JP2016109652A - センサ、位置検出システムおよびセンサの製造方法 - Google Patents

センサ、位置検出システムおよびセンサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造でありながら、圧力が加わった加圧位置を精度よく検出する。【解決手段】センサ1は、導電体12と、感圧体13と、抵抗体14とを備える。感圧体13は、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる。抵抗体14は、導電体12よりも抵抗値が大きい。感圧体13は、導電体12と抵抗体14との間に設けられている。位置検出システムにおいて、時間計測部は、センサ1に圧力が加わると、抵抗体14における所定位置と導電体12との間に発生する電圧変化の基準時からの遅延時間を計測する。位置検出部は、時間計測部で計測された遅延時間を用いて、センサ1における圧力が加わった加圧位置を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般にセンサ、位置検出システムおよびセンサの製造方法に関し、より詳細には、圧力が加わった加圧位置を検出するために用いられるセンサ、このセンサを用いて加圧位置を検出する位置検出システム、および、このセンサの製造方法に関する。
従来、物体などの接触を感知するためのセンサが種々知られている。従来のセンサに用いられている方式としては、ばねなどの機械的構造の変位もしくは変形を用いた方式、または、静電容量の変化を用いた方式などがある。
静電容量の変化を用いた方式を用いた従来のセンサとしては、投影型静電容量方式のタッチパネルがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載されたタッチパネルは、平面上の一の方向に平行に配置された一群の導電体からなる一の電極と、上記一の方向に平行に配置された一群の他の導電体からなる他の電極とを備える。そして、特許文献1に記載されたタッチパネルは、容量変化を用いて接触位置を検出する。
特開2014−186711号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のセンサは、一の電極と他の電極との各々において複数の導電体を備える必要があるため、センサの構造が複雑であるという問題があった。また、このような従来のセンサは、容量成分を有しない物体の位置を精度よく検出することができないという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、簡単な構造でありながら、圧力が加わった加圧位置を精度よく検出することができるセンサ、位置検出システムおよびセンサの製造方法を提供することにある。
本発明のセンサは、導電体と、感圧体と、抵抗体とを備える。前記感圧体は、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる。前記抵抗体は、前記導電体よりも抵抗値が大きい。前記感圧体は、前記導電体と前記抵抗体との間に設けられている。
このセンサにおいて、前記感圧体は、圧電体および感圧樹脂のうちの少なくとも1つであることが好ましい。
このセンサにおいて、前記センサは、第1の電極と、第2の電極とをさらに備えることが好ましい。前記第1の電極は、前記抵抗体における所定位置に設けられている。前記第2の電極は、前記導電体に設けられている。
このセンサにおいて、前記センサは、保護体をさらに備えることが好ましい。前記保護体は、前記導電体、前記感圧体、前記抵抗体、前記第1の電極および前記第2の電極を覆う。
このセンサにおいて、前記保護体は、可撓性を有する樹脂材、ゴムまたは繊維から形成されていることが好ましい。
このセンサにおいて、前記導電体、前記感圧体および前記抵抗体は、可撓性を有することが好ましい。
本発明の位置検出システムは、前記センサと、時間計測部と、位置検出部とを備える。前記時間計測部は、前記センサに圧力が加わると、前記抵抗体における少なくとも1つの所定位置と前記導電体との間に発生する少なくとも1つの電圧変化の基準時からの遅延時間を計測する。前記位置検出部は、前記時間計測部で計測された前記遅延時間を用いて、前記センサにおける前記圧力が加わった加圧位置を検出する。
この位置検出システムにおいて、前記位置検出システムは、圧力検出部をさらに備えることが好ましい。前記圧力検出部は、前記少なくとも1つの電圧変化の大きさに応じて前記圧力の大きさを計測する。
この位置検出システムにおいて、前記位置検出部は、前記遅延時間に基づいて前記加圧位置を検出する第1の機能と、前記少なくとも1つの電圧変化の大きさに基づいて前記加圧位置を検出する第2の機能とを有することが好ましい。
