JP2004357226A - 動画像配信システム、及び動画像再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】動画像配信装置1の動画像データ送信手段4が、所定期間に亘って計測情報を含んだ動画像データを通常よりも大きな帯域幅で無線パケットネットワーク3へ送信すると、動画像再生装置2の帯域幅計測・通知手段6は、計測情報を含んだ動画像データを受信するのに要する受信所要時間とこの時間内に受信したパケット数とに基づいて使用可能な帯域幅を計測し、計測した帯域幅の情報を動画像配信装置1のビットレート切替手段5へ通知する。これによって動画像配信装置1のビットレート切替手段5は、動画像データの送信レートを所望のビットレートに切り替えることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線パケットネットワークを介して動画像データを配信する動画像配信システム、及び無線パケットネットワークを介して配信されてきた動画像データを再生する動画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、データや画像を送受信することのできる携帯電話機などの携帯端末機器が広く利用されており、また、これらの携帯端末機器には、動画像データを受信して動画像として表示できるものも利用され始めている。図7は、配信サーバが携帯電話機へ動画像データを配信する従来のネットワークシステムの概念図である。図7において、配信サーバ21はネットワーク25を介して無線基地局23へ動画像データを配信している。したがって、無線基地局23のサービスエリアにある携帯電話機24は、無線基地局23から無線パケットネットワーク22を介して動画像データを受信して動画像を表示することができる。このとき、携帯電話機24に利用される無線パケットネットワーク22は、有線による伝送と比較してデータ伝送帯域が変動しやすいという固有の問題を有している。つまり、無線パケットネットワーク22による動画像ストリーミング配信は、携帯電話機24が動画像データをダウンロードしながら再生できるというメリットがあるものの、ダウンロード中にデータ伝送帯域が変動してしまうと動画像の品質にむらが生じるという問題がある。一方、従来の動画像配信システムにおける動画像データの配信方法は、コネクションレス型のデータ転送プロトコルであるUDP(User Datagram Protocol)を用いた配信方法が主流である。このようなUDPを用いた配信方法では、上記のような無線パケットネットワーク22の帯域幅変動に対しては、動画像データの送信レートが低いものから高いものまでいくつかの送信パターンを用意して、帯域幅変動に対応して送信レートを変更することによって上記問題の解決を図っている。
【0003】
また、動画像データの配信中におけるビットレートの制御方法としては、受信側で輻輳状態を検出しなければ現状のビットレートよりも高いビットレートのデータに変更し、受信側で輻輳状態を検出すれば現状のビットレートよりも低いビットレートのデータへ変更するという制御を行っている。つまり、動画像データを配信する場合は、受信レベルに対応してビットレートの変更を行っている。尚、輻輳状態の検出は受信側のパケットロスによって行っている。このときのパケットロスの検出条件としては、シーケンス番号の抜けを検出した場合、一定時間を経過しても次のシーケンス番号のデータが到達しない場合、シーケンス番号の抜けを検出した後に配信サーバに対してデータの再送を要求し、一定時間以内に対応するシーケンス番号のデータが到着しない場合などがあげられる。その他、有線では、配信サーバ側でネットワークへ送出する動画像データの資源割り当て制御を行ったり、動画像の再生装置側でユーザ操作によって映像データを動的に切り替えたりする技術も知られている。また、下記の特許文献1に無線通信網を使用した動画像データの配信システムに関する技術が報告されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−37621号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の各従来技術における動画像配信システムはデータの伝送帯域が固定であって、データ伝送帯域が動的に変動する無線パケットネットワークに適用しようとすると、基地局に制御装置を備える必要があり、コストがかかってしまう。さらに、他の先行技術が開示する有線のネットワーク資源を割り当てる方法では、動画像配信装置側(つまり、図7の配信サーバ側)や動画像再生端末側(つまり、図7の携帯電話機側)ではビットレートの変更操作を行うことができないために、無線基地局23側でビットレートの変更操作を行わなければならない。
【0006】
