JP2016099480A - 画像形成装置、および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の装置を用いずとも、排紙された用紙間で容易に貼り付きを生じさせる画像形成装置を提供する。【解決手段】連続して排紙する第1、第2の用紙間で貼り付けが必要な貼付領域を設定するとともに、第1の用紙の裏面の貼付領域、および第2の用紙の表面の貼付領域にクリアトナーの画像を形成させ、排紙部173において第1、第2の用紙の貼付領域が互いに接触して載置されるように排紙させる。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、および画像形成方法に関し、特にクリアトナーを用いた画像形成装置、および画像形成方法に関する。
後で綺麗に剥がせるような状態で、複数枚の用紙同士を貼り付けるものとして、圧着はがきが知られている。
特許文献1では、印字用トナーと同じ樹脂材料の粉体接着剤を用いた粉体接着剤塗布装置が開示されている。この粉体接着剤塗布装置では、画像形成済みの用紙を用い、この用紙表面に粉体接着剤を静電的に塗布した後に用紙を2つ折り等してから加熱ローラーのニップ部を通過させることで、折り畳んだ用紙の表面同士を貼り付けている。
特開2007−144350号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、この用紙の表面同士を貼り付けた印刷物を作成するために、特殊な粉体接着剤、および専用の粉体接着剤塗布装置を用いる必要があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、専用の装置を用いずとも、排紙された用紙間で容易に貼り付きを生じさせる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)有色トナーを用いたトナー画像を形成する少なくとも1つの有色用の画像形成ユニット、クリアトナーを用いたトナー画像を形成するクリアトナー用の画像形成ユニット、およびトナー画像を用紙に転写する転写部、を備える画像形成部と、
前記画像形成部により画像が形成され、排紙された用紙を、重ねて載置させる排紙部と、
受け取った印刷設定により、連続して排紙する第1、第2の用紙間で貼り付けが必要な貼付領域を設定するとともに、前記第1の用紙の裏面の前記貼付領域、および前記第2の用紙の表面の前記貼付領域にクリアトナーの画像を形成させ、前記排紙部において前記第1、第2の用紙の前記貼付領域が互いに接触して載置されるように排紙させる制御部と、
を備える画像形成装置。
(2)前記第1の用紙は裏面側の一部のカーボン領域に感圧複写用の色材を塗布したカーボン紙であり、
前記制御部は前記第1の用紙の裏面の前記カーボン領域を除いた第1の領域、および前記第2の用紙の表面において前記1の領域と互いに鏡像関係となる第2の領域をそれぞれ前記貼付領域として設定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記第1の用紙は少なくとも裏面側に発色剤が塗布されたノンカーボン紙であり、前記第2の用紙は少なくとも表面側に顕色剤が塗布されたノンカーボン紙であり、
前記制御部は、前記第2の用紙の表面側に設定された写し領域を除いた第2の領域、および前記第1の用紙の裏面において前記第2の領域と互いに鏡像関係となる第1の領域をそれぞれ前記貼付領域として設定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(4)前記印刷設定には、ユーザーによる前記第2の用紙の表面に対する貼付領域の指定が含まれており、
前記制御部は、前記指定された貼付領域および該貼付領域と互いに鏡像関係となる前記第1の用紙の裏面の領域をそれぞれ前記貼付領域として設定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(5)前記印刷設定には、ユーザーによる前記第1の用紙の裏面および前記第2の用紙の表面に対する貼付領域の指定が含まれており、
前記制御部は、前記指定された貼付領域を、前記貼付領域として設定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(6)前記第2の用紙の表面の貼付領域においては、前記有色トナーが形成されている領域以外に前記クリアトナーを形成する、上記(1)〜上記(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(7)前記印刷設定には、貼付強度の指定が含まれ、
