JP2016100681A - データ伝送装置、データ伝送方法およびプログラム - Google Patents

データ伝送装置、データ伝送方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データが暗号化されている場合でも、QoEの向上を図ることができるようにする。【解決手段】データ伝送装置が、暗号化されたデータを受信する受信部と、前記受信部が受信したデータを送信する送信部と、前記送信部がデータを送信する速度を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記受信部が受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信部に送信させる。【選択図】図1

Description

本発明は、データ伝送装置、データ伝送方法およびプログラムに関する。
データ通信を効率的に行うための幾つかの技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の方法では、マルチメディア通信セッション中、複数の受信ステーションの各々は、交渉による設定時間間隔にて送信ステーションへマルチメディア・ペーシング要求を伝送する。ここで、マルチメディア・ペーシング要求には、受信ステーションにおけるマルチメディア・データのための現在の記憶場所の可用性と受信ステーションの記憶場所に残る最小データ時間に関する情報、及びマルチメディア・データの相互交換に関する他の情報が含まれる。その後送信ステーションは、データ形式すなわちマルチメディア・データか非マルチメディア・データかということと、受信ステーションの残存最小データ時間に関するマルチメディア・ペーシング要求内の情報とを反映する順序にて複数の受信ステーションへのデータ伝送に対して色々な優先度を割当てる。
特許文献1では、これにより、分散データ処理システムにおける、マルチメディア・ペーシングを利用する効率的なマルチメディア・データの相互交換を行う、とされている。
また、特許文献2に記載のストリーミング方法では、端末は、自身のバッファ容量とネットワークの伝送能力とに関連して、自身のバッファに蓄積すべきストリームの目標量(S_target)を決定し、また、バッファ容量を伝送能力で除して得られる値を超えない範囲内で任意に、自身のバッファにストリームの先頭データを書き込んでからそのデータを読み出して再生開始するまでの遅延時間(T_delay)を決定して、それら目標量および遅延時間をサーバに通知する。サーバは、通知に基づき、端末のバッファ占有量(Sum)が目標量の近傍で目標量を超えずに遷移するように、送信速度を制御する。
特許文献2では、これにより、端末のバッファ容量が機種によって異なっていても、ネットワークの伝送能力が変動しても、ストリーミング再生の破綻を回避することが可能であり、しかも、ストリーミング再生の破綻回避と、頭出し時の待ち時間短縮とを互いに両立させることができる、とされている。
また、特許文献3に記載のデータ伝送方法では、複数の入力ポートを持つ入力ポート部と、複数のバッファを持つ出力窓口部との間の接続するスイッチ部を、前記複数のバッファそれぞれのデータ格納状況に応じて選択制御し、複数の入力ポートからのデータを前記複数のバッファのうち空きのあるバッファに格納し、複数のバッファから読み出されるデータを時分割多重して送信する。
特許文献3では、これにより、入力されたデータがバッファでの処理の停滞やオーバーフローにより破棄されるおそれを低減でき、複数の系統のデータの伝送順序が入れ替わるおそれを低減でき、データは入力ポートから空きのあるバッファに入るのでデータの先頭部を識別する必要がなくなり、出力ポートに無駄なバッファ領域が発生せず、複雑な処理を必要とせず遅延を低減できる、とされている。
また、特許文献4に記載の技術では、携帯電話機は、無線によりデータ送信する通信部と、ネットワークの輻輳を検出したときに、当該輻輳を回避するため、送信ウィンドウサイズを当該輻輳の検出前より縮小した後、徐々に拡大するよう制御するECN制御部と、輻輳回避中であれば制御方法を輻輳回避モードとし、輻輳回避中でなければ制御方法を通常モードとするトークン制御部と、輻輳を検出した時点での送信ウィンドウサイズを第1の値として記憶する記憶部と、を有し、ECN制御部は、輻輳を検出すると、当該輻輳の回避を開始したことをトークン制御部へ通知し、当該輻輳を検出した後、送信ウィンドウサイズが第1の値に基づいて特定される第2の値になると、当該輻輳の回避が終了したことをトークン制御部へ通知する。
