JP2016110722A - 灯火制御装置、灯火制御方法および灯火制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性を向上させることができる灯火制御装置、灯火制御方法および灯火制御プログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の灯火制御装置は、取得部と、制御部とを持つ。取得部は、操作者による入力操作を受け付けるタッチパネルと、前記入力操作に対応する制御信号を生成する制御信号生成部とを備えるタブレット端末から、無線通信により前記制御信号を取得する。制御部は、前記取得部が取得した前記制御信号に基づいて、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を行う。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、灯火制御装置、灯火制御方法および灯火制御プログラムに関する。
飛行場の滑走路や誘導路には、着陸する航空機等に対し滑走路の形状等の情報を提供するための灯火が設置されている。この灯火に対しては、滑走路から離れた監視室等に配置された灯火制御装置が操作者により操作されることで、点灯や消灯の制御がなされる。従来、灯火の点検や交換などを行う場合、灯火から離隔した場所に配置された灯火制御装置の操作が必要な場合があったため、利便性が低い場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、利便性を向上させることができる灯火制御装置、灯火制御方法および灯火制御プログラムを提供することである。
実施形態の灯火制御装置は、取得部と、制御部とを持つ。取得部は、操作者による入力操作を受け付けるタッチパネルと、前記入力操作に対応する制御信号を生成する制御信号生成部とを備えるタブレット端末から、無線通信により前記制御信号を取得する。制御部は、前記取得部が取得した前記制御信号に基づいて、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を行う。
以下、実施形態の灯火制御装置、灯火制御方法および灯火制御プログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、灯火制御装置10が配置された飛行場APの概要を説明するための図である。飛行場APには、例えば複数の滑走路R1、R2と、誘導路Tと、監視室Mとが設けられている。滑走路R1、R2、誘導路Tには、航空機Pが滑走路R1、R2および誘導路Tの形状などの情報を提供するための灯火Lが設置されている。航空機Pの操縦者は、例えば滑走路R2に着陸する際、滑走路R2に設置された灯火Lを目印にして、滑走路R2への進入角度など航空機Pの状態を制御する。管理室Mには、滑走路や誘導路などを管理する管理者が駐在する。管理室Mには、後述する灯火制御装置10が配置されている。滑走路R1、R2および誘導路Tを管理する管理者が、灯火制御装置10を操作することで、灯火Lの点灯や消灯を制御することができる。また、本実施形態では、後述するようにタブレット端末30を操作することで、灯火制御装置10を遠隔制御し、灯火Lの点灯や消灯を制御することができる。
図1は、灯火制御装置10が配置された飛行場APの概要を説明するための図である。飛行場APには、例えば複数の滑走路R1、R2と、誘導路Tと、監視室Mとが設けられている。滑走路R1、R2、誘導路Tには、航空機Pが滑走路R1、R2および誘導路Tの形状などの情報を提供するための灯火Lが設置されている。航空機Pの操縦者は、例えば滑走路R2に着陸する際、滑走路R2に設置された灯火Lを目印にして、滑走路R2への進入角度など航空機Pの状態を制御する。管理室Mには、滑走路や誘導路などを管理する管理者が駐在する。管理室Mには、後述する灯火制御装置10が配置されている。滑走路R1、R2および誘導路Tを管理する管理者が、灯火制御装置10を操作することで、灯火Lの点灯や消灯を制御することができる。また、本実施形態では、後述するようにタブレット端末30を操作することで、灯火制御装置10を遠隔制御し、灯火Lの点灯や消灯を制御することができる。
図2は、灯火制御装置10を含む灯火制御システム1を説明するための図である。灯火制御システム1は、灯火制御装置10と、灯火装置20と、タブレット端末30とを含む。灯火制御装置10と、灯火装置20との間では、例えば専用線を介した通信が行われる。また、灯火制御装置10と、タブレット端末30との間では、例えば無線LANなどを利用した無線通信が行われる。
灯火制御装置10は、表示部12と、入力部13と、中央制御部14と、通信部16とを備える。これらのうち中央制御部14は、例えば、灯火制御装置10が備えるCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。また、中央制御部14は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。また、灯火制御装置10は、例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などで実現される記憶部(不図示)を備えてもよい。
