JP2016095234A - 光飛行型測距装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射光の受光状況や受光光学系の設計や画素の配置の制約を受けることなく、ダイナミックレンジを拡張する。
【解決手段】光飛行型測距装置は、従来の長時間蓄積に相当する基本露光期間を複数のサブ露光期間に分割し、複数のサブ露光期間が1巡する1巡期間内ではサブ露光期間内に蓄積された電荷をリセットせずに保持する。そして、1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量から短時間露光の測距値を取得すると共に、複数回の1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量を積算して長時間露光の測距値を取得する。1つの画素(同じ画素)から長時間露光の測距値と短時間露光の測距値との両方を取得可能となる。
【選択図】図7

Description

本発明は、繰り返し周期を持つパターンで変調された変調光を空間に発光し、変調光が対象物で反射した反射光を含む入射光に応じた電荷を複数の変調スイッチにより振り分けて複数の蓄積容量に蓄積し、サンプリングした値を用いて自装置から対象物までの距離を計算する光飛行型測距装置に関する。
自装置から対象物までの距離を非接触で計算する測距装置として、光飛行(TOF:Time of Flight)型測距装置が供されている。光飛行型測距装置は、繰り返し周期を持つパターンで変調された変調光(測距光)を空間に発光し、変調光が対象物で反射した反射光を含む入射光を受光する。そして、光飛行型測距装置は、受光した入射光に応じた電荷を複数の変調スイッチにより振り分けて複数の蓄積容量に蓄積し、サンプリングした値を用いて自装置から対象物までの距離を計算する(例えば特許文献1〜4参照)。
光飛行型測距装置においては、自装置から対象物までの距離が近かったり対象物が高反射率の物体であったりすると、強い強度の反射光を受光する。一方、自装置から対象物までの距離が遠かったり対象物が低反射率の物体であったりすると、弱い強度の反射光しか受光しない。そのため、光飛行型測距装置においては、大きなダイナミックレンジ(例えば80dB以上)が要求される。特に車載等の場合には、自装置及び対象物(人、車両、壁等)のうち少なくとも何れかが移動している状況で、自装置から対象物までの距離が近ければ、対象物への衝突を回避するために距離を頻繁に計算する(フレームレートを高める)ことが要求される。即ち、大きなダイナミックレンジと高いフレームレートとを両立させる必要がある。
通常の画素では80dB以上のダイナミックレンジを実現することは難しく、多重露光(多数回の露光)を行う必要がある。ところが、多重露光をシリーズで行うと、露光時間が長くなってしまい、動きのある対象物に対する追従性が劣化する問題が発生する。この点に関し、面内で複数の画素をグループ分けし、グループ毎に露光時間を変える方法が開示されている(例えば非特許文献1、2参照)。図31及び図32に示すように、受光素子101がPD(Photodiode)102と、2個の変調スイッチ103a,103bと、2個の蓄積容量104a,104bとを有する構成であり、4位相測距を行う場合を一例として説明する。この場合、図33に示すように、例えば画素Aのグループが1000回の駆動を繰り返して長時間露光を行い、画素Bのグループが100回の駆動を繰り返して短時間露光を行うことで、ダイナミックレンジを20dB拡張することができる。
特許第5579893号公報 特開2010−96730号公報 特許第5585903号公報 特開2010−25906号公報
S.Nayar and T.Mitsunaga. "High Dynamic Range Imaging:Spatially Varying Pixel Exposures. "In IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR),volume 1,pages 472-479,Jun 2000 S.G.Narasimhan and S.K.Nayar "Enhancing Resolution Along Multiple Imaging Dimensions Using Assorted Pixels. "IEEE TRANSACTIONS ON PATTERN ANALYSIS AND MACHINE INTELLIGENCE, VOL.27,NO.4,APRIL 2005,pp.518
