JP2016100439A - 熱電発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直列に複数接続される熱電発電モジュールのうちの一部が故障しても、発電を継続できる、熱電発電装置を提供する。【解決手段】熱電発電装置101は、第1の端子部21と、第2の端子部22と、第1の端子部21と第2の端子部22との間に直列に複数接続される熱電素子とを有する熱電発電モジュール1〜5を備える。熱電発電モジュールのそれぞれは、第1の端子部21と第2の端子部22の少なくとも一方を介して他の熱電発電モジュールに直列に接続される。熱電発電モジュールのそれぞれに設けられるスイッチ31〜35と、熱電発電装置が故障と判定された場合、スイッチのいずれか一つを閉じて第1の端子部21と第2の端子部22との間を短絡することで、故障した熱電発電モジュールを特定し、故障した熱電発電モジュールに設けられるスイッチを閉じた状態で固定する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、熱電発電モジュールを備える熱電発電装置に関する。
熱電発電モジュールの故障を判断する診断装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−223504号公報
配線の電力損失が抑えられるように熱電発電装置の発電出力の高電圧化と低電流化を狙うためには、複数の熱電発電モジュールを直列に接続することが望ましい。しかしながら、複数の熱電発電モジュールが直列に接続されている場合、熱電発電モジュールが一つでも故障すると、電流が他の正常な熱電発電モジュールに流れなくなるので、発電が熱電発電装置全体で停止してしまう。発電を継続させるためには、故障した熱電発電モジュールを特定する必要がある。
ところが、上述の従来技術は、熱電発電モジュール単体の故障しか検出できず、直列に接続される複数の熱電発電モジュールのうち、故障した熱電発電モジュールを特定できないため、発電を継続させることができない。
そこで、直列に複数接続される熱電発電モジュールのうちの一部が故障しても、発電を継続できる、熱電発電装置の提供を目的とする。
一つの案では、
第1の端子部と、第2の端子部と、前記第1の端子部と前記第2の端子部との間に直列に複数接続される熱電素子とを有する熱電発電モジュールを複数備え、
前記熱電発電モジュールのそれぞれは、前記第1の端子部と前記第2の端子部の少なくとも一方を介して他の前記熱電発電モジュールに直列に接続される、熱電発電装置であって、
前記熱電発電モジュールのそれぞれに設けられるスイッチと、
前記熱電発電装置が故障と判定された場合、前記スイッチのいずれか一つを閉じて前記第1の端子部と前記第2の端子部との間を短絡することで、故障した熱電発電モジュールを特定し、前記故障した熱電発電モジュールに設けられるスイッチを閉じた状態で固定する制御部とを備える、熱電発電装置が提供される。
一態様によれば、直列に複数接続される熱電発電モジュールのうちの一部が故障しても、故障した熱電発電モジュールを特定することができ、当該故障した熱電発電モジュールを除いて他の熱電発電モジュールを直列に接続することができるので、発電を継続することができる。
熱電発電装置の構成の一例を示す図である。 第1の端子部と第2の端子部との間に配置される複数の熱電素子の接続関係の一例を示す図である。 熱電発電モジュールの断面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、熱電発電装置101の構成の一例を模式的に示す図である。X軸に平行な方向(X軸方向)は、車両の前後方向を示し、X軸に直交するY軸に平行な方向(Y軸方向)は、車両の横幅方向を示す。熱電発電装置101は、例えば、熱電発電部10と、複数のスイッチ31〜35と、ECU(Electronic Control Unit)40とを備える。熱電発電部10は、電気的に直列に接続される複数の熱電発電モジュール1〜5を有する。