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)表示装置である。表示部12は、灯火Lの制御状態を示す画像や、操作者の操作を支援するためのアイコンを含む画像等を表示する。入力部13は、操作者の操作を受け付け、受け付けた操作に対応する信号を中央制御部14へ出力する。入力部13は、専用キーやダイヤルスイッチ、マウス、タッチパッド、キーボード等を含んでもよい。中央制御部14は、入力部13から出力された操作に対応する信号を、通信部16を介して灯火装置20またはタブレット端末30へ送信する。ここで入力部13から出力された操作に対応する信号とは、例えば灯火装置20を制御するための信号や、タブレット端末30に送信する情報を含む信号である。
灯火装置20は、灯火制御部22と、定電流調整部24と、灯火群26とを備える。灯火制御部22は、灯火制御装置10の中央制御部14から出力された信号を取得し、取得した信号に応じて定電流調整部24を介して灯火群26を制御する。定電流調整部24は、灯火群26の点灯、消灯および明るさの調整など、灯火群26を制御するために電流値を一定に制御する。灯火群26は、灯火Lの集合である。灯火群26は、定電流調整部24から出力された信号に基づいて、灯火Lの状態を制御する。
タブレット端末30は、例えば制御部34の指示に基づいて画像を表示すると共に、検出面にタッチ操作された場合に、そのタッチ位置に対応する座標を検出可能なタッチパネル式端末装置である。タブレット端末30は、表示/入力部32と、制御部34と、無線通信部36とを備える。
表示/入力部32は、LCDや有機EL等の表示部と、座標検出機構により操作者のタッチ位置が検出可能な入力部とが重畳して構成される。表示/入力部32は、操作用のGUI(Graphical User Interface)スイッチ(後述する図4)を表示する。表示/入力部32は、GUIスイッチに対するタッチ操作、フリック操作、スワイプ操作などを検出したときに、GUIスイッチへのタッチ操作がなされたこと示す操作信号を生成して、制御部34に出力する。なお、表示/入力部32は、タッチ操作の位置(座標)を示す信号を制御部34に出力し、制御部34の側で、そのタッチ操作がどのGUIスイッチに対するものであるかを判定してもよい。タッチパネルとしての接触検知方式は、例えば表示/入力部32へのタッチ操作などにより2枚の膜が接触にすることによって生じる電圧を検出する抵抗膜方式や、操作者のタッチ操作などによる静電容量の変化を検出する静電容量方式など、如何なる方式であってもよい。
制御部34は、操作信号に基づいて、表示/入力部32を制御したり、操作信号に対応する信号を、無線通信部36を介して灯火制御装置10へ送信したりする。また、制御部34は、無線通信部36を介して灯火制御装置10から取得した信号に対応するGUIや、画像、アイコンなどを表示/入力部32に表示させる。制御部34は、例えば汎用のブラウザを起動させることで、灯火制御装置10から取得した画像を表示/入力部32に表示させる。すなわち、灯火制御装置10は、例えば閉じたネットワーク内におけるWebサーバとして機能してよい。
また、タブレット端末30を操作することで、灯火制御装置10を遠隔操作することが可能である。これにより、操作者は、タブレット端末30を用いて灯火制御装置10を制御して、灯火群26の状態を制御することができる。遠隔操作は、例えばタブレット端末30の無線通信部36と、灯火制御装置10の通信部16とが、無線LANを介して通信することで実現される。例えば、灯火制御装置10の表示部12に表示されるGUIスイッチと同じGUIスイッチが、タブレット端末30のブラウザ機能によって表示/入力部32に表示される。操作者が表示/入力部32に表示されたGUIイッチをタッチ操作すると、タブレット端末の操作に対応する信号が灯火制御装置10に送信される。灯火制御装置10の中央制御部14は、送信された操作信号を取得し、灯火装置20に対する制御信号に変換する。灯火装置20は、変換された信号に基づいて、灯火Lを制御する。これにより、タブレット端末30による灯火制御装置10の遠隔操作が実現される。
例えば、タブレット端末30が、作業者によるURL指定等に応じて、灯火制御装置10のドメインを指定してDNS(Domain Name system)サーバ(不図示)にアクセスすると、DNSサーバは無線LANを介してIP(Internet Protocol)アドレスをタブレット端末30に返信する。タブレット端末30は、自身が要求するデータが指定されたペイロードを、取得したIPアドレスに対応する灯火制御装置10に送信する。灯火制御装置10は、タブレット端末30から送信された認証情報(タブレット端末30に対して入力された管理者の識別情報やパスワード、タブレット端末30の識別情報など)に基づいて、タブレット端末30がペイロードに対応する情報を取得する権限があるか否かを判定し、権限があると判定した場合には、ペイロードに対応する情報を指定されたIPアドレス(タブレット端末30)に返信する。これによりタブレット端末30は、灯火制御装置10の表示部12に表示されるGUIスイッチを表示/入力部32に表示させることができる。タブレット端末30において表示されたGUIスイッチに対して操作されると、操作に対応する信号(例えば座標を示す信号)が灯火制御装置10に送信される。また、灯火制御装置10のIPアドレスは、予めタブレット端末30に記憶されていてもよい。また、タブレット端末30にDNSサーバに相当する機能が備えられていてもよい。また、灯火制御装置10がDNSサーバとして機能してもよい。