しかしながら、上記した非特許文献1、2に開示されている方法は、隣接し合う画素Aと画素Bとが同じ反射光を受光していることが前提となる。そのため、受光素子に光を集めるためのレンズの設計が難しくなる。このレンズの設計が上記した前提条件を満たせない場合には、画素の配置に依存した固定パターンが発生してしまう。又、画素Aのグループと画素Bのグループとが行毎に分割されずに同じ行に配置されている(共存する)構成では、配線が複雑化するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、反射光の受光状況や受光光学系の設計や画素の配置の制約を受けることなく、ダイナミックレンジを適切に拡張することができる光飛行型測距装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、発光素子は、繰り返し周期を持つパターンで変調された変調光を空間に発光する。駆動手段は、発光素子を駆動する。受光素子は、変調光が対象物で反射した反射光を含む入射光に応じた電荷を複数の変調スイッチにより振り分けて複数の蓄積容量に蓄積する。制御手段は、複数の変調スイッチの駆動を制御する。測距値取得手段は、受光素子によりサンプリングされた値を用いて自装置から対象物までの距離を計算して測距値を取得する。
制御手段は、基本露光期間を複数のサブ露光期間に分割するように複数の変調スイッチの駆動を制御し、複数のサブ露光期間が1巡する1巡期間内ではサブ露光期間内に蓄積された電荷をリセットせずに保持する。測距値取得手段は、1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量から短時間露光の測距値を取得すると共に、複数回の1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量を積算して長時間露光の測距値を取得する。
即ち、複数の画素を長時間露光のグループと短時間露光のグループとにグループ分けてそれぞれ長時間露光の測距値と短時間露光の測距値とを取得する従来とは異なり、基本露光期間を複数のサブ露光期間に分割することで、1つの画素(同じ画素)から長時間露光の測距値と短時間露光の測距値との両方を取得するようにした。これにより、反射光の受光状況や受光光学系の設計や画素の配置の制約を受けることなく、ダイナミックレンジを拡張することができる。特に自装置及び対象物のうち少なくとも何れかが移動する車載等の場合に好適となる。
本発明の一実施形態を示す機能ブロック図 受光素子(2容量構成)の構成を示す図 2容量/4位相測距のシーケンスを示す図 差動出力のシーケンスを示す図 本発明の概念を示す図 4位相測距の露光を2分割のサブ露光で実現するシーケンスを示す図 4位相測距の露光を2分割のサブ露光で実現するタイミングチャートを示す図 2分割のサブ露光から測距値を取得する原理を説明するシーケンスを示す図 「0」を実現する構成及びシーケンスを示す図(その1) 「0」を実現する構成及びシーケンスを示す図(その2) 「0」を実現する構成及びシーケンスを示す図(その3) 4位相測距の露光を4分割のサブ露光で実現するシーケンスを示す図(その1) 4位相測距の露光を4分割のサブ露光で実現するシーケンスを示す図(その2) 4位相測距の露光を4分割のサブ露光で実現するシーケンスを示す図(その3) 測距値取得回路の一部を示す図(その1) 出力信号の出力を示すタイミングチャートを示す図(その1) 測距値取得回路の一部を示す図(その2) 出力信号の出力を示すタイミングチャート(その2) ローリングリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す図(その1) ローリングリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す図(その2) グローバルリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す図(その1) グローバルリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す図(その2) グローバルリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す図(その3) 長時間蓄積の出力の画素毎の振幅を最適とする制御を行うタイミングチャートを示す図(その1) 長時間蓄積の出力の画素毎の振幅を最適とする制御を行うタイミングチャートを示す図(その2) 長時間蓄積の出力の画素毎の振幅を最適とする制御を行うタイミングチャートを示す図(その3) 測距値取得回路の一部を示す図(その3) 配線を示す図(その1) 測距値取得回路の一部を示す図(その4) 配線を示す図(その2) 受光素子(2容量構成)の構成を示す図 2容量/4位相測距のシーケンスを示す図 多重露光を行うタイミングチャートを示す図
