JP2016095604A - 防災システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建造物の構造性能の診断結果を利用して住民の安全を確保する防災システムを提供する。
【解決手段】本発明の代表的な構成は、構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断する複数の建造物(小学校S1〜S3)がネットワーク200で接続されていて、ネットワーク200を通じて情報を送受信する防災システムであって、複数の建造物の構造性能の診断結果から避難所として安全な建造物を選定する避難所選定部134cと、避難所に選定されなかった建造物に対し避難所に選定された建造物の情報を送信させ、避難所に選定されなかった建造物の避難者を避難所に選定された建造物へ避難させるように指示する避難指示部134dと、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造ヘルスモニタリング技術を利用した防災システムに関するものである。
先の東日本大震災以来、地震や津波等の災害発生時における住民の避難対策、人的・物的支援対策が種々検討されている。
災害発生時に避難所として転用される小中学校の校舎、公民館、ホール等は、建築基準法等に基づく所定の耐震基準を満たし、大地震等によって倒壊することなく避難者の生命・身体を守り得る安全な建造物であることが求められる。
しかし、所定の耐震基準を満たす建造物であっても、地震による大きなストレスが加わって構造被害が生じると、その後の余震によって倒壊する危険性は以前よりも高くなっている。このように倒壊の危険性が高い建造物に大量の避難者を収容すると、多くの生命を危険にさらすことになる。
従来から、特許文献1に示すように、複数の地震記録計(加速度センサ)の加速度データに基づいて建造物の構造性能を診断し、その診断結果を中央防災センタに連絡する技術が提案されている。なお、構造ヘルスモニタリング技術については、非特許文献1に更に詳しく記載されている。
特開平11−44615号公報
坂上智 他2名,"MEMS応用感振センサを用いた構造ヘルスモニタリングシステム",[online],2014年3月30日,富士電機,インターネット<URL: http://www.fujielectric.co.jp/about/company/gihou_2014/pdf/87-01/FEJ-87-01-0063-2014.pdf>
特許文献1の技術は、構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断し、その診断結果を中央防災センタに連絡するものの、その診断結果を住民の避難対策、人的・物的支援対策に役立てる事については、何ら検討されていない。
そこで、本発明の解決課題は、建造物の構造性能の診断結果を利用して住民の安全を確保する防災システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の構成は、構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断する複数の建造物がネットワークで接続されていて、ネットワークを通じて情報を送受信する防災システムであって、複数の建造物の構造性能の診断結果から避難所として安全な建造物を選定する避難所選定部と、避難所に選定されなかった建造物に対し避難所に選定された建造物の情報を送信させ、避難所に選定されなかった建造物の避難者を避難所に選定された建造物へ避難させるように指示する避難指示部と、を備えたことを特徴とする。
当該防災システムは、防災センタに設置されネットワークに接続される防災センタ用計算機をさらに備え、防災センタ用計算機が、避難所選定部及び避難指示部として機能するとよい。
上述の避難所選定部は、複数の建造物のうち予め避難所に指定されているものの中から、避難所として安全な建造物を選定するとよい。
当該防災システムは、予め避難所に指定されている建造物に設置されネットワークに接続される避難所用計算機をさらに備え、避難所用計算機が、構造ヘルスモニタリング技術により、最大層間変形角または固有振動数及びモードの変化から求められる剛性の低下を算出し、最大層間変形角または剛性の低下が所定基準以内であった場合に、防災センタ用計算機へ当該建造物を安全な建造物とする診断結果を出力するとよい。
上述の避難指示部は、避難所に選定された建造物が複数存在する場合、避難所に選定されなかった建造物に対し避難所に選定された建造物の情報を2つ以上送信させ、避難所に選定されなかった建造物の避難者を避難所に選定された建造物へ分散して避難させるように指示するとよい。
当該防災システムは、避難所に選定された建造物へ送る資源の量を決定する支援決定部をさらに備え、支援決定部は、避難所に選定されなかった建造物から避難してくる避難者数を加味した当該建造物の想定避難者数に基づき当該建造物への資源の量を決定するとよい。
