JP2016097803A - 列車制御システム、車上装置、地上装置及び列車制御方法 - Google Patents

列車制御システム、車上装置、地上装置及び列車制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車上装置において線路条件を記憶する必要のない、新たな速度制御方式を提案すること。【解決手段】地上装置10は、各区間に当該区間の内方区間の区間ID、始端許容速度Vs、始端許容速度長Lnを含む走行制御情報40をレールに送信する。車上装置30は、レールから受信した走行制御情報40をもとに、走行位置Lxにおける照査速度Vxを決定する。在線区間の始端許容速度Vsaが次区間の始端許容速度Vsb以下の場合には、この始端許容速度Vsaを照査速度Vxとする。在線区間の始端許容速度Vsaが次区間の始端許容速度Vsbより大きく、走行位置Lxが始端許容速度長Lnaの範囲内ならば、始端許容速度Vsaを照査速度Vxとし、範囲外ならば、在線区間の始端許容速度Vsaから所定の減速度βで減速する所定の算出式に従って走行位置Lxに対応する照査速度Vxを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、地上装置と車上装置とを具備する列車制御システム等に関する。
列車制御システムの一種であるデジタルATCでは、列車の進入が許容される最終地点(停止位置)を終点とする速度照査パターンを作成して使用するパターン制御方式が採用されている。速度照査パターンの作成方法は、先ず地上装置が、列車の在線位置や停止位置といった情報をレールに送信する。そして、車上装置が、レールから受信した情報の他に、予め定められた線路勾配や曲率半径といった線路条件や、当該列車の諸元(ブレーキ性能や車両重量など)に基づいて速度照査パターンを生成する。
しかし、この方式では、車上装置において、予め線路条件を記憶した車上DBを備える必要があった。このため、線形の変更や相互直通運転といった走行線区の一部区間について線路条件の変更があった場合には、当該走行線区を走行する可能性のある列車全ての車上装置の車上DBを更新し、且つ、各列車それぞれについて当該列車の走行に支障がないかの検証を行う必要があった。この問題は、特に、多数の列車が存在する大都市圏などで顕著であった。
一方、車上DBに線路条件を記憶する必要のないパターン制御方式の技術も提案されている(特許文献1)。この方式では、地上装置が線路条件を記憶した地上DBを備えており、各列車の在線位置をもとに、地上DBに記憶している線路条件を参照して速度制御テーブルを生成してレールに送信する。車上装置は、レールを介して受信した速度制御テーブルに従って速度制御パターンを作成する。速度制御テーブルは、当該テーブルが送信される軌道回路に進入する際の始端許容速度や、この始端許容速度での許容走行区間長、終端許容速度、減速するための許容減速区間長などを含んでいる。この方式によれば、線路条件が変更となった場合には地上DBのみを更新すれば済む。
特許第4551554号公報
しかしながら、上述の特許文献1の方式であっても、車上装置は速度制御パターンを作成した上で、走行制御を行う点に変わりは無かった。また、特許文献1の方式では、速度制御テーブルをレールに送信する必要があるが、この情報量の低減が求められていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車上装置において線路条件を記憶する必要のない、新たな速度制御方式を提案することである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
各区間において、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報を当該区間のレールに送信する地上装置と、前記レールから前記走行制御情報を受信する列車の車上装置とを具備して構成された列車制御システムであって、
前記車上装置は、
受信した前記走行制御情報を用いて新たな区間への進入を判断し、在線区間の前記始端許容速度および前記始端許容速度長を判断する判断手段と、
在線区間内の走行位置を算出する走行位置算出手段と、
前記走行位置が在線区間の前記始端許容速度長の範囲内の場合は、前記始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合は、前記始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて前記走行位置に対応する照査速度を決定する照査速度決定手段と、