また、従来の動画像配信システムでは、動画像データの配信中においては、実際に受信したパケットの中からシーケンス番号の抜けを検出してビットレートを測定している。そのため、受信レベルが悪い場所から良好な場所へ移動した場合には、輻輳状態が解消されるために、実際に配信されている動画像データのビットレート以上の帯域幅であるところまでしか検出できない。したがって、現状よりも一段高いビットレートに切り替えた後に輻輳状態の検出を試み、そこで輻輳状態が検出されなければさらに一段高いビットレートで検出を試みるという具合に、階段的にビットレートを上げる方法をとる必要がある。したがって、急激に帯域幅が大きくなった場合には、本来配信できる最適なビットレートに到達するまでにかなりの時間がかかるという不具合がある。つまり、受信レベルが急激によくなった場合は、段階的にビットレートを上げてゆくので、本来必要とするビットレートに達するまでにはかなりの時間がかかる。したがって、ユーザが所望する良好な画質の動画像を見るまでにはかなりの時間がかかり、場合によっては、最適なビットレートに到達する前に受信レベルが悪くなり、結果として良好な画質が得られない場合もある。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、無線パケットネットワークのような帯域幅変動が大きなネットワークを使用する動画像配信においても、常に良好な画質を確保することができるような動画像配信システム及び動画像再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の動画像配信システムは、動画像データを配信する動画像配信装置と動画像データを受信して所望の動画像を再生する動画像再生装置とが無線パケットネットワークに接続され、動画像データのストリーミング配信を行う動画像配信システムにおいて、動画像配信装置は、所定期間に亘って計測情報を含んだ動画像データを配信中の帯域幅よりも大きな帯域幅で送信する動画像データ送信手段と、動画像再生装置から受信した使用可能な帯域幅の情報に基づいて動画像データのビットレートを所望の値に切り替えるビットレート切替手段とを備えている。また、動画像再生装置は、動画像配信装置から所定時間に亘って受信した計測情報を含んだ動画像データの受信所要時間と受信パケット数とに基づいて使用可能な帯域幅を計測し、この帯域幅をビットレート切替手段に通知する帯域幅計測・通知手段を備えることを特徴とする。
【0009】
すなわち、本発明の動画像配信システムは、動画像再生装置が、無線パケットネットワークを介して接続される動画像配信装置より配信された動画像データを受信して、リアルタイムに動画像データを復号しながら動画像の表示を行う。このとき、動画像再生装置は、動画像データの配信中に実際に配信されるデータを使用して無線パケットネットワークの帯域幅を配信中の帯域幅よりも大きな帯域幅で一定時間毎に計測し、計測された帯域幅を動画像配信装置へ通知している。これによって、動画像配信装置は、動画像再生装置の所望する最適なビットレートで動画像データを配信することができる。
【0010】
また、本発明の動画像再生装置は、無線パケットネットワークから動画像データを受信して所望の動画像をリアルタイムで再生する動画像再生装置において、一定期間に受信したパケットの受信時間とこの受信時間内に受信したパケット数とに基づいて、動画像データの使用可能なデータ通信レートを計測することを特徴とする。すなわち、本発明によれば、動画像再生装置が無線パケットネットワークから動画像データのパケットを受信するとき、そのパケットに含まれる計測情報によって一定期間内の時間とこの時間内に受信したパケット数とを計測して使用可能なネットワークの帯域幅を測定する。これによって、動画像再生装置が配信サーバである動画像配信装置へ測定した帯域幅を通知すれば、動画像配信装置が最適なビットレートに切り替えて動画像データを配信してくれる。つまり、ユーザ側が扱う動画像再生装置からの通知によって最適なビットレートに切り替えることができるので、このような動画像再生装置を携帯電話機などの携帯端末機器に搭載すれば、極めて使い勝手のよい携帯端末機器を実現することができる。
【0011】
また、本発明の動画像再生装置は、無線パケットネットワークから動画像データを受信して所望の動画像をリアルタイムで再生する動画像再生装置において、無線パケットネットワークから動画像データのパケットを受信する通信部と、通信部から動画像データを取得すると共に、この動画像データのパケットに含まれる計測開始信号及び計測終了信号を識別するデータ通信レート計測部と、通信部から取得した動画像データを一時的に格納するパケット受信バッファと、パケット受信バッファから取得した動画像データを復号化する画像データ復号部と、画像データ復号部で復号化された画像データを表示する表示部と、データ通信レート計測部が計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの間に受信したパケットをカウントするパケットカウンタ部と、データ通信レート計測部が計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの時間をカウントする時間カウンタ部とを備え、データ通信レート計測部が、パケットカウンタ部のカウントしたパケットのカウント数と時間カウンタ部がカウントした時間とに基づいて、動画像データのデータ通信レートを計測することを特徴とする。
