JP2016108107A - 従動シーブの溝再生加工方法、従動シーブおよびそれを用いたエレベータ - Google Patents
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Abstract
Description
以下に、本発明の実施の形態1を図1乃至図5に基いて説明する。
エレベータ100は、図1に示すように固定体6に支持された巻上機5とそらせ車10すなわち従動シーブとを備えている。巻上機5の駆動シーブ4およびそらせ車10には複数本の主ロープ2が巻き掛けられており、この主ロープ2の一端部にはエレベータかご1が、他端部には釣合い重り3がそれぞれ接続されている。
この状態で巻上機5の駆動シーブ4を回動して駆動力伝達ロープ12を移動させることにより、この駆動力伝達ロープ12を介して溝車11に回転駆動力が伝達されそらせ車10が回動される。
この場合は、外部モータ71を回動して駆動力伝達ロープ12を移動させることにより、この駆動力伝達ロープ12を介して溝車11に回転駆動力が伝達され、そらせ車10が回動される。そして、上述した溝再生加工方法と同様にそらせ車10を回動しながらロープ溝10dの再生加工を行うことができる。なお、本例では駆動力伝達部材としてロープに限らずベルトを用いてもよい。
次に、本発明の実施の形態2を図7および図8に基いて説明する。なお、図2および図5と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この状態で外部モータ72を回動して中間歯車22を回動させることにより、この中間歯車22を介して歯車21に回転駆動力が伝達され、そらせ車20が回動される。そして、実施の形態1の溝再生加工方法と同様にそらせ車20を回動しながらロープ溝10dの再生加工を行うことができる。なお、本実施の形態では、1つの中間歯車22を設けているが、中間歯車の数はこれに限られるものではなく、そらせ車20と外部モータ72との位置関係に応じて設ければよい。また、図は省略するが、駆動力伝達部材として外部モータ72およびそらせ車20に巻き掛けるチェーンを用いてもよい。
次に、本発明の実施の形態3を図9乃至図11に基いて説明する。なお、図2乃至図4と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態におけるそらせ車30すなわち従動シーブの円筒部10bの一側面には、図9に示すように歯車31すなわち伝動部材が一体成形されている。この歯車31には、図10に示すようにそらせ車30の回転軸方向に対して0.5度から3度のテーパを持つ歯が全周に亘って形成されている。なお、歯車31は円筒部10bの他側面にも設けてよい。
次に、本発明の実施の形態4を図12および図13に基いて説明する。なお、図7および図8と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態におけるそらせ車40すなわち従動シーブの軸受部10aの一側面には、図12に示すようにその歯が全周に亘って形成された歯車41すなわち伝動部材が一体成形されている。なお、そらせ車40は鋳物製であって、歯車41は鋳造により一体成形されているが、歯車41は機械加工により形成してもよい。また、歯車41は軸受部10aの他側面にも設けてよい。また、上記実施の形態3のように、歯車41にテーパを付けてもよい。
この状態で外部モータ72を回動して2つ中間歯車421、422を回動させることにより、これらの中間歯車421、422を介して歯車41に回転駆動力が伝達され、そらせ車40が回動される。そして、上記実施の形態1から3の溝再生加工方法と同様にそらせ車40を回動しながらロープ溝10dの再生加工を行うことができる。なお、本実施の形態では2つの中間歯車421、422を設けているが、中間歯車の数はこれに限られるものではなく、そらせ車40と外部モータ72の位置関係に応じて設ければよい。また、図は省略するが、駆動力伝達部材として外部モータ72およびそらせ車40に巻き掛けるチェーンを用いてもよい。
Claims (9)
- エレベータの主ロープが巻き掛けられる従動シーブの溝再生加工方法であって、
前記従動シーブのロープ溝から前記主ロープを外した状態で、前記従動シーブを回動しながら前記ロープ溝を再生加工することを特徴とする従動シーブの溝再生加工方法。 - 前記従動シーブは、前記エレベータの巻上機により回動されることを特徴とする請求項1に記載の従動シーブの溝再生加工方法。
- 前記従動シーブは、外部モータにより回動されることを特徴とする請求項1に記載の従動シーブの溝再生加工方法。
- エレベータの主ロープが巻き掛けられるロープ溝を有し、前記ロープ溝の再生加工時に前記主ロープを外した状態で回動される従動シーブであって、
軸受部と、
前記軸受部の外周に設けられ、前記ロープ溝が外周面に形成された円筒部と、
前記円筒部または前記軸受部の側面に設けられ、前記再生加工時に前記円筒部と一体的に回動する伝動部材と
を備えたことを特徴とする従動シーブ。 - 前記伝動部材は、溝車であることを特徴とする請求項4に記載の従動シーブ。
- 前記伝動部材は、歯車であることを特徴とする請求項4に記載の従動シーブ。
- 前記伝動部材は、前記エレベータの巻上機により回動されることを特徴とする請求項4または5に記載の従動シーブ。
- 前記伝動部材は、外部モータにより回動されることを特徴とする請求項4から6いずれか1項に記載の従動シーブ。
- 請求項4から8いずれか1項に記載の従動シーブと、この従動シーブのロープ溝に巻き掛けられ、エレベータかごに接続された主ロープと、該主ロープが巻き掛けられた駆動シーブとを有する巻上機とを備えたことを特徴とするエレベータ。
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JPS50103045A (ja) * | 1974-01-23 | 1975-08-14 | ||
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