JP3143256U - カッター付き糸巻き体 - Google Patents
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Abstract
【課題】糸巻きに巻き込んだ糸を解いて使う際、適当な長さでその糸を切断するのに、ハサミを使う事無く、巻き取った糸をワンタッチで切断出来るカッター付き糸巻き体を提供する。
【解決の手段】紙或いは合成紙材等で成る、板状の糸止めスリット1付き糸巻き台座2で、糸巻きにおいて該糸巻き台座2の外周2aの一部に溝部3を切り込み開口し、該溝部3内に外周2aより突起する事無く、カッター刃先4を外周2aに向け埋め込み一体化し、巻き込み糸Aの巻き解きでの糸切りを可能な構成にする。また、前記糸巻き台座2を板状の細長い握り体にし、該単体で糸切り用カッターナイフとして使い、又は、細長い握り体に必要に応じ、巻き込み糸Aを巻き付けて糸巻きとして、両用使い可能な構成とする。そしてまた、前記糸巻き台座2を個別でなる糸巻きボビンの側面に整合する形状にし、当該糸巻き台座2を糸巻きボビンの側面に貼りつける等で一体化の構成にする。
【選択図】図1
【解決の手段】紙或いは合成紙材等で成る、板状の糸止めスリット1付き糸巻き台座2で、糸巻きにおいて該糸巻き台座2の外周2aの一部に溝部3を切り込み開口し、該溝部3内に外周2aより突起する事無く、カッター刃先4を外周2aに向け埋め込み一体化し、巻き込み糸Aの巻き解きでの糸切りを可能な構成にする。また、前記糸巻き台座2を板状の細長い握り体にし、該単体で糸切り用カッターナイフとして使い、又は、細長い握り体に必要に応じ、巻き込み糸Aを巻き付けて糸巻きとして、両用使い可能な構成とする。そしてまた、前記糸巻き台座2を個別でなる糸巻きボビンの側面に整合する形状にし、当該糸巻き台座2を糸巻きボビンの側面に貼りつける等で一体化の構成にする。
【選択図】図1
Description
この考案は、主に家庭で使う裁縫用の糸が巻き込まれる糸巻き台座(糸巻き)に関し、又は魚釣りに使う、釣り糸やその他の日常に使う糸類を巻き付け、必要時にこれらの糸巻き台座から所定の長さだけ巻き解いて使うことの出来る、糸巻き台座の改良に関する。
此の種の従来の技術として知られる家庭用での手縫い裁縫作業で、裁縫箱に収納した縫い針を取りだし、これらの縫い針の細い孔に、糸巻きの糸止めスリットから外した縫い糸を解き、縫い針の小孔に差し込み、必要な糸の長さで糸巻きに設けた糸止めスリットに強く挟み込み固定するか、或いは挟み込まずに、裁縫箱に収納したハサミを取りだして、縫い糸を切って手縫い作業にかかることに成る。
また、ミシン糸の様にボビン体に巻き込んだ糸も、ミシン縫いのほころびを手縫いする等の作業時は、ボビン糸巻きの糸止めスリットに挟み込まれたミシン糸の切り口端子を外し、縫い針の小孔にミシン糸の切り口端子を通して、適当な長さで糸巻きボビンの糸止めスリットに固く挟み込むか、或いは挟み込まずに、ハサミを使いミシン糸を切って、手縫い作業にかかることに成る。
そしてまた、魚釣りに使う釣り糸においては、釣り竿の仕掛けに、規定のボビンに巻き込まれた釣り糸を小分けに巻き取るのに、個別の糸巻きを使う等して、釣り場に適当な長さに巻き取り持参する等の作業に使われ、或いは、釣具補修糸等にも使われる。
しかしながら、上述する従来技術の場合は、糸巻き或いはボビンから巻き解いた糸は、縫い針の小孔に糸の切り口端子を通した後に利き手に縫い針を握り替え、或いは、縫製意外での糸止めスリットに糸を挟み込み、其の後に、、利き手に個別に用意したハサミを握って、切断しなければならないというわずらわしい切断操作の課題がある。
そしてまた、縫い針の小孔に通した糸を糸巻きの糸止めスリットに挟み込んで固定しない限り、糸巻きに巻き込まれた糸が解けてしまうなどから、糸止めスリットに固定した後に糸をハサミで切らなければならないという課題が残る。この様に、縫製では片手に縫い針を持ったままに利き手にハサミを握って作業をしなければならない為、糸巻きが保持されず、糸切り時に、長い残り糸のまま切ってしまう等の課題がある。いわゆる糸の切り口端子が、常時糸止めスリット傍に無い等のハサミを使う為に生じる幾つかの課題がある。