熱電発電モジュール1〜5は、温度差を利用して発電する熱電変換モジュールの一例である。本実施形態の熱電発電モジュール1〜5は、排気ガスの温度と冷却水の温度との温度差を利用して発電し、発電した電力をバッテリ52に充電するものである。熱電発電モジュール1〜5は、排気管12に設けられ、排気管12の熱を電力に変換する。排気管12は、前側排気管11と後側排気管13との間に連結される。エンジンで発生する排気ガスは、前側排気管11に流入し、排気管12を経由して、後側排気管13から流出する。
図1の場合、X軸方向に並んで配列される熱電発電モジュール1〜5は、X軸方向に延在する排気管12をY軸方向に貫通するように排気管12のY軸方向の側壁に接合されている。
熱電発電モジュール1〜5は、それぞれ、第1の端子部21と、第2の端子部22とを有する。熱電発電モジュール1〜5のそれぞれは、第1の端子部21と第2の端子部22の少なくとも一方を介して他の熱電発電モジュールに電気的に直列に接続される。例えば、熱電発電モジュール1の第2の端子部22は、熱電発電モジュール1に隣接する熱電発電モジュール2の第1の端子部21に接続され、熱電発電モジュール2の第2の端子部22は、熱電発電モジュール2に隣接する熱電発電モジュール3の第1の端子部21に接続される。他の熱電発電モジュールとの接続も同様である。
車両前側の最前段の熱電発電モジュール1の第1の端子部21は、例えば、配線53を介してバッテリ52の正極に電気的に接続される。車両後方の最後段の熱電発電モジュール5の第2の端子部22は、例えば、配線54を介してバッテリ52の負極に電気的に接続される。
図2は、第1の端子部21と第2の端子部22との間に配置される複数の熱電変換素子60の接続関係の一例を示す図である。なお、図2には、熱電発電モジュール1,2のみが示され、熱電発電モジュール3,4,5の図示は、省略されている。
熱電発電モジュール1は、第1の端子部21と第2の端子部22との間に電気的に直列に複数接続される熱電変換素子60を有する。熱電変換素子60は、熱と電力を変換する熱電素子の一例である。熱電変換素子60は、例えば、n型半導体素子61と、p型半導体素子62とを有する。図面上、n型半導体素子61は、点模様の四角で表され、p型半導体素子62は、白地の四角で表されている。
n型半導体素子61とp型半導体素子62とは、交互に電気的に直列に接続される。図示の場合、第1の端子部21にはn型半導体素子61が接続され、第2の端子部22にはp型半導体素子62が挙げられる。他の熱電発電モジュール2〜5も、それぞれ、熱電発電モジュール1と同様に、第1の端子部21と第2の端子部22との間に電気的に直列に複数接続される熱電変換素子60を有する。
例えば、n型半導体素子61とp型半導体素子62は交互に配置されるとともに、吸熱側電極23と放熱側電極24も交互に配置される。吸熱側電極23は、隣り合うn型半導体素子61とp型半導体素子62とを電気的に接続する吸熱側接続部材の一例であり、放熱側電極24は、隣り合うp型半導体素子62とn型半導体素子61とを電気的に接続する放熱側接続部材の一例である。吸熱側電極23は、冷却水が流れる冷却管に熱伝導可能に設けられる導電部材である。放熱側電極24は、排気ガスが流れる排気管12(例えば、排気管12に取り付けられる熱電発電モジュールの外壁)に熱伝導可能に設けられる導電部材である。
図3は、熱電発電モジュール1の任意のZX平面における断面の一例を示す図である。Z軸に平行な方向(Z軸方向)は、車両の上下方向を示す。
熱電発電モジュール1は、例えば、冷却水が流れる冷却管70を囲む外壁18を有する。冷却管70は、ZX平面に直交するY軸方向を長手方向とする配管である。冷却管70の周壁75は、例えば、Z軸方向で対向する周壁部分に設けられる一対の吸熱面(第1の吸熱面71及び第2の吸熱面72)と、X軸方向で対向する周壁部分に設けられる一対の吸熱面(第3の吸熱面73及び第4の吸熱面74)とを有する。吸熱面71〜74は、冷却管70の周壁75の外面に設けられる。冷却管70の周壁75の内面は、冷却水にさらされる。
