JP2014075025A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者における利用状況を他人が直ちに把握できるようにする。
【解決手段】複数の形状のうちいずれかの形状をとることができる電子機器であって、形状検出部は自機器の形状を検出し、選択部は複数のソフトウェアから前記形状検出部が検出した形状に対応したソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアを機能させる。また、前記複数のソフトウェアのそれぞれは、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアである。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子機器に関する。
仮想化技術は、1台の電子機器において、複数のオペレーティングシステム(OS:Operating System)を動作させる技術である。OSは、ハードウェアの稼動や動作状態を管理・制御するシステムソフトウェアであり、基本ソフトウェアとも呼ばれる。利用者は、OSが動作している端末装置にアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)を実行させることで、所望の機能、例えば、通信等を実現する。仮想化技術により2個以上のOSの各々について、それぞれ別個の機器を用いる場合と同様にアプリケーションを独立に実行することができる。かかる態様の仮想化は、OSレベルの仮想化と呼ばれることがある。
特許文献1には、携帯端末OSとデータ処理OSを具備し、携帯性を損なうことなくパーソナルコンピュータ端末として使用できるとともに、情報の漏洩や改ざんの阻止に配慮した携帯通信端末装置について記載されている。また、実行OSの切替は外部記憶装置の着脱又はスイッチの切替により行い、利用者のニーズに応じたOS/AP(Application Software)を使用し、状況に応じてそれらを変えることを可能とすることが記載されている。
かかる電子機器において、複数のOSやその他のアプリケーションを周囲の状況に応じて使い分ける応用が提案されている。その一例として、例えば私用のOSと業務用のOSとを利用し分けるソリューションが提案されている。このソリューションは、BYOD(Bring Y our Own Device)と呼ばれる従業員が私物の電子機器を企業内に持ち込んで業務に使用する際の一つのソリューションである。BYODは、事業主、従業員双方に利点が得られる点で、普及が見込まれている。例えば、事業主にとっては管理コストの低減、従業員にとっては複数の機器を所持することや、使い分けることを回避できるという利点がある。また、複数のOSを利用し分けることにより、職場からの機密情報の漏洩や個人情報の流出等のリスクを低減することができる。
特開2006−277204号公報
しかしながら、上述の複数のOSを利用し分ける電子機器は様々な場面で利用され、必ずしも利用者本人やその周囲の他人にとって好ましい場面に限られない。他方、利用者がいかなる状況で当該電子機器を利用しているかを、その他人が直ちに把握できないという問題があった。例えば、上述のソリューションでは、当該電子機器が職場において就業時間内に私的に利用されることがある。そのため、事業主やその管理者(以下、管理者等と呼ぶ)は、従業員において上述の電子機器を業務で利用しているか、私用で利用しているか直ちに判別することが困難であったという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、利用者における利用状況を他人が直ちに把握できるようにすることを課題とする。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、複数の形状のうちいずれかの形状をとることができる電子機器であって、自機器の形状を検出する形状検出部と、複数のソフトウェアから前記形状検出部が検出した形状に対応したソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアを機能させる選択部と、を備え、前記複数のソフトウェアのそれぞれは、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアである、電子機器である。
(2)本発明の他の態様は、上述の電子機器において、前記選択部は、前記複数のソフトウェアのうち、選択されなかったソフトウェアを機能させないことを特徴とする。
(3)本発明の他の態様は、上述の電子機器において、少なくとも一部分と他の部分との位置関係が変化可能であって、前記形状検出部は、前記位置関係を前記形状として検出することを特徴とする。
(4)本発明の他の態様は、上述の電子機器において、少なくとも一部分が他の部分と分離可能であって、前記形状検出部は、前記一部分と他の部分とが分離されたか否かを前記形状として検出することを特徴とする。
(5)本発明の他の態様は、上述の電子機器において、前記選択部が機能させたソフトウェアを実行して生成したデータに基づく画像を表示する表示部、又は操作入力に係る入力信号を前記選択部が機能させたソフトウェアに供給する操作部を備えることを特徴とする。
(6)本発明の他の態様は、複数の形状のうちいずれかの形状をとることができる電子機器における制御方法であって、前記電子機器において、前記電子機器の形状を検出する形状検出過程と、複数のソフトウェアから前記形状検出過程で検出した形状に対応したソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアを機能させる選択過程とを有し、前記複数のソフトウェアのそれぞれは、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアであることを特徴とする制御方法である。
(7)本発明の他の態様は、複数の形状のうちいずれかの形状をとることができる電子機器のコンピュータに、前記電子機器の形状を検出する形状検出手順、複数のソフトウェアから前記形状検出手順で検出した形状に対応したソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアを機能させる選択手順を実行させるための制御プログラムであって、前記複数のソフトウェアのそれぞれは、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアである。
