JP2016095226A - レーダ信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のV-chirp方式では、クラッタ環境下において目標のピークがクラッタ信号に覆われて目標を検知できない可能性があり、偏波信号処理を施した場合にはクラッタを抑圧できるが、目標が近接した場合は出力レートが低く不利である。これを改善することのできるレーダ信号処理装置を得る。
【解決手段】 レーダ信号処理装置は、探知目標との距離に応じて、V−chirp方式にクラッタ信号の抑圧に有効な偏波信号処理を使い分けることで、目標が近接した場合でも出力レートを低下させることなく、高精度の測距と測速度が可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、レーダの信号処理装置に関する。
従来のLPRF(Low Pulse Repetition Frequency)レーダにおいて、探知距離を延伸するためにチャープパルス圧縮が行われている。チャープパルス圧縮の信号処理方式の1つとして、目標との相対速度が0以外の場合のアップチャープとダウンチャープの測距結果から、目標の相対速度を推定するV−chirp方式が用いられる。V−chirp方式では、アップチャープとダウンチャープに変調したパルスを目標に送信し、目標にて反射した受信信号のパルスから計測される各々の信号レベルがピークとなる距離を用いて、目標との相対距離と相対速度を近似的に算出することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2012−167948号公報
従来のV‐chirp方式では、クラッタ環境下において、信号レベルのピークがクラッタ信号に覆われて、目標を探知できなくなるという問題がある。このクラッタ信号を抑圧するため、特許文献1は水平偏波及び垂直偏波送信パルスにアップチャープ、ダウンチャープの変調をかけ、目標からの反射波を偏波受信し、この受信信号に対して偏波ノッチフィルタを用いた偏波信号処理を行っている。しかしながら、偏波信号処理に必要なデータが揃うのに数フレームを要するため、探知目標が隣接した際の出力レートが低いという課題があった。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、クラッタ抑圧対策として偏波信号処理を用いた場合でも、出力レートを低下させずに、高精度の測距と測速度を行うことを目的とする。
この発明によるレーダ信号処理装置は、周波数が上昇変化するアップチャープの変調をかけた水平偏波信号を送信する水平偏波送信部と、水平偏波送信部から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部と、偏波受信部にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部と、A/D変換部にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部と、特徴量抽出部から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部と、目標が近距離の場合はA/D変換部のディジタル信号と特徴量メモリ部に予め保持した偏波特徴量に基づいて疑似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部から入力したディジタル信号を出力する補正処理部と、補正処理部から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部と、データバッファリング部に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部と、データバッファリング部に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部と、偏波ノッチフィルタ部による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部と、パルス圧縮部によるパルス圧縮後のアップチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部と、周波数が下降変化するダウンチャープの変調をかけた垂直偏波信号を送信する垂直偏波送信部と、垂直偏波送信部から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部と、偏波受信部にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部と、A/D変換部にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部と、特徴量抽出部から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部と、目標が近距離の場合はA/D変換部のディジタル信号と特徴量メモリ部に保持された偏波特徴量に基づいて擬似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部から入力したディジタル信号を出力する補正処理部と、補正処理部から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部と、データバッファリング部に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部と、データバッファリング部に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部と、偏波ノッチフィルタ部による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部と、パルス圧縮部によるパルス圧縮後のダウンチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部と、測距部と測距部によりそれぞれ求められた、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を基に、目標相対距離と相対速度を近似的に求める測距測速度部とを備えたものである。
この発明によれば、探知目標との距離に応じて、V−chirp方式にクラッタ信号の抑圧に有効な偏波信号処理を使い分けることで、目標が近接した場合でも出力レートを低下させることなく、高精度の測距と測速度が可能となる。