一方、熱電発電モジュール1の外壁18は、例えば、Z軸方向で対向する外壁部分に設けられる一対の放熱面(第1の放熱面14及び第2の放熱面15)と、X軸方向で対向する外壁部分に設けられる一対の放熱面(第3の放熱面16及び第4の放熱面17)とを有する。放熱面14〜17は、熱電発電モジュール1の外壁18の内面に設けられる。熱電発電モジュール1の外壁18の外面は、排気管12内の排気ガスにさらされる。
熱電発電モジュール1は、第1の放熱面14と第1の吸熱面71とに挟まれる第1の空間81に、電気的に直列に接続される複数の熱電変換素子60を有する。第1の空間81において、例えば図2に示されるように、n型半導体素子61とp型半導体素子62は交互に配置されるとともに、吸熱側電極23と放熱側電極24も交互に配置される。第1の空間81に配置される吸熱側電極23は、第1の吸熱面71に熱伝導可能に設けられ、例えば図2に示されるように、第1の空間81で隣り合うn型半導体素子61とp型半導体素子62とを電気的に接続する。第1の空間81に配置される放熱側電極24は、第1の放熱面14に熱伝導可能に設けられ、例えば図2に示されるように、第1の空間81で隣り合うn型半導体素子61とp型半導体素子62とを電気的に接続する。
一方、熱電発電モジュール1は、第2の放熱面15と第2の吸熱面72とに挟まれる第2の空間82に、電気的に直列に接続される複数の熱電変換素子60を有する。第2の空間82において、例えば図2に示されるように、n型半導体素子61とp型半導体素子62は交互に配置されるとともに、吸熱側電極23と放熱側電極24も交互に配置される。第2の空間82に配置される吸熱側電極23は、第2の吸熱面72に熱伝導可能に設けられ、例えば図2に示されるように、第2の空間82で隣り合うn型半導体素子61とp型半導体素子62とを電気的に接続する。第2の空間82に配置される放熱側電極24は、第2の放熱面15に熱伝導可能に設けられ、例えば図2に示されるように、第2の空間82で隣り合うn型半導体素子61とp型半導体素子62とを電気的に接続する。
第1の空間81で複数の熱電変換素子60が直列に接続される直列回路を「直列回路A」と称し、第2の空間82で複数の熱電変換素子60が直列に接続される直列回路を「直列回路B」と称する。直列回路Aと直列回路Bとは、例えば第1の隙間83又は第2の隙間84を通る配線を介して、電気的に直列に接続される。第1の隙間83は、第3の放熱面16と第3の吸熱面73とに挟まれる空間である。第2の隙間84は、第4の放熱面17と第4の吸熱面74とに挟まれる空間である。
直列回路Aの一方の端部に位置する熱電変換素子60(n型半導体素子61又はp型半導体素子62)は、第1の端子部21(図1参照)に接続される。直列回路Aの他方の端部に位置する熱電変換素子60(n型半導体素子61又はp型半導体素子62)は、直列回路Bの一方の端部に位置する熱電変換素子60(直列回路Aの他方の端部に位置する熱電変換素子60とは極性が異なる半導体素子)に接続される。直列回路Bの他方の端部に位置する熱電変換素子60は、第2の端子部22(図1参照)に接続される。
図1において、熱電発電モジュール1〜5のそれぞれには、第1の端子部21と第2の端子部22とを短絡するか否かを切り替えるスイッチが設けられている。本実施形態のスイッチ31は、熱電発電モジュール1の第1の端子部21と第2の端子部22との間を開閉する。スイッチ32〜35についても同様である。通常、スイッチ31〜35は開状態であり、電流は第1の端子部21と第2の端子部22との間をスイッチ31〜35を介して流れない。
ECU40は、マイクロコンピュータを備える電子制御装置の一例である。ECU40は、例えば、スイッチ31〜35が全て開状態であるときに、熱電発電装置101の故障の有無を判定する。
ECU40は、例えば、熱電発電モジュール1の第1の端子部21と熱電発電モジュール5の第2の端子部22との間の電気抵抗Rを測定することによって、熱電発電装置101の故障の有無を判定する。熱電発電モジュール1〜5内の直列回路のいずれかが断線している故障時、熱電発電モジュール1〜5内の直列回路のいずれも断線していない正常時に比べて、電気抵抗Rは上昇し無限大となる。
