JP2016095290A - 生体液のための機械式分離器 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体サンプルを採取容器内の第1のパートと第2のパートに分離するための機械式分離器および分離アセンブリを提供する。
【解決手段】機械式分離器10は、流体の通過が可能な貫通孔を持った本体11を備え、および、第1の濃度を持つ第1の部分12および該第1の濃度と異なる第2の濃度を持つ第2の部分14を持つ。本体は貫通孔に対して垂直に延在する縦軸を画定し、および、該本体に該縦軸に対し平行な力が加えられたときに第1の圧縮値を示す。本体はまた、縦軸と貫通孔に対して垂直に延在する軸を画定し、該軸に対し平行に力が加えられたときに第2の圧縮値を示す。第1の圧縮値は第2の圧縮値とは異なり、第2の圧縮値よりも小さい。
【選択図】図2

Description

関連出願の相互参照
この出願は“Mechanical Separator for a Biological Fluid”と題する米国仮特許出願第62/079230号に基づく優先権を主張するものであり、それによりその全体の開示が参照により組み込まれる。
発明の分野
本発明は、流体サンプルの高濃度画分および低濃度画分に分離するための装置に関する。より詳細には、この発明は、流体サンプルを採取して移送し、それによって装置および流体サンプルが遠心分離にかかって、該流体サンプルの高濃度画分の低濃度画分からの分離を生じさせることに関する。
関連技術の説明
診断テストは、患者の全血サンプルの、血清または血漿(低濃度相成分)、および赤血球(高濃度相成分)などの成分への分離を必要とすることがある。全血サンプルは、典型的には、シリンジまたは真空の血液採取チューブに取り付けられたカニューレまたはニードルによる静脈穿刺により採取される。採取後に、遠心分離器におけるシリンジまたはチューブの回転によって、血清または血漿および赤血球への血液の分離が達成される。分離を維持するためには、低濃度相成分と高濃度相成分の間にバリアを置かなければならない。このことにより、分離した成分をそれ以降、試験することが可能になる。
様々な分離バリアが、流体サンプルの低濃度相成分と高濃度相成分の間の領域を分割するために、採取装置において用いられてきた。最も広く用いられてきたデバイスは、ポリエステルゲルなどのチキソトロピックゲル材料を含む。しかしながら、最近のポリエステルゲル血清分離チューブは、ゲルの準備およびチューブの充填の両方のための特別な製造装置を必要とする。さらに、ゲルベースの分離器製品の保管寿命には限りがある。やがていずれは、小球がゲル塊から解放され、分離された相成分の一方または両方に入る可能性がある。さらに、市販のゲルバリアは検体と化学反応することがある。したがって、血液サンプルを取ったときに血液サンプル中に特定の薬剤が存在する場合は、ゲルの境界面との不都合な化学反応が起こり得る。さらに、器具のプローブを採取容器へあまり深く挿入しすぎると、そのときは、器具のプローブはゲルに接触した場合に詰まってしまう。
特定の機械式分離器がまた提案されてきており、これらにおいては、機械式バリアが流体サンプルの高濃度相と低濃度相の間に採用され得る。伝統的な機械式バリアは、低濃度相成分と高濃度相成分の間に、遠心分離中に加わる高められた重力を利用して位置決めされる。血清および血漿標本に対する適正な向きのため、伝統的な機械式分離器は、典型的には、採取された全血標本の上に、遠心分離に先立って位置決めされる。これは典型的に、機械式分離器が、血液採取セットまたは静脈切開ニードルと係合したときに血液の充填が起こるような方法で、チューブクロージャの下側に付けられることを必要とする。この取り付けには、輸送、操作、および、血液引き抜きの間の、分離器の早計な動きを防止することが要求される。伝統的な機械式分離器は、典型的には、チューブクロージャに、ベローズコンポーネントとクロージャの間の機械式連結によって付けられる。