本発明によれば、他人が利用者における利用状況を直ちに把握することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の一例の外観を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の一例の外観における他の態様を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の一例の外観におけるさらに他の態様を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の他の例の外観を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の他の例の外観における他の態様を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の他の例の外観におけるさらに他の態様を示す外観図である。 仮想化機能部の論理的階層構成の一例を示す概念図である。 仮想化機能部の論理的階層構成の他の例を示す概念図である。 本実施形態に係る電子機器1の内部構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る仮想化機能部の論理的階層構成の一例を示す概念図である。 本実施形態に係る仮想化機能部の論理的階層構成のその他の例を示す概念図である。 本実施形態に係る仮想化機能部の論理的階層構成のさらに他の例を示す概念図である。 本実施形態に係るアクティブなOSの例を示す概念図である。 本実施形態に係るOS情報及び操作部選択情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る機器制御処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の外観の一例を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の外観のその他の例を示す外観図である。 本実施形態に係る電子機器の内部構成を示す概念図である。 本発明の第3の実施形態に係るOS表示の一例を示す概念図である。 本実施形態に係るOS表示の他の例を示す概念図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器の一例(電子機器1A)の外観を示す外観図である。
電子機器1Aは、表示部101Aと操作部103Aを含んで構成される携帯電話機である。表示部101Aは、画像を表示するディスプレイを含んで構成される。表示部101Aは、表示パネルと利用者がディスプレイ上で指示した座標情報を取得する第1操作部102A(後述)のタッチパネルとが一体化されたものである。なお、タッチパネルは、表示パネルを組み込んだものであってもよい。以下では、第1操作部102Aと区別するために、操作部103Aを第2操作部103Aと呼ぶことがある。
第2操作部103Aは、複数のキーを含んで構成されるキー入力部である。それぞれのキーは、利用者の操作を受けて押下されることが可能であり、第2操作部103Aは、押下されたキーそれぞれに対応する電気信号を生成する。
表示部101Aは、第2操作部103Aの表面の少なくとも一部に密着したまま長手方向(図1において、上下方向)の相対的な位置をずらす(スライドする)ことによって両者間の位置関係を変化させることができる。図1は、表示部101Aに対して第2操作部103Aが最も下(下端)にずらして配置されている状態を示す。
この状態において、電子機器1Aは、全体として長手方向の長さが最も長い形状をとる。
図2は、本実施形態に係る電子機器1Aの外観における他の態様を示す外観図である。
図2は、表示部101Aに対して第2操作部103Aが最も上(上端)にずらして配置されている状態を示す。この状態において、電子機器1Aは、全体として長手方向の長さが最も短い形状をとる。
図3は、本実施形態に係る電子機器1Aの外観におけるさらに他の態様を示す外観図である。図3は、表示部101Aに対して第2操作部103Aが下端から上端の中間に配置されている状態を示す。つまり、図3が示す状態は、第2操作部103Aが下端から上端(又は上端から下端)に遷移している中間の状態を示す。
従って、電子機器1Aは、図1が示す形状(以下、「形状A1」と呼ぶ)と、図2が示す形状(以下、「形状A2」と呼ぶ)の2つの形状を有し、その2つの形状の間を相互に遷移することが可能である。なお、電子機器1Aは、表示部101Aと第2操作部103Aとの間に、それらの間の位置関係を一時的に固定する支持具(図示せず)を備えてもよい。これにより、利用者が電子機器1Aを変形させる操作を行わない限り形状A1又は形状A2を維持できる。
図4は、本実施形態に係る電子機器の他の例(電子機器1B)の外観を示す外観図である。
電子機器1Bは、表示部101Bと第2操作部103Bを含んで構成される小型パーソナルコンピュータである。表示部101Bは、表示パネルの上にタッチパネルを重ねて構成される。このタッチパネルは第1操作部102B(後述)を構成する。
第2操作部103Bは、複数のキーを含んで構成されるキー入力部である。
表示部101Bは、第2操作部103Bの表面の少なくとも一部に密着したまま短手方向(図4において、上下方向)の相対的な位置をずらすことによって両者間の位置関係を変化させることができる。図4は、表示部101Bに対して第2操作部103Bが下端に配置されている状態を示す。この状態において、電子機器1Bは、全体として短手方向の幅が最も広い形状をとる。
図5は、本実施形態に係る電子機器1Bの外観における他の態様を示す外観図である。
図5は、表示部101Bに対して第2操作部103Bが上端に配置されている状態を示す。この状態において、電子機器1Bは、全体として短手方向の幅が最も狭い形状をとる。
図6は、本実施形態に係る電子機器1Bの外観におけるさらに他の態様を示す外観図である。図6は、第2操作部103Bが下端から上端(又は上端から下端)に遷移している中間の状態を示す。
従って、電子機器1Bは、図4が示す形状(以下、「形状B1」と呼ぶ)と、図5が示す形状(以下、「形状B2」と呼ぶ)の2つの形状を有し、その2つの形状の間を相互に遷移することが可能である。なお、電子機器1Bは、表示部101Bと第2操作部103Bとの間に、それらの間の位置関係を一時的に固定する支持具(図示せず)を備えてもよい。これにより、利用者が電子機器1Bを変形させる操作を行わない限り、形状B1又は形状B2を維持することができる。
以下の説明では、電子機器1A、1Bを電子機器1と総称する。電子機器1は、OSを用いて動作が制御され、利用者による操作入力が受け付けられ、画像を表示する電子機器である。電子機器1は、上述のように携帯電話機(いわゆるスマートフォン等の多機能携帯電話機も含む)、小型パーソナルコンピュータ(タブレットコンピュータ、いわゆるネットブック等の機能を限定したパーソナルコンピュータも含む)、に限らない。また、第1操作部102A、102Bを第1操作部102と総称する。第2操作部103A、103Bを第2操作部103と総称する。
(仮想化機能部の論理的階層構成の例)
次に、電子機器1において仮想化機能を実現する仮想化機能部106(後述)が採用する論理的階層構成の例について図7、図8を用いて説明する。図7、図8に示す論理的階層構成は、仮想化機能部106の構成の一部を示す。
図7は、仮想化機能部106の論理的階層構成の一例(仮想化機能部106A)を示す概念図である。
仮想化機能部106Aは、後述するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)105が実行するソフトウェアの機能を実現する。ハードウェア10は、電子機器1を物理的に構成する有体物であり、例えば、CPU105、その他の部品やこれらの部品を収納する筐体を含む。筐体は、例えば後述する電気接点を備える。ここで、仮想化機能部106Aは、CPU105がハイパーバイザ(hypervisor)1061A、OS1・1062−1、及びOS2・1062−2を実行して仮想化を実現する。