前記照査速度決定手段により決定された照査速度と、自列車の現在の走行速度とを比較して速度制御を行う速度制御手段と、
を備えた、
列車制御システムである。
また、他の発明として、
各区間において、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報が当該区間のレールに送信された当該レール上を走行し、当該レールから前記走行制御情報を受信する列車の車上装置であって、
受信した前記走行制御情報を用いて新たな区間への進入を判断し、在線区間の前記始端許容速度および前記始端許容速度長を判断する判断手段と、
在線区間内の走行位置を算出する走行位置算出手段と、
前記走行位置が在線区間の前記始端許容速度長の範囲内の場合は、前記始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合は、前記始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて前記走行位置に対応する照査速度を決定する照査速度決定手段と、
前記照査速度決定手段により決定された照査速度と、自列車の現在の走行速度とを比較して速度制御を行う速度制御手段と、
を備えた車上装置を構成しても良い。
また、他の発明として、
上述の車上装置が搭載された列車が走行するレールに送信する走行制御情報であって、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報を送信する地上装置を構成しても良い。
また、他の発明として、
各区間において、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報が当該区間のレールに送信された当該レール上を走行し、当該レールから前記走行制御情報を受信する列車の車上装置による列車制御方法であって、
受信した前記走行制御情報を用いて新たな区間への進入を判断し、在線区間の前記始端許容速度および前記始端許容速度長を判断する判断ステップと、
在線区間内の走行位置を算出する走行位置算出ステップと、
前記走行位置が在線区間の前記始端許容速度長の範囲内の場合は、前記始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合は、前記始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて前記走行位置に対応する照査速度を決定する照査速度決定ステップと、
前記照査速度決定ステップで決定された照査速度と、自列車の現在の走行速度とを比較して速度制御を行う速度制御ステップと、
を含む列車制御方法を構成しても良い。
この第1の発明等によれば、地上装置は、区間識別情報、内方区間の始端許容速度、及び、内方区間の始端許容速度長を含む走行制御情報を、当該区間のレールに送信する。そして、車上装置は、レールから受信した走行制御情報から、在線区間の始端許容速度、及び、内方区間の始端許容速度長を判断し、走行位置が在線区間の始端許容速度長の範囲内の場合には、在線区間の始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合には、始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて、走行位置に対応する照査速度を決定する。つまり、車上装置では、線路条件を必要とせず、速度照査パターンを作成することなく、在線区間の始端許容速度と走行位置とから走行位置における照査速度を決定するといった新たな列車制御方法が実現される。
また、この方法によれば、列車位置が始端許容速度長に達するまでは、始端許容速度が照査速度となり、始端許容速度長に達した後は、この始端許容速度長の位置を減速開始点として、始端許容速度から所定の減速度で減速するように、走行位置に対応する照査速度が決定される。つまり、地上装置において、始端許容速度長を適切に定めることで、区間の終端における照査速度が所望の速度となるように定めることができる。
第2の発明として、第1の発明の列車制御システムであって、
前記所定の減速度は、自列車の諸元から定まる減速度を走行線区内の最急上り勾配で補正した減速度に基づいて設定された、
列車制御システムを構成しても良い。
この第2の発明によれば、照査速度を決定するための演算式で用いられる減速度は、自列車の諸元から定まる減速度を、走行線区内の最急上り勾配で補正した減速度に基づいて設定される。つまり、上り勾配による減速度の低下を考慮して列車の諸元から定まる減速度より大きな値に補正するとともに、走行線区内の最急上り勾配で補正することで、照査速度の安全性が保証される。
