JP2016110820A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本本発明は、燃料電池の起動電源として停電時でも電力供給を受ける燃料電池システムを提供することを課題とする。【解決手段】本実施形態による燃料電池システムは、燃料電池と、水素供給部と、電力取得部と、を備える。燃料電池は、起動電源としての第1電源から電力を供給される。水素供給部は、燃料電池に水素を供給する。電力取得部は、燃料電池の起動用の電力を、第1電源と異なる第2電源から取得する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムにおける水素供給が災害などの理由で断たれた場合に、非常用として燃料電池自動車に貯蔵された水素を燃料電池へ供給し、必要な電力を賄うことが提案されている。
しかし、災害では水素供給の停止に加えて停電が発生する恐れがある。停電等で一旦燃料電池が停止すると、水素が貯蔵されていても電力供給を受けない限り燃料電池は再起動できなくなる。
特開2013−197076号公報
本発明は、燃料電池の起動電源として停電時でも電力供給を受ける燃料電池システムを提供することを課題とする。
本実施形態による燃料電池システムは、燃料電池と、水素供給部と、電力取得部と、を備える。燃料電池は、起動電源としての第1電源から電力を供給される。水素供給部は、燃料電池に水素を供給する。電力取得部は、燃料電池の起動用の電力を、第1電源と異なる第2電源から取得する。
第1実施形態による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。 水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素を移動させる制御部7による制御の一例を示すフローチャート。 燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素を移動させる制御部7による制御の一例を示すフローチャート。 第1実施形態の変形例1による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。 第1実施形態の変形例2による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。 第1実施形態の変形例3による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。 第1実施形態の変形例4による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。 第1実施形態の変形例5による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。 第2実施形態による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。以下、図1を参照して、本実施形態の燃料電池システム100の構成を説明する。この説明の中で、図2及び図3も適宜参照する。
図1の燃料電池システム100は、燃料電池1と、水素供給部2と、水素配送部3と、接続口4と、電力取得部5と、操作部6と、制御部7と、を備えている。
(燃料電池1)
燃料電池1と水素供給部2と接続口4は、水素配送部3を介して配管8で接続されている。燃料電池1は、起動電源として第1の電力系統(第1電源)12から電力を供給されている。また、燃料電池1は、水素を用いて発電する。
(水素供給部2)
水素供給部2は、燃料電池1及び接続口4に接続される燃料自動車11に水素を供給する。水素供給部2は、貯蔵している水素の量h1を第1信号として制御部6に出力する。水素供給部2は、不図示の水素ボンベや水素タンクなどの貯蔵部を別途に設けてもよい。水素供給部2は、電気分解または炭化水素の改質により水素を生成する装置であってもよい。
(水素配送部3)
水素配送部3は、水素供給部2から燃料電池自動車11に水素を配送する。また、水素配送部3は、水素供給部2と、燃料電池自動車11を接続する接続口4との間で水素を配送する。このように、水素配送部3は、燃料電池11と、水素供給部2と、燃料電池自動車11を接続する接続口4と、の間で水素を配送する。水素配送部3は、例えば、水素を移動・充填させるためのポンプなどで構成される。
(接続口4)
接続口4は、燃料電池自動車11と接続するために必要な構造と機能を備えている。これにより、水素配送部3は、接続口4を介して水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素を移動させる。このため、水素供給部2から正常に水素供給が行われる状態においては、燃料電池システム100を水素ステーションとして燃料電池自動車11への水素供給に使用することが可能である。
また、水素配送部3は、接続口4を介して燃料電池自動車11に貯蔵されている水素を、水素供給部2へ移動させる。これにより、水素供給部2の水素が枯渇、または枯渇する可能性のある場合は、燃料電池自動車11から水素配送部3へと水素を供給し、燃料電池1の燃料として利用することが可能である。