図7においてハードウェア10の真上に示されているハイパーバイザ1061Aは、ハードウェア10が直接実行するソフトウェアである。ハイパーバイザとは、一般に他のOS(ゲストOSとも呼ばれる)の稼動や動作状態(以下、動作等、と呼ぶ)を管理及び制御(以下、制御等、と呼ぶ)することでOSレベルの仮想化を実現する制御プログラムである。ハイパーバイザは、仮想化モニタ、仮想化OSと呼ばれることがある。
図7においてハイパーバイザ1061Aの真上に示されている2個のOS(OS1・1062−1、OS2・1062−2)は、それぞれハイパーバイザ1061Aが制御等しているゲストOSである。OS1・1062−1、OS2・1062−2は、それぞれ独立にアプリケーションの動作等を制御等する。アプリケーションは、利用者が所望する機能、例えば、通信等を実現する動作をハードウェア10に実行させるプログラムである。この動作には、データ処理の他、画像の表示、音声の再生等の情報提示、利用者による起動・停止等の指示や座標情報の入力等の操作入力、又はこれらの組み合わせも含まれる。これにより、OS1・1062−1、OS2・1062−2によって動作等が制御等されているアプリケーションは、あたかも独立な機器上で動作等が制御等される場合と同様に実行される。このことは、OS1・1062−1、OS2・1062−2が、それぞれ仮想的に独立な機器を構成していること、つまり仮想マシン1、2を実現することを示す。
なお、ハイパーバイザ1061Aのようにハードウェア10を直接動作等させ、ゲストOSの動作等を制御等するハイパーバイザは、タイプ1(Type1)ハイパーバイザと呼ばれる。タイプ1ハイパーバイザは、ベアメタルハイパーバイザ、又はネイティブハイパーバイザ、とも呼ばれる。
次に、仮想化機能部106の論理的階層構成の他の例について説明する。上述と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
図8は、仮想化機能部106の論理的階層構成の他の例(仮想化機能部106B)を示す概念図である。
仮想化機能部106Bは、CPU105がホストOS1063、ハイパーバイザ1061B、OS1・1062−1、及びOS2・1062−2を実行して仮想化(図8の例では、仮想マシン1、2)を実現する。
図8においてハードウェア10の真上に示されているホストOS1063は、ハードウェア10が直接実行するOSである。ホストOS1063は、ハイパーバイザ1061Bの他に、アプリケーションの動作等を制御等するOSである。
ハイパーバイザ1061Bは、ホストOS1063により動作等が制御等されるとともに、ゲストOS(図8の例では、OS1・1062−1、OS2・1062−2)の動作等を制御等する制御プログラムである。
ハイパーバイザ1061BのようにホストOSにより動作等が制御等され、ゲストOSの動作等を制御等するハイパーバイザは、タイプ2(Type2)ハイパーバイザと呼ぶことがある。タイプ2ハイパーバイザは、ホストハイパーバイザ、とも呼ぶことがある。
本実施形態に係る、電子機器1は、仮想化機能部106A、106Bのいずれか又は双方を備えていてもよい。以下、仮想化機能部106A、106Bを、仮想化機能部106と総称する。また、ハイパーバイザ1061A、1061Bをハイパーバイザ1061と総称する。
ハイパーバイザ1061が動作等を制御等するゲストOSの数は、2個には限られず、2個よりも多い複数個(例えば、3個)であってもよい。複数のゲストOSをゲストOS1062と総称する。
CPU105は、その起動時にハイパーバイザ1061もしくは、それとともにゲストOS1062をインストールし実行を開始する。また、ハイパーバイザの実行中にCPU105は、新たなゲストOS1062をインストールし実行を開始してもよいし、実行中のゲストOSのいずれかのゲストOSの実行を停止しアンインストールしてもよい。
(内部構成について)
次に、電子機器1の内部構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る電子機器1の内部構成を示す概略ブロック図である。
電子機器1は、表示部101、第1操作部102、第2操作部103、ROM(Read Only Memory、読出専用メモリ)104、CPU105、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)109、及び通信部110を含んで構成される。CPU105は仮想化機能部106を含んで構成され、仮想化機能部106は、形状検出部107とOS切替部(選択部)108を含んで構成される。図9では、仮想化機能部106の構成として、図7の仮想化機能部106Aまたは図8の仮想化機能部106Bに付加された形状検出部107とOS切替部108のみを示す。
表示部101は、上述したように、CPU105が実行しているアプリケーションの全部又は一部から入力された画像信号に基づく画像を表示する。
第1操作部102は、利用者による操作入力を受けつけ、入力態様(例えば、入力キーの種別、指示された座標)に応じた操作信号をCPU105が実行しているアプリケーションの全部又は一部に出力する。表示部101と第1操作部102は、互いに一体化して構成されたタッチパネルであってもよい。
第2操作部103は、利用者による操作入力を受けつけ、入力態様に応じた操作信号をCPU105が実行しているアプリケーションの全部又は一部に出力する。第2操作部103は、上述の第2操作部103A、103B(図1、4参照)のように表示部101とも第1操作部102とは別体として構成されたキー入力部であってもよい。また、第2操作部103からの操作信号の出力先となるアプリケーションの動作等を制御等するOSは、第1操作部102からの操作信号の出力先となるアプリケーションの動作等を制御等するOSと異なっていてもよい。
ROM104は、記録されている情報を読み出すことができる不揮発性の読出し記憶媒体である。ROM104には、CPU105が実行するソフトウェア(ホストOS、ゲストOS、ハイパーバイザ、アプリケーション等)が予め記憶されている。ROM104に記憶されているアプリケーションは、予め動作等が制御等されるゲストOS1062又はホストOS1063のそれぞれに対応付けて記憶されていてもよい。
CPU105は、起動時にROM104からソフトウェアを読み出し、読み出したソフトウェアを実行する。CPU105は、上述のように仮想化を実現する仮想化機能部106を実行する。アプリケーションの動作等は、前述のゲストOS1062又はホストOS1063のうち対応付けられたOSに制御等される。
仮想化機能部106は、さらに形状検出部107とOS切替部108を備える。
形状検出部107は、電子機器1の形状を検出し、検出した形状を示す形状信号をOS切替部108に出力する。例えば、電子機器1Aに備えられた形状検出部107は、形状A1(図1参照)又はA2(図2参照)をとっているかを検出する。そこで、電子機器1Aは、第2操作部103Aが上端に配置された場合、下端に配置された場合のそれぞれ又は片方の場合に第2操作部103Aと接触する対になった電気接点(図示せず)を備える。形状検出部107は、それぞれ又は片方の接点を介して導通された電気信号に基づいて、それぞれの形状を検出する。形状検出部107は、接点を介して導通された電気信号が検出されなかった場合には、電子機器1Aが遷移中の形状(図3参照)又は片方の形状をとることを判定するようにしてもよい。