第3の発明として、第1又は第2の発明の列車制御システムであって、
前記地上装置は、当該区間の終端許容速度を前記走行制御情報に含めて送信し、
前記照査速度決定手段は、前記範囲外の場合に、前記所定の演算式に基づく照査速度と、前記終端許容速度とのうちの高い方を照査速度として決定する、
列車制御システムを構成しても良い。
この第3の発明によれば、走行制御情報には、当該区間の終端許容速度が含まれており、車上装置では、走行位置が在線区間の始端許容速度長の範囲外の場合に、所定の演算式に基づく照査速度と、在線区間の終端許容速度とのうちの高い方が、照査速度として決定される。これにより、在線区間の終端許容速度を下回らないように、照査速度が決定される。
第4の発明として、第1〜第3の何れかの発明の列車制御システムであって、
前記照査速度決定手段は、在線区間の前記始端許容速度が、当該在線区間の内方区間の始端許容速度以下の場合には、前記範囲内であるか前記範囲外であるかに関わらず、在線区間の前記始端許容速度を照査速度として決定する、
列車制御システムを構成しても良い。
この第4の発明によれば、在線区間の始端許容速度が、在線区間の内方区間の始端許容速度以下の場合には、走行位置が在線区間の始端許容速度長の範囲内であるか範囲外であるかに関わらず、在線区間の始端許容速度が照査速度として決定される。つまり、在線区間の始端許容速度が内方区間の始端許容速度以下の場合には、在線区間において始端許容速度より低い速度に減速する必要はないため、在線区間の始端許容速度が照査速度となる。
列車制御システムの全体構成図。 走行位置に対応する照査速度の決定の説明図。 走行位置に対応する照査速度の決定の説明図。 走行位置に対応する照査速度の決定の説明図。 車上装置の機能構成図。 車上装置が行う列車制御処理のフローチャート。
[全体構成]
図1は、本実施形態における列車制御システム1の概略構成図である。列車制御システム1は、地上装置10と、レールRを走行する列車20に搭載される車上装置30とを備えて構成される。レールRには、レールRを列車20の進行方向に沿って区分した列車制御の単位となる区間が定められている。この区間は、レールRに沿って設置された軌道回路を単位として定められる。
地上装置10は、複数の送信器12と、地上制御装置14とを有している。送信器12は、各区間の進出側の境界又は境界直前に設置され、地上制御装置14によって生成された走行制御情報40を、接続された区間のレールに送信する。地上制御装置14は、軌道回路単位(すなわち、区間単位)で検知した各列車の位置の情報(在線情報)や、不図示の連動装置から得られる進路情報等をもとに、軌道上の各列車20に対する走行制御情報40を生成し、送信器12を介して対応する列車20の在線区間のレールに繰り返し送信する。
車上装置30は、レールから受信した走行制御情報40に基づく自列車の速度制御を行う。
走行制御情報40は、当該情報が送信される区間(当該区間)に関する情報である区間ID(ID)及び終端許容速度Ve0と、隣接する内方区間に関する情報である区間ID(ID)、始端許容速度Vs1及び始端許容速度長L1と、を含む。ここで、添え字の“0”は、当該情報が送信される区間の情報であることを示し、添え字の“1”は、隣接する内方区間の情報であることを示している。区間IDは、区間を識別する区間識別情報に相当する。始端許容速度Vは、該当する区間の進入側端部における制限速度であり、終端許容速度Vは、該当する区間の進出側端部における制限速度である。始端許容速度V及び終端許容速度Vは、先行列車の位置(在線区間)に応じて定められる。始端許容速度長Lは、該当する区間の進入側端部から始端許容速度Vを継続する長さ(範囲)である。
[列車制御方法]
走行制御情報40に基づく列車制御について説明する。本実施形態において、車上装置30は、レールから受信した走行制御情報40をもとに、自列車の現在の走行位置Lに対応する照査速度Vを、いわばピンポイントで算出・決定する。そして、この照査速度Vと現在の走行速度Vとを比較して自列車の速度制御を行う。
図2に示すように、車上装置30は、受信した走行制御情報40から、自列車20の在線区間に関する始端許容速度Vs0、始端許容速度長Ln0及び終端許容速度Ve0と、次区間に関する始端許容速度Vs1及び始端許容速度長Ln1とを取得している。また、自列車の走行位置Lは、在線区間の進入側端部からの距離とする。具体的には、車軸に取り付けられた速度発電機の回転数の計測値に基づいて車上装置30が走行距離を随時算出し、受信した走行制御情報40に基づいて新たな区間に進入したと判断された場合には算出していた走行距離をリセットする。この走行距離を走行位置Lとする。