前記制御部は、該貼付強度の指定に基づいて、前記転写部に供給される転写電圧または転写電流、および前記貼付領域に形成するクリアトナーの単位面積あたりの付着量の少なくとも一方の設定変更を行う、上記(1)〜上記(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(8)有色トナーを用いたトナー画像を形成する少なくとも1つの有色用の画像形成ユニット、クリアトナーを用いたトナー画像を形成するクリアトナー用の画像形成ユニット、およびトナー画像を用紙に転写する転写部、を備える画像形成部と、
前記画像形成部により画像が形成され、排紙された用紙を、重ねて載置させる排紙部と、を備える画像形成装置における画像形成方法であって、
受け取った印刷設定により、連続して排紙する第1、第2の用紙間で貼り付けが必要な貼付領域を設定するとともに、前記第1の用紙の裏面の前記貼付領域、および前記第2の用紙の表面の前記貼付領域にクリアトナーの画像を形成し、前記排紙部において前記第1、第2の用紙の前記貼付領域が互いに接触して載置されるように排紙する、画像形成方法。
本発明によれば、連続して排紙する第1、第2の用紙間で貼り付けが必要な貼付領域を設定するとともに、第1の用紙の裏面の貼付領域、および第2の用紙の表面の貼付領域にクリアトナーの画像を形成させ、排紙部において第1、第2の用紙の貼付領域が互いに接触して載置されるように排紙させることで、接着専用の装置を用いずとも、画像を形成させながら、用紙間の貼り付きを生じさせた印刷物を作成する画像形成装置を提供することが可能となる。
実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す図である。 画像形成装置100のブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置100で得られた3枚1組、全6ページの印刷物の例であり、クリアトナーCLの透明画像については図示を省略している。 図3に示す印刷物のページ2、3の拡大図であり、クリアトナーCLの透明画像を網点で示している。 ネットワーク端末200および画像形成装置100の制御部110により実行される制御を示すフローチャートである。 印刷設定を行う印刷プレビュー画面の例である。 ネットワーク端末200で作成された印刷ジョブの例である。 RIPデータのイメージ図である。 図9(a)は、2次転写部153周辺の拡大模式図である。図9(b)は、排紙トレイ173aに重ねて載置した用紙の状態を示す模式図である。 第2の実施形態における印刷設定を行う印刷プレビュー画面の例である。 第2の実施形態におけるネットワーク端末200により実行される制御を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像形成装置100の制御部110で実行される制御を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるRIPデータのイメージ図である。 変形例3に係るRIPデータのイメージ図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す図である。図2は画像形成装置100のブロック図である。
図1、図2に示すように画像形成装置100は、制御部110、ADF120、画像読取部130、操作・表示部140、画像形成部150、給紙部160、および搬送部170を備える。
制御部110は、CPU111、RAMおよびROMから構成されるメモリ112、
大容量の記憶装置であるHDD113、RIP部114ならびに通信I/F115を備える。制御部110は、メモリ112のROMに記憶された各種のプログラムを適宜読み出してRAM上に展開し、これをCPU111が実行することにより種々の機能を実現する。RIP部114によりページ記述言語(PDL)形式の画像データに対してラスタライズ処理(RIP処理)を行ってRIPデータ(ビットマップ形式の画像データ)を作成する。また通信I/F115によってLANに接続したネットワーク端末200等の外部の装置と通信する。
ADF120は、複数枚の原稿を載置し、原稿を1枚ずつ画像読取部130の読取位置まで搬送する。画像読取部130は、ミラー、レンズから構成される光学系とCCD等の読取センサーを備え、プラテンガラスに載置した原稿あるいはADF120から搬送された原稿を読み取り画像信号を出力する。
操作・表示部140は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)の表示面に、タッチセンサーを重畳して配置させたものであり、ユーザーによる各種操作を受け付ける。
画像形成部150は、図1、図2に示すように複数の画像形成ユニット151Y、151M、151C、151K、中間転写ベルト152、2次転写部153、および定着部154を備える。なお以降においては、複数の装置のうち特定の装置を示す場合には画像形成ユニット151CLのように数字の符号の後にアルファベットを付して表記し、包括的な概念で装置を示す場合には画像形成ユニット151のように、アルファベットを付さずに表記する。
