JP2014139745A - 機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法及びプログラム - Google Patents

機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】拡張現実を応用した施設内の機器管理を行うにあたり広い適用範囲が得られるようにする。
【解決手段】施設内において、操作対象の設備機器を撮像するようにユーザが所持する端末装置は自己の位置情報と方向を示す方向情報を機器管理装置に送信する。機器管理装置は、受信した位置情報と方向情報と、機器設置情報とに基づいて、操作対象の設備機器を判定する。機器管理装置は、操作対象の設備機器に応じた操作画像を生成して端末装置に送信する。端末装置は、撮像画像における設備機器の画像に受信した操作画像を重畳した拡張現実画像を表示し、拡張現実画像に対する操作に応じた操作情報を機器管理装置に送信する。機器管理装置は、受信した操作情報に応じて、設備機器を操作した場合のシミュレーション結果を端末装置に送信する、あるいは、設備機器を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法及びプログラムに関する。
拡張現実(AR:Augment Reality)といわれる技術が普及してきている。拡張現実は、現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術である。
このようなARを利用した保守・管理システムとして以下のものが知られている。つまり、この保守・管理システムでは、監視対象の業務サーバに個別のマーカーを貼り付けておいたうえで業務サーバを監視カメラによって撮影する。また、業務サーバは、自身のステータスを監視サーバに送信して監視サーバのステータス管理データベースを更新する。監視サーバは、監視カメラによって撮影された映像に対して、ステータス管理データベースに蓄積されたステータスを、マーカーを基準にして対応する業務サーバの映像近傍に重畳させて拡張現実映像を生成し、表示させるというものである(例えば、特許文献1参照)。この構成により、例えば、人的作業、特に補充作業及び障害等の異常発生時において、その作業に関する知識が無い作業員であっても確実に対応することができる。
特開2012−18605号公報
しかし、特許文献1に示す保守・管理システムでは、監視カメラを備えることと、設備機器に対してマーカーを貼り付けることが必要である。例えば、監視カメラを備えることによっては、そのためのコストや取り付け作業などの負担が大きい。特許文献1で挙げられている業務サーバが設置される場所のように重要な保安箇所に限定すれば、監視カメラなどを設けることの負担は抑えることができるが、より広範囲にわたって保守・管理を行おうとした場合には、負担が増加してしまう。また、マーカーについては、機器の種別などによっては、その本体に対して監視カメラが良好に撮影可能な位置に貼り付けることが難しい場合がある。このように監視カメラとマーカーを利用したシステムは、その適用範囲を拡げることが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、拡張現実を応用した施設内の機器管理を行うにあたり広い適用範囲が得られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様としての機器管理システムは、端末装置と機器管理装置とを備え、前記端末装置は、施設における自己の位置を示す位置情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する位置情報処理部と、前記端末装置の方向を検出し、検出した方向を示す方向情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する方向情報処理部と、撮像を行うことにより撮像画像を生成する撮像部と、前記機器管理装置から送信された操作画像を取得する操作画像取得部と、機器の画像を含む撮像画像に前記操作画像を重畳した重畳画像を表示部に表示させる表示制御部と、前記重畳画像に対して行われた操作に応じた操作情報を前記機器管理装置に送信する操作情報処理部とを備え、前記機器管理装置は、外部との通信により取得された前記位置情報と、外部との通信により取得された前記方向情報と、前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定部と、前記操作対象機器判定部により判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理部と、前記端末装置から送信された前記操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理部とを備える。
また、本発明の機器管理システムにおいて、前記操作対応処理部は、前記操作情報が示す操作を操作対象の機器に対して行ったとした場合に生じる結果についてのシミュレーションを実行し、このシミュレーションの結果を出力するシミュレーション処理部を備えてもよい。
また、本発明の機器管理システムにおいて、前記操作対応処理部は、操作情報が示す操作に応じた動作が実行されるように操作対象の機器を制御する機器制御部を備えてもよい。
また、本発明の機器管理システムにおいて、操作対象機器判定部は、前記位置情報が示す位置を起点として、前記方向情報に基づいて認識した前記端末装置の表示部の画面の反対側の面が向けられた方向に位置している機器を前記機器設置情報から特定し、特定した機器を操作対象であると判定してもよい。
また、本発明の一態様としての機器管理装置は、外部との通信により取得された施設における端末装置の位置情報と、外部との通信により取得された端末装置の方向を示す方向情報と、機器設置情報記憶部に記憶された前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定部と、前記操作対象機器判定部により判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理部と、機器の画像を含む撮像画像に操作画像が重畳された重畳画像に対して行われた操作に応じて前記端末装置から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理部とを備える。