まず、在線区間の始端許容速度Vs0が次区間の始端許容速度Vs1以下である場合(Vso≦Vs1)には、照査速度Vは、在線区間内の何れの走行位置Lにおいても、在線区間の始端許容速度Vs0とする。仮に、走行位置Lそれぞれの照査速度Vを算出して速度制御パターンとして作成した場合には、図3に示すようになる。
次に、在線区間の始端許容速度Vs0が次区間の始端許容速度Vs1を超える場合(Vs0>Vs1)には、更に2つの場合に分けて照査速度Vを算出・決定する。
すなわち、列車位置Lが在線区間の始端許容速度長Ln0の範囲内ならば(L≦Ln0)、在線区間の始端許容速度Vs0を照査速度Vとする。
一方、列車位置Lが始端許容速度長Lの範囲外ならば(L>Ln0)、次式(1)に従って、列車位置Lにおける照査速度Vを算出する。
Figure 2016097803
この式(1)は、在線区間の始端許容速度Vs0から次区間の始端許容速度Vs1まで、所定の減速度βで減速した場合の任意の地点Lの照査速度を求める演算式である。始端許容速度長Ln0の位置が、在線区間における減速(ブレーキ)の開始位置となる。減速度「β」は、列車の通常ブレーキでの最大減速度を、対象線区(当該列車が走行する線区)内の最急上り勾配(例えば、40‰)で補正して定められ、4〜6[km/h/s]程度の定数である。また、「T」は、空走時間であり、2〜3秒程度の定数である。
また、式(1)で算出した速度Vを無条件で照査速度Vとするのではなく、算出した速度Vが在線区間の終端許容速度Ve0以上ならば(V≧Ve0)、算出した速度Vを照査速度Vとし、算出した速度Vが終端許容速度Ve0未満ならば(V<Ve0)、在線区間の終端速度Ve0を照査速度Vとする。
ここで、走行制御情報に含まれる始端許容速度長Lの設定について説明する。先ず、対象区間の始端許容速度Vから終端許容速度Vまで、列車の通常ブレーキでの最大減速度といった所定減速度βで減速するのに必要な制動距離Lを算出する。そして対象区間の区間長Lから、この制動距離Lと、所定の安全余裕距離Lとを差し引いた距離に、所定係数k(0<k<1)を乗じた距離を、対象区間の始端許容速度長Lとする。
なお、減速度βや係数kを距離計測誤差に応じて異なるようにしても良い。距離計測誤差は、車上装置30において速度発電機の計測値を用いて走行位置(列車位置L)を計測する際に生じる誤差であり、主に列車の空転や滑走によって生じる。距離計測誤差が大きいほど、係数kを大きく、減速度βを大きくすることで、安全側の動作となる。
以上のようにして、列車位置Lに対応する照査速度Vをいわばピンポイントで算出・決定する。なお、在線区間の始端許容速度Vs0が次区間の始端許容速度Vs1を超える場合(Vs0>Vs1)に、上述した算出方法に従って走行位置Lそれぞれの照査速度Vを算出して速度制御パターンとして仮に作成した場合には、図4に示すようになる。図3,4に速度制御パターンを仮に作成した場合の図を示したが、本実施形態では、このような速度制御パターンを作成せずに列車制御を行うことができる。
[機能構成]
図5は、車上装置30の機能構成図である。車上装置30は、処理部100と、記憶部200とを備えて構成されるコンピュータ装置である。
処理部100は、例えばCPU等の演算装置で実現され、記憶部200に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて車上装置の全体制御を行う。また、処理部100は、位置速度算出部102と、区間進入判定部104と、情報変化判定部106と、区間情報更新部108と、照査速度決定部110と、速度制御部112とを有し、列車制御プログラム202に従った列車制御処理(図6参照)を実行する。
位置速度算出部102は、車軸に取り付けられた速度発電機の回転数の計測値をもとに、自列車の現在の走行位置L、及び、走行速度を算出する。また、区間進入判定部104により次区間への進入が判定されると、走行位置Lをリセットする。つまり、走行位置Lは、在線区間の進入側端部からの走行距離として算出する。算出した走行位置Lは、走行位置データ204として記憶され、走行速度は、走行速度データ206として記憶される。
区間進入判定部104は、受信している走行制御情報40に含まれる当該区間IDの変化によって、自列車の新たな区間(次区間)への進入を判定する。