それぞれの画像形成ユニット151は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、クリーニング部、現像装置を備える。画像形成ユニット151CLの現像装置にはクリアトナーCLが収容されており、クリアトナーCLによるトナー画像を形成する。画像形成ユニット151Y、151M、151C、151Kのそれぞれにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの有色トナーによるトナー画像を形成する。
ここでクリアトナーCLとは、光吸収や光散乱の作用により色が認識されないトナーのことをいう。クリアトナーCLは実質的に無色透明であればよく、例えば、顔料、染料等の着色剤を含まないトナーや、顔料、染料等の着色剤を色認識できない程度に含むトナー、結着樹脂やワックス、外添剤の種類や添加量により透明度が若干低くなっているトナー等が挙げられる。なお、クリアトナーCLは、有色トナーと同じ帯電特性に設定されており、現像装置内でキャリアと混合撹拌されることでマイナスに帯電され、有色トナーと同様のプロセス条件により現像、転写される。
画像形成ユニット151CL、151Y、151M、151C、151Kで形成された各トナー画像は、中間転写ベルト152上に1次転写されて重ね合わせ、転写ローラー153a(図9参照)の転写位置で、搬送されてきた用紙に2次転写される。そして転写されたトナー画像は下流側の定着部154で加熱、加圧されることで用紙上に定着されてフルカラーの画像が形成される。
給紙部160は、複数の給紙トレイ161a、161b、161cを備える。それぞれの給紙トレイ161には、複数枚の用紙を収納可能である。収納した用紙の種類、サイズ等の紙種情報はHDD113に保存されており、ユーザーをこの紙種情報の変更、更新を操作・表示部140を介して行える。
搬送部170は複数の搬送ローラー対および搬送モータ(図示せず)を備え、給紙部160のいずれかの給紙トレイ161から1枚ずつ給紙された用紙を下流側に搬送する。搬送部170は、両面搬送部171、反転搬送部172、排紙部173を備える。
搬送部170により搬送した用紙は、画像形成部150で画像形成した後、反転搬送部172を経由して排紙部173に搬送する。用紙の両面に画像形成する場合は、表面(第1面)に画像形成された用紙を、両面搬送部171に搬送し、そのスイッチバック経路で表裏を反転してから再び画像形成部150に搬送する。裏面側(第2面)にも画像形成した後、用紙を排紙部173に搬送する。反転搬送部172では表裏を反転させる。印刷設定に応じて、例えば用紙の表面のみに画像を形成する片面モードの場合で表裏を搬送する印刷設定の場合には、スイッチバック経路に用紙を搬送して表裏を反転させてから下流側の排紙部173に送る。これにより用紙の画像形成面が下向きになるフェイスダウンで排紙できる。一方で、例えば用紙の表裏に画像を形成する両面モードのような表裏を搬送させる必要がない印刷設定の場合にはスイッチバック経路を経由させずにバイパス経路を経由してストレートに用紙を搬送する。
排紙部173は排紙トレイ173aおよび排紙揃え部173bを備える。排紙トレイ173aに排紙された用紙Sは、搬送方向に傾斜した排紙トレイ上に順次重ねて載置される。排紙揃え部173bは、幅方向に搖動する一対の幅規制板を備え、幅規制板が用紙Sの排紙タイミングに同期して搖動することにより、排紙トレイに載置される用紙Sの幅方向の両端部を規制して、用紙Sの整合を行う。これにより排紙トレイに排紙された複数枚の用紙Sは整合状態で載置される。
(第1の実施形態)
以下、カーボン紙(感圧紙)を用いる第1の実施形態について説明する。なお、以下においては用紙の裏面側にカーボンが塗布されたカーボン紙を用いた例を説明するが、このカーボン紙に替えて、ノンカーボン紙を用いてもよい。ノンカーボン紙は、発色剤が塗布された裏面に塗布された上用紙、顕色剤が表面に塗布された上用紙、発色剤が裏面に、顕色剤が表面にそれぞれ塗布された中用紙を組みわせて用いるものである。
図3、図4は、第1の実施形態に係る画像形成装置100で印刷した3枚1組の全6ページの印刷物の例である。図3に示すように1枚目と2枚目の用紙は、その裏面側の一部のカーボン領域にカーボンCが塗布されたカーボン紙を用い、3枚目の用紙は普通紙を用いる。これらの用紙は異なる給紙トレイ161a、161b、161cからそれぞれ給紙される。1枚目の用紙表面のカーボン領域に対応する領域(以下、「写し領域」ともいう)に筆記用具等により記入がなされると、筆圧により2枚目、3枚目の用紙表面の写し領域に記入内容が複写される。図3の画像形成後の用紙に示すようにページ1、3、5には有色トナーによる画像が形成されている。ページ2〜5にはクリアトナーCLによる透明な画像が形成されている。なお、図3ではクリアトナーCLの画像については透明であるため図示を省略している。このページ2〜5に形成したクリアトナーCLの画像のうち、ページ2、3については次の図4を参照して説明し、残りのページ4、5については後で説明する。
