JP2016103653A - 発光素子の製造方法及び発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面が回折面をなす周期で凹部又は凸部が形成された基板を用いたとしても、凹凸のピッチによるIII族窒化物半導体の結晶品質の変化を抑制することのできる発光素子の製造方法及びこの製造方法により製造された発光素子を提供する。【解決手段】発光層14を含みIII族窒化物半導体からなる半導体積層部を、発光層から発せられる光の光学波長より大きく当該光のコヒーレント長より小さい周期で凸部2cが形成された基板表面に成長させる発光素子の製造方法であって、凸部を含む基板表面に沿ってバッファ層10を形成し、バッファ層上に、少なくとも1つの凸部を内包しファセット面を有するとともに互いに離隔した複数の結晶核を成長させ、複数の結晶核が形成されたバッファ層上に平坦化層12を成長する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子の製造方法及び発光素子に関する。
サファイア基板の表面上に形成され発光層を含むIII族窒化物半導体と、サファイア基板の表面側に形成され発光層から発せられる光が入射し当該光の光学波長より大きく当該光のコヒーレント長より小さい周期で凹部又は凸部が形成された回折面と、基板の裏面側に形成され回折面にて回折した光を反射して回折面へ再入射させるAl反射膜と、を備えるLED素子が知られている(特許文献1参照)。このLED素子では、回折作用により透過した光を回折面に再入射させて、回折面にて再び回折作用を利用して透過させることにより、複数のモードで光を素子外部へ取り出すことができる。
国際公開第2011/027679号
ところで、基板表面に回折面をなす周期で凹部又は凸部を形成すると、その後当該表面にIII族窒化物半導体を成長させた際に、凹凸のピッチによりIII族窒化物半導体の結晶品質が大きく変化することが判明した。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表面が回折面をなす周期で凹部又は凸部が形成された基板を用いたとしても、凹凸のピッチによるIII族窒化物半導体の結晶品質の変化を抑制することのできる発光素子の製造方法及びこの製造方法により製造された発光素子を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、発光層を含みIII族窒化物半導体からなる半導体積層部を、前記発光層から発せられる光の光学波長より大きく当該光のコヒーレント長より小さい周期で凸部が形成された基板表面に成長させる発光素子の製造方法であって、前記凸部を含む前記基板表面に沿ってバッファ層を形成し、前記バッファ層上に、少なくとも1つの前記凸部を内包しファセット面を有するとともに互いに離隔した複数の結晶核を成長させ、前記複数の結晶核が形成されたバッファ層上に平坦化層を成長させる発光素子の製造方法が提供される。
上記発光素子の製造方法において、前記複数の結晶核は、平坦な上面を有してもよい。
上記発光素子の製造方法において、前記バッファ層は、AlNをターゲットとするスパッタリングにより形成されてもよい。
上記発光素子の製造方法において、前記複数の結晶核は、900nm以下の高さに成長されてもよい。
また、本発明では、上記発光素子の製造方法により製造され、前記半導体積層部は、前記バッファ層と、前記複数の結晶核と、前記平坦化層と、を含み、前記複数の結晶核は、前記平坦化層よりも酸素濃度が高くともよい。
本発明によれば、表面が回折面をなす周期で凹部又は凸部が形成された基板を用いたとしても、凹凸のピッチによるIII族窒化物半導体の結晶品質の変化を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すLED素子の模式断面図である。 図2は、異なる屈折率の界面における光の回折作用を示す説明図であり、(a)は界面にて反射する状態を示し、(b)は界面を透過する状態を示す。 図3はサファイア基板を示し、(a)が模式斜視図、(b)がA−A断面を示す模式説明図、(c)が模式拡大説明図である。 図4は、III族窒化物半導体の成長初期における成長温度の変化を示すチャートの一例である。 図5は、結晶核の形成状態を示す模式平面図である。 図6は、試料体AのSEM画像である。 図7は、試料体BのSEM画像である。 図8は、試料体CのSEM画像である。 図9は、試料体DのSEM画像である。 図10は、試料体EのSEM画像である。 図11は、試料体FのSEM画像である。 図12は、結晶核を形成した試料体と結晶核を形成しない試料体について、凸部のピッチと貫通転位密度の関係を示すグラフである。 図13は、結晶核を形成しない場合のIII族窒化物半導体の成長初期における成長温度の変化を示すチャートの一例である。 図14は結晶核の高さと貫通転位密度の関係を示すグラフである。 図15は、変形例を示すLED素子の模式断面図である。