特許文献4では、これにより、輻輳回避中の処理から輻輳回避解除中の処理へ適切なタイミングで移行できる、とされている。
特開平7−175763号公報 特開2002−84339号公報 特開2002−223202号公報 特開2011−188429号公報
通信品質の評価基準の1つにQoE(Quality Of Experience)がある。QoEでは、例えば、音が途切れる、あるいは、動画像が滑らかに表示されるなど、ユーザが体感する品質を評価する。QoEを向上させるために、例えば、音声データ、動画像データ、あるいはテキストデータといったデータ内容の種類(データによって表現される内容(コンテンツ)の種類)に応じて、通信の優先度を設定することが考えられる。
これに対して、データが暗号化されている場合、当該データを受信した伝送装置がデータ内容の種類を把握することができず、QoEの向上に対する障害となることが考えられる。
また、特許文献1〜4のいずれにも、暗号化されたデータの送信に際してQoEの向上を図るための技術は示されていない。
本発明は、上述の課題を解決することのできるデータ伝送装置、データ伝送方法およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、データ伝送装置は、暗号化されたデータを受信する受信部と、前記受信部が受信したデータを送信する送信部と、前記送信部がデータを送信する速度を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記受信部が受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信部に送信させる。
本発明の第2の態様によれば、データ伝送方法は、暗号化されたデータを受信する受信ステップと、前記受信部が受信したデータを送信する送信ステップと、前記送信部がデータを送信する速度を制御する制御ステップと、を有し、前記制御ステップでは、前記受信ステップで受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信ステップにて送信する。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、データ伝送装置を制御するコンピュータに、暗号化されたデータを受信する受信ステップと、前記受信部が受信したデータを送信する送信ステップと、前記送信部がデータを送信する速度を制御する制御ステップと、を実行させ、前記制御ステップでは、前記受信ステップで受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信ステップにて送信するよう動作させるためのプログラムである。
本発明によれば、データが暗号化されている場合でも、QoEの向上を図ることができる。
本発明の一実施形態における通信システムの機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるデータ伝送装置が、データ提供サーバ装置からのデータを端末装置へ伝送する処理手順の例を示すフローチャートである。 同実施形態におけるデータ伝送装置が、ペーシング送信を行う処理手順の例を示すフローチャートである。 同実施形態におけるデータ伝送装置がペーシング送信対象判定を行う処理手順の例を示すフローチャートである。 本発明に係るデータ伝送装置の最小構成を示す概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態における通信システムの機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、通信システム1は、端末装置100と、データ伝送装置200と、データ提供サーバ装置300とを備える。
データ伝送装置200は、プロキシ(Proxy)モジュール210と、ペーシング制御モジュール220とを備える。ペーシング制御モジュール220は、データ送受信制御部221と、流速指示部222とを備える。
なお、通信システム1が備える端末装置100の数は1つ以上であればよい。また、通信システム1が備えるデータ提供サーバ装置300の数は1つ以上であればよい。
端末装置100、データ伝送装置200、データ提供サーバ装置300の各々は、例えばコンピュータを用いて構成される。
また、プロキシモジュール210とペーシング制御モジュール220とは、1つの装置として構成されていてもよいし、別々の装置として構成されていてもよい。
