JP2016110789A - ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法 Download PDF

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正剛 若林
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Abstract

【課題】プロテクタのオーバーラップ部分を開くという作業を必要とせずに、プロテクタに電線群の要保護部分を容易に収容することができ、高い生産性を有するワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法を提供する。【解決手段】複数の電線11よりなる電線群10と、オーバーラップ巻き部分22を有して電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆するプロテクタ20と、を備えたワイヤハーネス1であって、プロテクタ20は、両面に互いに導通するノイズ対策用金属被覆膜を形成した形状記憶ポリマー製シートによって電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形してから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、平板状の形状記憶パネルに電線群10の要保護部分12を載置して加熱することにより、形状記憶状態に復元されて電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆している。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法に関する。
従来、図6、図7に示すように、複数の電線51よりなる電線群50と、オーバーラップ巻き部分62を有する巻物状に形成されて、電線群50の要保護部分52を巻物状に被覆するプロテクタ(絶縁カバー)60と、を備えたワイヤハーネス101が知られている(特許文献1参照)。
ワイヤハーネス101は、合成樹脂製のシート61を所要の高温で巻物状にロール曲げ加工して形成されたプロテクタ60を、シート61の曲げ加工開始部分63からオーバーラップ巻き部分62を手作業で開くことによって開口部64を形成し、この開口部64から、プロテクタ60の内部に電線群50の要保護部分52をノイズ対策用の導電シート65で包まれた状態で収容するようにして構成されている。
特開平8−274488号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたワイヤハーネス101は、電線群50の要保護部分52を導電シート65で包まれた状態で巻物状のプロテクタ60に収容する際に、オーバーラップ巻き部分62をシート61の曲げ加工開始部分63から手作業で開くというような手間が掛かる煩雑な作業が必要であるので、プロテクタ60に電線群50の要保護部分52を収容する工程が生産コスト上昇の要因となるという問題があった。
さらに、プロテクタ60と、プロテクタ60に収容された電線群50を相互に固定するために、プロテクタ60の両端部および電線群50においてプロテクタ60の両端部から露出する部分に粘着テープを巻き付けるという作業が必要であり、この工程も生産コスト上昇の要因となるという問題があった。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、プロテクタのオーバーラップ部分を開くという作業を必要とせずに、プロテクタに電線群の要保護部分を容易に収容することができ、高い生産性を有するワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係るワイヤハーネスは、上記目的達成のため、複数の電線よりなる電線群と、オーバーラップ巻き部分を有して前記電線群の要保護部分を巻物状に被覆するプロテクタと、を備えたワイヤハーネスであって、前記プロテクタは、両面に互いに導通するノイズ対策用金属被覆膜を形成した形状記憶ポリマー製シートによって前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形してから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、平板状の前記形状記憶パネルに前記電線群の前記要保護部分を載置して加熱することにより、形状記憶状態に復元されて前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆した構成を備える。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、平板状に展開させた形状記憶パネルに電線群の要保護部分を載置して加熱するだけで、プロテクタが形状記憶状態に復元して電線群の要保護部分を巻物状に被覆する。
このため、本発明に係るワイヤハーネスは、従来のようなオーバーラップ巻き部分を手作業で開くというような手間の係る煩雑な作業を行うことなくプロテクタに電線群の要保護部分を容易に収容することができ、プロテクタにおけるオーバーラップ巻き部分の割合を多くしても組み立てが容易で、電磁遮蔽性を有するプロテクタに電線群の要保護部分を自動的に収容することができ、従来のような導電シートで電線群を包む構成に比べ、組立性が向上するとともに、生産コストを低減することができる。
上述したワイヤハーネスにおいて、前記プロテクタは、前記電線群を締め付ける内径となって前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形されてから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、加熱されることによって形状記憶状態に復元されて前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆して締め付けている構成とすることが好ましい。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、形状記憶状態に復元したプロテクタが電線群の要保護部分を巻物状に被覆して電線群を締め付けるので、プロテクタを締め付けて電線群に固定するためのテープ巻き作業が不要になり、生産コストを低減することができる。
上述したワイヤハーネスにおいて、前記プロテクタは、少なくとも前記電線群の周長の二分の一以上の周方向長さの前記オーバーラップ巻き部分を有して前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形されてから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、加熱されることによって、形状記憶状態に復元されて前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆している構成とすることが好ましい。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、プロテクタが、少なくとも電線群の周長の二分の一以上の周方向長さのオーバーラップ巻き部分を有して電線群の要保護部分を巻物状に被覆するので、ワイヤハーネスを配索する際にプロテクタが小半径で曲げられたとしても、オーバーラップ巻き部分がめくれることがなく、プロテクタの外部に電線群の要保護部分がはみ出すことがない。