また、本発明の一態様としての機器管理方法は、端末装置と機器管理装置とを備える機器管理システムにおける機器管理方法であって、前記端末装置は、施設における自己の位置を示す位置情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する位置情報処理ステップと、前記端末装置の方向を検出し、検出した方向を示す方向情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する方向情報処理ステップと、前記機器管理装置から送信された操作画像を取得する操作画像取得ステップと、撮像部により撮像された機器の画像を含む撮像画像に前記操作画像を重畳した重畳画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、前記重畳画像に対して行われた操作に応じた操作情報を前記機器管理装置に送信する操作情報処理ステップとを備え、前記機器管理装置は、外部との通信により取得された前記位置情報と、外部との通信により取得された前記方向情報と、前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定ステップと、前記操作対象機器判定ステップにより判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理ステップと、前記端末装置から送信された前記操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理ステップとを備える。
また、本発明の一態様としての機器管理方法は、外部との通信により取得された施設における端末装置の位置情報と、外部との通信により取得された端末装置の方向を示す方向情報と、機器設置情報記憶部に記憶された前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定ステップと、前記操作対象機器判定ステップにより判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理ステップと、機器の画像を含む撮像画像に操作画像が重畳された重畳画像に対して行われた操作に応じて前記端末装置から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理ステップとを備える。
また、本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、外部との通信により取得された施設における端末装置の位置情報と、外部との通信により取得された端末装置の方向を示す方向情報と、機器設置情報記憶部に記憶された前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定ステップと、前記操作対象機器判定ステップにより判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理ステップと、機器の画像を含む撮像画像に操作画像が重畳された重畳画像に対して行われた操作に応じて前記端末装置から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理ステップとを実行させるためのものである。
以上説明したように、本発明によれば、拡張現実を応用した施設内の機器管理を行うにあたり適用範囲を拡げることができるという効果が得られる。
本実施形態の機器管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態の端末装置において表示される操作種別選択画面の一態様例を示す図である。 本実施形態の端末装置において表示される作業種別選択画面の一態様例を示す図である。 本実施形態における機器管理装置による操作対象の設備機器の判定例に対応する施設内の状態例を示す図である。 本実施形態の端末装置において表示される拡張現実画像の一例を示す図である。 本実施形態における端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態における機器管理装置の構成例を示す図である。 本実施形態における機器管理装置が記憶する機器設置情報の構造例を示す図である。 本実施形態における端末装置が実行する処理手順例を示す図である。 本実施形態における機器管理装置が実行する処理手順例を示す図である。
[機器管理システムの構成例]
図1は、本実施形態における機器管理システムの構成例を示している。
図1において、施設BLは、例えばオフィスビルや公共設備などとしての建築物であり、図1においては、この施設BLにおける或る1つのフロア(x階)の平面図が示されている。
本実施形態の機器管理システムは、施設BLにおいて備えられる設備機器を管理対象の機器とする。例えば、施設BLのx階は、4つの部屋RM1〜RM4に区画されており、部屋RM1には、3つの設備機器100−1〜100−3が設置される。部屋RM2には1つの設備機器100−4が設置される。部屋RM3には2つの設備機器100−5、100−6が設置される。部屋RM4には、1つの設備機器100−7が設置される。
なお、以降の説明において、設備機器100−1〜100−7を特に区別する必要の無い場合には、設備機器100と記載する。これらの設備機器100は、例えば制御盤、空調機器などをはじめとする比較的大型の機器である。
また、部屋RM1〜RM4においては、それぞれ、設備機器100−1〜100−7ごとに対応して位置情報ユニット200−1〜200−7が備えられる。なお、位置情報ユニット200−1〜200−4について特に区別する必要の無い場合には、位置情報ユニット200と記載する。
位置情報ユニット200は、機器管理装置300に端末装置400の位置情報を取得させるための装置である。一例として、位置情報ユニット200は、それぞれが自己の設置された位置を示す位置情報を記憶している。この場合、位置情報ユニット200は、位置情報として、自己の設置された位置の平面方向における座標(例えば緯度、経度)と階数とを含む。
本実施形態における位置情報ユニット200−1〜200−7は、それぞれ、設備機器100−1〜100−7の前で作業者であるユーザYSが端末装置400を操作して作業するときの位置とほぼ同じ平面方向の位置に設置される。また、本実施形態の位置情報ユニット200−1〜200−7は、例えば1メートル以内程度の通信範囲による所定の近距離無線通信により自己の位置情報を送信する。これにより、本実施形態では、ユーザYSが操作対象の設備機器100の前に端末装置400を所持して位置した状態において、端末装置400と位置情報ユニット200との通信が可能になる。そして、端末装置400は、位置情報ユニット200の位置情報を自己の位置情報として取得する。
機器管理装置300は、施設BLおける設備機器100を管理対象の機器として管理する。このために、機器管理装置300は、施設BLおける設備機器100と例えばLAN(Local Area Network)などの所定の通信網を経由して通信可能なように接続されている。
また、図1において、施設BLの部屋RM3には、管理者としてのユーザYSが存在している状態が示されている。このユーザYSは端末装置400を所持する。端末装置400は、例えば無線LANなどの無線通信網を経由して機器管理装置300と通信可能に接続されている。
端末装置400は、機器管理装置300との連携により、操作対象の設備機器100を撮像した画像に操作画像を重畳した現実拡張画像を画面に表示することができる。そして、この操作画像に対してユーザYSが行った操作に応じて、機器管理装置300は、操作画像に対して行ったのと同じ操作を操作対象の設備機器100に行ったとした場合に生じる結果をシミュレートすることができる。また、機器管理装置300は、操作画像に対してユーザYSが行った操作に応じた動作が実行されるように操作対象の設備機器100を制御することができる。