この考案は、かかる課題を解決する為に、請求項1での考案は、図1又は図2で述べるように、紙或いは合成紙等で成る、板状の糸止めスリット1付き糸巻き台座2でなる、糸巻きにおいて、該糸巻き台座2の外周2aの一部に溝部3を切り込み開口し、該溝部3内に外周より突起すること無く、カッター刃先4を外周2aに向け埋め込み一体化し、巻き込み糸Aの巻き解きでの糸切りの出来るハサミいらずのカッター付き糸巻きの構成にする。
次ぎに、請求項2での考案は、図3(a),(b)で述べるように、前記する糸巻き台座2を板状の細長い握り体20にし、該単体で糸切り用カッターナイフとして使い、又は、細長い握り体20に必要に応じ、糸を巻き付けて糸巻きとしての、両用使いの構成とする。
次ぎにまた、請求項3での考案は、図4で述べるように、前記する糸巻き台座2を個別でなる糸巻きボビンBの側面Baに整合する形状にし、当該糸巻き台座20を糸巻きボビンのBの側面Baに貼りつける等で一体化した構成にする。
本考案は、上述の通り構成作用するので、次ぎの優れた効果を奏する。即ち、請求項1での効果は、図1の第1実施例で述べる様に、巻かれた糸巻き台座から解いた糸の切断は、糸止めスリットに挟み込んだ糸を其のまま、カッター刃先のある溝部に差し込んで、軽く引っ張るだけで、糸が等間隔にワンタッチ操作でハサミいらずの切断の出来る、カッター付き糸巻き体を提供出来る。
次ぎに、請求項2での効果は、図3での第2実施例で述べる様に、糸巻き台座が握り体を兼ねる構成の為、縫製後の縫い糸カットにカッターナイフに使い、更に、残り糸の巻き込みや予備糸などの巻き付けにも使える両用使いのカッター付き糸巻き体を提供出来る。
次ぎにまた、請求項3での効果は、図4での第3での実施例で述べる様に、ボビン形態の糸巻きでも、ワンタッチ操作でハサミいらずの糸切りが出来る、カッター付き糸巻き体を提供出来る。
そしてまた、これらの本考案での糸巻きは、縫製での縫い糸作業に限定するここと無く、魚釣りでの、釣り糸の巻き解きカッとや、釣具の補修糸のカットや、たこ糸のカッと等の用具としても利用効果が、限りなく拡大出来るカッター付き糸巻き体を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて更に詳細に説明する。即ち、図1は本考案の第1実施例での使用例を示しての全体斜視図で、図2は本考案の第1実施例での要部断面斜視図で、フラットな厚手の紙或いは合成紙を略矩形状で縫製用の巻き込み糸Aが、巻き易く,解き易い形状でなる糸巻き台座2のサイドの外周2aの一部に切り口端子の糸を挟み込んで、解け防止用に糸止めスリット1が切り込まれ、これらの狭い切り込みは糸の出し入れの出来る程度の固さで繰り返し保持の出来る紙質の伸縮性が利用されている。
これらの糸止めスリット1は糸巻き台座2に右巻き方向に固く巻き付けられた糸の切り口端子が出し入れし易い、右上に設けられるのが常である。そして、これらに近接する外周2aに溝部3が切り込まれるが、糸が楽に出し入れ出来る巾で良く、不必要に大きい開口は良くな、いわゆる、これらの溝部3には刃物である、カッター刃先4が埋め込まれる為で、糸を切る為に使う溝部3のサイズで良く、これに差し込まれる薄いカッター刃先4は外周2aより刃先が飛び出さないように、埋め込み糸巻き台座2に一体化されるが、本実施例では、厚紙同形の2枚を貼り合わで、小さなカッター刃先4が2枚の合わせ目に固く接合貼り付けや、或いは、図2で示す様に、カッター刃4の部分のみを部分スリ割2bdでカッター刃先4を差し込み一体化するのも良く安全を考え露出する刃先は僅かで良い。
次ぎに、図2(a),(b)は本考案での第2実施例を示しての全体斜視図で、糸切り用カッターナイフを兼ねての糸巻きで、何れの使い方も自由に選択が出来る構成である。即ち、糸巻き台座2は板状の細長い握り体20を構成することで、利用者がこれらの握り体20を握って作業する際に、強靭さが要求される点から、合成樹脂製での成形品でも良く、材質や形状を特定するもので無い。
これらの第2実施例は、釣り糸の糸巻き等での利用も最適と考えられる。
即ち、釣り場での釣り竿仕掛けでの道糸の材質や長さ、太さは釣る魚の種類に対応する仕様が、種々選択されるが、道糸或いはハリスなどの糸は大型のボビンに大量に巻き込まれ、其の都度適当な長さの選択をボビンから巻き解いて利用する場合に、個別に持参する細長い糸巻きに小分けして、大型のボビンから巻き移し携帯するなどの、効果的な利用法に最適である。巻き込んだ糸巻きから更に必要な長さを巻き解き、ハサミを使わず簡単に糸のメンテナンスに釣り糸を切断出来、糸の切り口端子を其の糸巻きの糸止めスリットに挟み込み保持出来、即座に取り出せる等の利便性がある。この様に縫製糸や釣り糸或いは釣具補修糸やたこ糸等の様に、糸の糸巻きに活用する事が出来る。