伝統的な機械式分離器には、いくつかの重大な欠点がある。図1に表されたように、伝統的な機械式分離器は、チューブまたはシリンジ壁4とのシールを提供するためのベローズ2を含む。典型的には、ベローズ2の少なくとも一部がクロージャ6内に、または、クロージャと接触して収納される。図1に表されたように、針8がクロージャ6を通って入るに従いベローズ2が押圧される。これによって、針の抜き挿しの間に血液を貯めておける空洞9ができる。これによって、クロージャの下にサンプル貯まりを生じ得、機械式分離器が血液採取中に永続的に解放するデバイスは、かなりの量の血清および血漿などの流体相、質の悪いサンプル品質、および/または、特定の状況下でのバリア故障を捕捉することを前もって開始する。さらに、以前の機械式分離器は、複雑なマルチパート組み立て技術に因って、高価且つ製造が複雑である。
したがって、標準的なサンプリング装置と互換性があり、伝統的な分離器の上述の課題を減少または排除する分離デバイスへの要求が在る。また、血液サンプルを分離するために容易に使用でき、サンプルの低濃度相と高濃度相の遠心分離中の二次汚染を最小化し、保管および出荷中に温度依存せず、および、放射線滅菌に対し安定な分離デバイスへの要求が在る。さらに、より少ない可動パートを必要とし、採取容器への標本の導入の向上した容易さを可能にする単体の分離デバイスへの要求が在る。
本発明の一態様によれば、流体を容器内の第1のパートと第2のパートに分離するデバイスは、本体であって、そこを通って画定される貫通孔を有する本体を備える。前記本体は、該本体の上面を画定する第1の部分と、該本体の下面を画定する第2の部分を備え、前記第1および第2の部分が向かい合っている。前記本体は、前記貫通孔に対して垂直に延在する縦軸を画定し、および、前記本体は、前記縦軸に対し平行に前記本体に力が加えられたときに第1の圧縮値を示す。また、前記本体は、前記縦軸に対して垂直で前記貫通孔に対して平行に延在する垂直軸を画定し、および、前記本体は、該垂直軸に対し平行に前記本体に力が加えられたときに第2の圧縮値を示す。前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値と異なる。
特定の態様では、前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値よりも大きい。特定の態様では、回転力が加えられている間に前記力が前記本体に作用する。
本発明の別の態様によれば、第1の相と第2の相への流体の分離を可能にする分離アセンブリは、第1の端部、第2の端部、および、それらの間に延在して内部を画定する側壁を有する採取容器を備える。また、前記分離アセンブリは、分離器本体であって、そこを通って画定される貫通孔を有する分離器本体を備備える。該本体は、該本体の上面を画定する第1の部分と、該本体の下面を画定する第2の部分を備え、前記第1および第2の部分が向かい合っている。前記分離器本体は、前記上面と前記下面の間に延在する縦軸を画定し、および、前記分離器本体は、前記縦軸に対し平行に前記分離器本体に力が加えられたときに第1の圧縮値を示す。また、前記分離器本体は、前記縦軸に対して垂直で前記貫通孔に対して平行に延在する垂直軸を画定し、および、前記分離器本体は、該垂直軸に対し平行に該本体に力が加えられたときに第2の圧縮値を示す。前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値と異なる。
特定の態様では、前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値よりも大きい。特定の態様では、前記採取容器に回転力が加えられている間に前記力が前記分離器本体に作用する。
従来の機械式分離器の部分側面断面図である。 本発明の一実施形態に係る機械式分離器の斜視図である。 図2の機械式分離器の正面図である。 図2の機械式分離器の断面図であって、図3に表す機械式分離器の縦軸Lに沿った断面図である。 図2の機械式分離器の平面図である。 図2の機械式分離器の側面図である。 図2の機械式分離器の断面図であって、図6に表す機械式分離器の縦軸Lに沿った断面図である。 流体が貫通孔を通過するのを可能にするために採取容器内で初期位置に配置された、本発明の一実施形態に係る機械式分離器の部分側面断面図である。 流体が機械式分離器の周りを通過するのを可能にするために遠心分離中に採取容器内で中間位置に配置された、本発明の一実施形態に係る機械式分離器の部分側面断面図である。 流体が機械式分離器の周りを通過するのを可能にするために遠心分離中に図9aの採取容器内で中間位置に配置された、本発明の一実施形態に係る機械式分離器の部分正面断面図である。 遠心分離後に図9aの採取容器内でシール位置に配置された、本発明の一実施形態に係る機械式分離器の部分側面断面図である。 遠心分離後に図9aの採取容器内でシール位置に配置された、本発明の一実施形態に係る機械式分離器の部分正面断面図である。
