JP2016096026A - 燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュール - Google Patents

燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】複数のセルスタックに温度差が発生した場合でも複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制する。【解決手段】基体管103の表面に複数の燃料電池セルを積層して固体酸化物形燃料電池を形成する筒状の複数のセルスタック101の各々は、基体管103の内部に配置される中子1と、基体管103と中子1との間に形成される燃料ガス流路8に配置されて基体管103の温度が高いほど燃料ガス流路8の圧力損失を低下させるように変形する抵抗体11とを有している。このような燃料電池モジュールは、高温のセルスタックほど燃料ガスが流れるようにすることができ、高温のセルスタックほど吸熱反応である改質反応を促進させ、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池の燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールに関する。
電気化学反応による発電方式を利用した発電装置であり、優れた発電効率及び環境対応等の特性を有する燃料電池が知られている。このうち、固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)は、電解質としてジルコニアセラミックスなどのセラミックスが用いられ、都市ガス、天然ガス、石油、メタノール、石炭ガス化ガスなどの燃料を改質して生成される水素を用いて発電する。固体酸化物形燃料電池としては、例えば、中空円筒形状とされた複数のセルスタックを並列に並べたセルスタック群をカートリッジ内に設置する方式が採用される。固体酸化物形燃料電池は、高効率に発電することが望まれている。
特許文献1には、発電室に配置される複数のセルスタックの周囲に供給され上昇する空気流れの不均一を解消し、発電室内部の温度分布を均一にして効率よく発電することができる燃料電池モジュールが開示されている。この燃料電池モジュールでは、複数のセルスタックに供給される燃料分配も当然均一になるように設計されている。
特開2009−70730号公報
しかしながら、複数のセルスタックから構成されるカートリッジ構造を考えれば、カートリッジ内の中心部のセルスタックは、カートリッジ外周部のセルスタックからなる発熱体で囲まれた断熱環境にあるが、カートリッジ外周部のセルスタックは、カートリッジを囲む断熱材を介して放熱されるため、温度が中央部より下がることは避けられない。
セルスタックの温度が上昇すると、セルスタックに供給された燃料ガスは加熱されて膨張し、密度が低減する。燃料ガスは、密度が低減することにより、セルスタック内部を流れる流速が増加する。燃料ガスが流れる流速が増加することにより、セルスタック内部の圧力損失が増加し、セルスタックに供給される燃料ガスの流量が低減する。セルスタックに供給される燃料ガスの流量が低減することにより、セルスタックの内部で進行する改質反応の反応量が低減し、この改質反応が吸熱反応であることから、セルスタックがさらに昇温する。このため、複数のセルスタック同士の間に温度差が発生すると、高温のセルスタックはさらに昇温することになるので、燃料ガスがセルスタックにさらに不均一分配され、温度分布のばらつきが拡大し、発電の効率が低下するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、複数のセルスタックに温度差が発生した場合でも複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制する燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールは以下の手段を採用する。
本発明による燃料電池カートリッジは、基体管の表面に複数の燃料電池セルを積層して固体酸化物形燃料電池を形成する筒状の複数のセルスタックと、前記複数のセルスタックの内部に燃料ガスを供給する燃料ガス供給室と、前記複数のセルスタックの外部に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給室とを備えている。各前記セルスタックは、前記基体管の内部に配置される中子と、前記基体管と前記中子との間に形成される燃料ガス流路に配置されて、前記基体管の温度が高いほど前記燃料ガス流路の圧力損失を低下させるように変形する抵抗体とを有している。