また、電子機器1Bに備えられた形状検出部107は、形状B1(図4参照)又はB2(図5参照)をとっているかを検出する。そこで、電子機器1Bは、第2操作部103Bが上端に配置された場合、下端に配置された場合のそれぞれ又は片方の場合に第2操作部103Bと接触する対になった電気接点(図示せず)を備える。形状検出部107は、それぞれ又は片方の接点を介して導通された電気信号に基づいて、それぞれ又は片方の形状を検出する。形状検出部107は、接点を介して導通された電気信号が検出されなかった場合に、電子機器1Bが遷移中の形状(図6参照)又は片方の形状をとることを判定するようにしてもよい。
OS切替部108は、形状検出部107から入力された形状信号が示す形状に対応付けられたOSを選択し、選択したOSを示すOS情報を生成する。ここで、RAM109には、形状信号とOSを示すOS情報が予め対応付けられて記憶されている。OS切替部108は、形状検出部107から入力された形状信号に対応するOS情報をRAM109から読み出す。OS情報の例については後述する。
OS切替部108は、選択したゲストOS1062を機能させる。ここで「機能させる」とは、利用者に認識される処理(そのゲストOS1062が動作等を制御等するアプリケーションが行う処理も含む)を実行すること、もしくは、実行している処理を利用者に認識される状態にすることを指す。つまり、そのゲストOS1062及びそのゲストOS1062が動作等を制御等するアプリケーション(以下、ゲストOS1062等と呼ぶ)の処理を顕示することである。言い換えれば、「機能させる」ことには、その対象となる処理を実行されていない状態から新たに開始することや、従前から継続されていて利用者に認識されない状態から認識される状態に変更することを含む。
以下の説明では、選択したゲストOS1062、つまり機能させたゲストOS1062を「アクティブなOS」と呼ぶことがある。また、選択したゲストOS1062を機能させることを「アクティブにする(アクティベート(activate)、活性化ともいう)」と呼ぶことがある。
「利用者に認識される処理」とは、例えば、画像表示、操作入力、もしくはそれらの処理を含む処理の組み合わせ等がある。かかる処理の組み合わせとして、例えば通信が該当する。
画像表示では、CPU105は、対象のゲストOS1062等が実行して生成した画像信号を表示部101に出力する処理を行う。操作入力では、CPU105には、対象のゲストOS1062等が第1操作部102又は第2操作部103から入力された操作信号を用いる処理を行う。このとき、OS切替部108は、操作信号の入力元として第1操作部102と第2操作部103のいずれかを、形状信号に基づいて選択するようにしてもよい。そのために、RAM109には、第1操作部102と第2操作部103のいずれかを示す操作部選択情報と形状信号を予め対応づけて記憶しておく。操作部選択情報の例については、後述する。
OS切替部108が選択したゲストOS1062以外に、既に機能しているゲストOS1062(以下、他のゲストOS1062と呼ぶ)がある場合には、OS切替部108は、他のゲストOS1062について機能している状態を停止する。つまり、OS切替部108は、他のゲストOS1062等が実行している利用者に認識される処理を停止、もしくは、その実行している処理を利用者に認識されない状態にする。言い換えれば、「機能している状態を停止」することには、その対象となる処理の実行を停止することや、その実行を継続しながら利用者に認識される状態から認識されない状態に変更することを含む。従って、ゲストOS1062が実行している処理であって利用者に認識されない処理は、そのまま継続されてもよい。他のゲストOS1062について機能している状態を停止することを「デアクティベート(deactivate、非活性化ともいう)」と呼ぶことがある。
OS切替部108は、「機能させる」例として、選択したゲストOS1062に、そのゲストOS1062等が実行して生成した画像信号を表示部101へ出力することを許可する。その他の例として、OS切替部108は、選択したゲストOS1062に、そのゲストOS1062等の実行中に第1操作部102又は第2操作部103からの操作信号が入力されることを許可する。
そして、OS切替部108は、「機能している状態を停止」する例として、他のゲストOS1062に、そのゲストOS1062等が生成した画像信号の表示部101への出力を停止させる。また、他のゲストOS1062に、そのゲストOS1062等の実行中に第1操作部102又は第2操作部103からの操作信号の入力を停止させる。これらの例によれば、機能している他のゲストOS1062から、選択されたゲストOS1062に表示画面の描画権、操作の受取権が仮想的に譲渡される。
RAM109は、読み書き可能な揮発性記憶媒体である。RAM109には、CPU105で処理されたデータや、処理に用いるデータを一時的に記憶する。RAM109には、例えば、上述のように、形状信号とOS情報を対応付けて記憶する。また、RAM109には、操作部選択情報とOS情報がさらに対応付けて記憶されていてもよい。
通信部110は、CPU105から入力された送信信号を他の機器に送信し、他の機器から受信した受信信号をCPU105に出力する。通信部110は、送信信号や受信信号を無線で行う無線通信インタフェースであってもよいし、有線で行う有線通信インタフェースであってもよい。
(本実施形態に係る仮想化機能部の論理的階層構成例)
次に、仮想化機能部106(図9)の例として形状検出部107(図9参照)が適用された仮想化機能部106A(図7参照)又は仮想化機能部106B(図8参照)の論理的階層構成の例について説明する。上述と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
図10は、本実施形態に係る仮想化機能部106の論理的階層構成の一例を示す概念図である。
図10に示す例では、形状検出部107及びOS切替部108は、仮想化機能部106A(図7参照)においてハイパーバイザ1061Aに備えられている。これにより、形状検出部107は、ハイパーバイザ1061AによるゲストOS1062の動作等の制御等と並列に電子機器1の形状を検出することができる。例えば、形状検出部107は、一定時間(例えば、1秒)間隔でハードウェア10からの電気信号の入力を受け付け(ポーリング)、電子機器1の形状を検出することができる。又は、CPU105が備える割り込み機能によりハードウェア10からの電気信号の入力を受け付け、電子機器1の形状を検出することができる。そして、検出した形状を示す形状信号をOS切替部108に出力する。OS切替部108は、形状検出部107から入力された形状信号に基づいて選択したゲストOS1062を機能させる。これにより、形状の検出、機能させるゲストOS1062の選択といった処理とゲストOS1062の動作等の制御等とを容易に同期することができる。
