェーダ27の最大値側端部272を目盛り270の下限値側に移動させる操作を受け付けた場合に、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のうち対応目盛り260の下限値の位置に到達していないチャンネルフェーダ26を、マスタフェーダ27の最大値側端部272の移動に合わせて、対応目盛り260の下限値側に移動させている。しかし、本発明はこれに限定されない。マスタフェーダ27の最小値側端部271が目盛り270の下限値に到達した状態において、マスタフェーダ27を操作して、マスタフェーダ27の最小値側端部271を目盛り270の下限値から一旦離して、所定時間内に再び目盛り270の最小値に到達させたり、マスタフェーダ27をダブルクリックしたりする等、マスタフェーダ27に対して所定の操作がなされた場合、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のうち、目盛り260の下限値の位置に到達していないすべてのチャンネルフェーダ26を目盛り260の下限値に移動させてもよい。このようにすることで、スマートホンのタッチパネル等、表示画面が小さい場合の操作性を向上させることができる。
また、上記の実施の形態では、マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の上限値の位置に到達した状態で、マスタフェーダ27の最小値側端部271を目盛り270の上限値側に移動させる操作を受け付けた場合に、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のうち、対応目盛り260の上限値に到達していないチャンネルフェーダ26を、マスタフェーダ27の最小値側端部271の移動に合わせて、目盛り260の上限値側に移動させている。しかし、本発明はこれに限定されない。マスタフェーダ27の最大値側端部272が目盛り270の上限値に到達した状態において、マスタフェーダ27を操作して、マスタフェーダ27の最大値側端部272を目盛り270の上限値から一旦離して、所定時間内に再び目盛り270の上限値に到達させたり、マスタフェーダ27をダブルクリックしたりする等、マスタフェーダ27に対して所定の操作がなされた場合、コントロール画面25内の複数のチャンネルフェーダ26のうち、目盛り260の上限値の位置に到達していないすべてのチャンネルフェーダ26を対応目盛り260の上限値に移動させてもよい。このようにすることで、スマートホンのタッチパネル等、表示画面が小さい場合の操作性を向上させることができる。
また、上記の実施の形態では、音量レベル操作端末2がアクセスポイント4を介してワイヤレスネットワークに接続されている場合を例にとり説明したが、音量レベル操作端末2は、ワイヤレスネットワークを介さないで、直接、ネットワーク5に接続されたものでもよい。
また、上記の実施の形態では、メディアサーバ3をネットワーク5に接続しているが、メディアサーバ3は、アクセスポイント4を介してワイヤレスネットワークに接続されていてもよい。また、メディアサーバ3は、音量レベル操作端末2に内蔵されていてもよく、あるいはいずれかのワイヤレスネットワーク対応スピーカ1に内蔵されていてもよい。
また、上記の実施の形態では、音量レベル操作端末2がワイヤレスネットワーク対応スピーカ1の音量レベルを操作する場合を例にとり説明したが、本発明は、有線ネットワーク対応スピーカ等の音声出力機能を有する様々オーディオ装置の音量レベルを操作する場合に広く適用可能である。
また、上記の実施の形態においては、コントロール画面25内に4つのチャンネルフェーダ26を配置した例に挙げているが、コントロール画面25内に配置するチャンネルフェーダ26の数は適宜定めればよい。また、上記の実施の形態では、コントロール画面4内のすべてのチャンネルフェーダ26をマスタフェーダ27に連動させているが、ユーザが選択したコントロール画面4内の任意の2以上のチャンネルフェーダ26のみをマスタフェーダ27に連動させるようにしてもよい。
1、1−1〜1−4:ワイヤレスネットワーク対応スピーカ、 2:音量レベル操作端末、 3:メディアサーバ、 4:アクセスポイント、 5:ネットワーク、 20:ワイヤレスネットワークインターフェース部、 21:グラフィカルユーザインターフェースク部、 22:音量レベル操作受付部、 23:制御信号出力部、 25:コントロール画面、 26、26−1〜26−4:チャンネルフェーダ、 27:マスタフェーダ、 260:チャンネルフェーダ26の目盛り270:マスタフェーダ27の目盛り、 271:マスタフェーダ27の最小値側端部、 272:マスタフェーダ27の最大値側端部

Claims (6)

  1. コンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータを、
    複数のオーディオ機器の音量レベル操作を個別に受け付ける複数のチャンネルフェーダと、前記複数のオーディオ機器の音量レベル操作を一括して受け付けるマスタフェーダと、を有するコントロール画面をグラフィカルユーザインターフェースに表示して、前記複数のオーディオ機器に対する音量レベル操作を受け付ける音量操作受付手段と、