当該防災システムは、予め避難所に指定されている複数の建造物に設置されるロボットをさらに備え、ロボットは、当該ロボットが設置された建造物が避難所に選定されなかった場合に、遠隔操作可能であるとよい。
本発明によれば、建造物の構造性能の診断結果を利用して住民の安全を確保する防災システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る防災システムの概略的な全体構成図である。 第1小学校の構造ヘルスモニタリングシステムの構成図である。 第1小学校の計算機の構成図である。 図3における演算処理部の機能ブロック図である。 図3における出力部の表示画面(地震発生前)を例示する図である。 図3における出力部の表示画面(地震発生中)を例示する図である。 図3における出力部の表示画面(地震発生後)を例示する図である。 第2小学校の計算機における出力部の表示画面(地震発生後)を例示する図である。 市役所の計算機における演算処理部の機能ブロック図である。 各小学校の構造性能の診断結果に基づく避難状況の説明図である。 第1小学校のロボットの機能ブロック図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る防災システムの概略的な全体構成図である。本実施形態では、地震等の災害発生時における住民の避難所候補として第1小学校S1,第2小学校S2,第3小学校S3が予め指定されており、避難誘導等を統括的に防災センタとしての役割を担う市役所Gが実施する。
図1に示すように、避難所候補としての第1〜第3小学校S1〜S3には避難所用計算機(以下、単に「計算機130S」と称する)がそれぞれ設置される。また、防災センタとしての市役所Gには防災センタ用計算機(以下、単に「計算機130G」と称する)が設置される。災害発生時に市役所Gと連携して業務にあたる病院Hにも、計算機130Hが設置される。災害発生時に避難所に対して所定の人材を派遣する人材調達センタM及び物資を搬送する物資調達センタNにも、それぞれ、計算機130M,130Nが設置される。ここで、人材調達センタM及び物資調達センタNをまとめて資源調達センタRというものとする。
人材調達センタMは、避難所における住民の受け入れ、各種物資の受け入れ、避難設備の設営、避難者の身の回りの世話、看護、介護等を行う人材を調達するための施設または機関であり、例えば、町村の役所や警察署、自衛隊、ボランティア団体等が該当する。この人材調達センタMは、市役所Gの計算機130Gから受信した人的支援指令に応じて必要数の人材を調達して派遣する機能を備えていれば良く、派遣する人材が常駐している必要はない。
物資調達センタNは、避難所へ搬送する飲料・食料、寝具、日用品、医薬品、テレビ、ラジオ、照明器具、冷暖房器具、燃料等の各種物資を保管している施設である。保管する物資には、非常用発電機や充電器、通信設備等を含めても良い。
上記の計算機130S,130G,130H,130M,130Nは、有線または無線のネットワーク200によって相互に接続されていて、ネットワーク200を通じて情報を送受信可能に構成されている。ネットワーク200は、大規模震災にも耐えうる堅牢なローカルエリアネットワーク(LAN)等で構成される。
本実施形態では、複数の建造物が、構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断可能に構成される。具体的には、予め避難所に指定されている第1小学校S1,第2小学校S2,第3小学校S3には、少なくとも、構造ヘルスモニタリングシステムが導入される。なお、市役所Gや病院H、人材調達センタM、物資調達センタNに構造ヘルスモニタリングシステムを導入してもよい。
以下、図1の第1小学校S1を例に挙げて説明する。図2は、第1小学校S1の構造ヘルスモニタリングシステムの構成図である。なお、第2小学校S2、第3小学校S3も同様の構成とする。
図2に示すように、第1小学校S1の各階及び地盤には、加速度センサ101〜104が設置される。加速度センサは、少なくとも、建造物の低層階(1階)、高層階(最上階)、地盤に設置する必要があり、高層ビル等に関しては、中層階にも設置する必要がある。加速度センサ101〜104は、地震(人が感じることができない無感地震を含む)や都市からの振動発生源からの常時微動等を測定する。
加速度センサ101〜104としては、無感地震を検知することが可能な0.1gal以下の高感度なものを使用する。また、加速度センサ101〜104としては、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)式の加速度センサを使用する。従来から存在するサーボ式ではなく、MEMS式の加速度センサとすることで、寸法を小さくでき且つコストを低減できる。