なお、端末装置400には、一例としてタブレット端末やスマートフォンなどを採用することができる。
[機器管理システムにおける端末装置の操作例]
本実施形態の機器管理システムにおいて、端末装置400を所持するユーザYSは、上記もしたように、設備機器100を管理するにあたり、操作対象の設備機器100の動作のシミュレーションを行ったり、操作対象の設備機器100のリモートコントロールを行ったりすることができる。
そこで、本実施形態の機器管理システムにおける端末装置400の操作例と、操作に応じた機器管理システムの動作例について説明する。なお、以降の説明にあたり、端末装置400は表示部の画面と一体化されたタッチパネルを備え、ユーザYSは、画面に対して指などの操作体を触れることにより端末装置400の操作が行えるようにされた場合を例に挙げる。
まず、ユーザYSは、端末装置400によりシミュレーションあるいはリモートコントロールを行うにあたり、施設BLにおいて操作対象である設備機器100が設置されている位置にまで赴く。そのうえで、端末装置400に対する所定操作により、設備機器管理のためのアプリケーションを起動させる。これに応じて、端末装置400の画面407Aにおいては、例えば図2に示す操作種別選択画面が表示される。
図2の管理種別選択画面は、これから行おうとする操作がシミュレーションのための操作であるのか、設備機器100のリモートコントロールのための操作であるのかを指定する操作を行うための画面である。これに応じて、操作種別選択画面には、シミュレーションに対応するボタンbt1とリモートコントロールに対応するボタンbt2とが配置されている。
ユーザYSは、これからシミュレーションのための操作を行う場合にはボタンbt1に対するタッチ操作を行う。また、これから設備機器100に対するリモートコントロールのための操作を行う場合にはボタンbt2に対するタッチ操作を行う。
上記のように操作種別選択画面におけるボタンbt1とボタンbt2のいずれかに対する操作が行われるのに応じて、画面407Aは、図3の作業種別選択画面の表示に遷移する。
作業種別選択画面は、これからのシミュレーションあるいはリモートコントロールとしての操作により行おうとする作業種別を選択するための画面である。図2の例では、定期点検の作業種別に対応するボタンbt11と、故障原因特定の作業種別に対応するボタンbt12とが配置されている。
ユーザYSは、これから行う作業が定期点検であれば、ボタンbt11を操作し、これから行う作業が故障原因の特定であればボタンbt12を操作する。
以降の説明にあたり、操作対象の機器は設備機器100−5であり、これに応じて、ユーザYSは、図4に示すように、施設BLのx階において設備機器100−5が設置された部屋RM3に赴いている場合を例に挙げる。
図3に示した作業選択画面におけるボタンbt11またはボタンbt12が操作されるのに応じて、端末装置400は、機器管理装置300に対して、操作画像要求を送信する。この際、端末装置400は、操作画像要求に、操作種別選択画面に対する操作によりシミュレーションとリモートコントロールのいずれが指定されたのかを示す操作種別情報を含める。また、端末装置400は、作業種別選択画面に対する操作により選択された作業種別を示す作業種別情報も含める。
これとともに、端末装置400は、撮像を開始する。これにより、端末装置400の画面407Aには、撮像により得られている撮像画像が例えば動画の態様によるモニタ画像として表示される。
上記の状態において、ユーザYSは、部屋RM3において操作対象の設備機器100−5の前に立ち、操作対象の設備機器100がモニタ画像内に収まるように端末装置400を操作対象の設備機器100に向けて撮像を行う。この場合には端末装置400が内蔵するカメラのうち、画面407Aと反対側(背面)に配置されるカメラを使用する。したがって、このときには、端末装置400の背面が操作対象の設備機器100に向けられている状態である。
このとき、ユーザYSは、設備機器100−5に対応して設置された位置情報ユニット200−5と平面方向においてほぼ同じ位置に立っている。これにより、端末装置400は、位置情報ユニット200−5と通信を行うことにより、この位置情報ユニット200−5が記憶する位置情報を取得し、この位置情報を機器管理装置300に送信する。
また、端末装置400は、上記のように背面が操作対象の設備機器100に向けられている状態のときの自己の方向を検出し、検出した方向を示す方向情報を機器管理装置300に送信する。
機器管理装置300は、端末装置400から送信された位置情報と方向情報を取得する。機器管理装置300は、施設BLにおける設備機器100ごとの設置位置を示す機器設置情報を記憶している。例えばx階についての機器設置情報は、模式的には図4に示すように、x階のフロア全体をX座標とY座標により示したうえで、この座標上での設備機器100−1〜100−7ごとの位置を示す情報である。
機器管理装置300は、機器設置情報と端末装置400から取得した位置情報とを照合することで、端末装置400から取得した位置情報は、部屋RM3において座標(X1、Y1)により示される位置であることを認識する。
そのうえで、機器管理装置300は、端末装置400から取得した方向情報に基づいて、端末装置400の表示部407の画面407Aと反対側の面が向けられた方向Dを認識する。そして、機器管理装置300は、座標(X1,Y1)の位置を起点として方向Dにおいて位置している設備機器100を特定する。
図4の例では、座標(X1,Y1)の位置から方向Dに位置している設備機器100は設備機器100−5である。つまり、図4の例では、設備機器100−5が座標(X1,Y1)の位置から方向Dに位置しているものとして特定される。
このように、機器管理装置300は、位置情報が示す位置を起点として端末装置400の表示部の画面と反対側の面が向けられた方向Dに位置している設備機器100を、機器設置情報に示される設備機器のうちから特定する。
そして、機器管理装置300は、上記のように特定した設備機器100−5を操作対象として判定する。このように操作対象として判定された設備機器100−5は、前述のように、ユーザYSが端末装置400により操作対象として撮像しているものと一致している。
ここで、部屋RM3には、2つの設備機器100−5、100−6が設置されているが、位置情報と方向の情報とを組み合わせることにより、機器管理装置300は、設備機器100−5のほうが操作対象であると判定することができる。つまり、機器管理装置300は、同じ部屋において複数の設備機器100が設置されていても、これらの設備機器100のうちから、操作対象の設備機器100を位置情報と方向の情報とに基づいて正しく認識できる。
上記のように設備機器100−5が操作対象であることを判定すると、機器管理装置300は、この設備機器100−5に対応する操作画面を生成する。この操作画面は、ユーザYSの作業種別選択画面に対する操作により選択された作業種別に対応して設備機器100−5を操作するにあたっての手順を示す。つまり、操作画面は、例えば操作ガイドとしての機能を有する画像である。