このような燃料電池カートリッジは、セルスタックの温度が高くなるほど基体管と中子との間に形成される燃料ガス流路を流れる燃料ガスの流量が増加するように抵抗体が変形することにより、高温のセルスタックほど燃料ガスが流れるようにすることができ、高温のセルスタックほど吸熱反応である改質反応を促進させることができる。このような燃料電池カートリッジは、高温のセルスタックほど吸熱反応を促進させることにより、高温のセルスタックほど昇温して低温のセルスタックほど温度が低下する悪循環を断ち切り、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。
前記抵抗体は、熱膨張率が正である連続多孔質材料から形成され、前記燃料ガス流路の断面を閉塞している。
このような抵抗体は、熱膨張率が正であることにより、昇温すると孔が拡大し、通過する圧力損失が低減する。このため、このような燃料電池カートリッジは、セルスタックの温度が高くなると、抵抗体が燃料ガス流路の圧力損失を低下させるように変形することにより、高温のセルスタックを流れる燃料ガスの流量を増加させることができる。
前記抵抗体は、熱膨張率が負である中実材料から形成されて、前記燃料ガス流路の断面の一部を閉塞している。
このような抵抗体は、熱膨張率が負であることにより、セルスタックの温度が高くなるほど体積が小さくなる。このため、このような燃料電池カートリッジは、セルスタックの温度が高くなるほど、燃料ガス流路の一部を遮る抵抗体の体積が小さくなることにより、燃料ガス流路の圧力損失が低減し、高温のセルスタックを流れる燃料ガスの流量を増加させることができる。
前記中子は、前記基体管の内部の上流端に配置されている。前記抵抗体は、前記中子の下流端に接合されている。
複数のセルスタックは、上流端から所定の温度の燃料ガスが供給されることから上流端で温度差が発生しにくい。一方、吸熱反応と発熱反応とによる熱および周辺のセルスタックの輻射熱によりセルスタックの長手方向の中央で温度差が拡大しやすい。このような燃料電池カートリッジは、抵抗体が中子の下流端に配置されることにより、抵抗体をより高温の基体管の中央の近傍に配置することができ、抵抗体の熱変形の程度を大きくすることができる。これにより、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することをより抑制することができる。
前記中子は、大径円筒部分と、前記大径円筒部分より外径が小さい小径円筒部分とを有している。前記抵抗体は、前記小径円筒部分に接合されている。
このような燃料電池カートリッジは、小径円筒部分の外周と基体管の内周との隙間が大径円筒部分の外周と基体管の内周との隙間より大きいので、より大きな設置空間を確保することができる。このため、このような燃料電池カートリッジは、基体管の内周と中子の小径円筒部分の外周との間に抵抗体を容易に配置することができ、容易に作製することができる。このような燃料電池カートリッジは、中子の外径が長手方向で一定である場合に比較して、より大きい抵抗体を利用して大きな変形量を得ることができる。
本発明による燃料電池モジュールは、本発明による燃料電池カートリッジを備えている。
このような燃料電池モジュールは、燃料電池カートリッジが複数のセルスタックの温度分布のばらつきの拡大を抑制することができることにより、高効率に発電することができる。
本発明による燃料電池カートリッジおよび燃料電池モジュールは、複数のセルスタックのうちの高温のセルスタックほど燃料ガスが流れるようにすることにより、高温のセルスタックで吸熱反応である改質反応を促進させ、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。
燃料電池モジュールを示す分解斜視図である。 SOFCカートリッジを示す断面図である。 セルスタックを示す断面図である。 セルスタックと中子とを示す平面図である。 第1実施形態の燃料電池カートリッジにおける抵抗体を示す縦断面図である。 第2実施形態の燃料電池カートリッジにおける抵抗体を示す縦断面図である。
以下に、本発明の実施形態にかかる燃料電池カートリッジについて図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態の燃料電池カートリッジ(以下、「SOFCカートリッジ」と記載される)は、燃料電池モジュール201に設けられている。燃料電池モジュール201は、図1に示すように、例えば、複数のSOFCカートリッジ203と、これら複数のSOFCカートリッジ203を収納する圧力容器205とを有する。また、燃料電池モジュール201は、燃料ガス供給管207と複数の燃料ガス供給枝管207aとを有する。また燃料電池モジュール201は、燃料ガス排出管209と複数の燃料ガス排出枝管209aとを有する。また、燃料電池モジュール201は、さらに、図示されていない酸化性ガス供給管と複数の酸化性ガス供給枝管と酸化性ガス排出管と複数の酸化性ガス排出枝管とを備える。