加速度センサから出力された加速度データは、ハブ110aを介して記録装置120に入力される。この記録装置120は、同期した加速度センサ101〜104の加速度データを記憶する。
記録装置120には計算機130Sが接続されており、計算機130Sはルータ140を介してネットワーク200に接続されている。
図示されていないが、災害発生時にも記録装置120や計算機130S等へ電源を供給するため、無停電電源装置を別途備えることが望ましい。
また、予め避難所に設置されている第1小学校S1には、ロボット10Sが設置される。ロボット10Sは、警備ロボット、掃除ロボット、コミュニケーションロボット、多目的ロボット、エンターテイメントロボット等である。ロボット10Sは、無線中継器150及びハブ110bを介してネットワーク200に接続されている。なお、第2小学校S2、第3小学校S3にも、ロボット10Sが設置される。
図3は、計算機130Sの構成の一例を示した図である。
計算機130Sはコンピュータシステムのハードウェア及びソフトウェアによって構成されており、入出力インターフェース131、キーボードやマウス等からなる入力部132、ディスプレイやプリンタ等からなる出力部133、CPU等からなる演算処理部134S、各種のデータやプログラムを記憶する記憶部135、及び、ネットワーク200との間でデータや指令を送受信するための通信制御部136を備えている。
なお、市役所Gの計算機130Gを始めとして、他の小学校S2,S3の計算機130Sやその他の計算機130H、130M,130Nの基本的な構成は、図3と同様である。
ここで、計算機130Sの演算処理部134Sにおける機能をブロック図により示すと、図4のようになる。
図4において、解析部134aは、記録装置120から受信した各階の加速度データに基づき、最大加速度、最大層間変形角(加速度検出値の2回積分値)を算出したり、固有振動数やモード(固有振動数で振動する時の振幅形状)の変化から剛性の低下を算出したりする。診断部134bは、所定の診断プログラムに基づき、第1小学校S1の構造性能の診断結果を出力する。例えば、診断部134bは、最大層間変形角または剛性の低下が所定基準以内である場合に第1小学校S1を安全な建造物とする診断結果を出力し、所定基準を超える場合に第1小学校S1を危険な建造物とする診断結果を出力する。
市役所Gや病院H、人材調達センタM、物資調達センタNに構造ヘルスモニタリングシステムを導入する場合には、それぞれの計算機130G、130H、130M,130Nの演算処理部も、同様の機能を有する。
第1〜第3小学校S1〜S3の構造性能の診断結果は、図3におけるディスプレイ等の出力部133に表示されると共に、通信制御部136からネットワーク200を介して市役所Gの計算機130Gに送信される。
すなわち、本実施形態に係る防災システムでは、市役所Gの計算機130Gで、第1〜第3小学校S1〜S3の構造性能の診断結果を逐次把握することができる。
図5〜図7は、第1小学校S1に設置された計算機130Sの出力部133の表示画面133aを示している。また、図8は、例えば第2小学校S2に設置された計算機130Sの表示画面133aを示している。これら図5〜図8に示した表示情報を市役所Gの計算機130Gに送信し、計算機130Gの出力部においてもリアルタイムで同一の画面を表示できるようにすると好ましい。
なお、各小学校S1〜S3の計算機130Sは、例えば、それぞれの職員室に設置することができる。
図5は、地震発生前の表示画面133aである。この表示画面133aには、各階の現在震度、最大震度(何れも推定値)を表示する震度表示部133bと、校舎の構造性能の診断結果を表示する診断結果表示部133cが設けられている。地震発生前は、上記の各表示部133b,133cは何れも空欄である。
図6は、地震発生中の表示画面133aである。地震発生により、演算処理部134Sが、加速度センサ101〜103が測定する加速度波形から震度を求め、各階の震度の現在値及び最大値を震度表示部133bに表示する。また、地震発生時刻が時刻表示部133dに表示され、地震発生を示す警報が警報表示部133eに表示される。
図7は、地震発生後の表示画面133aである。図7に示すように、計算機130Sの演算処理部134S内の診断部134bが第1小学校S1の構造性能を診断し、その結果を診断結果表示部133cに表示する。
図7の例では、診断部134bにより第1小学校S1は危険であると判断され、その旨が診断結果表示部133cに表示されている。
この間、別の小学校、例えば第2小学校S2においても、構造性能の診断が実行されている。
図8は、第2小学校S2における表示画面133aを示している。仮に、第2小学校S2では第1小学校S1に比べて地盤が安定し、あるいは、十分な耐震工事を施工済みである等の理由により、校舎が倒壊するおそれがない場合には、第2小学校S2は「安全」であると診断し、その旨が診断結果表示部133cに表示される。