なお、タブレット端末から受信した操作信号を、灯火制御装置10が灯火装置20に出力する制御信号に変換することに代えて、タブレット端末30において、灯火装置20に出力されるべき制御信号を生成してもよい。例えば、タブレット端末30の制御部34は、自装置にインストールされたアプリケーションプログラムを実行することで、表示/入力部32に表示されたGUIスイッチに対する操作入力に対応する制御信号を生成し、生成した信号を灯火制御装置10に送信してもよい。
また、タブレット端末30の無線通信部36と、灯火制御装置10の通信部16との通信は、タブレット端末30の無線通信部36が、無線LANを介して公衆回線に接続され、灯火制御装置10の通信部16と通信することで実現されてもよい。この場合、タブレット端末30の無線通信部36と、灯火制御装置10の通信部16との通信過程において、VPN装置や、サーバ装置などを配置して、識別情報の要求や、暗号化による通信、VPMトンネル通信などを行うことでセキュリティを強化してもよい。
図3および図4に、タブレット端末30が灯火制御装置10を遠隔操作する場合に表示されるインターフェース画像を例示する。図3は、タブレット端末30に表示されるインターフェース画像の一例を示す図である。図3に示す画像IM1は、滑走路R1、R2と、誘導路T1、T2と、灯火L1からL3とを含む。図3のaの矢印dt方向に設置されたL1を列a、bの矢印dt方向に設置されたL2を列b、・・・iの矢印dt方向に設置されたL3を列iとして、以下説明する。また、列a、列c、列dおよび列fに設置された灯火がL1、列bおよび列eに設置された灯火がL2、列g、列hおよび列iに設置された灯火がL3である。L1と、L2と、L3とは、それぞれ発光する色相、彩度および明度が異なる。発光する色相、彩度および明度を、それぞれ異ならせることによって、灯火Lは航空機Pの操縦者に滑走路Rや、誘導路Tなどの位置情報を提供する。なお、灯火L1からL3とのうち一部または全部は、発光する色相、彩度および明度のうち1つ以上が同様であってもよい。
図4は、タブレット端末30に表示される灯火制御に係るインターフェース画像の一例を示す図である。図4の画像IM2におけるaからiは、それぞれ図3の画像IM1における灯火列aからiに対応している。図4のボタンBa1は、図3の列aの灯火L1(灯火列a)を点灯または消灯させるためのGUIスイッチである。図4のスライダーBa2は、図3の列aの灯火L1(灯火列a)の明るさを調整するためのGUIスイッチである。図4のbからiに係るボタンまたはスライダーも、それぞれに該当する灯火列を点灯、消灯および明るさを調整するためのスイッチである。例えば列aの灯火L1が消灯時、ボタンBa1が、操作者により所定時間以上タッチされると列aのL1が点灯する。更にスライダーBa2が、操作者によりスワイプ操作されることで灯火L1に流れる電流量が制御され、灯火L1の明るさが調整される。
ところで航空機の運航の安全を守るために、滑走路や、誘導路などに設置された灯火の点検が行われている。一般的な運用では、例えば、滑走路を点検する作業員が、灯火制御装置10を操作する操作者に、トランシバー等の通信機器を用いて、指定した滑走路における所定の列の灯火の点灯等を指示する。作業員は、所定の列の灯火の点灯が正常であるか否かを確認し、交換や、点検が必要な場合は、交換作業や、点検作業を実施する。この場合、滑走路等で作業する作業員と、灯火制御装置10を操作する操作者とが共同で、上述した点検等を実施する必要があった。
これに対して、本実施形態では、タブレット端末装置30により灯火の点灯や、消灯などを行うことができるため、滑走路で作業する作業員が単独で灯火の点検や、交換などの作業を実施することができる。この結果、利便性を向上させることができる。
また、タブレット端末30は、交換が必要な灯火Lの位置を記憶するメモ機能を有する。図5は、メモ機能が活用された場合のインターフェース画像の一例を示す図である。タブレット端末30の表示/入力部32は、例えば画像IM3を表示する。画像IM3は、列aから列iに直交する縦方向の行1から行18を表示する。この画像IM3において、作業員が灯火Lの点検をしている際、交換等が必要である灯火Lを発見した場合、表示された画像において交換等が必要である灯火Lに対応するアイコンをタッチ操作すると、タッチ操作されたアイコンの表示が、例えば白丸から黒丸に変化する。例えば図5で示すように、作業員が列fの行2と、列fの行8とをタッチ操作した場合、列fの行2と、列fの8行とに対応するアイコンが白丸から黒丸に変化すると共に、交換が必要な灯火Lが列と行で示す座標点(f、2)、(f、8)として、例えば画像IM3の下部に表示される。アイコンの状態は、複数回タッチ操作することで循環的に元に戻るようにしてもよい。また、全てのアイコンの状態をデフォルト状態に戻すためのGUIスイッチが設けられてもよい。このように、タブレット端末30は、交換等が必要な灯火Lの位置を記憶することができるため、より作業員の利便性を向上させることができる。なお、各画像(IM1からIM3)の切り替えは、画像をスワイプ操作させることで実行させてもよいし、画像切り替えボタンを設け画像切り替えボタンが操作された場合に実行してもよい。