燃料ガス供給管207は、圧力容器205の外部に設けられ、燃料電池モジュール201の発電量に対応して所定ガス組成と所定流量の燃料ガスを供給する燃料ガス供給部(図示しない)に接続されると共に、複数の燃料ガス供給枝管207aに接続されている。この燃料ガス供給管207は、上述の燃料ガス供給部から供給される所定流量の燃料ガスを、複数の燃料ガス供給枝管207aに分岐して導くものである。また、燃料ガス供給枝管207aは、燃料ガス供給管207に接続されると共に、複数のSOFCカートリッジ203に接続されている。この燃料ガス供給枝管207aは、燃料ガス供給管207から供給される燃料ガスを複数のSOFCカートリッジ203に略均等の流量で導き、複数のSOFCカートリッジ203の発電性能を略均一化する。
燃料ガス排出枝管209aは、複数のSOFCカートリッジ203に接続されると共に、燃料ガス排出管209に接続される。この燃料ガス排出枝管209aは、SOFCカートリッジ203から排出される排燃料ガスを燃料ガス排出管209に導く。また、燃料ガス排出管209は、複数の燃料ガス排出枝管209aに接続されると共に、一部が圧力容器205の外部に配置される。この燃料ガス排出管209は、燃料ガス排出枝管209aから略均等の流量で導出される排燃料ガスを圧力容器205の外部に導く。
圧力容器205は、内部の圧力が0.1MPa〜約1MPa、内部の温度が大気温度〜約550℃で運用されるので、耐力性と酸化性ガス中に含まれる酸素などの酸化剤に対する耐食性を保有する材質が利用される。例えばSUS304などのステンレス系材が好適である。
SOFCカートリッジ203は、図2に示されているように、複数のセルスタック101と、発電室215と、燃料ガス供給室217と、燃料ガス排出室219と、酸化性ガス供給室221と、酸化性ガス排出室223を有する。また、SOFCカートリッジ203は、上部管板225aと、下部管板225bと、上部断熱体227aと、下部断熱体227bとを有する。
発電室215は、上部断熱体227aと下部断熱体227bとの間に形成された領域である。この発電室215は、複数のセルスタック101の燃料電池セル105が配置され、燃料ガスと酸化性ガスとを電気化学的に反応させて発電を行う領域である。また、この発電室215の複数のセルスタック101の長手方向の中央部付近での温度は、燃料電池モジュール201の定常運転時に、およそ700℃〜1000℃の高温雰囲気となる。
燃料ガス供給室217は、SOFCカートリッジ203の上部ケーシング229aと上部管板225aとに囲まれた領域である。また、燃料ガス供給室217は、上部ケーシング229aに形成された燃料ガス供給孔231aによって、燃料ガス供給枝管207aと連通される。また、燃料ガス供給室217には、複数のセルスタック101の一方の端部が配置され、セルスタック101の一方の端部を介して基体管103の内部が燃料ガス供給室217に対して開放されている。この燃料ガス供給室217は、燃料ガス供給枝管207aから燃料ガス供給孔231aを介して供給される燃料ガスを、複数のセルスタック101の基体管103の内部に略均一流量で導き、複数のセルスタック101の発電性能を略均一化させる。
燃料ガス排出室219は、SOFCカートリッジ203の下部ケーシング229bと下部管板225bとに囲まれた領域である。また、燃料ガス排出室219は、下部ケーシング229bに形成された燃料ガス排出孔231bによって、燃料ガス排出枝管209aと連通される。また、燃料ガス排出室219には、複数のセルスタック101の他方の端部が配置され、複数のセルスタック101の他方の端部を介して基体管103の内部が燃料ガス排出室219に対して開放されている。この燃料ガス排出室219は、複数のセルスタック101の基体管103の内部を通過して燃料ガス排出室219に排出される排燃料ガスを集約して、燃料ガス排出孔231bを介して燃料ガス排出枝管209aに導く。
酸化性ガス供給管には、外部から酸化性ガスが供給され、燃料電池モジュール201の発電量に対応して所定ガス組成と所定流量の酸化性ガスを複数の酸化性ガス供給枝管へと分岐して、複数のSOFCカートリッジ203へ供給する。酸化性ガス供給室221は、SOFCカートリッジ203の下部ケーシング229bと下部管板225bと下部断熱体227bとに囲まれた領域である。また、酸化性ガス供給室221は、下部ケーシング229bに備えられた酸化性ガス供給孔233aによって、複数の酸化性ガス供給枝管と連通される。この酸化性ガス供給室221は、複数の酸化性ガス供給枝管から酸化性ガス供給孔233aを介して供給される所定流量の酸化性ガスを、酸化性ガス供給隙間235aを介して発電室215に導く。