以降の説明の目的のために、用語「上部(upper)」、「下部(lower)」、「右(right)」、「左(left)」、「垂直な(vertical)」、「水平な(horizontal)」、「上(top)」、「下(bottom)」、「横方向(lateral)」、「縦方向(longitudinal)」、および、同様の空間的用語が用いられた場合は、描かれた図面において配向されたような実施形態に関連する。しかしながら、多くの別の変形および形態を、それと反対を明確に述べていることが明白である場合を除き、想定し得ることが理解されて然るべきである。また、添付の図面に表され本明細書中で説明された特定のデバイスおよび実施形態は本発明の単なる例示であることが理解されて然るべきである。
本発明に係る機械式分離器は、本明細書中で説明するとおり、サンプルを高濃度成分および低濃度成分へ分離することを提供する採取容器と一緒の使用を意図している。例えば、本機械式分離器を使用して、血清または血漿を、印加された回転力すなわち遠心分離によって高められた重力に対して露出した標本中に埋もれたときに、浮力の差を利用することで全血から分離することを提供して、シール領域を収縮させることができる。一実施形態では、高められた重力は、3400回転/分などの、少なくとも2000回転/分のレートで提供され得る。
図2乃至7を参照すると、本発明に係る機械式分離器10は分離器本体11を有し、分離器本体11は第1の部分12と第2の部分14を有し、第2の部分14は第1の部分12と結合している。第1の部分12は第1の濃度を持ち、第2の部分14は第2の濃度を持ち、第2の濃度は第1の濃度と異なり、好ましくは、第2の濃度は第1の濃度よりも高濃度である。これとは別にまたは追加として、第1の部分12は第1の浮力を持ち、第2の部分14は第2の浮力を持ち、第2の浮力は第1の浮力と異なり、好ましくは、第2の浮力は第1の浮力よりも小さい。
機械式分離器10の第1の部分12または第2の部分14の一方は、突き出ていてよく、および/または、熱可塑性エラストマー(TPE)などの、弾性変形可能でセルフシール可能な材料で成形することができる。これとは別に、機械式分離器10の第1の部分12または第2の部分14の一方は、突き出ていてよく、および/または、本明細書中で説明するように、採取容器との接触が確立されたときに良好なシール特性を示す弾性変形可能な材料で成形することができる。濃度を特定の許容範囲内に維持することは、例えば中空ガラスのマイクロスフィア(ミクロン単位の粒径の高分子微粒子)との混合が材料の濃度を低減するために必要ではない標準的な材料を用いることで、より容易に得られる。機械式分離器10の第1の部分12または第2の部分14の他方は、ポプロピレンで充填された材料から形成することができる。
機械式分離器10の第1の部分12または第2の部分14の一方は、2つの相への分離を意図した低濃度相よりも低い濃度を持つ材料から作られる。例えば、血清または血漿を人間の血液から分離することが望ましい場合、そのときは、第1の部分12または第2の部分14の一方が約1.020g/ccを越えない濃度を持つことが望ましい。
機械式分離器10の第1の部分12または第2の部分14の他方は、2つの相への分離を意図した高濃度相よりも高い濃度を持つ材料から作られる。例えば、血清または血漿を人間の血液から分離することが望ましい場合、そのときは、第1の部分12または第2の部分14の他方が少なくとも1.105g/ccの濃度を持つことが望ましい。本明細書中では、第1の部分12と第2の部分14の両方が、十分な生体適合性、濃度安定性、添適合性、並びに、検体相互作用、吸着性、および、浸出性に対する中立性を持つ様々な他の材料で作られることを想定している。