この位置検出システムにおいて、第1の機能と第2の機能とを選択する場合、前記位置検出システムは、選択部をさらに備えることが好ましい。前記選択部は、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択する。前記位置検出部は、前記第1の機能および前記第2の機能のうち、前記選択部で選択された機能を実行することが好ましい。
この位置検出システムにおいて、前記所定位置は、前記抵抗体に複数設けられていることが好ましい。前記時間計測部は、前記センサに圧力が加わると、前記抵抗体における前記複数の所定位置と前記導電体との間にそれぞれ発生する複数の電圧変化の各々における基準時からの遅延時間を計測することが好ましい。
本発明のセンサの製造方法は、導電体と、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる感圧体と、前記導電体よりも抵抗値が大きい抵抗体とを備えるセンサの製造方法である。前記センサの製造方法は、第1のステップと、第2のステップとを有する。前記第1のステップにおいて、前記導電体および前記抵抗体のうちの一方の上に前記感圧体を設ける。前記第2のステップにおいて、前記感圧体の上に前記導電体および前記抵抗体のうちの他方を設ける。
このセンサの製造方法において、前記第1のステップにおいて、スプレー法、蒸着法、ディッピング法、スピンコート法、フローコート法およびスピンドル法のうちのいずれかを用いて、前記導電体の上に前記感圧体を設けることが好ましい。
このセンサの製造方法において、前記第1のステップにおいて、導電性接着剤を用いて前記導電体および前記抵抗体のうちの一方の上に前記感圧体を設けることが好ましい。
このセンサの製造方法において、前記導電体、前記感圧体および前記抵抗体を保護体で被覆し、または、前記導電体、前記感圧体および前記抵抗体の上に保護体を、接着剤を用いて設けるステップを有することが好ましい。
本発明によれば、簡単な構造でありながら、圧力が加わった加圧位置を精度よく検出することができる。
実施形態に係るセンサにおける図2の切断線A1−A1線の断面図である。 実施形態に係るセンサの正面図である。 実施形態に係るセンサの特性の説明図である。 実施形態に係るセンサの特性を計測するための概略図である。 実施形態に係るセンサの変形例の断面図である。 実施形態に係るセンサの他の変形例の断面図である。 実施形態に係る位置検出システムの構成を示す概略図である。
以下、実施形態に係るセンサについて図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るセンサ1は、図1,2に示すように、基材11と、導電体12と、感圧体13と、抵抗体14と、複数(図2では4つ)の第1の電極15と、第2の電極16とを備えている。
基材11は、例えば板状に形成された部材である。基材11は、例えば樹脂で形成されている。
導電体12は、例えば鉄もしくは銅などの金属、または、導電性樹脂などで形成されている。また、導電体12の材料は、上記に限らず、抵抗体14よりも抵抗値が小さい材料であればよく、ITO(酸化インジウムスズ)などの透明導電膜であってもよい。例えば、絶縁膜上に設けたITOを導電体12とし、それを基材11の上に設けてもよい。すなわち、基材11と導電体12との間に絶縁体その他の物質が含まれていてもよい。導電体12の抵抗値は、100Ω以下である。導電体12は、例えばスプレーなどによって基材11に形成(塗布)された導電膜である。
感圧体13は、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させるように構成されている。感圧体13は、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる機能を有していればよい。感圧体13は、好ましくは、圧電体および感圧樹脂のうちの少なくとも1つである。上記圧電体は、圧電効果を有していればよく、例えば圧電効果を有する圧電物質と圧電効果を有しない樹脂との混合物でもよいし、圧電体と圧電効果を有しない樹脂との積層体であってもよい。圧電体としては、例えばスプレーコーティング工法によって形成された圧電膜がある。感圧樹脂は、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる樹脂である。感圧体13は、導電体12と抵抗体14との間に設けられている。なお、感圧体13は、圧電体および感圧樹脂の積層体であってもよい。
抵抗体14は、導電体12よりも抵抗値が大きくなるように構成されている。抵抗体14の抵抗値は、1kΩ以上100MΩ以下である。例えば長さが20mmである場合、抵抗体14の線抵抗率は、50Ω/mm以上5MΩ/mm以下である。抵抗体14は、例えばスプレーなどによって形成された抵抗膜であり、例えば、樹脂抵抗膜、導電ゴムなどを用いることができる。