酸化性ガス排出室223は、SOFCカートリッジ203の上部ケーシング229aと上部管板225aと上部断熱体227aとに囲まれた領域である。また、酸化性ガス排出室223は、上部ケーシング229aに備えられた酸化性ガス排出孔233bによって、複数の酸化性ガス排出枝管と連通される。この酸化性ガス排出室223は、発電室215から、後述する酸化性ガス排出隙間235bを介して酸化性ガス排出室223に供給される排酸化性ガスを、酸化性ガス排出孔233bを介して複数の酸化性ガス排出枝管に導く。複数の酸化性ガス排出枝管は、酸化性ガス排出管に連通している。酸化性ガス排出管は、複数の酸化性ガス排出枝管から排出される排酸化性ガスを外部に排気する。
上部管板225aは、上部ケーシング229aの天板と上部断熱体227aとの間に、上部管板225aと上部ケーシング229aの天板と上部断熱体227aとが略平行になるように、上部ケーシング229aの側板に固定される。また上部管板225aは、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応した複数の孔を有し、該孔には複数のセルスタック101が挿入される。この上部管板225aは、複数のセルスタック101の一方の端部をシール部材及び接着部材のいずれか一方又は両方を介して気密に支持すると共に、燃料ガス供給室217と酸化性ガス排出室223とを隔離する。
下部管板225bは、下部ケーシング229bの底板と下部断熱体227bとの間に、下部管板225bと下部ケーシング229bの底板と下部断熱体227bとが略平行になるように下部ケーシング229bの側板に固定される。また下部管板225bは、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応した複数の孔を有し、該孔には複数のセルスタック101が挿入される。この下部管板225bは、複数のセルスタック101の他方の端部をシール部材及び接着部材のいずれか一方又は両方を介して気密に支持すると共に、燃料ガス排出室219と酸化性ガス供給室221とを隔離する。
上部断熱体227aは、上部ケーシング229aの下端部に、上部断熱体227aと上部ケーシング229aの天板と上部管板225aとが略平行になるように配置され、上部ケーシング229aの側板に固定される。また、上部断熱体227aには、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応して、複数の孔が設けられる。この孔の直径は複数のセルスタック101の外径よりも大きく設定される。上部断熱体227aは、この孔の内面と、上部断熱体227aに挿通された複数のセルスタック101の外周面との間に形成された酸化性ガス排出隙間235bを有する。
この上部断熱体227aは、発電室215と酸化性ガス排出室223とを仕切るものであり、上部管板225aが高温化することによる強度低下を抑制し、上部管板225aが高温化することにより酸化性ガス中に含まれる酸化剤による腐食が上部管板225aに発生しやすくなることを抑制する。
下部断熱体227bは、下部ケーシング229bの上端部に、下部断熱体227bと下部ケーシング229bの底板と下部管板225bとが略平行になるように配置され、下部ケーシング229bの側板に固定される。また、下部断熱体227bには、SOFCカートリッジ203に備えられる複数のセルスタック101の本数に対応して、複数の孔が設けられる。この孔の直径は複数のセルスタック101の外径よりも大きく設定される。下部断熱体227bは、この孔の内面と、下部断熱体227bに挿通された複数のセルスタック101の外周面との間に形成された酸化性ガス供給隙間235aを有する。
この下部断熱体227bは、発電室215と酸化性ガス供給室221とを仕切るものであり、下部管板225bが高温化することによる強度低下を抑制し、下部管板225bが高温化することにより酸化性ガス中に含まれる酸化剤による腐食が下部管板225bに発生しやすくなることを抑制する。
本実施形態によれば、上述したSOFCカートリッジ203の構造により、燃料ガスと酸化性ガスとが複数のセルスタック101の内側と外側とを対向して流れる。このことにより、基体管103の内部を通って発電室215を通過した排燃料ガスは、発電室215に供給される酸化性ガスとの間で熱交換がなされ、下部管板225b等が座屈などの変形をしない温度に冷却されて燃料ガス排出室219に供給される。また、酸化性ガスは排燃料ガスとの熱交換により昇温され、発電室215に供給される。その結果、ヒーター等を用いることなく発電に必要な温度に昇温された酸化性ガスを発電室215に供給できる。