したがって、ECU40は、電気抵抗Rを測定することによって、熱電発電装置101の故障の有無を判定できる。ECU40は、例えば、スイッチ31〜35が全て開状態であるときに所定の抵抗値未満の電気抵抗Rが測定される場合、熱電発電装置101は正常と判定する。一方、ECU40は、例えば、スイッチ31〜35が全て開状態であるときに所定の抵抗値以上の電気抵抗Rが測定される場合、熱電発電装置101は故障と判定する。
また、ECU40は、例えば、配線53又は配線54に流れる電流Iを測定することによって、熱電発電装置101の故障の有無を判定してもよい。熱電発電モジュール1〜5内の直列回路のいずれかが断線している故障時、熱電発電モジュール1〜5内の直列回路のいずれも断線していない正常時に比べて、電流Iは低下し零となる。
したがって、ECU40は、電流Iを測定することによって、熱電発電装置101の故障の有無を判定できる。ECU40は、例えば、スイッチ31〜35が全て開状態であるときに所定の電流値以上の電流Iが測定される場合、熱電発電装置101は正常と判定する。一方、ECU40は、例えば、スイッチ31〜35が全て開状態であるときに所定の電流値未満の電流Iが測定される場合、熱電発電装置101は故障と判定する。
また、ECU40は、例えば、熱電発電装置101の熱電発電部10によって発電される電力の推定値Weと熱電発電装置101の熱電発電部10によって発電される電力の実測値Wrとを比較することによって、熱電発電装置101の故障の有無を判定してもよい。ECU40は、推定値Weと実測値Wrとの差が所定の閾値thよりも大きい場合、熱電発電装置101が故障していると判定でき、推定値Weと実測値Wrとの差が所定の閾値thよりも小さい場合、熱電発電装置101が故障してないと判定できる。
ECU40は、例えば、エンジンの回転数と、エンジンに吸入される空気量と、エンジンの冷却水温度と、熱電素子の熱電変換特性との少なくとも一つに基づいて、熱電発電装置101の熱電発電部10によって発電される電力の推定値Weを演算できる。
ECU40は、所定電力値以上の推定値Weが演算される状況で、バッテリ52のバッテリ電圧の測定値が所定の電圧値よりも上昇しない場合(所定の電圧値よりも低い場合)、熱電発電装置101が故障していると判定できる。バッテリ52のバッテリ電圧は、電圧測定器51によって測定される。
ECU40は、熱電発電装置101が故障と判定された場合、スイッチ31〜35のいずれか一つを閉じて第1の端子部21と第2の端子部22との間を短絡することで、故障した熱電発電モジュールを特定し、当該故障した熱電発電モジュールに設けられるスイッチを閉じた状態で固定する制御部の一例である。
熱電発電モジュール1〜5のうち一部の熱電発電モジュール内の直列回路が断線していれば、当該一部の熱電発電モジュールの第1の端子部21と第2の端子部22との間が短絡されると、当該一部の熱電発電モジュールがバイパスされるので、配線53及び配線54は通電する。
これに対し、当該一部の熱電発電モジュール内の直列回路が断線していなければ、当該一部の熱電発電モジュールの第1の端子部21と第2の端子部22との間が短絡されても、配線53及び配線54は通電しない。なぜなら、熱電発電装置101が故障と判定されているので、当該一部の熱電発電モジュールとは別の熱電発電モジュールが断線しているはずだからである。
したがって、ECU40は、熱電発電装置101が故障と判定された場合、スイッチ31〜35のいずれか一つを閉じて第1の端子部21と第2の端子部22との間を短絡することで、熱電発電モジュール1〜5のうち、故障した熱電発電モジュールを特定できる。