機械式分離器10はまた、その中に画定される、例えば分離器本体11の貫通軸Tに対し平行な貫通孔16を含む。図2,4,6に示すとおり、貫通孔16は分離器本体11の全体を通って延在することができ、貫通軸Tに沿って整列された第1の開口18と第2の開口20を含む。貫通孔16は分離器本体11の容積中心と交差または実質的に交差することができる。貫通孔16は、第1の部分12または第1の部分12の少なくとも一部によって、および、第2の部分14の少なくとも一部によって画定されてよい。
第1の部分12は外面22を有し、外面22は全体的にアーチ状の形状であり、例えば少なくとも部分的に丸みを帯びているまたは実質的に丸みを帯びている。第2の部分14もまた外面24を有し、外面24もまた全体的にアーチ状の形状であり、例えば少なくとも部分的に丸みを帯びているか実質的に丸みを帯びている。一緒に採用されると、第1の部分12の外面22と第2の部分14の外面24は、全体的に丸みを帯びた外観を形成する。用語「丸みを帯びた外観」は、完全な球体に加えて種々構成を含み、これら構成は、中心点を通るわずかに不均一な直径を提供する本発明の態様であることが、本明細書中で理解される。例えば、第1の部分12と第2の部分14を通って取られる、機械式分離器10の中心点と交差する種々の平面は、様々な直径を持つことができ、および、全体的に丸みを帯びた、すなわちボールのような機械式分離器10を生み出す。
第1の部分12および第2の部分14の濃度の相違に因り、機械式分離器10は、図3に示すように、分離器本体11の容積中心M1からオフセットした質量中心Mを含む。詳細には、第1の部分12によって捕られた分離器本体11の容積が第2の部分14によって捕られた分離器本体11の容積よりも著しく大きい可能性がある。したがって、分離器本体11の質量中心Mと容積中心M1が貫通孔16の中心からオフセットすることがある。
図5に示すとおり、分離器本体11の上面輪郭は非円形であってよい。分離器本体11の、具体的には第1の部分12の直径D1であって、貫通孔16の貫通軸Tに対し平行な方向に第1の部分12を横切ってとられ、分離器本体11の外周Pの最も外側の垂直に対向する正接点26,28の間に延在する直径D1は、分離器本体11の、具体的には第1の部分12の直径D2であって、貫通孔16の貫通軸Tに対し垂直な方向に第1の部分12を横切ってとられ、分離器本体11の外周Pの最も外側の水平に対向する正接点30,32の間に延在する直径D2よりも小さい。加えて、分離器本体11の、具体的には第1の部分12の直径D3であって、貫通孔16の貫通軸Tに対して略45°の角度で第1の部分12を横切ってとられ、分離器本体11の外周Pの最も外側の対角線上に対向する端点34,36の間に延在する直径D3は、貫通孔16の直径よりも大きくてもよく、および、分離器本体11の直径D1およびD2よりも大きい。図4に示すとおりに貫通孔16の貫通軸Tに対し平行な方向に第2の部分14を横切ってとられる、第2の部分14の直径D4は、分離器本体11の直径D1,D2,D3のどれよりも小さくてよい。
図5を参照すると、分離器本体11の外周Pの最も外側の垂直に対向する正接点26,28の間に、第1の部分12の上面37から第2の部分14の底面へと、貫通孔16の貫通軸Tの方向に延在する配向平面に対して、分離器本体11の第1の部分12の上面輪郭の平面上への二次元の投影は対称である。分離器本体11の第1の部分12の上面輪郭の平面上への二次元の投影は、また、分離器本体11の外周Pの最も外側の水平に対向する正接点30,32の間に、第1の部分12の上面37から第2の部分14の底面へと、貫通孔16の貫通軸Tの方向に対し垂直に延在する配向平面に対して対称であってよい。分離器本体11の外周Pの最も外側の対角線上に対向する端点34,36の間に、第1の部分12の上面37から第2の部分14の底面へと、貫通孔16の貫通軸Tの少なくとも一部に対して斜め方向に延在する配向平面に対して、分離器本体11の第1の部分12の上面輪郭の平面上への二次元の投影は非対称である。したがって、分離器本体11の上面輪郭の平面上への二次元の投影は、分離器本体11の外周Pの対角上の最も外側の端点34A,36Aの間に、第1の部分12の上面37から第2の部分14の底面へと、貫通孔16の貫通軸Tの少なくとも一部に対して斜め方向に延在する配向平面に対して非対称であってよい。