上述したワイヤハーネスにおいて、前記シートを形成する形状記憶ポリマーは、ポリオールとイソシアネートとを含み、ガラス転移点Tgが80℃以上に設定された形状記憶ポリマーである構成とすることが好ましい。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、夏季においてもプロテクタを形状記憶状態に保つことができる。
本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、前述した平板状に展開した形状記憶パネルを準備する工程と、前記形状記憶パネルに前記電線群の前記要保護部分を載置する工程と、前記形状記憶パネルを所要温度に加熱して形状記憶状態に復元させることにより、前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する前記プロテクタを設ける工程と、を含む構成を備える。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、平板状に展開させた形状記憶パネルに電線群の要保護部分を載置して加熱するだけで、プロテクタが形状記憶状態に復元して電線群の要保護部分を巻物状に被覆する。
このため、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、手間の係る煩雑な作業を経ずにプロテクタに電線群の要保護部分を容易に収容することができ、組立性が向上して、生産コストを低減することができる。
本発明によれば、プロテクタのオーバーラップ部分を開くという作業を必要とせずに、プロテクタに電線群の要保護部分を容易に収容することができ、高い生産性を有するワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの軸線方向視図である。 本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの側方視図である。 本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造方法を示す工程図である。 本発明の実施の形態に係る形状記憶パネルの断面図である。 形状記憶ポリマーの弾性率の温度依存性を表すグラフである。 従来のワイヤハーネスの組立工程の概略構成図であり、(a)はプロテクタに電線群を収容している状態を示し、(b)は電線群を導電シートで包んだ状態を示し、(c)はプロテクタに電線群を収容した後の状態を示している。 従来のワイヤハーネスにおけるプロテクタの部分斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法について、図面を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネス1は、複数の電線11よりなる電線群10と、オーバーラップ巻き部分22を有して電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆するプロテクタ20と、を備えている。電線群10は、複数の電線11を図示しない粘着テープ等により束ねたものである。
プロテクタ20は、両面に互いに導通するノイズ対策用金属被覆膜21bを形成した形状記憶ポリマー製シート21aによって電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆して締め付ける内径を有する形状記憶状態に成形してから、平板状に展開させた形状記憶パネル21よりなり、平板状の形状記憶パネル21に電線群10の要保護部分12を載置して加熱することにより、形状記憶状態に復元されて電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆している。
プロテクタ20は、例えば、図4(a)のように、形状記憶ポリマー製シート21aの一側面F1、他側面F2、一端縁E1および他端縁E2にノイズ対策用金属被覆膜21bを一体に形成した構成、あるいは図4(b)のように、形状記憶ポリマー製シート21aの一側面F1、他側面F2および一端縁E1にノイズ対策用金属被覆膜21bを形成した構成とすることが好ましい。
図4(a)に示すプロテクタ20においては、形状記憶ポリマー製シート21aの一端縁E1および他端縁E2に形成したノイズ対策用金属被覆膜21bによって、形状記憶ポリマー製シート21aの一側面F1に形成したノイズ対策用金属被覆膜21bと、形状記憶ポリマー製シート21aの他側面F2に形成したノイズ対策用金属被覆膜21bとが電気的に接続されている。
図4(b)に示すプロテクタ20においては、形状記憶ポリマー製シート21aの一端縁E1に形成したノイズ対策用金属被覆膜21bよって、形状記憶ポリマー製シート21aの一側面F1に形成したノイズ対策用金属被覆膜21bと、形状記憶ポリマー製シート21aの他側面F2に形成したノイズ対策用金属被覆膜21bとが電気的に接続されている。
プロテクタ20は、軸方向長さが、電線群10の要保護部分12の長さに一致するよう設定され、オーバーラップ巻き部分22の周方向長さが、例えば、電線群10の周長の約四分の三に設定されている。オーバーラップ巻き部分22の周方向長さは、電線群10の周長の二分の一以上とすることが好ましい。
したがって、形状記憶パネル21の厚みは、例えば、0.5〜3.0mm位が好ましい。また、形状記憶パネル21の幅は、電線群10を締め付けるよう巻き付けたときの周長にオーバーラップ巻き部分22の巻き代を加えた長さとし、形状記憶パネル21の長さは、電線群10の要保護部分12の長さに合わせる。
形状記憶ポリマー製シート21aを形成する形状記憶ポリマーは、成形加工後に力を加えて変形させても、ある温度以上に加熱すると変形前の形状に復元する物質であり、図5に示すように、温度に依存してガラス転移点(以下、Tgと呼ぶ)を境に可逆的に弾性率が変化する。
形状記憶ポリマーは、Tg以上の温度でゴムのように柔らかくなって簡単に成形できるようになり、Tg付近の温度で力を加えて変形させた後に、Tg未満の温度に冷却すると硬くなり、変形した形状を維持するという物性(形状固定性)と、固化変形後にTg以上の温度に加熱すると、初めに成形した形状に自律的に復元するという物性(形状回復性)とを具備している。
形状記憶ポリマーは、例えば、ポリオールとイソシアネート等を原料として製造されるポリウレタン系材料であり、これらの原料成分の種類(分子構造)や分子量、配合を調整することにより、Tgを−40〜120℃の範囲で設定することができる。本実施の形態に係るプロテクタ20に用いる形状記憶ポリマーは、Tgを夏季にプロテクタ20が高温になる温度よりも高い80℃に設定している。
ノイズ対策用金属被覆膜21bを形成する金属は、形状記憶ポリマー製シート21aの表面に、スパッタリング法、または高周波イオンプレーティング法等の公知の手法により形成されている。
ノイズ対策用金属被覆膜21bは、プロテクタ20を静電遮蔽用シールドとして用いる場合には、例えば、アルミニウム等により形成し、プロテクタ20を電磁遮蔽用シールドとしてする場合には、例えば、鉄等により形成する。