なお、市役所Gや病院H、人材調達センタM、物資調達センタNに構造ヘルスモニタリングシステムを導入している場合には、第1〜第3小学校S1〜S3の構造性能の診断結果に限らず、これらの構造性能の診断結果についても市役所Gの計算機130Gに送信するとよい。
構造性能の診断については、必ずしも各建造物の計算機130S、130G,130H,130M,130Nで実行する必要はない。例えば、加速度センサ101〜104の加速度データを市役所Gの計算機130Gに送信し、市役所Gの計算機130Gで各建造物の構造性能を診断してもよい。
図9は、市役所Gの計算機130G内の演算処理部134Gの機能を示すブロック図である。演算処理部134Gは、複数の建造物の構造性能の診断結果に基づき避難所として安全な建造物を選定する避難所選定部134cと、避難所に選定されなかった建造物に対し避難所に選定された建造物の情報を送信させ、避難所に選定されなかった建造物の避難者を避難所に選定された建造物へ避難させるように指示する避難指示部134dとして機能する。
避難所選定部134cは、予め避難所に指定されている第1〜第3小学校S1〜S3の中から、避難所として安全な建造物を選定する。これにより、予め避難所としての準備が整っている建造物を避難所として選定することとなるので、避難者の受け入れに対し混乱等を回避できる。しかしながら、予め避難所に指定されている建造物に選定対象を限定することは選択肢を絞ることとなるため、避難所選定部134cが、市役所Gや病院H、人材調達センタM、物資調達センタN等を避難所として選定可能にしてもよい。
また、演算処理部134Gは、避難所に選定された建造物へ送られる資源の量を決定する支援決定部134gとして機能する。支援決定部134gは、避難所に選定されなかった建造物から避難してくる避難者数を加味した当該建造物の想定避難者数に基づき当該建造物への資源の量を決定する。支援決定部134gは、人材派遣決定部134e及び物資搬送決定部134fを含んで構成される。
また、演算処理部134Gは、ロボット10Sを遠隔操作するロボット操作部134hとして機能する。
以下、演算処理部134Gの機能について詳細に説明する。
避難所選定部134cは、第1〜第3小学校S1〜S3の構造性能の診断結果に基づき避難所として安全な建造物を選定する。避難所選定部134cは、例えば、危険であると診断された第1小学校S1を選定せず、安全であると診断された第2小学校S2、第3小学校S3を選定する。
避難指示部134dは、避難所に選定されなかった第1小学校S1の避難者を避難所に選定された建造物へ避難させるように指示を出す。具体的には、避難を指示する避難指示信号160を、通信制御部136からネットワーク200を介して第1小学校S1の計算機130Sに送信する。
避難指示部134dは、避難所に選定された建造物が複数存在する場合、避難所に選定されなかった建造物に対し避難所に選定された建造物の情報を2つ以上送信させ、避難所に選定されなかった建造物の避難者を避難所に選定された建造物へ分散して避難させるように指示する。したがって、ここでは、避難指示部134dは、第2小学校S2、第3小学校S3の情報を避難指示信号160に含めて第1小学校S1の計算機130Sに送信し、第2小学校S2、第3小学校S3へ分散して避難させるように指示する。
第1小学校S1への避難者の新たな避難先(第2小学校S2、第3小学校S3)への割り振りについては、避難指示部134dが諸条件を勘案して決定する。もともと、避難所候補とされていた各小学校S1〜S3のおおよその受け入れ人数(収容人数)は予め決められている。そのため、避難指示部134dは、第2小学校S2、第3小学校S3の収容人数、第2小学校S2、第3小学校S3の広さ、第1小学校S1からの距離等を勘案して割り振りを決定する。
なお、避難所選定部134cが複数の避難所を選定した場合でも、この複数の避難所の距離に応じては(所定距離以内にない場合)、避難指示部134dが分散避難を指示しないように設定してもよい。
避難指示信号160を受けた第1小学校S1では、第1小学校S1の報知システム(放送システム)等を利用して、住民に第2小学校S2または第3小学校S3への避難を報知する。また、適宜な伝達手段(ローカルテレビ、FM放送、街頭放送、広報車、電話等)を用いて、住民に避難を報知するのも望ましい。この際、住民には、避難指示信号160に含まれる避難者の割り振りに基づき、それぞれの避難先を報知する。
図10は、避難状況を説明するための概念図である。
図10において、P,P1a,P1a,P,Pは、それぞれ複数の住民集団の人数であり、もともと第1小学校S1に避難する予定であった人数Pが、第2小学校S2にP1a、第3小学校S3にP1b、とそれぞれ割り振られて避難することになる。この場合、各小学校S2,S3における想定避難者数は、それぞれ、P+P1a、P+P1bとなる。そして、避難者の想定増加比率(本来の避難者数に対する増加比率)は、それぞれ、(P+P1a)/P,(P+P1b)/Pとなる。
