JP2016102068A - 鯨筋肉抽出物からなる中長期記憶障害予防改善剤 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、特許文献2の実施例は、健常人にアンセリン及びカルノシンを含有する組成物を摂取させ、該組成物摂取による短期記憶力試験(9桁の数列を5秒間呈示し、直後に制限時間5秒で該数列を記述させる試験)の実施に止まり、10秒より長い期間や中期又は長期記憶力試験は行われておらず、しかも健康体を対象にした試験であり、老化等で中長期記憶障害を受けている個体を対象にしたものでもなかった。更に、特許文献2の実施例では、バレニンを含有した組成物での記憶の検証試験も行われていない。
本発明は、「鯨の筋肉から抽出した鯨筋肉抽出物」に、医療分野等において極めて顕著で有効な効果が初めて見出され、該効果が規定された剤、すなわち「中長期記憶障害予防剤」として新たになされたものである。
すなわち、本発明の中長期記憶障害予防改善剤は、特に、老化若しくはアルツハイマー型による学習記憶障害を持ったヒト等に対し、それを改善する効果を奏し、また、認知症を予防したいヒト等に対し、それを予防する効果を奏する。
従って、本発明の中長期記憶障害予防改善剤は、医薬品としてはもちろん、疾患を有さないヒト向けの予防薬、食品等に用いることができ、また、健常者の更なる学習記憶の改善等にも有効に用いることができる。
本発明の中長期記憶障害予防改善剤は、鯨の筋肉から抽出した鯨筋肉抽出物からなるものであることを特徴とする。
本実施例の結果より、該クジラエキスは、中期記憶障害及び/又は長期記憶障害を改善することがわかった。該改善効果は、該クジラエキス(本発明の中長期記憶障害予防改善剤)に含まれるバレニンによるものであることは明らかである。
前記した通り、本発明においては、「短期記憶」とは数秒〜10分未満保持される記憶のことをいい、「中期記憶」とは10分間〜24時間保持される記憶のことを言うが、特許文献2では、短期記憶の中でも更に短い約10秒間の記憶についてしか試験されていない。
バレニンは、そもそもアンセリン(β−アラニル−1−メチル−L−ヒスチジン)及びカルノシン(β−アラニル−L−ヒスチジン)とは異なる化学構造であり、記憶障害予防改善や認知症予防改善については、化学構造が異なれば薬効が異なることは周知の事実である。
バレニンを多く含有する点等から、ヒゲクジラ亜目に属する鯨の筋肉から抽出した鯨筋肉抽出物が好ましく、ナガスクジラ属に属する鯨の筋肉から抽出した鯨筋肉抽出物がより好ましく、ナガスクジラ、ミンククジラ、イワシクジラの筋肉から抽出した鯨筋肉抽出物が特に好ましい。
鯨筋肉抽出物の処理物としては、具体的には、鯨筋肉抽出物の濃縮物;ペースト化物;噴霧乾燥物、真空乾燥物、ドラム乾燥物等の乾燥物;液状化物;希釈物;破砕物;殺菌加工物等が挙げられる。
老人性認知症とは、加齢により引き起こされる血管性認知症のことである。アルツハイマー型認知症とは、神経細胞が変性することにより引き起こされる変性性認知症のことである。
本発明の中長期記憶障害予防改善剤の投与量としては、特に制限はなく、投与対象である個体の年齢、体重、所望の効果の程度、投与方法等に応じて適宜選択することができるが、例えば、経口投与の場合、成人への1日の投与量は、1mg〜30gが好ましく、10mg〜10gがより好ましく、100mg〜3gが特に好ましい。
本発明の中長期記憶障害予防改善剤は、認知症予防改善剤の構成成分として特に有用である。すなわち、本発明の認知症予防改善剤は、前記中長期記憶障害予防改善剤を含有する。
かかる担体としては、特に制限はなく、例えば、後述する剤型等に応じて適宜選択することができる。また、前記認知症予防改善剤中の前記「その他の成分」の含有量としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
具体的には、例えば、経口固形剤(錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等)、経口液剤(内服液剤、シロップ剤、エリキシル剤等)、注射剤(溶剤、懸濁剤等)、軟膏剤、貼付剤、ゲル剤、クリーム剤、外用散剤、スプレー剤、吸入散布剤等が挙げられる。
前記賦形剤としては、例えば、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、微結晶セルロース、珪酸等が挙げられる。
前記結合剤としては、例えば、水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン液、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、エチルセルロース、シェラック、リン酸カルシウム、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
前記崩壊剤としては、例えば、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、乳糖等が挙げられる。