図11は、本実施形態に係る仮想化機能部106の論理的階層構成のその他の例を示す概念図である。
図11に示す例では、形状検出部107は、仮想化機能部106A(図7参照)においてゲストOSの少なくともいずれか、ここでは、OS1・1062−1、に備えられている。これにより、形状検出部107は、OS1・1062−1によるアプリケーションの動作等の制御等と並列に電子機器1の形状を検出することができる。但し、形状検出部107における電子機器1の形状の検出にかかる処理は、ハイパーバイザ1061Aや他のOS(ここでは、OS2・1062−2)と独立である。OS1・1062−1はハイパーバイザ1061Aに対して情報を通知(ハイパーバイザコールとも呼ばれる)することができるため、ハイパーバイザ1061Aに備えられたOS切替部108において機能させるゲストOS1062を選択する処理と、形状検出部107における電子機器1の形状を検出する処理とを同期させることは可能である。
OS切替部108は、仮想化機能部106A(図7参照)においてハイパーバイザ1061Aに備えられている。OS切替部108では、形状検出部107から形状信号が入力されたときに、ハイパーバイザ1061AにおけるゲストOS1062の動作等の制御等とは非同期に機能させるゲストOS1062を選択する(割り込み)。
図12は、本実施形態に係る仮想化機能部106の論理的階層構成のさらに他の例を示す概念図である。
図12に示す例では、形状検出部107及びOS切替部108は、仮想化機能部106B(図8参照)においてホストOS1063に備えられている。OS切替部108は、ハイパーバイザ1061Bが動作等を制御等しているゲストOSから、形状検出部107が検出した形状に対応するゲストOSを選択する。なお、ホストOS1063も一つのOSであるからホストOS1063自身をゲストOSとして選択することも可能である。
これにより、形状検出部107は、ハイパーバイザ1061Bやアプリケーションの動作等の制御等と並列して電子機器1の形状を検出することができる。これにより、形状の検出、機能させるゲストOS1062の選択といった処理と、ハイパーバイザ1061Bの動作等の制御等とを包括して同期することができる。
なお、形状検出部107は、図10に示す例と同様に、ハイパーバイザ1061Bに備えられていてもよいし、図11に示す例と同様に、ゲストOS1062のいずれかに備えられていてもよい。OS切替部108は、図10、図11に示す例と同様に、ハイパーバイザ1061Bに備えられていてもよい。
(アクティブなOSの例)
次に、アクティブなOSとして選択されたOSの例について説明する。上述と同一の構成については同一の符号を付して説明を援用する。
図13は、本実施形態に係るアクティブなOSの例を示す概念図である。
図13において、仮想化機能部106Aの論理的階層構成(図10参照)において、OS2・1062−2を囲む破線の四角形は、OS2・1062−2がアクティブなOSとして選択されたことを示す。
図13では、ハードウェア10の一部である、表示部101の例として表示画面と、他の一部である第1操作部102の例としてタッチパネルが用いられることを示す。このタッチパネルは、表示部101A(図1参照)と同様に表示画面と一体化されているものである。
ここで、OS2・1062−2から表示部101に向かう矢印は、仮想化機能部106Aに、OS2・1062−2等が実行して生成した画像信号を表示部101に出力することを示す。これにより表示部101が仮想化機能部106Aから入力された画像信号に基づく画像を表示する。言い換えれば、OS2・1062−2が実現する仮想マシン2には表示画面の描画権が付与されていることが示される。
ここで、第1操作部102からOS2・1062−2に向かう矢印は、仮想化機能部106Aが、OS2・1062−2等が実行する際、第1操作部102から操作信号が入力されることを示す。言い換えれば、OS2・1062−2が実現する仮想マシン2には操作の受取権が付与されていることが示される。
(OS情報、操作部選択情報の例)
次に、本実施形態に係るOS情報及び操作部選択情報の例について説明する。
図14は、本実施形態に係るOS情報及び操作部選択情報の一例を示す図である。
図14において、最左列、最左列から2番目の列、最右列は、それぞれ形状信号、OS情報及び操作部選択情報を示す。図14の上から2行目は、形状信号が示す形状A1(図1参照)にOS情報が示すOS1・1062−1と操作部選択情報が示す第2操作部103A(図1参照)が対応付けられていることを示す。この対応関係は、第2操作部103Aが下端に配置されたとき(形状A1)、アクティブなOSとしてOS1・1062−1が選択され、操作信号の入力元として第2操作部103Aが選択されることを示す。なお、OS1・1062−1は同時に第1操作部102Aからの操作信号の入力を受け付けることが可能であってもよい。
図14の最下行は、形状信号が示す形状A2(図2参照)にOS情報が示すOS2・1062−2と操作部選択情報が示す第1操作部102Aが対応付けられていることを示す。この第1操作部102Aは、表示部101A(図2参照)の表示パネルと一体化されたタッチパネルである。この対応関係は、第2操作部103Aが上端に配置され、表示部101Aに表面が覆われる(形状A2)場合であるとき、アクティブなOSとしてOS2・1062−2が選択され、操作信号の入力元として第1操作部102Aが選択されることを示す。これにより、検出された形状に対応したゲストOSと操作部が選択される。
また、図1に示す第2操作部103Aのように、形状によって利用者が操作できない操作部がある場合には、その操作部を操作信号の入力元の候補から予め排除しておく。そのために、形状信号と利用者が操作可能な操作部を示す操作部選択情報を対応付けてRAM109に記憶させておけばよい。同様に、形状によって利用者が視認できない表示部がある場合には、その表示部を画像信号の出力先の候補から予め排除する。そのために、形状信号と利用者が視認可能な表示部を示す表示部選択情報をさらに対応付けてRAM109に記憶させておけばよい。そして、OS切替部108は、形状検出部107から入力された形状信号に対応する表示部選択情報をRAM109から読み出す。OS切替部108は、読み出した表示部選択情報が示す表示部に、選択されたOS等を実行して生成した画像信号を出力する。
(機器制御処理の例)
次に、本実施形態に係る機器制御処理について説明する。
図15は、本実施形態に係る機器制御処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)形状検出部107は、電子機器1の形状を検出し、検出した形状を示す形状信号をOS切替部108に出力する。形状検出部107は、例えば、電子機器1が形状A1(図1参照)をとっているか形状A2(図2参照)をとっているかを検出する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)OS切替部108は、形状検出部107が検出した形状がいかなる形状をとるかを判定し、判定した形状に対応するゲストOSを選択する。ここで、OS切替部108は、入力された形状信号に対応するOS情報をRAM109から読み出す。
