JP2016104899A - プレキャストブロック構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱炉の水冷スキッドパイプ等の金属製の被覆対象物へのスタッドを介した損失熱を低減し、かつ、耐火被覆の施工時間を短縮する簡便な施工を可能とし、さらに、熱膨張によるセラミックスタッドの損傷を低減できるプレキャストブロック構造体を提供すること。
【解決手段】金属製の被覆対象物10の外周を被覆可能な金属板11と、この金属板に連結されたセラミック製のスタッド12と、このスタッドに保持された不定形耐火物材料からなるプレキャストブロック13とを備えたプレキャストブロック構造体において、スタッド12は、金属板11に対して動きうるように連結した。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱炉などの熱設備において、特に抜熱損失の顕著な部位、例えば、水冷スキッドパイプ、炉殻内壁等の金属製の被覆対象物を耐火被覆するためのプレキャストブロック構造体に関する。
金属製の被覆対象物として、加熱炉のウォーキングビームを構成する水冷スキッドパイプを例に説明すると、従来、水冷スキッドパイプは不定形耐火物で覆われ、耐熱性及び断熱性が確保されてきた。しかし、不定形耐火物施工に際し、耐火物を保持するために金属製のスキッドパイプに金属製のスタッド(金属スタッド)を施工することに伴ういくつかの欠点を有していた。すなわち、熱伝導率の高い金属スタッドを介しての熱損失が大きいこと、労力と時間を要する施工が必要であること(耐火物の解体→スタッド除去→スキッドのケレン→スタッド溶接→不定形耐火物の枠掛け、流し込み→養生→脱枠などの工程の多さ、スタッド本数の多さ(一般には20〜30本/mであるから数千本/炉))といった問題があった。つまり、操業についてはエネルギー損失、工事に関しては、期間の増大と施工工数の多さである。
これを解決するために、これまでいくつかの対策が試みられてきた。例えば、特許文献1のように金属板に金属スタッドを設けてプレキャストブロック化した断熱ブロックを事前成形し、溶接によってスキッドパイプに現地施工する方法など、事前成形したプレキャストブロック構造体を施工する方法がある。しかし、いずれも金属スタッドを使用しており、これを保持する金属板がスキッドパイプに設置されるため、金属スタッドを介する熱損失を防げず、施工性のために省エネ効果を犠牲にせざるを得なかった。また、金属スタッドの熱膨張率と母材耐火物の熱膨張率が大きく異なるため、スタッド付近が割れの起点となって損傷を引き起こしていた。
一方、金属スタッドを介した熱損失を低減するための工夫として、スタッドを熱伝導率の小さい材料に替えることが試みられ、代表的にはセラミック製のスタッド(セラミックスタッド)の採用が試行されてきたが、セラミックスタッドをスキッドパイプに接合又は保持することが難しい。すなわち、鋳鋼などの耐熱鋼材質のスキッドパイプに金属を溶接などしてセラミックスタッドを保持できる現地施工をすることが難しく、先に述べた膨大な数の接合を要するため、結果として多大な施工時間を要することになっていた。
また、スキッドパイプとセラミックスタッドとを接合する構造については、セラミックスタッドの根元端部にメネジを切り、スキッドパイプに溶接されたボルトにねじ込んで接合する構造も知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この場合、セラミックスタッドとスキッドパイプとに隙間がない接合構造となる。このため、加熱炉の加熱時又は冷却時において、セラミックスタッドの熱膨張の吸収代がないため、熱膨張によりセラミックスタッドに割れや亀裂が発生するという問題がある。
そこで、スタッドのないオールセラミックファイバーによる断熱ライニングなども試みられたが(例えば、特許文献3参照)、セラミックファイバーは、加熱炉で加熱・酸化された鋼材表面より脱落する酸化スケールにより浸食され損傷することから、耐用が短いという欠点があった。
さらには、スタッドを備えず、かつプレキャストブロックを備えたスキッドポストも知られている(例えば、特許文献4参照)。しかし、特許文献4の第1の実施形態には、水冷パイプと分割ブロックとの接合方法については記載されていない。このため、水冷パイプと分割ブロックとの間に空隙が発生し、分割ブロックが落下等により損傷してしまう問題がある。また、特許文献4の第2の実施形態には、引張治具による接合法が記載されている(「0060」〜「0064」)。具体的には、引張治具を水冷パイプに溶接する旨が記載されているが、予め引張治具を水冷パイプに溶接し、その後に分割ブロックを水冷パイプに接合しようとすると、分割ブロックに引張冶具を埋め込む必要があり、現実的ではない。