また、この操作画面は、例えば設備機器100−5の機能や構成などに対応して、設備機器100−5に固有なものとして生成される。例えば、図1に示した設備機器100−1〜100−7がそれぞれ異なる機能や構成を有していれば、機器管理装置300は、設備機器100−1〜100−7ごとに異なる操作画面を生成する。
そして、設備機器100−5は、生成した操作画面を機器管理装置300に対して送信する。
機器管理装置300から操作画面を受信した端末装置400は、そのときに設備機器100−5を撮像している撮像画像に操作画面を重畳させた拡張現実画像を表示部407に表示する。
図5は、画面407Aに表示される拡張現実画像の一例を示している。この図に示す拡張現実画像においては、現存の設備機器100−5を撮像した設備機器画像Prが表示されている。そのうえで、ユーザYSが作業種別選択画面に対する操作により選択した作業種別の操作手順を示す操作画像Pv1、Pv2が設備機器画像Prに対して重畳して表示されている。
操作画像Pv1、Pv2には、それぞれ、手順にしたがって操作すべき内容が示されている。一例として、操作画像Pv1には「手順1:動力回路電源スイッチをオフにします」との内容が示されており、操作画像Pv2には「手順2:制御回路電源スイッチをオフにします」との内容が示されている。
そのうえで、操作画像Pv1、Pv2は、それぞれが示す操作内容に対応して設備機器画像Pr上で操作すべき箇所を示すように表示される。操作画像Pv1は、設備機器画像Prにおける動力回路電源スイッチsw1の箇所を示し、操作画像Pv2は、設備機器画像Prにおける制御回路電源スイッチsw2の箇所を示している。なお、以降において操作画像Pv1と操作画像Pv2とで特に区別しない場合には、操作画像Pvと記載する。
ユーザYSは、操作画像Pv1,Pv2が示す手順にしたがって、画面407A上において表示されている動力回路電源スイッチsw1と制御回路電源スイッチsw2を順次オフにする操作を行う。つまり、ユーザYSは、現物の設備機器100−5を操作するのではなく、設備機器100−5の設備機器画像Prが表示される端末装置400の画面407Aに対して操作を行う。
端末装置400は、これらの操作が行われるごとに操作情報を機器管理装置300に対して送信する。
操作情報を受信した機器管理装置300は、操作情報に対応した処理を以下のように実行する。まず、操作種別としてシミュレーションが指定されている場合、機器管理装置300は、操作情報が示す操作を設備機器100−5に対して行った場合に生じる結果についてのシミュレーションを実行する。そして、このシミュレーション結果を端末装置400に対して送信する。図示は省略するが、端末装置400は、受信したシミュレーション結果を操作画面として設備機器画像Prに重畳して所定の態様により画面407Aに表示させる。
このようにシミュレーション結果が表示された画面407Aを見ることにより、ユーザは、手順にしたがった操作を実際の設備機器100−5に対して行った場合にどのような状態となるのかを認識することができる。
一方、操作種別としてシミュレーションが指定されている場合、機器管理装置300は、操作情報が示す操作に応じた動作が実行されるように設備機器100−5を制御する。これにより、ユーザYSが画面407A上に表示された拡張現実画像に対して行った操作に応答した動作が設備機器100−5において行われる。
このように、本実施形態の機器管理システムでは、設備機器100の撮像画像に、その設備機器100に対応する操作画像を重畳した拡張現実画像を表示させることができる。
この拡張現実画像に対する操作を行うことができる。そして、本実施形態の機器管理システムでは、この拡張現実画像に対する操作により、設備機器100の動作についてのシミュレーションあるいは設備機器100のリモートコントロールを行うことができる。
このような構成による本実施形態の機器管理システムは、管理者を教育する用途に有用である。
例えば、この場合のユーザYSは教育を受ける管理者である。このユーザYSは、まず、操作種別としてシミュレーションを設定したうえで、端末装置400に表示される拡張現実画像に対する操作により練習を行う。このとき、端末装置400にはシミュレーション結果が表示されるので、ユーザYSは、自分が行った操作に応じて操作対象の設備機器100がどのような動作となるのかを確認することができる。
そして、ユーザYSは、シミュレーションによる設備機器100の動作を確認したうえで、次は、操作種別をリモートコントロールに切り替える。そして、ユーザYSは、リモートコントロールに切り替えた状態のもとで端末装置400に表示される拡張現実画像に対する操作を行うことで、実際の設備機器100を動作させる。
例えば、ユーザYSは、実際の設備機器100の前に立っているので、端末装置400によりリモートコントロールを行わなくとも設備機器100を直接操作することが可能ではある。しかし、例えば設備機器100の故障対策のための復旧作業などではある程度の危険を伴う可能性もある。そこで、端末装置400に対する操作によるリモートコントロールにより設備機器100を操作すれば、ユーザYSは設備機器100に直接触れることがないために、安全に作業を進めることができる。
例えば設備機器ごとにマーカーを貼り付け、このマーカーを撮像する監視カメラを備えるシステムの場合、監視カメラを設置するためのコストや手間などを考えた場合、多様な機器が設置される場所に対応して広範囲に設置することは難しい。本実施形態の位置情報ユニット200は小型であり、コストも抑えることが可能である。
また、マーカーについては機器の形状や監視カメラとの位置関係などによっては、監視カメラが良好に撮像できる位置に貼り付けることが難しい場合もあり、使用できる環境が限定的になりやすい。
これに対して、本実施形態の機器管理システムでは、マーカーを撮影する必要がないために、使用できる環境が限定されにくい。このように、本実施形態の機器管理システムはより広い範囲に適用することができる。
[端末装置の構成例]
図6は、端末装置400の構成例を示している。この図に示す端末装置400は、通信部401、位置情報処理部402、方向情報処理部403、撮像部404、操作画像取得部405、表示制御部406、表示部407、操作部408及び操作情報処理部409を備える。
通信部401は、例えば無線LANなどの所定の通信網を経由して機器管理装置300と通信を実行する。
位置情報処理部402は、施設BLにおける自己の位置を示す位置情報が機器管理装置300にて取得されるようにするための処理を実行する。具体的に、位置情報処理部402は、所定の近距離無線通信方式によって通信可能範囲に存在する位置情報ユニット200と通信を実行することにより、その位置情報ユニット200が記憶する位置情報を受信する。位置情報処理部402は、このように受信した位置情報を自己の位置を示す位置情報として取得する。そのうえで、位置情報処理部402は、取得した位置情報を通信部401経由で機器管理装置300に対して送信する。これにより、機器管理装置300にて端末装置400の位置情報が取得される。