検出した形状が形状A1である場合(ステップS102 A1)、ステップS103に進む。検出した形状が形状A2である場合(ステップS102 A2)、ステップS104に進む。
(ステップS103)OS切替部108は、選択したゲストOSがOS1・1062−1である場合、OS1・1062−1をアクティブにする。例えば、仮想化機能部106は、OS1・1062−1等が実行して生成した画像信号を表示部101に出力する。OS切替部108は、選択したゲストOSに対応する操作部として、第2操作部103を選択する。そして、仮想化機能部106は、OS1・1062−1等を実行する際、第2操作部103から操作信号が入力される。その後、処理を終了する。
(ステップS104)OS切替部108は、選択したゲストOSがOS2・1062−2である場合、OS2・1062−2をアクティブにする。例えば、仮想化機能部106は、OS2・1062−2等が実行して生成した画像信号を表示部101に出力する。OS切替部108は、選択したゲストOSに対応する操作部として、表示部101と一体化された第1操作部102を選択する。そして、仮想化機能部106は、OS2・1062−2等を実行する際、第1操作部102から操作信号が入力される。その後、処理を終了する。
なお、形状検出部107は、さらに遷移中の形状(図3、図6参照)であることを検出した場合には、OS切替部108は、直前に機能させていたゲストOS1062を継続して選択してもよいし、遷移先を先読みして直前に機能させていたゲストOSとは他のゲストOS1062を選択してもよいし、いずれのOSも選択しなくてもよい。
その他、OS切替部108は、形状の遷移によって機能が妨げられない操作部に対応するゲストOS1062を選択してもよい。例えば、OS切替部108は、電子機器1が形状A2をとる場合に、第1操作部102Aからの操作信号の出力先として選択されるOS2・1062−2を選択する。図3に示すように、第1操作部102A(表示部101Aと一体化したタッチパネル)は、表面に配置されているため、少なくとも一部が表示部101Aに覆われる第2操作部103Aとは異なり、利用者による操作入力が妨げられないからである(図3参照)。従って、利用者による操作入力が、形状の遷移に関わらず、常に可能になる。
このように本実施形態によれば、複数の形状のうちいずれかの形状をとることができる電子機器において、自機器の形状を検出する。また、本実施形態では複数のソフトウェアから、検出した形状に対応したソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアを機能させる。
これにより、本実施形態に係る電子機器に業務用と私用とで予め異なるソフトウェアとしてOSをインストールしておけば、当該電子機器の形状によって機能するOSを使い分けることができる。従って、管理者等は、利用者が当該電子機器を業務で利用しているか私用で利用しているかを、その形状を視認することで直ちに判別することができる。また、利用者においては、特段の操作を必要とせずに当該電子機器を変形することで、簡便にOSを使い分けることができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る電子機器2は、形状の変化の他の態様として、その一部が分離された形状をとることが可能(分離可能)な電子機器である。分離可能とは、全体が一体化された場合は勿論、分離された形状をとった場合でも、電子機器として期待される機能を奏することを示す。期待される機能とは、例えば、画像表示、操作入力、等である。
まず、電子機器2の外観について説明する。
図16は、本実施形態に係る電子機器2の外観の一例を示す外観図である。
電子機器2は、表示部101Cと第2操作部203を含んで構成される携帯通信端末装置である。図16は、電子機器2が、表示部101Cを含む本体部20(後述)と、第2操作部203を含む付属部21(後述)とが分離された形状(形状C1)をとっていることを示す。表示部101Cは、操作入力を受け付けるタッチパネルとして構成されている。
図17は、本実施形態に係る電子機器2の外観のその他の例を示す外観図である。
図17は、電子機器2が、表示部101Cを含む本体部20と、第2操作部203を含む付属部21とが一体化された形状(形状C2)をとっていることを示す。
つまり、電子機器2は、図16に示す「形状C1」と図17に示す「形状C2」の2つの形状をとりうる。
なお、電子機器2は、表示部101Cと第2操作部203との間に、それらの間の位置関係を一時的に固定する係合具(図示せず)を備えてもよい。これにより、電子機器2を分離させる操作を行わない限り、本体部20と付属部21とが一体化された形状を維持できるようにしてもよい。
次に、電子機器2の内部構成について説明する。上述と同一の構成については同一の符号を付してその説明を援用する。
図18は、本実施形態に係る電子機器2の内部構成を示す概念図である。
電子機器2は、本体部20と付属部21とを含んで構成される。
本体部20は、表示部101、第1操作部102、ROM104、CPU105、RAM109、第1通信部210、及び第2通信部211を含んで構成される。
表示部101は、表示部101A、101Bの他、さらに上述の表示部101Cを総称した呼称である。表示部101と第1操作部102は、上述の表示部101C(図16参照)のように両者が一体化して構成されたタッチパネルであってもよい。
形状検出部107は、電子機器2の形状として上述の形状C1又はC2のいずれかを検出し、検出した形状を示す形状信号をOS切替部108に出力する。ここで、形状検出部107は、例えば、表示部101Cと第2操作部203が接しているか否かにより、形状C1又はC2のいずれかを検出する。本体部20と付属部21が一体化されているとき(形状C2)に、例えば、表示部101Cと第2操作部203が互いに接する面に金属等の導体接点を備える。形状検出部107は、導体接点を通じて入力された電気信号を検出できたか否かによって、本体部20と付属部21が一体化されているか(形状C2)、否か(形状C1)を検出する。
第1通信部210は、上述の通信部110と同様に、CPU105から入力された送信信号を他の機器に送信し、他の機器から受信した受信信号をCPU105に出力する。
但し、第1通信部210は、送信信号の送信先又は受信信号の受信元となる他の機器は、電子機器2とは独立に利用される機器である。第1通信部210は、送信信号の送信又は受信信号の受信に際して、広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)、インターネット、公衆通信網(無線、有線のどちらでもよい)、構内ネットワーク(LAN:Local Area Network)のいずれか、又はそれらの任意の組み合わせを用いてもよい。
第2通信部211は、付属部21から受信した受信信号をCPU105に出力する。即ち、第2通信部211は、受信信号の受信元となる機器は、電子機器2の一部である付属部21である。
第2通信部211は、付属部21からの受信信号の受信に際して、近距離網を用いる。第2通信部211が用いる近距離網は、付属部21が送信する電波が到達する範囲が数mから数十mである近距離無線通信網、例えば、IEEE802.15.1で規定されている方式である。第2通信部211が用いる近距離網は、無線に限らず有線であってもよい。