また、燃料電池1と水素配送部3と接続口4とは、第1の電力系統12としての交流系統と配電線10で接続されている。このため、第1の電力系統12が停電していなければ、交流系統から得た電力で燃料電池システム100は運転される。
次に、接続口4の出力信号について説明する。接続口4は、燃料電池自動車11が接続されたことを判定する機能及び燃料電池自動車11が貯蔵する水素量を取得する機能を備える。これにより、接続口4は、燃料電池自動車11が接続口4に接続されたことを示す第2信号、及び燃料電池自動車11が貯蔵する水素量h2を示す第3信号を制御部7に出力する。
(電力取得部5)
電力取得部5は、燃料電池1の起動用の電力として、第1の電力系統12と異なる外部電源(第2電源)13から電力を取得する。これにより、電力取得部5は、外部電源13から取得した電力を電源線9を介して燃料電池1と水素配送部3と接続口4へ供給する。
電力取得部5は、外部電源13から供給される電力を変換する不図示の変換器を別途に設けてもよい。これにより、例えば、この変換器を用いて外部電源13の出力を燃料電池1などの入力に合わせて変換してもよい。例えば、外部電源13が直流である場合、外部電源13の出力を直流から交流へ変換をおこなってもよく、例えば、外部電源13が交流である場合、外部電源13の交流電圧を第1の電力系統12と同じ値の交流電圧へ変換するようにしてもよい。
次に、電力取得部5の出力信号について説明する。電力取得部5は、例えば、外部電源13から電力が供給されていることを判定する機能及び外部電源13が蓄電、或いは発電する電気の情報(電圧、電流、電力等)を取得する機能を備える。これにより、電力取得部5は、例えば、外部電源13が電力取得部5に電力を供給していることを示す第4信号、及び外部電源13が蓄電、或いは発電する電気の情報(電圧、電流、電力等)を示す第5信号を操作部6に出力する。電力取得部5は、第4信号、第5信号を制御部7を介して操作部6に出力してもよい。
(操作部6)
操作部6は、例えば、タッチパネル画面、スイッチ、及び表示画面で構成する。ユーザー(例えば、燃料電池システム100の事業者、燃料電池自動車11のユーザー、外部電源13の作業者等)が操作部6を操作し、水素移動の許可信号や外部電源13からの電源供給の許可信号を入力する。
また、操作部6は、例えば、第1信号から第5信号など信号を入力される。これにより、操作部6のタッチパネル画面や表示画面等を燃料電池システムの稼働情報や故障情報、メンテナンス情報、入力情報等の各種情報を表示することができる。
例えば、第1信号に基づき水素供給部2が貯蔵している水素の量h1を表示画面に表示させる。例えば、第2信号及び第3信号に基づき燃料電池自動車11が接続口4に接続されたこと、及び燃料電池自動車11が貯蔵する水素量h2を表示画面に表示させる。例えば、第4信号及び第5信号に基づき、外部電源13が電力取得部5に接続されていること、及び外部電源13が蓄電、或いは発電する電気の情報(電圧、電流、電力等)を表示画面に表示させる。
次に、操作部6の出力信号について説明する。ユーザが、水素供給部2に貯蔵される水素を燃料電池自動車11へ供給することを指示する操作を操作部6を介して行う。この操作は、許可信号である第6信号として操作部6から制御部7に出力される。
また、ユーザが、燃料電池自動車11に貯蔵される水素を水素供給部2へ供給することを指示する操作を操作部6を介して行う。この操作は、許可信号である第7信号として操作部6から制御部7に出力される。
また、ユーザが、外部電源13から、燃料電池システム100へ電力を供給することを操作部6から操作する。この操作は、許可信号である第8信号として操作部6から電力取得部5に出力される。また、操作部6は、第8信号を制御部7を介して電力取得部5に出力してもよい。
(制御部7)
制御部7は、第1〜7信号のいずれかに基づく予め定められた条件に従い、水素配送部3を制御する。制御部7は、水素を水素配送部3から燃料電池自動車11へ移動するための許可・不許可の判定を行う。また、制御部7は、その逆に水素を燃料電池自動車11から水素配送部3へ移動するための許可・不許可の判定を行う。また、例えば、電力取得部5を介して外部電源13を制御してもよい。制御部7の制御の詳細については後述する。
(停電時の動作)
次に、燃料電池システム100の停電時の動作について説明する。第1の電力系統12で停電が発生すると、燃料電池1と水素配送部3と接続口4は交流系統である第1の電力系統12からの電源供給が断たれて運転を停止する。
まず、電力取得部5は、燃料電池1と水素配送部3と接続口4は第1の電力系統12から外部電源13へと受電を切り替えて起動を行う。この場合、例えば、電力取得部5は、電源線9を介して外部電源13から電力を供給する。このため、燃料電池システム100全体がブラックアウトした状態であっても、外部電源13の電力が電力取得部5から取得されれば、燃料電池システム100は起動される。