以下、本発明を、例えば車両に搭載可能な車載用の光飛行型測距装置に適用した一実施形態について図面を参照して説明する。自装置からの距離を計算する対象物は、例えば人、車両、壁等である。光飛行型測距装置1は、信号源2と、駆動回路3(駆動手段)と、発光素子4と、制御回路5(制御手段)と、受光素子6と、CM(コモンモード)成分除去回路7と、測距値取得回路8(測距値取得手段)とを有する。測距値取得回路8は、バッファ9a,9bと、差分検出回路10と、AD変換回路11と、デジタル信号処理回路12とを有する。
信号源2は、駆動信号を駆動回路3及び制御回路5に出力することで、発光素子4と受光素子6との間で同期を確立し、発光素子4から発光される変調光に同期して受光素子6の露光を制御する。信号源2から出力される駆動信号は、発光素子4及び受光素子6を駆動する矩形パルス(通常数〜数10MHz)であっても良いし、同期パルスのみであっても良い。発光素子4は、変調光としての例えば赤外光を発光するLD(Laser Diode)やLED(Light Emitting Diode)である。受光素子6は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)のプロセスを用いたイメージセンサである。
受光素子6は、図2に示すように、PD(Photodiode)13と、2個の変調スイッチ14a,14bと、2個の蓄積容量15a,15bとを有する。2個の変調スイッチ14a,14bは、例えばMOSトランジスタやトランスファゲート等のMOS型のデバイス、CCD構造のデバイス等である。2個の蓄積容量15a,15bは、例えばMOS、CCD、MIM(Metal Insulator Metal)等の容量素子、配線、PN接合の寄生容量等である。受光素子6は、変調スイッチ14a,14bを制御信号(ゲート信号)TG1,TG2により駆動し、受光した入射光により発生する電荷を蓄積容量15a,15bに振り分け、振り分けた電荷の電荷量を示す信号をCM成分除去回路7に出力する。制御信号TG1,TG2は変調光に同期した信号であるので、自装置から対象物までの距離に応じて蓄積容量15a,15bに振り分けられる電荷の電荷量が変化する。図2では、2個の蓄積容量15a,15bを例示したが、3個以上の蓄積容量を設けても良い。
CM成分除去回路7は、発光している変調光に対して無視できない程度のレベルの背景光が存在する場合に、この背景光に起因して発生する電荷による画素の飽和を回避するものである。CM成分を除去する方法としては、先行文献で様々な技術が開示されている。例えば米国6919549B2号公報、独逸102005056774A1号公報、欧州1622200A1号公報等に開示されている。差分検出回路10は、CM成分除去回路7からバッファ9a,9bを介して入力した信号の差分を検出し、その検出した差分に応じた信号をAD変換回路11に出力する。バッファ9a,9bは、その簡素さから例えばソースフォロア回路により実現される。差分検出回路10は、例えば差動のアンプにより実現される。
AD変換回路11は、差分検出回路10から入力した信号をアナログ信号からデジタル信号に変換してデジタル信号処理回路12に出力する。デジタル信号処理回路12は、AD変換回路11から入力した信号をデジタル信号処理し、蓄積容量15a,15bに振り分けられた電荷の電荷量から自装置から対象物までの距離を計算して測距値を取得する(測距する)。
図3は、発光波形のデューティーを50%として4位相測距を行う(受光素子6を4位相で駆動する)場合のシーケンス(変調周期:Tm,露光期間:Tw)である。発光素子4から発光される変調光の波形(発光波形110)は、制御信号TG1,TG2と同期した矩形波で変調している。図3では矩形波で変調した場合を例示しているが、正弦波、三角波又は疑似ランダムシーケンス等の波形で変調しても良い。変調光が対象物で反射した反射光の波形(反射波形120)は、発光波形110に対して時間差を有するので、発光波形110に対して位相差φだけ遅れた波形となる。一方、制御信号TG1,TG2は90度ずつ位相が異なる矩形波で駆動される。デジタル信号処理回路12は、制御信号TG1−1,TG2−1(駆動波形111,121)で駆動するシーケンスを数十〜数十万回程度の周期繰り返した後に、発生した電荷Q1、Q2の情報(電荷電圧変換された電圧値)を取得する。その後、デジタル信号処理回路12は、制御信号TG1−2,TG2−2(駆動波形112、122)で駆動するシーケンスを同様に数十〜数十万回程度の周期繰り返した後に、発生した電荷Q3、Q4の情報を取得する。そして、デジタル信号処理回路12は、取得したQ1〜Q4から離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)を用いて位相差θを以下の演算式(1)により計算する。