即ち、釣り場での釣り竿仕掛けでの道糸の材質や長さ、太さは釣る魚の種類に対応する仕様が、種々選択されるが、道糸或いはハリスなどの糸は大型のボビンに大量に巻き込まれ、其の都度適当な長さの選択をボビンから巻き解いて利用する場合に、個別に持参する細長い糸巻きに小分けして、大型のボビンから巻き移し携帯するなどの、効果的な利用法に最適である。巻き込んだ糸巻きから更に必要な長さを巻き解き、ハサミを使わず簡単に糸のメンテナンスに釣り糸を切断出来、糸の切り口端子を其の糸巻きの糸止めスリットに挟み込み保持出来、即座に取り出せる等の利便性がある。この様に縫製糸や釣り糸或いは釣具補修糸やたこ糸等の様に、糸の糸巻きに活用する事が出来る。
次ぎに、図4は本考案での第3実施例を示しての全体斜視図で、ミシン糸の様にボビンに巻き込まれた糸を使っての、ミシン糸での手縫い対応では、縫い針の小孔に通したミシン糸をボビンから巻き解いて、必要な長さで切るのに、糸巻きボビンBの側面Baに整合する糸巻き台座20の形状にするが、これらは円形で中央に丸孔を設けた其の外周の一部に溝部3を切り込み開口し、カッター刃先4を外周2aよりはみださない程度に埋め込むが、これらの溝部3は少なくとも、糸巻きボビンBの外周の外に設けることになり、更には、糸止めスリット1は糸巻きボビンBの側面サイドに開口されることから、必ずしも糸巻き台座2に設けなくてもよいことになる。これらの糸巻き台座20の裏面に本実施例は両面接着テープを使い、糸巻きボビンBの片方の側面Baに貼りつけることで完成された構成である。
何れの実施例にせよ、糸巻き台座2に結合するカッター刃4の一体化は、糸巻き台座2の2枚合わせにカッター刃4を挟み込むのも良し、1枚の糸巻き台座2の一部の側面に切り込みのスリ割り2bを入れ、カッター刃4を差し込み折着でも良く、糸巻き台座2とカッターの一体化手段は、特定するもので無い。
A 巻き込み糸
B 糸巻きボビン
Ba 側面
1 糸止めスリット
2 糸巻き台座
2a 外周
2b スリ割り
20 握り体
3 溝部
4 カッター刃先
B 糸巻きボビン
Ba 側面
1 糸止めスリット
2 糸巻き台座
2a 外周
2b スリ割り
20 握り体
3 溝部
4 カッター刃先
Claims (3)
- 紙或いは合成紙材等で成る、板状の糸止めスリット1付き糸巻き台座2でなる、糸巻きにおいて、該糸巻き台座2の外周2aの一部に溝部3を切り込み開口し、該溝部3内に外周2aより突起する事無く、カッター刃先4を外周2aに向け埋め込み一体化し、巻き込み糸Aの巻き解きでの糸切りを可能にした事を特徴とする、カッター付き糸巻き体。
- 前記する糸巻き台座2を板状の細長い握り体20にし、該単体で糸切り用カッターナイフとして使い、又は、細長い握り体20に必要に応じ、巻き込み糸Aを巻き付けて糸巻きとしての、両用使い可能にした事を特徴とする請求項1記載のカッター付き糸巻き体。
- 前記する糸巻き台座2を糸巻きボビンBの側面Baに整合する形状にし、当該糸巻き台座2を糸巻きボビンBの側面Baに貼りつける等で一体化した事を特徴とする、請求項1記載のカッター付き糸巻き体。
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JP2008002952U JP3143256U (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | カッター付き糸巻き体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200467646Y1 (ko) * | 2010-01-15 | 2013-07-05 | 김서현 | 다기능 실패 |
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2008
- 2008-04-08 JP JP2008002952U patent/JP3143256U/ja not_active Expired - Fee Related
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