また、例えば、外部電源13からの電力を電力取得部5、操作部6、制御部7に、供給する構成にしてもよい。この場合、燃料電池システム100全体がブラックアウトした状態であっても、操作部6の操作を可能にすることができる。これにより、外部電源13から電池システム100全体への電力供給の指示を、ユーザが、操作部6を介して行うことが可能である。このように、外部電源13から蓄電電池システム100全体への電力を供給する場合、ユーザの操作を反映する構成が可能である。このため、外部電源11からの蓄電電池システム100全体への電力供給に関して、ユーザの確認を得ることが可能である。
このように、第1の電力系統12が停電していても、蓄電電池システム100を起動可能である。このため、水素供給部2から燃料電池1へ水素が供給できれば、燃料電池1は発電を行うことができ特定負荷に電力を供給することが可能である。
(水素供給部2から燃料電池自動車11への水素の移動)
次に、燃料電池システム100を水素ステーションとして燃料電池自動車11への水素供給に使用する場合の、制御部7による水素配送部3の制御について詳細に説明する。
制御部7は、水素供給部2が貯蔵している水素の量h1を示す第1信号、燃料電池自動車11が貯蔵する水素の量h2を示す第3信号、及び水素供給部2に貯蔵される水素を燃料電池自動車11へ供給することを許可する信号である第6信号のいずれかに基づき水素配送部3を制御する。
水素供給部2に貯蔵される水素の量h1が第1の規定値Th1を上回っているときである第1条件、燃料電池自動車11に貯蔵され水素の量h2が第2の規定値Th2を下回っているときである第2条件、ユーザが操作する操作部から許可信号である第6信号が入力されているときである第3条件、の中の少なくとも2つの条件に適合する場合に水素を水素供給部2から燃料電池自動車11へ移動させる制御を水素配送部3に対して行う。
第1の規定値Th1は、水素供給部2の容量から定まる値であり、例えば、燃料電池1の発電に必要な量に基づき予め設定されている。また、第2の規定値Th2は、例えば、燃料電池自動車の水素ボンベの容量から定まる値である。第2の規定値Th2は、例えば、燃料電池自動車が予め定められた距離を走るために必要とされる距離に基づき設定されている。
(1.1)
第1条件及び第2条件を満たす場合、制御部7は、水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。この場合は、例えば、燃料電池システム100を水素ステーションとして燃料電池自動車11への水素供給に使用する通常の場合である。第1の場合は、ユーザの指示がなくとも燃料電池自動車11への水素供給が可能である。
(1.2)
第1条件及び第3条件を満たす場合、制御部7は、水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。
この場合、水素の量h1が、第1の規定値Th1より大きければ、燃料電池自動車11の水素残量に依存しない。このため、ユーザの許可があれば水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。これにより、燃料電池自動車11の水素の量h2が第2の規定値Th2以上であっても、ユーザの意思を反映して燃料電池自動車11へ水素を供給することが可能である。
(1.3)
第2条件及び第3条件を満たす場合、制御部7は、水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。
この場合、水素の量h2が第2の規定値Th2より小さければ、水素供給部2の水素残量に依存しない。このため、ユーザの許可があれば水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。これにより、水素供給部2の水素の量h1が第1の規定値Th1以下であっても、ユーザの意思を反映して燃料電池自動車11へ水素を供給することが可能である。
第1の規定値Th1は、燃料電池での消費水素量から予測される量に基づいて設定してもよい。また、第2の規定値Th2は、燃料電池自動車の水素消費量から予測される量に基づいて設定してもよい。
図2は、水素供給部2から燃料電池自動車11へ水素を移動させる制御部7による制御の一例を示すフローチャートである。まず、第2信号に基づいて燃料自動車が接続口4に接続されたか否かを判定する(S10)。接続されたと判定される(S10−YES)と、制御部7は、第1信号、第3信号、及び第6信号を取得する(S11)。
制御部7は、第1条件を満たすか否か(S12)、第2条件を満たすか否か(S13)、第3条件を満たすか否か(S14)をそれぞれ判定する。次に、制御部7は、条件を満たす(S12−YES)、(S13−YES)、(S14−YES)個数が、2以上である否かを判定する(S15)。制御部7は、少なくとも2つの条件に適合する場合(S15−YES)に、水素を水素供給部2から燃料電池自動車11へ移動させる制御を水素配送部3に対して行う(S16)。
このように、図2では、第1条件、第2条件、第3条件の中の少なくとも2つの条件に適合する場合に、制御部7は水素を水素供給部2から燃料電池自動車11へ移動させる制御を水素配送部3に対して行う。
(燃料電池自動車11から水素供給部2への水素の移動)
