JP2016100833A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 制御装置4と居室機2との間の幹線L3に設けられた中継増幅器5は、下り信号を増幅する下り信号増幅回路51と、上り信号を増幅する上り信号増幅回路52と、双方の利得を制御する利得制御部53とを有し、利得制御部53は受信した下り信号の信号レベルから自身に向けて下り信号を送出した直近の機器と自身との間の幹線L3の減衰量を推定する減衰量推定部53aと、推定した減衰量を補う増幅率を設定する上り増幅率設定部53cとを有し、上り信号増幅回路52は上り増幅率設定部53cが設定した増幅率で上り入力信号を増幅して出力する。
【選択図】 図2
Description
また、全ての信号をデジタル化して、データ信号を伝送する集合住宅インターホンシステムでは、全ての信号が減衰するため映像信号に加えて音声信号や制御信号も中継増幅器により増幅される。この場合、居室機に伝送する下り信号に加えて、居室機から制御装置へ伝送される上り信号も合わせて増幅される(例えば、特許文献2参照)。
そのため、制御装置の近くに中継増幅器が設置されると制御装置の受信信号レベルが大きくなってピークアウトが発生する場合があり、この場合は歪んだ波形を整形するための回路を追加したり、アッテネータ等で信号レベルを小さくする必要があった。
この構成によれば、制御装置に最も近い中継増幅器は、制御装置から伝送された下り信号の減衰量を推定し、その減衰量を参照して上り信号増幅回路の増幅率を設定する。よって、中継増幅器が制御装置の近くに配置されても制御装置は居室機から伝送された上り信号を適正なレベルで受信することが可能となり、制御装置に波形整形回路やアッテネータ・AGCアンプ等のハードウェアを設ける必要が無くなる。加えて、少なくとも制御装置の近くに設置された中継増幅器は、上り信号増幅回路が必要以上に信号を増幅することが無いため、集合住宅インターホンシステムの消費電力を抑制できる。
この構成によれば、下り信号増幅回路は減衰量推定部が入手した情報を基に増幅率が設定されるため、独立した利得制御回路が必要無くなる。よって、中継増幅器のハードウェアを簡略化・小型化でき、安価に構成できる。
この構成によれば、推定した減衰量が所定の範囲より大きい場合は増幅率を上げ、小さい場合は増幅率を下げるため、中継増幅器から送出された上り信号を受信する機器はその中継増幅器に至る幹線の長さに依らず一定レベルで信号を受信できる。
尚、幹線L3上では、音声信号、映像信号、制御信号の何れもデジタル信号化されて伝送され、幹線の下り及び上りには高周波信号が伝送される。そして、中継増幅器5により、音声信号、映像信号、制御信号の全ての信号が増幅される。また中継増幅器5のうち、5aは分岐機能を備えている。
居室機2は通話する機能に加えて、呼び出しを受けて応答操作する通話ボタン21、カメラ12の撮像映像を表示するディスプレイ22等を備えている。
制御装置4は、呼出信号、音声信号、制御信号の伝送、通話路の接続/切断、更にはカメラ12が撮像した映像信号の伝送等を制御し、接続された各機器に対して一定のレベルで信号を送出する。
図2はこの中継増幅器5のうち制御装置4に最も近い中継増幅器5(5a)を示し、その回路ブロックを示している。図2において、51は下り信号を増幅する下り信号増幅回路、52は上り信号を増幅する上り信号増幅回路であり、何れも利得変更機能を備えたAGCAMPで構成されている。また、53は双方の増幅回路51,52の利得を制御する利得制御部である。尚、分岐回路は省略してある。
尚、55a〜55dは信号を所定量増幅する増幅回路であり、56a〜56dはノイズを除去すると共に不必要な帯域成分を除去するためのフィルタ回路である。
そして、上り増幅率設定部53cは、この減衰量情報を基に上り信号の増幅率を設定する。
そして、推定した減衰量が所定の範囲から外れた場合に、減衰量に応じて増幅率を基準増幅率から増減させるためのチャート(図示せず)を記憶しており、このチャートに基づいて増幅率を変化させる。具体的に、推定した減衰量が所定の範囲より大きい場合は、その率に応じて基準増幅率より増幅率を上げて上り信号増幅回路52を動作させる。逆に、所定の範囲に満たない場合は、その率に応じて基準増幅率より増幅率を下げて上り信号増幅回路52を動作させる。