情報変化判定部106は、自列車の在線区間は変化していないが、走行制御情報40の変化を判定する。各区間の始端許容速度Vや終端許容速度Vは、先行列車の在線位置に応じて決まるため、先行列車の在線区間が変更すると、自列車の在線区間及びその内方区間の始端許容速度Vや終端許容速度Vが変化する。情報変化判定部106は、この先行列車の在線区間の変化に伴う走行制御情報40の内容の変化を判定する。つまり、受信している走行制御情報40に含まれる当該区間ID及び内方区間IDは変化していないが、当該区間の終端許容速度Ve0や、内方区間の始端許容速度Vs1、内方区間の始端許容速度長Ln1が変化した場合に、走行制御情報40が変化したと判定する。
区間情報更新部108は、区間進入判定部によって新たな区間(次区間)への進入が判定された場合に、受信した走行制御情報40をもとに、記憶している在線区間情報214、及び、次区間情報216を更新する。在線区間情報214は、在線区間の区間ID(ID)と、始端許容速度Vsaと、終端許容速度Veaと、始端許容速度長Lnaとを含んでいる。次区間情報216は、次区間の区間ID(ID)と、始端許容速度Vsbと、始端許容速度長Lnbとを含んでいる。添え字の“a”は在線区間の情報、“b”は在線区間に隣接する内方区間の情報であることを示す。
すなわち、次区間情報216の区間ID(ID)、始端許容速度Vsb、及び、始端許容速度長Lnbを、在線区間情報214の区間ID(ID)、始端許容速度Vsa、及び、始端許容速度長Lnaとする。また、新たな区間へ進入したことによって受信した走行制御情報40に含まれる当該区間の終端許容速度Ve0を、在線区間情報214の終端許容速度Veaとするとともに、走行制御情報40に含まれる内方区間の区間ID(ID)、始端許容速度Vs1、及び、始端許容速度長Ln1を、次区間情報216の区間ID(ID)、始端許容速度Vsb、及び、始端許容速度長Lnbとする。
また、情報変化判定部106によって走行制御情報40の変化が判定された場合に、受信した走行制御情報40をもとに、記憶している在線区間情報214、及び、次区間情報216を更新する。すなわち、受信した走行制御情報40に含まれる当該区間の終端許容速度Ve0を、在線区間情報214の終端許容速度Veaとするとともに、走行制御情報40に含まれる内方区間の始端許容速度Vs1、及び、始端許容速度長Ln1を、次区間情報216の始端許容速度Vsb、及び、始端許容速度長Lnbとする。
照査速度決定部110は、自列車の現在の走行位置Lにおける照査速度Vを決定する。すなわち、在線区間の始端許容速度Vsaが次区間の始端許容速度Vsb以下である場合には(Vsa≦Vsb)、在線区間の始端許容速度Vsaを、照査速度Vとする。また、在線区間の始端許容速度Vsaが、次区間の始端許容速度Vsbを超える場合には(Vsa>Vsb)、自列車の走行位置Lに応じて照査速度Vを決定する。すなわち、走行位置Lが在線区間の始端速度許容長Lnaに達していないならば(L≦Lna)、在線区間の始端許容速度Vsaを、照査速度Vとする、一方、走行位置Lが在線区間の始端許容速度長Lnaに達しているならば(L>Lna)、式(1)から、走行位置Lに対応する速度Vを算出する。そして、算出した速度Vが在線区間の終端許容速度Vea以上ならば(V≦Vea)、算出した速度Vを照査速度Vとし、算出した速度Vが在線区間の終端許容速度Vea未満ならば(V<Vea)、在線区間の終端許容速度Veaを照査速度Vとする。
ここで、照査速度Vの算出式(1)は、照査速度算出式データ210として記憶されており、この式(1)における定数である減速度β、及び、空走時間Tは、照査速度算出用パラメータ212として記憶されている。照査速度算出用パラメータ212は、自列車の諸元や走行線区の最大勾配などに応じて適宜定められる。また、決定した照査速度Vは、照査速度データ208として記憶される。
速度制御部112は、照査速度決定部110によって算出された照査速度Vに基づく速度制御を行う。すなわち、照査速度Vと、位置速度算出部102によって算出された現在の走行速度とを比較し、走行速度が照査速度Vを超える場合には、ブレーキを動作させて照査速度Vまで減速させる。
記憶部200は、例えばROMやRAM、ハードディスク等の記憶装置で実現され、処理部100が車上装置30を統合的に制御するためのプログラムやデータ等を記憶しているとともに、処理部100の作業領域として用いられ、処理部100が実行した演算結果が一時的に格納される。本実施形態では、記憶部200には、列車制御プログラム202と、走行位置データ204と、走行速度データ206と、照査速度データ208と、照査速度算出式データ210と、照査速度算出用パラメータ212と、在線区間情報214と、次区間情報216とが記憶される。