韓国公開特許第2001−0048087号公報 実開昭60−113363号公報 実開昭60−156398号公報 特開2013−112832号公報
本発明は上記のような従来の問題を解決するために、加熱炉の水冷スキッドパイプ等の金属製の被覆対象物へのスタッドを介した損失熱を低減し、かつ、耐火被覆の施工時間を短縮する簡便な施工を可能とし、さらに、熱膨張によるセラミックスタッドの損傷(割れ、亀裂)を低減できるプレキャストブロック構造体を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、「金属製の被覆対象物の外周を被覆可能な金属板と、この金属板に連結されたセラミック製のスタッドと、このスタッドに保持された不定形耐火物材料からなるプレキャストブロックとを備えたプレキャストブロック構造体において、前記スタッドは、前記金属板に対して動きうるように連結されていることを特徴とするプレキャストブロック構造体」が提供される。
本発明においてスタッドは、Alを30質量%以上含有するセラミックからなり、かつ当該セラミックのSiO含有量は20質量%以下であり、また、プレキャストブロックを構成する不定形耐火物材料は、CaO・6Al(カルシウムヘキサアルミネート、以下CA6という。)を主たる鉱物組成(化合物)とした断熱性骨材を使用した軽量キャスタブル(以下、本願明細書では「CA6軽量キャスタブル」という。)であることが好ましい。
さらに本発明においてスタッドは、その圧縮強さが6MPa以上のものであることが好ましい。
本発明では、金属製の被覆対象物の外周を被覆可能な金属板と、スタッドと、不定形耐火物材料(プレキャストブロック)とがプレキャストブロック構造体として一体化(モジュール化)されているので、金属板を被覆対象物の外周に溶接するだけで、当該被覆対象物を耐火被覆することができる。すなわち、耐火被覆の施工が簡便となり、施工時間を短縮することができる。
また、スタッドがセラミック製であるため、金属スタッドに比べ、スタッドを介した損失熱を低減することができる。
さらに、セラミックスタッドが金属板に対して動きうるように連結されているので、熱膨張によるセラミックスタッドの損傷を低減できる。
本発明に係るプレキャストブロック構造体を適用した水冷スキッドパイプにより構成された加熱炉のウォーキングビームを示す正面図である。 図1のA−A拡大断面図である。 (a)は図2のB−B断面図、(b)は平面図である。 本発明に係るプレキャストブロック構造体の他の例を示し、(a)は図1のA−A断面に相当する図、(b)は(a)のC−C断面図である。 本発明に係るプレキャストブロック構造体の他の例を示し、(a)は断面図、(b)は平面図である。 セラミックスタッドの他の形状例を示す。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るプレキャストブロック構造体を適用した水冷スキッドパイプにより構成された加熱炉のウォーキングビームを示す正面図である。
同図に示すウォーキングビーム100は、スキッドビーム110(垂直の支柱)とスキッドパイプ120とから構成され、スキッドパイプ120上には金属製のスキッドボタン130が設置されて、被加熱物である鋼材はこのスキッドボタン130に支持され、加熱炉内を挿入側から抽出側へ移動する。
スキッドビーム110とスキッドパイプ120は、いずれも金属製のパイプからなり、内部は水冷されている。以下では、スキッドビーム110とスキッドパイプ120とを区別することなく、水冷スキッドパイプ20として説明する。
図2は、図1のA−A拡大断面図である。水冷スキッドパイプ20が本発明に係るプレキャストブロック構造体10によって耐火被覆されている。
図2に示すプレキャストブロック構造体10は、水冷スキッドパイプ20を被覆する形状(円筒形)の金属パイプを半割りにした金属板11に、セラミックスタッド12を連結し、これに不定形耐火物材料を鋳込んでプレキャストブロックとしたものである。すなわち、プレキャストブロック構造体10は、金属板11と、この金属板11に連結されたセラミックスタッド12と、このセラミックスタッド12に保持された不定形耐火物材料からなるプレキャストブロック13とを一体化(モジュール化)したものである。
このプレキャストブロック構造体10において、セラミックスタッド12は、金属板11に対して動きうるように連結されている。図2の場合、金属板11に連結座11aを設け、この連結座11aにセラミックスタッド12の基端を、間隔(遊び)をもって連結している。これによって、セラミックスタッド12は、間隔(遊び)の分だけ可動であり、しかも金属板11(連結座11a)から抜けないように連結されている。