図4は、図3に示す画像形成後の印刷物のページ2、3の拡大図である。同図においてはクリアトナーCLの透明画像の領域を網点で示している。1枚目の用紙の裏面側のページ2においてクリアトナーCLを形成した領域は、カーボンの塗布位置を避けたカーボン領域以外の領域(以下、「第1の領域」という)である。2枚目の用紙の表面側のページ3においてクリアトナーCLを形成した領域は、写し領域以外の領域であって、ページ2のクリアトナーCLを形成した第1の領域と互いに鏡像関係となる領域(以下、「第2の領域」という)である。以下このような印刷物をどのように形成するかについて説明する。
(第1の実施形態の用紙貼付制御)
以下、図5〜図8を参照し、第1の実施形態の用紙貼付制御について説明する。図5は、ネットワーク端末200および画像形成装置100の制御部110により実行される制御を示すフローチャートである。ネットワーク端末200はパーソナルコンピューター等の端末装置であり、CPU等で構成される制御部と、LCD等の表示部と、キーボード等の操作入力部を備える。なお、以下の説明においては一部の制御をネットワーク端末200で実行する例について説明するが、全ての制御を画像形成装置100側で行うようにしてもよい。またこの場合は、図5のフローチャートは、プリンタ機能だけでなくコピー機の機能を実行する画像形成装置100の制御にも適用される。
図5(a)において、ネットワーク端末200はユーザーの操作指示に基づいて、ドライバを起動するとともにHDD等の記憶装置から原稿画像データを読み込み、その原稿画像データに基づいて印刷プレビュー画面をネットワーク端末200の表示部に表示する(S101〜S103)。
図6は、印刷プレビュー画面の例であり、この印刷プレビュー画面により用紙貼付制御に関する印刷設定を行う。なお前述のように、ネットワーク端末200の代わりに画像形成装置100で印刷設定を行う場合には、同様の印刷プレビュー画面を画像形成装置100の操作・表示部140のLCDに表示させることになる。
図6に示す印刷プレビュー画面には、上段から順に印刷ジョブ設定領域、印刷ページ設定領域、印刷プレビュー表示領域を配置している。印刷ジョブ設定領域の用紙貼付欄a1では用紙貼付のオン、オフが選択可能である。貼り付け方法欄a2では、「カーボン自動」、「全面」、「指定」が選択可能である。貼付強度欄a3では強、中、弱が選択可能である。同図に示す例では、ユーザーの指示により「オン」、「カーボン自動」、「強」がそれぞれ選択されている。
印刷ページ設定領域には、ページ欄a4、サイズ欄a5、両面/片面欄a6、給紙トレイ欄a7、用紙種類欄a8、貼り付け欄a9がそれぞれ表示されている。この表示内容は印刷ジョブ設定欄の選択内容、および原稿画像データに基づいている。
印刷プレビュー表示領域の表示欄a10には、原稿画像データに基づくプレビュー画像が表示されている。同図に示す例では、カーボン紙を用いているので、カーボンが塗布されたカーボン領域を表示欄a10に表示している。カーボン領域の用紙面における位置、大きさ、範囲を示すカーボン領域情報はステップS102で読み込んだ原稿画像データに含まれるものである。なお、画像形成装置100のHDD113に保存されているそれぞれの給紙トレイ161に収納している用紙の種類、サイズ等を示す紙種情報とともに、カーボン領域の情報を保存するようにしてもよい。この場合、ネットワーク端末200は、給紙トレイ161を指定する際に、画像形成装置100からカーボン領域情報を取得する。
図6の印刷開始ボタンb1がユーザーにより操作されることで、印刷の開始指示がなされた場合(S104:YES)、印刷プレビュー画面による印刷設定が確定したものとして、同画面で設定されたドライバ設定の読み込みを行う(S105)。
用紙貼付欄a1の設定により用紙貼付がオンであれば(S106:YES)、続いて貼り付け方法欄a2の設定により設定された貼り付け方法が「カーボン自動」であるか否かを判断する。「カーボン自動」以外であれば(S107:NO)、後述する第2の実施形態の用紙貼付制御を実行する。
一方で「カーボン自動」が設定されていれば(S107:YES)、原稿画像データに埋め込まれているカーボン関連情報を読み出す(S108)。ここで「カーボン関連情報」とは、各ページが、カーボン紙の表面であるか裏面であるかを示す「カーボン表裏」の情報と、出力後の排紙部173での載置状態においてどのページ同士がセットとなっているかを示す「カーボンセット番号」の情報と、前述の「カーボン領域情報」からなる。なお、カーボン紙の表面とは写し領域に対応する、筆記用具により文字を記入する面または、この記入時の筆圧によりカーボンで文字が複写される面のことである。カーボンセット番号とは、排紙部173での載置状態において、接触する面同士であってカーボンが塗布された面と、このカーボンにより文字が複写される面との組み合わせを示すものである。これらの具体例は、図7で後述する。