実施の形態1によるレーダ信号処理装置の構成を示す図である。 実施の形態1による目標が遠距離にある場合の偏波信号処理動作を示す図である。 実施の形態1による目標が近距離にある場合の偏波信号処理動作を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る実施の形態1によるレーダ信号処理装置の構成を示す図である。図において、実施の形態1のレーダ信号処理装置は、水平偏波送信部101、偏波受信部102、A/D変換部103、特徴量抽出部104、特徴量メモリ部105、補正処理部106、データバッファリング部107、偏波成分解析部108、偏波ノッチフィルタ部109、パルス圧縮部110、測距部111、垂直偏波送信部121、偏波受信部122、A/D変換部123、特徴量抽出部124、特徴量メモリ部125、補正処理部126、データバッファリング部127、偏波成分解析部128、偏波ノッチフィルタ部129、パルス圧縮部130、測距部131、測距測速度部112を備えている。
水平偏波送信部101は、周波数が上昇変化するアップチャープの変調をかけた水平偏波信号を送信する。偏波受信部102は、水平偏波送信部101から送信された目標からの反射波を垂直偏波受信及び水平偏波受信する。A/D変換部103は、偏波受信部102にて偏波受信したアナログ信号をサンプリングし、ディジタル信号に変換し、出力する。特徴量抽出部104は、A/D変換部103にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する。特徴量メモリ部105は、特徴量抽出部104から出力される偏波特徴量を保持する。
特徴量メモリ部105および補正処理部106は、目標との距離により動作が異なる。目標との距離の遠近は、予め外部装置から概算距離が入力され、概算距離が所定の閾値以上であるときに目標との距離が遠いと判断し、概算距離が所定の閾値より小さいときに目標との距離が近いと判断する。
なお、目標との距離の遠近は、レーダ信号処理装置における前回の計測時刻に計測した距離と所定の閾値とを比較して判断してもよい。
特徴量メモリ部105は、目標が近距離の場合には、予め保持した偏波特徴量を補正処理部106に出力する。
補正処理部106は、目標が遠距離の場合は、A/D変換部103から入力したディジタル信号をデータバッファリング部107に出力する。
補正処理部106は、目標が近距離の場合はA/D変換部103から入力したディジタル信号と特徴量メモリ部105に保持された偏波特徴量を用いることで、入力したディジタル信号に対し偏波特徴量を示す波形を重畳する擬似ディジタル信号を推定、生成する。またこの生成した擬似ディジタル信号をデータバッファリング部107に出力する。
データバッファリング部107は、入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信、偏波受信のデータを保持する。偏波成分解析部108は、データバッファリング部107に保持されたレンジビン毎の偏波送信、偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する。偏波ノッチフィルタ部109は、偏波ノッチフィルタを構成し、データバッファリング部107に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する。パルス圧縮部110は、偏波ノッチフィルタ部109による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮する。測距部111は、パルス圧縮部110によるパルス圧縮後のアップチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める。
また、垂直偏波送信部121は、周波数が下降変化するダウンチャープの変調をかけた垂直偏波信号を送信する。偏波受信部122は、垂直偏波送信部121から送信された目標からの反射波を垂直偏波受信及び水平偏波受信する。A/D変換部123は、偏波受信部122にて偏波受信したアナログ信号をサンプリングし、ディジタル信号に変換し、出力する。特徴量抽出部124は、A/D変換部123にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する。特徴量メモリ部125は、特徴量抽出部124から出力される偏波特徴量を保持する。
特徴量メモリ部125および補正処理部126は、目標との距離により動作が異なる。目標との距離の遠近は、予め外部装置から概算距離が入力され、概算距離が所定の閾値以上であるときに目標との距離が遠いと判断し、概算距離が所定の閾値より小さいときに目標との距離が近いと判断する。
なお、目標との距離の遠近は、レーダ信号処理装置における前回の計測時刻に計測した距離と所定の閾値とを比較して判断してもよい。
特徴量メモリ部125は、目標が近距離の場合には、予め保持した偏波特徴量を補正処理部126に出力する。
補正処理部126は、目標が遠距離の場合は、A/D変換部123から入力したディジタル信号をデータバッファリング部127に出力する。
補正処理部126は、目標が近距離の場合は、A/D変換部123から入力したディジタル信号と特徴量メモリ部125に保持された偏波特徴量を用いることで、擬似ディジタル信号を推定、生成する。また、この生成した擬似ディジタル信号をデータバッファリング部127に出力する。
データバッファリング部127は、入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信、偏波受信のデータを保持する。偏波成分解析部128は、データバッファリング部127に保持されたレンジビン毎の偏波送信、偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する。偏波ノッチフィルタ部129は、偏波ノッチフィルタを構成し、データバッファリング部127に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する。パルス圧縮部130は、偏波ノッチフィルタ部129による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮する。測距部131は、パルス圧縮部130によるパルス圧縮後のダウンチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める。
なお、偏波受信部122、A/D変換部123、特徴量抽出部124、特徴量メモリ部125、補正処理部126、データバッファリング部127、偏波成分解析部128、偏波ノッチフィルタ部129、パルス圧縮部130、および測距部131は、それぞれ偏波受信部102、A/D変換部103、特徴量抽出部104、特徴量メモリ部105、補正処理部106、データバッファリング部107、偏波成分解析部108、偏波ノッチフィルタ部109、パルス圧縮部110、および測距部111と同様の回路を用いる。