前記滑沢剤としては、例えば、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ砂、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
前記着色剤としては、例えば、酸化チタン、酸化鉄等が挙げられる。
前記矯味・矯臭剤としては、例えば、白糖、橙皮、クエン酸、酒石酸等が挙げられる。
前記矯味・矯臭剤としては、例えば、白糖、橙皮、クエン酸、酒石酸等が挙げられる。前記緩衝剤としては、例えば、クエン酸ナトリウム等が挙げられる。前記安定化剤としては、例えば、トラガント、アラビアゴム、ゼラチン等が挙げられる。
前記pH調節剤及び前記緩衝剤としては、例えば、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等が挙げられる。前記安定化剤としては、例えば、ピロ亜硫酸ナトリウム、EDTA、チオグリコール酸、チオ乳酸等が挙げられる。前記等張化剤としては、例えば、塩化ナトリウム、ブドウ糖等が挙げられる。前記局所麻酔剤としては、例えば、塩酸プロカイン、塩酸リドカイン等が挙げられる。
前記基剤としては、例えば、流動パラフィン、白色ワセリン、サラシミツロウ、オクチルドデシルアルコール、パラフィン等が挙げられる。前記保存剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル等が挙げられる。
また、前記認知症予防改善剤の投与量としては、特に制限はなく、投与対象である個体の年齢、体重、所望の効果の程度、投与方法等に応じて適宜選択することができるが、例えば、成人への1日の経口投与量は、有効成分の量として、1mg〜30gが好ましく、10mg〜10gがより好ましく、100mg〜3gが特に好ましい。
また、前記認知症予防改善剤の投与時期としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、予防的に投与されてもよいし、治療(改善)的に投与されてもよい。
本発明において、鯨筋肉抽出物を摂取することにより、中期記憶及び/又は長期記憶が改善される作用・原理は明らかではなく、また、本発明は、かかる作用・原理の範囲に限定されるわけではないが、以下のことが考えられる。
中長期記憶において、脳の神経細胞でタンパク質が合成される必要がある。鯨筋肉抽出物を摂取することにより、鯨筋肉抽出物に含まれるバレニンが該タンパク質合成経路を活性化させることにより、中長期記憶障害が改善された。
オープンフィールドテスト(自発運動量の測定)は、既に知られている常法に従って行った。すなわち、オープンフィールドにマウスを投入し、5分間の総移動距離を自発運動量として測定した。
総移動距離が長い程、マウスの自発運動量は多いと判断する。
新規物体認識テスト(中期記憶テスト)は、既に知られている常法に従って行った。
1日目に、2つの同じ大きさ及び同じ色の物体が設置されたオープンフィールドにマウスを10分間入れ、各物体に接触する回数をカウントした。そして、2日目に、2つの物体のうち、一方を違う色の物体に交換した。物体を交換後、マウスを5分間入れ、各物体に接触する回数をカウントした。
以下、1日目と2日目が同じ色の物体を「物体1」、1日目と2日目が異なる色の物体を「物体2」とする。
総接触回数に対する「物体2」への接触回数の割合(2日目)が、総接触回数に対する「物体2」への接触回数の割合(1日目)と比べて大きいときに、マウスの中期記憶力は高いと判断する。一方、総接触回数に対する「物体2」への接触回数の割合(2日目)が、総接触回数に対する「物体2」への接触回数の割合(1日目)とほとんど変わらない場合は、マウスの中期記憶力は低いと判断する。
図6に示した水迷路を作製した。1日目は、遊泳訓練用コースでマウスを遊泳訓練させた。2日目以降に、スタート(図6B中、「S」位置)からゴール(図6B中、「G」位置)に到達するまでの到達時間(上限時間:360秒)を測定した。また、エラー領域(図6B中、太枠(合計6ヶ所))に進入した回数をエラー回数として測定した。これを1日3試行、連続3日間行った。
到達時間が短い及び/又はエラー回数が少ない程、マウスの長期記憶力は高いと判断する。
モリス水迷路テスト(長期記憶テスト)は、既に知られている常法に従って行った。マウスを水が入った円形プールに放してからゴールとなるプラットホーム(水面直下に設置)までの到達時間を測定した。1日1試行、連続6日間行った。
到達時間が短い程、マウスの長期記憶力は高いと判断する。
Y字迷路テスト(短期記憶テスト)は、既に知られている常法に従って行った。
3本のアームから構成される、Y字型に配置された迷路にマウスを投入し、8分間自由に行動させた。マウスが各アームに進入した回数の合計を総進入回数とし、連続して異なる3つのアームを選択した回数を自発的交替行動数とした。例えば、3本のアームをそれぞれA、B、Cとしたときに、進入したアームの順番が「ACBACBCBACB」の場合は、重複も含めて7回とカウントした。そして、以下のように計算し、交替行動率として求めた。
交替行動率(%)={自発的交替行動数/(総進入回数−2)}×100
交替行動率の値が大きい程、マウスの短期記憶力は高いと判断する。