複数の第1の電極15は、抵抗体14における互いに異なる複数の所定位置P1〜P4にそれぞれ設けられている。具体的に、図2では、複数の第1の電極15は、抵抗体14の4隅に設けられている。ただし、複数の第1の電極15が設置される場所は、上記に限らず、センサの形状、使用場所、条件などに応じて設定することができる。各第1の電極15は、銅、銀、金などの金属で形成されている。ただし、各第1の電極15の材料は、上記に限定されず、一般的に電極として用いられるいずれの材料であってもよい。
第2の電極16は、導電体12に設けられている。具体的には、第2の電極16は、導電体12のうち感圧体13が設けられていない部分に設けられている。図2に示すように、第2の電極16は、導電体12において、感圧体13が設けられている面上のうち、感圧体13が設けられていない部分に設けてもよいし、感圧体13が設けられていない面上に設けてもよい。第2の電極16は、感圧体13が設けられていない部分であれば、感圧体13が設けられている面と垂直な面を含め、導電体12のいずれの場所にでも設けることができる。第2の電極16は、銅、銀、金などの金属で形成されている。ただし、第2の電極16の材料は、上記に限定されず、一般的に電極として用いられるいずれの材料であってもよい。
本実施形態では、導電体12、感圧体13および抵抗体14は、可撓性を有している。ただし、導電体12、感圧体13および抵抗体14は、本実施形態のように可撓性を有していることには限定されず、可撓性を有していなくてもよい。
次に、本実施形態に係るセンサ1の特性について説明する。
センサ1に圧力が加わると、感圧体13の変形により電圧変化が発生し、抵抗体14を通って抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間に複数の電圧変化が発生する。例えば、感圧体13として圧電体を用いる場合、上記圧電体の変形によって発生する電圧を上記電圧変化として検出してもよいし、予め第1の電極15に外部から電圧を印加しておき、上記圧電体の変形による電圧変化を検出してもよい。例えば、感圧体13として感圧樹脂を用いる場合、予め第1の電極15に外部から電圧を印加しておき、上記感圧樹脂の変形によって抵抗率が変化し、その結果として生じる電圧変化を検出する。ここで、複数の所定位置P1〜P4と加圧位置P0との間の距離L1〜L4によって、図3に示すように、複数の電圧V1〜V4にそれぞれ発生する複数の電圧変化の間には時間遅延が存在する。図3では、最も早くにピークが発生する電圧(図3の例では電圧V1)の上記ピークが発生するタイミングt1を基準時とした場合の時間差T1(タイミングt2−タイミングt1)および時間差T2(タイミングt3−タイミングt1)を遅延時間として示している。
続いて、このような時間遅延と加圧位置P0との関係について説明する。図4に示すように、第1の電極15に負荷抵抗51が接続された状態で、第1の電極151〜154と負荷抵抗51との間の点C1〜C4における複数の電圧変化(複数の電圧V1〜V4)の時間遅延のパターンと加圧位置q1〜q9との関係を検証した。ここでは、感圧体13として圧電体を用いている。また、抵抗体14の所定位置P1〜P4間の抵抗値(第1の電極151〜154間の抵抗値)は約2MΩであり、各負荷抵抗51の抵抗値は1MΩである。隣り合う所定位置P1〜P4間の長さは20mmである。したがって、第1の電極151〜154間の線抵抗率は70kΩ/mm〜100kΩ/mmである。所定位置P1〜P4間の抵抗値とは、例えば、隣り合う所定位置間(所定位置P1,P2間など)の抵抗値、対角線上の所定位置間(所定位置P1,P3間など)の抵抗値をいう。なお、第1の電極151〜154間の抵抗値は100kΩ以上であることが好ましい。すなわち、第1の電極151〜154間の線抵抗率は3.5kΩ/mm以上であることが好ましい。アルミニウム製の棒をセンサ1に落下させることによってセンサ1に圧力を加え、それによって圧電体の変形によって発生する電圧を電圧V1〜V4とした。上記棒の重さは6.5gである。上記棒を落下させる高さは、センサ1の上面から25mmである。
表1には、センサ1の加圧位置q1〜q9の各々について、複数の電圧V1〜V4にそれぞれ発生する複数の電圧変化の遅延時間を示している。表1では、遅延時間として、複数の電圧変化のうち、最も早い電圧変化の発生時を基準時としたときの複数の電圧変化の発生時と最も早い電圧変化の発生時との時間差を示している。表1における遅延時間(時間差)の単位はマイクロ秒(μs)である。ここで、電圧変化の発生時とは、例えばピーク電圧時を示す。なお、最も早い電圧変化の遅延時間は0マイクロ秒である。
Figure 2016109652