測距測速度部112は、測距部111と測距部131によりそれぞれ求められた、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を基に、目標相対距離と相対速度を近似的に求める。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
偏波信号処理を適用したV−chirp方式の動作原理については、特許文献1に記載があるため省略する。
図2は、実施の形態1による目標が遠距離にある場合の動作を示す図である。
まず、目標が遠距離にある場合の動作について説明する。図2に示すように、目標が遠距離の場合は、時分割に水平偏波と垂直偏波を交互に送信する。以下では、水平偏波送信信号が目標で反射され、水平偏波受信した信号のことを受信信号HHと呼び、垂直偏波受信した信号のことを受信信号HVと呼ぶことにする。同様に、垂直偏波送信信号が目標で反射され、水平偏波受信した信号のことを受信信号VHと呼び、垂直偏波受信した信号のことを受信信号VVと呼ぶことにする。偏波信号処理では、これら4つの受信信号HH、HV、VH、VVを用いることで偏波信号処理を行う。
水平偏波送信部101は、アップチャープの変調をかけた水平偏波信号を、目標に対して送信する。また、垂直偏波送信部121は、ダウンチャープの変調をかけた水平偏波信号を、目標に対して送信する。水平偏波送信部101と垂直偏波送信部121は時分割に交互に偏波信号を送信するものとする。
偏波受信部102は、水平偏波送信信号に対する目標の反射波を水平偏波受信及び垂直偏波受信する。偏波受信部122は、垂直偏波送信信号に対する目標の反射波を水平偏波受信及び垂直偏波受信する。
A/D変換部103は、偏波受信したアナログ信号(受信信号HH、受信信号HV)をサンプリングし、ディジタル信号にA/D変換して、ビデオ信号を生成し、特徴量抽出部104と補正処理部106へ出力する。ここで、受信信号HHにより生成したビデオ信号をShh、受信信号HVにより生成したビデオ信号をShvと呼ぶ。
A/D変換部123は、偏波受信したアナログ信号(受信信号VH、受信信号VV)をサンプリングし、ディジタル信号にA/D変換して、ビデオ信号を生成し、特徴量抽出部124と補正処理部126へ出力する。ここで、受信信号VHにより生成したビデオ信号をSvh、受信信号VVにより生成したビデオ信号をSvvと呼ぶ。
特徴量抽出部104は、入力したビデオ信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する。特徴量抽出部124は、入力したビデオ信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する。特徴量抽出部104と特徴量抽出部124は、それぞれ入力したビデオ信号を共有する。
前フレームで得られたビデオ信号をSvh(k−1)とSvv(k−1)とし、現フレームで得られたビデオ信号をShv(k)とShh(k)とする。これにより、現フレームで得られる偏波特徴量を以下の式(1)(2)のように表す。
Figure 2016095226
特徴量メモリ部105は、目標が遠距離の場合、入力した偏波特徴量をメモリに保存する。また、特徴量メモリ部105は、目標が遠距離の場合、補正処理部106への出力は行わない。
特徴量メモリ部125は、目標が遠距離の場合、入力した偏波特徴量をメモリに保存する。また、特徴量メモリ部125は、目標が遠距離の場合、補正処理部126への出力は行わない。
補正処理部106は、目標が遠距離の場合、入力したビデオ信号をデータバッファリング部107に出力する。
補正処理部126は、目標が遠距離の場合、入力したビデオ信号をデータバッファリング部127に出力する。
データバッファリング部107は、補正処理部106から出力されるビデオ信号をレンジビン毎に分けて保持する。
データバッファリング部127は、補正処理部126から出力されるビデオ信号をレンジビン毎に分けて保持する。
偏波成分解析部108は、データバッファリング部107のレンジビンに保持されたビデオ信号を用いて、クラッタの共分散行列を推定する。
偏波成分解析部128は、データバッファリング部127のレンジビンに保持されたビデオ信号を用いて、クラッタの共分散行列を推定する。
偏波ノッチフィルタ部109は、クラッタ共分散行列を基に偏波ノッチフィルタを構成し、受信信号のクラッタを抑圧する。
偏波ノッチフィルタ部129は、クラッタ共分散行列を基に偏波ノッチフィルタを構成し、受信信号のクラッタを抑圧する。
パルス圧縮部110は、ビデオ信号を偏波信号処理したものを入力とし、パルス圧縮を行う。
パルス圧縮部130は、ビデオ信号を偏波信号処理したものを入力とし、パルス圧縮を行う。
測距部111は、目標までの初期相対距離からの相関演算のピークの移動距離を求める。
測距部131は、目標までの初期相対距離からの相関演算のピークの移動距離を求める。
測距測速度部112は、測距部111と測距部131で求めた目標までの初期相対距離からの相関演算のピークの移動距離と目標相対速度を用いて、パルス圧縮後のアップチャープ時のピークの距離とダウンチャープ時のピークの距離を近似的に求める。
これにより、時分割にアップチャープとダウンチャープを送信すれば、計測されるアップチャープ時、ダウンチャープ時のピークの距離を用いて、目標相対距離と相対速度を近似的に算出できる。
目標が遠距離の場合は、上述の通り、偏波送信信号を時分割に切り替えることで偏波信号処理が可能であるが、結果を出力するまでに、水平偏波送信と垂直偏波送信を行う必要が有り、当該水平偏波と垂直偏波の送信に2フレーム分の時間を要する。そのため目標が近接している場合には不利である。
このため目標が近接した場合は、目標が遠距離にある場合に適用する偏波信号処理から切り替えて、出力レートの向上を図る。
図3は、実施の形態1による目標が近距離にある場合の動作を示す図である。目標が近距離の場合は、時分割に水平偏波と垂直偏波を交互に送信するのではなく、一方の偏波送信を停止し、他の偏波信号のみを目標に向けて送信する。図3は水平偏波送信のみを繰り返す例を示している。以下、水平偏波送信を行う方法について説明するが、垂直偏波送信を繰り返す方法であってもよい。