【0012】
すなわち、本発明の動画像再生装置によれば、配信サーバである動画像配信装置から無線パケットネットワークを経由して動画像再生装置へ動画像データを配信する場合、動画像再生装置が、一定周期ごとに、実際に配信を行う有効な動画像データを使用して無線パケットネットワークの現在の帯域幅を測定して配信サーバへ通知している。これによって、配信サーバは、帯域幅の変動に対応してビットレートを動的に変動させながら、最適なビットレートで動画像データを配信することができる。つまり、最適なビットレートへの変更はユーザ側の携帯端末機器から随時行うことができる。したがって、ユーザ側の携帯端末機器が、無線パケットネットワークのような帯域幅変動があるネットワークから動画像データの配信を受けても、ユーザ側の携帯端末機器は常に良好な画質を確保することができる。
【0013】
また、本発明の動画像再生装置においては、データ通信レート計測部が計測するデータ通信レートは、パケットカウンタ部がカウントしたパケットのカウント数をv、時間カウンタ部がカウントした時間をwとしたとき、
データ通信レート(bps)=v×(1パケット当りのビット数)/w
で求められることを特徴とする。
【0014】
すなわち、本発明の動画像再生装置によれば、受信した動画像データにおける一定期間ごとのパケットのカウント数vとカウント時間wが分かれば、現在のネットワークに最適なデータ通信レートを簡単な計算式によって求めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明における動画像配信システムと動画像再生装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明における動画像配信システムの構成図である。本発明の動画像配信システムは、配信サーバなどからなる動画像配信装置1と携帯端末機器などが備える動画像再生装置2とが無線パケットネットワーク3で接続された構成となっている。そして、動画像配信装置1は、所定期間に亘って、計測情報を含んだ動画像データを配信中の帯域幅よりも大きな帯域幅で送信する動画像データ送信手段4と、動画像再生装置2から受信した使用可能な帯域幅の情報に基づいて動画像データのビットレートを所望の値に切り替えるビットレート切替手段5とを備えている。また、動画像再生装置2は、動画像配信装置1から所定時間に亘って受信した計測情報を含んだ動画像データの受信所要時間と受信パケット数とに基づいて使用可能な帯域幅を計測し、この帯域幅を動画像配信装置1のビットレート切替手段へ通知するする帯域幅計測・通知手段6を備えている。
【0016】
このような構成の動画像配信システムにおいて、動画像配信装置1の動画像データ送信手段4が、所定期間に亘って計測情報を含んだ動画像データを配信中の帯域幅よりも大きな帯域幅で無線パケットネットワーク3へ送信すると、動画像再生装置2の帯域幅計測・通知手段6は、計測情報を含んだ動画像データを受信するのに要する受信所要時間とこの時間内に受信したパケット数とに基づいて使用可能な帯域幅を計測し、計測した帯域幅の情報を動画像配信装置1のビットレート切替手段5へ通知する。これによって動画像配信装置1のビットレート切替手段5は、動画像データの送信レートを所望のビットレートに切り替えることができる。
【0017】
さらに詳しく説明すると、動画像配信装置1が動画像再生装置2へ動画像データの配信を開始しているとき、動画像配信装置1の動画像データ送信手段4は、動画像の再生に有効な動画像データに計測開始信号を添付したパケットを所定時間毎に無線パケットネットワーク3へ送出する。このとき送出するパケットは通常のビットレートよりも大きな帯域幅で送信する。次に、動画像配信装置1の動画像データ送信手段4が計測停止信号を添付したパケットを無線パケットネットワーク3へ送出した後は、一定時間の間パケットの送出を停止するか、又は計測開始信号を添付したときの送出ビットレートよりも低いビットレートでパケットを無線パケットネットワーク3へ送出する。
【0018】
これによって、動画像再生装置2の帯域幅計測・通知通知手段6は、受信する動画像データの平均ビットレートをコンテンツのビットレートの値に確保したまま、所望のパケットを受信するのに必要な時間を計測して無線パケットネットワーク3の現在の帯域幅を測定することができる。そして、動画像再生装置2の帯域幅計測・通知通知手段6が、測定した帯域幅の情報を動画像配信装置1へ通知することにより、動画像配信装置1のビットレート切替手段5は、配信する動画像データのビットレートを所望のレートに切り替えることができる。
【0019】