このようにセラミックスタッド12を金属板11に対して動きうるように連結する、いわゆる遊嵌構造(可動構造)とすることで、プレキャストブロック13や金属板11との熱膨張差、あるいは熱膨張に伴う変形等に起因するセラミックスタッド12の損傷を低減できる。なお、間隔(空隙)の大きさは、セラミックスタッド12の熱膨張量等を考慮して適宜設定すればよく、例えば長手方向に1mm程度とする。
また、セラミックスタッド12はセラミック製であるため、プレキャストブロック13と同等の熱膨張率を有する。すなわち、プレキャストブロック構造体10においてセラミックスタッド12とプレキャストブロック13は、熱による膨張収縮時に同等の挙動をするため、スタッドを起点とする亀裂や割れが生じにくい。これは従来の金属スタッドに対する大きな利点であり、亀裂、割れに起因する寿命低下を大幅に防ぐことができる。従来の金属スタッドでは加熱により熱膨張が0.5〜1.0mm程度生じ、かつ酸化膨張も加わり施工体における亀裂、割れという損傷原因となっていた。一方、スタッドは水冷スキッドパイプと耐火物施工体の接合・保持に不可欠であるため、この損傷は必要悪と考えられていた。本発明ではセラミックスタッド12を使用しているから、熱によるプレキャストブロック構造体10(プレキャストブロック13)の損傷を防ぐことができ、かつ金属スタッドを導体とする熱移動(熱損失)の大幅に低減することができる。しかも、上述のとおり、セラミックスタッド12は遊嵌構造によって金属板11に連結されているため、セラミックスタッド12自体の損傷も低減できる。
上述のとおり、スタッドの材質を金属からセラミックに替えることにより、スタッドを介した損失熱が低減され、大幅な省エネが図られるが、さらに省エネ効果を発現するためには、プレキャストブロック13の材質は、断熱性の高い、CA6軽量キャスタブルとすることが好ましい。CA6軽量キャスタブルは軽量でかつ熱伝導率が低く、耐スケール溶損性に優れるという特徴を有しており、プレキャストブロック構造体10の断熱効果をさらに向上させることができる。
また、このCA6軽量キャスタブルとの組合せにおいて、セラミックスタッド12の材質は、Alを30質量%以上含有し、かつSiO含有量が20質量%以下のセラミック材料であることが好ましい。その理由は以下のとおりである。
プレキャストブロック構造体10においてプレキャストブロック13の内部では、稼働面側が高温で冷却側が低温となる温度分布となるところ、セラミックスタッド12は稼働面の付近、すなわち高温側ではプレキャストブロック13(CA6軽量キャスタブル)と反応、あるいは焼結して結合をつくる場合がある。セラミックスタッド12の一部がプレキャストブロック13と結合すると、熱膨張や水冷スキッドパイプ20上の鋼材移動に伴う衝撃を受けたときにセラミックスタッド12の損傷が顕著になる場合がある。セラミックスタッド12とプレキャストブロック13に結合がなければ、熱膨張や衝撃による応力を緩和することができるので、セラミックスタッド12の材質は、プレキャストブロック13(CA6軽量キャスタブル)とは親和性のない、あるいは焼結しにくい材質であることが好ましい。この観点から本発明者らがセラミックスタッドの材質に関して組成を検討したところ、Alを主体とする材質、具体的にはAlを30質量%以上含有する材質とすることによって、高温部での親和性(焼結の進行)を回避できる効果を得ることが判明した。Alの含有量は50質量%以上であることがより好ましい。
さらに、SiOはCA6軽量キャスタブルと反応して低融点組成物となりやすいため、その含有量は少ないことが好ましいこともわかった。そして本発明者らによる実験の結果、SiO含有量は20質量%以下とすることで、セラミックスタッドの損傷を低減できる効果を得ることがわかった。一方、冷却側では、熱影響を受けずに冷間に近い強度、靱性を保持しており、構造体として温度に影響を受けにくいプレキャストブロック構造体、及び耐火断熱施工体を実現できる。SiOの含有量は15質量%以下であることがより好ましい。
なお、セラミックスタッド12において、Al及びSiO以外の化学成分としては、CaO、MgO、Fe、Cr、TiO、NaO、KOなどから選択される1種又は2種以上が含まれる。
また、セラミックスタッド12の強度は、プレキャストブロック13の熱膨張、衝撃による応力に十分耐えうるように、圧縮強さとして6MPa以上であることが好ましい。
なお、上述のセラミックスタッド12の材質及び強度、並びにプレキャストブロック13の材質は、あくまで好ましい例であって、これらに限定されるものではない。例えば、プレキャストブロック13の材質は、CA6軽量キャスタブル以外に他の断熱性を有する不定形耐火物とすることもできる。また、セラミックスタッド12は、成形されたセラミックファイバーやセラミック成形体、あるいはキーれんが、アンカーれんがと称される耐火物であってもよい。