複数のセルスタック101は、図3に示されるように、円筒形状の基体管103と、基体管103の外周面に複数形成された燃料電池セル105と、隣り合う燃料電池セル105の間に形成されたインターコネクタ107とを有する。燃料電池セル105は、燃料極109と固体電解質111と空気極113とを積層して形成される。また、複数のセルスタック101は、基体管103の外周面に形成された複数の燃料電池セル105の内、基体管103の軸方向において最も端に形成された燃料電池セル105の空気極113に、インターコネクタ107を介して電気的に接続されたリード膜115を有する。
基体管103は、多孔質材料からなり、例えば、CaO安定化ZrO(CSZ)、又はY安定化ZrO(YSZ)、又はMgAlとされる。この基体管103は、燃料電池セル105とインターコネクタ107とリード膜115とを支持すると共に、基体管103の内周面に供給される燃料ガスを基体管103の細孔を介して基体管103の外周面に形成される燃料極109に拡散させる。
燃料極109は、Niとジルコニア系電解質材料との複合材の酸化物で構成され、例えば、Ni/YSZが用いられる。この場合、燃料極109は、燃料極109の成分であるNiが燃料ガスに対して触媒作用を有する。この触媒作用は、基体管103を介して供給された燃料ガス、例えば、メタン(CH)と水蒸気との混合ガスを反応させ、水素(H)と一酸化炭素(CO)に改質する。また、燃料極109は、改質により得られる水素(H)及び一酸化炭素(CO)と、固体電解質111を介して供給される酸素イオン(O2−)とを固体電解質111との界面付近において電気化学的に反応させて水(HO)及び二酸化炭素(CO)を生成する。なお、燃料電池セル105は、この時、酸素イオンから放出される電子によって発電する。
固体電解質111は、ガスを通しにくい気密性と、高温で高い酸素イオン導電性とを有するYSZが主として用いられる。この固体電解質111は、空気極で生成される酸素イオン(O2−)を燃料極に移動させる。
空気極113は、例えば、LaSrMnO系酸化物、又はLaCoO系酸化物で構成される。この空気極113は、固体電解質111との界面付近において、供給される空気等の酸化性ガス中の酸素を解離させて酸素イオン(O2−)を生成する。
インターコネクタ107は、SrTiO系などのM1−xTiO(Mはアルカリ土類金属元素、Lはランタノイド元素)で表される導電性ペロブスカイト型酸化物から構成され、燃料ガスと酸化性ガスとが混合しないように緻密な膜となっている。また、インターコネクタ107は、酸化雰囲気と還元雰囲気との両雰囲気下で安定した電気導電性を有する。このインターコネクタ107は、隣り合う燃料電池セル105において、一方の燃料電池セル105の空気極113と他方の燃料電池セル105の固体電解質111とを電気的に接続し、隣り合う燃料電池セル105同士を直列に接続する。リード膜115は、電子伝導性を有すること、及び複数のセルスタック101を構成する他の材料との熱膨張係数が近いことが必要であることから、Ni/YSZ等のNiとジルコニア系電解質材料との複合材で構成されている。このリード膜115は、インターコネクタにより直列に接続される複数の燃料電池セル105で発電された直流電力を複数のセルスタック101の端部付近まで導く。
発電室215で発電された直流電力は、複数の燃料電池セル105に設けたNi/YSZ等からなるリード膜115により複数のセルスタック101の端部付近まで導出した後に、SOFCカートリッジ203の集電棒(不図示)に集電板(不図示)を介して集電して、各SOFCカートリッジ203の外部へと取り出される。前記集電棒によってSOFCカートリッジ203の外部に導出された電力は、各SOFCカートリッジ203の発電電力を所定の直列数および並列数へと相互に接続され、燃料電池モジュール201の外部へと導出されて、図示しないインバータなどにより所定の交流電力へと変換されて、電力負荷へと供給される。インバータは、燃料電池モジュール201から外部に流れる電流を所定の電流に、出力制御する。
複数のセルスタック101の各々は、図4に示されるように、中子1と複数の爪2とを備えている。中子1は、円筒状に形成され、基体管103の内部に基体管103と同軸に配置されている。複数の爪2は、中子1の上端に取り付けられ、中子1から半径方向外側に突出している。