図1は、本発明の一実施形態を示すLED素子の模式断面図である。
図1に示すように、LED素子1は、サファイア基板2の表面上に、III族窒化物半導体層からなる半導体積層部19が形成されたものである。このLED素子1は、フリップチップ型であり、サファイア基板2の裏面側から主として光が取り出される。半導体積層部19は、バッファ層10、平坦化層12、n型GaN層13、発光層14、電子ブロック層16、p型GaN層18をサファイア基板2側からこの順に有している。また、バッファ層10上には、複数の結晶核11が形成される。p型GaN層18上にはp側電極27が形成されるとともに、n型GaN層12上にはn側電極28が形成されている。
図1に示すように、バッファ層10は、サファイア基板2の表面上に形成され、AlNで構成されている。バッファ層10は、凸部2cを含む基板表面に沿って形成され、バッファ層10の表面にサファイア基板2の凹凸が引き継がれている。本実施形態においては、バッファ層10は、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法により形成されるが、スパッタリング法を用いることもできる。スパッタリング法を用いる場合は、Alをターゲットとする反応性スパッタではなく、AlNをターゲットとするスパッタとすることが好ましい。Alをターゲットとする反応性スパッタでは比較的高温となるため、マイグレーションにより基板表面の被覆状態に悪影響を及ぼす場合がある。また、高温かつ高真空とする必要があるので装置が複雑となり、製造コストが増大してしまう。これに対し、AlNをターゲットとするスパッタでは、これらの問題が生じるおそれはない。平坦化層12はバッファ層10上に形成され、アンドープのu−GaNで構成されている。第1導電型層としてのn型GaN層13は、平坦化層12上に形成され、n−GaNで構成されている。発光層14は、n型GaN層13上に形成され、GalnN/GaNで構成され、電子及び正孔の注入により青色光を発する。ここで、青色光とは、例えば、ピーク波長が430nm以上480nm以下の光をいうものとする。本実施形態においては、発光層14の発光のピーク波長は450nmである。
電子ブロック層16は、発光層14上に形成され、p―AIGaNで構成されている。第2導電型層としてのp型GaN層18は、電子ブロック層16上に形成され、p−GaNで構成されている。バッファ層10からp型GaN層18までは、III族窒化物半導体のエピタキシャル成長により形成される。尚、第1導電型層、活性層及び第2導電型層を少なくとも含み、第1導電型層及び第2導電型層に電圧が印加されると、電子及び正孔の再結合により活性層にて光が発せられるものであれば、半導体層の層構成は任意である。
サファイア基板2の表面は垂直化モスアイ面2aをなし、サファイア基板2の表面は、平坦部2bと、平坦部2bに周期的に形成された複数の凸部2cと、が形成されている。本実施形態においては、各凸部2cの周囲に半導体積層部19が空隙なく形成されている。各凸部2cの形状は、円錐、多角錐等の錐状の他、錐の上部を切り落とした円錐台、多角錐台等の錐台状とすることができる。各凸部2cは、発光層14から発せられる光を回折するよう設計される。本実施形態においては、周期的に配置される各凸部2cにより、光の垂直化作用を得ることができる。ここで、光の垂直化作用とは、光の強度分布が、垂直化モスアイ面へ入射する前よりも、反射及び透過した後の方が、サファイア基板2と半導体積層部19の界面に対して垂直な方向に偏ることをいう。
図2は、異なる屈折率の界面における光の回折作用を示す説明図であり、(a)は界面にて反射する状態を示し、(b)は界面を透過する状態を示す。
ここで、ブラッグの回折条件から、界面にて光が反射する場合において、入射角θinに対して反射角θrefが満たすべき条件は、
d・n1・(sinθin−sinθref)=m・λ・・・(1)
である。ここで、n1は入射側の媒質の屈折率、λは入射する光の波長、mは整数である。半導体積層部19からサファイア基板2へ光が入射する場合、n1はIII族窒化物半導体の屈折率となる。図2(a)に示すように、上記(1)式を満たす反射角θrefで、界面へ入射する光は反射される。