なお、位置情報処理部402と位置情報ユニット200は、一例としてIMES(Indoor MEssaging System)などに代表される屋内GPSの技術を利用することができる。あるいは、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、可視光通信、赤外線通信、無線LANなどを利用した屋内測位の技術を利用することもできる。
また、上記の例では、位置情報ユニット200が記憶している位置情報を、端末装置400の位置情報として取得するようにしているが、例えば、以下のように構成してもよい。つまり、位置情報処理部402が所定の方式により施設BL内での自己の位置情報を測位し、この測位した位置情報を、位置情報受信器として機能させた位置情報ユニット200経由で、あるいは通信部401を介して機器管理装置300に送信するというものである。上記のように位置情報受信器として位置情報ユニット200を機能させる場合、施設BLにおいて少なくとも1つの位置情報ユニット200と端末装置400との通信が可能なように位置情報ユニット200を設置すればよく、例えば、設備機器100に対応した位置ごとに設置しなくともよい。
方向情報処理部403は、端末装置400の方向を検出し、検出した方向を示す方向情報が機器管理装置300にて取得されるようにするための処理を実行する。具体的に、方向情報処理部403は、方向情報を通信部401から機器管理装置300に送信することで、方向情報が機器管理装置300にて取得されるようにする。
なお、検出すべき方向としては、例えば端末装置400の画面407Aと反対側の面(背面)が向いている方向であればよい。この場合、機器管理装置300は、受信した方向情報が示す方向をそのまま端末装置400の画面407Aと反対側の面(背面)が向いている方向Dとして扱うことができる。
また、方向情報処理部403が検出すべき方向は、端末装置400の画面407Aと反対側の面以外の所定の面が向いている方向であってもよい。この場合、機器管理装置300は、端末装置400の画面407Aと反対側の面と、方向が検出された面との相対的な位置関係に基づいて、方向情報が示す方向から、端末装置400の画面407Aと反対側の面の方向を求めることができる。
方向情報処理部403は、例えばハードウェアとして地磁気センサ、加速度センサなどを備え、これらのセンサの出力に基づいて方向を検出すればよい。
撮像部404は、撮像を行うことにより撮像画像を生成する。
操作画像取得部405は、機器管理装置300から送信された操作画像を取得する。
表示制御部406は、設備機器100の画像(設備機器画像Pr)を含む撮像画像に操作画像Pvを重畳した画像(拡張現実画像)を表示部407に表示させる。
この際、表示制御部406は、図5により例示したように設備機器画像Prにおけるスイッチ等の特定の操作子を示すように操作画像Pvを表示させる。このために、表示制御部406は、画像認識処理によって撮像画像における設備機器画像Prの部分を認識する。一例として、表示制御部406は、撮像画像と予め登録した設備機器100ごとの画像データとを比較して一致した画像データを特定することにより、撮像画像における設備機器画像Prを認識することができる。
また、予め登録した設備機器100には、例えば図5の動力回路電源スイッチsw1や制御回路電源スイッチsw2などの操作子などの配置位置についての情報が付加されている。また、機器管理装置300から送信される操作画像には、それぞれ、対応の操作子を示す操作子指示情報が付加されている。
そこで、表示制御部406は、操作子指示情報に基づいて、設備機器画像Prにおける操作子の画像部分のうちで、操作画像に対応する操作子の画像部分を特定する。そして、表示制御部406は、特定した操作子の画像部分を操作画像が示すように位置やサイズを調整した操作画像を撮像画像に重畳し、表示部407に表示させる。これにより、図5に例示したような拡張現実画像が生成される。
表示部407は、表示制御部406の表示制御に応じて画像を表示する。
操作部408は、設備機器100のシミュレーションまたはリモートコントロールのための操作に使用される操作デバイスや操作子を一括して示したものである。本実施形態においては、操作部408として表示部407と一体化されたタッチパネルを含む。
操作情報処理部409は、設備機器100の画像を含む撮像画像に操作画像Pvが重畳された画像(重畳画像)に対して行われた操作に応じた操作情報を機器管理装置300に送信する。この重畳画像は、拡張現実画像とも呼ばれる。
[機器管理装置の構成例]
図7は、機器管理装置300の構成例を示している。この図に示す機器管理装置300は、通信部301、位置情報取得部302、方向情報取得部303、操作対象機器判定部304、機器設置情報記憶部305、操作画像処理部306、操作画像記憶部307、操作情報取得部308及び操作対応処理部309を備える。
通信部301は、所定の通信網を経由して外部と通信を実行する。
位置情報取得部302は、端末装置400から送信された位置情報を通信部301から取得する。
なお、位置情報取得部302は、上記のように端末装置400から送信された位置情報を取得する以外に、以下のような構成によっても端末装置400の位置を示す位置情報を取得することができる。
例えば、端末装置400の位置情報処理部402は、位置情報ユニット200との通信により、位置情報ユニット200に対して自己を一意に識別する端末装置IDを送信する。位置情報ユニット200は、機器管理装置300の通信部301と通信可能に接続されている、そこで、位置情報ユニット200は、自己が記憶する位置情報に端末装置400から受信した端末装置IDを付加して機器管理装置300に送信する。位置情報取得部302は、位置情報ユニット200から送信された位置情報と端末装置IDとを通信部301から取得する。このような構成によっても、位置情報取得部302は、端末装置400ごとの位置情報を取得することができる。
方向情報取得部303は、端末装置から送信された方向情報を通信部301から取得する。
なお、方向情報取得部303は、上記の構成に準じて、例えば、位置情報ユニット200経由で端末装置400から送信された端末装置IDと方向情報を取得するようにしてもよい。
操作対象機器判定部304は、端末装置400との通信により位置情報取得部302にて取得された位置情報と、端末装置400との通信により方向情報取得部303にて取得された方向情報と、機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する。
具体的に、操作対象機器判定部304は、図4にて説明したように、位置情報取得部302が取得した位置情報が示す座標(X1,Y1)を起点として、方向情報取得部303が取得した方向情報に基づいて認識した端末装置400の背面が向けられた方向Dにおいて位置している設備機器100を特定し、この特定した設備機器100を操作対象として判定する。
機器設置情報記憶部305は、機器設置情報を記憶する。機器設置情報は、前述もしたように、施設BLにおける設備機器100ごとの設置位置を示す情報である。