以上説明した第1の実施形態に係る灯火制御システム1によれは、操作者による入力操作を受け付ける表示/入力部32と、受け付けた入力操作に対応する制御信号を生成する制御部34とを備えるタブレット端末30から、無線通信により取得した制御信号に基づいて、中央制御部14が、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を行うことができる。この結果、例えば灯火の交換や点検をする場合の利便性が向上する。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、各灯火の異常や、各灯火に関する情報を灯火制御装置10へ出力する灯火サブシステム40を備える点で、第1の実施形態とは異なる。以下、この相違点を中心に説明する。
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、各灯火の異常や、各灯火に関する情報を灯火制御装置10へ出力する灯火サブシステム40を備える点で、第1の実施形態とは異なる。以下、この相違点を中心に説明する。
図6は、第2の実施形態に係る灯火制御システム1Aの機能構成を示す図である。灯火制御システム1Aは、灯火サブシステム40を備える。灯火サブシステム40は、灯火群26および灯火制御装置10の通信部16との間で、それぞれ専用線などで通信可能である。
灯火サブシステム40は、例えばサブシステム記憶部42と、サブシステム処理部44とを備える。サブシステム記憶部42には、例えば個々の灯火の型番号や、消費電力、照度、光度、交換した日時、故障履歴などを含む灯火の仕様に関する情報が記憶されている。サブシステム処理部44は、サブシステム記憶部42に記憶された情報を読み出す。サブシステム処理部44は、読み出した情報を各部へ出力する。なお、詳細は後述する図7を用いて説明する。
また、サブシステム処理部44は、灯火制御装置10からの問い合わせ信号により、灯火群26に含まれるそれぞれの灯火から出力された情報を取得し、取得した情報に基づいて、灯火が正常に動作しているか否かを判定する。また、サブシステム処理部44は、判定結果を各部へ出力する。例えば灯火の点検等を行う作業員が、タブレット端末30に各灯火が正常に動作しているか否かを問い合わせるための問い合わせ操作入力を実行した場合、中央制御部14およびサブシステム処理部44の処理により各灯火が正常に動作しているか否かの判定結果がタブレット端末30の表示/入力部32に表示される。タブレット端末30の表示/入力部32における判定結果の表示は、例えば正常に動作していない灯火に対応する座標点の表示や、正常に動作していない灯火を示すアイコンの点滅などである。
例えば個々の灯火には、灯火が発光した光の光度を検出する光度検出センサや、灯火の点灯により発生した熱を検出する熱検出センサ、灯火の両端電圧を検出する電圧検出センサなどが設けられていてもよい。この場合、サブシステム処理部44は、各検出センサのうちいずれかの検出センサの検出結果に基づいて、個々の灯火が正常であるか否かを判定してもよい。
図7は、灯火制御システム1Aにおいて実行される処理の流れを示すシーケンス図である。例えば滑走路の灯火を交換等する作業員が灯火を点検中に交換が必要な灯火を発見した場合を想定している。まず、タブレット端末30が、作業員により入力された情報を含む信号QAを灯火制御装置10へ送信する(ステップS100)。例えば操作員が操作するタブレット端末30には、図8に示す画像IM4が表示される。図8は、交換する灯火Lを特定するための画像を示す図である。例えば座標(f、8)に位置する灯火Lを交換する場合、灯火L(f、8)をタッチ操作すると、交換が必要であるか否かを問い合わせるアイコン(図中、「交換要」)がポップアップする。このとき、操作員が交換要のアイコンをタッチ操作すると、タッチ操作に対応する情報を含む信号QAが灯火制御装置10へ送信される。
次に、灯火制御装置10が、灯火サブシステム40に問い合わせをするための問い合わせ信号QBを生成する(ステップS102)。問い合わせ信号QBは、灯火サブシステム40にタブレット端末30により送信された情報に対応づけられた情報の返信をさせるための信号である。次に、灯火制御装置10は、灯火サブシステム40に生成した信号QBを送信する(ステップS104)。灯火サブシステム40は、送信された信号QBを受信し、受信した信号QBに含まれる灯火Lの座標に基づいて、サブシステム記憶部42から対応する情報を読み出し(ステップS106)、読み出した情報を含む信号SBを灯火制御装置10へ送信する(ステップS108)。灯火サブシステム40が、サブシステム記憶部42から読み出す情報とは、例えば座標(f、8)に位置する灯火Lの型番号などである。