通信システム1は、データ提供サーバ装置300から端末装置100へデータの送信を行う通信システムである。データ提供サーバ装置300は、例えば、動画像または音声、あるいはこれらの組み合わせなど、時間的に連続して再生されるコンテンツのデータを送信する場合がある。ここでいうコンテンツとは、動画像、静止画像、音声または文章、あるいはこれらの組み合わせである。例えば、映画、アニメーションまたは音楽などがコンテンツの例に該当する。
ここで、データ提供サーバ装置300は、少なくとも一部のデータを暗号化して送信する。以下では、データ提供サーバ装置300がSSL(Secure Sockets Layer)にてデータを暗号化して送信する場合を例に説明する。但し、データ提供サーバ装置300が用いる暗号化の方式はSSLに限らず、いろいろな方式とすることができる。
端末装置100は、通信システム1の制御対象となるSSL通信のクライアントとして機能する。端末装置100は、データ伝送装置200を介してデータ提供サーバ装置300へ、コンテンツリクエスト(コンテンツの送信を要求する信号)を送信し、当該コンテンツリクエストへの応答(レスポンス)としてのコンテンツデータを、データ伝送装置200を介してデータ提供サーバ装置300から受信する。
データ提供サーバ装置300は、通信システム1の制御対象となるSSL通信のサーバとして機能する。データ提供サーバ装置300は、データ伝送装置200を介して端末装置100から送信されるコンテンツリクエストに応じて、要求されたコンテンツのデータを、データ伝送装置200を介して端末装置100へ送信する。その際、データ提供サーバ装置300は、SSLにて暗号化されたコンテンツデータを送信する。
データ伝送装置200は、端末装置100とデータ提供サーバ装置300との通信を仲介する。特に、データ伝送装置200は、データ提供サーバ装置300から受信したデータを端末装置100へ伝送する際、データ伝送装置200自らが端末装置100へ当該データを送信するタイミング(特に、送信速度)を調整する。
データ伝送装置200は、例えば、LTE(Long Term Evolution。LTEは登録商標)におけるEPC(Evolved Packet Core。EPCは登録商標)およびeUTRANを経由して端末装置100と通信を行うなど、モバイルネットワーク(通信事業者が、スマートフォンや携帯電話機の通信用に提供する通信ネットワーク)を介して端末装置100と通信を行う。
但し、データ伝送装置200が接続される通信ネットワークはモバイルネットワークに限らずいろいろな通信ネットワークとすることができる。データ伝送装置200が、端末装置100とデータ提供サーバ装置300との通信経路に配置され、データ提供サーバ装置300から受信したデータを端末装置100へ伝送するタイミングを制御可能であればよい。
プロキシモジュール210は、端末装置100のプロキシとして機能する。さらに、プロキシモジュール210は、データ提供サーバ装置300が送信したコンテンツデータをペーシング制御モジュール220へ転送する。プロキシモジュール210は、データ提供サーバ装置300からのコンテンツデータを受信する点で、受信部の例に該当する。またプロキシモジュール210は、受診したコンテンツデータを端末装置100へ送信(伝送)する点で、送信部の例に該当する。
なお、以下では、プロキシモジュール210が透過型プロキシとして機能する場合を例に説明するが、これに限らない。ここでいう透過型プロキシとは、端末装置100側でブラウザ等にプロキシの設定を行う必要無しに、プロキシを用いて通信を行える、プロキシの種類である。
ペーシング制御モジュール220は、データの送受信状況に応じて、プロキシモジュール210によるデータ伝送速度(データ送信速度、または送信速度ともいう)をリアルタイムに制御する。特に、ペーシング制御モジュール220は、データ伝送装置200から端末装置100へのデータ伝送速度をリアルタイムに制御する。
ペーシング制御モジュール220は、制御部の例に該当し、プロキシモジュール210がデータ提供サーバ装置300から受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定する。ここでいう一連のデータか否かの判定方法として、いろいろな方法を用いることができる。例えば、ペーシング制御モジュール220が、同一のデータ提供サーバ装置300から同一の端末装置100へ所定の時間間隔以内の時間間隔で送信されるデータを、一連のデータと判定するようにしてもよい。さらに、ペーシング制御モジュール220が、同一のデータ提供サーバ装置300から同一の端末装置100への所定の時間間隔以内でのデータ送信がどの程度の時間維持継続されるかも加味して、一連のデータか否かを判定するようにしてもよい。例えば、上記の送信が一定時間以上継続している場合に一連のデータであると判定するようにしてもよい。