次に、図1に戻り、燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素を移動する場合の、制御部7による水素配送部3の制御について詳細に説明する。
水素供給部2の水素が枯渇、または枯渇する可能性のある場合は、接続口4と接続した燃料電池自動車11から水素配送部3へと水素を供給し、燃料電池1の燃料として利用てもよい。
制御部7は、水素供給部2が貯蔵している水素の量h1を示す第1信号、燃料電池自動車11が貯蔵する水素の量h2を示す第3信号、及び燃料電池自動車11に貯蔵される水素を水素供給部2へ供給することを許可する信号である第7信号のいずれかに基づき水素配送部3を制御する。
制御部7は、水素供給部2に貯蔵される水素の量h1が第3の規定値Th3を下回っているときである第4条件、燃料電池自動車11に貯蔵され水素の量h2が第4の規定値Th4を上回っているときである第5条件、ユーザが操作する操作部6から許可信号として第7信号が入力されているときである第6条件、の中の少なくとも2つの条件に適合する場合に水素を水素配送部3から燃料電池自動車11へ移動させる制御をする。
第3の規定値Th3は、水素供給部2の容量から定まる値であり、例えば、燃料電池1の発電に必要な量に基づき予め設定されている。また、第4の規定値Th4は、例えば、燃料電池自動車11の水素ボンベの容量から定まる値である。第4の規定値Th4は、例えば、燃料電池自動車11が予め定められた距離を走るために必要とされる距離に基づき設定されている。
(2.1)
第4条件及び第5条件を満たす場合、制御部7は、燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。例えば、この場合は、ユーザの指示がなくとも水素供給部2への水素供給が可能である。
(2.2)
第4条件及び第6条件を満たす場合、制御部7は、燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。
この場合、水素の量h1が、第3の規定値Th3より小さければ、燃料電池自動車11の水素残量に依存しない。このため、ユーザの許可があれば燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。これにより、燃料電池自動車11の水素の量h2が第4の規定値Th4以下であっても、ユーザの意思を反映して水素供給部2へ水素を供給することが可能である。
(2.3)
第5条件及び第6条件を満たす場合、制御部7は、燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する
この場合、水素の量h2が第4の規定値Th4以上であれば、水素供給部2の水素残量に依存しない。このため、ユーザの許可があれば燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素の移動を行うように水素配送部3を制御する。これにより、水素供給部2の水素残量h1が第3の規定値Th3以上であっても、ユーザの意思を反映して水素供給部2へ水素を供給することが可能である。
第3の規定値Th3は、燃料電池1での消費水素量から予測される量に基づいて設定してもよい。また、第4の規定値Th4は、燃料電池自動車11の水素消費量から予測される量に基づいて設定してもよい。
図3は、燃料電池自動車11から水素供給部2へ水素を移動させる制御部7による制御の一例を示すフローチャートである。図2と同一の処理には同一の番号を付して説明を省略する。接続されたと判定される(S10−YES)と、制御部7は、第1信号、第3信号、及び第7信号を取得する(S18)。
次に、制御部7は、第4条件を満たすか否か(S19)、第5条件を満たすか否か(S20)、第6条件を満たすか否か(S21)をそれぞれ判定する。次に、条件を満たす(S19−YES)、(S20−YES)、(S21−YES)個数が、2以上である否かを判定する(S22)。制御部7は、少なくとも2つの条件に適合する場合(S22−YES)に、水素を燃料電池自動車11から水素供給部2へ移動させる制御を水素配送部3に対して行う(S23)。
このように、図3では、第4条件、第5条件、第6条件の中の少なくとも2つの条件に適合する場合に、制御部7は水素を燃料電池自動車11から水素供給部2へ移動させる制御を水素配送部3に対して行う。
このように、本実施形態によれば、外部電源13から蓄電システム100の起動電源を供給するため、第1の電力系統12が停電しても、蓄電システム100を起動できる。また、必要に応じて燃料電池自動車11と水素供給部2との間で水素の移動ができ、水素ステーションとして燃料電池自動車11への水素供給に使用することができる。これにより、停電等でも燃料電池システム100を起動することが可能で、かつ燃料電池自動車11に貯蔵された水素を燃料電池1に供給することで、災害時でも燃料電池1の発電を継続することが可能である。
(第1実施形態の変形例1)
図4は、第1実施形態の変形例1による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。