仮に、人数P,P,Pがほぼ等しく、P1a:P1b≒3:2であるような場合には、第2小学校S2における避難者の想定増加比率は1.6倍、第3小学校S3における避難者の想定増加比率は1.4倍となる。
避難者に対する人的・物的支援の量が、避難者数に比例すると考えれば、避難者を支援するために各小学校S2,S3に送るべき人材数及び物資の量は、上記の想定増加比率(想定避難者数)から決定することができる。これより、人材派遣決定部134e及び物資搬送決定部134fは、避難指示部134dの避難指示信号160から想定増加比率(想定避難者数)を得て、第2小学校S2,第3小学校S3にそれぞれどの程度の量の人材及び物資を送れば良いかを認識する。
図9の人材派遣決定部134eは、各小学校S2、S3にそれぞれ派遣する人材の人数を決定し、資源支援指令(人的支援指令)として図1の人材調達センタMの計算機130Mに送信すると共に、派遣人材を受け入れる側の各小学校S2、S3の計算機130Sにも同じ情報を送信する。
また、図9の物資搬送決定部134fは、各小学校S2、S3にそれぞれ分配する物資の量を決定し、資源支援指令(物的支援指令)として図1の物資調達センタNの計算機130Nに送信すると共に、搬送物資を受け入れる側の各小学校S2、S3の計算機130Sにも同じ情報を送信する。ここで、人的支援指令及び物的支援指令には、各小学校への人材、物資の到着予定日時を含むものとする。
人材調達センタMの計算機130Mは、受信した人的支援指令に従って、所定の任務や職種の人材を必要数だけ調達し、予定日時に各小学校に派遣する。また、物資調達センタNの計算機130Nは、受信した物的支援指令に従って所定の物資を必要数だけ調達し、予定日時に各小学校に搬送する。
上述したように、各小学校S2、S3では、市役所Gの計算機130Gから人的支援指令及び物的支援指令を既に受信しているので、人材や物資の受け入れ態勢は既に整っている。
以上のようにして、避難所候補である複数の小学校のうち、危険と診断された小学校への避難が不可能となって他の安全な小学校に避難者が振り分けられる場合でも、安全な避難先に対して、適切かつ十分な量及び種類の人材や物資を資源として送ることができる。
また、危険と診断された(避難所に選定されなかった)第1小学校S1で住民が行動することは、危険を伴う。そこで、本実施形態では、ロボット操作部134hが、通信制御部136からネットワーク200、無線中継器150を介して、第1小学校S1のロボット10Sを遠隔操作し、第1小学校S1での作業を実施する。
図11は、第1小学校S1のロボット10Sの機能ブロック図である。なお、第2小学校S2、第3小学校S3のロボット10Sも同様の構成を有するものとする。
図11に示すように、ロボット10Sは、第1小学校S1を巡回するための巡回用センサ208を有する。巡回用センサ208は、距離センサ、角度センサ等からなる。
巡回用センサ208の検出データは、入出力インターフェース202を介して、駆動制御部210に送信される。駆動制御部210は、中央処理装置(CPU)を含んで構成され、巡回用センサ208の検出データに基づき駆動機構209に対する制御指令を生成する。駆動機構209はモータや車輪、または歩行手段等を有し、この制御指令に従い、当該ロボット10Sを移動させる。
また、ロボット10Sは、静止画または動画を撮像可能な撮像部201を有する。撮像部201はカメラ等を含んで構成される。撮像部201が撮像した静止画または動画は、入出力インターフェース202を介して、記録部203に入力される。記録部203は、ROMやRAM等で構成される。演算処理部204は、記録部203に入力された静止画または動画を無線送受信部205に市役所Gの計算機130Gへと送信させる。演算処理部204は、中央処理装置(CPU)を含んで構成され、ロボット10Sの全ての機能、動作を統括的に制御する。
また、ロボット10Sは、マイクロフォンや赤外線センサ等を含んで構成され避難者を検知する避難者検知部206と、スピーカやディスプレイ等を含んで構成され避難者に応答する避難者応答部207とを有する。
これにより、ロボット操作部134hによる遠隔操作で、第1小学校S1へ避難してくる避難者に対し避難者応答部207から新たな避難先を伝えたり、第1小学校S1に留まっている避難者を撮像部201や避難者検知部206で検知し避難を呼びかけたり、駆動機構209により第1小学校S1を巡回させたりすることができる。したがって、危険と診断された第1小学校S1に住民を留まらせたり、第1小学校S1内で住民に作業をさせたりする必要がないため、住民の安全を確保することができる。