次に、読み出した印刷プレビュー画面で設定された印刷設定としてのドライバ設定、カーボン関連情報、および原稿画像データにより印刷ジョブを作成する(S109)。
図7は、ネットワーク端末200で作成された印刷ジョブの例である。印刷ジョブには、前述のとおりドライバ設定が含まれている。印刷ページ情報には、カーボン関連情報としてのカーボン表裏と、カーボンセット番号とが含まれている。同図に示す例では、カーボンセット番号に同じ数字、例えば「1」あるいは「2」が付されているページ同士は、排紙部173での載置状態において、互いに接触する面であって、カーボンが塗布された面とこのカーボンにより文字が複写される面の関係になる組み合わせである。また原稿画像データには、2種類の画像データが含まれており、1つ目の画像データ1は一般的な画像データであり画像形成装置100で文字や写真等としてそのまま印字される有色トナー用の画像データである。2つ目の画像データ2は、カーボンが塗布されている位置、大きさ、範囲を示すカーボン領域情報に関するものである。
印刷ジョブのデータを作成した後、これを画像形成装置100に送信する(S110)。
図5(b)に示すように画像形成装置100の制御部110は、ネットワーク端末200から印刷ジョブを受信すると(S201)、この印刷ジョブを解析する(S202)。
そして印刷ジョブに含まれるカーボン関連情報から、以下に説明する手順によりクリアトナーCLを形成する貼付領域の設定を行う(S203)。
まず印刷ジョブに含まれるカーボンセット番号が存在するページ(図7の例ではページ2〜5)のうち、カーボン領域があるページ(同2、4ページ)については、カーボン領域以外の第1の領域(図4参照)を、クリアトナーCLを形成する貼付領域として設定する。また印刷ジョブに含まれるカーボンセット番号が存在するページのうち、カーボン領域がないページ(図7の例では3、5ページ)については、対応するカーボンセット番号付されているページの第1の領域と互いに鏡像の関係となる第2の領域を、クリアトナーCLを形成する貼付領域として設定する。
次にステップS203で設定した貼付領域と、原稿画像データ(画像データ1)を用いてRIP処理を実行する(S204)。
図8は、RIP部114によりRIP処理された後のRIPデータ(ビットマップ形式の画像データ)のイメージ図である。実際には画像形成ユニット151CL、151Y、151M、151C、151Kのそれぞれで処理されるC、M、Y、K、およびCLの色信号に対応した5個のRIPデータが作成されるが、図8においては有色トナー用のC、M、Y、KのRIPデータに関しては一つにまとめて示している。図8に示すようにクリアトナーCL用のRIPデータでは、カーボンセット番号が存在するページ2〜5ではクリアトナーCLが形成され、カーボンセット番号が「1」で共通するページ2とページ3同士、および同「2」で共通するページ4とページ5同士はそれぞれ鏡像の関係になっていることがわかる。またページ2、ページ4はカーボン領域(図2参照)を除いた領域にクリアトナーCLの画像を形成することが理解できる。
続いて、印刷ジョブに設定されている貼付強度に応じて画像形成装置100のプロセス条件の設定を行う(S205)。図6に示した例では、貼付強度は「強」に設定されている。
表1は、貼付強度と、プロセス条件との関係を示す例である。貼付強度が強く設定されているほど、貼付強度が増すように高圧電源153bから出力される転写電圧は大きくし、また単位面積あたりのクリアトナーCLは多くなるように画像形成ユニット151CLの現像条件の設定変更をする。なお表1において転写電圧600Vは有色トナーの標準の転写電源の出力値であり、トナー量100%は有色トナーの1色の標準のトナー量(トナーの厚み)に相当する。なお転写電圧とクリアトナー量は、貼付強度に応じてどちらか一方のみ変更するようにしてもよい。また高圧電源153bが定電流電源であれば転写電圧に代えて転写電流を変更するようにしてもよい。
図5のステップS206では、ステップS204で作成したRIP処理後のRIPデータと、S205で設定したプロセス条件で用紙に画像形成を行う。このステップS206の画像形成を印刷ジョブに設定されているページ数分繰り返す。画像形成された複数枚の用紙は1枚ずつ順に排紙部173の排紙トレイに重ねて載置される(S207、エンド)。
(効果)
以下、図9を参照し、本実施形態の効果について説明する。図9(a)は、2次転写部153周辺の拡大模式図であり、既に表面側に画像形成された用紙に対して裏面側にトナー画像を転写する様子を示している。図9(b)は、排紙トレイ173a上に重ねて載置した用紙Sの状態を示す模式図であり、載置した3枚の用紙Sの両面には、図3〜図8で説明した6ページの画像を形成している。