さらに、分離器本体11の上面輪郭は外周Pを画定し、外周Pは4つの象限A,B,C,Dに区切られ、各象限は、分離器本体11の外周Pの最も外側の垂直に対向する正接点26,28の間に延在する垂直軸と、分離器本体11の外周Pの最も外側の水平に対向する正接点30,32の間に延在する水平軸との交差によって画定される。各象限A,B,C,Dは、分離器本体11の外周Pの対角上の最も外側の端点34,36または34A,36Aの間に延在し、分離器本体11の外周Pを区切る配向軸と、図5に示すとおり、実質的に交差する。分離器本体11の上面輪郭の平面上への二次元の投影はD1,D2に対し対称であってよいが、D3に対しては非対称な場合がある。
よって、第1の部分12の上面37は、貫通孔16の第1の開口18に隣接して、正接点26,端点34,端点36Aにより画定される第1の伸張部38を、および、貫通孔16の第2の開口20に隣接して、正接点28,端点36,端点34Aにより画定される第2の伸張部40を含み、これら伸張部は第1の部分12の上側部分42(図6)と一緒に取られ、第1の部分12の実質的に非円形の凸形の上面37を形成する。
この結果、第1の部分12の上面37から第2の部分14の底面へと、貫通孔16の貫通軸Tに対し垂直に延在する、分離器本体11の縦軸L(図3および6に示す)に対し平行に作用する力、または、側部80から側部82へと、貫通孔16の貫通軸Tに対し垂直に延在する水平軸Nに対し平行に作用する力に対する、分離器本体11の圧縮(圧縮値)または伸張(伸張値)への抵抗は、貫通孔16の第1の開口18から貫通孔16の第2の開口20へと延在する、分離器本体11の貫通軸T(図6に示す)に対し平行な力に対する、分離器本体11の圧縮(圧縮値)または伸張(伸張値)への抵抗と異なり、好ましくはより小さい。圧縮値におけるこの相異は、力が絞り力である場合に特に顕著なことがある。
図8乃至10bに示すとおり、クロージャ50を持った採取容器48内で流体サンプルを第1および第2の相に分離するための分離アセンブリ46の一部として、本発明に係る機械式分離器10を提供することができる。詳細には、採取容器48は、プロテオミクス、分子診断学、化学サンプル管、血液または他の体液採取管、凝固物サンプル管、その他、などのサンプル採取管であってよい。採取容器48は、閉じたボトム端54、開いた上端56、および、それらの間に延在する円筒形の側壁52を含む。円筒形の側壁52は内面58を含み、内面58の内側直径は、開いた上端56から閉じたボトム端54にほぼ隣接する位置まで、採取容器48の縦軸LCOLLに対し平行に延在する。
望ましくは、採取容器48は真空とされた血液採取管である。採取容器48は、プロテアーゼ阻害薬、凝固剤、その他、などの追加の添加物を、特定の検査手続きのため、必要に応じて含むことができる。このような添加物は粒子または液体の形態であってよく、および、採取容器48の円筒形の側壁52に吹き付けることができ、また、採取容器48の底54に落ち着く場合がある。
採取容器48は代表的な材料の1つまたはそれよりも多くから作ることができ、代表的な材料として、ポプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ガラス、または、これらの組み合わせがある。採取容器48は、単一壁構成または複数壁構成を含むことができる。さらに、採取容器48は、適当な生体サンプルを取得するためのどのような実際的な大きさに構成しても良い。例えば、採取容器48は、当技術分野で知られている伝統的な大容量管、小容量管、または微小容量管と同様の大きさであってよい。特定の一実施形態において、採取容器48は、これもまた当技術分野で知られている、標準的な13ミリリットルの真空とされた血液採取管とすることができる。