中子1は、図5に示されているように、大径円筒部分5と小径円筒部分6と蓋部7とを備えている。大径円筒部分5は、ステンレス鋼に例示される金属材料から形成され、筒状に形成されている。小径円筒部分6は、大径円筒部分5と同様の金属材料から形成され、大径円筒部分5より外径が小さい筒状に形成されている。小径円筒部分6は、小径円筒部分6の軸が大径円筒部分5の軸に一致するように、大径円筒部分5の一端に接合されている。蓋部7は、大径円筒部分5と同様の金属材料から形成され、円盤状に形成される。蓋部7は、大径円筒部分5の上端を閉鎖するように、大径円筒部分5の上端に接合されている。
中子1は、基体管103の軸線に大径円筒部分5の軸線が重なるように、かつ、大径円筒部分5の側の端が燃料ガス供給室217に近い上流側に配置されるように、基体管103の内部の上流端に配置されている。中子1は、複数の爪2が基体管103の上端に引っ掛かることにより、基体管103に支持されている。複数のセルスタック101の各々は、基体管103の内部に中子1が配置されることにより、中子1の外周面と基体管103の内周面との間に、環状の流路断面を有する燃料ガス流路8が形成されている。
複数のセルスタック101の各々は、さらに、抵抗体11を備えている。抵抗体11は、連続気孔構造を備える連続多孔質体である金属材料から形成され、環状に形成されている。抵抗体11は、燃料ガス流路8のうちの基体管103の長手方向の中央の近傍に配置され、燃料ガス流路8の断面の全部を閉塞するように、中子1の小径円筒部分6の下流端の外周面と基体管103の内周面との間の隙間に配置され、小径円筒部分6の下流端に接合されている。
このとき、中子1の大径円筒部分5の外周面と基体管103の内周面との隙間は、燃料ガスと酸化性ガスとの熱伝達を向上するため狭い方が望ましく、大径円筒部分5は、基体管103の内周面との隙間が概ね1mmとなるように、形成され、燃料ガスにより酸化性ガスが十分に温度低下するような長さに形成されている。小径円筒部分6は、小径円筒部分6の外周面と基体管103の内周面との間の隙間が例えば2〜3mmとなるように、形成されている。
セルスタック101は、中子1のうちの抵抗体11が接合されている小径円筒部分6の外径が中子1のうちの小径円筒部分6の上流側の大径円筒部分5の外径より小さいことにより、小径円筒部分6の外周と基体管103の内周との隙間が大径円筒部分5の外周と基体管103の内周との隙間より大きく形成されている。セルスタック101は、小径円筒部分6の外周と基体管103の内周との隙間が大きく形成されていることにより、抵抗体11が設置される設置空間を大きく確保することができる。このため、セルスタック101は、中子1の小径円筒部分6の外周と基体管103の内周との間に抵抗体11を容易に配置することができ、容易に作製することができる。また、セルスタック101は、抵抗体11が設置される設置空間が大きく確保されていることにより、より大きい抵抗体11を設置することができる。なお、小径円筒部分6は、抵抗体11が接合されていない部分が形成されているが、必ずしも抵抗体11が接合されていない部分を設ける必要がなく、抵抗体11が小径円筒部分6の長手方向の全体に渡って設置されるように形成されることもできる。
次いで、燃料電池モジュール201の動作を説明する。
燃料電池モジュール201は、燃料ガス供給管207と複数の燃料ガス供給枝管207aとを介して燃料ガスと水蒸気との混合ガスを燃料ガス供給室217に供給することにより、複数のセルスタック101の基体管103の内側の流路に混合ガスを供給する。燃料電池モジュール201は、さらに、酸化性ガス供給管と複数の酸化性ガス供給枝管とを介して酸化性ガス供給室221に酸化性ガスを供給することにより、複数のセルスタック101の基体管103の外側の発電室215に酸化性ガスを供給する。
複数のセルスタック101は、燃料ガスと水蒸気との混合ガスを基体管103の内部に供給することにより、基体管103の中子1が配置されている上部部分で、次の化学反応式:
CH+2HO→4H+CO
により表現される改質反応を主に進行させ、水素(H)と一酸化炭素(CO)とを生成する。この改質反応は、吸熱反応であるので、基体管103の上部部分の温度上昇が抑制される。
複数のセルスタック101は、改質反応により得られる水素(H)及び一酸化炭素(CO)と、発電室215に供給される酸素イオン(O2−)を電気化学的に反応させて水(HO)及び二酸化炭素(CO)を生成し、発電する。基体管103は、この反応が発熱反応であることにより温度上昇する。基体管103から排出された排燃料ガスは、燃料ガス排出室219に供給され、複数の燃料ガス排出枝管209aと燃料ガス排出管209とを介して燃料ガス排出室219から排出される。
発電室215を流れた排酸化性ガスは、複数のセルスタック101の基体管103のうちの中子1の大径円筒部分5が配置される上部部分において、基体管103を介して混合ガスと熱交換し、排酸化性ガスの顕熱低下は、混合ガスの改質吸熱と顕熱上昇に変換される。基体管103の上部部分で温度低下した排酸化性ガスは、酸化性ガス排出室223に供給される。酸化性ガス排出室223に供給された排酸化性ガスは、複数の酸化性ガス排出枝管と酸化性ガス排出管とを介して排出される。