図9(a)に示すように、クリアトナーCLはマイナスの帯電特性であり、中間転写ベルト152上に1次転写された状態ではマイナスの電荷を帯びている。転写ローラー153aは、転写ニップ位置で中間転写ベルト152上のトナーを用紙S側に引き付ける転写電界を形成するために、高圧電源153bからプラスの電圧が印加される(表1参照)。そのため用紙Sの表面側(同図のページ3の面)のクリアトナーCL(および有色トナー)は、転写ニップ位置を通過した後はプラスの電荷を帯びることになる。
図9(b)に示すように用紙Sはファイスダウンの状態で排紙トレイ173a上に積み重ねて載置させている。載置された状態では、ページ3(またはページ5)の用紙上のクリアトナーCLがマイナスの電荷を帯びた面(第1の用紙の裏面)と、ページ2ページ(またはページ4)のプラスの電荷を帯びた面(第2の用紙の表面)とが互いに接触している。
図3〜8で示したように、クリアトナーCLを形成する貼付領域は、排紙トレイ173aの載置された状態で互いに接触する用紙の面上に、互いに鏡像となるような位置関係で設定している。この貼付領域に形成した、互いに逆電荷に帯電したクリアトナーCL同士が静電的に吸着することにより用紙同士の貼り付きを発生させることが可能となる。一方で、カーボンCが塗布されている領域は、貼付領域に設定しないのでクリアトナーCLを形成していない。このためカーボンCは直接、複写される用紙面の写し領域に接触するので、カーボンの感圧複写機能を阻害することはない。
このように第1の実施形態に係る画像形成装置では、第1の用紙の裏面のカーボン領域を除いた第1の領域、および第2の用紙の表面において1の領域と互いに鏡像関係となる第2の領域をそれぞれ貼付領域として設定し、設定した貼付領域にクリアトナーCLを形成した。これにより画像を形成させながら、貼付領域に形成した互いに逆電荷に帯電したクリアトナーCLによる用紙間の貼り付きを生じさせた印刷物を作成することが可能となる。
(変形例1)
第1の実施形態においては用紙の一部の領域にカーボンを塗布するカーボン紙を用いた。そして制御部110が、原稿画像データに含まれるカーボン領域の情報に基づいて、カーボン領域以外の領域を塗布領域として自動的に設定し、塗布領域にクリアトナーCLを形成した。このカーボン紙に代えて、用紙の前面に発色剤または顕色剤が塗布されているノンカーボン紙を用いてもよい。この場合には、原稿画像データに含まれるカーボン領域の情報の代わりにユーザーにより写し領域を指定する(図3参照)。そして指定された写し領域以外の領域(第2の領域)、およびこの領域(第2の領域)と互いに鏡像関係となる領域(第1の領域)を貼付領域として制御部110が設定する。
(変形例2)
図9(b)で説明したように、載置した用紙同士が接触する領域に、互いに逆電荷のクリアトナーCLを形成することで、静電的に用紙を貼り付かせていた。これに代えて、クリアトナーCLの一部を有色トナーに置き換えても同じ効果が得られる。例えば、図8では3、5ページ(第2の用紙の表面)の貼付領域の全面にクリアトナーCLを形成する例を示したが、貼付領域内に有色トナーの画像も存在するようであれば、その有色トナーの画像を形成する領域以外に対してのみクリアトナーCLの形成をするようにできる。具体的には、図8の例ではページ3のカーボンの写し領域以外の有色トナーの画像(「契約書」の文字部等)を形成する領域については、対応する領域においてクリアトナーCLの形成を省略することが可能である。この場合、載置状態のこの領域では、ページ3(第2の用紙の表面)に形成した有色トナーが、ページ2(第1の用紙の裏面)のクリアトナーCLと静電的に吸着することになる。これによりクリアトナーCLの消費量を低減でき、また有色トナーにクリアトナーCLを重ねることによる、光沢度の変化等の見栄えの変化も抑制できる。
(第2の実施形態の用紙貼付制御)
次に図10〜図13を参照し、第2の実施形態について説明する。図10は印刷プレビュー画面である。同図の貼り付け方法欄a2にあるように、貼り付け方法としては「指定」が選択されている。第2の実施形態は、貼り付け方法としてこの「指定」が選択された場合に実行する用紙貼付制御に関する。以下、説明する。
図11Aは、図5のフローチャート(S107:NO)に続いて、ネットワーク端末200により実行される制御を示すフローチャートである。同図では初めに、貼り付け方法が「指定」であるか否かを判断する。これは図10(または図6)に示す印刷プレビュー画面により設定されたものである。図10に示すように「指定」が選択されていた場合には、範囲指定用のUI(ユーザーインターフェース)を表示する(S302)。なお、貼付方法が「指定」でない場合の制御については後述する。
図10に示す例では、UIの例としてカーソルb2を表示している。これによりユーザーは貼付領域を指定できる。なおUIの他の例としては、貼付領域を候補の中から選択する選択タグや、貼付領域の位置、大きさ(縦横長さ)を数値入力する入力枠を用いてもよい。