一方、ブラッグの回折条件から、界面にて光が透過する場合において、入射角θinに対して透過角θoutが満たすべき条件は、
d・(n1・sinθin−n2・sinθout)=m’・λ・・・(2)
である。ここで、n2は出射側の媒質の屈折率であり、m’は整数である。例えば半導体積層部19からサファイア基板2へ光が入射する場合、n2はサファイアの屈折率となる。図2(b)に示すように、上記(2)式を満たす透過角θoutで、界面へ入射する光は透過される。
上記(1)式及び(2)式の回折条件を満たす反射角θref及び透過角θoutが存在するためには、サファイア基板2の表面の周期は、素子内部の光学波長である(λ/n1)や(λ/n2)よりも大きくなければならない。従って、サファイア基板2の表面は、回折光が存在するように周期が(λ/n1)や(λ/n2)よりも大きく設定されている。
図1に示すように、p側電極27は、p型GaN層18上に形成される拡散電極21と、拡散電極21上の所定領域に形成される誘電体多層膜22と、誘電体多層膜22上に形成される金属電極23とを有している。拡散電極21は、p型GaN層18に全面的に形成され、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明材料からなる。また、誘電体多層膜22は、屈折率の異なる第1材料と第2材料のペアを複数繰り返して構成される。誘電体多層膜22は、例えば、第1材料をZrO(屈折率:2.18)、第2材料をSiO(屈折率:1.46)とし、ペア数を5とすることができる。尚、ZrOとSiOと異なる材料を用いて誘電体多層膜22を構成してもよく、例えば、AlN(屈折率:2.18)、Nb(屈折率:2.4)、Ta(屈折率:2.35)等を用いてもよい。金属電極23は、誘電体多層膜22を被覆し、例えばAl等の金属材料からなる。金属電極23は、誘電体多層膜22に形成されたビアホール22aを通じて拡散電極21と電気的に接続されている。
また、n側電極28は、p型GaN層18からn型GaN層12をエッチングして、露出したn型GaN層12上に形成される。n側電極28は、n型GaN層12上に形成される拡散電極24と、拡散電極24上の所定領域に形成される誘電体多層膜25と、誘電体多層膜25上に形成される金属電極26とを有している。拡散電極24は、n型GaN層12に全面的に形成され、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明材料からなる。また、誘電体多層膜25は、屈折率の異なる第1材料と第2材料のペアを複数繰り返して構成される。誘電体多層膜25は、例えば、第1材料をZrO(屈折率:2.18)、第2材料をSiO(屈折率:1.46)とし、ペア数を5とすることができる。尚、ZrOとSiOと異なる材料を用いて誘電体多層膜25を構成してもよく、例えば、AlN(屈折率:2.18)、Nb(屈折率:2.4)、Ta(屈折率:2.35)等を用いてもよい。金属電極26は、誘電体多層膜25を被覆し、例えばAl等の金属材料からなる。金属電極26は、誘電体多層膜25に形成されたビアホール25aを通じて拡散電極24と電気的に接続されている。
このLED素子1においては、p側電極27及びn側電極28が反射部をなしている。p側電極27及びn側電極28は、それぞれ垂直に近い角度ほど反射率が高くなっている。反射部へは、発光層14から発せられて直接的に入射する光の他、サファイア基板2の垂直化モスアイ面2aにて反射して、界面に対して垂直寄りに角度変化した光が入射する。すなわち、反射部へ入射する光の強度分布は、サファイア基板2の表面が平坦面だった場合と比較すると、垂直寄りに偏った状態となっている。
次いで、図3を参照してサファイア基板2について詳述する。図3はサファイア基板を示し、(a)が模式斜視図、(b)がA−A断面を示す模式説明図、(c)が模式拡大説明図である。
図3(a)に示すように、垂直化モスアイ面2aは、平面視にて、各凸部2cの中心が正三角形の頂点の位置となるように、所定の周期で仮想の三角格子の交点に整列して形成される。尚、各凸部2cの中心が二等辺三角形の頂点の位置となるように配置してもよい。各凸部2cの周期は、発光層14から発せられる光の光学波長より大きく、当該光のコヒーレント長より小さくなっている。尚、ここでいう周期とは、隣接する凸部2cにおける高さのピーク位置の距離をいう。また、光学波長とは、実際の波長を屈折率で除した値を意味する。さらに、コヒーレント長とは、所定のスペクトル幅のフォトン群の個々の波長の違いによって、波の周期的振動が互いに打ち消され、可干渉性が消失するまでの距離に相当する。コヒーレント長lcは、光の波長をλ、当該光の半値幅をΔλとすると、おおよそlc=(λ/Δλ)の関係にある。ここで、各凸部2cの周期は光学波長の1倍以上で臨界角以上の角度の入射光に対して徐々に回折作用が有効に働き出し、発光層14から発せられる光の光学波長の2倍より大きいと、透過モード及び反射モードの数が十分に増えるので好ましい。また、各凸部2cの周期は、発光層14から発せられる光のコヒーレント長の半分以下であることが好ましい。