    前記チャンネルフェーダ毎に、当該チャンネルフェーダに対応付けられた前記オーディオ機器の音量レベルを、当該チャンネルフェーダが指示する目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を出力する制御信号出力手段と、
    を備えた音量レベル操作装置として機能させ、
    前記音量操作受付手段は、
    前記コントロール画面において、前記複数のチャンネルフェーダを、これらのチャンネルフェーダが指示する目盛り値の差分を維持したまま、前記マスタフェーダの移動に合わせて当該マスタフェーダの移動方向と同方向に移動させ、
    前記マスタフェーダは、
    前記複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示している目盛り値のうちの最小値および最大値に応じた幅を有し、前記最小値と同じ目盛り値を指示する位置に、前記マスタフェーダの一方の端部である最小値側端部が表示され、かつ前記最大値と同じ目盛り値を指示する位置に、前記マスタフェーダの他方の端部である最大値側端部が表示される
    ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  2. 請求項1に記載のコンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記音量操作受付手段は、
    前記マスタフェーダの最小値側端部が目盛りの下限値に到達した状態で、前記マスタフェーダの最大値側端部を目盛りの下限値側に移動させる操作を受け付けた場合、前記複数のチャンネルフェーダのうち、目盛りの下限値に到達していないチャンネルフェーダを、前記マスタフェーダの最大値側端部の移動に合わせて、目盛りの下限値側に移動させる
    ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  3. 請求項1に記載のコンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記音量操作受付手段は、
    前記マスタフェーダの最小値側端部が目盛りの下限値に到達した状態で、前記マスタフェーダに対して所定の操作がなされた場合、前記複数のチャンネルフェーダのうち目盛りの下限値に到達していないすべてのチャンネルフェーダを目盛りの下限値に移動させる
    ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記音量操作受付手段は、
    前記マスタフェーダの最大値側端部が目盛りの上限値に到達した状態で、前記マスタフェーダの最小値側端部を目盛りの上限値側に移動させる操作を受け付けた場合、前記複数のチャンネルフェーダのうち、目盛りの上限値に到達していないチャンネルフェーダを、前記マスタフェーダの最大値側端部の移動に合わせて、目盛りの上限値側に移動させる
    ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記音量操作受付手段は、
    前記マスタフェーダの最大値側端部が目盛りの上限値に到達した状態で、前記マスタフェーダに対して所定の操作がなされた場合、前記複数のチャンネルフェーダのうち、目盛りの上限値に到達していないすべてのチャンネルフェーダを目盛りの上限値に移動させる
    ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  6. 複数のオーディオ機器の音量レベルを調整する音量レベル操作装置であって、
    前記複数のオーディオ機器の音量レベル操作を個別に受け付ける複数のチャンネルフェーダと、前記複数のオーディオ機器の音量レベル操作を一括して受け付けるマスタフェーダと、を有するコントロール画面をグラフィカルユーザインターフェースに表示して、前記複数のオーディオ機器に対する音量レベル操作を受け付ける音量操作受付手段と、
    前記チャンネルフェーダ毎に、当該チャンネルフェーダに対応付けられた前記オーディオ機器の音量レベルを、当該チャンネルフェーダが指示する目盛り値に応じた音量レベルに調整するための制御信号を出力する制御信号出力手段と、を備え、
    前記音量操作受付手段は、
    前記コントロール画面において、前記複数のチャンネルフェーダを、これらのチャンネルフェーダが指示する目盛り値の差分を維持したまま、前記マスタフェーダの移動に合わせて当該マスタフェーダの移動方向と同方向に移動させ、
    前記マスタフェーダは、
    前記複数のチャンネルフェーダがそれぞれ指示している目盛り値のうちの最小値および最大値に応じた幅を有し、前記最小値と同じ目盛りの値を指示する位置に、前記マスタフェーダの一方の端部である最小値側端部が表示され、かつ前記最大値と同じ目盛り値を指示する位置に、前記マスタフェーダの他方の端部である最大値側端部が表示される
    ことを特徴とする音量レベル操作装置。
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