例えば、ECU40は、熱電発電装置101が故障と判定される場合において、スイッチ31〜35のうちの一つの第1のスイッチを閉じることにより、配線53及び配線54の通電が検出されたとき、故障した熱電発電モジュールを当該第1のスイッチが設けられる熱電発電モジュールと特定する。そして、ECU40は、第1のスイッチを閉じることにより、配線53及び配線54の通電が検出されないとき、スイッチ31〜35のうち第1のスイッチとは異なる一つの第2のスイッチを閉じた状態で、配線53及び配線54の通電が検出されるか否かを判定する。ECU40は、第2のスイッチを閉じることにより、配線53及び配線54の通電が検出されたとき、故障した熱電発電モジュールを当該第2のスイッチが設けられる熱電発電モジュールと特定する。ECU40は、故障した熱電発電モジュールが特定されるまで、残りのスイッチのうちの一つのスイッチを閉じて、配線53及び配線54の通電が検出されるか否かを判定すればよい。
この際、第1のスイッチは、スイッチ31〜35のうち、いずれの一つのスイッチでもよく、第2のスイッチは、スイッチ31〜35のうち、第1のスイッチを除くいずれの一つのスイッチでもよい。また、ECU40は、第1のスイッチを閉じることにより、配線53及び配線54の通電が検出されないとき、第1のスイッチを開いてから第2のスイッチを閉じてもよいし、第1のスイッチを閉じたまま第2のスイッチを閉じてもよい。
このように、ECU40は、例えば、熱電発電装置101が故障と判定された場合、スイッチ31〜35を一つずつ順番に閉じて第1の端子部21と第2の端子部22との間を短絡することで、熱電発電モジュール1〜5のうち、故障した熱電発電モジュールを特定できる。
ECU40は、故障した熱電発電モジュールとして特定した熱電発電モジュールに設けられるスイッチを閉じた状態で固定する。これにより、ECU40は、故障した熱電発電モジュールをバイパスした状態で固定できる。
このように、ECU40は、熱電発電装置101が故障と判定された場合、熱電発電モジュールのいずれか一つをバイパスすることで、故障した熱電発電モジュールを特定し、当該故障した熱電発電モジュールをバイパスした状態で固定できる。したがって、直列に複数接続される熱電発電モジュールのうちの一部が故障しても、故障した熱電発電モジュールを特定することができ、当該故障した熱電発電モジュールを除いて他の熱電発電モジュールを直列に接続することができるので、発電を継続することができる。
以上、熱電発電装置を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、熱電発電モジュールと排気管と冷却管との位置関係は、図示の形態に限られない。熱電発電モジュールは、例えば、排気管と冷却管との間に配置されてもよい。
1,2,3,4,5 熱電発電モジュール
10 熱電発電部
11 前側排気管
12 排気管
13 後側排気管
14 第1の放熱面
15 第2の放熱面
16 第3の放熱面
17 第4の放熱面
18 外壁
21 第1の端子部
22 第2の端子部
23 吸熱側電極
24 放熱側電極
31,32,33,34,45 スイッチ
40 ECU
60 熱電変換素子
61 n型半導体素子
62 p型半導体素子
70 冷却管
71 第1の吸熱面
72 第2の吸熱面
73 第3の吸熱面
74 第4の吸熱面
75 周壁
81 第1の空間
82 第2の空間
83 第1の隙間
84 第2の隙間
101 熱電発電装置

Claims (1)

  1. 第1の端子部と、第2の端子部と、前記第1の端子部と前記第2の端子部との間に直列に複数接続される熱電素子とを有する熱電発電モジュールを複数備え、
    前記熱電発電モジュールのそれぞれは、前記第1の端子部と前記第2の端子部の少なくとも一方を介して他の前記熱電発電モジュールに直列に接続される、熱電発電装置であって、
    前記熱電発電モジュールのそれぞれに設けられるスイッチと、
    前記熱電発電装置が故障と判定された場合、前記スイッチのいずれか一つを閉じて前記第1の端子部と前記第2の端子部との間を短絡することで、故障した熱電発電モジュールを特定し、前記故障した熱電発電モジュールに設けられるスイッチを閉じた状態で固定する制御部とを備える、熱電発電装置。
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