次に、灯火制御装置10は、灯火サブシステム40から送信された情報を含む信号SAをタブレット端末30へ送信する(ステップS110)。タブレット端末30は、灯火制御装置10から送信された信号SAに含まれる情報を、自身の表示/入力部32へ表示させる(ステップS112)。これにより、灯火制御システム1Aにおいて実行される処理は終了する。
図9は、灯火制御装置10から送信された信号SAに含まれる情報が、タブレット端末30に表示された場合の画像の一例を示す図である。タブレット端末30は、表示/入力部32に、画像IM5を表示する。画像IM5には、作業員により交換が必要であるとして操作入力された灯火Lに対応する灯火Lの型番と消費電力(図中、××型○○W)が表示される。
以上説明した第2の実施形態に係る灯火制御システム1によれは、第1の実施形態と同様の効果を奏する他、タブレット端末30から送信された灯火の情報に応じて、サブシステム記憶部42に記憶された情報をタブレット端末30に返信させるため、タブレット端末30を利用して作業する作業員等は、灯火に関する情報を簡易に取得することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、各灯火の台座に識別情報を付与し、これをタブレット端末30で認識可能にした点で、第2の実施形態とは異なる。以下、この相違点を中心に説明する。なお、第3の実施形態の機能構成は、図6に示した灯火制御システム1Aと同様であり、各機能構成の符号については図6の機能構成に付した符号を援用する。
以下、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、各灯火の台座に識別情報を付与し、これをタブレット端末30で認識可能にした点で、第2の実施形態とは異なる。以下、この相違点を中心に説明する。なお、第3の実施形態の機能構成は、図6に示した灯火制御システム1Aと同様であり、各機能構成の符号については図6の機能構成に付した符号を援用する。
図10は、灯火Lの形状の一例を示す図である。灯火Lは、発光部50と、台座60とを備える。台座60は、例えば滑走路の所定位置に固定されるように設置される。発光部50は、台座60とボルト等で固定されることで、台座60と一体となる。例えば、灯火Lが点灯しない場合、ボルト等を外して台座60から発光部50を取り外すことで、作業員は灯火Lの点検または発光部50の発光素子54を交換することができる。発光部50は、上面に凹部52が設けられ、凹部52には発光素子54が設置されている。また、発光部50は、発光素子54に電力を供給するコネクタ56を備える。コネクタ56は、台座60の発光部50と対向する面に備えられた電源部62と電気的に接続される。コネクタ56が、電源部62から出力される電力を発行素子54へ供給することで、発光素子54が発光する。また、台座60には、例えば識別情報64が付与されている。識別情報64は、台座60が設置された位置情報(座標)や、使用されている発光素子54の種類を特定するための情報であり、例えばQR(登録商標)コードや、バーコードを含む一次元情報や、二次元情報である。
また、タブレット端末30は、カメラと画像解析部を備えることで、一次元情報または二次元情報を読み取るバーコードリーダとして機能することができる。タブレット端末30が、灯火Lに付与された識別情報64を読み取り、灯火制御装置10を介して読み取った識別情報64を灯火サブシステム40へ送信すると、送信された識別情報64に対応する情報が灯火サブシステム40から返信される。図11は、灯火サブシステム40から返信された情報がタブレット端末30に表示された場合のインターフェース画像を示す一例を示す図である。灯火サブシステム40から位置情報や、灯火の型番号などがタブレット端末30に送信されると、タブレット端末30の制御部34は、表示/入力部32に灯火の型番号等を表示させる。この表示は、例えば、読み取られた識別情報64に対応する灯火Lにアイコンic1をポップアップさせることで行われる。
以上説明した第3の実施形態に係る灯火制御システム1Aによれは、第2の実施形態と同様の効果を奏する他、タブレット端末30が識別情報64を灯火制御装置10へ送信すると、灯火制御装置10が送信された識別情報64に対応する灯火Lに関する情報を灯火サブシステム40から取得し、取得した情報をタブレット端末30へ表示させることができる。このため、タブレット端末30を利用して作業する作業員等は、より簡易に灯火Lに関する情報を取得することができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、複数のタブレット端末30を備え、タブレット端末30に付与された識別情報またはタブレット端末30の操作権限を識別可能な権限情報によってタブレット端末30が表示する滑走路の画像が異なる。以下、この相違点を中心に説明する。なお、第4の実施形態では、複数のタブレット端末30を備えるが、その他の機能構成は図2の灯火制御システム1と同様であり、各機能構成の符号については図2の機能構成に付した符号を援用する。