開いた上端56は、その中でクロージャ50を少なくとも部分的に受容して液体不浸透性シールを形成するように構成される。クロージャ50は、上端60およびボトム端62を含み、ボトム端62は、少なくとも部分的に採取容器48内に受容されるように構成されている。採取容器48の上端56に隣接するクロージャ50の複数の部分が、採取容器48の内側直径を超える最大外側直径を画定する。クロージャ50は、ニードルカニューレ(不図示)が貫通する、貫通可能で解放可能な隔壁64を含む。ボトム端62から上向きに延在するクロージャ50の複数の部分は、採取容器48の内側直径とほぼ等しいかわずかに小さな小さい方の直径から、採取容器48の内側直径よりも大きな、クロージャ50の上端60における大きい方の直径まで、テーパー状になっていてよい。したがって、クロージャ50のボトム端62は、採取容器48の開いた上端56に隣接する、採取容器48の一部分の中へと追い立てられる。クロージャ50の固有の弾力性によって、採取容器48の円筒形の側壁52の内面58とのシール係合を保証することができる。一実施形態では、クロージャ50を、採取容器48とのシール係合を提供する任意の大きさと規模を持つ、単体成形された弾性材料で作ることができる。オプションとして、クロージャ50を、ベクトンディキンソンアンドカンパニーから市販されているHemogard(登録商標)シールドなどのシールドによって少なくとも部分的に囲ってもよい。
図8に示すとおり、本発明に係る機械式分離器10は、採取容器48内で、機械式分離器10の貫通孔16が採取容器48の開いた上端56と位置合わせされている初期位置に適切な向きで置かれることがある。この初期位置において、貫通孔16は、そこを通って流体を、例えば、クロージャ50の貫通可能な隔壁64を貫通しおよび採取容器48の内部と流体連通して備えられるニードルカニューレ(不図示)から通過させるのに適合している。機械式分離器10はまた、クロージャ50の一部分と解放可能に係合され得る。
図8を参照すると、貫通孔16の初期の開放位置は、採取容器48の縦軸LCOLLに対し実質的に位置合わせされている。機械式分離器10は、採取容器48の側壁52との干渉係合を、第1の外周66に沿って図8に示すとおりに形成する。標本を採取容器48へ引き込む間、初期の分離器位置により、機械式分離器10とクロージャ50の間の血液の蓄積を最小にする。このことは、機械式分離器10の機能を崩壊させることがある凝血塊および/またはフィブリン糸状体の形成を減少させる。
遠心分離、および機械式分離器10の遷移中などに、図9aおよび9bに示すように回転力が加わったとたん、機械式分離器10は回転モーメントを経験し、採取容器48との係合を離脱するのに十分なだけ変形し、および、実質的に90°回転する。図8乃至10bに示したケースでは、フロートなどの第1の部分12の濃度がバラストなどの第2の部分14の濃度よりも低いが、機械式分離器10は第2の部分14と共に、採取容器48のボトム端54に向かって適切な向きで置かれることになる。
機械式分離器10が採取容器48内に収容されている流体にいったん接触すると、貫通孔16を占めている空気が、デバイスが沈むにつれて流体と置き換わる。機械式分離器10が流体中に沈んだときに、第1の部分12と第2の部分14の浮力の差により、機械式分離器10を横切る差分力が生じる。遠心分離中に、差分力によって、採取容器48の縦軸LCOLLに対し平行に分離器本体11を伸張させ、および、採取容器48の側壁52から遠ざかって水平軸Nに対し平行に収縮させ、それにより、分離器本体11の実効的な直径を減少させ、および、高濃度相および低濃度相成分などの流体の流れのための連絡通路を、分離器本体11を通り越して開く。なお、第1の部分12は、貫通孔16に対し実質的に垂直な方向の変形に適合され得る。
高濃度相と低濃度相の分離が完了し、回転力の印加が中止すると、機械式分離器10は、分離された高濃度相68と分離された低濃度相70の間のシール位置に(図10aおよび10bに示すとおりに)適切な向きで置かれるようになる。同時に、分離器本体11の伸張が中止して分離器本体11をその初期の構成に戻し、それにより、採取容器48の第1の部分12の第2の外周72と側壁52の内面58の間にシールを形成する。外周72は、採取容器48の側壁52の内側の円周より少なくともわずかに大きい外側の円周を有する。加えて、第1の部分12の上面37の最小直径D1は、採取容器48の内面58の直径より少なくともわずかに大きい。したがって、機械式分離器10は、流体が分離器本体11と採取容器48の間をまたは回りを通過するのを防止するように適合されており、また、流体が貫通孔16を通って通過することを防止し、バリアおよび第2の外周72をサンプル内の高濃度相と低濃度相の間に効果的に確立する。