θ=tan−1[(Q1−Q3)/(Q2−Q4)]…(1)
演算式(1)は上記4つのサンプリングに基づく位相差の演算式であるが、一般のN位相についても位相差θを以下の演算式(2)により計算することが可能である。
θ=tan−1[(ΣQk*sin(2π/N*k))/(ΣQk*cos(2π/N*k))]…(2)
図4は、差動出力のシーケンスである。差分検出回路10は、制御信号TG1,TG2の組み合わせ、例えば制御信号TG1−1(駆動波形111),TG2−1(駆動波形121)を数十〜数十万回繰り返してデジタル値D1(201)を生成する。同様にして、差分検出回路10は、制御信号TG1−2(駆動波形112),TG2−2(駆動波形122)からデジタル値D2(202)を生成し、制御信号TG1−3(駆動波形113),TG2−3(駆動波形123)からデジタル値D3(203)を生成し、制御信号TG1−4(駆動波形114),TG2−4(駆動波形124)からデジタル値D4(204)を生成する。この場合、差分検出回路10は、デジタル値D1〜D4を、DC成分を除去した値として出力する。それぞれのデジタル値D1〜D4について制御信号TG1が「H」であり且つTG2が「L」であるときに「1」を割り当て、制御信号TG1が「L」であり且つTG2が「H」であるときに「−1」を割り当てて記述する。即ち、Dxの波形について値が「1」及び「−1」の何れであるかにより、制御信号TG1,TG2の状態が一意に決定される。尚、このようにDxが2つの蓄積容量15a,15bの差分を示す信号であるので、AD変換回路11は、先述した演算式(1)の分子又は分母に相当する演算が実施された信号を出力する。
さて、このような位相型の光飛行型測距装置1においては、[背景技術]で記載したように車載等で使用される場合を想定すると、ダイナミックレンジの拡張が要求される。以下、本発明によるダイナミックレンジを拡張する手法について説明する。
図5は、本発明の概念を示す。本発明は、従来技術の長時間蓄積の期間に相当する基本露光期間を複数のサブ露光期間に分割することで、短時間露光の測距値を取得すると共に、従来技術の露光(長時間露光)と等価な長時間露光の測距値を取得することを特徴とする。図6は、従来の4位相測距の露光を2分割のサブ露光で実現するシーケンスを示し、図7は、そのタイミングチャートを示す。サブ露光1,2をデューティーが25%の波形で駆動し、サブ露光1,2をそれぞれ数十〜数十万回程度同じ回数繰り返し、サブ露光間で電荷をリセットせずに積算することで、従来技術の露光と等価な電荷蓄積を実現する。このように分割した複数のサブ露光期間が1巡する1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量から短時間露光の測距値を取得する(高速に更新する)ことができる。又、複数回の1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量を積算して長時間露光の測距値を取得することができる。即ち、1つの画素(同じ画素)に蓄積されている電荷(出力値)を読み出すタイミングを工夫することで、1つの画素から短時間露光の測距値と長時間露光の測距値との両方を取得することができ、ダイナミックレンジを拡張することができる。
図8は、2つのサブ露光から測距値を取得する原理を示す。前提として、前述した図31に示した2容量/4位相測距を行う従来技術とは別に、4容量/4位相測距を行う従来技術がある。従来の4位相測距の露光を2分割のサブ露光で実現する図6のシーケンスと、4容量/4位相測距を行う従来技術のシーケンスとを比較すると、図6に示したサブ露光1は4容量/4位相測距を行うシーケンスの0度−180度の露光に相当し、サブ露光2は4容量/4位相測距を行うシーケンスの90度−270度に相当する。これは、4位相測距の位相差θを計算する以下の演算式(3)の分子と分母に相当する。
Figure 2016095234
したがって、サブ露光1のサンプリング値とサブ露光2のサンプリング値との比を計算し、そのアークタンジェントを計算することにより、位相差を計算することが可能になる(演算式(3)は演算式(1)と等価になる)。
図8は、サブ露光が4位相に基づく場合であったが、一般的なN(Nは自然数)位相についても同様の考え方が成立する。一般的に離散フーリエ変換の演算式は以下の演算式(4)で与えられる。
Figure 2016095234
位相型の飛行型測距で主に使用されるのは1次成分であり、演算式(4)は以下の演算式(5)で与えられる。