次に、携帯電話機などが備える動画像再生装置についてさらに詳しく説明する。図2は、本発明における動画像再生装置の構成を示すブロック図である。図2に示す動画像再生装置2は、通信部11、データ通信レート計測部12、パケット受信バッファ13、画像データ復号部14、表示部15、パケットカウンタ部16、及び時間カウンタ部17を備えた構成となっている。尚、このような動画像再生装置2は、携帯電話機などの携帯端末機器に備えられているものとする。
【0020】
動画像再生装置2において、通信部11は、動画像配信システムを使用して図1に示す動画像配信装置1との間で通信を行い動画像データのパケットを受信する機能を備えている。データ通信レート計測部12は、通信部11が受信した動画像データのパケットに含まれる計測開始信号及び計測終了信号を識別すると共に、パケットカウンタ部16がカウントしたパケットのカウント値と時間カウンタ部17がカウントした計測時間とに基づいて動画像データのデータ通信レートを計測する機能を備えている。
【0021】
パケット受信バッファ13は、データ通信レート計測部12から取得した動画像データを一時的に格納する機能を備えている。画像データ復号部14は、パケット受信バッファ13より取得した動画像データを復号する機能を備えている。表示部15は、画像データ復号部14で復号された画像データを表示する機能を備えている。パケットカウンタ部16は、データ通信レート計測部12が計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの間に受信した動画像データのパケット数をカウントする機能を備えている。時間カウンタ部17は、データ通信レート計測部12が計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの時間をカウントする機能を備えている。
【0022】
次に、図2に示す動画像再生装置の動作を説明する。動画像再生装置2は、通信部11を使用して、図1に示す動画像配信装置1から計測開始信号と計測終了信号を含んだ動画像データを受信する。そして、通信部11で受信された動画像データは、データ通信レート計測部12を介してパケット受信バッファ13に格納される。さらに、動画像データ復号部14は、パケット受信バッファ13に格納されている動画像データを順次復号する。そして、動画像データ復号部14で復号された動画像データは、表示部15によって動画像として表示される。
【0023】
このとき、データ通信レート計測部12は、動画像データに含まれる計測開始信号と計測終了信号をそれぞれのフラグによって認識し、この認識情報をパケットカウンタ部16及び時間カウンタ部17へ通知する。これによって、パケットカウンタ部16は、計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの動画像データのパケット数をカウントする。また、時間カウンタ部17は、計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの時間をカウントする。そして、データ通信レート計測部12は、パケットカウンタ部16がカウントしたパケットのカウント値と時間カウンタ部17がカウントした計測時間とに基づいて動画像データのデータ通信レートを計測する。さらに、データ通信レート計測部12は、自己が計測した動画像データのデータ通信レートを図1の動画像配信装置1へ通知する。これによって、動画像配信装置1は、動画像データのビットレートを動画像再生装置2の希望する値に切り替えることができる。
【0024】
つまり、データ通信レート計測部12は、通信部11が受信した動画像データに含まれる計測開始信号のフラグ及び計測終了信号のフラグを検出し、その情報をパケットカウンタ部16及び時間カウンタ部17に通知することにより、パケットカウンタ部16及び時間カウンタ部17から必要な計測情報を得て最適なデータ通信レートを計測している。これによって、無線パケットネットワークに帯域幅変動があっても、常に最適な帯域幅で動画像データが配信されるので、動画像再生装置2を備える携帯電話機などの携帯端末機器は、いつでも良好な画質を確保することができる。
【0025】
次に、フローチャートを用いて本発明における動画像配信システムの動作の流れを説明する。図3ないし図5は、本発明における動画像配信システムの動作の流れを示すフローチャートであり、図3は動画像データ配信時の動画像配信装置のフロー、図4は動画像データ再生時の動画像再生装置のフロー、図5は計測データ受信時の動画像配信装置のフローを示している。最初に、図3に示す動画像データ配信時における動画像配信装置の動作を説明する。動画像配信装置は動画像データをパケット化して動画像再生装置へ送出している。ここで、動画像データの送出レートをy(y>0の整数)、計測用データの送出レートをx(x>0の整数で、x>yの関係にある)とする。また、配信する動画像データの1パケット当りのビット数をP(P>0の整数)、計測するためのパケット数をA(A>0の整数)とする。
【0026】