[処理の流れ]
図6は、列車制御処理の流れを説明するフローチャートである。図6によれば、先ず、区間進入判定部104が、受信している走行制御情報40に含まれる区間IDをもとに、新たな区間(次区間)への進入を判定する(ステップS1)。次区間への進入が判定されたならば(ステップS1:YES)、区間情報更新部108が、受信した走行制御情報40をもとに、在線区間情報214、及び、次区間情報216を更新する(ステップS3)。また、位置速度算出部102が、走行位置Lをリセットする(ステップS5)。
一方、次区間への進入が判定されないならば(ステップS1:NO)、情報変化判定部106が、受信している走行制御情報40の変化を判定する(ステップS7)。走行制御情報40の変化が判定されたならば(ステップS7:YES)、区間情報更新部108が、受信した走行制御情報40をもとに、在線区間情報214、及び、次区間情報216を更新する(ステップS9)。
続いて、照査速度決定部110が、現在の走行位置Lにおける照査速度Vを決定する。すなわち、在線区間の始端許容速度Vsaが、次区間の始端許容速度Vsb以下ならば(ステップS11:YES)、在線区間の始端許容速度Vsaを、照査速度Vとする(ステップS13)。
一方、在線区間の始端許容速度Vsaが、次区間の始端許容速度Vsbを超えるならば(ステップS11:NO)、走行位置Lが、在線区間の始端許容速度長Lnaの範囲内か範囲外かを判定する。走行位置Lが在線区間の始端許容速度長Lnaの範囲内ならば(ステップS15:YES)、在線区間の始端許容速度Vsaを、照査速度とする(ステップS17)。在線区間の始端許容速度Vsaが、次区間の始端許容速度Vsbの範囲外ならば(ステップS15:NO)、式(1)を用いて、走行位置Lに対応する照査速度Vを算出する(ステップS19)。次いで、算出した照査速度Vが、在線区間の終端許容速度Vea未満ならば(ステップS21:YES)、終端許容速度Veaを、照査速度Vとする(ステップS23)。
照査速度Vを決定すると、速度制御部112が、照査速度と走行速度とを比較して速度制御を行う(ステップS25)。その後、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。
[作用効果]
このように、本実施形態の列車制御システム1によれば、地上装置10は、各区間に、当該区間の内方区間の区間IDや、始端許容速度V、始端許容速度長Lを含む走行制御情報40をレールに送信し、車上装置30は、レールから受信した走行制御情報40をもとに、走行位置Lにおける照査速度Vを決定する。すなわち、在線区間の始端許容速度Vsaが次区間の始端許容速度Vsb以下の場合には、在線区間の始端許容速度Vsaを照査速度Vとする。在線区間の始端許容速度Vsaが次区間の始端許容速度Vsbより大きい場合には、走行位置Lが在線区間の始端許容速度長Lnaの範囲内ならば、在線区間の始端許容速度Vsaを照査速度Vとし、走行位置Lが在線区間の始端許容速度長Lnaの範囲外ならば、在線区間の始端許容速度Vsaから所定の減速度βで減速する所定の算出式(1)に従って、走行位置Lに対応する照査速度Vを算出する。更に、算出した照査速度Vが在線区間の終端許容速度Vea未満となった場合には、この終端許容速度Veaを照査速度Vとする。
これにより、車上装置30では、線路条件を必要とせず、また、速度照査パターンを作成することなく、在線区間の始端許容速度Lと走行位置Lとから、走行位置Lにおける照査速度Vを決定するといった新たな列車制御方法が実現される。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
1 列車制御システム
10 地上装置、12 送信器、14 地上制御装置
20 列車
30 車上装置
100 処理部
102 位置速度算出部、104 区間進入判定部、106 情報変化判定部
108 区間情報更新部、110 照査速度決定部、112 速度制御部
200 記憶部
202 列車制御プログラム
204 走行位置データ、206 走行速度データ、208 照査速度データ
210 照査速度算出式データ、212 照査速度算出用パラメータ
214 在線区間情報、216 次区間情報
40 走行制御情報

Claims (7)