Figure 2016095234
ここで、Nを2の倍数に限定し、N=2Mとすると、演算式(5)は以下の演算式(6)で与えられる。
Figure 2016095234
よって、分割したサブ露光がa−aN/2+jとなるようにサブ露光の駆動波形を決定することで、任意の分割の仕方について本発明の原理に基づく階層的な測距が成立する。具体的には、1,−1の波形の関係は位相差で180度となるように駆動波形を決定する。
従来の4位相測距の露光を2分割のサブ露光で実現する図6のシーケンスにおいて、「0」を実現する方法としては、以下に示す例えば第1から第3の方法がある。
第1の方法では、図9に示すように、変調スイッチ14a,14bを同時にオンする期間、即ち、TG1,TG2の両方が「H」となる期間を設けて「0」を実現する。TG1,TG2の両方が「H」となる期間においてPD13に発生した電荷はQa,Qbに分かれて蓄積容量15a,15bに蓄積され、Qa,Qbは等しい値となる。そのため、この成分はCM成分除去回路7及び差分検出回路10でキャンセルされ、その結果、AD変換回路11は「0」を出力する。
第2の方法では、図10に示すように、変調スイッチ14a,14bとは別の変調スイッチ14cを設け、変調スイッチ14a,14bを同時にオフし且つ別の変調スイッチ14cがオンする期間、即ち、TG1,TG2の両方が「L」となり且つTG3が「H」となる期間を設けて「0」を実現する。このTG1,TG2の両方が「L」となり且つTG3が「H」となる期間においてPD13に発生した電荷は固定電位(例えばVDD)に破棄される。
第3の方法では、図11に示すように、Qa,Qbのうち一方を破棄し、2回分のサンプルを統合して「0」を実現する。即ち、TG2が「H」の期間に蓄積された電荷を破棄する周期と、TG1が「H」の期間に蓄積された電荷を破棄する周期とを統合する。上記した第1の方法ではTG1,TG2の両方を「H」とする期間を設ける必要があり、第2の方法ではTG1,TG2の両方を「L」とする期間を設ける必要があるが、第3の方法は、そのような期間を設ける必要はなく、TG1,TG2を互いに反転する制御を行えば良く、単純な制御で済む利点がある。
図12は、従来の4位相測距の露光を4分割のサブ露光で実現するシーケンスを示す。この場合は、サブ露光をデューティーが12.5%の波形で起動することで、従来の8容量/8位相測距と等価になる。図13は、従来の4位相測距の露光を4分割のサブ露光で実現する別のシーケンスを示す。この場合は、サブ露光をデューティーが37.5%の波形で起動する。図12では長時間蓄積のSNR(信号対雑音比(signal-to-noise ratio))を従来技術と同等とするには、露光時間を4倍にする必要があるが、図13では、サブ露光において信号を積分している時間を図12に示すシーケンスよりも長くすることで、露光時間を4倍にする必要がなくSNRを改善することができる。図14は、従来の4位相測距の露光を4分割のサブ露光で実現する更に別のシーケンスを示す。この場合は、サブ露光をデューティーが50%の波形で起動する。図12及び図13では「0」を挿入する制御を行う必要があるが、図14では、同じ露光時間で得られるSNRは図13に示すシーケンスよりも劣るが、「0」を挿入する制御を不要とすることができる。
図15は、受光素子6の後段である測距値取得回路8の一部を、アナログメモリを用いて構成する回路図を示し、図16は、その動作のタイミングチャートを示す。測距値取得回路8は、受光素子6(PD13、変調スイッチ14a,14b、蓄積容量15a,15b)に、バッファ9a,9b、リセット用のスイッチング素子21a,21b、セレクタ用のスイッチング素子22a,22bが接続されている。これらバッファ9a,9b、スイッチング素子21a,21b、スイッチング素子22a,22bは、例えば電界効果トランジスタ(FET:Field effect transistor)により構成されている。アナログ差動信号処理回路23は、受光素子6から電荷量を差動で読み出し、出力信号をアナログメモリ24及び差分計算回路25に出力する。アナログメモリ24は、アナログ差動信号処理回路23から出力信号を入力すると、その入力した出力信号の出力値を保持し、次の出力信号を入力すると、保持している出力値を含む出力信号を差分計算回路25に出力する。差分計算回路25は、アナログ差動信号処理回路23から入力した出力信号の出力値からアナログメモリ24から入力した出力信号の出力値を差し引いて差分を計算して出力する。即ち、測距値取得回路8は、アナログ差動信号処理回路23から直接出力する出力信号を長時間露光の測距値として出力し、差分計算回路25から出力する出力信号を短時間露光の測距値として出力する。このようなアナログ回路で差分を計算する構成では、後述するデジタル回路で差分を計算する構成と比べ、回路面積の増大やノイズの影響が問題となるが、量子化誤差の影響を抑えることができる。
