JP2016097411A - スライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造 - Google Patents

スライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造 Download PDF

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Abstract

【課題】連結切り替えの作業能率を向上することができ、しかも構造の単純化、小型化、及び低コスト化を実現可能な連結切り替え構造を提供すること【解決手段】スライド金枠側連結部8及び駆動装置側連結部9のうち一方の連結部9に、その先端側から順に、溝状凹部94と貫通孔95とを設けるとともに、スライド金枠側連結部8及び駆動装置側連結部9のうち他方の連結部8に貫通孔81を設けた。鋳造時には、一方の連結部9の貫通孔95と他方の連結部8の貫通孔81に連結用ピンを挿入して連結し、面圧負荷解除時には、一方の連結部9の溝状凹部94と他方の連結部8の貫通孔81に連結用ピンを挿入して連結する。【選択図】図3

Description

本発明は、溶融金属の流量制御を行うスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造に関する。
スライディングノズル装置は、2枚又は3枚のノズル孔を有する耐火物製のプレートを高圧で挟んだ状態(面圧を負荷した状態)で、これらのうち1枚のプレートをスライド(摺動)することにより、ノズル孔の開度を変えて溶融金属の流量を制御する。このスライドするプレートはスライド金枠に保持されており、スライド金枠は、プレートを交換するため開閉可能に取り付けられている。
プレートは数回の使用で寿命となるため、プレートの交換時あるいは損傷状態をチェックする場合にはスライド金枠を開く必要がある。この際、スライド金枠を開く前には面圧を解除し、スライド金枠を閉じた後には面圧を負荷しなければならない。
スライディングノズル装置において面圧を負荷解除する方式の一つとして、スライド金枠のスライド(摺動)によって面圧を負荷解除する方式が知られている。すなわち、スライド金枠がスライドするときの駆動力を使ってバネを撓ませる方式である。この方式では、面圧を負荷解除するときのスライド金枠のスライド範囲(移動範囲)を、鋳造時のスライド範囲外で行うようになっている。このため、鋳造時と面圧負荷解除作業時とでストロークの異なる駆動装置(典型的にはシリンダー装置)を使用する場合があるが、この場合、2台目の駆動装置及びこの装置を保持する手段や場所が必要になる問題やコストアップの問題がある。
一方、1台の駆動装置を使用して、この駆動装置とスライド金枠との連結位置を切り替えることも提案されている。
例えば特許文献1には、駆動装置とスライドケース(スライド金枠)とをガイドピースを介して連結し、駆動装置とガイドピースとの連結位置を、ガイドピースに設けた開口部内にて連結ピンで切り替える連結切り替え構造が開示されている。そしてこのガイドピースは、基枠に設けられたガイドレール及び当該ガイドレールを摺動して延伸するように配設された延伸ガイドにより直線移動するように構成されている。
より具体的には、図9及び図10に示されるように、ガイドピース24に2個の第1、第2連結用穴40,41が設けられ、いずれかの連結用穴40,41を選択して連結ピン42を挿入し、連結部材であるロッド7Aに形成された連結穴77Aaを有する張出し部77eとガイドピース24とを選択的に連結することにより、鋳造時と面圧負荷解除時の連結位置を切り替えることができるように構成されている。
また、ガイドピース24には張出し部77eの位置決め用として、面圧負荷解除時用に第1位置決め面aが、鋳造時用に第2位置決め面bが設けられている。第1位置決め面aと第2位置決め面bは、各連結位置の第1、第2連結穴40,41と張出し部77eの連結穴77Aaの芯が合うように設けられ、各連結位置で容易に連結ピン42を抜き挿しできるように構成されている。