図8は、機器設置情報の内容についての一例を示している。この図に示す機器設置情報は、施設BLにおける1階〜N階までの階ごとに対応してフロアデータ1〜Nを格納する構造である。この機器設置情報における或る1つのフロアデータが、例えば、図4に示したx階における設備機器100−1〜100−7ごとの設置位置についての座標を示している。
説明を図7に戻す。
操作画像処理部306は、操作対象機器判定部304により判定された操作対象の設備機器100についての操作を案内する操作画像を生成し、生成した操作画像を端末装置400に送信する。
また、操作画像処理部306は、端末装置400にて表示された操作画像が示す手順にしたがった操作が行われていくのに応じて、さらに以降の手順の操作画像を表示すべき状態となったときには、以降の手順の操作画像を生成し、端末装置400に送信する。操作画像処理部306は、以降の手順の操作画像を表示すべき状態となったか否かについては、操作情報取得部308により取得された操作情報の内容に基づいて判断することができる。
操作画像記憶部307は、施設BLにおいて設置される設備機器100ごとの操作画像を記憶する。
操作画像処理部306は、操作対象の設備機器100の操作画像として、端末装置400から操作画像要求とともに送信された操作種別と作業種別とが指定する内容に応じた操作画像を操作画像記憶部307から読み出す。操作画像処理部306は、読み出した操作画像を利用して端末装置400に送信すべき操作画像を生成する。
操作情報取得部308は、端末装置400にて表示されている拡張現実画像に対して行われた操作に応じて端末装置400から送信される操作情報を通信部301から取得する。
また、操作情報取得部308は、図2に示した操作種別選択画面や図3に示した作業種別選択画面に対して行われた操作に応じた操作情報も通信部301から取得する。これらの操作種別選択画面や作業種別選択画面に対して行われた操作に応じた操作情報は、前述もしたように操作画像処理部306が操作画面を生成する際に利用する。
操作対応処理部309は、端末装置400から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する。本実施形態において、操作対応処理部309は、シミュレーション処理部309Aと、機器制御部309Bを備える。
シミュレーション処理部309Aは、シミュレーションのための操作情報が操作情報取得部308により取得された場合に、以下の処理を実行する。つまり、シミュレーション処理部309Aは、操作情報取得部308により取得されたシミュレーションのための操作情報が示す操作を操作対象の設備機器100に対して行ったとした場合に生じる結果のシミュレーションを実行し、このシミュレーションの結果を端末装置400に送信する。
なお、本実施形態において、シミュレーションのための操作情報が操作情報取得部308により取得された場合とは、図2の操作種別選択画面においてシミュレーションに対応するボタンbt1が操作されることにより、シミュレーションが指定された場合に該当する。
前述のように操作画像要求には、操作種別選択画面に対する操作により選択された操作種別がシミュレーションとリモートコントロールのいずれであるのかを指定する操作種別情報が含まれる。シミュレーション処理部309Aは、操作画像要求に含まれる操作種別情報がシミュレーションを指定している場合に、操作情報に応じたシミュレーションを実行すればよい。
また、機器制御部309Bは、操作対象の設備機器100を操作するための操作情報が送信された場合に、シミュレーションのための操作情報が示す操作に応じた動作が実行されるように操作対象の設備機器100を制御する。なお、本実施形態において、操作対象の設備機器100を操作するための操作情報が送信された場合とは、図2の操作種別選択画面においてリモートコントロールに対応するボタンbt2が操作されることにより、リモートコントロールが指定された場合に該当する。
[処理手順例]
図9のフローチャートは、図2及び図3に示した操作種別選択画面と作業種別選択画面に対する操作をユーザYSが行ったのに応じて、端末装置400が実行する処理手順例を示す図である。
端末装置400において、操作情報処理部409は、操作画像要求を通信部401から機器管理装置300に対して送信する(ステップS101)。この際、操作情報処理部409は、操作種別選択画面に対する操作により選択された操作種別を指定する操作種別情報と、作業種別選択画面に対する操作により選択された作業種別を指定する作業種別情報とを操作画像要求に付加して送信する。
これとともに、撮像部404は、撮像と撮像画像の生成を開始する(ステップS102)。表示制御部406は、撮像部404により生成された撮像画像の表示部407における表示を開始する(ステップS103)。
以降のステップS104〜S113は、例えば端末装置400にて起動された設備機器管理のためのアプリケーションが終了されるまで繰り返し実行される処理となる。
まず、位置情報処理部402は、通信可能範囲にある位置情報ユニット200と通信を実行することにより、位置情報ユニット200が記憶する位置情報を受信する。そして、位置情報処理部402は、この受信した位置情報を自己の位置情報として取得する(ステップS104)。位置情報処理部402は、ステップS102により取得した位置情報を通信部401から機器管理装置300に対して送信する(ステップS105)。
また、方向情報処理部403は、端末装置400の方向を検出し(ステップS106)、検出した方向を示す方向情報を通信部401から機器管理装置300に対して送信する(ステップS107)。
次に、操作画像取得部405は、機器管理装置300から送信された操作画像を取得したか否かについて判定する(ステップS108)。ここで、操作画像取得部405にて操作画像が取得された場合(ステップS108−YES)、表示制御部406は、撮像画像における設備機器画像Pr対して操作画像取得部405が取得した操作画像Pvを重畳して拡張現実画像を生成する。この場合において、例えば、ステップS108に対応して今回取得された操作画像が2回目以降のものである場合、表示制御部406は、例えばこれまで撮像画像に重畳させていた以前の操作画像を消去したうえで、今回取得された操作画像を重畳する。そして、表示制御部406は、このように生成した拡張現実画像を表示部407に表示させる(ステップS109)。
操作画像取得部405にて操作画像が取得されない場合(ステップS108−NO)、あるいはステップS109の処理を実行した後において、操作情報処理部409は、表示部407に表示された拡張現実画像に対する操作が行われたか否かについて判定する(ステップS110)。
拡張現実画像に対する操作が行われたことを判定した場合(ステップS110−YES)、操作情報処理部409は、今回行われた操作に応じた操作情報を通信部401から機器管理装置300に対して送信する(ステップS111)。
また、拡張現実画像に対する操作が行われていない場合(ステップS110−NO)、あるいはステップS111を実行した後において、表示制御部406は、以下の処理を実行する。つまり、表示制御部406は、撮像画像に対する画像認識処理によって、撮像画像において設備機器画像Prが存在しているか否かについて判定する(ステップS112)。