機械式分離器の圧縮値および伸張値の、貫通孔(分離器の軸T)の方向における値と貫通孔に対して垂直な(分離器の軸Tに平行で且つ軸Nの)方向における値の差が、回転力の印加中に分離器が、側壁52の管内面58に対する、分離器の貫通孔方向に沿った、分離器の安定した収縮を維持しつつ、縦軸方向に伸張することおよび横方向に収縮することを可能にする。この安定した収縮が、遠心分離中の分離器の適正な動きおよび向きの助けになる。また、回転力を中止したとたんに、分離器は下降するよりもむしろ上昇するように動いて、側壁52の管内面58に対する係合またはバリアを形成し、これにより、分離された低濃度相の高濃度相による汚染の可能性を低減することが確実になる。
上の説明から判断できるとおり、分離器本体11は、それが採取容器48の側壁52の内面58に対しシールを形成しているときは、圧縮されてはいるが実質的に応力を受けない状態にある。分離器本体11の上面輪郭の形状が、この圧縮を提供して、採取容器48の側壁52の内面58に対して液漏れのないシールを形成する。採取容器48の側壁52の内面58が、第1の外周66の実質的に円形の形状を、および、分離器との係合を形成し、一方で、分離器本体11は、第2の外周72の実質的に非円形の形状を画定しおよび採取容器48の側壁52の内面58に対して非円形の係合を提供する上面を、図10aおよび10bに示すとおりに有する。
分離器本体11と採取容器48の側壁52の内面58の間に、実質的に応力を受けない状態で、液漏れのないシールを形成するために、分離器本体11の第2の外周72は、分離器本体11の上面の中心73からの、採取容器48の側壁52の内面58の対応する半径より大きな半径方向距離R1を画定する(図5)。第1の半径方向距離R1は、図5に示された直径D1の半分に相当してよく、および、貫通孔16の貫通軸Tに対し平行に延在する平面に対し平向に且つ分離器本体11の縦軸に対し垂直に延在して画定されてよく、そして、貫通孔16の中心を通る。加えて、分離器本体11の第2の外周72は、分離器本体11の上面の中心73からの、採取容器48の側壁52の内面58の対応する半径より大きな、少なくとも第2の半径方向距離R2を画定する。第2の半径方向距離R2は、図5に示された直径D2の半分であってよく、および、貫通孔16および分離器本体11の縦軸に対して垂直に延在する平面に対し平行に画定されてよく、そして、貫通孔16の中心を通る。第2の半径方向距離R2は、第1の半径方向距離R1より大きくすることができる。さらに、分離器本体11の第2の外周72は、分離器本体11の上面の中心73からの、採取容器48の側壁52の内面58の対応する半径より大きな第3の半径方向距離R3を画定する。この半径方向距離R3は、図5に示された直径D3の半分であってよく、および、第1の半径方向距離R1と第2の半径方向距離R2の間で実質的に45°の角度を示す平面に対し平行に且つ分離器本体11の縦軸に対し垂直に画定されてよい。第3の半径方向距離R3は、第1の半径方向距離R1および第2の半径方向距離R2より大きくすることができる。
応力を受けた状態においては、分離器本体11の第2の外周72は、回転力の印加中に分離器本体11が縦軸Lに対し平行に伸張されおよび水平軸Nに対し平行に収縮されるにつれて、分離器本体11の上面の中心73からの、採取容器48の側壁52の内面58の対応する半径よりわずかに小さいか等しい、別の第2の半径方向距離R2を画定する。また、応力を受けており変形している状態においては、分離器本体11の第2の外周72は、分離器本体11の上面の中心73からの半径方向距離R1を画定し続けており、半径方向距離R1は、R2と違って、採取容器48の側壁52の内面58の対応する半径よりも大きくあり続けることに注意が必要である。