また、プレキャストブロック構造体10において、プレキャストブロック13同士の膨張による損傷を回避するため、プレキャストブロック13の間(図2に示すプレキャストブロック13の間)に数ミリの膨張代を確保する構成としてもよい。
また、プレキャストブロック13は、多層構造としてもよい。例えば、プレキャストブロック13の低温側にシート状の断熱材を配置し、シート状の断熱材とCA6軽量キャスタブルの多層構造としてもよい。これにより、断熱効果を向上させることができる。
以上のような構成を有するプレキャストブロック構造体10は、オフラインで事前に製作することができる。すなわち、金属板11にセラミックスタッド12を遊嵌構造をもって連結したうえで、不定形耐火物の枠掛け、流し込み→養生→脱枠の工程によりプレキャストブロック構造体10が得られる。このプレキャストブロック構造体10は、水冷スキッドパイプ20とは金属板11を介して溶接接合される。そのため、プレキャストブロック構造体10は、図3に示すように溶接棒を挿入するための貫通孔14を有している、
以下、本発明に係るプレキャストブロック構造体10の他の例を示す。
図4は、セラミックスタッド12を三次元的な網目構造としてプレキャストブロック13の保持力強化した例を示す。セラミックスタッド12と金属板11との連結構造は、図3と同様な遊嵌構造としている。
図5は、セラミックスタッド12を円錐型にし、鋲15を使用して金属板11と連結した例を示す。セラミックスタッド12の基部と鋲15との間に間隔(遊び)を設けることで、遊嵌構造としている。
このように、セラミックスタッド12及び金属板11との遊嵌構造は様々な形態とすることができる。例えば、セラミックスタッド12は図6に示すようにT字型とすることもでき、このほかI字型、Y字型、あるいは三次元構造(網目構造、格子状、逆茂木型等)とすることもできる。いずれも用途、使用条件に応じて選択することができる。すなわち、棒状(T字型、I字型、Y字型等)及び円錐型スタッドは圧縮に強い特徴から圧縮荷重の大きい部位に有利であり、引っ張りが働く部位には三次元構造が適している。
表1に本発明の実施例及び比較例を示す。
Figure 2016104899
表1において、「遊嵌構造」とは、図2及び図3に示した連結構造であり、「固定構造」とはネジ止めによる固定である。セラミックスタッド中のその他の成分とは、Fe、Cr、TiO、NaO、KOなどの一般的な不純物成分のことである。また、「CA6」とはCA6軽量キャスタブルのことである。
また、セラミックスタッドの強度はJIS“R2206(1996) 耐火れんがの圧縮強さの試験方法”に基づいて評価した値である。
また、セラミックスタッドの損傷評価にあたっては、各実施例及び比較例のプレキャストブロック構造体を実際の加熱炉の水冷スキッドパイプに施工し、加熱条件下で約3カ月使用した後、サンプルを解体後、断面を切断してセラミックスタッドの損傷(割れ、亀裂)の有無を調査した。なお、加熱炉の操業条件は通常操業時の炉内雰囲気で1300℃の条件であった。表1では、損傷が全くない場合を◎、微細な損傷がわずかにある場合を○、微細な損傷が数箇所ある場合を△、顕著な損傷がある場合を×として表記した。
表1より、本発明の実施例(遊嵌構造)ではいずれも、セラミックスタッドに顕著な損傷は見られず、良好な結果であった。一方、比較例(固定構造)では、セラミックスタッドに顕著な損傷が見られた。
10 プレキャストブロック構造体
11 金属板
11a 連結座
12 セラミックスタッド
13 プレキャストブロック
14 貫通孔
15 鋲
20 水冷スキッドパイプ

Claims (3)

  1. 金属製の被覆対象物の外周を被覆可能な金属板と、この金属板に連結されたセラミック製のスタッドと、このスタッドに保持された不定形耐火物材料からなるプレキャストブロックとを備えたプレキャストブロック構造体において、
    前記スタッドは、前記金属板に対して動きうるように連結されていることを特徴とするプレキャストブロック構造体。
  2. 前記スタッドは、Alを30質量%以上含有するセラミックからなり、かつ当該セラミックのSiO含有量は20質量%以下であり、
    前記プレキャストブロックを構成する不定形耐火物材料は、CA6軽量キャスタブルである、請求項1に記載のプレキャストブロック構造体。
  3. 前記スタッドは、その圧縮強さが6MPa以上のものである、請求項1又は2に記載のプレキャストブロック構造体。
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