JP2016108678A - 針刺し - Google Patents

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Abstract

【課題】裁縫において、使い残した糸を裁縫針に通した状態で、次回使用時まで絡むことなく安全に保管することのできる針刺しを提供する。【解決手段】針山の周囲に糸巻部を配して一体に構成することにより、裁縫の作業と糸巻を一連の作業にできるため、裁縫後の残り糸を素早く簡単に巻きとり、安全に美しく保管出来るようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、裁縫用の針刺しであって、針山の周囲に糸巻を配して一体に構成することにより、使い残した糸を次回使用時まで、裁縫針に通したまま、からまることなく保管し、且つ該針刺しを針山と糸巻に分離し、用途による使い分けを可能にするという裁縫時の便宜性を考慮したものに関する。
従来、針刺し(針山・ピンクッション)には、裁縫針と待ち針が一緒に刺し込まれており、糸の通された裁縫針を使おうと針山から抜く際に、待ち針の頭に糸がからまり抜け落ちたり、裁縫作業後の糸を保管する際には、裁縫針に8の字に巻き付けるなど、大変めんどうなものであった。まして、保管する糸が複数本となると、尚更取り扱いは煩雑となり、時には巻きつけがほどけることや、ほどけてからまった糸が針穴から抜け落ちる、飛散する、あるいはその裁縫針が針山に埋もれてしまい、気付かずに指を刺してしまうなどの危険もあった。
そのため、従来においては、様々な工夫が凝らされてきた。
特開平18−118101では、糸巻の機能を備えた針を、縫い針と対で使用する方法や、特許第4594127号では、特殊なケースを用いて安全性の高い装置が考案されている。
特開平18−118101 特許第4595127号 実新3075228 実開平07−038132 実登3133103 実登3075251
本発明は、上記従来の針刺しにおける、扱いづらい、裁縫箱には納まらないなどの課題を解決し、裁縫後の残り糸を裁縫針に通したままの状態で、絡まないように簡便かつ安全に保管することのできる裁縫用針刺しを提供する事を課題としている。
本発明は、前記の問題点に鑑みなされたもので、針山周囲に糸巻部を配置し一体化することで、場所を取らず、手持ちの裁縫箱に納まり、また使用法も直感的に理解できるため、あらゆる年代の方に使用可能な針刺しを提供するものである。
本発明によると、裁縫針に通した複数本の糸を、絡ませる事なく保管でき、糸の通された裁縫針は、飛散する事が少なく、針山から抜けた場合も糸をたぐって見つけやすく、針山に埋没しても容易に察知できるため、安全に保管する事ができる。
また、裁縫針に通されていない糸も巻いて保管できるため、使い残した糸を捨てる事無く、無駄なく使い切ることができる。
さらに糸巻部がフェルト等の素材の場合は、裁縫針を糸巻部の表層をすくうように刺し込んで止めて保管する方法もあり、これは裁縫針の紛失や飛散の心配をなくし、また目視で裁縫針の長さを判別できるという利便性もある。この様な収納方法は、常に整頓された状態を保つため、即座に針仕事を開始あるいは再開でき、気持ちよく作業を進められ、生産性も向上する。
一方生産者にとっても、本発明の針刺しは、厚紙やフェルト等身近な材料でも製作でき、構造も単純であるため低コストで製作実施が可能である。また、糸巻を手の形のほか、花びらのようにデザインにして多数の糸巻部を設けると、多色使いの刺繍やクロスステッチ、パッチワーク等の作業にも有用となる。また、針山を編みぐるみにしたり、刺繍を施すなど、使用者の嗜好に合わせることができ、これらを手芸キットとして流通させることもできる。
本発明の一実施形態に係る針刺しの斜視図である。 針山に裁縫針を刺し止め、糸巻部に糸を巻く様子を示す斜視図である。 針刺しの糸巻部に裁縫針を刺し止め、糸を巻く様子を示す斜視図である。 糸巻部裏面に貼り付けた面ファスナー凸面を示した斜視図である。 針刺しの糸巻から針山を取り外した平面図である。 糸巻部と糸巻底部にまたがって、それぞれに取り付けた可塑性の芯部材の形態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る針刺しの形態が手の形であって厚紙を芯材としたフェルト素材仕様の場合の一例を示す。この図において針刺し1は、糸巻部3a〜3eからなる糸巻3と針山2とが一体となった形態で構成される。
図2は、裁縫作業中の使用例であって、針nを針山2に刺して、糸巻部3eを糸巻3の底部3fと水平になるように押し下げ糸tを巻き付けた状態を示す。