目標が近距離の場合は、水平偏波送信部101は、アップチャープの変調をかけた水平偏波信号を、目標に対して送信する。しかし、垂直偏波送信部121は、アップチャープの変調をかけた水平偏波信号を、目標に対して送信しない。すなわち、目標が近距離の場合は、時分割に送信信号を切り替えるのではなく、フレーム毎に水平偏波送信を繰り返す。
偏波受信部102は、水平偏波送信部101からの水平偏波送信信号に対する目標の反射波を水平偏波受信及び垂直偏波受信する。
A/D変換部103は、偏波受信したアナログ信号(受信信号HH、受信信号HV)をサンプリングし、ディジタル信号にA/D変換して、ビデオ信号(Shh、Shv)を生成し、特徴量抽出部104と補正処理部106へ出力する。
特徴量抽出部104は、入力したビデオ信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する。
特徴量メモリ部105は、目標が近距離の場合、メモリに保存している偏波特徴量を補正処理部106に出力する。
補正処理部106は、目標が近距離の場合、A/D変換部103から入力したビデオ信号をデータバッファリング部107に出力する。また、補正処理部106は、特徴量メモリ部105から入力した偏波特徴量とビデオ信号をもとにビデオ信号(Svv、Svh)を推定し、データバッファリング部107に出力する。現フレームのビデオ信号をShv(k)とShh(k)とし、推定ビデオ信号(Svv(k)とSvh(k))を以下の式(3)(4)のように表す。
Figure 2016095226
以降の動作は、目標が遠距離の場合と同様であるが、フレーム毎に偏波送信信号を切り替えず、繰り返し同一の偏波送信を行うため、送信フレーム毎に目標の相対距離と相対速度を算出することができる。
かくして、目標との距離に応じて、V−chirp方式に適用する偏波信号処理を使い分けることで、目標が近接した場合でも出力レートを低下させずに、高精度の測距と測速度を行うことが可能となる。
以上説明した通り、実施の形態1によるレーダ信号処理装置は、周波数が上昇変化するアップチャープの変調をかけた水平偏波信号を送信する水平偏波送信部101と、水平偏波送信部101から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部102と、偏波受信部102にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部103と、A/D変換部103にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部104と、特徴量抽出部104から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部105と、目標が近距離の場合はA/D変換部103のディジタル信号と特徴量メモリ部105に予め保持した偏波特徴量に基づいて疑似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部103から入力したディジタル信号を出力する補正処理部106と、補正処理部106から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部107と、データバッファリング部107に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部108と、データバッファリング部107に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部109と、偏波ノッチフィルタ部109による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部110と、パルス圧縮部110によるパルス圧縮後のアップチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部111と、周波数が下降変化するダウンチャープの変調をかけた垂直偏波信号を送信する垂直偏波送信部121と、垂直偏波送信部121から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部122と、偏波受信部122にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部123と、A/D変換部123にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部124と、特徴量抽出部124から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部125と、目標が近距離の場合はA/D変換部123のディジタル信号と特徴量メモリ部125に保持された偏波特徴量に基づいて擬似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部123から入力したディジタル信号を出力する補正処理部126と、補正処理部126から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部127と、データバッファリング部127に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部128と、データバッファリング部127に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部129と、偏波ノッチフィルタ部129による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部130と、パルス圧縮部130によるパルス圧縮後のダウンチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部131と、測距部111と測距部131によりそれぞれ求められた、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を基に、目標相対距離と相対速度を近似的に求める測距測速度部112とを備えたことを特徴とする。
このように実施の形態1によるレーダ信号処理装置は、探知目標との距離に応じて、V−chirp方式にクラッタ信号の抑圧に有効な偏波信号処理を使い分けることで、目標が近接した場合でも出力レートを低下させることなく、高精度の測距と測速度が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2のレーダ信号処理装置の構成を図4に示す。実施の形態2では、水平偏波送信部141は、ダウンチャープの変調をかけた水平偏波信号を、目標に対して送信する。また、垂直偏波送信部151は、アップチャープの変調をかけた垂直偏波信号を、目標に対して送信する。それ以外の動作は実施の形態1と同様である。