表1に示すように、加圧位置q1〜q9によって、複数の電圧V1〜V4にそれぞれ発生する複数の電圧変化の時間遅延のパターンが異なっている。このことから、加圧位置q1〜q9と上記パターンとの関係を用いることによって、実際に加圧された加圧位置P0(図2参照)を検出することができる。なお、上記複数の電圧変化の時間遅延は、センサ1のCR遅延(センサ1におけるコンデンサ成分と抵抗成分とによる遅延)に起因して発生するのではないかと考えられる。加圧位置からの距離が長いほど、CR遅延による遅延時間が長くなると考えられる。
本実施形態に係るセンサ1の変形例として、図5に示すように、センサ1は、保護体17をさらに備えてもよい。
保護体17は、導電体12、感圧体13、抵抗体14、複数の第1の電極15および第2の電極16を覆うように形成されている。保護体17は、可撓性を有する柔軟な樹脂材、ゴムまたは繊維から形成されている。
また、本実施形態に係るセンサ1の他の変形例として、図6に示すように、センサ1は、基材11の上に抵抗体14が設けられ、抵抗体14の上に感圧体13が設けられ、感圧体13の上に導電体12が設けられていてもよい。
センサ1は、センサ1に圧力が加わった場合に、抵抗体14における少なくとも1つの所定位置と導電体12との間に発生する少なくとも1つの電圧変化の基準時からの遅延時間を用いて、圧力が加わった加圧位置を検出するために用いられる。
なお、本実施形態では、樹脂製の基材11を用いた構成について説明しているが、基材11は、樹脂製に限らず、基材としての機能を有していれば何でも用いることができる。例えば、導電性の基材を用いてもよい。この場合、基材に導電体を兼用させることができるので、センサの構成を簡単にすることができる。また、図6に示すセンサ1の場合、抵抗体と基材とを兼用することができる。例えば、自立性を有する抵抗膜を用いることによって、抵抗体と基材とを兼用することができる。
本実施形態では、センサ1は、複数の第1の電極15を備えているが、センサ1は、1つの第1の電極のみを備えてもよい。この場合、センサ1は、所定の直線上の位置を検出するための1次元センサとして用いられる。このような1次元センサを用いる場合、センサ1に圧力が加えられた圧力印加時を基準時として遅延時間を検出する。
なお、図1,2は、導電体12、感圧体13および抵抗体14が可撓性を有し、かつ、基材11の感圧体13などが設けられた面に加えられた圧力F1を検出する場合を示している。この場合、基材11に撓む材料を用いることにより、基材11の感圧体13などが設けられていない面に加えられた圧力F2を検出することもできる。
また、図1,2のセンサ1では、基材11の片面に、可撓性を有する導電体12、感圧体13および抵抗体14が設けられているが、基材11の両面に、可撓性を有する導電体12、感圧体13および抵抗体14が設けられていてもよい。これにより、基材11の種類によらず、基材11の両面において、加えられた圧力を検出することができる。また、基材11に撓む材料を用いることにより、基材11の片面で圧力の位置(加圧位置)を検出し、基材11面のもう片面で圧力の大きさを検出することができる。すなわち、加圧位置の検出と圧力の大きさの検出とを別々に行うことができる。
次に、本実施形態に係る位置検出システム3について図7を参照しながら説明する。
位置検出システム3は、センサ1と、計測装置2とを備えている。
計測装置2は、記憶部21と、取得部22と、時間計測部23と、位置検出部24とを備えている。
記憶部21は、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間の複数の電圧V1〜V4にそれぞれ発生する複数の電圧変化における基準時からの遅延時間と加圧位置との関係を記憶している。例えば、複数の電圧変化のうちの最も早い電圧変化の発生時を基準時とし、残りの電圧変化の発生時と最も早い電圧変化の発生時との時間差を遅延時間とする。なお、最も早い電圧変化の発生時に代えて、センサ1に圧力が加えられた圧力印加時を基準時としてもよい。
また、記憶部21は、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間の複数の電圧変化の大きさ(電圧値)と加圧位置P0に加えられた圧力F1の大きさとの関係を記憶している。
取得部22は、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間にそれぞれ発生する複数の電圧V1〜V4(複数の電圧変化)をセンサ1から取得する。例えば、取得部22は、複数の第1の電線41および第2の電線42(図2参照)が接続される端子部を備えており、上記端子部に接続された複数の第1の電線41および第2の電線42を介して複数の電圧V1〜V4(複数の電圧変化)を取得する。