しかし、特許文献1の連結切り替え構造では、連結位置を切り替える度に連結ピン42を抜き挿しする作業が必要であり、作業能率が低下する問題がある。
また、特許文献1の連結切り替え構造は、連結ピン42を容易に抜き挿しできるようにするために、上述のとおりガイドピース24の開口部内の2ヶ所に位置決め面a,bを設ける構造となっている。また、このガイドピース24は、両側に設けた延伸ガイドが基枠に設けた2つのガイドレールに摺動する構造になっているため、連結切り替え構造が複雑になる問題がある。
さらに、ガイドピース24にはスライドケース4との着脱部が設けられるため、ガイドピース24が大型になる問題がある。すなわち、ガイドピース24は摺動時に高温下で大きな応力を受けるので、スライドケース4との着脱部は大きくして強固にしなければならない。同様の理由から、ガイドピース24の開口部や摺動部も大きくして強固にしなければならず、結果として連結切り替え構造が大型で高コストになってしまう問題がある。
特許5283772号公報
本発明が解決しようとする課題は、連結切り替えの作業能率を向上することができ、しかも構造の単純化、小型化、及び低コスト化を実現可能な連結切り替え構造を提供することにある。
本発明の一観点によれば、次の連結切り替え構造が提供される。
「駆動装置の進退動作によりスライド金枠を固定金枠に対してスライドさせることで面圧を負荷解除するスライディングノズル装置において、スライド金枠側連結部と駆動装置側連結部との連結位置を切り替える、スライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造であって、
スライド金枠側連結部及び駆動装置側連結部のうち一方の連結部に溝状凹部と貫通孔とを設けるとともに、スライド金枠側連結部及び駆動装置側連結部のうち他方の連結部に貫通孔を設け、
鋳造時には、一方の連結部の貫通孔と他方の連結部の貫通孔に連結用ピンを挿入して連結し、
面圧負荷解除時には、一方の連結部の溝状凹部と他方の連結部の貫通孔に連結用ピンを挿入して連結する、スライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。」
本発明によれば、面圧負荷解除時には、一方の連結部の溝状凹部と他方の連結部の貫通孔に連結用ピンを挿入して連結する。すなわち、一方の連結部の「溝状凹部」を利用して連結しているので、面圧解除後、面圧負荷解除時用ピンを抜き挿しすることなくスライド金枠を開閉することができ、作業能率を向上することができる。しかも、面圧負荷解除時には「溝状凹部」と「貫通孔」との高い整合精度は必要なく、例えば貫通孔の内径よりも溝状凹部の幅をより大きくすることができるので、「溝状凹部」と「貫通孔」との位置合わせが楽になる。この点からも作業能率を向上することができる。
さらに、本発明によれば、特許文献1で用いていた「ガイドピース」が不要であるので、構造の単純化、小型化、及び低コスト化を実現できる。
本発明の一実施例に係る連結切り替え構造を適用したスライディングノズル装置を示す斜視図であって、同連結切り替え構造において、面圧解除後にスライド金枠を開いた状態を示す斜視図である。 図1の連結切り替え構造において、駆動装置側連結部の貫通孔とスライド金枠側連結部の貫通孔に鋳造時用ピンを挿入して連結した状態を示す斜視図である。 図1の連結切り替え構造において、駆動装置側連結部の溝状凹部とスライド金枠側連結部の貫通孔とを整合させた状態を示す斜視図である。 図1の連結切り替え構造において、駆動装置側連結部の溝状凹部とスライド金枠側連結部の貫通孔に面圧負荷解除時用ピンを挿入して連結し、面圧を解除した状態を示す斜視図である。 図4の面圧解除状態から、駆動装置を後退限にして面圧を負荷した状態を示す斜視図である。 図1の連結切り替え構造において、駆動装置側連結部の貫通孔とスライド金枠側連結部の貫通孔とを整合させた状態を示す斜視図である。 図1の連結切り替え構造において、駆動装置側連結部の貫通孔とスライド金枠側連結部の貫通孔に鋳造時用ピンを挿入して連結した状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例に係る連結切り替え構造であって面圧負荷解除時の状態を示す斜視図である。 従来(特許文献1)の連結切り替え構造を示す正面図である。 従来(特許文献1)の連結切り替え構造を示す平面図である。