付属部21は、第2操作部203、及び第3通信部212を含んで構成される。
第2操作部203は、第2操作部103(図9参照)と同様に、利用者による操作入力を受けつけ、入力態様に応じた操作信号を生成する。第2操作部203は、生成した操作信号を第3通信部212に出力する。
第3通信部212は、第2操作部203から操作信号を送信信号として入力される。第3通信部212は、送信信号を第2通信部211に近距離網又は本体部20と付属部21との接点を通過する有線信号を用いて送信する。この第3通信部212が送信した送信信号は、第2通信部211が受信する受信信号に相当する。
なお、RAM109には、形状C1を示す形状信号と、OS1・1062−1を示すOS情報と第1操作部102C(表示部101Cと一体化されたタッチパネル)を示す操作部選択情報を対応付けて記憶させておく。RAM109には、例えば、形状C2を示す形状信号と、OS2・1062−2を示すOS情報と第2操作部203を示す操作部選択情報を対応付けて記憶させておく。
これにより、形状検出部107が形状C1を検出したとき、OS切替部108は、OS1・1062−1を機能させるOSとして選択する。選択したOS1・1062−1は第1操作部102Cからの操作信号の出力先となり、表示部101へ画像信号を出力する。よって、電子機器2のうち本体部20単独(形状C1)で、OS1・1062−1が機能する。
他方、形状検出部107が形状C2を検出したとき、OS切替部108は、OS2・1062−2を機能させるOSとして選択する。選択したOS2・1062−2は、第2操作部203からの操作信号の出力先となり、表示部101へ画像信号を出力する。つまり、電子機器2は、本体部20と付属部21が結合した状態(形状C2)でOS2・1062−2が機能する。なお、選択したOS2・1062−2は、第1操作部102からの操作信号の入力を受け付けることも可能である。
このように本実施形態に係る電子機器は、一部が分離可能である。利用者においては、一部が分離された形状であるか否かによって、特段の操作を行わずに機能するOSを使い分けることができる。従って、管理者等は、利用者が当該電子機器を業務で利用しているか私用で利用しているかを、その形状一部が分離された形状であるか否かを視認することで直ちに判別することができる。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について説明する。上述の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る電子機器3は、形態の変化の他の態様として、複数の模様のうちいずれかをとることができ、模様に対応したゲストOSを機能させる。模様とは、形態の一つの要素であり、物体の表面に表れる線図、色分け、ぼかし等をいう。模様には、例えば、表示部101に表示される画像が含まれる。これに対して、上述の実施形態における形状は、形態の1つの要素であって、模様とは異なる要素である。形状とは、物体の空間を自ら仕切る輪郭である。つまり、本実施形態に係る電子機器3は、形状の変化が可能でなくてもよい。
電子機器3は、電子機器1(図9参照)の形状検出部107の代わりにOS表示制御部307(図示せず)を備え、OS切替部108の代わりにOS検出部308(図示せず)を備える。また、第1操作部102又は第2操作部103のうち、いずれか一方は省略されていてもよいし、両者とも備えられてもよい。以下の例では、第2操作部103が省略されている場合を例にとって説明する。
OS検出部308は、動作等を制御等しているアプリケーションがあるゲストOSを検出する。OS検出部308は、検出したゲストOSを示すOS情報を生成し、生成したOS情報をOS表示制御部307に出力する。
OS表示制御部307は、OS検出部308から入力されたOS情報に基づいてOS表示情報を生成する。例えば、RAM109には、OS情報とOS表示情報とを対応付けて記憶しておく。OS表示情報は、そのOSが利用されていることを人間が識別することができる表示(OS表示)に係る情報である。OS表示の例については後述する。
OS表示制御部307は、RAM109からOS情報に対応したOS表示情報を読み出し、読み出したOS表示情報を表示部101に出力する。
表示部101は、OS表示制御部307から入力されたOS表示情報に基づく画像、つまりOS表示を行う。
(OS表示の例)
次に、OS表示の例について説明する。
図19は、OS表示の一例(OS表示301)を示す概念図である。
図19に示す電子機器3は、その表面に表示部101Dを備える多機能携帯電話機である。表示部101Dは、その上端にOS表示301を表示している。OS表示301は、ゲストOS1062のうちいずれか、例えばOS1・1062−1が利用されていることを示す表示である。OS表示301に含まれる「業務用」の文字は、業務用のOS1・1062−1が利用されていることを示す。
OS表示301の一辺の長さ(横幅)は、少なくとも表示部101Dの一辺の長さの半分よりも大きく、その一辺の長さにより近似する長さ(例えば、90%)である。また、OS表示301の他の辺の長さ(縦幅)は、予め定めた距離(例えば、5m)から、その表示に含まれる文字を人間が容易に視認することができる長さである(例えば、3.0cm)。
私用のゲストOSとして、OS検出部308がOS2・1062−2を検出した場合には、表示部101Dは、OS2・1062−2に対応するOS表示を表示する。OS2・1062−2に対応するOS表示は、例えば、OS表示301において「業務用」の文字の代わりに「私用」の文字を含む。なお、OS2・1062−2に対応するOS表示を行わないことで、OS表示があるか否かによって管理者等は機能しているOSを見分けることも可能である。
これにより、電子機器3を利用している利用者の周囲にいる管理者等は、利用者が業務目的のゲストOS1・1062−1が利用されているか否かを容易に視認することができる。
図20は、OS表示の他の例(OS表示302)を示す概念図である。
図20は、表示部101Dが、その周縁部の全周にわたってOS表示302を表示している。OS表示302は、ゲストOS1062のいずれか、例えばゲストOS1・1062−1が利用されていることを示す表示である。
OS表示302は、表示部101Dの周縁部から予め定めた距離(例えば、5mm)だけ離れて、その周縁部に沿っている線画である。これにより、利用者の操作に伴って表示部101Dの一部が覆われても、残りの部分にOS表示302が表示されている領域がある。従って、管理者等は、利用者が電子機器3を利用中に、業務用のゲストOS1・1062−1が利用されているか否かを容易に視認することができる。
なお、OS表示302は、私用のゲストOS2・1062−2と対応付けられていてもよい。その場合には、管理者等は、利用者が電子機器3を利用中に、私用のゲストOS2・1062−2が利用されているか否かを容易に視認することができる。
なお、表示部101Dは、上述のOS表示301又は302を、予め定めた時間間隔(例えば、0.5−1.0秒)で点滅させながら表示してもよい。また、表示部101Dは、上述のOS表示301又は302を、周囲よりも明るく表示してもよいし、周囲とは異なる色で表示してもよい。これにより、OS表示301又は302は、より容易に視認される。