時間計測部23は、センサ1に圧力F1が加わると、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間にそれぞれ発生する複数の電圧変化の基準時からの遅延時間を計測するように構成されている。すなわち、時間計測部23は、取得部22で取得された複数の電圧変化の基準時からの遅延時間を計測するように構成されている。例えば、複数の電圧V1〜V4に発生する複数の電圧変化のうちの最も早い電圧変化の発生時を基準時とし、残りの電圧変化の発生時と最も早い電圧変化の発生時との時間差を遅延時間とする。なお、最も早い電圧変化の発生時に代えて、センサ1に圧力が加えられた圧力印加時を基準時としてもよい。この場合、時間計測部23が圧力印加時に関する情報を取得すればよい。
位置検出部24は、時間計測部23で計測された遅延時間を用いて、センサ1における圧力F1が加わった加圧位置P0を検出するように構成されている。具体的には、位置検出部24は、時間計測部23で計測された遅延時間を、記憶部21に記憶されている遅延時間と加圧位置との関係に照合することによって、加圧位置P0を検出する。
計測装置2は、電圧計測部25と、圧力検出部26とをさらに備えている。
電圧計測部25は、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間の複数の電圧変化の大きさ(電圧値)を計測するように構成されている。具体的には、電圧計測部25は、取得部22で取得された複数の電圧変化の大きさ(電圧値)を計測する。
圧力検出部26は、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間の複数の電圧変化の大きさに応じて圧力F1の大きさを計測するように構成されている。具体的には、圧力検出部26は、電圧計測部25で計測された電圧変化の大きさ(電圧値)を、記憶部21に記憶されている電圧値と圧力の大きさとの関係に照合することによって、圧力F1の大きさを計測する。
次に、本実施形態に係る位置検出システム3の動作について図7を参照しながら説明する。
まず、センサ1に圧力が加わると、感圧体13の変形により電圧変化が発生し、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間に複数の電圧変化が発生する。計測装置2側では、取得部22が、複数の電圧変化をセンサ1から取得する。時間計測部23は、複数の電圧変化の基準時からの遅延時間(時間差)を計測する。その後、位置検出部24は、時間計測部23で計測された遅延時間を用いて、センサ1における圧力F1が加わった加圧位置P0を検出する。また、電圧計測部25は、複数の電圧変化の大きさ(電圧値)を計測する。その後、圧力検出部26は、電圧計測部25で計測された複数の電圧変化の大きさに応じて、加圧位置P0に加えられた圧力F1の大きさを計測する。
なお、本実施形態に係る位置検出システム3の変形例として、位置検出部24は、複数の電圧変化の大きさから加圧位置P0を検出する機能を有していてもよい。
すなわち、位置検出部24は、第1の機能と、第2の機能とを有している。第1の機能では、位置検出部24は、複数の電圧変化における遅延時間に基づいて、センサ1における加圧位置P0を検出する。第2の機能では、位置検出部24は、複数の電圧変化の大きさに基づいて、加圧位置P0を検出する。位置検出部24は、第1の機能および第2の機能のいずれか一方を選択的に実行してもよいし、第1の機能および第2の機能の両方を実行してもよい。
この場合、計測装置2は、位置検出部24の第1の機能と前記第2の機能とを選択する選択部(図示せず)をさらに備えている。選択部は、例えばユーザの操作入力などに従って、第1の機能と第2の機能とを選択するように構成されている。
位置検出部24は、第1の機能および第2の機能のうち、選択部で選択された一の機能もしくは両方の機能を実行するように構成されている。例えば、第1の機能が選択部で選択された場合、位置検出部24は第1の機能を実行する。第2の機能が選択部で選択された場合、位置検出部24は第2の機能を実行する。さらに、第1の機能および第2の機能の両方が選択部で選択された場合、位置検出部24は第1の機能および第2の機能の両方を実行する。位置検出部24は、第1の機能および第2の機能のいずれもが選択部で選択されなかった場合であっても、第1の機能および第2の機能の少なくとも一方を実行するように構成されていてもよい。
次に、本実施形態に係るセンサ1の製造方法について図1,2を参照しながら説明する。センサ1は、上述したように、基材11と、導電体12と、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる感圧体13と、導電体12よりも抵抗値が大きい抵抗体14と、複数の第1の電極15と、第2の電極16とを備えている。
まず、基材11の上に導電体12を設ける。具体的には、スプレーによって、基材11の上に導電体12として導電膜を設ける。