まず、配信する動画像データにおけるデータ通信レートの計測開始又は計測中の状態であるか否かを判断し(ステップS1)、データ通信レートは計測開始又は計測中の状態でなければ(ステップS1でNoの場合)、通常の動画像データが含まれたパケットを無線パケットネットワークへ送信する(ステップS2)。尚、ステップS1でデータ通信レートの計測開始を行うタイミングは一定時間毎でもよいし、動画像再生装置との通信状態を監視して、現在の動画像データの送出レートyであっても問題がない場合に計測開始を行ってもよい。一方、ステップS1でデータ通信レートの計測開始又は計測中の状態である場合には(ステップS1でYesの場合)、無線パケットネットワークへ送信する動画像パケットデータ内に計測フラグを立てる(ステップS3)。このとき、計測を行うためのパケット数は動画像配信装置側で決めた任意のパケット数でかまわない。
【0027】
次に、動画像データにおけるデータ通信レートの計測が終了したか否かを判断し(ステップS4)、もし、計測が終了していない場合には(ステップS4でNoの場合)、計測フラグを立てたパケットを送信する(ステップS2)。一方、ステップS4でデータ通信レートの計測を行うパケットが最終パケットであって計測が終了する場合には(ステップS4でYesの場合)、動画像パケットデータ内に計測終了フラグを立て(ステップS5)、計測終了フラグの立ったパケットを無線パケットネットワークへ送信する(ステップS6)。そして、そのパケットを送信した後に、計測前の動画像データの送出レートyに合わせるために所定の時間k秒の経過待ちを行う(ステップS7)。
【0028】
ここで、計測用のデータ送出レートxは、動画像データの送出レートyよりも大きい(x>yである)ため、所定の時間kは下記の式(1)で表わされる。
k(秒)=(P×A)/y−(P×A)/x (1)
【0029】
次に、現在の動画像データの送出が終了したか否かを判断し(ステップS8)、現在の動画像データの送出が終了していれば(ステップS8でYesの場合)一連の処理を終了する。一方、ステップS8で、まだ動画像データの送出が継続中であれば(ステップS8でNoの場合)、データ通信レートの計測中であるか否かを判断する(ステップS9)。ここで、データ通信レートの計測中でなければ(ステップS9でNoの場合)、動画像データの配信レートy’と動画像配信装置からの動画像データの送出レートyとが同一のものになるように、パケットの送出間隔を調整するために、n秒(但し、nは1パケット当りのビット数(P/y))の経過待ちを行う(ステップS10)。一方、ステップS9でデータ通信レートの計測中であれば(ステップS9でYesの場合)、計測を行うための動画像データの送出レートx(x>y)となるようにパケットの送出間隔を調整するために、m秒(mは1パケット当りのビット数(P/x))の経過待ちを行う(ステップS11)。そして、データ通信レートを計測すべき動画像データがある間は、ステップS1に戻って上述のような処理を繰り返す。
尚、n>mであって、nは送信レートyの時のパケット送出間隔、mは送出レートxの時のパケット送出間隔である。
【0030】
次に、図4に示す動画像データ再生時における動画像再生装置の動作を説明する。動画像再生装置は、まず、動画像データのパケットを受信しながら動画像データの再生を行い(ステップS21)、受信したパケットに計測フラグがあるか否かを判断する(ステップS22)。ここで、受信したパケットに計測フラグが含まれていない場合には(ステップS22でNoの場合)、ステップS21に戻り、次のパケットの受信を行う。一方、受信したパケットに計測フラグが含まれている場合には(ステップS22でYesの場合)、現在の状態がパケットの計測中であるか否かを判断し(ステップS23)、パケットの計測中でなければ、つまり、最初の計測パケットの受信であれば(ステップS23でNoの場合)、時間カウンタ部及びパケットカウンタ部のカウント値をクリアして初期化し(ステップS24)、ステップS21に戻り、継続してパケットの受信を行う。
【0031】
ここで、時間カウンタ部は、計測フラグが含まれる最初のパケットを受信した時刻を0として、計測フラグが含まれるパケットを最後に受信した時刻までの経過時間を計測する。尚、計測フラグが含まれるパケットを最後に受信した時刻によってタイムカウントは更新される。また、パケットカウンタ部は、最初に計測フラグが含まれるパケットを受信したときから、最後の計測フラグが含まれるパケットを受信するまでのパケットの数を計測するものである。
【0032】
ステップS23において、既にパケットが計測中である場合には(ステップS23でYesの場合)、その都度、時間カウンタ部とパケットカウンタ部のカウント値をアップデートして行く。このとき、パケットカウンタ部は、パケットをカウントする都度、カウント値に1を加算して行く(ステップS25)。そして、受信したパケットに計測終了フラグが含まれているか否かを判断し(ステップS26)、計測終了フラグが含まれていない場合には(ステップS26でNoの場合)、ステップS21に戻って次のパケットを受信して前述の各ステップにより時間及びパケットの計測を継続する。