あるいは、ペーシング制御モジュール220が、VPN(Virtual Private Network)の設定など通信経路の設定に従って、同一の通信経路で通信されるデータを、一連のデータと判定するようにしてもよい。
一連のデータと他のデータとを区別する目的は、例えば、動画像または音声、あるいはこれらの組み合わせなど、時間的に連続して再生されるコンテンツのデータの送信において、端末装置100での再生が途切れないように、初回送信時にある程度のデータ量の送信を確保することである。従って、データ提供サーバ装置300が同一のコンテンツをストリーム送信したデータが、同じ一連のデータに含まれることが好ましい。
ペーシング制御モジュール220は、一連のデータの初回の送信であると判定した場合、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して、プロキシモジュール210に端末装置100へ最大送信速度で送信させる。
なお、データ送受信制御部221がプロキシモジュール210に対して送信速度制限を行うことで、プロキシモジュール210が送信するデータの輻輳を回避する。また、ここでいう最大送信速度は、プロキシモジュール210がデータを送信可能な最大速度である。最大送信速度は、例えば、流速指示部222が設定する。
また、ペーシング制御モジュール220は、プロキシモジュール210が受信するデータの量が所定の条件を満たすと、プロキシモジュール210のデータ送信速度をペーシングにて制限するペーシングモードから、プロキシモジュール210のデータ送信に対するペーシングを行わない非ペーシングモードへ遷移する。ここでいうペーシングは、データ送信に空き時間を設けることで送信速度を制限することである。例えば、パケット通信におけるペーシングでは、パケットを送信してから次のパケットを送信するまでの間の空き時間の長さを調整することで、パケット送信速度を調整する。ペーシングモードは速度制限モードの例に該当し、非ペーシングモードは非制限モードの例に該当する。
このように、プロキシモジュール210が受信するデータの量に基づいてペーシング制御モジュール220がモードを切り替えることで、プロキシモジュール210のデータ受信量が比較的少なく、最大送信速度で全てのデータを送信可能な場合に、プロキシモジュール210に最大送信速度でデータ送信を行なわせる。
但し、データ伝送装置200データ送信速度を制限する方法は、ペーシングによる方法に限らない。例えば、データ送受信制御部221が、プロキシモジュール210がデータを送信する間隔の時間調整に加えて、あるいは代えて、プロキシモジュール210がデータを送信する速度自体を調整するようにしてもよい。
また、ペーシング制御モジュール220は、ペーシングモードから非ペーシングモードへ遷移した場合、プロキシモジュール210が送信すべき一連のデータの少なくとも一部について、当該一連のデータのうち制限解除後送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して、プロキシモジュール210に送信させる。
これにより、一連のデータの初回送信時と同様、プロキシモジュール210の送信速度の制限が解除された場合も、例えば、動画像または音声、あるいはこれらの組み合わせなど、時間的に連続して再生されるコンテンツのデータの送信において、端末装置100での再生が途切れないように、ある程度のデータ量の送信を確保する。
なお、以下では、制限解除後送信分のデータ量が初期送信分のデータ量と同じに設定される場合を例に説明するが、制限解除後送信分のデータ量が初期送信分のデータ量と異なっていてもよい。
データ送受信制御部221は、プロキシモジュール210によるデータの送受信を、流速指示部222から指定されたデータ伝送速度に応じて制御する。また、データ送受信制御部221は、プロキシモジュール210による受信データ量および送信遅延状況を、流速指示部222へリアルタイムに通知する。
流速指示部222は、データ送受信制御部221から通知された、プロキシモジュール210による受信データ量および送信遅延状況等の情報を基に、プロキシモジュール210によるデータ伝送速度を決定する。特に、流速指示部222は、プロキシモジュール210によるデータ送受信状況に応じて、データ伝送モードの切替を動的に行うことで、プロキシモジュール210によるデータ伝送速度を該当モードでの速度に決定する。流速指示部222が切り替えるデータ伝送モードには、非ペーシングモード、ペーシングモード、および、制限復帰後モードがある。