続いて、導電体12の上に感圧体13を設ける(第1のステップ)。具体的には、スプレーによって導電体12としての導電膜の上に、感圧体13として圧電膜を設ける。好ましくは、第1のステップにおいて、スプレー法、蒸着法、ディッピング法、スピンコート法、フローコート法およびスピンドル法のうちのいずれかを用いて、導電体12の上に感圧体13を設ける。なお、第1のステップにおいて、導電性接着剤を用いて導電体12の上に感圧体13を設けてもよい。
その後、感圧体13の上に抵抗体14を設ける(第2のステップ)。具体的には、スプレーによって、感圧体13としての圧電膜の上に抵抗体14としての抵抗膜を設ける。
その後、導電接着剤または半田を用いて、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4に複数の第1の電極15をそれぞれ設ける。具体的には、抵抗体14の上における互いに異なる複数の所定位置P1〜P4に複数の第1の電極15をそれぞれ設ける。なお、金属端子をかしめることによって、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4に複数の第1の電極15をそれぞれ設けてもよい。あるいは、複数の第1の電極15が印刷されたフレキシブル基板を用いて、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4に複数の第1の電極15を設けてもよい。
また、導電接着剤または半田を用いて、導電体12に第2の電極16を設ける。具体的には、導電体12の上における感圧体13が形成されていない位置に第2の電極16を設ける。なお、金属端子をかしめることによって、導電体12に第2の電極16を設けてもよい。あるいは、第2の電極16が印刷されたフレキシブル基板を用いて、導電体12に第2の電極16を設けてもよい。
その後、図5に示すように、導電体12、感圧体13および抵抗体14、複数の第1の電極15および第2の電極16の上に保護体17を、被覆または接着剤を用いて設けてもよい。
なお、図6に示すようなセンサ1の場合、まず、基材11の上に抵抗体14を設け、抵抗体14の上に感圧体13を設け、その後、感圧体13の上に導電体12を設ければよい。
本実施形態に係るセンサ1および位置検出システム3は、例えばセンサ1がロボットの車輪に取り付けられて用いられる。この場合、車輪を基材として、車輪の上に導電体または抵抗体を設け、その上に感圧体などを設ける構成にしてもよいし、車輪が導電体または抵抗体と基材とを兼ねる構成として、車輪の上に圧電体を設ける構成にしてもよい。
また、本実施形態に係るセンサ1および位置検出システム3の他の使用例としては、例えばセンサ1がロボットハンドに取り付けられて用いられる。ロボットの車輪の場合と同様に、ロボットハンドの上に導電体または抵抗体を設け、その上に圧電体を設ける構成にしてもよいし、ロボットハンドが導電体または抵抗体を兼ねる構成として、ロボットハンドの上に圧電体を設ける構成にしてもよい。
以上説明した本実施形態に係るセンサ1では、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる感圧体13が、導電体12と導電体12よりも抵抗値が高い抵抗体14との間に設けられている。これにより、センサ1に圧力が加わると、センサ1は、抵抗体14における少なくとも1つの所定位置(P1〜P4)と導電体12との間に発生する少なくとも1つの電圧変化を、センサ1における圧力F1が加わった加圧位置P0によって異なる時間遅延のパターンで出力することができる。その結果、センサ1から出力される少なくとも1つの電圧変化の基準時からの遅延時間を用いて、センサ1における加圧位置P0を検出することができる。これにより、本実施形態に係るセンサ1によれば、簡単な構造でありながら、センサ1における加圧位置P0を精度よく検出することができる。
特に、本実施形態のように複数の所定位置P1〜P4が抵抗体14に設けられている場合、センサ1に圧力F1が加わると、センサ1は、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間にそれぞれ発生する複数の電圧変化を、加圧位置P0によって異なる時間遅延のパターンで出力することができる。その結果、加圧位置P0が検出される対象エリアが2次元平面であっても、センサ1から出力される複数の電圧変化の基準時からの遅延時間を用いて、センサ1における加圧位置P0を検出することができる。また、各電圧変化の大きさ、ピークの形状、各電圧の正負および各電圧の変化、ならびに、加圧の速さ、加圧時間などには相関があり、これらの計測結果を用いて、精密な加圧情報を検出することができる。これにより、本実施形態に係るセンサ1によれば、対象エリアが2次元平面であっても、簡単な構造でありながら、加圧位置P0を精度よく検出することができるとともに、圧力の大きさなども検出することができる。