図17は、受光素子6の後段である測距値取得回路8の一部を、デジタルメモリを用いて構成する回路図を示し、図18は、その動作のタイミングチャートを示す。AD変換回路11は、受光素子6から電荷量を差動で読み出してAD変換し、出力信号をデジタルメモリ31及び差分計算回路32に出力する。デジタルメモリ31は、AD変換回路11から出力信号を入力すると、その入力した出力信号の出力値を保持し、次の出力信号を入力すると、保持している出力値を含む出力信号を差分計算回路32に出力する。差分計算回路32は、AD変換回路11から入力した出力信号の出力値からデジタルメモリ31から入力した出力信号の出力値を差し引いて差分を計算して出力する。即ち、測距値取得回路8は、AD変換回路11から直接出力する出力信号を長時間露光の測距値として出力し、差分計算回路32から出力する出力信号を短時間露光の測距値として出力する。このようなデジタル回路で差分を計算する構成では、前述したアナログ回路で差分を計算する構成と比べ、量子化誤差の影響が問題となるが、回路面積及びノイズの影響を抑制することができる。
次に、サブ露光の制御及び長時間露光の制御について説明する。
図19は、ローリングリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す。図19のタイミングチャートでは、どの行も読み出さない時間(露光時間調整用の時間)を設けているので、長時間蓄積の時間は読み出し行数の倍数である必要はない。又、画素毎の容量をもって長時間露光で得られる電荷を蓄積しているので、図15で示したアナログ差動信号処理回路23及びアナログメモリ24や図17で示したAD変換回路11やデジタルメモリ31はカラム毎に設ければ良くなる。
図20は、ローリングリセット及びローリング読み出しを行う別のタイミングチャートを示す。前述した図19のタイミングチャートでは、サブ露光のシーケンスをローリングシャッタの露光時間の前後で止めてしまっていたが、周辺の画素に電荷が流れこむ等の影響が起きない場合には、露光をグローバルに同じ駆動波形で実施し、読み出しのみをローリングリセットで実現しても良い。
図21は、グローバルリセット及びローリング読み出しを行うタイミングチャートを示す。グローバルリセットでは全ての画素の値をメモリに保持する必要があるので、回路規模が増大するが、列毎に露光の同時性が担保されないことに伴う問題(所謂フォーカルプレーン歪み)を抑制することができる。
図22は、グローバルリセット及びローリング読み出しを行う別のタイミングチャートを示す。長時間蓄積についてはグローバルシャッタとし、短時間蓄積についてはローリングシャッタとすることで、長時間蓄積側についてはほぼフォーカルプレーン歪みのない出力を取得することができる。又、この場合も、図15で示したアナログ差動信号処理回路23及びアナログメモリ24や図17で示したAD変換回路11やデジタルメモリ31はカラム毎に設ければ良くなる。
図23は、グローバルリセット及びローリング読み出しを行う更に別のタイミングチャートを示す。画素の読み出し時間により、サブ露光側のフレームレートが律則されてしまう場合は、サブ露光のローリングシャッタを間引きして読み出すことで、フレームレートを高めることができる。自装置から対象物までの距離が近かったり対象物が高反射率の物体であったりする場合には複数行に跨って計測される可能性が高いので、このように構成としても問題になり難い。
次に、長時間蓄積の出力の画素毎の振幅(読み出した出力値)を最適とする制御について説明する。
図24は、長時間蓄積の出力の画素毎の振幅を最適とするタイミングチャートを示す。図24の例示では、2行目を除く行の画素については、2巡目の読み出しを行った際に振幅が不十分であったので、更に露光を繰り返しているが、2行目の画素については、2巡目の読み出しを行った際に振幅が十分であったので、2巡目で露光を止めている。露光の制御線は行で共通であるので、該当する行の平均値、最大値又は最小値を用いて振幅が十分であるか否かを判定する。
図25は、長時間蓄積の出力の画素毎の振幅を最適とする別のタイミングチャートを示す。サブ露光の出力値が高い画素について画素毎にリセットを挿入することで、最終的な長時間露光の電荷が飽和しないように制御する。図25の例示では、2行目の画素についてリセットを挿入している。
図26は、長時間蓄積の出力の画素毎の振幅を最適とする更に別のタイミングチャートを示す。前述した図25はローリングリセットを適用している場合であるが、グローバルリセットを適用している場合についても、サブ露光の出力値が高い画素について画素毎にリセットを挿入しても良い。