以下、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、複数のタブレット端末30を備え、タブレット端末30に付与された識別情報またはタブレット端末30の操作権限を識別可能な権限情報によってタブレット端末30が表示する滑走路の画像が異なる。以下、この相違点を中心に説明する。なお、第4の実施形態では、複数のタブレット端末30を備えるが、その他の機能構成は図2の灯火制御システム1と同様であり、各機能構成の符号については図2の機能構成に付した符号を援用する。
本実施形態では、飛行場には滑走路R1からR4が設けられている。また、灯火制御システム1は、複数のタブレット端末30を備え、複数のタブレット端末30と灯火制御装置10との間で無線通信が可能である。タブレット端末30には、それぞれ固有の識別情報が付与されている。灯火制御装置10は、タブレット端末30の識別情報と、個々のタブレット端末30を使用する作業員の担当区域を示す情報との対応情報を内部に保持している。タブレット端末30が、灯火制御装置10と無線通信した場合、灯火制御装置10は、個々のタブレット端末30に付与された識別情報に応じて、タブレット端末30の表示/入力部32に表示させる画像を選択する。灯火制御装置10は、例えばタブレット端末30に付与された識別情報に応じてタブレット端末30に表示させる領域または滑走路を選択し、選択した滑走路に対応する画像を選択する。タブレット端末30に付与された識別情報とは、例えばMAC(Media Access Control)アドレスである。
図12は、識別情報が異なるタブレット端末30が、それぞれ表示する画像の一例を示す図である。例えば複数のタブレット端末30のうち、識別情報XA(図中、ID:XA)が付与されたタブレット端末30の表示/入力部32には、滑走路R1、R2を示す画像IM7を表示させる。また、例えば複数のタブレット端末30のうち、識別情報XB(図中、ID:XB)が付与されたタブレット端末30の表示/入力部32には、滑走路R3、R4を示す画像IM8を表示させる。このように、灯火制御装置10は、タブレット端末30の識別情報に応じてタブレット端末30へ表示される画像を選択するため、灯火の点検等を行う作業員の担当区域に応じて、作業員に灯火に係る情報を提供することができる。なお、タブレット端末30に付与された識別情報に代えて、タブレット端末30から灯火制御装置10を遠隔操作する場合に入力が要求される利用者IDなどのタブレット端末30の操作権限を識別可能な権限情報を利用して、タブレット端末30に表示させる画像を選択してもよい。この場合、灯火制御装置10は、権限情報と、個々のタブレット端末30を使用する作業員の担当区域を示す情報との対応情報を内部に保持している。
また、灯火制御装置10は、タブレット端末30に付与された識別情報または権限情報に応じてタブレット端末30に表示させる滑走路を選択すると共に、選択した滑走路のうち灯火の制御に係る操作を行うことができる領域または滑走路を制限してもよい。灯火制御装置10は、タブレット端末30の識別情報または権限情報と、タブレット端末30の識別情報または権限情報によって操作可能な領域とを対応づけて内部に保持している。図13は、識別情報が異なるタブレット端末30が、それぞれ表示する画像の別の一例を示す図である。例えば複数のタブレット端末30のうち、識別情報XC(図中、ID:XC)が付与されたタブレット端末30の表示/入力部32には、滑走路R3、R4を示す画像IM9を表示させる。また、灯火制御装置10は、画像IM9において作業員により領域Txc中のアイコンが操作された場合は、操作入力を有効として扱い、領域Txx中のアイコンが操作された場合は、操作入力を無効として扱う。また、表示/入力部32に表示される画像は、操作入力が有効な領域Txcと無効な領域Txxとを認識可能にしてもよい。例えば図中で示すように、領域Txxを網掛けなどの模様で覆ったり、囲んだりしてもよい。このように、灯火制御装置10は、タブレット端末30の識別情報または権限情報に応じて操作入力を受け付ける領域に制限を設けることで、灯火制御の権限を簡易に設定することができる。
以上説明した第4の実施形態に係る灯火制御システム1によれは、第1の実施形態と同様の効果を奏する他、個々のタブレット端末30に付与された識別情報または権限情報に応じて、タブレット端末30に表示させる画像を選択するため、灯火制御の権限を簡易に設定することができる。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、タブレット端末30が位置特定部(不図示)を備え、灯火制御装置10は、位置特定部により特定された情報に基づいてタブレット端末30に表示させる情報を選択する。以下、この相違点を中心に説明する。なお、第5の実施形態では、タブレット端末30は位置特定部を備えるが、その他の機能構成は図2の灯火制御システム1と同様であり、各機能構成の符号については図2の機能構成に付した符号を援用する。