非ペーシングモードは、データ伝送速度の制限なしに、プロキシモジュール210が最大送信速度でデータを送信するモードである。
ペーシングモードは、データ伝送速度が制限されるモードである。ペーシングモードでは、プロキシモジュール210は、ペーシング送信速度でデータを送信する。ここで、データ送受信制御部221がペーシング送信速度を設定するようにしてもよい。あるいは、ペーシング送信速度が、予め定められていてもよい。
制限復帰後モードは、ペーシングモードから非ペーシングモードへ遷移した場合に流速指示部222が遷移するモードである。制限復帰後モードでは、上述したように、プロキシモジュール210が送信すべき一連のデータの少なくとも一部について、当該一連のデータのうち制限解除後送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して、プロキシモジュール210に送信させる。
また、図1における経路W11〜W18は、各部の間のデータの流れを示す経路であり、ハードウェアにおけるデータ送信経路と一対一に対応している必要はない。
図1におけるデータの流れの順序は、以下のとおりである。
(1)端末装置100が、経路W11にて、コンテンツリクエストをプロキシモジュール210へ送信する。
(2)プロキシモジュール210が、経路W12にて、端末装置100からのコンテンツリクエストをデータ提供サーバ装置300へ伝送する。
(3)データ提供サーバ装置300が、経路W13にて、端末装置100からのコンテンツリクエストに応じたコンテンツデータをプロキシモジュール210へ送信する。
(4)プロキシモジュール210が、経路W14にて、プロキシモジュール210自らにおける受信データ量および送信遅延状況の情報をデータ送受信制御部221へ通知する。
(5)データ送受信制御部221が、経路W15にて、プロキシモジュール210における受信データ量および送信遅延状況等の情報を流速指示部222へ伝送する。
(6)流速指示部222が、経路W16にて、プロキシモジュール210における受信データ量および送信遅延状況等に基づいて決定した送信速度指示をデータ送受信制御部221へ通知する。
(7)データ送受信制御部221が、経路W17にて、流速指示部222からの送信速度指示に基づいて、プロキシモジュール210によるコンテンツデータ送信タイミング(特に、送信速度)の制御指令を出力する。
(8)プロキシモジュール210が、経路W18にて、データ送受信制御部221の制御に従って、データ提供サーバ装置300からのコンテンツデータを端末装置100へ伝送する。
次に、図2〜図4を参照してデータ伝送装置200の動作について説明する。
図2は、データ伝送装置200が、データ提供サーバ装置300からのデータを端末装置100へ伝送する処理手順の例を示すフローチャートである。
同図の処理において、データ伝送装置200は、一定区間(セグメント、SG)毎に処理を行うループL11を開始する(ステップS101)。ここでいう一定区間は、プロキシモジュール210における通信データ量の測定時間として設定されている所定の時間である。データ伝送装置200は、データ提供サーバ装置300からのデータを端末装置100へ伝送可能な状態にある間、ループL11の処理を繰り返す。
ループL11の処理において、プロキシモジュール210は、データの送受信状況(特に、受信データ量および送信遅延状況)を示す情報を、データ送受信制御部221を介して流速指示部222へ通知し、流速指示部222が、プロキシモジュール210からの情報に基づいてペーシング送信対象判定処理を行う(ステップS111)。ここでのペーシング送信対象判定処理は、プロキシモジュール210のデータ送信速度制限を行うか否かの判定を行う処理である。
次に、流速指示部222は、ステップS111における判定結果に基づいて、プロキシモジュール210に、ペーシング送信を行わせるか、最大送信速度で送信を行わせるかを判定する(ステップS112)。
具体的には、流速指示部222が、一定区間における送信対象データをペーシング送信対象と判定した場合(ステップS112:YES)、データ送受信制御部221が、プロキシモジュール210を制御して、データ提供サーバ装置300からのデータをペーシング送信にて端末装置100へ送信させる(ステップS121)。ここでいうペーシング送信は、送信速度を制限されたペーシング送信速度での送信である。
その後、データ伝送装置200は、ループL11の終端処理を行う(ステップS141)。具体的には、データ伝送装置200は、ステップS101へ戻り、ループL11の処理を繰り返す。