図27は、画素毎にアダプティブにリセットを可能とする回路図を示し、図28は、その配線を示す。この場合、測距値取得回路8は、受光素子6に、バッファ9a,9b、リセット用のスイッチング素子21a,21b、セレクタ用のスイッチング素子22a,22bに加え、カラムリセット用のスイッチング素子23a,23b、セレクタ用のスイッチング素子24a,24bが接続されている。図25及び図26に示したシーケンスにおいて、露光制御の制御線を行内で共通とする構成を維持したままで画素毎にリセットするか否かを選択可能となる。SEL線とCRST線を共に「H」とすることで、その画素のみのリセットを行えるので、読み出し中の行のうち振幅が大の画素のみリセットすることができる。
図29は、画素毎にアダプティブにリセット可能とする別の回路図を示し、図30は、その配線を示す。図27の構成で全てのCRST線を同時に「H」とすることで行毎のリセットを行えるので、RST線は冗長となる。即ち、図29では、図27の構成におけるRST線を省いた構成としている。
以上に説明したように本実施形態によれば、次に示す作用効果を得ることができる。
光飛行型測距装置1において、従来の長時間蓄積に相当する基本露光期間を複数のサブ露光期間に分割し、複数のサブ露光期間が1巡する1巡期間内ではサブ露光期間内に蓄積された電荷をリセットせずに保持する。そして、1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量から短時間露光の測距値を取得すると共に、複数回の1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量を積算して長時間露光の測距値を取得することで、1つの画素(同じ画素)から長時間露光の測距値と短時間露光の測距値との両方を取得するようにした。これにより、反射光の受光状況や受光光学系の設計や画素の配置の制約を受けることなく、ダイナミックレンジを拡張することができる。特に自装置及び対象物のうち少なくとも何れかが移動する車載等の場合に好適となる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
車載以外の用途に適用しても良い。
図面中、1は光飛行型測距装置、3は駆動回路(駆動手段)、4は発光素子、5は制御回路(制御手段)、6は受光素子、8は測距値取得回路(測距値取得手段)、11はAD変換回路、14a,14bは変調スイッチ、14cは別の変調スイッチ、15a,15bは蓄積容量、23はアナログ差動信号処理回路、24はアナログメモリ、25は差分計算回路、31はデジタルメモリ、32は差分計算回路である。

Claims (14)

  1. 繰り返し周期を持つパターンで変調された変調光を空間に発光する発光素子(4)と、
    前記発光素子を駆動する駆動手段(3)と、
    変調光が対象物で反射した反射光を含む入射光に応じた電荷を複数の変調スイッチ(14a,14b)により振り分けて複数の蓄積容量(15a,15b)に蓄積する受光素子(6)と、
    前記複数の変調スイッチの駆動を制御する制御手段(5)と、
    前記受光素子によりサンプリングされた値を用いて自装置から対象物までの距離を計算して測距値を取得する測距値取得手段(8)と、を備え、
    前記制御手段は、基本露光期間を複数のサブ露光期間に分割するように前記複数の変調スイッチの駆動を制御し、複数のサブ露光期間が1巡する1巡期間内ではサブ露光期間内に蓄積された電荷をリセットせずに保持し、
    前記測距値取得手段は、1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量から短時間露光の測距値を取得すると共に、複数回の1巡期間内に蓄積された電荷の電荷量を積算して長時間露光の測距値を取得することを特徴とする光飛行型測距装置(1)。
  2. 請求項1に記載した光飛行型測距装置において、
    前記受光素子は、変調光が対象物で反射した反射光を含む入射光に応じた電荷を2つの変調スイッチにより振り分けて2つの蓄積容量に蓄積し、
    前記制御手段は、基本露光期間での基本露光パターンとして、前記2つの変調スイッチのうち一方を駆動する制御信号がHであり且つ他方を駆動する制御信号がLである期間を1と定義すると共に、一方を駆動する制御信号がLであり且つ他方を駆動する制御信号がHである期間を−1と定義し、サブ露光期間でのサブ露光パターンとして、1の期間と−1の期間とが180度位相がずれるように1の期間及び−1の期間をそれぞれn(nは2以上の自然数)分割し、1及び−1の何れでもない期間に0を挿入することを特徴とする光飛行型測距装置。