図4の燃料電池システム100は、外部電源13として直流電源14を備えることが図1と相違する。第1実施形態と同様の構成に関しては同一の番号を付して説明を省略する。図4の燃料電池システム100は、外部電源11としての直流電源14を備えており電源線9を介して燃料電池1と水素配送部3と接続口4へ直流電力を供給する。直流電源14から燃料電池1と水素配送部3と接続口4へと供給する電力は大きな電力を必要としない。このため、一般に広く普及している12V、15V、24V等の直流電源11で電力を供給することが可能である。
これにより、第1実施形態の変形例1によれば、外部電源としての直流電源14を広く普及した低コスト装置で構成することができる、これにより、第1の電力系統12が停電した場合でも燃料電池1と水素配送部3と接続口4に電力供給が可能となる。
(第1実施形態の変形例2)
図5は、第1実施形態の変形例2による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。図5の燃料電池システム100は、外部電源13として燃料電池自動車11を備えることが図1と相違する。第1実施形態と同様の構成に関しては同一の番号を付して説明を省略する。
図5の燃料電池システム100は、燃料電池自動車11の電源の電力を電源線9を介して燃料電池1と水素配送部3と接続口4へ直流電力を供給する。これにより、第1実施形態の変形例2によれば、燃料電池自動車11から燃料電池1と水素配送部3と接続口4の制御電源を取得して、燃料電池1が発電することが可能となる。さらに、災害時等に燃料電池自動車11の水素を燃料電池1の燃料として利用できる。
(第1実施形態の変形例3)
図6は、第1実施形態の変形例3による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。図6の燃料電池システム100は、外部電源13として燃料電池自動車11と異なる自動車15を備えることが図1と相違する。第1実施形態と同様の構成に関しては同一の番号を付して説明を省略する。
自動車15は、例えば、ガソリン、軽油などを燃料としてエンジンを駆動する。自動車15は、災害時や交流系統が停電している場合、移動や電源供給ができる。このため、本システムの災害時バックアップ電源として利用することが可能である。例えば、自動車15の蓄電部の電力が消費されても、自動車15のエンジンを駆動することで電力の供給が可能である。
これにより、第1実施形態の変形例3によれば、自動車15から電源の供給を受けて燃料電池1と水素配送部3と接続口4を動かすことが可能となる。さらに、災害時に燃料電池自動車11の水素を燃料電池の燃料として利用すると共に、電力の供給として自動車15を用いることが可能である。
(第1実施形態の変形例4)
図7は、第1実施形態の変形例4による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。図7の燃料電池システム100は、外部電源13として太陽光発電装置16を備えることが図1と相違する。第1実施形態と同様の構成に関しては同一の番号を付して説明を省略する。
外部電源13は太陽光発電装置16を電源として利用するものである。太陽光発電装置16は太陽光パネルに対して所定の日射量があれば電力を発電し、外部に供給することができる。夜間は制御電源として利用できないなどの制約はあるものの昼間であれば外部電源13として利用できる。これにより、第1実施形態の変形例4によれば、太陽光発電装置16から燃料電池1と水素配送部3と接続口4の制御電源を取得して、燃料電池1が発電することが可能となる。
(第1実施形態の変形例5)
図8は、第1実施形態の変形例5による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。図8の燃料電池システム100は、外部電源13として蓄電池装置17を用いる。第1実施形態と同様の構成に関しては同一の番号を付して説明を省略する。
蓄電池装置17を外部電源11として利用するものである。外部電源11から燃料電池1と水素配送部3と接続口4へと供給する電力は大きな電力を必要としない。このため、12V鉛蓄電池や乾電池を蓄電池装置17として用いてもよい。また、燃料電池1と併設して使用される二次電池等を蓄電池装置17として利用することができる。燃料電池1と併設して使用される二次電池等は、電源ピークシフトや負荷電力変動を平準化するために利用することができる。
これにより、第1実施形態の変形例5によれば、蓄電池装置17から燃料電池1と水素配送部3と接続口4の制御電源を取得して、燃料電池1が発電することが可能となる。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態による燃料電池システム100の構成例を示すブロック図である。図9の燃料電池システム100は、外部電源13としての交流電源20と、第1のスイッチ部18と、第2のスイッチ部19とを備えることが図1と相違する。第1実施形態と同様の構成に関しては同一の番号を付して説明を省略する。第1の実施形態に交流電源20と第1のスイッチ部18と、第2のスイッチ部19とを備える例に関して説明するが、第1の実施形態の変形例1〜変形例5に、第1のスイッチ部18と、第2のスイッチ部19を追加してもよい。