基体管103は、温度上昇することにより、輻射熱により隣接する他の基体管103を加熱する。このため、複数のセルスタック101のうちの発電室215の中央に配置されるセルスタックの基体管103は、周辺の他のセルスタックから輻射加熱されるので、発電室215の端部に配置されるセルスタックの基体管103より温度上昇する。
セルスタックに供給された燃料ガスは、基体管103が高温であるほど、膨張し、密度が低減する。燃料ガスは、密度が低減することにより、燃料ガス流路8を流れる流速が増加する。燃料ガス流路8は、燃料ガスが流れる流速が増加することにより、圧力損失が増加し、供給される燃料ガスの流量が低減する。基体管103は、供給される燃料ガスの流量が低減することにより、基体管103の内部で進行する改質反応の反応量が低減し、さらに温度上昇することになる。このため、複数のセルスタックに温度分布が発生すると、燃料の不均一分配が起こり、温度分布は拡大傾向になる。
抵抗体11は、基体管103が温度上昇すると、基体管103により加熱され、膨張する。抵抗体11は、膨張することにより、多孔質を形成する孔が拡大し、抵抗体11を通過する圧力損失が低減する。抵抗体11は、燃料ガス流路8を閉塞するように配置されていることにより、基体管103が高温であるほど燃料ガス流路8の圧力損失を低減する。抵抗体11は、高温の基体管103の燃料ガス流路8の圧力損失を低減させることにより、高温の基体管103の燃料ガス流路8に流れる混合ガスの流量を増加させる。
複数のセルスタック101は、抵抗体11が高温の基体管103の燃料ガス流路8に流れる混合ガスの流量を増加させることにより、基体管103が高温であるほど改質反応が促進され、温度分布のばらつきが拡大することが抑制される。このため、燃料電池モジュール201は、複数のセルスタック101の温度分布のばらつきが拡大することが抑制されることにより、高効率に発電することができる。
各セルスタック101は、上流端から所定の温度の燃料ガスが供給されることにより、上流端では温度差が生じにくい。一方、周辺のセルスタックの輻射熱によりセルスタックの長手方向の中央では大きな温度差が生じやすい。このため、抵抗体11は、基体管103の長手方向の中央の近傍に配置されることにより、基体管103を流れる燃料ガスの流量を大きく変化させることができる。この結果、燃料電池モジュール201は、抵抗体11が基体管103の長手方向の中央の近傍に配置されることにより、基体管103を流れる燃料ガスの流量を大きく変化させることができ、複数のセルスタック101の温度分布のばらつきが拡大することを効果的に抑制することができる。
第1実施形態のSOFCカートリッジ203は、SOFCカートリッジ203は、中子1が小径円筒部分6を備えていることにより、より大きい抵抗体11を設置することができる。SOFCカートリッジ203は、より大きい抵抗体11を設置することにより、基体管103の温度変化に応じて燃料ガス流路8の圧力損失を大きく増減させることができ、複数のセルスタック101の温度分布のばらつきが拡大することをより効果的に抑制することができる。
なお、中子1は、十分な大きさの抵抗体11が設置可能であるときに、大径円筒部分5と小径円筒部分6との組み合わせでなく、長手方向で外径が一定である他の中子に置換されることができる。長手方向で外径が一定である中子が設けられたSOFCカートリッジも、既述の第1実施形態におけるSOFCカートリッジ203と同様にして、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。
また、抵抗体11は、必ずしも基体管103の長手方向の中央近傍に配置される必要がなく、中子1の下流端以外の部分に接合されることもできる。このような場合でも、SOFCカートリッジは、抵抗体11が基体管103の温度で熱変形することにより、既述の第1実施形態におけるSOFCカートリッジ203と同様にして、基体管103を流れる燃料ガスの流量を調整することができ、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態のSOFCカートリッジは、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203における抵抗体11が他の抵抗体に置換されており、それ以外は、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203と同様に形成されている。その抵抗体21は、熱膨張率が負である材料から中実に形成され、図6に示されるように、環状に形成されている。熱膨張率が負である材料としては、ZrW、ビスマス・ランタノイド・ニッケル酸化物Bi1−xLnNiO、マンガン窒化物MnXN(X=Cu−Sn,Zn−Sn等)、Aサイト秩序型ペロブスカイト構造酸化物LaCuFe12、BiCuFe12が例示される。抵抗体21は、燃料ガス流路8の断面の一部を閉塞して抵抗体21と基体管103の内周面との間の隙間が形成されるように、中子1の小径円筒部分6の下流端の外周面と基体管103の内周面との間の隙間に配置され、小径円筒部分6の下流端に接合されている。