また、本実施形態では、CPU105は現在の日時を計測する計時部(図示せず)を備え、RAM109には、就業日(例えば、平日)と就業時間(例えば、午前9時から午後5時)を示す日時情報を記憶しておいてもよい。そして、OS表示制御部307は、計時部が計測した日時がRAM109に記憶されている日時情報が示す日時の範囲内である場合に、読み出したOS表示情報を表示部101に出力するようにしてもよい。従って、表示部101Dは、就業時間にのみ私用で用いられるゲストOSに係るOS表示を行い、就業時間外にはOS表示を行わない。これにより、OS表示は、就業時間にのみなされるので、利用者は就業時間外において安心して電子機器3を利用することができる。
従って、本実施形態では、動作しているソフトウェアを検出し、検出したソフトウェアに対応した形態をとる。そのため、管理者等は、利用者が電子機器3を業務で利用しているか私用で利用しているかを、その形態を視認することで直ちに判別することができる。
なお、上述した実施形態では、主に、電子機器1−3が2種類の形態(形状も含む)のいずれかをとり、それぞれの形態に、2つのゲストOS1062、又はゲストOS1062とホストOS1063のいずれかが対応付けられている場合を例にとって説明したが、上述した実施形態では、これには限られない。
上述した実施形態では、電子機器1−3が2種類より多い数(例えば、3種類)の形態のいずれかをとり、それぞれの形態に、複数のゲストOS1062、又は複数のゲストOSとホストOS1063のいずれかが対応付けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、電子機器1−3が複数の形態のいずれかをとり、それぞれの形態に、複数のOSの代わりに、複数のアプリケーションのいずれかが対応付けられていてもよい。また、対応付けられる複数のソフトウェアは、複数のOSもしくはアプリケーションのいずれかの種別に限られず、OSもしくはアプリケーションのいずれか任意の種別のソフトウェアが対応付けられていてもよい。
上述した実施形態において、OS切替部108が予め定めたOS情報として、私用のOSを示すOS情報を選択した場合には、通信部110又は第1通信部210は、そのOS情報が選択されたことを示すOS選択情報を他の機器に送信してもよい。同様に、OS検出部308が予め定めたOS情報として、私用のOSを示すOS情報を検出した場合には、通信部110は、そのOS情報が選択されたことを示すOS選択情報を他の機器に送信してもよい。送信先となる他の機器は、例えば、管理者等が管理するサーバ装置、携帯端末装置等である。
上述した実施形態では、電子機器1−3が示す形態(形状、画面表示を含む)に応じて、主に複数のOSを業務用か私用かに切り替える場合を例にとって説明したが、これには限られない。例えば、電子機器1−3において、実行時に電波を発する機能(無線通信等)を実現するアプリケーションとその他のソフトウェア(アプリケーション、OS、いずれでもよい)を利用し分けるようにしてもよい。これにより、利用者の周囲にいる他人は、電子機器1−3において電波を発する機能を利用者が使用しているか否かを容易に把握することができる。例えば、航空機において離陸直後や、着陸直前において計器類への障害を避けるために、乗客において電波を発する機器の使用が制限されることがある。このような状況のもとで、乗務員は、電子機器1−3の形態を目視して、乗客が電波を発する機能を使用しているか否かを直ちに認識することができる。これにより、乗務員は、乗客に対する誘導や指示を容易に行うことができる。
従って、上述した実施形態に係る電子機器1−3によれば、利用者における電子機器1−3の利用状況を、他人が直ちに把握することができる。
なお、上述した実施形態における電子機器1−3の一部、例えば、仮想化機能部106、形状検出部107、OS切替部108、OS表示制御部307及びOS検出部308をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子機器1−3のいずれかに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における電子機器1−3の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い電子機器1−3の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1(1A、1B)、2、3…電子機器、
10…ハードウェア、
101(101A、101B、101C、101D)…表示部、
102(102A、102B、102C)…第1操作部、
103(103A、103B)、203…第2操作部、
104…ROM、105…CPU、
106(106A、106B)…仮想化機能部、
1061(1061A、1061B)…ハイパーバイザ、
1062(1062−1、1062−2)…ゲストOS(OS1、OS2)、
1063…ホストOS、
107…形状検出部、108…OS切替部、109…RAM、110…通信部、
20…本体部、21…付属部、
210…第1通信部、211…第2通信部、212…第3通信部、
307…OS表示制御部、308…OS検出部

Claims (5)

  1. 複数の形状のうちいずれかの形状をとることができる電子機器であって、
    自機器の形状を検出する形状検出部と、
    複数のソフトウェアから前記形状検出部が検出した形状に対応したソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアを機能させる選択部と、
    を備え、
    前記複数のソフトウェアのそれぞれは、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアである、
    電子機器。
  2. 前記選択部は、前記複数のソフトウェアのうち、選択されなかったソフトウェアを機能させないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電子機器は、少なくとも一部分と他の部分との位置関係が変化可能であって、
    前記形状検出部は、前記位置関係を前記形状として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記電子機器は、少なくとも一部分が他の部分と分離可能であって、
    前記形状検出部は、前記一部分と他の部分とが分離されたか否かを前記形状として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 前記選択部が機能させたソフトウェアを実行して生成したデータに基づく画像を表示する表示部、又は操作入力に係る入力信号を前記選択部が機能させたソフトウェアに供給する操作部
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
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