図9に示すように、交流系統である第1の電力系統12の電力は、第1スイッチ部18を介して燃料電池1と水素配送部3と接続口4へ供給される。電力取得部5から取得される外部電源13の電力は、例えば、交流電源20である。一方、外部電源13の電力は第2スイッチ部19を介して燃料電池1と水素配送部3と接続口4へ供給される。第1の電力系統12から正常に電力が供給されている場合、第1のスイッチ部18はオンされ、第2のスイッチ部19をオフされる。第1の電力系統12が停電した場合は、第1のスイッチ部18をオフされ、第2のスイッチ部19をオンされる。このように、第1の電力系統12が停電した場合、外部電源13としての交流電源20から燃料電池1と水素配送部3と接続口4へ制御電源用、或いは起動用の電力を供給する。
これにより、第2実施形態によれば、燃料電池1と水素配送部3と接続口4は交流電源20から受電する制御電源を使って交流系統である1の電力系統12が停電した場合にも起動や運転を行うことが可能である。このため、燃料電池1と水素配送部3と接続口4に特別な改造を施す必要が無く部品増加を防ぐこともできる。
第2の実施形態のその他の動作は、第1の実施形態と同様である。したがって、第2の実施形態は、第1の実施形態の効果をも得ることができる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規なシステムは、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明したシステムの形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1・・・燃料電池、2・・・水素供給部、3・・・水素配送部、4・・・接続口、5・・・電力取得部、6・・・操作部、7・・・制御部、8・・・・配管、9・・・・電源線、10・・・配電線、11・・・燃料電池自動車、12・・・第1の電力系統(第1電源)、13・・・外部電源(第2電源)、14・・・直流電源、15・・・自動車、16・・・太陽光発電装置、17・・・蓄電池装置、18・・・第1のスイッチ部、19・・・第2のスイッチ部、20・・・交流電源

Claims (7)

  1. 起動電源としての第1電源から電力を供給される燃料電池と、
    前記燃料電池に水素を供給する水素供給部と、
    前記燃料電池の起動用の電力を、前記第1電源と異なる第2電源から取得する電力取得部と、
    を備える燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池と、前記水素供給部と、燃料電池自動車を接続する接続口と、の間で水素を配送する水素配送部と、
    予め定められた条件に従い、前記水素配送部を制御する制御部と、
    を更に備える請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記制御部は、前記水素供給部に貯蔵される水素の量が第1の規定値を上回っているときである第1条件、前記燃料電池自動車に貯蔵され水素の量が第2の規定値を下回っているときである第2条件、及びユーザが操作する操作部から許可信号が入力されているときである第3条件、の中の少なくとも2つの条件に適合する場合に水素を前記水素配送部から前記燃料電池自動車へ移動させる制御をする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御部は、前記水素供給部に貯蔵される水素の量が第3の規定値を下回っているときである第4条件、前記燃料電池自動車に貯蔵され水素の量が第4の規定値を上回っているときである第5条件、及びユーザが操作する操作部から許可信号が入力されているときである第6条件、の中の少なくとも2つの条件に適合する場合に水素を前記燃料電池自動車から前記水素配送部へ移動させる制御をする請求項2又は3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記電力取得部が第2電源から取得する電力は直流電力である請求項1乃至4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記第1電源は交流電力であり、前記電力取得部が第2電源から取得する電力は交流電力である請求項1乃至4に記載の燃料電池システム。
  7. 前記第1電源の電力は、第1スイッチ部を介して前記燃料電池、前記水素供給部、及び前記水素配送部に供給され、
    前記電力取得部から取得される第2電源の電力は、第2スイッチ部を介して前記燃料電池、前記水素供給部、及び前記水素配送部に供給され、
    前記第1電源から電力が供給されている場合には、前記第1スイッチ部はオンされ且つ前記第2スイッチ部はオフされ、
    前記第1電源が停電した場合には、前記第1スイッチ部はオフされ且つ前記第2スイッチ部はオンされる請求項2乃至6に記載の燃料電池システム。
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