一方、流速指示部222が、一定区間における送信対象データをペーシング送信対象外と判定した場合(ステップS112:NO)、データ送受信制御部221が、プロキシモジュール210を制御して、データ提供サーバ装置300からのデータを最大送信速度にて端末装置100へ送信させる(ステップS131)。
ステップS131の後、ステップS141へ遷移する。
図3は、データ伝送装置200が、ペーシング送信を行う処理手順の例を示すフローチャートである。データ伝送装置200は、図2のステップS121において、図3の処理を行う。
図3の処理において、データ送受信制御部221は、次の一定区間にてプロキシモジュール210が送信する一連のデータについて、初期バッファデータを送信済みか否かを判定する(ステップS201)。ここでの初期バッファデータは、上述したように、一連のデータの初回送信時に、ある程度のデータ量の送信を確保する目的で最大送信速度で送信されるデータである。
初期バッファデータ送信済みか否かの判定は、一連のデータと初期送信済みのフラグとを対応付けておき、データ送信時に、当該フラグを送信済みを示す値にすることで行われる。
初期バッファデータを送信済みでないと判定した場合(ステップS201:NO)、データ送受信制御部221は、プロキシモジュール210に最大送信速度にて初期バッファデータを送信させる(ステップS202)。なお、ペーシングモードからの復帰時にも、初期送信済みのフラグをクリアしてステップS202を実行するようにすることで、上述したように、程度のデータ量の送信を確保する。この場合のデータ送信は、制限復帰後モードでの処理の例に該当する。
次に、データ伝送装置200は、送出データ量の送信毎の処理を行うループL21を開始する(ステップS203)。ここでいう送出データ量は、ペーシングモードにおいて送信データの単位となるデータ量である。
ループL21の処理において、データ送受信制御部221は、緊急モードか否かを判定する(ステップS204)。例えば、データ送受信制御部221は、流速指示部222がデータ送受信制御部221を介してプロキシモジュール210に指示した流速(通信速度)で現在(判定時)までの所定時間に送信されるべきデータ量と、実際にプロキシモジュール210が送信したデータ量とを比較する。そして、データ送受信制御部221は、実際にプロキシモジュール210が送信したデータ量が、送信されるべきデータ量よりも所定量以上小さいと判定すると、緊急モードであると判定する。
緊急モードではないと判定した場合(ステップS204:NO)、データ送受信制御部221は、プロキシモジュール210を制御して、ペーシング速度にてデータを送信させる(ステップS211)。ここで、ペーシング速度は、送出データ量を、プロキシモジュール210が送出データ量のデータの送信にかける時間で除算して得られる速度である。データ送受信制御部221は、例えば、プロキシモジュール210に対して、送出データ量のデータの送信にかける時間を指示することで、プロキシモジュール210のデータ送信速度を制御する。
ステップS211においてプロキシモジュール210が行う送信は、ペーシングモードでの送信の例に該当する。
次に、データ伝送装置200は、一定区間を経過したか否かを判定する(ステップS231)。一定区間を経過したと判定した場合(ステップS231:YES)、ループL21の処理を終了して、図3の処理を終了する。
一方、一定区間を経過していないと判定した場合(ステップS231:NO)、ループL21の終端処理を行う(ステップS232)。具体的には、ステップS203へ戻り、ループL21の処理を繰り返す。
一方、ステップS201において、初期バッファデータを送信済みであると判定した場合(ステップS202:NO)、ステップS203へ進む。
一方、ステップS204において、緊急モードであると判定した場合(ステップS204:NO)、データ送受信制御部221は、プロキシモジュール210を制御して、例外的に最大送信速度にてデータを送信させる(ステップS221)。この送信は、緊急モードでの送信の例に該当する。ステップS221の後、ステップS231へ進む。
図4は、データ伝送装置200がペーシング送信対象判定を行う処理手順の例を示すフローチャートである。データ伝送装置200は、図2のステップS111において、図4の処理を行う。
図4の処理において、流速指示部222は、初回の送信データか否かを判定する(ステップS301)。
初回の送信データではない判定した場合(ステップS301:NO)、流速指示部222は、プロキシモジュール210の受信データ量が、所定の閾値であるペーシング送信対象データ量閾値未満か否かを判定する(ステップS302)。