実施の形態2によるレーダ信号処理装置は、周波数が下降変化するダウンチャープの変調をかけた水平偏波信号を送信する水平偏波送信部141と、水平偏波送信部141から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部102と、偏波受信部102にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部103と、A/D変換部103にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部104と、特徴量抽出部104から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部105と、目標が近距離の場合はA/D変換部103のディジタル信号と特徴量メモリ部105に予め保持した偏波特徴量に基づいて疑似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部103から入力したディジタル信号を出力する補正処理部106と、補正処理部106から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部107と、データバッファリング部107に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部108と、データバッファリング部107に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部109と、偏波ノッチフィルタ部109による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部110と、パルス圧縮部110によるパルス圧縮後のダウンチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部111と、周波数が上昇変化するアップチャープの変調をかけた垂直偏波信号を送信する垂直偏波送信部151と、垂直偏波送信部151から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部122と、偏波受信部122にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部123と、A/D変換部123にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部124と、特徴量抽出部124から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部125と、目標が近距離の場合はA/D変換部123のディジタル信号と特徴量メモリ部125に保持された偏波特徴量に基づいて擬似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部123から入力したディジタル信号を出力する補正処理部126と、補正処理部126から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部127と、データバッファリング部127に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部128と、データバッファリング部127に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部129と、偏波ノッチフィルタ部129による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部130と、パルス圧縮部130によるパルス圧縮後のアップチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部131と、測距部111と測距部131によりそれぞれ求められた、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を基に、目標相対距離と相対速度を近似的に求める測距測速度部112とを備えたことを特徴とする。
これにより、実施の形態1と同様、探知目標との距離に応じて、V−chirp方式にクラッタ信号の抑圧に有効な偏波信号処理を使い分けることで、目標が近接した場合でも出力レートを低下させることなく、高精度の測距と測速度が可能となる。
101 水平偏波送信部、102 偏波受信部、103 A/D変換部、104 特徴量抽出部、105 特徴量メモリ部、106 補正処理部、107 データバッファリング部、108 偏波成分解析部、109 偏波ノッチフィルタ部、110 パルス圧縮部、111 測距部、121 垂直偏波送信部、122 偏波受信部、123 A/D変換部、124 特徴量抽出部、125 特徴量メモリ部、126 補正処理部、127 データバッファリング部、128 偏波成分解析部、129 偏波ノッチフィルタ部、130 パルス圧縮部、131 測距部、112 測距測速度部、141 水平偏波送信部、151 垂直偏波送信部。

Claims (2)

  1. 周波数が上昇変化するアップチャープの変調をかけた水平偏波信号を送信する水平偏波送信部と、
    水平偏波送信部から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部と、
    偏波受信部にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部と、
    A/D変換部にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部と、
    特徴量抽出部から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部と、
    目標が近距離の場合はA/D変換部のディジタル信号と特徴量メモリ部に予め保持した偏波特徴量に基づいて疑似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部から入力したディジタル信号を出力する補正処理部と、
    補正処理部から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部と、
    データバッファリング部に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部と、
    データバッファリング部に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部と、