本実施形態においては、仮想の三角格子をなす正三角形の一辺の長さが460nmとなっており、各凸部2cの周期は460nmである。発光層14から発せられる光の波長は450nmであり、III族窒化物半導体層の屈折率が2.4であることから、その光学波長は187.5nmである。また、発光層14から発せられる光の半値幅は27nmであることから、当該光のコヒーレント長は、7500nmである。すなわち、垂直化モスアイ面2aの周期は、発光層14の光学波長の2倍より大きく、かつ、コヒーレント長の半分以下となっている。
本実施形態においては、図3(c)に示すように、垂直化モスアイ面2aの各凸部2cは、平坦部2bから上方へ伸びる側面2dと、側面2dの上端から凸部2cの中心側へ湾曲して伸びる湾曲部2eと、湾曲部2eと連続的に形成される平坦な上面2fとを有する。後述するように、側面2dと上面2fの会合部により角が形成された湾曲部2e形成前の凸部2cのウエットエッチングにより、角を落とすことで湾曲部2eが形成される。尚、平坦な上面2fが消失して凸部2cの上側全体が湾曲部2eとなるまでウェットエッチングを施すようにしても差し支えない。本実施形態においては、具体的に、各凸部2cは、基端部の直径が380nmであり、高さは400nmとなっている。サファイア基板2の垂直化モスアイ面2aは、各凸部2cの他は平坦部2bとなっている。
ここで、LED素子1用のサファイア基板2の作製方法について説明する。本実施形態の作製方法は、マスク層形成工程と、レジスト膜形成工程と、パターン形成工程と、残膜除去工程と、レジスト変質工程と、マスク層のエッチング工程と、サファイア基板のエッチング工程と、マスク層除去工程と、湾曲部形成工程と、を含んでいる。
まず、加工前のサファイア基板2を準備し、エッチングに先立ってサファイア基板2を所定の洗浄液で洗浄しておく。次いで、サファイア基板2にマスク層を形成する(マスク層形成工程)。本実施形態においては、マスク層は、サファイア基板2上のSiO層と、SiO層上のNi層と、を有している。尚、マスク層は、単層とすることもできる。マスク層は、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法等により形成される。
次に、マスク層上にレジスト膜を形成する(レジスト膜形成工程)。本実施形態においては、レジスト膜として例えばエポキシ樹脂等の熱可塑性樹脂が用いられ、スピンコート法により均一な厚さに形成される。レジスト膜としては、熱可塑性樹脂の他、例えば光硬化性樹脂を用いることもできる。
そして、レジスト膜をサファイア基板2ごと加熱して軟化させ、モールドでレジスト膜をプレスする。モールドの接触面には凹凸構造が形成されており、レジスト膜が凹凸構造に沿って変形する。この後、プレス状態を保ったまま、レジスト膜をサファイア基板2ごと冷却して硬化させる。そして、モールドをレジスト膜から離隔することにより、レジスト膜に凹凸構造が転写される(パターン形成工程)。本実施形態においては、凹凸構造の周期は460nmである。また、本実施形態においては、凹凸構造の凸部の直径は100nm以上300nm以下となっており、例えば230nmである。また、凸部の高さは100nm以上300nm以下となっており、例えば250nmである。この状態で、レジスト膜の凹部には残膜が形成されている。
以上のようにレジスト膜が形成されたサファイア基板2を、プラズマエッチング装置の基板保持台に取り付ける。そして、例えばプラズマアッシングにより残膜を取り除いてマスク層を露出させる(残膜除去工程)。本実施形態においては、プラズマアッシングの処理ガスとしてOガスが用いられる。
そして、レジスト膜を変質用条件にてプラズマに曝して、レジスト膜を変質させてエッチング選択比を高くする(レジスト変質工程)。本実施形態においては、レジスト膜の変質用の処理ガスとして、Arガスが用いられる。また、本実施形態においては、変質用条件として、プラズマをサファイア基板2側に誘導するためのプラズマエッチング装置における電源のバイアス出力が、後述のエッチング用条件よりも低くなるよう設定される。