抵抗体21は、基体管103が温度上昇すると、基体管103により加熱され、収縮する。抵抗体21は、収縮することにより、抵抗体21と基体管103の内周面との間の隙間を拡大し、燃料ガス流路8の流路断面積を拡大し、燃料ガス流路8に燃料ガスが流れる圧力損失を低減する。抵抗体21は、高温の基体管103の燃料ガス流路8の圧力損失を低減させることにより、高温の基体管103の燃料ガス流路8に流れる混合ガスの流量を増加させる。第2実施形態のSOFCカートリッジは、抵抗体21が高温の基体管103の燃料ガス流路8に流れる混合ガスの流量を増加させることにより、既述の第1実施形態のSOFCカートリッジ203と同様にして、複数のセルスタック101の温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。
また、中子1は、十分に大きい抵抗体21が設置可能であるときに、大径円筒部分5と小径円筒部分6との組み合わせでなく、長手方向で外径が一定である他の中子に置換されることができる。長手方向で外径が一定である中子が設けられたSOFCカートリッジも、既述の実施形態におけるSOFCカートリッジと同様にして、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制することができる。
また、抵抗体21は、必ずしも基体管103の長手方向の中央近傍に配置される必要がなく、中子1の下流端以外の部分に接合されることもできる。このような場合でも、SOFCカートリッジは、抵抗体21が基体管103の温度で熱変形することにより、既述の実施形態におけるSOFCカートリッジと同様にして、基体管103を流れる燃料ガスの流量を調整することができ、複数のセルスタックの温度分布のばらつきが拡大することを抑制SOFCカートリッジすることができる。
1 :中子
5 :大径円筒部分
6 :小径円筒部分
8 :燃料ガス流路
11 :抵抗体
21 :抵抗体
101:セルスタック
103:基体管
201:燃料電池モジュール
203:SOFCカートリッジ(燃料電池カートリッジ)
215:発電室

Claims (6)

  1. 基体管の表面に複数の燃料電池セルを積層して固体酸化物形燃料電池を形成する筒状の複数のセルスタックと、
    前記複数のセルスタックの内部に燃料ガスを供給する燃料ガス供給室と、
    前記複数のセルスタックの外部に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給室とを備え、
    各前記セルスタックは、
    前記基体管の内部に配置される中子と、
    前記基体管と前記中子との間に形成される燃料ガス流路に配置されて、前記基体管の温度が高いほど前記燃料ガス流路の圧力損失を低下させるように変形する抵抗体とを有する燃料電池カートリッジ。
  2. 前記抵抗体は、熱膨張率が正である連続多孔質材料から形成され、前記燃料ガス流路の断面を閉塞する請求項1に記載される燃料電池カートリッジ。
  3. 前記抵抗体は、熱膨張率が負である中実材料から形成されて、前記燃料ガス流路の断面の一部を閉塞する請求項1に記載される燃料電池カートリッジ。
  4. 前記中子は、前記基体管の内部の上流端に配置され、
    前記抵抗体は、前記中子の下流端に接合される請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載される燃料電池カートリッジ。
  5. 前記中子は、
    大径円筒部分と、
    前記大径円筒部分より外径が小さい小径円筒部分とを有し、
    前記抵抗体は、前記小径円筒部分に接合される請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項に記載される燃料電池カートリッジ。
  6. 請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項に記載される燃料電池カートリッジを備える燃料電池モジュール。
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