図8乃至10bを参照すると、機械式分離器10は、初期係合帯74を分離器本体11に対し周囲に配置されて含む。初期係合帯74は、分離器本体11に対し、貫通孔16に対して実質的に垂直な方向に配置してもよい。初期係合帯74を分離器本体11に対し連続して備えてもよく、あるいは、分離器本体11の回りのセグメント(複数)にオプションで備えてもよい。第1の部分12および初期係合帯74を、TPEなどの同一の材料で形成してもよい。第1の部分12のうちの第1の部分が初期係合帯74を形成し、および、第2の部分が実質的に第2の部分14を二等分するように、初期係合帯74を備えることもできる。
図8に詳細に示すとおり、初期係合帯74は、分離器本体11と採取容器48の内面58の間に干渉係合を提供する。この構成では、分離器本体11の回りの第1の外周66は初期係合帯74と一列になっている。この第1の外周66が、分離器本体11を採取容器48の開いた上端56との適正な位置合わせに維持することを助け、そのために、貫通可能な隔壁64を通じて配置されたカニューレ(不図示)から採取容器48へと入る流体が貫通孔16の第1の開口18を通過し、貫通孔16を通り、そして、貫通孔の第2の開口20を出るようになる。

Claims (8)

  1. 流体を容器内の第1のパートと第2のパートに分離するデバイスにおいて、
    本体であって、そこを通って画定される貫通孔を有する本体を備え、前記本体は、
    該本体の上面を画定する第1の部分と、
    該本体の下面を画定する第2の部分を備え、前記第1および第2の部分が向かい合っており、
    前記本体は、前記貫通孔に対して垂直に延在する縦軸を画定し、および、前記本体は、前記縦軸に対し平行に前記本体に力が加えられたときに第1の圧縮値を示し、
    前記本体は、前記縦軸に対して垂直で前記貫通孔に対して平行に延在する垂直軸を画定し、および、前記本体は、該垂直軸に対し平行に前記本体に力が加えられたときに第2の圧縮値を示し、並びに、
    前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値と異なる、
    ことを特徴とするデバイス。
  2. 前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 回転力が加えられている間に前記力が前記本体に作用することを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  4. 第1の相と第2の相への流体の分離を可能にする分離アセンブリにおいて、
    第1の端部、第2の端部、および、それらの間に延在して内部を画定する側壁を有する採取容器と、
    分離器本体であって、そこを通って画定される貫通孔を有する分離器本体とを備え、該本体が、
    該本体の上面を画定する第1の部分と、
    該本体の下面を画定する第2の部分を備え、前記第1および第2の部分が向かい合っており、
    前記分離器本体は、前記上面と前記下面の間に延在する縦軸を画定し、および、前記分離器本体は、前記縦軸に対し平行に前記分離器本体に力が加えられたときに第1の圧縮値を示し、
    前記分離器本体は、前記縦軸に対して垂直で前記貫通孔に対して平行に延在する垂直軸を画定し、および、前記分離器本体は、該垂直軸に対し平行に該本体に力が加えられたときに第2の圧縮値を示し、並びに、
    前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値と異なる、
    ことを特徴とする分離アセンブリ。
  5. 前記第1の圧縮値は前記第2の圧縮値よりも大きいことを特徴とする、請求項4に記載の分離アセンブリ。
  6. 前記採取容器に回転力が加えられている間に前記力が前記分離器本体に作用することを特徴とする、請求項4に記載の分離アセンブリ。
  7. 前記加えられた回転力が、前記分離器本体を縦方向に伸張させ、および、横方向に収縮させることを特徴とする、請求項6に記載の分離アセンブリ。
  8. 前記貫通孔に隣接する前記分離器本体は、回転力が加えられている間に、前記側壁の内部に対する接触を維持することを特徴とする、請求項7に記載の分離アセンブリ。
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