図1は、本発明の一実施例に係る連結切り替え構造を適用したスライディングノズル装置を示す斜視図であって、同連結切り替え構造において、面圧解除後にスライド金枠を開いた状態を示す斜視図である。
図1に示すスライディングノズル装置1は、取鍋等の溶融金属容器の底に取り付けられる固定金枠2と、固定金枠2に対してスライド可能かつ開閉可能に設けたスライド金枠4と、固定金枠2に対して開閉可能に取り付けられた2つの開閉金枠6とを備える。開閉金枠には面圧を負荷するためのバネが設けられている。また、固定金枠2には上プレート3が、スライド金枠4には下プレート5が保持固定されている。さらに、固定金枠2にはスライド金枠4を固定金枠2に対して直線的にスライドさせるための駆動装置としての油圧シリンダー7が取り付けられている。
なお、先に説明したプレートのチェックや交換、及び面圧の負荷解除は、スライディングノズル装置1を鉛直状態に立てた状態で行うので、図1でもスライディングノズル装置1を鉛直状態に立てた状態で示している。そして、面圧負荷解除時において、油圧シリンダー7はスライディングノズル装置1の上に位置し、油圧シリンダー7の駆動ロッド71の中心軸は、スライド金枠4の長手方向中心軸と同一直線上に位置する。
図1に示すスライディングノズル装置のスライド金枠4と油圧シリンダー7との連結切り替え構造は、スライド金枠4側に設けたスライド金枠側連結部8と、油圧シリンダー7の駆動ロッド71の先端部に設けた駆動装置側連結部9と、連結用ピンとしての鋳造時用ピン10(図2参照)及び面圧負荷解除時用ピン11とで構成される。
駆動装置側連結部9は、図3に表れているように、基端フレーム91と、この基端フレーム91からスライド金枠4のスライド方向に伸びる2つの対向する平行フレーム92とからなり、2つの対向する平行フレームの間には、スライド金枠側連結部8が嵌入する空間93を有している。また、2つの平行フレーム92は、その先端側に固定金枠とは反対側が開口する溝状凹部94を、基端側(油圧シリンダー7側)に貫通孔95を、それぞれ有している。そして、2つの平行フレーム92のそれぞれの溝状凹部94どうし、及び貫通孔95どうしは、スライド方向に対して直角方向の中心軸が共通している。
一方、スライド金枠側連結部8は、スライド金枠の長手方向中心軸に沿って中央部から延び、その先端側に貫通孔81を有する。また、スライド金枠側連結部8は、その先端が駆動装置側連結部9の基端フレーム91に当接可能で、しかも当接したときにそれぞれの貫通孔95、81が合致(整合)するようになっている。
なお、上述した駆動装置側連結部9の溝状凹部94のスライド方向の幅は、スライド金枠側連結部8の貫通孔81の内径よりも大きく設定されている。
次に面圧負荷解除の操作手順を説明する。
まず、面圧を解除する手順について説明する。
(1)鋳造時の連結状態である図2において、駆動装置側連結部9の貫通孔95とスライド金枠側連結部8の貫通孔81とを貫通しているL字状の鋳造時用ピン10を抜く。
(2)油圧シリンダー7を後退動作して、図3のように駆動装置側連結部9の溝状凹部94とスライド金枠側連結部8の貫通孔81とを整合させる。
(3)図4のように、駆動装置側連結部9の溝状凹部94とスライド金枠側連結部8の貫通孔81にU字状の面圧負荷解除時用ピン11を挿入して連結したうえで、油圧シリンダー7を前進限にする。これにより面圧が解除される。
(5)面圧を解除した後は、図1のように面圧負荷解除時用ピン11を抜かずにスライド金枠4を開く。
次に、面圧を負荷する手順について説明する。
(6)プレート(上プレート3及び下プレート5)のチェック又は交換が終わった後は、スライド金枠4を閉じて図4の状態となる。
(7)油圧シリンダー7を後退限にすることで面圧を負荷する(図5)。
(8)面圧負荷解除時用ピン11を抜いた後、油圧シリンダー7を前進限にして、駆動装置側連結部の基端フレーム91がスライド金枠側連結部8の先端部に当接するようにする(図6)。