ユーザーによる範囲指定が確定したことによって貼付領域の指定を受け付けたならば(S303)、次に、読み出した印刷プレビュー画面で設定されたドライバ設定、貼付領域の指定、原稿画像データにより印刷ジョブを作成し(S304)、これを画像形成装置100に送信する(S305)。
図11Bは、画像形成装置100の制御部110で実行される制御を示すフローチャートである。同図は、図5(b)に対応する制御であり、図11BのステップS401〜、S402、S406〜S409は、図5(b)のステップS201〜S202、S204〜S207にそのまま対応するので適宜説明を省略する。
図11BのステップS401、S402でネットワーク端末200から受信した印刷ジョブを解析し、続くステップS403で、印刷ジョブの設定が片面モードかあるいは両面モードであるかを判断する。
図10の両面/片面欄a6のようにユーザーにより片面モードに設定されているのであれば、制御部110はこれを両面モードに変更し、追加する裏面側(偶数ページ)には有色トナーの画像を形成しない白紙のページを追加挿入する(ステップS404)。
そして、以下に説明するように追加したページを含めて貼付領域の設定を行い(S405)、この設定した貼付領域と原稿画像データを用いてRIP処理を実行する(S406)。
図12は、RIP処理後のRIPデータのイメージ図である。また図8と同様に有色トナー用の画像データは一つにまとめて示している。
図12に示すように、両面モードで裏面となる偶数のページ2、4、6、8、10は、ステップS404で追加された白紙のページである。両面モードで表面となる奇数のページ1、3、5、7、9は原稿画像データに対応するページであり、図10の印刷プレビュー画面の表示欄a10に表示したページ1〜5の画像に対応する。
また、クリアトナーCLを形成する貼付領域は2つある。1つ目は、図10のユーザーにより指定された2〜4ページに対応する図12のページ3、5、7、9(第2の用紙の表面)の貼付領域である。2つ目の貼付領域は、1つ目の貼付領域と互いに鏡像関係となる図12のページ2、4、6、8(第1の用紙裏面)の領域である。この2つの貼付領域は排紙トレイ173aでの載置状態で互いに接触する関係となる領域である。具体的には2と3、4と5、6と7、8と9の各ページの貼付領域は、互いに鏡像関係であり、排紙トレイ173aでの載置状態において互いに接触する。このため排紙トレイ173aに載置された状態の用紙は、その貼付領域にある互いに逆電荷に帯電したクリアトナーCLにより、用紙は互い貼り付く。
このように第2の実施形態に係る画像形成装置では、第1の実施形態と同様に画像を形成させながら、ユーザーにより指定された貼付領域に形成した互いに逆電荷に帯電したクリアトナーCLにより、用紙間の貼り付きを生じさせた印刷物を作成することが可能となる。
(変形例3)
図10〜図12では、用紙の表面についてのみユーザーにより貼付領域の指定を行う例をしめしたが、これに限られず、用紙の裏面についてもユーザーにより貼付領域の指定を行うようにしてもよい。またそのときに、用紙貼付欄a1で「オン」が設定された場合に、この設定に対応して両面/片面欄a6を自動で「両面」に設定変更し、表示欄a10も両面に対応したプレビューに切り替えるようにし、用紙の裏面側についても貼付領域の指定を受け付けるようにしてもよい。
(変形例4)
図13は、変形例3に係るRIP処理後のRIPデータのイメージ図である。同図においても図8、12と同様に有色トナー用の画像データは一つにまとめて示している。
同図のRIPデータは、図11Aで、ステップS306が実行された場合に作成されるものである。具体的には図10等の印刷プレビュー画面の貼り付け方法欄a2に、貼付方法として「全面」が選択された場合に実行される。貼付方法として全面が選択された場合にも、図11AのステップS304以降、および図11Bの処理が実行される。このときステップS405で実行される貼付領域の設定は、貼付方法の「全面」の選択に応じて貼付を行う互いに接触するページの全面になる。
図13は、ページ1〜ページ4、ページ5〜ページ8がそれぞれ1組となるバリアブル印刷の例である。ページ2(1枚目の裏面)とページ3(2枚目の裏面)、ページ6(3枚目の裏面)とページ7(4枚目の裏面)の全面が貼付領域として設定される。このようにすることで招待状などを複数組印刷するときに同じ組同士の用紙は互いに貼り付かせることが可能となる。また異なる組同士は貼り付いていないので、排紙部173に複数組の印刷物がまとめて載置されたとしても、組毎に容易に取り分けることが可能となる。
なお、図13に示す例では、全面設定の場合に、めくり易さを考慮して1つの角部にはクリアトナーCLをつけないようにしているが、単純に全面を貼付領域に設定し、この領域にクリアトナーCLを形成するようにしてもよい。