以上、本実施形態によれば、構造ヘルスモニタリング技術による建造物の構造性能の診断結果から、危険と診断された建造物の避難者に対しては耐震性能が十分担保された新たな避難先へ避難するように迅速に指示が出されるので、住民の安全を確保することができる。この際、避難所に選定された建造物が複数存在する場合には、2つ以上の新たな避難先へ分散して避難するように指示を出すために、1つの避難所に住民が溢れることなく、適切に住民を避難させることができる。
また、防災センタ(市役所G)で避難所の倒壊に係るリスクを一元的に管理することができるので、避難者に対し安心・安全な避難を提供可能にするだけでなく、防災センタでの指揮系統の強靭化(指令能力の向上)を図ることもできる。
なお、加速度センサの加速度データに基づく建造物の構造性能の診断等は、リアルタイムに随時実行可能である。従って、仮に、ある小学校に住民が避難した後でも、その後の余震等により当該小学校の安全性診断結果が「安全」から「危険」に移行した場合には、市役所Gの計算機130Gが新たな避難先を決定し、その避難所選定情報を当該小学校の計算機130Sに送信して再度の避難を促すことができる。同時に、計算機130Gが人的・物的支援指令を新たに生成して各調達センタM,N等に送信することにより、新たな避難先に対する適切な人的・物的支援を行うことができる。
なお、構造ヘルスモニタリング技術によれば、経年的に建造物の構造性能を診断することで、耐震工事や補修工事の適切なタイミングを判断することもできる。したがって、本実施形態によれば、第1〜第3小学校S1〜S3の耐震工事や補修工事の必要性についても防災センタ(市役所G)で管理することができる。
なお、避難所候補としての施設の数や種類は上記実施形態に限定されないことは言うまでもなく、また、同じ施設(例えば小学校)内の異なる建造物(例えば、体育館と教室等)をそれぞれ避難所候補として本発明を適用しても良い。
本発明は、構造ヘルスモニタリング技術を利用した防災システムに利用することができる。
G:市役所(防災センタ)
S1〜S3:第1〜第3小学校
H:病院
M:人材調達センタ
N:物資調達センタ
R:資源調達センタ
10S:ロボット
101〜104:感振センサ
110a、110b:ハブ
120:記録装置
130S,130G,130H、130M,130N:計算機
131:入出力インターフェース
132:入力部
133:出力部
133a:表示画面
133b:震度表示部
133c:診断結果表示部
133d:時刻表示部
133e:警報表示部
134,134G:演算処理部
134a:解析部
134b:診断部
134c:避難所選定部
134d:避難指示部
134e:人材派遣決定部
134f:物資搬送決定部
134g:支援決定部
134h:ロボット操作部
135:記憶部
136:通信制御部
140:ルータ
150:無線中継器
160:避難指示信号
200:ネットワーク
201:撮像部
202:入出力インターフェース
203:記録部
204:演算処理部
205:無線送受信部
206:避難者検知部
207:避難者応答部
208:巡回用センサ
209:駆動制御部
210:駆動機構
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断する複数の建造物がネットワークで接続されていて、該ネットワークを通じて情報を送受信する防災システムであって、前記複数の建造物の構造性能の診断結果から避難所として安全な建造物を選定する避難所選定部と、前記避難所に選定されなかった建造物に対し前記避難所に選定された建造物の情報を送信避難所に選定されなかった建造物の避難者を避難所に選定された建造物へ避難させるように指示する避難指示部と、前記複数の建造物の少なくとも1つに設置されるロボットと、を備え、前記ネットワークに接続される計算機が、前記避難所選定部及び前記避難指示部として機能すると共に、前記ロボットは、当該ロボットが設置された建造物が前記避難所に選定されなかった場合に、遠隔操作可能であることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の防災システムにおいて、前記計算機は、防災センタに設置される防災センタ用計算機であり、前記避難所選定部は、前記複数の建造物のうち予め避難所に指定されているものの中から、避難所として安全な建造物を選定し、前記ロボットは、予め避難所に指定されている複数の建造物に設置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断する複数の建造物がネットワークで接続されていて、該ネットワークを通じて情報を送受信する防災システムであって、
前記複数の建造物のうち予め避難所に指定されているものの中から、該建造物の構造性能の診断結果に基づき避難所として安全な建造物を選定する避難所選定部と、前記避難所に選定されなかった建造物の収容人数と前記避難所に選定された建造物の収容人数とを参照して、該避難所に選定されなかった建造物の避難者を該避難所に選定された建造物へ振り分け、該避難所に選定されなかった建造物に対し新たな避難先を指定した情報を含む避難指示信号を送信する避難指示部と、を備え、