プロテクタ20は、例えば、熱風を吹き付けることによりTg以上の温度に加熱されて柔らかくなった形状記憶ポリマーを、図示しない治具を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形してから、例えば、冷風を吹き付けることにより冷却してTg付近で力を加えて平板状に展開させ、さらに、冷風を吹き付けることによりTg未満の温度に冷却して形状記憶パネル21を形成させている。治具は、電線群10よりも若干外径が小さい断面形状を有している。
プロテクタ20は、平板状の形状記憶パネル21に電線群10の要保護部分12を載置して形状記憶パネル21をTg以上の温度に加熱されることにより、形状記憶状態に復元されて電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆して締め付けている。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、平板状に展開させた形状記憶パネル21に電線群10の要保護部分12を載置して加熱するだけで、プロテクタ20が形状記憶状態に復元して電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆して締め付ける。
このため、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、手間の係る煩雑な作業を行うことなくプロテクタ20に電線群10の要保護部分12を容易に収容することができ、プロテクタ20の取付作業における手作業を大幅に省略することができ、プロテクタ20を締め付けて電線群10に固定するためのテープ巻き作業が不要になり、組立性が向上して、生産コストを低減することができる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、プロテクタ20が、少なくとも電線群10の周長の四分の三の周方向長さのオーバーラップ巻き部分22を有して電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆する。
このため、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、ワイヤハーネス1を配索する際にプロテクタ20が小半径で曲げられたとしても、オーバーラップ巻き部分22がめくれることがなく、プロテクタ20の外部に電線群10の要保護部分12がはみ出すことがない。
また、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、プロテクタ20が、電線群10の周長の二倍の周方向長さのオーバーラップ巻き部分22を有して電線群10の要保護部分12を巻物状に被覆するような構成としても、形状記憶パネル21の厚みを薄肉に調整することにより、プロテクタ20を曲げることが可能であり、配索を良好に行える。
さらに、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、プロテクタ20を形成する形状記憶ポリマーのTgが80℃以上に設定されているので、夏季においてもプロテクタ20を形状記憶状態に保つことができる。
以上説明したように、本発明に係るワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法は、プロテクタのオーバーラップ部分を開くという作業を必要とせずに、プロテクタに電線群の要保護部分を容易に収容することができ、高い生産性を有するという効果を有し、ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの製造方法全般に有用である。
1 ワイヤハーネス
10 電線群
11 電線
12 要保護部分
20 プロテクタ
21 形状記憶パネル
21a 形状記憶ポリマー製シート
21b ノイズ対策用金属被覆膜
22 オーバーラップ巻き部分

Claims (5)

  1. 複数の電線よりなる電線群と、
    オーバーラップ巻き部分を有して前記電線群の要保護部分を巻物状に被覆するプロテクタと、を備えたワイヤハーネスであって、
    前記プロテクタは、両面に互いに導通するノイズ対策用金属被覆膜を形成した形状記憶ポリマー製シートによって前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形してから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、平板状の前記形状記憶パネルに前記電線群の前記要保護部分を載置して加熱することにより、形状記憶状態に復元されて前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆していることを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記プロテクタは、前記電線群を締め付ける内径となって前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形されてから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、加熱されることによって形状記憶状態に復元されて前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆して締め付けていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記プロテクタは、少なくとも前記電線群の周長の二分の一以上の周方向長さの前記オーバーラップ巻き部分を有して前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する形状記憶状態に成形されてから、平板状に展開させた形状記憶パネルよりなり、加熱されることによって形状記憶状態に復元されて前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆していることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記シートを形成する形状記憶ポリマーは、ポリオールとイソシアネートとを含み、ガラス転移点Tgが80℃以上に設定された形状記憶ポリマーであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの製造方法であって、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の平板状に展開した形状記憶パネルを準備する工程と、
    前記形状記憶パネルに前記電線群の前記要保護部分を載置する工程と、
    前記形状記憶パネルを所要温度に加熱して形状記憶状態に復元させることにより、前記電線群の前記要保護部分を巻物状に被覆する前記プロテクタを設ける工程と、を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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