(9)この状態では、駆動装置側連結部の貫通孔95とスライド金枠側連結部の貫通孔81とが整合しているので、鋳造時用ピン10を挿入する(図7)。
このように本実施例では、駆動装置側連結部9の先端側に固定金枠とは反対側が開口する溝状凹部94を設け、面圧負荷解除時には、この溝状凹部94とスライド金枠側連結部の貫通孔81に面圧負荷解除時用ピン11を挿入して連結するようにしたことで、面圧解除後、面圧負荷解除時用ピン11を抜き挿しすることなくスライド金枠を開閉することができ、作業能率を向上することができる。また、面圧負荷解除時には溝状凹部94と貫通孔81との高い整合精度は必要なく、貫通孔81の内径よりも溝状凹部94の幅をより大きくすることができるので、溝状凹部94と貫通孔81との位置合わせが楽になる。しかも作業者は、油圧シリンダー7を操作しながら溝状凹部94と貫通孔81との位置関係を目視で確認することができ、油圧シリンダーの操作を最小限に留めることができる。すなわち、作業能率を向上することができる。
また、本実施例では、駆動装置側連結部9を基端フレーム91と基端フレーム91からスライド方向に伸びる2つの対向する平行フレーム92とから構成し、この2つの対向する平行フレーム92の間にスライド金枠側連結部9が嵌入する構造としたことで、コンパクト(小型)でかつ駆動力に十分耐える構造体とすることができる。また、この本実施例の構造体では、油圧シリンダー7の駆動ロッド71の中心軸とスライド金枠4の長手方向中心軸とが一致しているので、油圧シリンダー7の駆動力をスライド金枠4に対してスムーズに伝えることができる。
先に図1で説明したとおり、本実施例の連結切り替え構造では、面圧負荷解除時に駆動装置がスライディングノズル装置の上に位置する。そして、駆動装置側連結部9の先端側に設けた溝状凹部94とスライド金枠側連結部8の貫通孔81とを面圧負荷解除時用ピン11で連結する構造とすることで、鋳造時のスライド範囲(ストローク範囲)よりさらに駆動装置とは反対側にスライド金枠をスライドすることができる。より具体的には、駆動装置側連結部9の溝状凹部94と貫通孔95との間隔分、さらに下方にスライド金枠をスライドすることができる。つまり、スライド金枠がそのスライド範囲の中で最も下に位置するときに面圧が解除された状態とすることができる。その結果、スライド金枠を開いて駆動装置とスライド金枠との連結が外れても、スライド金枠は固定金枠とのとヒンジ部で保持されるため重力によってスライド金枠が下方へ移動することがなく安全な構造となる。
ここで、本発明の連結切り替え構造は、面圧負荷解除時に駆動装置がスライディングノズル装置の下に位置する場合にも適用することは可能である。この場合、開閉時のスライド金枠の下方へのずれを防止する点から、駆動装置を後退限にしたときに面圧が解除される構成にする。ただし、このような構成において、本発明の連結切り替え構造を適用しようとすると、駆動装置側連結部の先端側に貫通孔、駆動装置側(基端側)に溝状凹部を有する構造となる。その結果、鋳造時には先端側の貫通孔で連結する構造となり、基端側の溝状凹部の影響により、駆動装置側連結部が歪みないし変形しやすくなる問題が生じうる。この問題は駆動装置側連結部の剛性を高くすることで解消しうるが、溝状凹部の影響による駆動装置側連結部の歪みないし変形を確実に防止する点から、本発明の連結切り替え構造では、面圧負荷解除時に駆動装置がスライディングノズル装置の上に位置することが好ましい。
なお、本実施例では、面圧負荷解除後にスライド金枠4を開くときに、その遠心力で勢い余って面圧負荷解除時用ピン11が抜けてしまわないように、面圧負荷解除時用ピン11はU字型として鋳造時用ピン10と使い分けるようにしたが、鋳造時用ピン10と面圧負荷解除時用ピン11は、例えばL字状の1個の連結用ピンとして共通化することができる。
図8は、本発明の他の実施例に係る連結切り替え構造であって面圧負荷解除時の状態を示す斜視図である。