前記ネットワークに接続される計算機が、前記避難所選定部及び前記避難指示部として機能すると共に、前記避難所に選定されなかった建造物から避難してくる避難者数を加味した前記新たな避難先の想定避難者数を保持することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の防災システムにおいて、前記避難指示部は、前記避難所に選定された建造物が複数存在する場合、前記避難所に選定されなかった建造物の避難者を該避難所に選定された複数の建造物へ分散して振り分けることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載の防災システムにおいて、前記避難所に選定された建造物へ送る資源の量を前記想定避難者数に基づき決定して支援指令を生成する支援決定部をさらに備え、前記計算機が、前記支援決定部として機能することを特徴とする
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の防災システムにおいて、前記支援決定部は、派遣する人材の人数を決定する人材派遣決定部と、分配する物資の量を決定する物資搬送決定部とを有することを特徴とする
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の防災システムにおいて、前記支援決定部は、前記支援指令を資源調達先へ送信すると共に、該支援指令を前記避難所に選定された建造物にも送信することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の防災システムにおいて、前記避難所に選定された建造物に送信される支援指令には、人材もしくは物資またはその両方の到着予定日時が含まれることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載の防災システムにおいて、地震または余震の発生に対し、前記建造物の構造性能の診断をリアルタイムに随時実行することを特徴とする。

Claims (7)

  1. 構造ヘルスモニタリング技術により構造性能を診断する複数の建造物がネットワークで接続されていて、該ネットワークを通じて情報を送受信する防災システムであって、
    前記複数の建造物の構造性能の診断結果から避難所として安全な建造物を選定する避難所選定部と、
    前記避難所に選定されなかった建造物に対し前記避難所に選定された建造物の情報を送信させ、該避難所に選定されなかった建造物の避難者を該避難所に選定された建造物へ避難させるように指示する避難指示部と、
    を備えたことを特徴とする防災システム。
  2. 防災センタに設置され前記ネットワークに接続される防災センタ用計算機をさらに備え、
    前記防災センタ用計算機が、前記避難所選定部及び前記避難指示部として機能することを特徴とする請求項1に記載の防災システム。
  3. 前記避難所選定部は、前記複数の建造物のうち予め避難所に指定されているものの中から、避難所として安全な建造物を選定することを特徴とする請求項2に記載の防災システム。
  4. 予め避難所に指定されている建造物に設置され前記ネットワークに接続される避難所用計算機をさらに備え、
    前記避難所用計算機が、構造ヘルスモニタリング技術により、最大層間変形角または固有振動数及びモードの変化から求められる剛性の低下を算出し、最大層間変形角または剛性の低下が所定基準以内であった場合に、前記防災センタ用計算機へ当該建造物を安全な建造物とする診断結果を出力することを特徴とする請求項3に記載の防災システム。
  5. 前記避難指示部は、前記避難所に選定された建造物が複数存在する場合、前記避難所に選定されなかった建造物に対し該避難所に選定された建造物の情報を2つ以上送信させ、該避難所に選定されなかった建造物の避難者を該避難所に選定された建造物へ分散して避難させるように指示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の防災システム。
  6. 前記避難所に選定された建造物へ送る資源の量を決定する支援決定部をさらに備え、
    該支援決定部は、前記避難所に選定されなかった建造物から避難してくる避難者数を加味した当該建造物の想定避難者数に基づき当該建造物への資源の量を決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の防災システム。
  7. 予め避難所に指定されている前記複数の建造物に設置されるロボットをさらに備え、
    前記ロボットは、当該ロボットが設置された建造物が前記避難所に選定されなかった場合に、遠隔操作可能であることを特徴とする請求項3または4に記載の防災システム。
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