プロキシモジュール210の受信データ量が、送信対象データ量閾値未満であると判定した場合(ステップS302:YES)、流速指示部222は、プロキシモジュール210が最大送信速度で送信中か否かを判定する(ステップS311)。ここでの判定は、プロキシモジュール210が、ペーシングモードで送信を行っているか(図2のステップS121)、あるいは、非ペーシングモードで送信を行っているか(図2のステップS131)の判定の例に該当する。
ステップS311において、プロキシモジュール210が最大送信速度で送信中であると判定した場合(ステップS311:YES)、流速指示部222は、ペーシング処理対象外に決定する(ステップS331)。
その後、図4の処理を終了する。
一方、ステップS301において初回の送信データであると判定した場合(ステップS301:YES)、ステップS331へ進む。
一方、ステップS311において、プロキシモジュール210が最大送信速度で送信中であると判定した場合(ステップS311:YES)、流速指示部222は、ペーシング処理対象に決定する(ステップS341)。
その後、図4の処理を終了する。
一方、ステップS311において、プロキシモジュール210が最大送信速度で送信中でないと判定した場合(ステップS311:YES)、流速指示部222は最大送信移行条件を満たすか否かを判定する(ステップS312)。例えば、流速指示部222は、プロキシモジュール210における単位時間あたりの受信データ量と、最大送信速度で送信可能な受信データ量との差を求める。そして、受信データ量が、最大送信速度で送信可能な受信データ量を、所定期間連続して所定量以上、下回ったと判定した場合、流速指示部222は、最大送信移行条件を満たすと判定する。
最大送信移行条件を満たすと判定した場合(ステップS312:YES)、ステップS331へ遷移する。一方、最大送信移行条件を満たさないと判定した場合(ステップS312:NO)、ステップS341へ遷移する。
一方、ステップS302において、プロキシモジュール210の受信データ量が、送信対象データ量閾値以上であると判定した場合(ステップS302:NO)、流速指示部222は、プロキシモジュール210が最大送信速度で送信中か否かを判定する(ステップS321)。ここでの判定は、プロキシモジュール210が、ペーシングモードで送信を行っているか(図2のステップS121)、あるいは、非ペーシングモードで送信を行っているか(図2のステップS131)の判定の例に該当する。
ステップS321において、プロキシモジュール210が最大送信速度で送信中であると判定した場合(ステップS321:YES)、流速指示部222は、ペーシング送信移行条件を満たすか否かを判定する(ステップS322)。例えば、流速指示部222は、プロキシモジュール210における単位時間あたりの受信データ量と、最大送信速度で送信可能な受信データ量との差を求める。そして、受信データ量が、最大送信速度で送信可能な受信データ量を、所定期間連続して所定量以上、上回ったと判定した場合、流速指示部222は、ペーシング送信移行条件を満たすと判定する。
ペーシング送信移行条件を満たすと判定した場合(ステップS322:YES)、ステップS341へ遷移する。一方、ペーシング送信移行条件を満たさないと判定した場合(ステップS322:NO)、ステップS331へ遷移する。
以上のように、プロキシモジュール210は、暗号化されたデータの受信、および、受信したデータの送信を行う。また、ペーシング制御モジュール220は、プロキシモジュール210がデータを送信する速度を制御する。特に、ペーシング制御モジュール220は、プロキシモジュール210が受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外してプロキシモジュール210に送信させる。
これにより、データ伝送装置200では、プロキシモジュール210が受信したデータが暗号化されている場合でも、一連のデータの送信開始時に、一定量の端末装置100への送信を確保することができ、これによってQoEの向上を図ることができる。
また、ペーシング制御モジュール220は、前記プロキシモジュール210が受信するデータの量が所定の条件を満たすと、プロキシモジュール210のデータ送信速度をペーシングにて制限するペーシングモードから、プロキシモジュール210のデータ送信に対するペーシングを行わない非ペーシングモードへ遷移する。
これにより、データ伝送装置200では、プロキシモジュール210の受信データ量が比較的少ない場合には、プロキシモジュール210に最大送信速度でデータを送信させることができ、この点において効率的にデータの送信を行うことができる。