    偏波ノッチフィルタ部による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部と、
    パルス圧縮部によるパルス圧縮後のアップチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部と、
    周波数が下降変化するダウンチャープの変調をかけた垂直偏波信号を送信する垂直偏波送信部と、
    垂直偏波送信部から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部と、
    偏波受信部にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部と、
    A/D変換部にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部と、
    特徴量抽出部から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部と、
    目標が近距離の場合はA/D変換部のディジタル信号と特徴量メモリ部に保持された偏波特徴量に基づいて擬似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部から入力したディジタル信号を出力する補正処理部と、
    補正処理部から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部と、
    データバッファリング部に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部と、
    データバッファリング部に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部と、
    偏波ノッチフィルタ部による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部と、
    パルス圧縮部によるパルス圧縮後のダウンチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部と、
    測距部と測距部によりそれぞれ求められた、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を基に、目標相対距離と相対速度を近似的に求める測距測速度部と
    を備えたレーダ信号処理装置。
  2. 周波数が下降変化するダウンチャープの変調をかけた水平偏波信号を送信する水平偏波送信部と、
    水平偏波送信部から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部と、
    偏波受信部にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部と、
    A/D変換部にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部と、
    特徴量抽出部から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部と、
    目標が近距離の場合はA/D変換部のディジタル信号と特徴量メモリ部に予め保持した偏波特徴量に基づいて疑似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部から入力したディジタル信号を出力する補正処理部と、
    補正処理部から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部と、
    データバッファリング部に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部と、
    データバッファリング部に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部と、
    偏波ノッチフィルタ部による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部と、
    パルス圧縮部によるパルス圧縮後のダウンチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部と、
    周波数が上昇変化するアップチャープの変調をかけた垂直偏波信号を送信する垂直偏波送信部と、
    垂直偏波送信部から送信され、目標で反射された反射波の垂直偏波及び水平偏波を受信する偏波受信部と、
    偏波受信部にて偏波受信したアナログ信号を、ディジタル信号の偏波送信または偏波受信のデータに変換するA/D変換部と、
    A/D変換部にてディジタル信号に変換され、入力したディジタル信号から各偏波受信信号間の信号レベル差を抽出し、偏波特徴量として出力する特徴量抽出部と、
    特徴量抽出部から出力される偏波特徴量を保持する特徴量メモリ部と、
    目標が近距離の場合はA/D変換部のディジタル信号と特徴量メモリ部に保持された偏波特徴量に基づいて擬似ディジタル信号を生成し、目標が遠距離の場合はA/D変換部から入力したディジタル信号を出力する補正処理部と、
    補正処理部から入力したディジタル信号または疑似ディジタル信号における、レンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータを保持するデータバッファリング部と、
    データバッファリング部に保持されたレンジビン毎の偏波送信または偏波受信のデータからクラッタの共分散行列を推定する偏波成分解析部と、
    データバッファリング部に入力されるディジタル信号または疑似ディジタル信号としての受信信号から偏波信号処理によりクラッタ成分を除去する偏波ノッチフィルタ部と、
    偏波ノッチフィルタ部による偏波信号処理後の受信信号をパルス圧縮するパルス圧縮部と、
    パルス圧縮部によるパルス圧縮後のアップチャープ時の、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を求める測距部と、
    測距部と測距部によりそれぞれ求められた、受信信号のパルスから計測される信号レベルがピークとなる距離を基に、目標相対距離と相対速度を近似的に求める測距測速度部と
    を備えたレーダ信号処理装置。
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