本実施形態に係るセンサ1では、抵抗体14における所定位置(P1〜P4)に第1の電極15が設けられ、導電体12に第2の電極16が設けられている。これにより、本実施形態に係るセンサ1では、抵抗体14における所定位置(P1〜P4)と導電体12との間に発生する電圧変化であって加圧位置P0によって時間遅延のパターンが異なる電圧変化をセンサ1から簡単に取り出すことができる。
本実施形態に係るセンサ1では、導電体12、感圧体13、抵抗体14、第1の電極15および第2の電極16を保護体17が覆う。これにより、本実施形態に係るセンサ1では、導電体12、感圧体13、抵抗体14、第1の電極15および第2の電極16を外部から保護することができる。
本実施形態に係るセンサ1では、導電体12、感圧体13および抵抗体14が可撓性を有する。これにより、本実施形態に係るセンサ1では、センサ1をさまざまな形状に変形させることができる。その結果、本実施形態に係るセンサ1を例えば物体の曲面に沿って取り付けることができる。
本実施形態に係る位置検出システム3では、センサ1において、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる感圧体13が、導電体12と導電体12よりも抵抗値が高い抵抗体14との間に設けられている。これにより、本実施形態に係る位置検出システム3では、センサ1に圧力が加わると、抵抗体14における少なくとも1つの所定位置(P1〜P4)と導電体12との間に発生する少なくとも1つの電圧変化を、センサ1における圧力F1が加わった加圧位置P0によって異なる時間遅延のパターンで出力することができる。さらに、本実施形態に係る位置検出システム3は、センサ1から出力される少なくとも1つの電圧変化の基準時からの遅延時間を用いて、センサ1における加圧位置を検出する。これにより、本実施形態に係る位置検出システム3では、簡単な構造でありながら、センサ1における加圧位置P0を精度よく検出することができる。
本実施形態に係る位置検出システム3では、抵抗体14における少なくとも1つの所定位置(P1〜P4)と導電体12との間に発生する少なくとも1つの電圧変化の大きさに応じて圧力F1の大きさを計測する。これにより、本実施形態に係る位置検出システム3では、加圧位置P0を検出するだけではなく、加圧位置P0に加わった圧力F1の大きさも検出することができる。
本実施形態に係る位置検出システム3は、遅延時間に基づいて加圧位置P0を検出する第1の機能と、少なくとも1つの電圧変化の大きさに基づいて加圧位置P0を検出する第2の機能とを有している。これにより、本実施形態に係る位置検出システム3では、用途などに応じて、加圧位置P0を検出する手法を変えることができる。
本実施形態に係る位置検出システム3は、第1の機能と第2の機能とを選択する選択部を備える。これにより、本実施形態に係る位置検出システム3では、加圧位置P0を検出する手法をユーザが選択することができる。
本実施形態に係る位置検出システム3では、抵抗体14に複数の所定位置P1〜P4が設けられている。これにより、本実施形態に係る位置検出システム3は、センサ1に圧力F1が加わると、抵抗体14における複数の所定位置P1〜P4と導電体12との間にそれぞれ発生する複数の電圧変化を、加圧位置P0によって異なる時間遅延のパターンで出力することができる。その結果、本実施形態に係る位置検出システム3では、加圧位置P0が検出される対象エリアが2次元平面であっても、センサ1から出力される複数の電圧変化の各々における遅延時間を用いて、センサ1における加圧位置P0を検出することができる。
本実施形態に係るセンサ1の製造方法では、導電体12および抵抗体14のうちの一方の上に感圧体13を設け、その後、感圧体13の上に導電体12および抵抗体14のうちの他方を設ける。これにより、本実施形態に係るセンサ1の製造方法では、感圧体13が導電体12と抵抗体14との間に設けられているセンサ1を製造することができる。その結果、このように製造されたセンサ1に圧力が加わると、センサ1は、抵抗体14における少なくとも1つの所定位置(P1〜P4)と導電体12との間に発生する少なくとも1つの電圧変化を、センサ1における圧力F1が加わった加圧位置P0によって異なる時間遅延のパターンで出力することができる。そして、センサ1から出力される少なくとも1つの電圧変化の基準時からの遅延時間を用いて、センサ1における加圧位置P0を検出することができる。これにより、本実施形態に係るセンサ1の製造方法によれば、簡単な構造でありながら、センサ1における加圧位置P0を精度よく検出するためのセンサ1を提供することができる。
本実施形態に係るセンサ1の製造方法では、スプレー法、蒸着法、ディッピング法、スピンコート法、フローコート法およびスピンドル法のうちのいずれかを用いて、導電体12の上に感圧体13を設ける。これにより、本実施形態に係るセンサ1の製造方法では、可撓性を有する感圧体13を簡単に設けることができる。