例えば、ユーザYSが、操作対象の設備機器100を撮像し続けていれば撮像画像において設備機器画像Prは存在している。しかし、例えばユーザYSが操作対象の設備機器100を変更しようとして移動や向きの変更を行ったり、一時的に端末装置400の操作以外の作業を行ったりした場合には、端末装置400の方向がこれまでとは変化する。このとき、撮像部404の撮像範囲に収まっていた設備機器100が撮像範囲から外れるような状態となる。このような場合に、撮像画像において設備機器画像Prが存在しなくなることが認識される。
撮像画像において設備機器画像Prが存在している場合(ステップS112−YES)、表示制御部406はステップS104に処理を戻す。
これに対して、撮像画像において設備機器画像Prが存在していないと判定した場合(ステップS112−NO)、設備機器画像Prが表示されていないのにも関わらずこれまでの操作画像を表示しておくことは意味がない。そこで、この場合の表示制御部406は、これまで撮像画像に重畳させていた操作画像を消去し(ステップS113)、ステップS104に処理を戻す。
図10のフローチャートは、端末装置400から送信される操作画像要求の受信に応答して機器管理装置300が実行する処理手順例を示している。
機器管理装置300において、位置情報取得部302は、端末装置400から送信された操作画像要求が受信されるのを待機している(ステップS201−NO)。そして、操作画像要求が通信部301にて受信されると(ステップS201−YES)、位置情報取得部302は、操作画像要求に続けて通信部301が端末装置400から受信した位置情報を取得する(ステップS202)。
また、方向情報取得部303は、位置情報に続けて通信部301が端末装置400から受信した方向情報を取得する(ステップS203)。
次に、操作対象機器判定部304は、ステップS202にて取得された位置情報とステップS203にて取得された方向情報とを、機器設置情報記憶部305が記憶する機器設置情報と照合する(ステップS204)。
そして、操作対象機器判定部304は、照合結果から、例えば図4にて説明したように、位置情報の座標を起点として端末装置400の画面407Aと反対側の面が向けられた方向Dに設置される設備機器100を特定する。そして、操作対象機器判定部304は、このように特定した設備機器100を操作対象であると判定する(ステップS205)。なお、位置情報の座標を起点として端末装置400の画面407Aと反対側の面が向けられた方向Dに設備機器100が無い場合、操作対象機器判定部304は、操作対象の設備機器100は無いと判定すればよい。
次に、操作対象機器判定部304は、ステップS205の判定結果から、操作対象の設備機器100について変更が生じたか否かについて判定する(ステップS206)。
この判定にあたっては、今回よりも前のステップS205において判定された設備機器100と、今回のステップS205により判定された設備機器100とが機器設置情報上で異なる位置に設置されているか否かについて判定すればよい。つまり、操作対象の設備機器100について変更が生じる場合とは、例えばユーザYSが、これまで撮像していた設備機器100とは異なる設備機器100の前にまで移動して撮像したような状況に該当する。
なお、ここでの操作対象の設備機器100について変更が生じた場合には、操作対象としていた設備機器100が今回よりも前と今回とで異なる場合だけではなく、操作対象の設備機器であるとの判定が最初に行われた場合も含む。
操作対象の設備機器100について変更が生じていない、あるいは操作対象の設備機器100が無い場合(ステップS206−NO)、操作対象機器判定部304は、ステップS202に処理を戻す。
一方、操作対象の設備機器100について変更が生じた場合(ステップS206−YES)、操作画像処理部306は、変更後の操作対象の設備機器100に対応する操作画像を生成する(ステップS207)。そして、操作画像処理部306は、生成した操作画像を、通信部301から端末装置400に送信させる(ステップS208)。
次に、操作情報取得部308は、端末装置400から送信された操作情報を取得したか否かについて判定する(ステップS209)。操作情報を取得していない場合(ステップS209−NO)、操作情報取得部308は、ステップS202に処理を戻す。
一方、操作情報取得部308が操作情報を取得した場合(ステップS209−YES)、操作情報取得部308は、先のステップS201に対応して受信した操作画像要求が指定する操作種別がシミュレーションであるか否かについて判定する(ステップS210)。
操作種別がシミュレーションである場合(ステップS210−YES)、シミュレーション処理部309Aは、今回のステップS209に応じて取得した操作情報が示す操作に応じて生じる結果をシミュレーションする(ステップS211)。そして、操作画像処理部306は、ステップS211のシミュレーションの結果を例えば操作画像として生成し、通信部301から端末装置400に送信する(ステップS212)。
一方、操作種別がシミュレーションでない場合(ステップS210−NO)、操作画像要求が指定する操作種別はリモートコントロールである。この場合には、機器制御部309Bが、ステップS209に対応して取得した操作情報が示す操作に応じた動作を操作対象の設備機器100が実行するように制御する(ステップS213)。
つまり、機器制御部309Bは、ステップS209に対応して取得した操作情報が示す操作に応じた動作を実行させるためのコマンドを通信部101から操作対象の設備機器100に送信する。
ステップS212またはS213の処理が終了した後はステップS202の処理に戻る。
なお、これまでの説明においては、例えば施設BLにおける制御盤などの設備機器を管理対象とする機器管理システムを例に挙げて説明した。しかし、例えば、これまでに説明した構成は、住居や施設などにおける照明機器や空調機器などをはじめとする家電機器をリモートコントロールするシステムなどにも適用することができる。このようなシステムでは、例えばユーザが特定の照明機器が端末装置400の画面407Aに収まるように撮像することにより、その照明機器のオンオフや調光などのための操作画面が表示される。そして、ユーザは、この操作画面に対する操作を行うことにより照明機器をオンオフしたり、明るさを変更するなどの遠隔操作を行うことができる。
また、図6および図7における各機能部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより操作対象の機器のシミュレーションやリモートコントロールを行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 設備機器
101 通信部
200 位置情報ユニット
300 機器管理装置
301 通信部
302 位置情報取得部
303 方向情報取得部
304 操作対象機器判定部
305 機器設置情報記憶部
306 操作画像処理部
307 操作画像記憶部
308 操作情報取得部
309 操作対応処理部