【0033】
また、ステップS26で計測終了フラグが含まれている場合には(ステップS26でYesの場合)、時間カウンタ部及びパケットカウンタ部のカウントの更新を停止し、その時点でのビットレートを算出する(ステップS27)。このとき、ビットレート(つまり、図2のデータ通信レート計測部12が計測するデータ通信レート)の算出は、パケットカウンタの値をv、時間カウンタの値をwとしたとき、次の式(2)によって行う。
ビットレート(bps)=v×(1パケット当りのビット数)/w (2)
そして、上記の式(2)によって求められたビットレートは計測データとして動画像配信装置へ送信される(ステップS28)。
【0034】
次に、図5に示す計測データ受信時における動画像配信装置の動作について説明する。動画像配信装置は、図4のステップS28で動画像再生装置から送信されてきたビットレートの計測データを受信したか否かを判断し(ステップS31)、計測データを受信していれば(ステップS31でYesの場合)、動画像データの配信レートyの変更が必要であるか否かの判断を行い(ステップS32)、動画像データの配信レートyの変更が必要であれば(ステップS32でYesの場合)、動画像データの配信レートyを変更して配信レートの切り替えを行う(ステップS33)。一方、ステップS31で計測データを受信していなければ(ステップS31でNoの場合)、計測データを受信するのを待つ。また、ステップS32で、配信レートyの変更が必要でなければ(ステップS32でNoの場合)、ステップS31に戻って次の計測データの受信を待つ。
【0035】
図6は、本発明の一実施の形態における動画像配信装置の動画像送出レートの時間的推移を示す特性図であり、横軸に時間、縦軸に動画像送出レート(bps)を示す。図4において、動画像データの送出レートyを128kbps、計測用データの送出レートxを256kbps、計測用のパケット数Aを10パケットとすれば、計測に要する時間△t1は次の式(3)で表わされる。
△t1=(1パケット当りのビット数×10(パケット))/256kbps(3)
【0036】
また、計測リカバリに必要な時間△t2は、次の式(4)で表わされる。
△t2=(1パケット当りのビット数×10(パケット))/128kbps−(1パケット当りのビット数×10(パケット))/256kbps (4)
すなわち、上記の式(3)及び式(4)から分かるように、計測中のビットレートを2倍にすれば、計測中の時間(つまり、計測に要する時間△t1)と同一時間の計測リカバリ時間△t2を設けることができる。
【0037】
図4において、パケットの通常配信中(R1)においては、動画像送出レートである128kbpsのレートで動画像データを送出している。無線パケットネットワークの実効レートの計測を行う場合は、パケットの通常配信中(R1)の2倍の256kbpsのレートで配信を行う。次に、計測中(R2)において過剰なレートでパケットを転送したため、動画像データの送出レートをパケットの通常配信中(R1)の128kbpsに合わせるために、計測リカバリ期間(R3)を設ける。このとき、計測リカバリ期間(R3)の終了後には、動画像データの配信レートがパケットの通常配信中(R1)の128kbpsとなるように、前述の計測リカバリに必要な時間△t2秒の間(つまり、計測リカバリ(R3)の期間)は、パケットデータを全く送出しない期間とする。そして、配信レートを計測した結果、同一の動画像データの送出レートでよい場合には、通常配信中(R4)の配信レートである128kbpsに戻る。
【0038】
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。上記の実施の形態では、携帯電話機などに動画像再生装置を搭載し、配信サーバなどが備える動画像配信装置からその携帯電話機へ動画像データを配信する場合を想定して説明した。しかし、携帯電話機に限らず、あらゆる携帯端末機器に上記の実施の形態の動画像再生装置を搭載しても本発明は実現される。さらには、携帯端末機器に限らず、あらゆる通信機器に上記の実施の形態の動画像再生装置を搭載しても本発明は実現される。要するに、図1に示すように、動画像配信装置と動画像再生装置が無線パケットネットワークに接続された形態の動画像配信システムや動画像再生装置であれば、通信端末は如何なるものであっても本発明は適用される。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の動画像配信システムによれば、動画像配信装置から無線パケットネットワークを経由して動画像再生装置へ動画像コンテンツを配信する場合、帯域幅の変動に対応してビットレートを動的に変動させながら動画像コンテンツを配信することができる。つまり、一定周期ごとに、実際に配信を行う有効な動画像データを使用して無線パケットネットワークの現在の帯域幅を測定し、そのときの最適なビットレートで動画像データの配信を行うことができる。しかも、最適なビットレートへの変更は受信側の動画像再生装置から随時行うことができる。これによって、ユーザ側の動画像再生装置が無線パケットネットワークのような帯域幅変動があるネットワークから動画像データの配信を受けても、ユーザ側の動画像再生装置は常に良好な画質を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における動画像配信システムの構成図である。