<対象マウス及び摂食期間の検討>
図1より、SAMP8は、生後35週齢前後から生存率が低下したことがわかった。
また、SAMP8は、生後24週前後から老化度が増加していることがわかった(図示せず)。
生後8〜24週の16週間は予備飼育を行い、生後26週目から、コントロール餌(以下、「LSO食」と略記する場合がある)を食用させるSAMP8群、鯨筋肉抽出物を含有させた餌(以下、「JP食」と略記する場合がある)を食用させるSAMP8群、及び、LSO食を食用させるSAMR1群の3群を設定し、生後32週目及び生後50週目において、行動解析を行うこととした。実験のスキームを図2に示す。
以下、LSO食を食用させるSAMP8群を「SAMP8 LSO群」、JP食を食用させるSAMP8群を「SAMP8 JP群」、LSO食を食用させるSAMR1群を「SAMR1 LSO群」と略記する場合がある。
<32週齢マウスの行動解析>
32週齢マウスに対し、オープンフィールドテスト(自発運動量の測定)、新規物体認識テスト(中期記憶テスト)、及び、モリス水迷路テスト(長期記憶テスト)を行った。
図3Aはオープンフィールドテスト(自発運動量の測定)、図3Bはモリス水迷路テスト(長期記憶テスト)、図3Cは新規物体認識テスト(中期記憶テスト)の結果を示す。
図3Bの縦軸は、マウスを水が入った円形プールに放してからゴールとなるプラットホームまでの到達時間(秒)を示す。
図3Cの横軸中、「a」は1日目の物体1、「b」は1日目の物体2、「c」は2日目の物体1、「d」は2日目の物体2を示す。縦軸は、各試験日の総接触回数に対する物体1又は物体2への接触回数の割合を表す(%)。
ただ、図3Cの結果より、新規物体認識テスト(中期記憶テスト)において、鯨筋肉抽出物を含有させた餌を食用させることにより、中期記憶が改善傾向にあった。
<50週マウスの行動解析>
50週齢マウスに対し、オープンフィールドテスト(自発運動量の測定)、新規物体認識テスト(中期記憶テスト)、及び、マルチプルT字水迷路テスト(長期記憶テスト)を行った。
オープンフィールドテスト(自発運動量の測定)の結果を図4に示す。
図4の横軸中の丸数字について、「1」は「SAMP8 LSO群」、「2」は「SAMP8 JP群」、「3」は、「SAMR1 LSO群」を示す。縦軸は5分間の総移動距離(cm)を示す。
この結果から、鯨筋肉抽出物は、学習記憶障害を有する老化促進マウスには、直接、自発運動量に影響を与えないことが示唆された。
新規物体認識テスト(中期記憶テスト)の結果を図5に示す。
図5中、「a」は1日目の結果、「b」は2日目の結果を示す。縦軸は、各試験日の総接触回数に対する物体1(A)又は物体2(B)への接触回数の割合を表す(%)。
図5Bの結果より、SAMP8 JP群は、1日目と2日目で色が異なる物体2への接触回数の割合が、1日目より2日目の方が多かった。一方、SAMP8 LSO群では、1日目と2日目で接触回数の割合にほとんど変化がなかった。
以上の結果から、鯨筋肉抽出物を食用することにより、学習記憶障害を有する老化促進マウスの中期記憶が改善傾向になることが示唆された。なお、正常老化モデルマウスであるSAMR1 LSO群も同様に、物体2への接触回数の割合が、2日目の方が多かった。
マルチプルT字水迷路テスト(長期記憶テスト)の結果を図7に示す。
図7中の丸数字について、「1」は「SAMP8 LSO群」、「2」は「SAMP8 JP群」、「3」は、「SAMR1 LSO群」を示す。縦軸は5分間の総移動距離(cm)を示す。
図7Aの縦軸は、マルチプルT字水迷路をスタートしてからゴールするまでの平均時間(秒)を示す。図7Bの縦軸は、マルチプルT字水迷路をスタートしてからゴールするまでの間にエラー領域に進入した平均回数を示す。
これらの結果から、鯨筋肉抽出物は、学習記憶障害を有する老化促進マウスの長期記憶の改善に関与していることが示唆された。
<<短期記憶テスト>>
実施例1で用いた32週齢マウス、及び実施例2で使用した50週齢マウスに対し、Y字迷路テスト(短期記憶テスト)を行った。結果を図8に示す。
また、図8Bの結果より、SAMP8 JP群は、SAMP8 LSO群と比べて、交替行動率が上昇した。この結果から、鯨筋肉抽出物は、学習記憶障害を有する老化促進マウスの、数秒〜10分未満の記憶が保持されると言う本発明の「短期記憶」が改善傾向にあることが示唆された。
Claims (4)
- 鯨の筋肉から抽出した鯨筋肉抽出物からなるものであることを特徴とする中長期記憶障害予防改善剤。
- バレニン(balenin)を有効成分として含有するものである請求項1に記載の中長期記憶障害予防改善剤。
- 老人性若しくはアルツハイマー型認知症による学習記憶障害の予防及び/又は改善に用いられるものである請求項1又は請求項2に記載の中長期記憶障害予防改善剤。
- 請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の中長期記憶障害予防改善剤を含有するものであることを特徴とする認知症予防改善剤。
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