先の実施例では、駆動装置側連結部9に溝状凹部94と貫通孔95とを設け、スライド金枠側連結部8に貫通孔81を設けたが、これとは逆に本実施例では、スライド金枠側連結部85に溝状凹部82と貫通孔83とを設け、駆動装置側連結部9に貫通孔96を設けている。また、先の実施例では、連結用ピンとして鋳造時用ピン10と面圧負荷解除時用ピン11とを使い分けたが、本実施例ではこれらをL字状の連結用ピン12として共通化している。
なお、先の実施例において溝状凹部94は固定金枠とは反対側が開口するように設けたが、本実施例において溝状凹部82は固定金枠側が開口するように設けている。要するに、本発明において一方の連結部に設ける溝状凹部は、当該溝状凹部に連結用ピンを挿入したままの状態でスライド金枠が開閉可能となるように開口を有していればよい。
本実施例も先の実施例と同様の作用効果を奏することは、当業者に自明である。
1 スライディングノズル装置
2 固定金枠
3 上プレート
4 スライド金枠
5 下プレート
6 開閉金枠
7 油圧シリンダー(駆動装置)
71 駆動ロッド
8 スライド金枠側連結部
81 貫通孔
82 溝状凹部
83 貫通孔
9 駆動装置側連結部
91 基端フレーム
92 平行フレーム
93 空間
94 溝状凹部
95、96 貫通孔
10 鋳造時用ピン(連結用ピン)
11 面圧負荷解除時用ピン(連結用ピン)
12 連結用ピン

Claims (7)

  1. 駆動装置の進退動作によりスライド金枠を固定金枠に対してスライドさせることで面圧を負荷解除するスライディングノズル装置において、スライド金枠側連結部と駆動装置側連結部との連結位置を切り替える、スライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造であって、
    スライド金枠側連結部及び駆動装置側連結部のうち一方の連結部に溝状凹部と貫通孔とを設けるとともに、スライド金枠側連結部及び駆動装置側連結部のうち他方の連結部に貫通孔を設け、
    鋳造時には、一方の連結部の貫通孔と他方の連結部の貫通孔に連結用ピンを挿入して連結し、
    面圧負荷解除時には、一方の連結部の溝状凹部と他方の連結部の貫通孔に連結用ピンを挿入して連結する、スライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
  2. 面圧負荷解除時に駆動装置が上に位置し、しかもスライド金枠側連結部及び駆動装置側連結部のうち一方の連結部にその先端側から順に溝状凹部と貫通孔とを設けた、請求項1に記載のスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
  3. 駆動装置が前進限のときに面圧が解除されてスライド金枠が開閉可能となる、請求項1又は請求項2に記載のスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
  4. 一方の連結部は、基端フレームと、この基端フレームからスライド金枠のスライド方向に伸びる2つの平行フレームとからなり、この2つの平行フレームの間に他方の連結部が嵌入する空間を有している、請求項1から請求項3のいずれかに記載のスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
  5. 一方の連結部の溝状凹部の幅は、他方の連結部の貫通孔の内径よりも大きい、請求項1から請求項4のいずれかに記載のスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
  6. 面圧負荷解除時において、駆動装置の駆動ロッドの中心軸と、スライド金枠の長手方向中心軸とが同一直線上に位置する、請求項1から請求項5のいずれかに記載のスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
  7. 面圧負荷解除時用ピンはU字型をしている、請求項1から請求項5のいずれかに記載のスライディングノズル装置のスライド金枠と駆動装置との連結切り替え構造。
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