【図2】本発明における動画像再生装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明における動画像配信システムの動画像データ配信時の動画像配信装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明における動画像配信システムの動画像データ再生時の動画像再生装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明における動画像配信システムの計測データ受信時の動画像配信装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態における動画像配信装置の動画像送出レートの時間的推移を示す特性図である。
【図7】配信サーバが携帯電話機へ動画像データを配信する従来のネットワークシステムの概念図である。
【符号の説明】
1…動画像配信装置、2…動画像再生装置、3,22…無線パケットネットワーク、4…動画像データ送信手段、5…ビットレート切替手段、6…帯域幅計測・通知手段、11…通信部、12…データ通信レート計測部、13…パケット受信バッファ、14…画像データ復号部、15…表示部、16…パケットカウンタ部、17…時間カウンタ部、21…配信サーバ、22…無線パケットネットワーク、23…無線基地局、24…携帯電話機、25…ネットワーク
Claims (4)
- 動画像データを配信する動画像配信装置と前記動画像データを受信して所望の動画像を再生する動画像再生装置とが無線パケットネットワークに接続され、前記動画像データのストリーミング配信を行う動画像配信システムにおいて、
前記動画像配信装置は、
所定期間に亘って、計測情報を含んだ動画像データを配信中の帯域幅よりも大きな帯域幅で送信する動画像データ送信手段と、
前記動画像再生装置から受信した使用可能な帯域幅の情報に基づいて前記動画像データのビットレートを所望の値に切り替えるビットレート切替手段とを備え、
前記動画像再生装置は、
前記動画像配信装置から所定時間に亘って受信した計測情報を含んだ動画像データの受信所要時間と受信パケット数とに基づいて使用可能な帯域幅を計測し、この帯域幅を前記ビットレート切替手段に通知する帯域幅計測・通知手段を備える、
ことを特徴とする動画像配信システム。 - 無線パケットネットワークから動画像データを受信して所望の動画像をリアルタイムで再生する動画像再生装置において、
一定期間に受信したパケットの受信時間とこの受信時間内に受信したパケット数とに基づいて、前記動画像データの使用可能なデータ通信レートを計測することを特徴とする動画像再生装置。 - 無線パケットネットワークから動画像データを受信して所望の動画像をリアルタイムで再生する動画像再生装置において、
前記無線パケットネットワークから前記動画像データのパケットを受信する通信部と、
前記通信部から前記動画像データを取得すると共に、この動画像データのパケットに含まれる計測開始信号及び計測終了信号を識別するデータ通信レート計測部と、
前記通信部から取得した動画像データを一時的に格納するパケット受信バッファと、
前記パケット受信バッファから取得した動画像データを復号化する画像データ復号部と、
前記画像データ復号部で復号化された画像データを表示する表示部と、
前記データ通信レート計測部が計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの間に受信したパケットをカウントするパケットカウンタ部と、
前記データ通信レート計測部が計測開始信号を識別してから計測終了信号を識別するまでの時間をカウントする時間カウンタ部とを備え、
前記データ通信レート計測部が、前記パケットカウンタ部のカウントしたパケットのカウント数と前記時間カウンタ部がカウントした時間とに基づいて、動画像データのデータ通信レートを計測することを特徴とする動画像再生装置。 - 前記データ通信レート計測部が計測するデータ通信レートは、
前記パケットカウンタ部がカウントしたパケットのカウント数をv、前記時間カウンタ部がカウントした時間をwとしたとき、
データ通信レート(bps)=v×(1パケット当りのビット数)/w
で求められることを特徴とする請求項3に記載の動画像再生装置。
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