図3(a)に示すように、下り信号の減衰量が大きい場合は、下り信号増幅回路51が一定のレベルの信号を出力するよう下り増幅率設定部53bが下り信号増幅回路51の増福率を上げる。そして、上り増幅率設定部53cが上り信号増幅回路52の増幅率を基準増幅率より上げ、上り信号増幅回路52は上り信号の出力レベルを大きくして出力する。
逆に、図3(b)に示すように下り信号の減衰量が小さい場合は、下り増幅率設定部53bが下り信号増幅回路51の増福率を下げて、下り信号増幅回路51の出力レベルが一定となるよう制御する。そして、上り増幅率設定部53cが上り信号増幅回路52の増幅率を基準増幅率より下げ、上り信号増幅回路52は上り信号の出力レベルを基準増幅率より下げて出力する。
そして、中継増幅器5の上り側幹線L3の推定減衰量が所定の範囲より大きい場合は増幅率を基準増幅率より上げ、小さい場合は増幅率を基準増幅率より下げるため、送出された上り信号を受信する機器は下流側中継増幅器5に至る幹線L3の長さ(減衰量)に依らず好ましいレベルで信号を受信でき、無駄な消費電力が発生しない。
また、上記実施形態では下り信号増幅回路51はフィードバック制御により利得を制御しているが、入力信号レベルを基に利得を設定するフィードフォワード制御としても良く、こうすれば、下り信号増幅回路51は減衰量推定部53aが入手した情報を基に増幅率が設定されるため、下り増幅率設定部53bに独立した利得制御回路が必要無くなる。よって、中継増幅器5のハードウェアを簡略化・小型化でき、安価に構成できる。
更に、上記実施形態では、全ての中継増幅器5を図2に示す回路を備えた上り出力可変増幅器としたが、制御装置4に最も近い中継増幅器5のみ上り出力可変増幅器とし、他の中継増幅器は、上り信号増幅回路52も下り信号増幅回路51と同様に、自身の出力信号情報を基に出力レベルが一定となるよう利得を制御するフィードバック制御により動作させる中継増幅器としても良い。このように構成しても、制御装置4は居室機2から伝送された上り信号を適切なレベルで受信でき、制御装置4に波形整形回路やアッテネータ・AGCアンプ等のハードウェアを設ける必要が無くなる。
Claims (3)
- 来訪者が住戸を選択して居住者を呼び出すための集合玄関機と、居住者が呼び出しに応答するための居室機と、前記集合玄関機と前記居室機との間に介在されて機器間の通信を制御する制御装置とを有し、前記制御装置と前記居室機とを接続した幹線上に幹線信号を増幅する中継増幅器を複数介在させた集合住宅インターホンシステムであって、
前記中継増幅器は、前記制御装置から前記居室機方向に伝送される下り信号を増幅する下り信号増幅回路と、前記居室機から前記制御装置方向へ伝送される上り信号を増幅する上り信号増幅回路とを有し、
少なくとも前記制御装置に最も近くに設置された前記中継増幅器は、受信した前記下り信号の信号レベルから、自身に向けて下り信号を送出した直近の機器と自身との間の幹線の減衰量を推定する減衰量推定部と、当該減衰量推定部が推定した減衰量情報を基に前記上り信号増幅回路の増幅率を設定する上り増幅率設定部とを有する上り出力可変増幅器であることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記上り出力可変増幅器は、前記減衰量推定部が検出した下り信号の信号レベル情報を基に、前記下り信号増幅回路の出力が所定の一定レベルになるよう前記下り信号増幅回路の増幅率を設定する下り増幅率設定部を有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記上り増幅率設定部は、前記推定した減衰量が所定の範囲内であれば予め設定された一定の増幅率により前記上り信号増幅回路を動作させ、
前記推定した減衰量が前記所定の範囲を超えた場合は、前記一定の増幅率より高い増幅率で前記上り信号増幅回路を動作させ、前記所定の範囲に満たない場合は、前記一定の増幅率より低い増幅率で前記上り信号増幅回路を動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の集合住宅インターホンシステム。
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2014
- 2014-11-25 JP JP2014237969A patent/JP6436741B2/ja active Active
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