以下、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、タブレット端末30が位置特定部(不図示)を備え、灯火制御装置10は、位置特定部により特定された情報に基づいてタブレット端末30に表示させる情報を選択する。以下、この相違点を中心に説明する。なお、第5の実施形態では、タブレット端末30は位置特定部を備えるが、その他の機能構成は図2の灯火制御システム1と同様であり、各機能構成の符号については図2の機能構成に付した符号を援用する。
タブレット端末30は、位置特定部を備える。位置特定部は、複数の衛星、例えば複数のGPS(Global Positioning System)衛星から電波を受信し、受信した電波に基づいて自装置の位置を検出する。タブレット端末30は、検出した位置情報を灯火制御装置10へ送信する。灯火制御装置10の中央制御部14は、受信した位置情報を、タブレット端末30に表示させる画像における座標点に変換する。中央制御部14は、タブレット端末30に表示させる画像において、変換した座標点に対応する位置を特定することで、タブレット端末30の位置情報を画像に表示させる。
図14は、タブレット端末30に表示される位置情報の一例を示す図である。タブレット端末30は、画像IM10を表示/入力部32に表示させる。画像IM10には、例えば滑走路R1からR4が表示される。また、図中の破線で示すように、滑走路R1からR4に、それぞれ対応する領域T1からT4が表示される。例えばタブレット端末30が、滑走路R2の右端に位置している場合には、位置特定部によりタブレット端末30の位置が特定され、特定された位置情報に基づいて、タブレット端末30の表示/入力部32にタブレット端末30の位置P1を表示させる。タブレット端末30が、位置P1から滑走路R3の中央付近に移動した場合、灯火制御装置10は、タブレット端末30の表示/入力部32にタブレット端末30の位置P2を表示させる。なお、画像IM10の領域T1からT4のいずれかをタッチ操作すると、タッチ操作された領域が拡大表示されてもよい。例えば、画像IM10の領域T3に対してタッチ操作が実行されると、操作者が滑走路R3に設置された各灯火を認識できるように滑走路R3の詳細が表示/入力部32に表示される。このように、タブレット端末30の飛行場内の位置がタブレット端末30の表示/入力部32に表示されるため、灯火の点検等する作業員は容易に自身の位置を確認することができる。
また、第5の実施形態の変形例として、灯火制御装置10は、タブレット端末30の位置情報に応じて、タブレット端末30の表示/入力部32に表示させる画像を選択してもよい。灯火制御装置10は、例えばタブレット端末30が位置する滑走路に対応する画像を表示/入力部32へ表示させる。
図15は、第5の実施形態の変形例に係るタブレット端末30の表示/入力部32に表示される画像の一例を示す図である。例えば図14を用いて説明したように、タブレット端末30が滑走路R2の右端に位置する場合、灯火制御装置10は、滑走路R2に係る画像IM11を表示/入力部32に表示させると共に、タブレット端末30の位置P1を表示させる。タブレット端末30の位置が、滑走路R3の中央付近に位置する場合、灯火制御装置10は、滑走路R2に係る画像IM12を表示/入力部32に表示させると共に、タブレット端末30の位置P2を表示させる。また、灯火制御装置10は、タブレット端末30の表示/入力部32に画像IM12を表示させるのに代えて、タブレット端末30の位置を含む所定領域を表示/入力部32に表示させてもよい。タブレット端末30が位置P2に位置する場合、例えば、灯火制御装置10は、画像IM12の領域T3*部分を表示/入力部32に拡大表示させてもよい。このように、灯火制御装置10は、タブレット端末30の飛行場内の位置に応じて、表示させる滑走路の画像を選択するため、灯火の点検等する作業員の作業効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、位置特定部は、複数の衛星から電波を受信して自装置の位置を特定したが、飛行場内に灯火制御装置10とタブレット端末30との通信を中継する中継装置を複数配置し、灯火制御装置10が複数の中継装置が受信した電波に基づいて、タブレット端末30の位置情報を推定してもよい。例えばタブレット端末30により発信された電波は、複数の中継装置により受信される場合があるが、灯火制御装置10は、それぞれの中継装置が取得した電波の強度や、到達時間に基づいてタブレット端末30の位置を推定することができる。灯火制御装置10は、推定したタブレット端末30の位置に基づいて、タブレット端末30が位置する滑走路を推定し、タブレット端末30の表示/入力部32に推定した滑走路に係る画像を表示させる。なお、中継装置が受信した電波に基づいて、灯火制御装置10がタブレット端末30の位置を特定することに代え、灯火制御装置10が中継装置からタブレット端末30の位置情報を取得してもよい。この場合、中継装置が、タブレット端末30から受信した電波に基づいて、タブレット端末30の位置を特定する。
以上説明した第5の実施形態に係る灯火制御システム1によれは、第1の実施形態と同様の効果を奏する他、タブレット端末30の位置特定部が特定した位置情報に基づいて、表示/入力部32に表示させる画像を選択するため、灯火の点検等を行う作業員等は容易に自身の位置を認識できる。