  1. 各区間において、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報を当該区間のレールに送信する地上装置と、前記レールから前記走行制御情報を受信する列車の車上装置とを具備して構成された列車制御システムであって、
    前記車上装置は、
    受信した前記走行制御情報を用いて新たな区間への進入を判断し、在線区間の前記始端許容速度および前記始端許容速度長を判断する判断手段と、
    在線区間内の走行位置を算出する走行位置算出手段と、
    前記走行位置が在線区間の前記始端許容速度長の範囲内の場合は、前記始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合は、前記始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて前記走行位置に対応する照査速度を決定する照査速度決定手段と、
    前記照査速度決定手段により決定された照査速度と、自列車の現在の走行速度とを比較して速度制御を行う速度制御手段と、
    を備えた、
    列車制御システム。
  2. 前記所定の減速度は、自列車の諸元から定まる減速度を走行線区内の最急上り勾配で補正した減速度に基づいて設定された、
    請求項1に記載の列車制御システム。
  3. 前記地上装置は、当該区間の終端許容速度を前記走行制御情報に含めて送信し、
    前記照査速度決定手段は、前記範囲外の場合に、前記所定の演算式に基づく照査速度と、前記終端許容速度とのうちの高い方を照査速度として決定する、
    請求項1又は2に記載の列車制御システム。
  4. 前記照査速度決定手段は、在線区間の前記始端許容速度が、当該在線区間の内方区間の始端許容速度以下の場合には、前記範囲内であるか前記範囲外であるかに関わらず、在線区間の前記始端許容速度を照査速度として決定する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の列車制御システム。
  5. 各区間において、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報が当該区間のレールに送信された当該レール上を走行し、当該レールから前記走行制御情報を受信する列車の車上装置であって、
    受信した前記走行制御情報を用いて新たな区間への進入を判断し、在線区間の前記始端許容速度および前記始端許容速度長を判断する判断手段と、
    在線区間内の走行位置を算出する走行位置算出手段と、
    前記走行位置が在線区間の前記始端許容速度長の範囲内の場合は、前記始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合は、前記始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて前記走行位置に対応する照査速度を決定する照査速度決定手段と、
    前記照査速度決定手段により決定された照査速度と、自列車の現在の走行速度とを比較して速度制御を行う速度制御手段と、
    を備えた車上装置。
  6. 請求項5に記載の車上装置が搭載された列車が走行するレールに送信する走行制御情報であって、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報を送信する地上装置。
  7. 各区間において、当該区間と隣接区間とを識別する区間識別情報、当該区間の内方区間の始端許容速度および内方区間の始端許容速度の継続長である始端許容速度長の情報を少なくとも含む走行制御情報が当該区間のレールに送信された当該レール上を走行し、当該レールから前記走行制御情報を受信する列車の車上装置による列車制御方法であって、
    受信した前記走行制御情報を用いて新たな区間への進入を判断し、在線区間の前記始端許容速度および前記始端許容速度長を判断する判断ステップと、
    在線区間内の走行位置を算出する走行位置算出ステップと、
    前記走行位置が在線区間の前記始端許容速度長の範囲内の場合は、前記始端許容速度を照査速度として決定し、範囲外の場合は、前記始端許容速度から所定の減速度で減速した場合の任意の地点の照査速度を求める所定の演算式に基づいて前記走行位置に対応する照査速度を決定する照査速度決定ステップと、
    前記照査速度決定ステップで決定された照査速度と、自列車の現在の走行速度とを比較して速度制御を行う速度制御ステップと、
    を含む列車制御方法。
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