  3. 請求項2に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、サブ露光パターンにおいて、前記2つの変調スイッチをそれぞれ駆動する制御信号が共にHである期間を設けることで、0を挿入することを特徴とする光飛行型測距装置。
  4. 請求項2に記載した光飛行型測距装置において、
    前記受光素子は、2つの変調スイッチとは別の変調スイッチ(14c)を有し、
    前記制御手段は、サブ露光パターンにおいて、前記2つの変調スイッチをそれぞれ駆動する制御信号が共にLであり且つ前記別の変調スイッチを駆動する制御信号がHである期間を設けることで、0を挿入することを特徴とする光飛行型測距装置。
  5. 請求項2に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、サブ露光パターンにおいて、前記2つの変調スイッチをそれぞれ駆動する制御信号を反転制御し、前記2つの蓄積容量のうち一方に蓄積された電荷を破棄する周期と、前記2つの蓄積容量のうち他方に蓄積された電荷を破棄する周期とを統合することで、0を挿入することを特徴とする光飛行型測距装置。
  6. 請求項2から5の何れか一項に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、サブ露光パターンにおいて、基本露光期間の周期をTとしたときに、1の期間及び−1の期間をそれぞれT/(2n)よりも長くすることを特徴とする光飛行型測距装置。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載した光飛行型測距装置において、
    前記測距値取得手段は、前記受光素子から電荷量を差動で読み出すアナログ差動信号処理回路(23)と、前記アナログ差動信号処理回路の出力値を保持するアナログメモリ(24)と、前記アナログ差動信号処理回路から現在の出力タイミングで出力された現在の出力値と前記アナログ差動信号処理回路から1つ前の出力タイミングで出力されて前記アナログメモリに保持されている1つ前の出力値との差分を計算する差分計算回路(25)と、を有することを特徴とする光飛行型測距装置。
  8. 請求項7に記載した光飛行型測距装置において、
    前記測距値取得手段は、スイッチトキャパシタ回路により実現されていることを特徴とする光飛行型測距装置。
  9. 請求項1から6の何れか一項に記載した光飛行型測距装置において、
    前記測距値取得手段は、前記受光素子から電荷量を差動で読み出してAD変換するAD変換回路(11)と、前記AD変換回路の出力値を保持するデジタルメモリ(31)と、前記AD変換回路から現在の出力タイミングで出力された現在の出力値と前記AD変換回路から1つ前の出力タイミングで出力されて前記デジタルメモリに保持されている1つ前の出力値との差分を計算する差分計算回路(32)と、を有することを特徴とする光飛行型測距装置。
  10. 請求項1から9の何れか一項に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、サブ露光の制御及び複数回のサブ露光を繰り返す長時間露光の制御を共にローリングリセット及びローリング読み出しにより行うことを特徴とする光飛行型測距装置。
  11. 請求項1から9の何れか一項に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、サブ露光の制御及び複数回のサブ露光を繰り返す長時間露光の制御を共にグローバルリセット及びローリング読み出しにより行うことを特徴とする光飛行型測距装置。
  12. 請求項10又は11に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、行単位で読み出したサブ露光の出力値に応じてサブ露光を繰り返して行うか否かを選択することを特徴とする光飛行型測距装置。
  13. 請求項12に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、行単位で読み出したサブ露光の出力値に応じてサブ露光を繰り返して行うか否かを、その行で読み出した値の平均値、最大値及び最小値のうち何れかを用いて決定することを特徴とする光飛行型測距装置。
  14. 請求項10から13の何れか一項に記載した光飛行型測距装置において、
    前記制御手段は、読み出した行のサブ露光の出力値に応じて画素毎にリセットを行うことを特徴とする光飛行型測距装置。
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