1 センサ
12 導電体
13 感圧体
14 抵抗体
15 第1の電極
16 第2の電極
17 保護体
23 時間計測部
24 位置検出部
26 圧力検出部
3 位置検出システム
F1 圧力
P0 加圧位置
P1〜P4 所定位置
V1〜V4 電圧

Claims (15)

  1. 導電体と、
    外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる感圧体と、
    前記導電体よりも抵抗値が大きい抵抗体とを備え、
    前記感圧体は、前記導電体と前記抵抗体との間に設けられている
    ことを特徴とするセンサ。
  2. 前記感圧体は、圧電体および感圧樹脂のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載のセンサ。
  3. 前記抵抗体における所定位置に設けられた第1の電極と、
    前記導電体に設けられた第2の電極と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載のセンサ。
  4. 前記導電体、前記感圧体、前記抵抗体、前記第1の電極および前記第2の電極を覆う保護体をさらに備えることを特徴とする請求項3記載のセンサ。
  5. 前記保護体は、可撓性を有する樹脂材、ゴムまたは繊維から形成されていることを特徴とする請求項4記載のセンサ。
  6. 前記導電体、前記感圧体および前記抵抗体は、可撓性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンサ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサと、
    前記センサに圧力が加わると、前記抵抗体における少なくとも1つの所定位置と前記導電体との間に発生する少なくとも1つの電圧変化の基準時からの遅延時間を計測する時間計測部と、
    前記時間計測部で計測された前記遅延時間を用いて、前記センサにおける前記圧力が加わった加圧位置を検出する位置検出部と
    を備えることを特徴とする位置検出システム。
  8. 前記少なくとも1つの電圧変化の大きさに応じて前記圧力の大きさを計測する圧力検出部をさらに備えることを特徴とする請求項7記載の位置検出システム。
  9. 前記位置検出部は、
    前記遅延時間に基づいて前記加圧位置を検出する第1の機能と、
    前記少なくとも1つの電圧変化の大きさに基づいて前記加圧位置を検出する第2の機能とを有する
    ことを特徴とする請求項7または8記載の位置検出システム。
  10. 前記第1の機能と前記第2の機能とを選択する選択部をさらに備え、
    前記位置検出部は、前記第1の機能および前記第2の機能のうち、前記選択部で選択された機能を実行する
    ことを特徴とする請求項9記載の位置検出システム。
  11. 前記所定位置は、前記抵抗体に複数設けられ、
    前記時間計測部は、前記センサに前記圧力が加わると、前記抵抗体における前記複数の所定位置と前記導電体との間にそれぞれ発生する複数の電圧変化の各々における基準時からの前記遅延時間を計測する
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の位置検出システム。
  12. 導電体と、外部から圧力が加わると電圧変化を発生させる感圧体と、前記導電体よりも抵抗値が大きい抵抗体とを備えるセンサの製造方法であって、
    前記導電体および前記抵抗体のうちの一方の上に前記感圧体を設ける第1のステップと、
    前記感圧体の上に前記導電体および前記抵抗体のうちの他方を設ける第2のステップと
    を有することを特徴とするセンサの製造方法。
  13. 前記第1のステップにおいて、スプレー法、蒸着法、ディッピング法、スピンコート法、フローコート法およびスピンドル法のうちのいずれかを用いて、前記導電体の上に前記感圧体を設けることを特徴とする請求項12記載のセンサの製造方法。
  14. 前記第1のステップにおいて、導電性接着剤を用いて前記導電体および前記抵抗体のうちの一方の上に前記感圧体を設けることを特徴とする請求項12記載のセンサの製造方法。
  15. 前記導電体、前記感圧体および前記抵抗体を保護体で被覆し、または、前記導電体、前記感圧体および前記抵抗体の上に保護体を、接着剤を用いて設けるステップを有することを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載のセンサの製造方法。
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