この後、エッチング用条件にてプラズマに曝し、エッチング選択比が高くなったレジスト膜をマスクとしてマスク層のエッチングを行う(マスク層のエッチング工程)。本実施形態においては、レジスト膜のエッチング用の処理ガスとして、Arガスが用いられる。これにより、マスク層にパターンが形成される。
ここで、変質用条件とエッチング用条件について、処理ガス、アンテナ出力、バイアス出力等を適宜に変更できるが、本実施形態のように同一の処理ガスを用いてバイアス出力を変えることが好ましい。尚、エッチング用条件に対してバイアス出力を低くする他、アンテナ出力を低くしたり、ガス流量を少なくしても、レジストの硬化が可能である。
次に、マスク層をマスクとして、サファイア基板2のエッチングを行う(サファイア基板のエッチング工程)。本実施形態においては、マスク層上にレジスト膜が残った状態でエッチングが行われる。また、処理ガスとしてBClガス等の塩素系ガスを用いたプラズマエッチングが行われる。
そして、エッチングが進行していくと、サファイア基板2に垂直化モスアイ面2aが形成される。本実施形態においては、垂直化モスアイ面2aの凹凸構造の高さは、400nmである。尚、凹凸構造の高さを400nmより大きくすることもできる。ここで、凹凸構造の高さが、例えば300nmのように比較的浅くするのならば、レジスト膜が残留した状態でエッチングを終了しても差し支えない。
この後、所定の剥離液を用いてサファイア基板2上に残ったマスク層を除去する(マスク層除去工程)。本実施形態においては、高温の硝酸を用いることでNi層を除去した後、フッ化水素酸を用いてSiO層を除去する。尚、レジスト膜がマスク層上に残留していても、高温の硝酸でNi層とともに除去することができるが、レジスト膜の残留量が多い場合はOアッシングにより予めレジスト膜を除去しておくことが好ましい。
そして、ウェットエッチングにより凸部2cの角を除去して湾曲部を形成する(湾曲部形成工程)。ここで、エッチング液は任意であるが、例えば170℃程度に加温したリン酸水溶液、いわゆる“熱リン酸”を用いることができる。尚、この湾曲部形成工程は、適宜省略することができる。以上の工程を経て、表面に凹凸構造を有するサファイア基板2が作製される。
以上のように作製されたサファイア基板2の垂直化モスアイ面2aに、III族窒化物半導体からなる半導体積層部19をエピタキシャル成長させ(半導体形成工程)、p側電極27及びn側電極28を形成する(電極形成工程)。この後、ダイシングにより複数のLED素子1に分割することにより、LED素子1が製造される。
本実施形態においては、サファイア基板2の垂直化モスアイ面2a上にバッファ層10、平坦化層12、n型GaN層13、発光層14、電子ブロック層16、p型GaN層18の順にIII族窒化物半導体が積層されていく。サファイア基板2の表面に回折面をなす周期で凹部又は凸部が形成されている場合、通常の成長条件で平坦化層12以降を成長させると、凹凸のピッチによりIII族窒化物半導体の結晶品質が大きく変化することが判明している。本願発明者らは、平坦化層12の成長に先立って、平坦化層12の成長条件よりもファセットの形成が促進される成長条件で複数の結晶核11を成長させることにより、凹凸のピッチによるIII族窒化物半導体の結晶品質の変化を抑制することができることを見いだした。
具体的に、各結晶核11は、図1に示すように、ファセット面からなる複数の側面11aと、平坦な上面11bと、を有する。本実施形態においては、上面11bはGaNのc面である。各結晶核11は、平面視にて六角形を呈し、断面にて台形を呈する。図5に示すように、各結晶核11は、それぞれ、少なくとも1つの凸部2cを内包するよう形成される。また、各結晶核11は互いに離間して形成され、平坦化層12の形成前は、バッファ層10の平面部分及び一部の凸部2cは露出した状態である。
図4は、III族窒化物半導体の成長初期における成長温度の変化を示すチャートの一例である。
図4に示すように、本実施形態においては、平坦化層12の成長温度よりも低い温度でバッファ層10を成長する。この後、バッファ層10の成長温度よりも高く、平坦化層12の成長温度より低い温度で各結晶核11を成長させる。各結晶核11の成長後、平坦化層12を成長させる。尚、ファセット形成に有利な成長条件とするには、リアクタ内の温度を低くする、リアクタ内の圧力を高くする、NHの供給量を少なくする、(CHGaの供給量を少なくする、V/III比を低くする等が考えられる。各結晶核11を所定の条件で設けることにより、凸部2cの周期の影響を受けることなく、半導体積層部19を良好な結晶品質とすることができる。