また、ペーシング制御モジュール220は、ペーシングモードから非ペーシングモードへ遷移した場合、プロキシモジュール210が送信すべき一連のデータの少なくとも一部について、当該一連のデータのうち制限解除後送信分とされるデータ(例えば、図3における初期バッファデータ)を送信速度制限対象から除外して前記送信部に送信させる。
これにより、データ伝送装置200では、一連のデータの送信開始時と同様、送信速度が解除されたときにも、プロキシモジュール210が受信したデータが暗号化されている場合でも、一連のデータについて一定量の端末装置100への送信を確保することができ、これによってQoEの向上を図ることができる。
次に、図5を参照して本発明の最小構成について説明する。
図5は、本発明に係るデータ伝送装置の最小構成を示す概略ブロック図である。同図において、データ伝送装置21は、受信部22と、送信部23と、制御部24とを備える。
かかる構成において、受信部22は、暗号化されたデータを受信する。また、送信部23は、受信部22が受信したデータを送信する。また、制御部24は、送信部23がデータを送信する速度を制御する。
さらに制御部24は、受信部22が受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して送信部23に送信させる。
これにより、データ伝送装置21では、受信部22が受信したデータが暗号化されている場合でも、一連のデータの送信開始時に、一定量のデータの送信(伝送)を確保することができ、これによってQoEの向上を図ることができる。
なお、データ伝送装置200全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 通信システム
100 端末装置
200 データ伝送装置
210 プロキシモジュール
220 ペーシング制御モジュール
221 データ送受信制御部
222 流速指示部
300 データ提供サーバ装置

Claims (5)

  1. 暗号化されたデータを受信する受信部と、
    前記受信部が受信したデータを送信する送信部と、
    前記送信部がデータを送信する速度を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記受信部が受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信部に送信させる、
    データ伝送装置。
  2. 前記制御部は、前記受信部が受信するデータの量が所定の条件を満たすと、前記送信部のデータ送信速度を制限する速度制限モードから、前記送信部のデータ送信速度の制限を行わない非制限モードへ変更する、
    請求項1に記載のデータ伝送装置。
  3. 前記制御部は、前記速度制限モードから前記非制限モードへ遷移した場合、前記送信部が送信すべき一連のデータの少なくとも一部について、当該一連のデータのうち制限解除後送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信部に送信させる、
    請求項2に記載のデータ伝送装置。
  4. 暗号化されたデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信したデータを送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにてデータを送信する速度を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記制御ステップでは、前記受信ステップで受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信ステップにて送信する、
    データ伝送方法。
  5. データ伝送装置を制御するコンピュータに、
    暗号化されたデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信したデータを送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにてデータを送信する速度を制御する制御ステップと、
    を実行させ、
    前記制御ステップでは、前記受信ステップで受信した一連のデータ毎に、当該一連のデータの初回の送信か否かを判定し、初回の送信であると判定すると、当該一連のデータのうち初期送信分とされるデータを送信速度制限対象から除外して前記送信ステップにて送信するよう動作させるためのプログラム。
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