図3は、裁縫作業終了時の使用例で、保管収納の場合は、糸巻部3eのフェルト表層をすくうように裁縫針nを刺し込み、その後糸巻部3eに糸tを巻き付け、巻き終えれば、糸尻を図4で示す糸巻部3eの裏面の面ファスナー凸面mf1に押し付けて係止する。糸巻部3a〜3dも同様に縫い針と糸を保持させる事ができるため、5本の糸が絡まる事無く保管される。
図5は、針刺し1を針山2と糸巻3に分解した平面図であり、これらは、面ファスナーmf2により着脱できる様に構成されている。
図6は、糸巻が自由に折り曲げられ、糸巻作業中に手で押さえていなくても角度を保持できるように、各糸巻部から糸巻底部3fにまたがって取り付けた針金やポリエチレンなどの可塑性の芯部材sを説明する図である。
本発明に係る針刺し1は、裁縫針に通したままの5本の糸を保持するための裁縫用針刺しであって、針山2の周囲の糸巻部3a〜3eそれぞれに、糸を巻きつけるよう構成されている。
前記糸巻部3a〜3eは、それぞれが糸巻底部3fと繋がり一体となって糸巻3を形成し、この糸巻3は、針山2の底面と接着もしくは着脱可能な状態で一体となり、針刺し1を構成している。
前記糸巻部3a〜3eは、糸の巻きつけが容易な素材、シリコンや厚紙・不織布等で成形、もしくはフェルトや布・紙・革等の素材で覆われた板状の厚紙などの素材を使用することにより、すべらずに巻き取りやすく、糸に折り跡も残らないように加工されている。
また、糸巻部の大きさは、裁縫箱に納まりの良い長さとし、幅は、保管しておきたい糸が、数巻きで巻きとれる位の幅とし、巻き取りの作業が煩わしくないように配慮する。
前記糸巻部3a〜3eは、それぞれ糸巻底部3fに対し、垂直方向から水平方向へ上下に折り曲げる事が可能であり、この構造により、糸巻部3a〜3eの角度が個別に変えられるため、図3のように、他の糸巻部がじゃまする事無く糸tを素早く簡単に巻き付けることができる。
前記構造をより使いやすくするために、図6のように、糸巻部3a〜3eと糸巻底部3fとにまたがって、針金やポリエチレンなど可塑性の芯部材sを取り付ける、あるいは、糸巻そのものを可塑性の素材にすることにより、糸巻の作業中、手で押さえておかなくても糸巻部3a〜3eを個別に任意の角度に折り曲げた状態で保持するようにすることもできる。これにより、図2の様に他の糸巻部と離した状態にできるため、容易に素早く糸を巻きとる事ができる。
巻き終えれば糸尻を、図4で示す糸巻部3eの裏面に貼り付けた面ファスナー凸面mf1に押しつけて係止するため、容易にほどける事はない。
尚、形態により糸巻部同士が密着している場合は、面ファスナーによらず、それぞれの糸巻部の間に挟み込むことで糸尻を係止する。あるいは、糸巻部に切り込みを設け、これに糸尻を差し込み止める事もある。
本発明の針刺し1は、針山2と糸巻3を面ファスナーmf2等により着脱できる様にして、針山2を手首やミシンに貼り付けて仮縫い時の待ち針dp専用にするなど、用途による使い分けができる様にすることもある。
本発明の針刺しは、利用者には使い残した糸を裁縫針に通したままの状態で複数本次回使用時まで絡ませることなく良い状態で安全に保管する事ができるという利益を生み、また生産者にとっても、特別な材料を必要とせず容易に低コストで製作する事ができ、その形状や色柄素材の変更により、趣味性の高い応用範囲の広い針刺しとなるため、学校の教材や手芸キットとして販売するなど、近年の手づくり・手芸ブームに合った商品となり得る。
1 針刺し
2 針山
3 糸巻
3a〜3e 糸巻部
3f 糸巻底部
n 裁縫針
t 糸
s 芯部材
mf1 面ファスナー凸面
mf2 面ファスナー
dp 待ち針

Claims (6)

  1. 裁縫針に通した糸を、からませる事なく保管するための針刺しであって、針山の周囲に糸巻部を設けて一体の構造とする事を特徴とする針刺し。
  2. 前記針刺しは、前記針山と糸巻で構成され、前記糸巻は、前記針山をのせる糸巻底部と前記糸巻底部の周囲に複数の前記糸巻部を有する事を特徴とする請求項1記載の針刺し。
  3. 前記糸巻部は、前記針山底部に対し、それぞれ個別に角度を上下方向に折り曲げる事ができる請求項1又は請求項2に記載の針刺し。
  4. 前記糸巻部は、可塑性の芯部材を前記糸巻底部と前記糸巻部にまたがって取り付ける事により、それぞれ個別に角度を上下に折り曲げる事ができ、その角度を保持する機能を有する請求項1〜3の何れかに記載の針刺し。
  5. 前記針山と前記糸巻が、着脱可能な構造である請求項2〜4の何れかに記載の針刺し。
  6. 前記糸巻部裏面に面ファスナーを有し、前記面ファスナー凸面に前記糸巻部に巻き終えた糸の糸尻を系止することができる請求項1〜5の何れかに記載の針刺し。
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