バッファ層10は、例えば、所定時間、V/III比を1016、リアクタ内の温度を540℃に保ちながら、NHを2200sccm、(CHGaを20sccm供給することにより形成することができる。各結晶核11は、例えば、所定時間、V/III比を1016、リアクタ内の温度を950℃に保ちながら、NHを2200sccm、(CHGaを20sccm供給することにより形成することができる。また、平坦化層12は、例えば、所定時間、V/III比を1016、リアクタ内の温度を1040℃に保ちながら、NHを8000sccm、(CHGaを45sccm供給することにより形成することができる。すなわち、各結晶核11の成長条件は、バッファ層10の成長条件に対して、リアクタ内の温度を高くすることのみによっても対応可能である。また、平坦化層12の成長条件は、各結晶核11の成長条件に対して、V/III比を変更することなくNH及び(CHGaの供給量を多くするとともに、リアクタ内の温度を高くすることによって対応可能である。
ここで、サファイア基板2の表面に凸部2cが形成された状態で、互いに離隔した結晶核11が形成されることを複数の試料体A−Fにより確認した。全ての試料体について、サファイア基板2の凸部2cの高さは400nm、周期は460nmとした。
試料体Aは、V/III比を1016、リアクタ内の温度を900℃に保ちながら、NHを2200sccm、(CHGaを20sccm供給することにより作成した。試料体Bは、V/III比を1016、リアクタ内の温度を950℃に保ちながら、NHを2200sccm、(CHGaを20sccm供給することにより作成した。試料体Cは、V/III比を1016、リアクタ内の温度を965℃に保ちながら、NHを2200sccm、(CHGaを20sccm供給することにより作成した。試料体Dは、V/III比を1016、リアクタ内の温度を980℃に保ちながら、NHを2200sccm、(CHGaを20sccm供給することにより作成した。試料体Eは、V/III比を1016、リアクタ内の温度を900℃に保ちながら、NHを1100sccm、(CHGaを10sccm供給することにより作成した。試料体Fは、V/III比を508、リアクタ内の温度を900℃に保ちながら、NHを1100sccm、(CHGaを20sccm供給することにより作成した。
図6は試料体AのSEM画像を、図7は試料体BのSEM画像を、図8は試料体CのSEM画像を、図9は試料体DのSEM画像を、図10は試料体EのSEM画像を、図11は試料体FのSEM画像をそれぞれ示す。
図6から図9に示すように、結晶核11の成長温度が高くなるにつれて、結晶核11の高さ及び平面視の大きさが大きくなり、結晶核11の密度は小さくなる。具体的に、試料体Aの各結晶核11の高さは200nm〜400nm、平面視の大きさは平均14μmであり、結晶核11に内包されず露出した状態の凸部2cの割合は全体の7%であり、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合は39%であった。また、試料体Bの各結晶核11の高さは780nm〜820nm、平面視の大きさは平均53μmであり、結晶核11に内包されず露出した状態の凸部2cの割合は全体の27%であり、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合は20%であった。また、試料体Cの各結晶核11の高さは980nm〜1200nm、平面視の大きさは平均76μmであり、結晶核11に内包されず露出した状態の凸部2cの割合は61%であり、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合は17%であった。また、試料体Dの各結晶核11の高さは1500nm〜1700nm、平面視の大きさは平均106μmであり、結晶核11に内包されず露出した状態の凸部2cの割合は76%であり、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合は16%であった。この結果、結晶核11の成長温度を高くすると、結晶核11に内包されずに露出した状態の凸部2cの割合が増大するとともに、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合が減少することが理解される。
また、図6及び図10に示すように、結晶核11の成長レートを遅くすることにより、結晶核11の高さ及び平面視の大きさが大きくなり、結晶核11の密度は小さくなる。また、結晶核11の成長レートを遅くすると、結晶核11に内包されずに露出した状態の凸部2cの割合が増大するとともに、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合が減少する。