309A シミュレーション処理部
309B 機器制御部
400 端末装置
401 通信部
402 位置情報処理部
403 方向情報処理部
404 撮像部
405 操作画像取得部
406 表示制御部
407 表示部
407A 画面
408 操作部
409 操作情報処理部

Claims (8)

  1. 端末装置と機器管理装置とを備え、
    前記端末装置は、
    施設における自己の位置を示す位置情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する位置情報処理部と、
    前記端末装置の方向を検出し、検出した方向を示す方向情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する方向情報処理部と、
    撮像を行うことにより撮像画像を生成する撮像部と、
    前記機器管理装置から送信された操作画像を取得する操作画像取得部と、
    機器の画像を含む撮像画像に前記操作画像を重畳した重畳画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記重畳画像に対して行われた操作に応じた操作情報を前記機器管理装置に送信する操作情報処理部とを備え、
    前記機器管理装置は、
    外部との通信により取得された前記位置情報と、外部との通信により取得された前記方向情報と、前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定部と、
    前記操作対象機器判定部により判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理部と、
    前記端末装置から送信された前記操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理部とを備える
    機器管理システム。
  2. 前記操作対応処理部は、
    前記操作情報が示す操作を操作対象の機器に対して行ったとした場合に生じる結果についてのシミュレーションを実行し、このシミュレーションの結果を出力するシミュレーション処理部を少なくとも備える
    請求項1に記載の機器管理システム。
  3. 前記操作対応処理部は、
    操作情報が示す操作に応じた動作が実行されるように操作対象の機器を制御する機器制御部を少なくとも備える
    請求項1または2に記載の機器管理システム。
  4. 前記操作対象機器判定部は、
    前記位置情報が示す位置を起点として、前記方向情報に基づいて認識した前記端末装置の表示部の画面の反対側の面が向けられた方向に位置している機器を前記機器設置情報から特定し、特定した機器を操作対象であると判定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の機器管理システム。
  5. 外部との通信により取得された施設における端末装置の位置情報と、外部との通信により取得された端末装置の方向を示す方向情報と、機器設置情報記憶部に記憶された前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定部と、
    前記操作対象機器判定部により判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理部と、
    機器の画像を含む撮像画像に操作画像が重畳された重畳画像に対して行われた操作に応じて前記端末装置から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理部と
    を備える機器管理装置。
  6. 端末装置と機器管理装置とを備える機器管理システムにおける機器管理方法であって、
    前記端末装置は、
    施設における自己の位置を示す位置情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する位置情報処理ステップと、
    前記端末装置の方向を検出し、検出した方向を示す方向情報が前記機器管理装置にて取得されるようにするための処理を実行する方向情報処理ステップと、
    前記機器管理装置から送信された操作画像を取得する操作画像取得ステップと、
    撮像部により撮像された機器の画像を含む撮像画像に前記操作画像を重畳した重畳画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    前記重畳画像に対して行われた操作に応じた操作情報を前記機器管理装置に送信する操作情報処理ステップとを備え、
    前記機器管理装置は、
    外部との通信により取得された前記位置情報と、外部との通信により取得された前記方向情報と、前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定ステップと、
    前記操作対象機器判定ステップにより判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理ステップと、
    前記端末装置から送信された前記操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理ステップとを備える
    機器管理方法。
  7. 外部との通信により取得された施設における端末装置の位置情報と、外部との通信により取得された端末装置の方向を示す方向情報と、機器設置情報記憶部に記憶された前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定ステップと、
    前記操作対象機器判定ステップにより判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理ステップと、
    機器の画像を含む撮像画像に操作画像が重畳された重畳画像に対して行われた操作に応じて前記端末装置から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理ステップと
    を備える機器管理方法。
  8. コンピュータに、
    外部との通信により取得された施設における端末装置の位置情報と、外部との通信により取得された端末装置の方向を示す方向情報と、機器設置情報記憶部に記憶された前記施設における機器の設置位置を示す機器設置情報とに基づいて操作対象の機器を判定する操作対象機器判定ステップと、
    前記操作対象機器判定ステップにより判定された操作対象の機器についての操作を案内する機能を少なくとも有する操作画像を生成し、生成した操作画像を前記端末装置に送信する操作画像処理ステップと、
    機器の画像を含む撮像画像に操作画像が重畳された重畳画像に対して行われた操作に応じて前記端末装置から送信された操作情報に応じた所定の処理を実行する操作対応処理ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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