なお、第1の実施形態から第5の実施形態に係る処理は排他的な関係になく、第1の実施形態から第5の実施形態に係る処理の全部または一部を組み合わせて実行してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、操作者による入力操作を受け付けるタッチパネルと、入力操作に対応する制御信号を生成する制御信号生成部とを備えるタブレット端末30から無線通信により制御信号を取得する取得部と、取得部が取得した制御信号に基づいて、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を実行する制御部とを持つことにより、利便性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A…灯火制御システム、10…灯火制御装置、14…中央制御部(制御部)、16…通信部(取得部)、20…灯火装置(実行部)、30…タブレット端末、32…表示/入力部、34…制御部、36…無線通信部、40…灯火サブシステム(記憶部)、L、L1〜L2…灯火、AP…飛行場、R1〜R4…滑走路、T1、T2…誘導路
Claims (12)
- 操作者による入力操作を受け付けるタッチパネルと、前記入力操作に対応する制御信号を生成する制御信号生成部とを備えるタブレット端末から、無線通信により前記制御信号を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記制御信号に基づいて、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を行う制御部と、
を備える灯火制御装置。 - 前記制御部は、前記制御信号を前記灯火の制御を実行する実行部を制御するための信号に変換し、前記変換した信号を前記灯火の制御を実行する実行部に出力する、
請求項1記載の灯火制御装置。 - 前記制御部は、無線通信により、操作者による入力操作を受け付けるための入力操作画像を表示するための情報を前記タブレット端末に送信し、
前記取得部は、前記タブレット端末から無線通信により、前記入力操作画像に対して入力操作された信号に対応する制御信号を取得する、
請求項1または請求項2記載の灯火制御装置。 - 前記制御部は、前記制御信号に基づいて記憶部に記憶された前記灯火に対応づけられた情報を読み出して、前記読み出した情報を前記タブレット端末に送信する、
請求項1から3のうちいずれか1項記載の灯火制御装置。 - 前記灯火に対応づけられた情報は、前記灯火の位置情報または灯火の仕様である、
請求項4項記載の灯火制御装置。 - 前記取得部は、前記入力操作を受け付けたタブレット端末の識別情報または前記タブレット端末の操作権限を識別可能な権限情報を取得し、
前記制御部は、前記識別情報または前記権限情報に対応する画像を前記タブレット端末に送信する、
請求項1から5のうちいずれか1項記載の灯火制御装置。 - 前記取得部は、前記入力操作を受け付けたタブレット端末の識別情報または前記タブレット端末の操作権限を識別可能な権限情報を取得し、
前記制御部は、前記識別情報または前記権限情報に基づいて前記制御信号を受け付けるか否かを判定し、前記制御信号を受け付けると判定した場合に、前記制御信号に対応する前記灯火の制御を実行する、
請求項1から6のうちいずれか1項記載の灯火制御装置。 - 前記取得部は、前記制御信号に加え、前記タブレット端末の位置を特定するための位置情報を取得し、
前記制御部は、前記位置情報を反映した前記入力操作画像を前記タブレット端末に送信する、
請求項3記載の灯火制御装置。 - 前記制御部は、前記灯火が設置された複数の滑走路または誘導路のうち、前記位置情報に対応する領域に含まれる滑走路または誘導路を表示する前記入力操作画像を前記タブレット端末に送信する、
請求項8記載の灯火制御装置。 - 操作者による入力操作を受け付けるタッチパネルと、前記入力操作に対応する制御信号を生成する制御信号生成部とを備えるタブレット端末から無線通信により制御制御信号を取得し、
前記取得した前記制御信号に基づいて、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を実行する、
灯火制御方法。 - コンピュータに、
操作者による入力操作を受け付けるタッチパネルと、前記入力操作に対応する制御信号を生成する制御信号生成部とを備えるタブレット端末から、無線通信により前記制御信号を取得させ、
前記取得させた前記制御信号に基づいて、飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を実行させる、
灯火制御プログラム。 - タブレット端末に、
タッチパネルになされた飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御の入力操作を受け付けさせ、
前記入力操作に対応する制御信号を生成させ、
前記制御信号を、無線通信により飛行場の滑走路または誘導路に複数設置された灯火の制御を実行する灯火制御装置に送信させる、
灯火制御プログラム。
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