また、図6及び図11に示すように、結晶核11の成長時のV/III比を小さくすることにより、結晶核11の高さ及び平面視の大きさが大きくなり、結晶核11の密度は小さくなる。また、結晶核11の成長レートを遅くすると、結晶核11に内包されずに露出した状態の凸部2cの割合が増大するとともに、サファイア基板2側の表面で各結晶核11に覆われた面積の割合が減少する。
図12は、結晶核を形成した試料体と結晶核を形成しない試料体について、凸部のピッチと貫通転位密度の関係を示すグラフである。結晶核を形成した試料体として前述の試料体Bを図4に示すような温度条件で作製した。具体的には、クリーニング工程S1、バッファ層成長工程S2、結晶核形成工程S3、平坦化層形成工程S4を経て作製した。各工程の温度条件や成長時間は任意であるが、試料体作製における具体的な温度及び時間は次の通りである。クリーニング工程S1では、10分間、リアクタ内の温度を1000℃に保った。また、バッファ層成長工程S2では、2分間、リアクタ内の温度を540℃としてバッファ層10を成長させた。また、結晶核形成工程S3では、30分間、リアクタ内の温度を950℃として各結晶核11を成長させた。また、平坦化層形成工程S4では、60分間、リアクタ内の温度1040℃として平坦化層12を成長させた。また、結晶核を形成しない試料体Gについては、図13に示すように、バッファ層形成工程S2の後、結晶核形成工程S3を経ることなく、平坦化層形成工程S4へ移行させた。尚、バッファ層10及び平坦化層12の成長条件は、結晶核を形成した試料体Bと同様とした。
図12に示すように、結晶核11を形成した場合、凸部2cのピッチによらず貫通転位密度はほぼ一定となった。これに対し、結晶核11を形成しない場合は、凸部2cのピッチが短くなるほど貫通転位密度が大きくなった。結晶核11を形成しない場合に貫通転位密度が大きくなる理由は、凸部2cが存在することにより平坦化層12のGa原子のマイグレーションが阻害され、この結果、小さな核が高密度で形成され、低転位化が困難となるためと考えられる。
また、結晶核11と平坦化層12について酸素濃度を測定したところ、どの試料体についても、結晶核11の方が平坦化層12よりも酸素濃度が高かった。具体的に、結晶核11については1×1017/cm以上の酸素が検出されたが、平坦化層12については酸素が検出されなかった。測定にあたって、酸素の検出限界が5×1016/cmである装置を用いたことから、平坦化層12の酸素濃度は5×1016/cm未満であるということができる。すなわち、半導体積層部19の成長時に結晶核11を用いたか否かについては、半導体積層部19中の酸素濃度を調べることにより知ることができる。
図14は、各結晶核の高さの最大値と貫通転位密度の関係を示すグラフである。各結晶核11の高さと貫通転位密度の関係について、結晶核11が形成されておらず各結晶核11の高さを0nmと見ることのできる試料体Gと、各結晶核11の高さが200nm〜400nmの試料体Aと、各結晶核11の高さが780nm〜820nmの試料体Bと、各結晶核11の高さが980nm〜1200nmの試料体Cと、各結晶核11の高さが1500nm〜1700nmの試料体Dと、を用いて調査した。
図14に示すように、各結晶核11の少なくとも1つが、凸部2cよりも高く形成されると、貫通転位密度が十分に低くなることが理解される。
また、各試料体A−D,Gについて、半導体積層部19の厚さが3.0μmで平坦となっているか否か観察したところ、各結晶核11の高さが0nm、200nm〜400nm及び780〜820nmの試料体A,B,Gについては平坦であったが、高さが980nm〜1200nmの試料体Cについて僅かに表面ピットが確認され、高さが1500nm〜1700nmの試料体Dについて多くの表面ピットが確認された。これにより、半導体積層部19の平坦性の観点からは、各結晶核の高さが900nm以下であることが好ましい。
以上説明したように、平坦化層12を形成する前に、結晶核11を形成するようにしたので、凸部2cの周期によらず、半導体積層部19の貫通転位密度をほぼ一定とすることができる。特に、本実施形態のように、凸部2cの周期が1000nm以下のときに、比較的大きな貫通転位密度の低減効果を得ることができる。
特に本実施形態においては、各結晶核11の上面が平坦に形成されているので、平坦化層12が平坦となるまでの厚さを小さくすることができる。また、各結晶核11が離間して形成されているので、基板上の結晶核の密度が小さく、転位の発生源が少ないために、続いて形成される平坦化層12の欠陥密度を低減することができる。