100 画像形成装置
110 制御部
111 CPU
112 メモリ
113 HDD
114 RIP部
115 通信I/F
120 ADF
130 画像読取部
140 操作・表示部
150 画像形成部
151、151CL、151Y、151M、151C、151K 画像形成ユニット
152 中間転写ベルト
153 2次転写部
153a 転写ローラー
153b 高圧電源
154 定着部
160 給紙部
161a、161b、161c 給紙トレイ
170 搬送部
171 両面搬送部
172 反転搬送部
173 排紙部
173a 排紙トレイ
173b 排紙揃え部
200 ネットワーク端末
C カーボン
CL クリアトナー
S 用紙

Claims (8)

  1. 有色トナーを用いたトナー画像を形成する少なくとも1つの有色用の画像形成ユニット、クリアトナーを用いたトナー画像を形成するクリアトナー用の画像形成ユニット、およびトナー画像を用紙に転写する転写部、を備える画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成され、排紙された用紙を、重ねて載置させる排紙部と、
    受け取った印刷設定により、連続して排紙する第1、第2の用紙間で貼り付けが必要な貼付領域を設定するとともに、前記第1の用紙の裏面の前記貼付領域、および前記第2の用紙の表面の前記貼付領域にクリアトナーの画像を形成させ、前記排紙部において前記第1、第2の用紙の前記貼付領域が互いに接触して載置されるように排紙させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記第1の用紙は裏面側の一部のカーボン領域に感圧複写用の色材を塗布したカーボン紙であり、
    前記制御部は前記第1の用紙の裏面の前記カーボン領域を除いた第1の領域、および前記第2の用紙の表面において前記1の領域と互いに鏡像関係となる第2の領域をそれぞれ前記貼付領域として設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の用紙は少なくとも裏面側に発色剤が塗布されたノンカーボン紙であり、前記第2の用紙は少なくとも表面側に顕色剤が塗布されたノンカーボン紙であり、
    前記制御部は、前記第2の用紙の表面側に設定された写し領域を除いた第2の領域、および前記第1の用紙の裏面において前記第2の領域と互いに鏡像関係となる第1の領域をそれぞれ前記貼付領域として設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷設定には、ユーザーによる前記第2の用紙の表面に対する貼付領域の指定が含まれており、
    前記制御部は、前記指定された貼付領域および該貼付領域と互いに鏡像関係となる前記第1の用紙の裏面の領域をそれぞれ前記貼付領域として設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷設定には、ユーザーによる前記第1の用紙の裏面および前記第2の用紙の表面に対する貼付領域の指定が含まれており、
    前記制御部は、前記指定された貼付領域を、前記貼付領域として設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の用紙の表面の貼付領域においては、前記有色トナーが形成されている領域以外に前記クリアトナーを形成する、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷設定には、貼付強度の指定が含まれ、
    前記制御部は、該貼付強度の指定に基づいて、前記転写部に供給される転写電圧または転写電流、および前記貼付領域に形成するクリアトナーの単位面積あたりの付着量の少なくとも一方の設定変更を行う、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 有色トナーを用いたトナー画像を形成する少なくとも1つの有色用の画像形成ユニット、クリアトナーを用いたトナー画像を形成するクリアトナー用の画像形成ユニット、およびトナー画像を用紙に転写する転写部、を備える画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成され、排紙された用紙を、重ねて載置させる排紙部と、を備える画像形成装置における画像形成方法であって、
    受け取った印刷設定により、連続して排紙する第1、第2の用紙間で貼り付けが必要な貼付領域を設定するとともに、前記第1の用紙の裏面の前記貼付領域、および前記第2の用紙の表面の前記貼付領域にクリアトナーの画像を形成し、前記排紙部において前記第1、第2の用紙の前記貼付領域が互いに接触して載置されるように排紙する、画像形成方法。

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