尚、前記実施形態においては、LED素子1がフリップチップ型のものを示したが、例えば図15に示すように、フェイスアップ型のLED素子101であってもよいことは勿論である。このLED素子101の半導体積層部119は、バッファ層110、結晶核111、平坦化層112、n型GaN層113、発光層114、電子ブロック層116、p型GaN層118をサファイア基板102側からこの順に有している。p型GaN層118上にはp側電極127が形成されるとともに、n型GaN層113上にはn側電極128が形成されている。
図15のLED素子101においては、サファイア基板102の表面は垂直化モスアイ面102aをなす。サファイア基板102の表面は、平坦部102bと、平坦部102bに周期的に形成された複数の凸部102cと、が形成されている。p側電極127は、p型GaN層118上に形成される拡散電極121と、拡散電極121上の一部に形成されるパッド電極122と、を有している。n側電極128は、p型GaN層118からn型GaN層113をエッチングして、露出したn型GaN層113上に形成される。
図15に示すように、サファイア基板102の裏面側には、誘電体多層膜124が形成されている。誘電体多層膜124は、屈折率の異なる第1材料と第2材料のペアを複数繰り返して構成される。誘電体多層膜124は金属層であるAl層126により被覆される。この発光素子101においては、誘電体多層膜124及びAl層126が反射部をなしており、発光層114から発せられ垂直化モスアイ面102aを回折作用によって透過した光を当該反射部で反射する。そして、回折作用により透過した光を回折面102aに再入射させて、回折面102aにて再び回折作用を利用して透過させることにより、複数のモードで光を素子外部へ取り出すことができる。
以上のように構成されたLED素子101においても、平坦化層112を形成する前に、結晶核111を形成するようにしたので、凸部102cの周期によらず、半導体積層部119の貫通転位密度をほぼ一定とすることができる。
また、前記実施形態においては、LED素子1の基板としてサファイア基板2を用いたものを示したが、他の基板であってもよいことは勿論ある。また、結晶核11を形成した後、u−GaNの平坦化層12、n型GaN層13の順に形成していくものを示したが、例えば、結晶核11を形成した後、n型GaN層13を形成するようにしてもよく、この場合はn型GaN層13が平坦化層としての役割も果たす。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 LED素子
2 サファイア基板
2a 垂直化モスアイ面
2b 平坦部
2c 凸部
2d 側面
2e 湾曲部
2f 上面
2g 透過モスアイ面
2h 平坦部
2i 凸部
10 バッファ層
11 結晶核
12 平坦化層
13 n型GaN層
14 発光層
16 電子ブロック層
18 p型GaN層
19 半導体積層部
21 拡散電極
22 誘電体多層膜
22a ビアホール
23 金属電極
24 拡散電極
25 誘電体多層膜
25a ビアホール
26 金属電極
27 p側電極
28 n側電極
101 LED素子
102 サファイア基板
102a 垂直化モスアイ面
110 バッファ層
111 結晶核11
112 平坦化層
113 n型GaN層
114 発光層
116 電子ブロック層
118 p型GaN層
119 半導体積層部
122 パッド電極
124 誘電体多層膜
126 Al層
127 p側電極
128 n側電極

Claims (4)

  1. 発光層を含みIII族窒化物半導体からなる半導体積層部と、
    前記発光層から発せられる光の光学波長より大きく当該光のコヒーレント長より小さい周期の複数の凸部が表面に形成された基板と、を備え、
    前記半導体積層部は、
    前記凸部を含む前記基板の表面に沿って形成されたバッファ層と、
    前記バッファ層上に形成され、少なくとも1つの前記凸部を内包し、かつ、900nm以下の高さであり、ファセット面を有し互いに離隔した複数の結晶核と、
    前記複数の結晶核が形成されたバッファ層上に形成された平坦化層と、を含む発光素子。
  2. 前記複数の結晶核は、平坦な上面を有する請求項1に記載の発光素子。
  3. 前記バッファ層は、Alを含む請求項1または2に記載の発光素子。
  4. 前記複数の結晶核は、前記平坦化層よりも酸素濃度が高い請求項1から3のいずれか1項に記載の発光素子。
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